JP3996233B2 - ロールスタンド設備を操業するための方法およびこの方法を実施するためのロールスタンド - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一つおよび多数の粗圧延ロールスタンドから成り、これらの粗圧延ロールスタンドの後方に結合ローラガングと横方向移送装置とを介して、前記粗圧延ロールスタンドに対して横方向で位置ずれしてコンパクチング圧延群が設けられており、これらのコンパクトなロール群が第一のユニバーサルロールスタンド或いは二重式ロールスタンドと第二のユニバーサルロールスタンド或いは二重式ロールスタンドおよびこれらのロールスタンド間に設けられている据込み中間ロールスタンドとから成り、この場合連続鋳造装置から来る粗形鋼が直接或いは中間貯蔵後上記のロールスタンド設備に供給される様式の、ロールスタンド設備を操業するための方法およびこの方法を実施するためのロールスタンドに関する。
【０００２】
【従来の技術】
このようなロールスタンド設備は一般に、粗圧延ロールスタンドにより圧延力の作用により圧延される被圧延材連続体がコンパクチング圧延群において奇数回通過される間に圧延により変形されるように、運転される。コンパクチング圧延群を経て行なわれるそれぞれ奇数回の通過は、これらの粗圧延ロールスタンドが連続鋳造装置に所属して配設されている場合、粗形鋼を圧延方向と反対方向でこれらの粗圧延ロールスタンド内に導入し、次いでこの被圧延材連続体をその後方端部を先頭にしてコンパクチング圧延群に導入するようにして行うことが既に提案されている。
【０００３】
従って、二つのユニバーサルロールスタンドが上記の様式で配列されている際のコンパクチング圧延群にあっては、例えば四つのメインパスによる圧延にあっては、それぞれ二回当たりの通過を多数回行う必要がある。しかし、一つのパスのみを、或いはこの一つのパスに更に二つパス（即ち奇数のパス）を利用する場合は、コンパクチング圧延群が長時間不必要に占有されることとなる。被圧延材連続体の粗形鋼を供給する連続鋳造装置の仕事率に対するコンパクチング圧延群の占有を適切にすることは、この様式の現代の圧延設備にあっては、この設備の全仕事率にとって重要な要素である。この適切にすることは、ロールスタンド配設の仕事率が常に連続鋳造装置の仕事率よりも僅かに大きくなるように行わなければならない。そのような場合、この適切にすることは、全仕事率にあって連続鋳造装置とロールスタンド設備間の冷間での中間貯蔵の回避を可能にする。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
コンパクチング圧延群の前方に設けられている粗ロールスタンド−大抵は被圧延材連続体を成形するための垂直据込みロールスタンドおよび／または水平据込みロールスタンドである−は後続して設けられているコンパクチング圧延群よりも圧延時間が著しく短いく、従って先ず第一に、上記の仕事率の要件を充足するようにコンパクチング圧延群の仕事率を増大させなけさばならないと言う認識を基礎として、本発明の根底をなす課題は、コンパクチング圧延群内において実際に必要な数の粗成形パスに応じて被圧延材連続体の通過の回数と順序とを最適に定めることの可能性を創造することにより、コンパクチング圧延群の仕事率を増大させることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は本発明により、粗圧延ロールスタンドにより圧延力の作用により圧延された被圧延材連続体を圧延プランによって予め与えられている偶数の或いは奇数のパス数に依存して、コンパクチング圧延群に選択的にいずれか一方の導入側から供給することによって解決される。
【０００６】
公知の方法にあってはイニシアルパスでコンパクチング圧延群の同一側からパス数の選択が決定され、例えば他のパスを造る必要がある場合は、圧延パスの形でか或いは空パスの形でか四つの付加的なパスの使用は避けられなかったが、本発明により方法にあっては、実際の成形の要件に応じて、通過の数を最適に選択することが可能であり、従ってコンパクチング圧延群の仕事率の著しい増大が達せられる。
【０００７】
