JP3995469B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
複数の通信ネットワークを有し、この複数の通信ネットワークに渡り送受信を行う空気調和装置の通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、複数台の装置を備えた空気調和装置のネットワークシステムは、施工性の面から通信配線の本数を少なく出来るシリアル通信を採用し、室外ユニット同士を接続する通信ネットワーク、室外ユニットや、室内ユニット、その他集中制御装置などを結ぶ通信ネットワーク、室内ユニットとリモコンなどとを結ぶ通信ネットワークなど、複数種類の通信ネットワークにより構成されている。
【0003】
そして、この各通信ネットワーク上で行なわれる通信は、送信側の装置では、送信するデータに、送信元のアドレスと、受信先のアドレスを付加して前記通信ネットワークを通じて送信し、この通信ネットワークに接続された、前記送信側の装置を除く装置が、このアドレスを元に、自分宛の通信であるか否かを判断して、前記受信先アドレスに該当する装置のみが、これを受信し、受信側の装置では、前記送信側の装置へ返信するデータに前記受信側の装置のアドレスを送信元アドレスとし、前記送信側の装置のアドレスを受信先アドレスとして、前記通信ネットワークを通じて返信していた。また、この送受信を開始するタイミングとしては、前記通信ネットワーク上の通信を監視し、他の装置からの送信が無い事を認識して送信を開始させていた。
【0004】
そして、上記各通信ネットワークへ接続できる装置は、例えば、室内ユニットとリモコンなどとを結ぶ通信ネットワークでは、室内ユニットおよび、リモコン、一部の集中制御装置のみと限定されており、この通信ネットワークへ、他の集中制御装置や、遠隔監視装置などを接続した場合、通信が正常に行なわれないため、接続することは不可能であるとされていた。
【0005】
また、送信側の装置と、受信側の装置とが同一の通信ネットワーク内に存在していた場合の通信では、この通信ネットワーク内だけでの通信が行なわれ、この通信ネットワーク内のいずれかの装置を経由して、他の通信ネットワークに接続された装置との送受信を行なう場合の通信では、どの装置が、どの通信ネットワークへ接続されているのかが明確となっていなかったため、毎回、前記送信側の装置からの送信データを接続された全通信ネットワークへ送信し、この送信データを中継する装置でも、その装置に接続された全通信ネットワークへ送信して通信を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
遠隔監視サービスなど、電話回線を使用して、遠方からの監視などが行なわれて来ている昨今、定期的に多量の情報を提供する必要が出てきており、通信の高速化が望まれている。
【0007】
これに対し、空気調和装置では、その設置環境などの面から、外来ノイズなどの影響を考慮すると通信速度を上げることは懸念されており、上記遠隔監視サービスなどへ対応した場合、複数の通信ネットワークへ渡る通信の頻度も高くなり、全通信ネットワークへ渡る送信が頻繁に行なわれる様になるため、各通信ネットワークの混雑を招き、通常、各装置間で行なっている送受信の遅れなど、正常な通信の支障となる危険性があることから、情報収集を迅速に行なえ、通常の通信への負担を抑えた新たな通信方法の開発が望まれていた。
【0008】
また、現地でのサービスなどでは、通信配線も屋内では壁の中に埋設され、屋外でもラッキングされてしまい、思う様に前記空気調和装置の運転データを回収し難くなっていることから、いずれの通信ネットワークからでも、前記空気調和装置の運転データを回収可能とする必要もあり、このための対応も望まれていた。
【0009】
