JP3994905B2 - 織機における耳形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに逆方向へ往復動する第1の耳糸用綜絖と第2の耳糸用綜絖との動作に基づいて耳を形成する織機における耳形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
互いに逆方向へ往復動する第1の耳糸用綜絖と第2の耳糸用綜絖との動作に基づいて耳を形成する耳形成装置は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の耳形成装置では、電動モータによって2次元クランク機構を駆動し、2次元クランク機構の駆動によって一対の糸ガイド要素を往復直線運動させるようになっている。2次元クランク機構は、電動モータの出力軸に取り付けられたレバーと、レバーの両端部に連結された一対のリンクとからなる。一対のリンクは、一対の糸ガイド要素に1対1に連結されている。
【0003】
【特許文献1】
特表平10−503563号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
耳糸の開口量が大きいほど、緯糸の緯入れを円滑に行いやすい。特許文献1に開示の装置において最大の耳糸開口量を大きくしようとすると、レバーの回転半径(即ち、レバーの回転中心軸線からレバーとリンクとの連結位置に至る距離)を大きくする必要がある。レバーの回転半径を大きくすると、レバーを回転するために必要なトルクが大きくなり、電動モータに掛かる負荷が増える。これは、電動モータを高速で動作させることを難しくし、織機の高速化の妨げになる。
【0005】
本発明は、織機の高速化を妨げることなく耳糸開口量を大きくすることができる耳形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、互いに逆方向へ往復動する第1の耳糸用綜絖と第2の耳糸用綜絖との動作に基づいて耳を形成する耳形成装置を対象とし、請求項1の発明では、前記第1の耳糸用綜絖を支持し、複数の動力受承孔を列設した撓み変形可能な第1のバンドと、前記第2の耳糸用綜絖を支持し、複数の動力受承孔を列設した撓み変形可能な第2のバンドと、前記第1及び第2のバンドの動力受承孔にそれぞれ噛合する複数の動力伝達歯を有するホイールとを備えた耳形成装置を構成し、前記第1及び第2のバンドの動力受承孔と前記動力伝達歯とを噛合するように、前記第1のバンドと第2のバンドとを撓み変形させた状態で前記ホイールを挟んで対向させた。
【0007】
そして、前記動力伝達歯と前記動力受承孔との噛合位置から離れるにつれて第1のバンドと第2のバンドとを接近させてゆき、次いで前記第1のバンドの一部と第2のバンドの一部とを隣り合わせで平行にするように、前記第1及び第2のバンドを案内する案内手段を備えた耳形成装置を構成した。
【0008】
請求項1の発明では、最大の耳糸開口量は、往復回転されるホイールの片道回転量を増やすことによって大きくすることができる。ホイールを回転させるために必要なトルクは、ホイールの半径を小さくすることによって小さくすることができ、しかも、ホイールと噛合する撓み変形可能なバンドは、その厚みを小さくして軽量にすることができる。軽量のバンドの採用は、ホイールを回転させるために必要なトルクの低減に有効である。
【0009】
請求項2の発明では、請求項1において、前記第1のバンドと前記ホイールとの噛合位置を規制するように前記第1のバンドに接する第1の位置規制体と、前記第1のバンドと前記ホイールとの噛合位置を規制するように前記第2のバンドに接する第2の位置規制体と、前記第1及び第2のバンドを互いに平行に案内する一対の案内溝を有する第3の位置規制体とを備えた前記案内手段を構成し、前記一対の案内溝内の前記第1及び第2のバンドの部分に連結体をそれぞれ止着すると共に、一方の前記連結体に前記第1の耳糸用綜絖を取り付け、他方の前記連結体に前記第2の耳糸用綜絖を取り付けた。
【0010】
第1の位置規制体は、第1のバンドとホイールとの噛合を確実なものとし、第2の位置規制体は、第2のバンドとホイールとの噛合を確実なものとする。第3の位置規制体は、第1のバンドと第2のバンドとを互いに平行状態で逆方向へ往復動するように案内する。第1及び第2のバンドは、第1及び第2のバンドとホイールとの噛合位置から案内溝に至る経路で撓み変形する。
