JP2014101130A - インモールドラベル容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】インモールドラベルの間隙近傍の割れを防止することができ、把持される容器上部の剛性を高めること。
【解決手段】インモールドラベル容器10は、胴部1と、フランジ部2と、底部4とを備え、胴部1は内周面を形成する射出樹脂部5と、外周面を形成するインモールドラベル6とを有する。胴部1の射出樹脂部5に、上下方向に延びかつ湾曲内面21を有する4本の肉厚部20が設けられ、そのうち1つの肉厚部20は、インモールドラベル6の両端部6a、6b間の間隙6Aに対応して設けられている。各肉厚部20は胴部1の中心1cに対して点対称に配置され、各肉厚部20に対応する円周方向位置の下方に各々スタックリブ8が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、インモールドラベル容器に係り、とりわけ耐衝撃性に優れたインモールドラベル容器に関する。
従来、各種飲料やデザート食品などを密封包装するカップ状容器としては、容器の保形性がよいことからプラスチックの射出成形によるカップ状容器が多く用いられている。更に意匠性と共に、内容物の保存性を高めるため、容器の射出成形の際、アルミニウム箔や蒸着PET、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、MXD6(ポリメタキシリレンアジパミド)などのガスバリヤー性樹脂層を積層したインモールドラベルを用い、このインモールドラベル内面に射出樹脂を射出することにより得られるインモールドラベル容器が知られている。
特開2008−110805号公報 特開2009−7046号公報 特開2003−312678号公報
ところで、インモールドラベル容器のインモールドラベルは両端部を有するとともに、インモールドラベル容器の両端部間に間隙が形成されている。
この場合、インモールドラベルの間隙近傍では、インモールドラベルの端面がノッチ効果となり容器の耐衝撃性が低下して割れが生じ易くなっている。また近年、容器に対して薄肉化の要請があり、この薄肉化によって、よりインモールドラベル容器の耐衝撃性は低下する傾向にある。しかしながら使用環境に耐えるだけの強度を有することが求められており、とりわけラベルの合わせ目の中でも衝撃に弱い容器中央部から容器上部において、その耐衝撃性を高めることが求められている。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、インモールドラベルの間隙近傍における容器の割れを防止することができ、かつ薄肉化された容器について把持される頻度が高い容器上部においてその耐衝撃性を高めることができるインモールドラベル容器を提供することを目的とする。
本発明は、ラベル表面に射出樹脂を射出することにより得られた円筒状のインモールドラベル容器において、胴部と、胴部上端に設けられたフランジ部と、胴部下端に設けられた底部とを備え、胴部は内周面を形成する射出樹脂部と、外周面を形成するとともに両端部間に間隙が形成されたインモールドラベルとを有し、胴部の射出樹脂部に、上下方向に延びかつ湾曲内面を有する複数の肉厚部を設け、少なくとも1つの肉厚部はインモールドラベルの間隙に対応して設けられ、各肉厚部は胴部の中心に対して点対称となるよう配置されていることを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は各肉厚部に対応する円周方向位置下方に、胴部内周面から内方へ突出するスタックリブを設けたことを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、各肉厚部は任意の水平断面において、その円周方向の両端と胴部の中心とを結ぶ2本の直線で形成された角度が一定となっていることを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、各肉厚部は任意の水平断面において、その円周方向の両端と胴部の中心とを結ぶ2本の直線で形成された角度が10°〜20°となることを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、各スタックリブは直上の肉厚部より内方へ突出していることを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、肉厚部およびスタックリブは、胴部内周面に90°の間隙をおいて4個ずつ設けられていることを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、各肉厚部は、フランジ部からスタックリブまで上下方向に延びることを特徴とするインモールドラベル容器である。
以上のように本発明によれば、胴部の射出樹脂部に上下方向に延びかつ湾曲内面を有する複数の肉厚部が設けられ、少なくとも1つの肉厚部はインモールドラベルの間隙に対応して設けられている。このため肉厚部によってインモールドラベルの間隙近傍における割れを防ぐことができ、かつ把持される頻度が高い胴部上部を肉厚部によってその耐衝撃性を高めることができる。
また、各肉厚部は胴部の中心に対して点対称となるよう配置され、各肉厚部に対応する円周方向下方に胴部内周面から内方へ突出するスタックリブが設けられている。このため射出成形金型内で射出樹脂をバランス良く流動させることができ、インモールドラベル容器の成形性を高めることができる。