そこで、本発明の目的は、複数の通信ネットワークを有し、この複数の通信ネットワークに渡って通信を行う空気調和装置の通信方法において、送信先の装置が接続されている通信ネットワークへの通信経路を選択し、前記通信経路以外の通信ネットワークおよび、この通信経路以外の装置での通信の中継に対する負担を軽減するとともに、いずれの通信ネットワークに前記装置を接続しても他の各装置との通信を行なえることを特徴とする空気調和装置の通信方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、室外ユニットと、複数台の室内ユニットとを冷媒配管で接続して運転し、親装置と子装置との関係を成して通信を行う空気調和装置のネットワークシステムにおいて、複数の通信ポートを有する親装置と、それぞれの通信ポートに接続される複数の通信ネットワークと、それぞれの通信ネットワークに接続された複数の子装置とを備え、前記親装置に接続されたすべての通信ネットワーク上に存在する前記子装置の情報を収録、或いは、当該子装置に接続される他の通信ネットワーク上に存在する他の子装置の情報までも収録可能としたテーブルを設け、いずれかの通信ネットワーク上の子装置から他の通信ネットワーク上に存在する他の子装置に対して、前記子装置のアドレスを送信側アドレスとし、前記他の子装置のアドレスを受信側アドレスとして送信された通信を、前記テーブルに収録された前記子装置の情報より、当該他の子装置が接続された通信ネットワークを選択させて前記通信を行わせたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記親装置に備えた前記テーブルを、少なくとも前記通信ネットワークに関係する子装置の通信アドレスの情報を収録したテーブルとしたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のものにおいて、前記親装置に備えた前記テーブルを、前記通信ネットワーク上を通信される通信データを元に生成したテーブル、あるいは、予め設定されたテーブルの少なくともいずれかのテーブル、かつ、前記通信ネットワーク上を通信される通信データを元に変更可能なテーブルとしたことを特徴とするものである。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3に記載のものにおいて、前記親装置を前記室外ユニット、あるいは、前記室内ユニットの少なくともいずれかの装置としたことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施形態】
以下、図1乃至図5を参照して、本発明による一実施形態について説明する。
【0015】
まず、図1は、例えば、本発明による通信のテーブルを備えたマイクロコンピュータMを搭載し、複数の通信ポートa、b、cを備えた室外ユニット親機1があり、これらの通信ポートに接続された通信ネットワークA、B、Cがあり、通信ネットワークAには、室内ユニット2、3、4が接続され、通信ネットワークBには、室外ユニット子機5、6、7が接続され、通信ネットワークCには、遠隔監視装置8、パソコン9、メンテナンス作業時などにサービス業者が使用するサービスツール10が接続されて、通信を行っている場合を示した概略図である。
【0016】
また、図示はしていないが、室内ユニット2〜4や、室外ユニット子機5〜7なども室外ユニット親機1と同様、複数の通信ポートを備えており、それぞれ各通信ポートに接続された通信ネットワークへつながる装置のアドレスなどの情報を収録したテーブルも備えている。
【0017】
このテーブルは、予め設定され備えられたものとしても、通信により生成されたものとしも構わない。それは、どの通信ポートへ、どの様な装置をつなぐ通信ネットワークを接続するのかが決められていれば、予め、前記テーブルの設定を行なっておく方が、施工などを行なう業者にとって、どの装置をどこへ接続すれば良いのか、と言った混乱が無く親切である。また、特に設定を行なわず、通信により生成されるものとしても、通信を行なう送受信データの形式には、少なくとも送信元のアドレスおよび、受信先のアドレスが盛り込まれており、また、各装置は、送信されてきた送信データが、自分宛の送信データであるか否かの判断を行なうために、全ての送信データを、一旦、受信するため、前記通信ポートに通信ネットワークが接続され、その通信ネットワークにつながれた装置が通信を開始すれば、どのアドレスでどの様な機種の装置が接続されていのか判断ができるため、通信ポートで接続された通信ネットワーク上を送受信される通信を確認することにより、前記テーブルを生成することも可能である。
【0018】