【0011】
請求項3の発明では、請求項2において、前記第1の位置規制体に前記第1のバンドに接するガイド面を設け、前記第2の位置規制体に前記第2のバンドに接するガイド面を設け、前記各ガイド面は、前記ホイール側に向けて凸にして互いに対向させた。
【0012】
凸形状のガイド面は、第1及び第2のバンドとホイールとの噛合位置から案内溝に至る第1及び第2のバンドの撓み変形した形状を適正な形状に整える。
請求項4の発明では、請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記ホイールを電動モータによって駆動するようにした。
【0013】
電動モータは、ホイールを往復回転させるための駆動源として好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を耳形成用開口装置に具体化した第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0015】
図1及び図2に示すように、第1の耳糸用綜絖11及び第2の耳糸用綜絖12は、往復駆動機構13によって互いに逆方向へ上下動される。第1の耳糸用綜絖11と第2の耳糸用綜絖12との移動経路は、上下に延びる互いに平行な往復動経路である。第1の耳糸用綜絖11に通された耳糸14と、第2の耳糸用綜絖12に通された耳糸15とは、緯入れされた緯糸(図示略)を挟んで耳Weを形成する。
【0016】
図3及び図4に示すように、往復駆動機構13を構成するボックス16の内壁161には電動モータ17が装着されている。ボックス16の上部と下部とは、開放している。電動モータ17の出力軸171は、内壁161を貫通してボックス16内に突出されている。出力軸171の軸方向は、緯糸の緯入れ方向に略一致する。出力軸171の突出端部は、ボックス16の外壁162に回転可能に支持されている。ボックス16内において、出力軸171にはホイール18が止着されている。ホイール18の外周には複数の動力伝達歯181が設けられている。
【0017】
図1及び図2に示すように、ボックス16の外壁162の内面には第1の位置規制体19及び第2の位置規制体20が止着されている。第1の位置規制体19と第2の位置規制体20とは、ホイール18を挟んで対向している。ボックス16の外壁162の内面には取り付け体21が止着されている。取り付け体21は、第1の位置規制体19と第2の位置規制体20との間に配置されている。取り付け体21は、第1の位置規制体19と第2の位置規制体20との対向面191,201から離間している。
【0018】
対向面191,201は、ホイール18側に向けて凸のガイド曲面193,203と、ガイド曲面193,203に滑らかに連なるガイド平面194,204とからなる。対向面191,201は、ホイール18側に向けて凸であって互いに対向している。ガイド平面194,204は、上方に向かうにつれて拡開するようにホイール18を挟んで対向しており、ガイド曲面193,203は、上方に向かうにつれて拡開するように取り付け体21を挟んで対向している。ガイド平面194,204は、角度αをなしている。本実施の形態では、ガイド曲面193,203は、円弧曲面である。
【0019】
取り付け体21にはガイドレール22が垂下状態に止着されている。図2(b)に示すように、ガイドレール22には一対の案内溝221,222が背中合わせに形成されている。案内溝221,222は、第1の耳糸用綜絖11と第2の耳糸用綜絖12との往復動経路と平行な方向に延びるように隣り合っている。案内溝221は、織機の前側(図1及び図2において右側が織機の前側、左側が織機の後側)に露出しており、案内溝222は、織機の後側に露出している。
【0020】
案内溝221には撓み変形可能な第1のバンド23の一部が摺動可能に挿入されており、案内溝222には撓み変形可能な第2のバンド24の一部が摺動可能に挿入されている。つまり、案内溝221,222内の第1のバンド23の部分及び第2のバンド24の部分は、第1の耳糸用綜絖11と第2の耳糸用綜絖12との往復動経路と平行に往復動するように隣り合っている。第1のバンド23及び第2のバンド24は、炭素繊維で強化された繊維強化プラスチック製である。
【0021】