図1は本実施の形態によるインモールドラベル容器を示す縦断面図。 図2はインモールドラベル容器が含むインモールドラベルの外形を示す展開図。 図3は図1に示すインモールドラベル容器を示す背面図。 図4はインモールドラベル容器に設けられた肉厚部およびスタックリブを示す図。 図5はインモールドラベル容器を示す平面図。 図6は肉厚部とインモールドラベルの間隙との関係を示す図。 図7はインモールドラベル容器の胴部を示す拡大断面図。
発明の実施の形態
以下に、本発明によるインモールドラベル容器の実施の形態について、図1乃至図7を用いて説明する。図1は、インモールドラベル容器を示す縦断面図であり、図2は、インモールドラベル容器が含むインモールドラベルの外形を示す展開図である。また、図3は、図1に示したインモールドラベル容器の背面図であって、インモールドラベルの両端部間に形成された隙間を説明する図である。
また図4はインモールドラベル容器に設けられた肉厚部を示す図であり、図5はインモールドラベル容器を示す平面図であり、図6は肉厚部とインモールドラベルの間隙との関係を示す図であり、図7はインモールドラベル容器の胴部を示す拡大断面図である。
図1乃至図7に示すように、インモールドラベル容器10はインモールドラベル6の表面に射出樹脂5を射出することにより得られた円筒状の容器からなる。すなわちインモールドラベル容器10は胴部1と、胴部1上端に設けられたフランジ部2と、胴部1の下端に設けられた底部4と、底部4の周縁に設けられ下方へ突出する脚部3とを備えている。
このうち、フランジ部2、底部4および脚部3は、射出樹脂を射出成形金型(図示せず)内に射出することにより得られる射出樹脂部5を有する。なお、脚部3は胴部1の延長であってもよく、インモールドラベル6が脚部3まで達していてもよい。
また胴部1は、胴部1の内周面を形成する(内周面側の)射出樹脂部5と、胴部1の外周面を形成する(外周面側の)インモールドラベル6とを有する。
また、胴部1の射出樹脂部5に、上下方向に延びかつ湾曲内面21を有する複数、例えば4本の肉厚部20が設けられ、さらに各肉厚部20の下方にスタックリブ8が設けられている。ここで各肉厚部20の湾曲内面21は射出樹脂部5の内周面に沿って外方へ向かって凸となるよう湾曲している。湾曲内面21の曲率半径は射出樹脂部5の内周面の曲率半径より大きく、例えば射出樹脂部の内周面の曲率半径の2〜100倍となっている。この肉厚部20およびスタックリブ8については後述する。
次に射出樹脂部5を形成する射出樹脂およびインモールドラベル6について説明する。
射出樹脂部5を形成する射出樹脂の材料としては、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂を用いることができる。
次に、インモールドラベル6について図2を参照して説明する。図2に示すようにインモールドラベル6は、扇形状をなしており、インモールドラベル6の両端部6a、6bの上方および下方の角部は小さいR状で面取りがされている。
ラベル6の高さ方向の長さは、図1に示したように、胴部1の上方ではフランジ部2に僅かに突き出し、下方では脚部3の中間部程度まで達することが好ましく、また、インモールドラベル6の円周方向の長さは、図3および図6に示すように、突き合わされる両端部6a、6b同士の間に、幅が0.2〜2.0mm程度の隙間6Aが生じる程度の長さであることが好ましい。このようなインモールドラベル6を形成することにより、図示しない射出成形金型の雌型の所定位置にインモールドラベル6を挿入し真空吸引により固定し、型閉じ後、射出樹脂5を雌型の底部の中心部のゲートから注入した時、インモールドラベル6に重なり部や、めくれ、しわなどの不良を発生することなく、スムーズに射出樹脂5が注入されインモールドラベル6と射出樹脂5とを一体化して成形することができる。
このようなインモールドラベル6は、単層や2層で構成されてもよいが、ガスバリアー層の付与や印刷層の付与の為、3層で構成されることが多い。バリアー性を付与する構成では少なくともガスバリヤー層を含む積層シートで形成するが、意匠性を高めるために一部に絵柄、文字などの印刷層を設けることができる。インモールドラベル6に用いる積層シートの代表的な構成例として、以下のような構成が挙げられる。
(1)(外側)延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)・印刷層/接着剤/延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)・アルミ蒸着層/接着剤/ヒートシール性を有する延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)
(2)(外側)延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)・印刷層/接着剤/延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)・無機酸化物の蒸着層/接着剤/ヒートシール性を有する延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)