更に本発明にあっては、上記の方法を実施するためのロールスタンドの特徴は、コンパクチング圧延群に対して同様に位置ずれして、このコンパクチング圧延群の後方に第二の横方向移送装置が設けられており、この横方向移送装置が粗圧延ロールスタンドから第一の横方向移送装置へと連絡している延長部を介して入側で上記の第二の横方向移送装置と結合されていることである。
【０００８】
以下に添付した図面に図示した実施の態様を基として本発明を詳細に説明する。
【０００９】
【発明の実施の態様】
図１から見られるように、公知の圧延設備にあっては、図示していない連続鋳造装置から到来する、同様に図示していない粗形鋼は、矢印Ｅの方向で粗パスＶ１をもって粗圧延ロールスタンドＳＶＧに−この粗圧延ロールスタンドの位置に多数の粗圧延ロールスタンドを設けることができる−導入され、次いで可逆パスＲ１この粗圧延ロールスタンドに導入され、更にそこで粗圧延パスＶ２で粗成形され、次いで元の矢印Ｅの方向で横方向移送装置ＱＴに移送されかつ載置され、この横方向移送装置により横方向に移送され、更に矢印Ｅの方向でユニバーサルロールスタンドＵＧ１、据込み中間ロールスタンドＳＴＺＧとユニバーサルロールスタンドＵＧ２とから成るコンパクチング圧延群内に導入され、このコンパクチング圧延群内でパス１により、次いで可逆パスで、これに引続いてパス３により、即ち全部で三つのパスの後、破線で示した矢印Ａ３の方向で圧延工程を出ることが可能である。被圧延材連続体を更に圧延により成形しようとする場合は、この成形を、次の可逆パスを行ない、更に引続いてパス５を行なった後矢印Ａ５の方向で圧延工程を去らせるようにしてか、もしくは更に可逆パスとパス７を行なった後矢印Ａ５の方向で圧延工程を去らせるようにして行う。
【００１０】
図２に示した同様に公知の圧延設備にあっては、矢印Ｅの方向で粗圧延ロールスタンドＳＶＧに導入される被圧延材連続体の成形作業は、図１に示した実施の形態と同様な方法により、展開される。次いで、粗成形された被圧延材連続体は図１に示した実施の形態と異なり、ローラガングＲに載置されて、平行に間隔をもってコンパクチング圧延群ＵＧ１、ＳＴＺＧ、ＵＧ２の傍らの横方向移送装置ＱＴに供給され、この横方向移送装置に載置された状態で横方向に摺動され、矢印Ｅの方向と反対の方向ＲＥでコンパクチング圧延群に導入され、次いで一つのパス、そして次に可逆パス、即ち全部で二つのパスを行うか、或いはこのパスおよびこの可逆パスと異なるパスおよび可逆パス、即ち全部で四つのパスを行うか或いはこれらのパスおよびこれの可逆パスと異なるパスおよび可逆パス、即ち全部で六つのパスを行って仕上げ圧延を行う。即ち、図１に示した実施の形態にあっては仕上げ圧延のためには奇数のパス列３，５，７が可能であり、図２に示した実施の形態にあっては偶数のパス列２，４，６が可能である。
【００１１】
図３による本発明による構成にあっては、粗圧延ロールスタンド群ＳＶＧおよびコンパクチング圧延群ＵＧ１、ＳＴＺＧ、ＵＧ２に対して横方向に位置ずれされて中間に横方向移送装置ＱＴ１が配設された圧延ラインにあって、この横方向移送装置ＱＴ１の入口に連なって、コンパクチング圧延群ＵＧ１、ＳＴＺＧおよびＵＧ２の傍らをそれらに対して平行に案内されてローラガングＲと、このローラガングＲに連なって第二の横方向移送装置ＱＴ２が設けられている。ここで、この配設により選択的に、図１に示した奇数のパス列と、図２に示した偶数のパス列とを行うことが可能となる。粗圧延された被圧延材連続体は、場合によっては、横方向移送装置ＱＴ１或いは横方向移送装置ＱＴ２とを介してコンパクチング圧延群ＵＧ１、ＳＴＺＧおよびＵＧ２に供給される。これは両横方向移送装置ＱＴ１もしくはＱＴ２に所属しているパス列のスケジュールから明瞭である。
【００１２】
【発明の効果】
本発明による方法およびロールスタンドの構成により、被圧延材連続体の実際の成形の要件に応じて、パス通過の回数を最適に選択することが可能となり、従ってコンパクチング圧延群の仕事率の著しい増大が達せられる。
【００１３】
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】圧延設備の配設をパススケジュールと共に示した概略平面図である。