第1のバンド23は、撓み変形した状態で取り付け体21と第1の位置規制体19の対向面191との間隙を通って上方へ延びている。第2のバンド24は、撓み変形した状態で取り付け体21と第2の位置規制体20の対向面201との間隙を通って上方へ延びている。さらに、第1のバンド23は、ホイール18と第1の位置規制体19の対向面191との間を通って上方へ延びており、第2のバンド24は、ホイール18と第2の位置規制体20の対向面201との間を通って上方へ延びている。
【0022】
第1のバンド23及び第2のバンド24には複数の動力受承孔231,241が列設されている。動力受承孔231,241には動力伝達歯181が噛合されている。つまり、第1のバンド23と第2のバンド24とは、第1のバンド23と第2のバンド24との動力受承孔231,241と動力伝達歯181とを噛合するように、撓み変形した状態でホイール18を挟んで対向している。
【0023】
第1のバンド23の動力受承孔231と動力伝達歯181との噛合位置において、第1の位置規制体19の対向面191(ガイド平面194)には逃げ溝192が形成されている。第2のバンド24の動力受承孔241と動力伝達歯181との噛合位置において、第2の位置規制体20の対向面201(ガイド平面204)には逃げ溝202が形成されている。第1のバンド23の動力受承孔231に噛合している動力伝達歯181は、逃げ溝192内に入り込んでおり、第2のバンド24の動力受承孔241に噛合している動力伝達歯181は、逃げ溝202内に入り込んでいる。これにより第1の位置規制体19及び第2の位置規制体20と動力伝達歯181とが干渉することはない。
【0024】
なお、以下においては、動力受承孔231,241と動力伝達歯181との噛合位置のことをバンド23,24とホイール18との噛合位置ということもある。
【0025】
第1のバンド23には一対の掛け止めアーム25,26が止着されており、第2のバンド24には一対の掛け止めアーム27,28が止着されている。連結体としての一対の掛け止めアーム25,26には第1の耳糸用綜絖11が掛け止め支持されており、連結体としての一対の掛け止めアーム27,28には第2の耳糸用綜絖12が掛け止め支持されている。つまり、第1のバンド23は、第1の耳糸用綜絖11を支持し、第2のバンド24は、第2の耳糸用綜絖12を支持している。
【0026】
次に、第1の実施の形態の作用を説明する。
電動モータ17の出力軸171は往復回転し、ホイール18が往復回転する。ホイール18の往復回転は、動力伝達歯181と動力受承孔231,241との噛合を介して第1のバンド23及び第2のバンド24に伝達される。これにより、第1のバンド23と第2のバンド24とが案内溝221,222内を互いに逆方向へ上下動する。第1のバンド23は、ガイド面としての対向面191(ガイド曲面193及びガイド平面194)に摺接して往復動し、第2のバンド24は、ガイド面としての対向面201(ガイド曲面203及びガイド平面204)に摺接して往復動する。つまり、第1の位置規制体19は、第1のバンド23とホイール18との噛合位置を規制するように第1のバンド23に接し、第2の位置規制体20は、第2のバンド24とホイール18との噛合位置を規制するように第2のバンド24に接する。
【0027】
第1のバンド23及び第2のバンド24が案内溝221,222内を互いに逆方向へ上下動すると、第1の耳糸用綜絖11及び第2の耳糸用綜絖12は、互いに逆方向へ上下動する。これにより、第1の耳糸用綜絖11に通された耳糸14(図1参照)と、第2の耳糸用綜絖12に通された耳糸15(図1参照)とが緯入れされた緯糸(図示略)を挟んで耳We(図1参照)を形成する。
【0028】
ガイドレール22は、互いに平行に案内する一対の案内溝221,222を有する第3の位置規制体である。第1の位置規制体19、第2の位置規制体20及びガイドレール22は、第1のバンド23及び第2のバンド24を案内する案内手段を構成する。この案内手段は、動力伝達歯181と動力受承孔231,241との噛合位置から離れるにつれて第1のバンド23と第2のバンド24とを接近させてゆく。次いで、案内手段は、第1のバンド23の一部と第2のバンド24の一部とを隣り合わせで平行にするように、第1及び第2のバンド23,24を案内する。
【0029】
第1の実施の形態では以下の効果が得られる。
