JP3991273B2 - Fdd装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、FDD装置(フレキシブル・ディスク・ドライブ装置)におけるリード回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は現在、一般に用いられているFDD装置のリード回路のブロック図で、1はリード回路、2はフレキシブル・ディスク・コントローラーである。この従来のFDD装置のリード回路は、通常、図2に例示したように、READ DATAのパルス幅がデータ転送速度によらずに一定である。ここでは、READ DATAパルス間隔BはAの1/2倍、READ DATAパルス幅CはBの1/4としている。
【0003】
従って、データ転送速度をリード回路の仕様以上に速くした場合、例えば4倍にした場合、図3に示したようにREAD DATAのパルス間隔が狭くなり、隣接するREAD DATAパルスが恰も幅の広くなった1つのパルスと見なされてしまい、図1に示すフレキシブル・ディスク・コントローラ2(以下、FDCという。)が、リードエラーを起こしてしまう。
【0004】
したがって、通常このような状態にならないようにデータ転送速度を低くして使用するが、データ転送速度が早いことを要求される場合は、リード回路を速いデータ転送速度に合わせて設計しなおす必要があった。
【0005】
データ転送速度を向上することができれば、処理速度が向上し、付加価値を生む。したがってリード回路を速いデータ転送速度に合わせて設計する場合は、開発コスト、時間を費やさなくてはならない。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−100094号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、データ転送速度をリード回路の仕様以上に速くした場合、従来装置では、READ DATAのパルス間隔が狭くなり、隣接するREAD DATAパルスが恰も1つのパルスと見なされてしまうような場合でも、リードエラーを起こさないようにするFDD装置を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、リード回路とFDC間に後述のリード回路から送出されるREAD DATAパルス間隔が狭くなり、隣接するREAD DATAパルスが恰も一つのパルスとなったことを検出する回路と、その回路の結果に応じてREAD DATAパルス幅を狭くする回路からなるREAD DATAパルス整形回路を設け、前記リード回路のREAD DATA信号を直接FDCに入力させず、READ DATAパルス幅が長い場合には隣接するパルスがくっついてしまったと判断して、パルス幅を狭くして分離、再生してFDCに入力させるようにしたものである。
【0009】
即ち、前記隣接するREAD DATAパルスが恰も1つのパルスとなったことを検出する回路は、パルス幅T1のモノマルチバイブレータ31とその出力の立下り検出回路34、並びにパルス幅T2のモノマルチバイブレータ32とその出力の立下り検出回路35とORゲート36から構成され、前記READ DATAのパルス幅を狭くする回路は、パルス幅T3のモノマルチバイブレータ33で構成し、前記モノマルチバイブレータ31のパルス幅T1とモノマルチバイブレータ33のパルス幅T3はREAD DATAパルスのパルス幅T0より狭く設定され、前記モノマルチバイブレータ32のパルス幅T2はREAD DATAパルスのパルス幅T0より広く設定すると共に、READ DATAパルスが”0”のとき、隣接するREAD DATAパルスが恰も1つのパルスとなったことを検出する回路にリセットがかかり、出力を停止させるように構成して、データ転送速度をリード回路の仕様以上に早くした場合のREAD DATAパルスの相対的な位置関係を整形するようにしたのもである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図4は本発明の実施例を示すもので、1はリード回路、2はFDC、3は本発明において付加したREAD DATAパルス整形回路である。
【0011】
図5は本発明におけるREAD DATAパルス整形回路3の詳細を示すブロック図で、31,32及び33はモノマルチバイブレータ、34及び35は立ち下がり検出回路、36はORゲートである。
【0012】
図6はREAD DATAパルス整形回路3のタイムチャートを示し、モノマルチバイブレータ31,32は、READ DATAパルスの立ち上がりエッジでトリガーがかかり、ワンショット動作をする。モノマルチバイブレータ31のパルス幅(時定数)T1は、READ DATAパルスのパルス幅T0より狭く設定され、モノマルチバイブレータ32のパルス幅(時定数)T2は、READ DATAパルスのパルス幅T0より広く設定されている。この図からわかるように、隣接DATA間隔はT2−T1で与えられるので、適用するデータ転送速度に応じてT1,T2を適切な値に設定することにより、連接READ DATA間隔を正しく復元することが出来る。また、これら回路は、READ DATAパルスが”0”のときにはリセットがかかる。
【0013】
