JP3996326B2 - クロック抽出回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル化された入力信号から当該入力信号に同期したクロックを抽出するためのクロック抽出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク、磁気ディスク等の記録媒体に記録されたデータ信号を復号して再生するためのデータ再生装置では、記録媒体からの再生信号をデータとして識別するために、この再生信号に同期したクロックを当該再生信号から抽出する必要がある。
【0003】
例えばDVDディスクには、RLL(2,10)の変調規則に従って、8/16変調が施されたデータが格納されている。記録チャネルビットをTとするとき、再生データ系列のパルス幅は3T〜11Tとなる。実際の再生データは光ヘッドのMTF特性により、図8に示すとおりアナログ波形となる。このアナログ波形は、A/D変換器によりサンプリングされてディジタル化される。このようにしてディジタル化された再生信号からクロックの抽出がなされる。
【0004】
A/D変換器の出力が2の補数で表されている場合、再生信号に同期したクロックを抽出する方法として、再生データのゼロクロスポイントを用いる手法が挙げられる。この手法では、ゼロクロスポイントと判別された再生信号のサンプル値に比例した位相誤差が算出され、この位相誤差が0となるようにクロック抽出のためのPLL(phase locked loop)が動作する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、光ヘッドに特性劣化やデフォーカスが生じている場合、再生信号が劣化し、ゼロクロスポイントを誤認識する場合が生じる。このような誤認識は、DVDディスクの場合、再生信号のパルス幅が最短(高周波)である3Tの時に生じやすい。
【0006】
図9は、光ディスク装置における劣化した再生信号の一例を示している。図9の例によれば、再生信号の変動パターンが3Tパターンである場合に、本来ゼロクロスポイントと判別されるべきポイントがサンプル値Zt(サイクル79)であるにもかかわらず、従来のクロック抽出回路のクロス検出部は、その次のサンプル値Z(サイクル80)がゼロクロスポイントであるものと誤認識してしまう。このようにして再生信号のゼロクロスポイントが誤認識されると、位相誤差の方向を誤った方向に捉えてしまい、結果としてクロック抽出用のPLLのロックが外れてしまうことがあった。
【0007】
本発明の目的は、クロック抽出回路において誤検出された位相誤差が利用されないようにすることで、PLLのロックが外れないようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るクロック抽出回路は、入力信号の変動パターンがある特定パターン(例えばDVDディスクであれば3Tパターン)を示すことが判明した場合には、例えばゼロクロスポイントの検出信頼性が低いものとみなし、推定された位相誤差がPLLの制御に利用されないような構成を採用したものである。
【0009】
具体的に説明すると、本発明は、クロック信号を生成するためのクロック生成部と、前記クロック信号に対する入力信号の位相誤差を検出するための位相誤差検出部と、前記位相誤差が0となるように前記位相誤差検出部の出力に基づいて前記クロック生成部の発振周波数を制御するための制御部とを備えたクロック抽出回路において、前記位相誤差検出部は、入力信号が予め設定された値をクロスするポイントを表すタイミング信号を生成するためのクロス検出部と、前記タイミング信号に基づいて前記クロック信号に対する前記入力信号の位相誤差を推定するための位相誤差推定部と、前記推定された位相誤差を前記制御部へ出力するか否かを選択するための選択部と、前記入力信号の波形形状そのものから変動パターンを検出し、前記入力信号であるサンプル値が特定の変動パターンを構成する要素であった場合には、前記推定された位相誤差が前記制御部へ出力されないように前記選択部を制御するためのパターン検出部とを有することとしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、DVDディスクの再生系におけるクロック抽出回路への本発明の適用例について説明する。
【0011】
図1は、本発明に係るクロック抽出回路を利用した光ディスク装置における再生系信号処理回路の一例を示している。図1において、10は光(DVD)ディスク、11は光ヘッド、12は再生信号の振幅補正用のAGC回路、13はアナログフィルタ、14はA/D変換器、15は波形補正用のディジタルフィルタ、16は最尤復号器、17は本発明に係るクロック抽出回路である。
【0012】