(1−1)ホイール18を往復回転させると、第1のバンド23と第2のバンド24とが撓み変形した状態で互いに逆方向へ往復動し、第1の耳糸用綜絖11と第2の耳糸用綜絖12とが互いに逆方向へ往復動する。最大の耳糸開口量は、往復回転されるホイール18の片道回転量を増やすことによって適宜に大きくすることができる。ホイール18の片道回転量とは、耳糸用綜絖11,12を往動又は復動の1ストローク分だけ移動させるためのホイール18の回転量のことである。ホイール18を回転させるために必要なトルクは、ホイール18の半径を小さくすることによって小さくすることができ、しかも、ホイール18と噛合する撓み変形可能なバンド23,24は、その厚みを小さくして軽量にすることができる。軽量のバンド23,24の採用は、ホイール18を回転させるために必要なトルクの低減に有効である。
【0030】
(1−2)ホイール18の動力伝達歯181が逃げ溝192,202に入り込んでいる状態では、動力伝達歯181がバンド23,24の動力受承孔231,241に噛合しており、この状態では動力伝達歯181が動力受承孔231,241から外れることはない。逃げ溝192を備えた第1の位置規制体19は、第1のバンド23とホイール18との噛合を確実なものとし、逃げ溝202を備えた第2の位置規制体20は、第2のバンド24とホイール18との噛合を確実なものとする。
【0031】
(1−3)第1のバンド23及び第2のバンド24は、ホイール18との噛合位置から耳糸用綜絖11,12側へ向けて離れるにつれて接近してゆき、次いで隣り合って平行となるように案内される。第1及び第2のバンド23,24の撓み変形部分は、ガイド曲面193,203に摺接し、角度αをなすガイド平面194,204に摺接する第1及び第2のバンド23,24の部分は、直線状態となっている。つまり、第1及び第2のバンド23,24は、第1及び第2のバンド23,24とホイール18との噛合位置から案内溝221,222に至る経路で撓み変形する。
【0032】
第1及び第2のバンド23,24とホイール18との噛合位置から案内溝221,222に至る第1及び第2のバンド23,24の撓み変形した形状は、角度αを適正に選択することによって、適正な形状に整えることができる。ここにおける適正な形状とは、位置規制体19,20とバンド23,24との間の摺動抵抗、及びガイドレール22とバンド23,24との間の摺動抵抗を少なくするための撓み変形形状のことである。
【0033】
(1−4)第1及び第2のバンド23,24とホイール18との噛合位置から案内溝221,222に至る第1及び第2のバンド23,24の撓み変形した形状は、円弧曲面であるガイド曲面193,203の曲率を変えることによって、幾らかなりとも変えることができる。ガイド曲面193,203は、第1及び第2のバンド23,24とホイール18との噛合位置から案内溝221,222に至る第1及び第2のバンド23,24の撓み変形した形状を適正な形状に整えることに寄与する。なお、加工形成の容易な円弧曲面は、ガイド曲面193,203として好適である。
【0034】
(1−5)第1及び第2のバンド23,24とホイール18との噛合位置から上方に向けて拡開してゆくバンド23,24の部分の形状は、直線形状である。このような直線形状は、位置規制体19,20とバンド23,24との間の摺動抵抗、及びガイドレール22とバンド23,24との間の摺動抵抗を少なくする上で有効である。
【0035】
(1−6)一般的に、耳糸用綜絖11,12は、織布形成用の経糸の開口を形成するための綜絖枠のうち、織機前側の綜絖枠を取り外してその空いた空間に配置されるか、あるいは綜絖枠の最後方に配置される。耳糸用綜絖11,12を綜絖枠の前方に配置した場合、織機の前後方向における掛け止めアーム25,26の配置位置と掛け止めアーム27,28の配置位置との間の間隔が大きくなるほど、最後尾の耳糸用綜絖枠の位置が織機の後方側に遠ざかることになる。そのため、最後尾の耳糸用綜絖枠の上下のストローク量が大きくなり、綜絖枠の駆動に不利である。又、耳糸用綜絖11,12を綜絖枠の最後方に配置した場合は、耳糸用綜絖11,12の開口量を大きくする必要があり、大きいトルクのモータが必要となって不利である。
【0036】
