JP3989597B2 - アンプル供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、収納容器内にランダムに収納されたアンプルやバイアル等の注射薬を処方箋の指示に従って供給するアンプル供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
収納容器内にランダムな状態でアンプルを保管し、必要に応じてアンプルを取り出して供給するアンプル供給装置が、例えば特開平7−300237号公報、特開平8−230826号公報、特開平8−225140号公報などから公知である。
【0003】
第1の公報の物品格納装置は、ランダム状態に収納容器内に収納したアンプルを底部に没入している上面が凹面で溝を有するヘッドをシリンダロッドで突き上げて上面に乗っているアンプルを上方に持上げ、吸引式の吸着部で吸着してコンベアへ移載するという方式のものである。
【0004】
第2の公報の薬剤供給容器は、アンプルをランダム状に収納する収納容器内に仕切板を左右自在に移動するように設けて仕切板で仕切られた2つの収納室の容積を可変とし、各室に上部に受部材を有する突上ロッドを設け、受部材を所定高さ持上げると受部材の傾斜に接続する搬送ラインに接続されて受部材上のアンプルを排出供給するというように形成されている。
【0005】
第3の公報のアンプル払出し装置は、アンプル収納容器の底板を傾斜状とし、その一部に設けた穴に沿って上下動する突上部材でアンプルを1本だけ持上げ、所定高さ位置で突上部材の傾きが一致するもう1つの傾斜底板上に落下させ、このもう1つの傾斜底板の一部に設けたもう1つの突上部材でさらにもう1度アンプルを上昇させ、アンプルを1本だけ正確に破損させることなく取り出して供給するというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したランダム収納方式のアンプル供給装置は、アンプルを収納容器内に整然と収納保持する整列方式のものに比べてアンプルの収納操作が簡易であるため、最近ではアンプル供給装置として主流となっている。
【0007】
しかしながら、アンプルをランダム状態に収納容器内に収納してそれらの中から1本又は数本程度を取り出して整列させた後1つずつ供給するという方式であるため、アンプルを取り出すためのピック手段の周辺に多数のアンプルが集合し、従って取出口周辺で詰まり易く、場当たり的にピック手段を容器内で昇降させるため、ピック手段にアンプルが乗っていないまま上昇しアンプルの取出しが空振りとなるという点でアンプルの取出しの確率が低く、確実にピック手段でアンプルを取り出すことができない場合がある。
【0008】
この発明は、かかる従来のアンプル供給装置における上記のような問題に留意して、多数のアンプルがランダム状に収納される収納容器から整列状に送ってアンプルを1つずつ取り出すことによりアンプルが詰まるのを防止し確実にアンプルを取り出して供給できる高効率で簡易、シンプルな構成のアンプル供給装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決する手段として、多数のアンプルがランダムに収納されるアンプル収納容器をその底板を一方向に傾斜状として設け、上記傾斜下方側の側壁内側に昇降自在で、かつ複数のアンプルをアンプル径に相当の幅の受面で整列状に受入れ保持する受部材と、この受部材の受面上のアンプルを整列方向に外部へ1つずつ排出する払出手段とを備えて成るアンプル供給装置の構成としたのである。
【0010】
上記の構成としたこの発明のアンプル供給装置は、多数のアンプルをランダム状に収納した状態でアンプルを次のように1つずつ効率よく空振りを少なくして確実に払い出すことができる。
【0011】
収納容器内に投入されているアンプルは、収納容器の底板が一定方向に傾斜しているから、その傾斜下方側へと自然に自重ですべり移動する。このため、整列受部材の上面を底板の傾斜下方側端の高さに合わせると多数のアンプルが整列受部材上に乗り、一部が引っかかる状態となり、次に整列受部材を上昇させるとこの整列受部材の受面幅がアンプル径に相当の幅であるため受面上に乗れないアンプルは落下し持上げられるアンプルは受面幅内に乗るものだけとなり、必然的にアンプルを整列させることとなる。