図1の構成によれば、光ヘッド11より光ディスク10に再生光が照射される。光ヘッド11は、光ディスク10の表面上に形成されているピット列に再生光をトレースさせながら反射光を検出する。反射光はピットの有無によりその位相が変移される。したがって、光ヘッド11は反射光と再生光とを重ね合わせることによってピットの有無に応じて明るさが変わる光を得て、この光をフォトディテクタにより電気信号に変換する。光ヘッド11により得られた再生信号はAGC回路12により増幅され、アナログフィルタ13により波形等化が行われる。アナログフィルタ13の出力はA/D変換器14に供給される。A/D変換器14は、供給されたアナログ信号をディジタル化する。このようにしてディジタル化された再生信号は、ディジタルフィルタ15により所望の再生特性となるように波形補正がなされた後、最尤復号器16により復号データに変換される。また、A/D変換器14でディジタル化された再生信号は、クロック抽出回路17にも入力される。クロック抽出回路17は、この入力信号に同期したクロックを当該入力信号から抽出するものである。クロック抽出回路17の出力クロック(抽出クロック)は、A/D変換器14におけるディジタル化のためのサンプリングクロックとして、またディジタルフィルタ15、最尤復号器16等のディジタル部のシステムクロックとして使用される。
【0013】
図2は、図1中のクロック抽出回路17の構成例を示している。図2において、20は位相誤差検出部、30は制御部、40はクロック生成部である。クロック生成部40は、抽出クロックを供給するように周波数可変のクロック信号を生成する。位相誤差検出部20は、A/D変換器14の出力サンプル値、すなわちディジタル化された再生信号(以下、単に再生信号という。)を入力信号として受け取り、抽出クロックに対する再生信号の位相誤差を検出する。制御部30は、位相誤差検出部20の検出結果に基づいて、当該位相誤差が0となるようにクロック生成部40の発振周波数を制御する。
【0014】
位相誤差検出部20において、21はクロス検出部、22は位相誤差推定部、23はパターン検出部、24は選択部である。クロス検出部21は、再生信号がゼロクロスするポイントを検出する。具体的には、ゼロクロス検出時に1クロックサイクルだけHi(ハイ)レベルの信号がクロス検出部21からタイミング信号として出力される。位相誤差推定部22は、クロス検出部21からHiレベルのタイミング信号が出力された際の再生信号から、抽出クロックに対する当該再生信号の位相誤差を推定する。パターン検出部23は、再生信号の変動パターンを検出するための回路ブロックである。ここではDVDディスクの再生系におけるクロック抽出回路について説明しているので、図2中のパターン検出部23は、再生信号の変動パターンが3Tパターンであるか否かを検出するものとする。また、このパターン検出部23から出力される変動パターン検出信号/3Tは、3Tパターンの検出時にLo(ロー)レベルを、その他の変動パターンの検出時にHiレベルをそれぞれ示すものとする。選択部24は、変動パターン検出信号/3TがHiレベルの場合に位相誤差の推定結果を、変動パターン検出信号/3TがLoレベルの場合に0をそれぞれ選択して、制御部30へ位相誤差検出信号を出力するための回路ブロックである。
【0015】
つまり、図2のクロック抽出回路17では、再生信号の変動パターンが3Tパターンを示すことが判明した場合には、ゼロクロスポイントの検出信頼性が低いものとみなし、位相誤差推定値がPLLの制御に利用されないようになっている。これにより、クロック抽出回路17の安定動作が保証される。
【0016】
以下、図2中のパターン検出部23の第1〜第3の構成例を順次説明する。
【0017】
(第1の構成例)
図9を再び参照すると、従来ゼロクロスポイントの誤認識を生じていた3Tパターンでは、正のサンプル値の連続数(サイクル80及び81)が極端に少なくなっていることが分かる。負のサンプル値の連続数が極端に少なくなった場合も同様である。
【0018】
図3に示したパターン検出部23の第1の構成例は、この原理を用いて3Tパターンの有無を検出するものである。図3において、50はMSB保持部、60は比較部、65は論理回路部である。MSB保持部50は、9個の1ビットラッチ51〜59で構成され、与えられたサンプル値の最上位ビット(2の補数表記における符号ビット)を時系列データとして保持する。比較部60は、4個の9ビットコンパレータ61〜64で構成され、MSB保持部50に格納されたデータと予め設定された変動パターンとをそれぞれ比較する。ここで、4つの設定パターンを「000011111」、「111100000」、「000001111」、「111110000」とする。これは、3Tパターン以外であれば、少なくとも4個の正のサンプル値が連続し、又は少なくとも4個の負のサンプル値が連続するという観点に立ったものである。つまり、3Tパターンであれば、4個の9ビットコンパレータ61〜64のいずれでも一致が成立せず、これらのコンパレータ61〜64の出力が全てLoレベルになる。論理回路部65は、コンパレータ61〜64の出力から上記変動パターン検出信号/3Tを生成するように、4入力ORゲートで構成される。すなわち、3Tパターンであれば、変動パターン検出信号/3TがLoレベルとされる。