炭素繊維で強化された繊維強化プラスチック製のバンド23,24は、撓み変形させることによって、互いに平行なバンド23,24の部分(ガイドレール22の案内溝221,222内における部分)の間隔を小さくすることができる。従って、織機の前後方向における掛け止めアーム25,26の配置位置と掛け止めアーム27,28の配置位置との間の間隔を小さくすることができる。これは、最後尾の耳糸用綜絖枠のストローク量を小さくすることに寄与する。
【0037】
(1−7)第1のバンド23は、金属製の第1の位置規制体19及び金属製のガイドレール22と摺接し、第2のバンド24は、金属製の第2の位置規制体20及び金属製のガイドレール22と摺接する。炭素繊維で強化された繊維強化プラスチックと金属との摺接抵抗は、小さい。炭素繊維で強化された繊維強化プラスチックは、撓み変形可能なバンド23,24の材質として好適である。
【0038】
(1−8)織機駆動モータ(図示略)から独立して種々の耳組織の形成に対応可能な電動モータ17は、ホイール18を往復回転させるための駆動源として好適である。
【0039】
次に、図5の第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
第2の実施の形態の往復駆動機構13Aでは、電動モータ17が補助板32を介してボックス16に装着されている。電動モータ17の出力軸171には駆動歯車29が止着されている。ボックス16の内壁161と外壁162とには支軸30が回転可能に支持されており、支軸30にはホイール18及び被動歯車31が止着されている。駆動歯車29は、被動歯車31に噛合されており、出力軸171の往復回転が駆動歯車29と被動歯車31との噛合を介して支軸30に伝達される。これにより支軸30及びホイール18が一体的に往復回転する。その他の構成は、第1の実施の形態と同じである。
【0040】
駆動歯車29と被動歯車31との歯数比を適宜に選択すれば、増速機構や減速機構を構成することができる。このような構成は、電動モータ17のトルク特性に応じて、増速比や減速比を選択できるという利点をもたらす。
【0041】
次に、図6〜図10の第3の実施の形態を説明する。第1及び第2の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
図6に示すように、第1の耳糸用綜絖11及び第2の耳糸用綜絖12は、往復駆動機構33によって互いに逆方向へ上下動される。図7に示すように、往復駆動機構33を構成するボックス34内には基枠35が支軸36,37を介して回転可能に支持されている。支軸36,37の軸方向は、緯糸の緯入れの方向である。
【0042】
図8(a),(b)に示すように、基枠35内には連結軸38が回転可能に支持されている。連結軸38の軸線は、支軸36,37の軸線と直交する。連結軸38にはT型の連結具39が結合固定されており、連結具39には別の連結軸40が結合固定されている。連結軸38の軸線と連結軸40の軸線とは、直交している。
【0043】
ボックス34の上壁341の上面には電動モータ41が装着されている。電動モータ41の出力軸411は、上壁341を貫通してボックス34内に突出されており、出力軸411の先端部にはアングル部材42が止着されている。アングル部材42には連結軸40が回転可能に連結されている。出力軸411が回転すると、連結軸40が出力軸411の軸線の周りを公転する。連結軸40が出力軸411の軸線の周りを公転すると、連結軸38が支軸36,37の軸線を中心にして揺動する。連結軸38の揺動は、基枠35を介して支軸36,37に伝えられ、支軸36,37が往復回転する。アングル部材42、連結軸40、連結具39、連結軸38、基枠35及び支軸36,37は、3次元クランク機構43を構成する。支軸37は、3次元クランク機構43の往復出力軸となる。
【0044】
図7に示すように、支軸37は、ボックス34の前壁342からボックス34の外部に突出されており、支軸37の突出端部には駆動歯車44が止着されている。ボックス34の前壁342にはカバー45が止着されており、カバー45の前壁451とボックス34の前壁342とには支軸46が回転可能に支持されている。支軸46には被動歯車31及びホイール18が止着されており、被動歯車31には駆動歯車44が噛合されている。駆動歯車44の歯数は、被動歯車31の歯数よりも多くしてある。その他の構成は、第1及び第2の実施の形態と同じである。
【0045】
次に、第3の実施の形態の作用を説明する。