【0012】
こうして整列状態で持上げられた複数のサンプルを払出手段で整列方向に払出手段により払い出すとアンプルは1つずつ順次排出口から外部へ排出される。但し、上記払出手段は外部へ排出するまでに、整列受部材上に整列状態に揃えられたアンプルをそのまま整列方向に払い出したり、あるいは収納容器の側壁外へ整列状態のまま移載しその後整列方向と並行に払い出したりする手段を含むものとする。
【0013】
なお、アンプル収納容器は供給装置に対して着脱自在に設けることもできる。着脱自在の形式とする場合は、収納容器を取り外した際にアンプルが収納容器からこぼれ落ちないようにするため整列受部材に接する側の受渡部に開閉式のシャッタを設け、開閉装置によりこのシャッタを開閉するようにし、整列受部材に隣接して棚を設け、この棚上に収納容器を装着する際に開閉装置を回転させてシャッタを開放するように構成する。
【0014】
アンプル収納容器の底板は、一方向に傾斜自在とすることもできる。この場合は、底板の傾きを傾き調整機構により調整する。傾き角度は、連続的に変化するようにしてもよいが、数段階に段階的に変化させるようにしてもよい。
【0015】
払出手段の後方には排出手段を接続することができる。この排出手段は、必要な数のアンプルを直ちに排出できるように所定数のアンプルを待機中に予め貯留し、排出指令により直ちにアンプルを排出するために設ける。排出手段は、例えばロータに、アンプルを受入れる複数の受溝を設けたものとし、受入れ位置による受溝が払出手段の払出方向と一致するように設ける。これによりスムースで確実に、かつ迅速にアンプルを必要に応じて供給できるのである。
【0016】
【実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は実施形態のアンプル供給装置の主要断面図、図2は平面図、図3は側面図である。このアンプル供給装置は、アンプルを収納するアンプル収納容器1と、その一側壁に沿って設けられるアンプルの整列受部材2と、この整列受部材上の側壁外に設けられたアンプルを外部へ排出するための払出手段3とから成る。なお、図2に示すように、収納容器1の排出部の外側にはアンプル受4が設けられ、その横にロータ41を有する排出手段40が設置されている。
【0017】
アンプル収納容器1は多数のアンプルAをランダム状に収納する容器である。下底の底板1aが一方向に傾斜状に設けられている。この傾斜底板1aの傾きの下方側に設けられる側壁5に沿って昇降する整列受部材2が設けられ、側壁5の内側面は整列受部材のガイド面の役目もする。この側壁5より少し内側寄りに設けたシャッタ6との間で整列受部材2は昇降する。シャッタ6の上端は整列受部材2の下端に接続されている。シャッタ6は整列受部材2が上昇した際にその下方のスペースにアンプルAが落下するのを防止するために設けられている。
【0018】
整列受部材2は、図示の例では側壁5の幅と略同じ長さ延びており、少なくともアンプル長さの1.5倍以上の長さとし、この細長い厚板を横にして昇降させるものであり、上端は図示のように側壁側に下降する傾斜面としてこれをアンプルの整列受面7としている。整列受部材2の厚さは大略アンプルの直径と同程度である。5xは側壁5の切欠きであり、アンプルを側壁5の外側へ逃がすためのものである。
【0019】
図3に整列受部材2を昇降させるため側壁5の外側に設けた駆動部の詳細を示す。11は昇降支持板、12は昇降用モータであり、上記支持板11に払出手段3の搬送モータ(図示省略)を直接支持し、又モータの出力軸が連結されるプーリ軸15で駆動されるプーリ16を固定支持板11xで支持している。昇降支持板11にはその両端に1対の連結アーム17が取り付けられ、この連結アーム17は側壁5に垂直に設けられたガイド溝18を貫通して側壁5の内側の整列受部材2に連結されている。
【0020】
昇降支持板11の略中央には昇降用ロッド19が支持板11をスライド自在に挿通して並設され、このロッド19の一面に刻設したラック歯形20にピニオン21、歯車群22から成る減速機構が係合し、この減速機構に昇降用モータ12の回転力を伝達すると昇降支持板11全体が昇降するようになっている。19a、19bはロッド19の上下端の支持部材である。