【００１５】
【図２】圧延設備の他の配設を示した概略平面図である。
【００１６】
【図３】圧延設備の他の配設を示した概略平面図である。
【００１７】
【符号の説明】
１ パス列
２ パス列
３ パス列
４ パス列
５ パス列
６ パス列
７ パス列
Ａ３ 抜出し方向
Ａ５ 抜出し方向
Ａ７ 抜出し方向
ＱＴ 横方向移送装置
ＱＴ１ 第一の横方向移送装置
ＱＴ２ 第二の横方向移送装置
Ｒ ローラガング
ＳＶＧ 粗圧延ロールスタンド
ＵＧ１、ＳＴＺＧ、ＵＧ２ コンパクチング圧延群
Ｖ１ 粗圧延パス
Ｖ２ 粗圧延パス
【発明の属する技術分野】
本発明は、一つおよび多数の粗圧延ロールスタンドから成り、これらの粗圧延ロールスタンドの後方に結合ローラガングと横方向移送装置とを介して、前記粗圧延ロールスタンドに対して横方向で位置ずれしてコンパクチング圧延群が設けられており、これらのコンパクトなロール群が第一のユニバーサルロールスタンド或いは二重式ロールスタンドと第二のユニバーサルロールスタンド或いは二重式ロールスタンドおよびこれらのロールスタンド間に設けられている据込み中間ロールスタンドとから成り、この場合連続鋳造装置から来る粗形鋼が直接或いは中間貯蔵後上記のロールスタンド設備に供給される様式の、ロールスタンド設備を操業するための方法およびこの方法を実施するためのロールスタンドに関する。
【０００２】
【従来の技術】
このようなロールスタンド設備は一般に、粗圧延ロールスタンドにより圧延力の作用により圧延される被圧延材連続体がコンパクチング圧延群において奇数回通過される間に圧延により変形されるように、運転される。コンパクチング圧延群を経て行なわれるそれぞれ奇数回の通過は、これらの粗圧延ロールスタンドが連続鋳造装置に所属して配設されている場合、粗形鋼を圧延方向と反対方向でこれらの粗圧延ロールスタンド内に導入し、次いでこの被圧延材連続体をその後方端部を先頭にしてコンパクチング圧延群に導入するようにして行うことが既に提案されている。
【０００３】
従って、二つのユニバーサルロールスタンドが上記の様式で配列されている際のコンパクチング圧延群にあっては、例えば四つのメインパスによる圧延にあっては、それぞれ二回当たりの通過を多数回行う必要がある。しかし、一つのパスのみを、或いはこの一つのパスに更に二つパス（即ち奇数のパス）を利用する場合は、コンパクチング圧延群が長時間不必要に占有されることとなる。被圧延材連続体の粗形鋼を供給する連続鋳造装置の仕事率に対するコンパクチング圧延群の占有を適切にすることは、この様式の現代の圧延設備にあっては、この設備の全仕事率にとって重要な要素である。この適切にすることは、ロールスタンド配設の仕事率が常に連続鋳造装置の仕事率よりも僅かに大きくなるように行わなければならない。そのような場合、この適切にすることは、全仕事率にあって連続鋳造装置とロールスタンド設備間の冷間での中間貯蔵の回避を可能にする。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
コンパクチング圧延群の前方に設けられている粗ロールスタンド−大抵は被圧延材連続体を成形するための垂直据込みロールスタンドおよび／または水平据込みロールスタンドである−は後続して設けられているコンパクチング圧延群よりも圧延時間が著しく短いく、従って先ず第一に、上記の仕事率の要件を充足するようにコンパクチング圧延群の仕事率を増大させなけさばならないと言う認識を基礎として、本発明の根底をなす課題は、コンパクチング圧延群内において実際に必要な数の粗成形パスに応じて被圧延材連続体の通過の回数と順序とを最適に定めることの可能性を創造することにより、コンパクチング圧延群の仕事率を増大させることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は本発明により、粗圧延ロールスタンドにより圧延力の作用により圧延された被圧延材連続体を圧延プランによって予め与えられている偶数の或いは奇数のパス数に依存して、コンパクチング圧延群に選択的にいずれか一方の導入側から供給することによって解決される。
【０００６】