【0019】
(第2の構成例)
図4は、図2中のパターン検出部23の他の動作原理を示している。つまり、3Tパターン以外であれば、ゼロクロスポイントと判別されたサンプル値Zに対し、前後にそれぞれ2サンプルだけ離れたポイントのサンプル値は、その絶対値が予め設定された閾値(+側をTH+とし、−側をTH−とする。)の絶対値より大きく、かつ異符号となるのである。
【0020】
図5に示したパターン検出部23の第2の構成例は、この原理を用いて3Tパターンの有無を検出するものである。図5において、70はサンプル保持部、80は比較部、90は論理回路部である。サンプル保持部70は、5個の多ビットラッチ71〜75で構成され、与えられたサンプル値を時系列データとして保持する。比較部80は、4個の多ビットコンパレータ81,82,84,85と、2個の2入力ORゲート83,86とで構成される。このうち、コンパレータ81,82とORゲート83とは、サンプル保持部70の初段ラッチ71に格納されたデータと閾値TH+及びTH−との大小を比較し、当該初段ラッチデータの絶対値が閾値の絶対値より大きい場合にHiレベルの信号を供給する。コンパレータ84,85とORゲート86とは、サンプル保持部70の最終段ラッチ75に格納されたデータと閾値TH+及びTH−との大小を比較し、当該最終段ラッチデータの絶対値が閾値の絶対値より大きい場合にHiレベルの信号を供給する。論理回路部90は、上記変動パターン検出信号/3Tを生成するように、排他的ORゲート91と、3入力ANDゲート92とで構成される。すなわち、比較部80における2個の2入力ORゲート83,86の出力が共にHiレベルであり、かつサンプル保持部70における初段及び最終段ラッチ71,75の各々に格納されたデータが互いに異符号である場合には、図4のとおり3Tパターン以外であるので、変動パターン検出信号/3TがHiレベルとされる。逆に、3Tパターンであれば、変動パターン検出信号/3TがLoレベルとされる。
【0021】
なお、この場合の閾値TH+及びTH−としては、例えば従来の光ディスクの再生系におけるビタビ復号器の閾値を用いることができる。サンプル保持部70に格納されたデータのうち3つ以上のデータと予め設定された閾値との大小を比較してもよい。
【0022】
(第3の構成例)
図6は、図2中のパターン検出部23の更に他の動作原理を示している。つまり、3Tパターン以外であれば、ゼロクロスポイントと判別されたサンプル値Zに対し、前2サンプルの差分値と後ろ2サンプルの差分値とが同符号となるのである。
【0023】
図7に示したパターン検出部23の第3の構成例は、この原理を用いて3Tパターンの有無を検出するものである。図7において、100はサンプル保持部、110は減算部、120はMSB保持部、130は論理回路部である。サンプル保持部100は、2個の多ビットラッチ101,102で構成され、与えられたサンプル値を時系列データとして保持する。減算部110は、サンプル保持部100に格納された2連続データの差分を逐次算出する。MSB保持部120は、3個の1ビットラッチ121〜123で構成され、減算部110の出力の最上位ビット(符号ビット)を時系列データとして保持する。論理回路部130は、MSB保持部120の入出力データから上記変動パターン検出信号/3Tを生成するように、排他的NORゲートで構成される。すなわち、減算部110の出力とMSB保持部の最終段ラッチ123の出力とが同符号である場合には、図6のとおり3Tパターン以外であるので、変動パターン検出信号/3TがHiレベルとされる。逆に、3Tパターンであれば、変動パターン検出信号/3TがLoレベルとされる。
【0024】
以上、DVDディスクの再生系におけるクロック抽出回路への本発明の適用例を説明したが、本発明の適用対象はこれに限定されない。なお、クロック抽出回路の入力信号が2の補数以外の表現によるディジタル信号である場合には、当該入力信号が予め設定された0以外の値をクロスするポイントをもとに位相誤差を検出すればよい。
【0025】
【発明の効果】