【0021】
23はセンサ取付板であり、その上下両端に設けた2つの昇降センサPS に対し上記支持アーム11aの端の検出板24が通過すると遮光されて整列受部材2の昇降が上、下端位置で検出され、その検出信号により昇降が停止される。25は取付板である。
【0022】
図4は図1の矢印IV−IVから見た断面側面図である。この実施形態では払出手段3はプーリ16間に掛け渡された無端ベルト26から成る搬送装置であり、前述した搬送モータ13により駆動されて整列受部材2上からずり落ちたアンプルAを整列方向と並行に排出するようにしている。アンプル受4は、排出されたアンプルAを排出手段40側へ送るため底板が排出手段40へ若干傾斜しており、この底板上を転がったアンプルAが排出手段40のロータ41に来るとアンプルAはその受溝43に没入する。このロータ41をモータ42で回転させることによりアンプルAは1つずつ図4、図7に示す排出口44から供給される。
【0023】
なお、図示のように、排出口44の直前にはアンプルの通過を検出する一対のセンサPhが設けられている。
【0024】
上記払出手段3の外側には無端ベルト26で送られるアンプルAがベルト上に存在するかどうかを検出するための一対のアンプル検出センサPH が設けられており、アンプルAが存在すると発光側からの光が受光側で受光できないことによりアンプルAの存在を検出する。
【0025】
図5にアンプル払落手段30の一具体例を示す。この払落手段30は、万一アンプルAが整列受部材2上に直立状で持上げられた場合にアンプルを整列して送ることができなくなるのを防止するためのものである。図示のように、アンプル払落手段30は、アンプル払落板31に回転自在に連結したリンク32、33、34を回転中心のピン35で回転自在とし、リンク34に連結されたソレノイド36のロッド36aを進退動させるとリンク32がアンプル払落板31を押してこのアンプル払落板31がピン31aを中心に回転しアンプルを払い落とす。
【0026】
図6はアンプル払落手段30によるアンプル払落動作を説明する図である。アンプル払落手段30は、非動作時には図1、図5に示すようにアンプル払落板31が垂直に直立しているが、アンプル供給装置がアンプル供給動作を開始するとアンプル払落板31は、図6(a)に示すように傾斜状となって整列受部材2が上昇してくるのを待つ。
【0027】
整列受部材2が上昇しその上に直立状にアンプルが保持されていることを作業員が目視で視認、あるいはセンサで検出すると、入力信号又はその検出信号でソレノイド36を作動させてアンプル払落板31を回転させ、(b)図のように直立状のアンプルを容器内側へ払い落とす。
【0028】
以上のように構成した上記第1実施形態のアンプル供給装置ではアンプル供給が次のように実施される。アンプル収納容器1内には予め多数のアンプルAがランダム状態に投入され供給状態にある。アンプル供給開始のトリガ信号が制御部に入力されると、その時整列受部材2が側壁5の任意の高さ位置にあれば必ず一旦整列受部材2が降下し、その受面7を容器1の底板1aの傾斜下方の位置に一致させる。
【0029】
受面7が底板1aの傾斜下方に一致すると、底板1a上にある多数のアンプルAのいくつかが受面7上へ移動し保持される。この状態で整列受部材2が上昇を始めると、受面7に一部のみ乗っているアンプルは払い落とされ、受面7上に完全に乗っているアンプルだけが必然的に整列状態となって保持され、持上げられる。但し、アンプルAが直立状で受面7上に保持されることがあり、その場合はアンプル払落手段30で払い落とされることは前述した通りである。
【0030】
整列受部材2が上昇して最上限位置に達すると、そのとき側壁5は上端が整列受部材2の受面7の傾斜下方端位置より低い高さまでしかないため、受面7の傾斜によりアンプルAは自重で外側へ転がり落ちて払出手段3の無端ベルト26上に乗り移る。無端ベルト26上に乗ったアンプルAは無端ベルト26で送られて排出端からアンプル受4へ排出され、さらに排出手段40へ送られて、この排出手段で1つずつ排出される。
【0031】
図8に第2実施形態のアンプル供給装置の主要断面図を示す。基本的な構成は第1実施形態と共通の部分が多く、以下では第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。同一構成部材には同一符号を付して説明は省略する。