(3)(外側)延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)・印刷層/接着剤/アルミ箔(厚み7μm)/接着剤/無延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)
上記のほか、様々な構成を採ることができる。インモールドラベル6はできる限りカールのないことが容器成形の際の歩留りをよくする点で好ましく、そのためには中間層の両面に熱収縮率などが近似したフィルム(同様な材質のフィルム)を積層し、中間層を中心として両側が対称形の層構成とすることが好ましい。また、各フィルムの厚みは、一例を示したものであり、容器の寸法などにより適宜に設定することができる。
インモールドラベル6を構成する前記(1)〜(3)の積層構成において、内側のフィルムは、射出樹脂5と接着されるフィルムであるため、射出樹脂5と同一の材料からなることが好ましい。またガスバリヤー層はアルミ、アルミ蒸着層、無機酸化物の蒸着層であり、蒸着の場合は延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)を蒸着基材として、その表面にアルミまたは、透明な無機酸化物の蒸着層を形成したものである。
例えば、二液反応型のポリウレタン系接着剤は、高分子末端に水酸基を有するポリオール成分とイソシアネート基を有するポリイソシアネート成分を主成分とし、水酸基とイソシアネート基の反応でウレタン結合を形成して硬化するものである。
このような二液反応型のポリウレタン系接着剤のポリオール成分としては、ポリエステルポリオール、ポリエステルポリウレタンポリオール、ポリエーテルポリウレタンポリオールなどを使用することができる。また、ポリイソシアネート成分としては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)、メタン−トリス(イソシアネートフェニル)チオホスフェートなどのイソシアネートモノマーや、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどイソシアネートモノマーをトリメチロールプロパンに付加したウレタンプレポリマー、ヘキサメチレンジイソシアネートビューレット、ヘキサメチレンジイソシアネート及びイソホロンジイソシアネートトリマーなどのイソシアネート変性体などを使用することができる。
一液反応型のポリウレタン系接着剤としては、イソシアネート基を末端にもつプレポリマーポリウレタン接着剤、例えば、ポリエーテルポリオールとジイソシアネートを反応させて得られるポリエーテルポリウレタンポリイソシアネートや、ポリエステルポリオールとジイソシアネートを反応させて得られるポリエステルポリウレタンポリイソシアネートなどを使用することができる。
上述のように、胴部1の射出樹脂部5に、上下方向に延びかつ湾曲内面21を有する複数、例えば4本の肉厚部20が設けられている。
この肉厚部20について図4乃至図7により説明する。
肉厚部20は胴部1の内周面に90°の間隔をおいて4本設けられている。このため、各肉厚部20は胴部1の中心1cに対して点対称となるよう配置されている。
また4つの肉厚部20のうち1つの肉厚部20はインモールドラベル6の間隙6Aに対応して配置され、この肉厚部20によって間隙6Aが覆われている。さらに各肉厚部20に対応する円周方向位置の下方に胴部1の内周面から内方へ突出するスタックリブ8が設けられている。このスタックリブ8は、インモールドラベル容器10を積み重ねてスタックする際、上方に位置するインモールドラベル容器10の脚部3を支持するものである。また各スタックリブ8は、対応する直上の肉厚部20より内方へ突出している。
このように各スタックリブ8は、対応する肉厚部20の下方に設けられている。このためスタックリブ8も肉厚部20と同様、胴部1の内周面に90°の間隔をおいて4個設けられ、スタックリブ8は胴部1の中心1cに対して点対称となるよう配置されている(図5参照)。
図5に示すように、各肉厚部20は、任意の水平断面において、その円周方向の両端20a、20bと、胴部1の中心1cとを結ぶ直線l、l間に角度αが形成される。
肉厚部20はフランジ部2近傍の上端20cからスタックリブ8近傍の下端20dまで上下方向に延びており、各肉厚部20の両端20a、20bと、胴部1の中心1cとを結ぶ直線l、l間に形成された角度αは上端20cから下端20dまで一定となっている。
この場合、肉厚部20の角度αは、上端20cから下端20dまで、一定の値をとり、例えば10°〜20°となっている。
ここで、角度αが10°以下になると、肉厚部20の肉厚が小さくなるため、後述のような強度の補強効果を発揮することはできない。また肉厚部20の両端20a、20b間の長さが短くなるため、インモールドラベル6が射出成形金型内でずれた場合、インモールドラベル6の間隙6Aを肉厚部20により覆うことはむずかしくなる。
他方、角度αが20°以上になると、肉厚部20の肉厚は大きくなり、肉厚部20の両端20a、20b間の長さは長くなり、インモールドラベル6の間隙6Aを肉厚部20により覆うことはできるが、肉厚部20の肉厚が大きくなるため、スタックリブ8が肉厚部20より大きく内方へ突出することはない。このことによりインモールドラベル容器10を積み重ねた場合、上方に位置するインモールドラベル容器10の脚部3が肉厚部20に引掛かってしまうことも考えられる。
このことにより、本実施の形態においては、肉厚部20の角度は10°〜20°に定められている。