電動モータ41の出力軸411は、一方方向に回転し、出力軸411の一方方向の回転は、3次元クランク機構43によって往復回転運動に変換される。つまり、3次元クランク機構43を構成する支軸37が往復回転する。支軸37が往復回転すると、駆動歯車44が一体的に往復回転し、駆動歯車44の回転が被動歯車31に伝えられる。これにより、支軸46は、支軸37の回転速度よりも大きい回転速度で駆動歯車44の回転方向とは逆方向に往復回転する。支軸46が往復回転すると、ホイール18が一体的に往復回転し、第1のバンド23と第2のバンド24とが互いに逆方向へ往復動する。
【0046】
3次元クランク機構43が図8(a)の配置状態にあるときには、第1のバンド23が鎖線で示す最上動位置にあると共に、第2のバンド24が鎖線で示す最下動位置にある。3次元クランク機構43が図8(b)の配置状態にあるときには、第2のバンド24が鎖線で示す最上動位置にあると共に、第1のバンド23が鎖線で示す最下動位置にある。
【0047】
第3の実施の形態では以下の効果が得られる。
(1−1)図9のグラフにおける曲線E1は、3次元クランク機構43を用い、かつ電動モータ41の回転数を一定とした場合の第1の耳糸用綜絖11の位置変化を示す。図9のグラフにおける横軸θは、織機回転角度を表し、縦軸は、高さ位置を表す。なお、図9において、横軸θとして記載したラインは、織機のワープラインの高さ位置に一致する。3次元クランク機構43を用いた場合の第2の耳糸用綜絖12の位置変化は、横軸θを境にして曲線E1を上下に反転した曲線に似た曲線E2で表される。
【0048】
図9のグラフにおける曲線D1は、従来の2次元クランク機構を用い、かつ電動モータの回転数を一定とした場合の第1の耳糸用綜絖11の位置変化を示す。2次元クランク機構を用いた場合の第2の耳糸用綜絖12の位置変化は、横軸θを境にして曲線D1を上下に反転した曲線に似た曲線D2で表される。
【0049】
図9の例は、1/1の耳組織を形成する例である。つまり、第1の耳糸用綜絖11と第2の耳糸用綜絖12とが織機1回転毎に上下入れ替わる。
曲線E1,E2と曲線D1,D2とを比較すると、3次元クランク機構43を用いた場合の耳糸用綜絖11,12の往復直線運動の死点側における位置変化が小さい範囲(いわゆる停留範囲)は、2次元クランク機構を用いた場合の停留範囲に比べて広くなる。図示の例では、耳糸用綜絖11,12の最上位位置H1と、最上位位置H1に近い高さ位置H2との間の高さ位置範囲に対応する織機回転角度の範囲を停留範囲としている。又、耳糸用綜絖11,12の最下位位置L1と、最下位位置L1に近い高さ位置L2との間の高さ位置範囲に対応する織機回転角度の範囲を停留範囲としている。つまり、図示の例では、3次元クランク機構43を用いた場合の耳糸用綜絖11,12の停留範囲は、(Te1+Te2)や(Te3+Te4)で表され、2次元クランク機構を用いた場合の耳糸用綜絖11,12の停留範囲は、(Td1+Td2)や(Td3+Td4)で表される。
【0050】
即ち、3次元クランク機構43を用いた場合における最大の開口量に近い開口量の耳糸(経糸)開口状態は、2次元クランク機構を用いた場合よりも長く維持することができる。
【0051】
(3−2)特許文献1に開示の装置では、電動モータを往復回転させて2次元クランク機構を駆動しているが、電動モータを短い周期で往復回転させようとすると、電動モータの回転速度を大きくすることが困難である。この困難性は、織機の高速化の妨げとなる。3次元クランク機構43を電動モータ41によって駆動する本実施の形態では、電動モータ41を一方方向にのみ連続して回転すればよく、電動モータ41の回転速度を大きくすることができる。電動モータ41の回転速度を大きくすることができる3次元クランク機構43の採用は、織機の高速化に有利である。
【0052】
(3−3)3次元クランク機構43を用いた本発明では、1/1の耳組織の形成の場合には電動モータ41を加減速させることなく耳糸用綜絖11,12の停留範囲を広くすることができるため、小さいトルクの電動モータ41の採用が可能である。これは、電動モータ41のコストの低減をもたらす。
【0053】
図10のグラフにおける曲線E3は、3次元クランク機構43を用いた場合の第1の耳糸用綜絖11の位置変化を示す。図10のグラフにおける横軸θは、織機回転角度を表し、縦軸は、高さ位置を表す。なお、図10において、横軸θとして記載したラインは、織機のワープラインの高さ位置に一致する。3次元クランク機構43を用いた場合の第2の耳糸用綜絖12の位置変化は、横軸θを境にして曲線E3を上下に反転した曲線に似た曲線E4で表される。