【0032】
図示のように、この実施形態では整列受部材2’はその上面がアンプルAを受け易い凹面7’状にかつこの凹面7’が水平に延びるように形成されている。このため、凹面7’上にアンプルAを持上げるだけでは払い出しできないから、払出手段3’には断面が足先のように突き出た払落部材3a’と、第1実施形態の払出手段3と同じ無端ベルト26から成る払出駆動部3b’とが含まれる。払落部材3a’は整列受部材2’と同じ程度の長さであり、矢印方向に図示省略の駆動部で往復動する。
【0033】
その他の構成は第1実施形態と同じである。作用についても、凹面7’上のアンプルAを払落部材3a’で払い落す点のみが異なるだけで、他の作用は全く第1実施形態と同じであるから説明は省略する。
【0034】
図9、図10に第3実施形態のアンプル供給装置の主要断面図とその平面図を示す。この実施形態も基本的には第1実施形態と同じであり、以下第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。同一構成部材には同一符号を付して説明は省略する。
【0035】
この実施形態では、整列受部材2”はその受面7”がフラットな平面状であり、かつ払出手段3”として無端ベルト26を整列受部材2”の上縁に組込んでいる点が第1実施形態と異なる。従って、この実施形態では払出手段3”による払出路は整列受部材2”の上縁沿いの整列方向に設けてあるから、側壁5の外側への払出路を設ける必要もなく、側壁5は収納容器1の他の側壁と同じ高さまで延びている。但し、払出路が側壁5と直交方向の側壁と交叉する部分は切欠き1xを設けて払出口としている。
【0036】
上記構成のアンプル供給装置では、整列受部材2”で持上げられた整列状のアンプルAをそのままの位置で水平に無端ベルト26で横移動させて払い出すこととなる。その他の構成、作用については第1実施形態と同じである。
【0037】
図11、図12に第4実施形態のアンプル供給装置の主要断面図及び側面図を示す。この実施形態も収納容器1、整列受部材2については第1実施形態と全く同じであるが、払出手段3''' 及び整列受部材2の駆動部が若干異なる。
【0038】
図示のように、払出手段3''' は断面視半円状のアンプルガイド26''' から成り、このアンプルガイド26''' を昇降モータ12により上下動される駆動部支持板11の端に別途設けた支持アーム17xの上端のアームヘッド17hでその一方端寄り位置を昇降させ、他端は回転支持軸28で回転自在に支持されている。整列受部材2が昇降されるとそれに伴って、図12に示すように、アンプルガイド26''' が傾斜→水平状態となり、これにより整列受部材2によるアンプルAの持上げ→アンプルガイド26''' への移載が行われ、整列受部材2''' の降下に伴ってアンプルガイド26''' が傾斜しアンプルAの払出しが行われるようになっている。
【0039】
なお、取付板5''' の外側には第1実施形態と同様な昇降駆動部が設けられている。又、26sはストッパである。
【0040】
図13に第5実施形態のアンプル供給装置の主要断面図、図14に矢視N−Nから見た側面図を示す。この実施形態は、整列受部材2''''を下半受部材2x上にこの下半受部材と分離し得る上半受部材2yを重ねたものから成り、払出手段3''''が、整列受けの機能を有する上半受部材2yとこの上半受部材2yが図14に示す傾転手段3xの作用で傾斜することによりアンプルAを払い落して排出するものから成る点で他の実施形態のものと異なっている。
【0041】
下半受部材2xは単に上半受部材2yを持上げるだけで、アンプルを整列させる機能はなく、上半受部材2yはその幅を下半受部材2xと同程度の幅でかつ頂面を凹面7’とすることによってアンプルAを整列させる機能と払出の機能を併有している。
【0042】