さらに、このテーブルは、マイクロコンピュータMが持つ全通信ポートをまとめた1つのテーブルとしても、各通信ポート毎にまとめたそれぞれのテーブルとしても良い。室外ユニット親機1に備えられたテーブルを、全通信ポートをまとめた1つのテーブルとして、解り易く図に示すと、例えば、図2に示す様に、接続された通信ポート20と、接続された機種21と、アドレス22とを表す一覧表の様なテーブル23となり、また、各通信ポート毎にまとめたそれぞれのテーブルとして、解り易く図に示すと、例えば、図3に示す様に、通信ポートa、b、c毎に接続された機種21および、アドレス22のみを表した一覧表のテーブル24〜26の様になる。
【0019】
そして、例えば、図1の通信ネットワークA内では、室内外ユニット間の通信が行なわれ、通信ネットワークB内では、室外ユニット同士の親子通信が行なわれ、通信ネットワークCでは、遠隔監視装置8や、パソコン9、サービスツール10より状態監視の通信が行なわれている。
【0020】
各通信ネットワークで行なわれている通信は、数十秒の一定時間毎に送受信が行なわれる定期通信や、異常発生時に行なわれる緊急通信、ある装置からのデータ要求と、それに対応したデータ送信などがある。
【0021】
ここで、例えば、通信ネットワークCに接続された遠隔監視装置8が操作されて、室内ユニット2の運転状態を監視するためのデータ要求を行ったとすると、まず、遠隔監視装置8は、図2に示す様に、送信元アドレスを遠隔監視装置8の08とし、受信先アドレスを室内ユニット2の02として、データ要求を意味する種別コード20を付加して送信データを構成し、通信ネットワークCを通じて、室外ユニット親機1へ送信する。
【0022】
この遠隔監視装置8からの送信を受信した室外ユニット親機1は、内蔵されたテーブル23を元に、室内ユニット2が通信ポートaに接続された通信ネットワークAに接続されていることを確認し、遠隔監視装置8から送信されたデータ要求を通信ポートaより通信ネットワークAへ送信する。
【0023】
同様に通信ネットワークCに接続されたパソコン9および、サービスツール10でも遠隔監視装置8からの送信を受信するが、パソコン9および、サービスツール10は、自分が室内ユニット2で無い事を判断するとともに、それぞれに内蔵されたテーブルに室内ユニット2のアドレス02の登録が無いため、通信ネットワークCが接続された通信ポート以外の通信ポートへ、一旦、遠隔監視装置8から送信された送信データを送信する。しかし、通信ネットワークC以外の通信ネットワークは存在せず、もちろん返信も無いことから、遠隔監視装置8から室内ユニット2への送信が行なわれたことは認識するが、これを無視して、室外ユニット親機1への返信あるいは、新たな送信の操作は行なわない。
【0024】
そして、室外ユニット親機1からの送信を受信した室内ユニット2は、送信元アドレスを室内ユニット2の02とし、受信先アドレスをデータ要求を行なった遠隔監視装置8の08とし、送信されたデータ要求の返信を意味する種別コード21と、返信のデータとで返信データを構成して、通信ネットワークAを通じて室外ユニット親機1へ送信する。
【0025】
この時、この通信ネットワークAに接続された室内ユニット3および4は、上記通信ネットワークCの説明と同様、一旦、この室外ユニット親機1からの送信を受信するが、自分宛の送信データで無いことと、この送信データが送信されてきた通信ネットワークA上に、受信先である室内ユニット2が存在することを、内蔵されたテーブルで確認できるため、これを無視する。
【0026】
そして、この通信ネットワークAに接続された室内ユニット2からの返信データが送信された時も同様に、室内ユニット2の返信データは、室内ユニット3および4では無視され、室外ユニット親機1のみが、これを受信し、テーブル23を元に通信ポートcを選択し、通信ネットワークCを通じて、遠隔監視装置8への送信を行ない、通信ネットワークCに接続された遠隔監視装置8と、通信ネットワークAに接続された室内ユニット2との複数の通信ネットワークに渡る通信が、この通信に関係しない通信ネットワークBへの通信を行わずに完了させることが出来る。
【0027】