【0054】
図10のグラフにおける曲線D3は、従来の2次元クランク機構を用いた場合の第1の耳糸用綜絖11の位置変化を示す。2次元クランク機構を用いた場合の第2の耳糸用綜絖12の位置変化は、横軸θを境にして曲線D3を上下に反転した曲線に似た曲線D4で表される。
【0055】
図10の例は、2/2の耳組織を形成する例である。つまり、第1の耳糸用綜絖11と第2の耳糸用綜絖12とが織機2回転毎に上下入れ替わる。
2次元クランク機構を用いた場合の2/2耳組織の形成では、曲線D3,D4で示すように、電動モータを往復回転させようとすると電動モータの停止及び急激な加減速が必要である。3次元クランク機構43を用いた場合の2/2耳組織の形成では、曲線E3,E4で示すように、電動モータ41を往復回転させる必要がないために電動モータ41の急激な加減速が不要である。又、電動モータ41を停止及び起動させる場合にも、小さなトルクで済む。
【0056】
さらに、3次元クランク機構43の駆動源として電動モータ41を用いれば、1/3耳組織の形成のような複雑な組織の形成も電動モータ41を急激に加減速させることなく可能である。1/3耳組織の形成では、第1の耳糸用綜絖11と第2の耳糸用綜絖12とは、上下入れ替わった後に織機3回転後に上下入れ替わり、その後の織機1回転後に上下入れ替わる。
【0057】
即ち、織機駆動モータ(図示略)から独立して種々の耳組織の形成に対応可能な電動モータ41は、3次元クランク機構43の駆動源として好適である。
(3−4)支軸46の往復角β〔図8(a)に図示〕が大きいほど、耳糸14,15によって形成される開口の最大開口量が大きくなる。これは、緯糸の緯入れに有利である。3次元クランク機構43では、往復回転する支軸36,37の往復角γ〔図8(a)に図示〕を大きくすることは難しい。駆動歯車44及び被動歯車31からなる増速機構は、3次元クランク機構43からの出力を増速してホイール18に伝える。つまり、駆動歯車44及び被動歯車31からなる増速機構は、支軸46の往復角βを往復角γよりも大きくする。このような増速機構は、3次元クランク機構43の採用において最大開口量を大きくする上で有効である。
【0058】
本発明では以下のような実施の形態も可能である。
(1)前記した実施の形態において、ガイド曲面193,203を円弧曲面以外の曲面にしてもよい。
【0059】
(2)前記した実施の形態において、ガイド曲面193,203を省略してもよい。
(3)第1の位置規制体19及び第2の位置規制体20として、それぞれローラを用いてもよい。この場合、ローラは、バンド23,24とホイール18との噛合位置におけるバンド23,24の部分をホイール18に向けて押さえるように配置するのがよい。しかし、この噛合位置とガイドレール22との間の範囲のバンド23,24の部分にローラを接触させるようにしてもよい。
【0060】
(4)第1のバンド23及び第2のバンド24として、撓み変形可能な帯形状の金属板を用いてもよい。
(5)第1のバンド23と第2のバンド24とをホイール18の上部側の周りで連なるように一体にしてもよい。
【0061】
(6)第3の実施の形態において、3次元クランク機構の代わりに2次元クランク機構を用いてもよい。
(7)第3の実施の形態において、ボックス34をオイルタンクとし、ボックス34内に潤滑油を入れて3次元クランク機構43を潤滑するようにしてもよい。この場合、電動モータ41がボックス34の上側にあるため、電動モータ41の内部に潤滑油が侵入しないようにボックス34を構成することが容易となる。
【0062】
前記した実施の形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
〔1〕請求項3において、前記各ガイド面は、ガイド平面とガイド曲面とからなり、前記第1及び第2のバンドは、前記ガイド平面に接して前記ガイド平面と前記ホイールとの間に挟まれる織機における耳形成装置。
【0063】
〔2〕前記〔1〕項において、前記ガイド曲面は、円弧曲面である織機における耳形成装置。
〔3〕請求項4において、前記電動モータの一方方向への回転を往復運動に変換して前記ホイールを往復回転させるための往復駆動機構を備えている織機における耳形成装置。