図14に示すように、下半受部材2xはその一端が一部切欠き27で切り欠かれており、切欠き27の始端には上半受部材2yの裏面の一部に設けた係合片3Lがピン3kで下半受部材2xに係合してこれを支点として上半受部材2yが回転するようにしている。そして、上記ピン3kと以下の回転係止部3H等によって傾転手段3xが構成されている。上半受部材2yの一端にはL字状のアーム3Nが設けられ、その先端を回転係止部3Hを有する係止支柱3Mで引っ掛けるようにして先端が上半受部材2yを下半受部材2xにより図示の高さまで持上げた際にそれ以上は上昇しないようにすると、さらに下半受部材2xを上昇させたときピン3kで上半受部材2yを突き上げることにより上半受部材2yを回転させ一定角度に傾けることができる。なお、27aは切欠き27からアンプルが出ないようにするためのカバーである。又、上半受部材2yが上下動する部分の側壁は溝1xが設けられている。
【0043】
図16には上記第5実施形態の払出手段3''''で払出されたアンプルAを一定量滞留させ、1つずつアンプルの通過を確認しながら供給するアンプル滞留供給手段の例を示している。
【0044】
排出シュート45上に払い出されたアンプルAは、シュート45上でソレノイド46のプッシュロッド46aを突出させてアンプルAを図示の例では2つ滞留させ、終端側のソレノイド46を開くことによりアンプルAが1つずつ落下供給される。落下するアンプルAを検出センサPXHで検出しアンプルAをカウントする。
【0045】
なお、図16のアンプル滞留供給手段は図2に示されているロータ式のものに代えて前述したいずれの実施形態の装置にも適用することができる。
【0046】
以上の5つの実施形態ではいずれもアンプル収納容器1は装置に固定して設けられているが、アンプル収納容器1を装置に対し着脱自在に設けることもできる。図17〜図19に着脱式のアンプル収納容器1' の概略構成を示す。
【0047】
図示のアンプル収納容器1はアンプル供給装置の棚から取り外せるようになっており、整列部材2とアンプル収納容器1の境界部は図19(a)〜(c)に示すように、シャッタ1S で開閉自在となっている。
【0048】
アンプル収納容器1は前記境界部分に、図17(a)、(b)に示すように、シャッタ1s が備えられ、アンプル収納容器1はアンプル供給装置に設置した状態でシャッタ1s が開放し、アンプル収納容器1をスライドして手前に引き出してアンプル供給装置から取り外すと、前記シャッタ1S が閉鎖して、収納されたアンプルAが整列受部材2から分離されるようになっている。
【0049】
アンプル供給装置の各棚には、前記アンプル収納容器1を保持する図示しないガイドと、アンプル収納容器1に備えられたシャッタ1S を開閉する駆動ギア1G を駆動するための収納棚ラック1R が備えられ、前記アンプル収納容器1を装着すると、収納棚ラック1R に駆動ギア1G が噛み合い回転しながら図18(a)と(b)に記すようにアンプル収納容器1が装着される。
【0050】
この駆動ギア1G が回転すると前記駆動ギア1G に向かい合って設けたシャッタラック1SRがそれぞれ離反方向に移動し、図18(b)シャッタラック1SRの移動に伴い、シャッタ1S 、1S が互いに離反して開放され、アンプル収納容器1内のアンプルが整列受部材2に移載可能となる。
【0051】
シャッタ1S はアンプル収納容器1にガイドされており、この容器シャッタ1S の先端部1STは直線状で形成するより、図17に示すように、波形の曲線であることが好ましく、アンプル収納容器1を取り外す時に、先端部1STが直線状であると、収納されたアンプルAがシャッタ1S の先端部1STに挟まれてアンプルが割れる等の問題が生じ、上記のように先端部1STを曲線にすることによりこの問題は解消される。
【0052】
図20に上記着脱式のアンプル収納容器1' の外観斜視図を示す。図示のように、図20ではアンプル収納容器1' の底下方から斜め上方に見ている。駆動ギア1G がシャッタラック1SRに係合し、アンプル収納容器1' を取り外した状態ではシャッタ1S 、1S が互いに先端部1STで閉じられているのが分る。駆動ギヤ1G はその下方で装置の棚に設けられている収納棚ラック1R に係合する。
【0053】
図21〜図24に、上述した着脱自在のアンプル収納容器1' を前述した第1実施例に適用した場合の第6実施形態の詳細を示す。図21は図1に相当する主要断面図である。図示のように、アンプル収納容器1' を取り付けるための棚50が整列受部材2の側方に設けられ、その上にアンプル収納容器1' がその下底脚1cと下底脚板1c' によりガイドしながら水平方向に挿入、引抜きして着脱される。