ところで、インモールドラベル容器10に対しては薄肉化の要請があり、射出樹脂部5は全体として薄肉化されている(肉厚0.4〜0.6mm、例えば0.5mm)。このため胴部1のうちインモールドラベル6の両端部6a、6b間の間隙6A近傍において、射出樹脂部5の剛性が低下し、このインモールドラベル6の間隙6A近傍において割れが生じることも考えられる。
本実施の形態においては、上述のように少なくとも1つの肉厚部20はインモールドラベル6の間隙6Aに対応する位置に設けられ、この間隙6Aを完全に覆って設けられている(図6参照)。このため、薄肉化されて肉厚が0.4〜0.6mm、例えば0.5mmとなった射出樹脂部5のうち、とりわけインモールドラベル6の間隙6A近傍の射出樹脂部5を、間隙6Aを覆う肉厚部20により強度の補強をすることができる。このため、胴部1の剛性を高めることができ、間隙6A近傍の割れを防止することができる。
また4本の肉厚部20はフランジ部2近傍からスタックリブ8近傍まで上下方向に延びている。一般にインモールドラベル容器10の使用者は、インモールドラベル容器10の上方部を把持する。このため4本の肉厚部20により胴部1の上方部の剛性をより高めることができる。このため、使用者がインモールドラベル容器10を把持する際、インモールドラベル容器10が変形したりゆがむことはなく、使用者は容易かつ確実にインモールドラベル容器10を把持することができる。
次に図4および図5により、肉厚部20とスタックリブ8の配置関係について説明する。
上述のように射出樹脂部5に設けられたスタックリブ8は、胴部1の射出樹脂部5内周面に90°ずつの間隔をおいて配置され、スタックリブ8は対応する肉厚部20の直下に配置されている。またスタックリブ8の突出高さは、対応する肉厚部20よりも大きい。このようにスタックリブ8は対応する肉厚部20の直下に配置され、かつ90°ずつの等間隔をおいて射出樹脂部5内周面に配置されている。このため肉厚部20と別個にスタックリブ8を設けた場合でも、射出成形金型内において射出樹脂をバランス良く流動させることができ、インモールドラベル容器10の成形性を高めることができる。
以上のように本実施の形態によれば、少なくとも1本の肉厚部20はインモールドラベル6の間隙6Aを覆うように設けられているため、射出樹脂部5のうちとりわけ間隙6A近傍の射出樹脂部5の強度補強を図ることができる。また4本の肉厚部20により胴部1の上方部の剛性を高めることができ、インモールドラベル容器10を把持する際、インモールドラベル容器10が変形したりゆがむことはない。さらにスタックリブ8と肉厚部20を射出樹脂部5の内周面に90°ずつの間隔をおいて配置することにより、射出成形金型内において射出樹脂をバランス良く流動させてインモールドラベル容器10の成形性を高めることができる。なお、スタックリブは4個に限らず、何個設けてもよく、分割していなくてもよい。
1 胴部
1c 胴部の中心
2 フランジ部
3 脚部
4 底部
5 射出樹脂部
6 インモールドラベル
6a、6b 両端部
6A 間隙
8 スタックリブ
10 インモールドラベル容器
20 肉厚部
20a、20b 両端
20c 上端
20d 下端
21 湾曲内面
、l 直線
α 角度

Claims (7)

  1. ラベル表面に射出樹脂を射出することにより得られた円筒状のインモールドラベル容器において、
    胴部と、
    胴部上端に設けられたフランジ部と、
    胴部下端に設けられた底部とを備え、
    胴部は内周面を形成する射出樹脂部と、外周面を形成するとともに両端部間に間隙が形成されたインモールドラベルとを有し、
    胴部の射出樹脂部に、上下方向に延びかつ湾曲内面を有する複数の肉厚部を設け、
    少なくとも1つの肉厚部はインモールドラベルの間隙に対応して設けられ、
    各肉厚部は胴部の中心に対して点対称となるよう配置されていることを特徴とするインモールドラベル容器。
  2. 各肉厚部に対応する円周方向位置下方に、胴部内周面から内方へ突出するスタックリブを設けたことを特徴とする請求項1記載のインモールドラベル容器。
  3. 各肉厚部は任意の水平断面において、その円周方向の両端と胴部の中心とを結ぶ2本の直線で形成された角度が一定となっていることを特徴とする請求項1または2記載のインモールドラベル容器。
  4. 各肉厚部は任意の水平断面において、その円周方向の両端と胴部の中心とを結ぶ2本の直線で形成された角度が10°〜20°となることを特徴とする請求項3記載のインモールドラベル容器。
  5. 各スタックリブは直上の肉厚部より内方へ突出していることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか記載のインモールドラベル容器。
  6. 肉厚部およびスタックリブは、胴部内周面に90°の間隙をおいて4個ずつ設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のインモールドラベル容器。
  7. 各肉厚部は、フランジ部からスタックリブまで上下方向に延びることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のインモールドラベル容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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