以上説明してきたとおり、本発明によれば、入力信号の変動パターンがある特定パターンを示すことが判明した場合には、推定された位相誤差がPLLの制御に利用されないような構成を採用したので、クロック抽出回路の安定動作を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクロック抽出回路を利用した光ディスク装置における再生系信号処理回路の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1中のクロック抽出回路の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2中のパターン検出部の構成例を示す回路図である。
【図4】図2中のパターン検出部の動作原理を説明するための概念図である。
【図5】図4の原理を適用したパターン検出部の構成例を示す回路図である。
【図6】図2中のパターン検出部の他の動作原理を説明するための概念図である。
【図7】図6の原理を適用したパターン検出部の構成例を示す回路図である。
【図8】光ディスクにおける記録データと再生信号の一例を示す波形図である。
【図9】劣化した再生信号の一例を示す波形図である。
【符号の説明】
10 光ディスク
11 光ヘッド
12 AGC回路
13 アナログフィルタ
14 A/D変換器
15 ディジタルフィルタ
16 最尤復号器
17 クロック抽出回路
20 位相誤差検出部
21 クロス検出部
22 位相誤差推定部
23 パターン検出部
24 選択部
30 制御部
40 クロック生成部
50,120 MSB保持部
70,100 サンプル保持部
60,80 比較部
65,90,130 論理回路部
110 減算部

Claims (4)

  1. ディジタル化された入力信号から当該入力信号に同期したクロックを抽出するためのクロック抽出回路であって、
    クロック信号を生成するためのクロック生成部と、
    前記クロック信号に対する前記入力信号の位相誤差を検出するための位相誤差検出部と、
    前記位相誤差が0となるように前記位相誤差検出部の出力に基づいて前記クロック生成部の発振周波数を制御するための制御部とを備え、
    前記位相誤差検出部は、
    前記入力信号が予め設定された値をクロスするポイントを表すタイミング信号を生成するためのクロス検出部と、
    前記タイミング信号に基づいて、前記クロック信号に対する前記入力信号の位相誤差を推定するための位相誤差推定部と、
    前記推定された位相誤差を前記制御部へ出力するか否かを選択するための選択部と、
    前記入力信号の波形形状そのものから変動パターンを検出し、前記入力信号であるサンプル値が特定の変動パターンを構成する要素であった場合には、前記推定された位相誤差が前記制御部へ出力されないように前記選択部を制御するためのパターン検出部とを有することを特徴とするクロック抽出回路。
  2. 請求項1記載のクロック抽出回路において、
    前記パターン検出部は、
    前記入力信号を時系列データとして保持するための保持部と、
    前記保持部に格納されたデータと予め設定された変動パターンとを比較するための比較部と、
    前記入力信号の変動パターンがある特定パターンを示すことが前記比較の結果から判明した場合には、前記推定された位相誤差が前記制御部へ出力されないように前記選択部を制御するための論理回路部とを有することを特徴とするクロック抽出回路。
  3. 請求項1記載のクロック抽出回路において、
    前記パターン検出部は、
    前記入力信号を時系列データとして保持するための保持部と、
    前記保持部に格納されたデータのうち少なくとも2つのデータと予め設定された閾値との大小を比較するための比較部と、
    前記入力信号の変動パターンがある特定パターンを示すことが前記少なくとも2つのデータ及び前記比較の結果から判明した場合には、前記推定された位相誤差が前記制御部へ出力されないように前記選択部を制御するための論理回路部とを有することを特徴とするクロック抽出回路。
  4. 請求項1記載のクロック抽出回路において、
    前記パターン検出部は、
    前記入力信号を時系列データとして保持するための第1の保持部と、
    前記第1の保持部に格納された2連続データの差分を逐次算出するための減算部と、
    前記減算部の出力を時系列データとして保持するための第2の保持部と、
    前記入力信号の変動パターンがある特定パターンを示すことが前記減算部の出力及び前記第2の保持部に格納されたデータから判明した場合には、前記推定された位相誤差が前記制御部へ出力されないように前記選択部を制御するための論理回路部とを有することを特徴とするクロック抽出回路。
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