【0054】
整列受部材2との間には棚側板51が設けられ、この棚側板51により整列受部材2との間を隔離している。棚側板51の上端内側にアンプル収納容器1' のシャッタ1S 、1S が整列受部材2の長手方向に沿ってスライド自在に開閉される。棚50の上面50a には台板52が取り付けられ、その上に固定した収納棚ラック1R に駆動ギア1G が挿入時に係合し、その回転をシャッタラック1SRに伝達してシャッタ1S 、1S が開放されることについては前述した通りである。
【0055】
なお、図示の例はアンプル収納容器1' が着脱自在である点のみが第1実施形態と異なっており、その他の点は基本的な構成において同じであり、同一部材には同じ符号を付して説明を省略する。但し、アンプル収納容器1' は形状が第1実施形態と若干異なっている(図2と図22参照)が基本機能を変えたものではない。
【0056】
図24に装置からアンプル収納容器1' を取り除いた後の平面図を示す。棚50上の台板52上に収納棚ラック1R が取り付けられているのが分る。又、アンプル収納容器1' を着脱自在とすることは、1つの例として上記第1実施形態に適用した第6実施形態にて示したが、これ以外にも第2〜第5の実施形態に同様に適用できることは詳細図を示すまでもなく可能であることが分るであろう。
【0057】
上記の構成としたこの実施形態でアンプル収納容器1' を図22のように装着する場合、手作業でアンプル収納容器1' を棚50の上に乗せて図24の下側から上方へ押し込むと、アンプル収納容器1' の裏側の駆動ギア1G が、図24に示す収納棚ラック1R に係合する。
【0058】
上記収納棚ラック1R の長さは、駆動ギア1G が係合してその長さに沿って移動することによる回転がシャッタラック1SR、1SRに伝達されてシャッタラック1SR、1SRが互いに反対方向に移動し、図22に示す開放状態となるまでシャッタ1S 、1S が開放される長さに適合するように設定されている。このため、アンプル収納容器1' を棚50上に挿入して押し込むだけで、整列受部材2の長さ方向に沿ってガイドされながら装着される。
【0059】
図25〜図28に前記第6実施形態のアンプル収納容器1' の底板1aを傾斜自在に設けた第7実施形態の詳細を示す。図25〜図28のそれぞれは図21〜図24のそれぞれに対応している。この実施形態でも第6実施形態と同一部材には同一符号を付し、異なる機能、部材についてのみ説明する。
【0060】
上述したように、この実施形態では、図示のように、底板1aを水平な支持軸1AXの周りに回転自在に設けている点が前の実施形態と異なる。1a' は底板前端縁材であり、この縁材1a' に一体の裏底板1bが水平に収納容器1' の下底に設けられている。
【0061】
上記底板1aを傾斜自在に傾き角度を調整するための傾き調整機構60が棚50の天板50aと前記アンプル収納容器1' の裏底板1bとの間にまたがって設けられている。この傾き調整機構60は、鉤形の突上部材61とこれを回転駆動するモータ62とから成る。
【0062】
モータ62は天板50aの裏面に取り付けられ、その出力軸に取り付けたピニオン63が突上部材61の半径部内側の半月形ギアに係合し、突上部材61は回転軸61X を中心に回転して突上端61aにより底板1aの裏面を突き上げることにより底板1aが傾斜する。
【0063】
突上部材61の突上端61aが天板50aと裏底板1bを突き抜けて突出できるようにするため、天板50aと裏底板1bには突上部材61の設けられている位置でそれぞれ幅の狭いスリット状の開口50b、1pが設けられている。これら開口50b、1pの形状については図28、図26に示されている。
【0064】
なお、1afは底板1aの先端に設けられるカバー部材であり、弾力性のあるゴム、布などを用いて底板1aが傾斜した時に生じる隙間を埋めるため設けるのが好ましい。又、底板1aは傾斜角度が連続的又は段階的に数段階の角度で傾斜調整が行なわれる。
【0065】
図29、図30のアンプル収納容器1' を着脱自在とし、そのアンプル収納容器1' の底板1aを傾斜自在とした構成部分を前述した第3実施形態に適用した第8実施形態の主要図(断面図、平面図)を示す。