この様に、各装置に内蔵されたマイクロコンピュータへ、各通信ポートに接続された各通信ネットワークにつながる装置の内容を収録したテーブルを備えることにより、複数の通信ネットワークに渡って行なわれる送受信の通信経路を選択させることが可能となるため、各通信ネットワーク上の通信の混雑を緩和することができ、通信に必要な装置のみが、この通信の中継を行なうため、この通信から外れた装置への負担も軽減することが可能となる。
【0028】
また、例えば、図4に示す様に、図1で示した空気調和装置の室内ユニット2に搭載したマイクロコンピュータmの通信ポートdに、室外ユニット親機1などと通信を行ってる通信ポートeに接続されている通信ネットワークA以外のリモコン11が接続された通信ネットワークDが存在していたとすると、このリモコン11は、通常、室内ユニット2との通信のみを行なっており、室外ユニット親機1に直接接続された通信ネットワークA、B、C上に設けられた装置では無いため、室外ユニット親機1では、内蔵されたテーブル23への登録はおろか、リモコン11の存在も認識出来ていない。
【0029】
この状態で、上記同様、遠隔監視装置8から、このリモコン11の運転状態のデータ要求を行なった場合、遠隔監視装置8から受信先アドレスをリモコン11とした送信データが、通信ネットワークCへ送信されると、この通信ネットワークC上に接続されたパソコン9およびサービスツール10は、上記と同様に、遠隔監視装置8からの送信データを受信し、それぞれに内蔵されたテーブルに登録された情報にリモコン11の登録が無いことを認識し、通信ネットワークCが接続された通信ポート以外の通信ポートより、遠隔監視装置8からの送信データを送信するが、返信が帰って来ないため、遠隔監視装置8の送信データの有無を認識するのみである。
【0030】
室外ユニット親機1もこの遠隔監視装置8からの送信データを受信し、内蔵されたテーブル23で、リモコン11の登録を確認するが、存在しないため、通信ネットワークCが接続された通信ポートc以外の通信ポートaおよびbより通信ネットワークA、Bへ、遠隔監視装置8から送信された送信データを送信する。
【0031】
通信ネットワークBに接続された室外ユニット5〜7は、室外ユニット親機1を経由して送られてきた遠隔監視装置8からの送信データを、一旦は受信するが、上記パソコン9や、サービスツール10と同様に、リモコン11のテーブルへの登録も無く、通信ネットワークB以外の通信ネットワークへ送信しても返信が無いため、遠隔監視装置8からの送信データを認識するのみである。
【0032】
また、通信ネットワークAに接続された室内ユニット3および、4でも同様である。
【0033】
これに対し、通信ネットワークAに接続され、リモコン11が直接接続されている室内ユニット2では、室外ユニット親機1より送信された遠隔監視装置8からのデータ要求信号をリモコン11へ送信し、リモコン11は、遠隔監視装置8からのデータ要求に対応した返信データを生成し、受信先アドレスを遠隔監視装置8の08とし、送信元アドレスをリモコン11の11として、室内ユニット2へ送信する。
【0034】
室内ユニット2は、上記リモコン11より返信された返信データを受信し、通信ネットワークAを通じて、室外ユニット親機1へ返信する。
【0035】
室外ユニット親機1では、通信ネットワークAからリモコン11の返信データが送信されて来たことを確認して、リモコン11が、通信ネットワークAに関係するいずれかの通信ネットワーク上に存在するとして、テーブル23へ、リモコン11のアドレスなどの情報を追加し、また、通信ネットワークAを送信されてきた送信データの受信先が遠隔監視装置8で、テーブル23より通信ネットワークC上に存在することが確認されるため、通信ポートcに接続された通信ネットワークCへ送信し、遠隔監視装置8は、リモコン11からの上記返信データを受信し、上記遠隔監視装置8からリモコン11へのデータ要求の通信が完了する。
【0036】
そして、この遠隔監視装置8と、リモコン11との通信により、室外ユニット親機1では、テーブル23上にリモコン11が、通信ネットワークAに関係する通信ネットワーク上に存在すると登録されたため、これ以降の通信で、室外ユニット親機1を経由して行なわれるリモコン11への通信時には、通信ネットワークBへの送信は行なわれず、通信ネットワークAのみへの通信が行なわれる様になる。