【0064】
〔4〕前記〔3〕項において、前記往復駆動機構は、クランク機構を含む織機における耳形成装置。
〔5〕前記〔4〕項において、前記クランク機構は3次元クランク機構である織機における耳形成装置。
【0065】
〔6〕前記〔5〕項において、前記往復駆動機構は、前記3次元クランク機構からの出力を増速して前記ホイールに伝える増速機構を備えている織機における耳形成装置。
【0066】
〔7〕請求項1乃至請求項4及び前記〔1〕項乃至〔6〕項のいずれか1項において、前記第1のバンド及び第2のバンドは、炭素繊維で強化された繊維強化プラスチック製である織機における耳形成装置。
【0067】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明は、織機の高速化を妨げることなく耳糸開口量を大きくすることができる耳形成装置を提供できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す側断面図。
【図2】(a)は、側断面図。(b)は、(a)のA−A線断面図。
【図3】正断面図。
【図4】背断面図。
【図5】第2の実施の形態を示す正断面図。
【図6】第3の実施の形態を示す側断面図。
【図7】正断面図。
【図8】(a),(b)は、要部側断面図。
【図9】耳糸用綜絖の位置変化を示すグラフ。
【図10】耳糸用綜絖の位置変化を示すグラフ。
【符号の説明】
11…第1の耳糸用綜絖。12…第2の耳糸用綜絖。17,41…電動モータ。18…ホイール。181…動力伝達歯。19…案内手段を構成する第1の位置規制体。20…案内手段を構成する第2の位置規制体。191,201…ガイド面としての対向面。193,203…ガイド曲面。194,204…ガイド平面。22…案内手段を構成する第3の位置規制体としてのガイドレール。221,222…案内溝。23…第1のバンド。24…第2のバンド。231,241…動力受承孔。25,26,27,28…連結体としての掛け止めアーム。38,39,40,41…案内手段及び連結手段を構成する掛け止めアーム。We…耳。
Claims (4)
- 互いに逆方向へ往復動する第1の耳糸用綜絖と第2の耳糸用綜絖との動作に基づいて耳を形成する織機における耳形成装置において、
前記第1の耳糸用綜絖を支持し、複数の動力受承孔を列設した撓み変形可能な第1のバンドと、
前記第2の耳糸用綜絖を支持し、複数の動力受承孔を列設した撓み変形可能な第2のバンドと、
前記第1及び第2のバンドの動力受承孔にそれぞれ噛合する複数の動力伝達歯を有するホイールとを備え、
前記第1及び第2のバンドの動力受承孔と前記動力伝達歯とを噛合させるように、前記第1のバンドと第2のバンドとを撓み変形させた状態で前記ホイールを挟んで対向させ、前記動力伝達歯と前記動力受承孔との噛合位置から離れるにつれて第1のバンドと第2のバンドとを接近させてゆき、次いで前記第1のバンドの一部と第2のバンドの一部とを隣り合わせで平行にするように、前記第1及び第2のバンドを案内する案内手段を備えた織機における耳形成装置。 - 前記案内手段は、前記第1のバンドと前記ホイールとの噛合位置を規制するように前記第1のバンドに接する第1の位置規制体と、前記第1のバンドと前記ホイールとの噛合位置を規制するように前記第2のバンドに接する第2の位置規制体と、前記第1及び第2のバンドを互いに平行に案内する一対の案内溝を有する第3の位置規制体とを備え、前記一対の案内溝内の前記第1及び第2のバンドの部分に連結体をそれぞれ止着すると共に、一方の前記連結体に前記第1の耳糸用綜絖を取り付け、他方の前記連結体に前記第2の耳糸用綜絖を取り付けた請求項1に記載の織機における耳形成装置。
- 前記第1の位置規制体は、前記第1のバンドに接するガイド面を有し、前記第2の位置規制体は、前記第2のバンドに接するガイド面を有し、前記各ガイド面は、前記ホイール側に向けて凸であって互いに対向している請求項2に記載の織機における耳形成装置。
- 前記ホイールを電動モータによって駆動するようにした請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の織機における耳形成装置。
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