公知の方法にあってはイニシアルパスでコンパクチング圧延群の同一側からパス数の選択が決定され、例えば他のパスを造る必要がある場合は、圧延パスの形でか或いは空パスの形でか四つの付加的なパスの使用は避けられなかったが、本発明により方法にあっては、実際の成形の要件に応じて、通過の数を最適に選択することが可能であり、従ってコンパクチング圧延群の仕事率の著しい増大が達せられる。
【０００７】
更に本発明にあっては、上記の方法を実施するためのロールスタンドの特徴は、コンパクチング圧延群に対して同様に位置ずれして、このコンパクチング圧延群の後方に第二の横方向移送装置が設けられており、この横方向移送装置が粗圧延ロールスタンドから第一の横方向移送装置へと連絡している延長部を介して入側で上記の第二の横方向移送装置と結合されていることである。
【０００８】
以下に添付した図面に図示した実施の態様を基として本発明を詳細に説明する。
【０００９】
【発明の実施の態様】
図１から見られるように、公知の圧延設備にあっては、図示していない連続鋳造装置から到来する、同様に図示していない粗形鋼は、矢印Ｅの方向で粗パスＶ１をもって粗圧延ロールスタンドＳＶＧに−この粗圧延ロールスタンドの位置に多数の粗圧延ロールスタンドを設けることができる−導入され、次いで可逆パスＲ１この粗圧延ロールスタンドに導入され、更にそこで粗圧延パスＶ２で粗成形され、次いで元の矢印Ｅの方向で横方向移送装置ＱＴに移送されかつ載置され、この横方向移送装置により横方向に移送され、更に矢印Ｅの方向でユニバーサルロールスタンドＵＧ１、据込み中間ロールスタンドＳＴＺＧとユニバーサルロールスタンドＵＧ２とから成るコンパクチング圧延群内に導入され、このコンパクチング圧延群内でパス１により、次いで可逆パスで、これに引続いてパス３により、即ち全部で三つのパスの後、破線で示した矢印Ａ３の方向で圧延工程を出ることが可能である。被圧延材連続体を更に圧延により成形しようとする場合は、この成形を、次の可逆パスを行ない、更に引続いてパス５を行なった後矢印Ａ５の方向で圧延工程を去らせるようにしてか、もしくは更に可逆パスとパス７を行なった後矢印Ａ５の方向で圧延工程を去らせるようにして行う。
【００１０】
図２に示した同様に公知の圧延設備にあっては、矢印Ｅの方向で粗圧延ロールスタンドＳＶＧに導入される被圧延材連続体の成形作業は、図１に示した実施の形態と同様な方法により、展開される。次いで、粗成形された被圧延材連続体は図１に示した実施の形態と異なり、ローラガングＲに載置されて、平行に間隔をもってコンパクチング圧延群ＵＧ１、ＳＴＺＧ、ＵＧ２の傍らの横方向移送装置ＱＴに供給され、この横方向移送装置に載置された状態で横方向に摺動され、矢印Ｅの方向と反対の方向ＲＥでコンパクチング圧延群に導入され、次いで一つのパス、そして次に可逆パス、即ち全部で二つのパスを行うか、或いはこのパスおよびこの可逆パスと異なるパスおよび可逆パス、即ち全部で四つのパスを行うか或いはこれらのパスおよびこれの可逆パスと異なるパスおよび可逆パス、即ち全部で六つのパスを行って仕上げ圧延を行う。即ち、図１に示した実施の形態にあっては仕上げ圧延のためには奇数のパス列３，５，７が可能であり、図２に示した実施の形態にあっては偶数のパス列２，４，６が可能である。
【００１１】
図３による本発明による構成にあっては、粗圧延ロールスタンド群ＳＶＧおよびコンパクチング圧延群ＵＧ１、ＳＴＺＧ、ＵＧ２に対して横方向に位置ずれされて中間に横方向移送装置ＱＴ１が配設された圧延ラインにあって、この横方向移送装置ＱＴ１の入口に連なって、コンパクチング圧延群ＵＧ１、ＳＴＺＧおよびＵＧ２の傍らをそれらに対して平行に案内されてローラガングＲと、このローラガングＲに連なって第二の横方向移送装置ＱＴ２が設けられている。ここで、この配設により選択的に、図１に示した奇数のパス列と、図２に示した偶数のパス列とを行うことが可能となる。粗圧延された被圧延材連続体は、場合によっては、横方向移送装置ＱＴ１或いは横方向移送装置ＱＴ２とを介してコンパクチング圧延群ＵＧ１、ＳＴＺＧおよびＵＧ２に供給される。これは両横方向移送装置ＱＴ１もしくはＱＴ２に所属しているパス列のスケジュールから明瞭である。