【0037】
以上の様に、室外ユニット親機1を中継して、室外ユニット親機1に直接接続される通信ネットワークで行なわれる通信の例と、室外ユニット親機1に直接接続されない通信ネットワークまでに渡る通信の例とで説明したが、複数の通信ネットワークを接続して、それぞれの通信ネットワークへ渡り行なわれる通信では、その通信の中継を行なう装置内のマイクロコンピュータへ、上記それぞれの通信ネットワークに接続された装置、あるいは、この通信ネットワークに関係した他の通信ネットワークに接続された装置のアドレスなどの情報を収録したテーブルを内蔵することにより、いずれかの装置から送信された送信データに関係する通信ネットワークを選択することが出来るため、この通信に関係しない通信ネットワークおよび、装置へかかる通信の負担が軽減される。
【0038】
次に、例えば、図5に示す様に、室外ユニット親機1に直接接続された通信ネットワークA、B、C上に存在する各装置のうち、遠隔監視装置8が通信ネットワークCから通信ネットワークAに移設された場合、当然の事ながら、通信ネットッワークCに送信元が遠隔監視装置8となる送信データは存在しなくなる。
【0039】
この時、室外ユニット親機1では、通常、上記説明の様に、少なくとも、数十秒間隔の一定時間毎の定期通信を行う様になっており、この一定時間を大きく超えた数分間、通信が途絶えることは有り得無いため、この分単位での時間後に、遠隔監視装置8は、通信ネットワークCから削除されたものと判断、あるいは、前記分単位での時間経過後に、遠隔監視装置8が削除されたことの最終確認として、通信ポートcより、通信ネットワークCへ遠隔監視装置8向けの送信を行ない、それでも、遠隔監視装置8からの返信が無いことを確認し、この遠隔監視装置8の収録内容をテーブル23より削除する。
【0040】
また、通信ネットワークAでは、それまで通信ネットワークA上では存在していなかった遠隔監視装置8の送信元アドレスを持つ通信が存在することになるため、この通信ネットワークA上での遠隔監視装置8の送信元アドレスを持つ通信を確認した後、あるいは、室外ユニット親機1の通信ポートaに接続された通信ネットワークAから受信先を遠隔監視装置8とした送信を行ない、この返信を確認したうえで、前記テーブル23へ登録を行なう。
【0041】
ここで、前記テーブルからの削除および、追加については、上記説明にもある様に、その削除、あるいは、追加された装置への通信を行い確認する方法が、最良の判断であるが、これ以外の方法としては、上記記載の様に少なくとも定期通信が数十秒間隔で行なわれていることから、この定期通信の有無を確認することで、その通信ネットワークへの追加、あるいは、削除されたことを判断できる。
【0042】
この様に、各通信ポートへ接続された通信ネットワークへ直接つながれた装置の存在確認あるいは、前記装置からの送信データを確認することで、それまで存在していた通信ネットワークからの削除、あるいは、通信ネットワークへの新たな装置の追加も認識することができ、上記テーブル23からの削除、あるいは、上記テーブル23への追加を行なうことが可能となり、いずれの通信ネットワークへ装置を接続しても、その後の通信行なうことが可能となる。
【0043】
なお、本実施形態では、複数の通信ポートを有し、この各通信ポートに、それぞれ異なる通信ネットワークを接続して、この通信ネットワーク間に渡り行う通信の中継を行なう装置を室外ユニット親機1として説明したが、前記室外ユニット親機1以外の装置も複数の通信ポートを備えた装置であるため、特にこれに限定されるもので無く、通信ネットワークの構成を変更し、他の装置で中継を行なわせるものとしても構わない。
【0044】