【0066】
図示の例では、第6、第7の実施形態と同様にアンプル収納容器1' を着脱自在に装着でき、底板1aを傾斜自在とすることができることは明らかであり、詳細な作用の説明は省略する。
【0067】
図31〜図34に第8実施形態のアンプル受4と排出手段40の構成部分を変形した第9実施形態を示す。以下では、第8実施形態と異なる部分を中心に説明する。この実施形態では、アンプル受4は省略されており、排出手段40の受溝43の1つが払出手段3”の払出方向と一直線状となるように、かつ払出手段3の出口側と受溝43の傾きが一致するように小角度(図示の例では18°)傾けて排出手段40が設けられている。
【0068】
上記排出手段40は、図7に示すものと基本的には同じであるが、この実施形態では、図33(a)に示すように、受溝43が5ケ所設けられている点が異なる。これは、この受溝43に貯留させるアンプル数を多くするためである。
【0069】
排出手段40は、図32に示すように、本体40a内に多数の溝41aが設けられており、そのうちのいくつかにロータディスク41”の複数個を嵌合して他のロータディスク41' と共に回転軸46に取り付けてロータ41を形成してこれを内蔵し、モータ42の回転力をプーリ47a(小)、47b(大)とベルト48を介して回転軸46に伝達して回転させるようにしている。
【0070】
45はアンプルが受溝43に挿入された時の停止板である。なお、ロータ41を複数枚のロータディスク41”に分割形成しているのはアンプルの大きさによって押出手段40のサイズが種々異なる場合にも共通のロータディスク41”によりロータ41を形成できるようにするためである。
【0071】
図32に示すように、側壁5に沿って上下動される整列受部材2”の上端に設けられる払出手段3”の無端ベルト26は、上方の走行部分が小プーリ16' で一部が持上げられ、小プーリ16' からプーリ16までの間が若干傾斜して設けられており、この傾きが排出手段40の傾きに近い角度に設定されている。又、図示のように、側壁5の端で直角に突き出した端壁5’にアンプルAの通過穴5H が設けられており、これを通過してアンプルAが排出手段40へ送り込まれる。
【0072】
ロータディスク41' と41”の間には一定の間隙を設けてあり、その隙間に透光されるアンプル乗込センサPR 、PRaがこの位置で本体40aに設けられている。この乗込センサは、PR が発光素子、PRaが受光素子であり、図33(a)に示すように、受光素子PRaは2つが所定角度範囲内に設けられている。
【0073】
受光素子PRaを2つ設けるのは、そのうちのいずれかでアンプルAの受溝43への乗込が検出されるとアンプルA有りと判定するためであり、受光素子PRaが1つだけでは確実にアンプルAの乗込を検出できない場合があるからである。又、PQ はロータ41の定位置センサである。ロータ41の定位置に設けた反応素子(磁性体など)tに反応して定位置が来るとその曖間に信号を発して定位置を検出する。
【0074】
図33(b)に受溝43からアンプルAが落下する1つ手前でアンプルAが待機しているかを確認するための待機センサPW 、PWaが受溝43の方向と略同じ方向に遮光を与えるように設けられているのが示されている。この待機センサも、受光側のセンサPWaが2つ、発光側のセンサPW が1つから成る。乗込センサPR 、PRaと同様に検出精度を向上させるためである。
【0075】
以上のように構成したこの第9実施形態のアンプル供給装置は次のように作用してアンプルを供給する。まず、最初はアンプルAがアンプル収納容器1' 内に一杯に満たされているものとして説明をする。
【0076】
アンプルAがランダムに一杯満たされた状態では、アンプル収納容器1' の底板1aは基準状態として水平に保持されている。このため、アンプル収納容器1' を所定状態にセットすればシャッタ1S 、1S が開かれ、整列受部材2が下降するとその受渡部から整列受部材2”の上面にいくつかのアンプルAが乗り上げる。又、整列受部材2が下降した時から整列受部材2”に設けられている払出手段3の無端ベルト26を逆転させる。
【0077】