立ち下がり検出回路34,35モノマルチバイブレータ31,32の出力の立下りを検出して、パルスを出力する。この回路は、READ DATAパルスが”0”のときにはリセットがかかり、パルスを出力しない。
【0014】
モノマルチバイブレータ33は、立ち下り検出回路34または35の出力の立ち下りエッジをトリガーとして動作し、そのパルス幅(時定数)T3はREAD DATAのパルス幅T0より狭く設定されている。
【0015】
通常の幅のREAD DATAパルスの場合、パルスが立ち上がると、モノマルチバイブレータ31とモノマルチバイブレータ32にトリガーがかかり、ワンショット動作をする。モノマルチバイブレータ31の時定数T1はREAD DATAパルスの幅より狭いので、立ち下り検出回路34が動作しパルスを発生させ、ORゲート36を通してモノマルチバイブレータ33にトリガーをかける。
【0016】
これにより、入力されたREAD DATAパルスより狭いパルスがT3の間出力される。READ DATAパルス幅T0はモノマルチバイブレータ32の時定数T2よりも狭いため、立ち下り検出回路35にはリセットがかかり、こちら側の回路からはパルスが発生しない。
【0017】
幅の広くなったREAD DATAパルスの場合、パルスが立ち上がると、モノマルチバイブレータ31、モノマルチバイブレータ32にトリガーがかかり、ワンショット動作をする。モノマルチバイブレータ31の時定数T1はREAD DATAパルスの幅より狭いので、立ち下り検出回路34が動作し、パルスを発生させ、ORゲート36を通してモノマルチバイブレータ33にトリガーをかける。
【0018】
これにより、入力されたREAD DATAパルスより狭いパルスが出力される。また、モノマルチバイブレータ32の時定数T2もREAD DATAパルスの幅より狭いので、立ち下がり検出回路35が動作し、パルスを発生させ、ORゲート36を通してモノマルチバイブレータ33にトリガーをかける。これにより、1つの幅の広いREAD DATAパルスから2つのパルスが出力される。
【0019】
図7は、本発明により、図3の状態のREAD DATAパルス列が、分離、再生された例を示すものである。パルス幅DはCより狭くなっており、リードエラーを生じない。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来リード回路の仕様以上に転送速度を速くするとリードエラーが発生していたものが、リードエラーを起こさなくなった。これにより、新規にリード回路(IC)の開発が必要であった速い転送速度の場合にも従来の回路が流用できるため、開発コストの低減・開発時間の短縮が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のFDDにおけるリード回路のブロック図。
【図2】従来のFDDにおける通常のデータ転送速度の場合のREAD DATAパルス列。
【図3】従来のFDDにおける速いデータ転送速度の場合のREAD DATAパルス列。
【図4】本発明によるブロック図。
【図5】本発明にかかるREAD DATAパルス整形回路のブロック図。
【図6】READ DATAパルス整形回路のタイムチャート。
【図7】本発明により図3のパルスが分離、再生された例。
【符号の説明】
1 リード回路
2 フレキシブル・ディスク・コントローラー
3 READ DATAパルス整形回路
31,32,33 モノマルチ・バイブレータ
34,35 立ち下り検出回路
36 ORゲート
Claims (1)
- リード回路とフレキシブル・ディスク・コントローラ間に前記リード回路から送出されるREAD DATAのパルス間隔が狭くなり、隣接するREAD DATAパルスが恰も1つのパルスとなったことを検出する回路と、その検出回路の結果に応じてREAD DATAパルス幅を狭くする回路から成るREAD DATAパルス整形回路を設け、前記隣接するREAD DATAパルスが恰も1つのパルスとなったことを検出する回路は、パルス幅T1のモノマルチバイブレータ(31)とその出力の立下り検出回路(34)、並びにパルス幅T2のモノマルチバイブレータ(32)とその出力の立下り検出回路(35)とORゲート(36)から構成され、前記READ DATAのパルス幅を狭くする回路は、パルス幅T3のモノマルチバイブレータ(33)で構成し、前記モノマルチバイブレータ31のパルス幅T1とモノマルチバイブレータ33のパルス幅T3はREAD DATAパルスのパルス幅T0より狭く設定され、前記モノマルチバイブレータ32のパルス幅T2はREAD DATAパルスのパルス幅T0より広く設定すると共に、READ DATAパルスが”0”のとき、隣接するREAD DATAパルスが恰も1つのパルスとなったことを検出する回路にリセットがかかり、出力を停止させるように構成して、データ転送速度をリード回路の仕様以上に早くした場合のREAD DATAパルスの相対的な位置関係を整形することを特徴とするFDD装置。
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JP2004253053A JP2004253053A (ja) | 2004-09-09 |
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