また、上記室外ユニット親機1へ内臓したテーブルをマイクロコンピュータMおよびmに内蔵されたテーブルとして説明したが、これも特にこれに限らず、マイクロコンピュータMおよびm以外に、マイクロコンピュータやメモリを搭載し、これに記憶や処理させるものとしても問題無い。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明により、複数の通信ネットワークを有し、この複数の通信ネットワークに渡って通信を行う装置において、その通信ネットワークに接続された装置を示すテーブルを用意し、このテーブルを元に通信の送信先となる装置が接続されている通信ネットワークへの通信経路を選択し、通信を行わせることにより、他の通信を行わない通信ネットワークおよび、通信を中継する装置への負担を軽減し、上記通信ネットワークに接続された装置の接続が追加、削除など、変更された場合、前記通信ネットワークに送信される送信データの有無より認識し、前記テーブルを書き換えて変更することにより、この変更されたテーブルを元に通信に必要な新たな通信ネットワークを選択し直すことで、いずれの通信ネットワークに装置を接続しても通信を行なわせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の通信ネットワークを備え、通信を行う空気調和装置の概略図である。
【図2】図1の通信ネットワークにおいて、中継を行なう室外ユニット親機1に全通信ネットワークに接続される装置のテーブルを備えさせたことを示す概略図である。
【図3】図1の通信ネットワークにおいて、中継を行なう室外ユニット親機1に各通信ネットワーク毎の複数個のテーブルを備えさせたことを示す概略図である。
【図4】図1の通信ネットワークにおいて、複数の装置を中継して送受信される通信のテーブルを示した概略図である。
【図5】室外ユニット親機1に直接接続された通信ネットワーク内に接続されていた装置が、移設され、テーブルも変更されたことを示す概略図である。
【符号の説明】
1 室外ユニット親機
2 室内ユニット
3 室内ユニット
4 室内ユニット
5 室外ユニット子機
6 室外ユニット子機
7 室外ユニット子機
8 遠隔監視装置
9 パソコン
10 サービスツール
20 テーブルの通信ポート表示
21 テーブルの接続機種表示
22 テーブルの装置アドレス表示
23 全通信ネットワークに接続された装置を示すテーブル
24 通信ネットワークAに接続された装置を示すテーブル
25 通信ネットワークBに接続された装置を示すテーブル
26 通信ネットワークCに接続された装置を示すテーブル

Claims (4)

  1. 室外ユニットと、複数台の室内ユニットとを冷媒配管で接続して運転し、親装置と子装置との関係を成して通信を行う空気調和装置のネットワークシステムにおいて、
    複数の通信ポートを有する親装置と、それぞれの前記通信ポートに接続される複数の通信ネットワークと、それぞれの前記通信ネットワークに接続された複数の子装置とを備え、前記親装置に接続されたすべての通信ネットワーク上に存在する前記子装置の情報を収録、或いは、当該子装置に接続される他の通信ネットワーク上に存在する他の子装置の情報までも収録可能としたテーブルを設け、いずれかの通信ネットワーク上の子装置から他の通信ネットワーク上に存在する他の子装置に対して、前記子装置のアドレスを送信側アドレスとし、前記他の子装置のアドレスを受信側アドレスとして送信された通信を、前記テーブルに収録された前記子装置の情報より、当該他の子装置が接続された通信ネットワークを選択させて前記通信を行わせたことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記親装置に備えた前記テーブルを、前記通信ネットワークに存在する、あるいは、前記通信ネットワークを経由して通信される子装置の通信アドレスの情報を収録したテーブルとしたことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記親装置に備えた前記テーブルを、前記通信ネットワーク上を通信される通信データを元に生成したテーブル、あるいは、予め設定されたテーブルの少なくともいずれかのテーブル、かつ、前記通信ネットワーク上を通信される通信データの元に変更可能なテーブルとしたことを特徴とする請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記親装置を前記室外ユニット、あるいは、前記室内ユニットの少なくともいずれかの装置としたことを特徴とする請求項1乃至3に記載のネットワークシステム。
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