【００１２】
【発明の効果】
本発明による方法およびロールスタンドの構成により、被圧延材連続体の実際の成形の要件に応じて、パス通過の回数を最適に選択することが可能となり、従ってコンパクチング圧延群の仕事率の著しい増大が達せられる。
【００１３】
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】圧延設備の配設をパススケジュールと共に示した概略平面図である。
【００１５】
【図２】圧延設備の他の配設を示した概略平面図である。
【００１６】
【図３】圧延設備の他の配設を示した概略平面図である。
【００１７】
【符号の説明】
１ パス列
２ パス列
３ パス列
４ パス列
５ パス列
６ パス列
７ パス列
Ａ３ 抜出し方向
Ａ５ 抜出し方向
Ａ７ 抜出し方向
ＱＴ 横方向移送装置
ＱＴ１ 第一の横方向移送装置
ＱＴ２ 第二の横方向移送装置
Ｒ ローラガング
ＳＶＧ 粗圧延ロールスタンド
ＵＧ１、ＳＴＺＧ、ＵＧ２ コンパクチング圧延群
Ｖ１ 粗圧延パス
Ｖ２ 粗圧延パス
Claims (2)
- 一つおよび多数の粗圧延ロールスタンドから成り、これらの粗圧延ロールスタンドの後方に結合ローラガングと横方向移送装置とを介して、前記粗圧延ロールスタンドに対して横方向で位置ずれしてコンパクチング圧延群が設けられており、これらのコンパクチング圧延群が第一のユニバーサルロールスタンド或いは二重式ロールスタンドと第二のユニバーサルロールスタンド或いは二重式ロールスタンドおよびこれらのロールスタンド間に設けられている据込み中間ロールスタンドとから成り、この場合連続鋳造装置から来る粗形鋼が直接或いは中間貯蔵後上記のロールスタンド設備に供給される様式の、ロールスタンド設備を操業するための方法において、
粗圧延ロールスタンド（ＳＶＧ）により圧延力の作用により圧延された被圧延材連続体を圧延プランによって予め与えられている偶数の或いは奇数のパス数に依存して、コンパクチング圧延群（ＵＧ１、ＳＴＺＧ、ＵＧ２）に選択的にいずれか一方の導入側から供給することを特徴とするロールスタンド設備を操業するための方法。 - 一つおよび多数の粗圧延ロールスタンドから成り、これらの粗圧延ロールスタンドの後方に結合ローラガングと横方向移送装置とを介して、前記粗圧延ロールスタンドに対して横方向で位置ずれしてコンパクチング圧延群が設けられており、これらのコンパクチング圧延群が第一のユニバーサルロールスタンド或いは二重式ロールスタンドと第二のユニバーサルロールスタンド或いは二重式ロールスタンドおよびこれらのロールスタンド間に設けられている据込み中間ロールスタンドとから成り、この場合連続鋳造装置から来る粗形鋼が直接或いは中間貯蔵後上記のロールスタンド設備に供給される様式の、ロールスタンド設備を操業するための方法を実施するためのロールスタンドにおいて、コンパクチング圧延群（ＵＧ１、ＳＴＺＧ、ＵＧ２）の後方にこれらのコンパクチング圧延群に対して同様に位置ずれして他の第二の横方向移送装置（ＱＴ２）が設けられており、この横方向移送装置が粗圧延ロールスタンド（ＳＶＧ）から第一の横方向移送装置（ＱＴ１）へと連らなっているローラガング（Ｒ）による延長部を介して入側でこの第一の横方向移送装置（ＱＴ１）と結合されていることを特徴とするロールスタンド。
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Publications (2)
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP11398197A Expired - Fee Related JP3996233B2 (ja) | 1996-05-08 | 1997-05-01 | ロールスタンド設備を操業するための方法およびこの方法を実施するためのロールスタンド |
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| EP (1) | EP0806252B1 (ja) |
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