実施形態の場合、無端ベルト26を逆転させることにより重なり合ったアンプルが排除され整列受部材2”に残るアンプルAは大略2つであり、図34(a)に示すように、この2つのアンプルAを整列受部材2”の無端ベルト26上に乗せたままこれを上昇させる。この状態で無端ベルト26を正転させ排出手段40の受溝43へアンプルAを送りだす。2つのアンプルAの先頭の方が受溝43へ入ると、無端ベルト26は逆転させる。すると、後ろのアンプルAは元のシャッタ1S 、1S 間の開放位置へ落下する。
【0078】
アンプルAが受溝43内へ送り込まれると、その送込力だけでは十分に受溝43内に投入していない(アンプルAのいずれかの端が一部ロータ41から出たまま)場合があり、そのままロータ41を回転させるとアンプルAを破損する危険性がある。このため、モータ42を正転、逆転させてロータ41をわずかな回転角度だけ正逆方向へ数回繰り返して振り回す。
【0079】
こうしてロータ41をわずかに振り回すと、その間にアンプルAが受溝43内に十分乗り込み、停止板45に当接して止まる。この状態で乗込センサPR 、PRaにより受溝43への乗込の有無を検出し、アンプルAの乗込が確認されると図33(a)の受溝43の1ピッチ分ロータ41が回転して停止する。
【0080】
なお、払出手段3から送り込まれるアンプルAは、図33(a)のアンプルA1 の位置へ送り込まれるように排出手段40と払出手段3との関係は設定されている。
【0081】
さて、上記のようにしてアンプルAが送り込まれると、さらに同じ動作を繰り返して図33(a)のようにアンプルA1 、A2 、A3 が送り込まれ、アンプルA3 を待機センサPW 、PWaが検知することにより排出手段40は待機状態となる。この待機状態は、次の理由により設定するようにしている。
【0082】
この実施形態のアンプル供給装置は、一般に円筒状に多数のものが、かつ上下多段状にも積み重ねて設けられ、それぞれの装置には異なる種類のアンプルが収納貯留されている。こうして、多種類のアンプルが貯留されているものの中から、ホストコンピュータ(図示省略)に入力された医師の処方箋による薬剤データの信号がそれぞれの患者ごとにローカルのコンピュータへ送られて来ると、その信号により特定のアンプルを払い出すように指令が発せられる。
【0083】
この時、この払出信号で指定されたアンプル供給装置のアンプル収納容器1' から必要なアンプルを1つずつ持上げて排出手段40まで送るとすると、払出信号があっても直ちに必要なアンプルが払い出されないため、アンプルの集合が遅くなるから、払出信号が入力されると直ちにアンプルを外部へ払い出すことができるようにするためである。
【0084】
上記のようにして図33(a)に示すように、貯留可能な3つの受溝43にアンプルA1 、A2 、A3 を貯留して待機するが、上記3つのアンプルを貯留する途中、あるいはそれらを払い出して使用した後に受溝43にアンプルを補充する際に、整列受部材2上にアンプルが持上げる度毎に必ずうまく乗ってくれるとは限らず、持上げが空振りとなることがある。
【0085】
このような空振りは、整列受部材2を持上げて払出手段3によりアンプルAを送り込んだ後排出手段40の乗込センサPR 、PRaで一定時間内にアンプルの乗込みが無いことを検知することにより確認され、アンプルを2回空振りしたときはその信号によりアンプル収納容器1' の底板1aを少し傾斜させ又もとの位置へ戻すというように底板1aを上下に振らせてアンプルを撹拌し、その後再びアンプルAの持上げ、払出しをし、排出手段40での乗込を確認することにより空振りをなくすようにする。
【0086】
しかし、アンプルの空振りが続くこともあり、その場合はアンプルAが使用されてアンプル収納容器1' 内の貯留量から減少しているためとして、例えば底板の傾き角度を段階的に少しずつ増加させ、各段階毎の傾き角度を中心に底板を上下動させる。
【0087】
このようにして、アンプル収納容器1' からアンプルAが少しずつ払い出されてアンプルの量が減少すると、底板を上下動させてもアンプルが払い出されないようになる。このような場合、空振りが3回続くと最早やアンプル収納容器1' 内にアンプルがないとして欠品表示をしてこの供給装置の動作を停止させる。
【0088】
この場合、アンプル収納容器の着脱ボタンを押すと底板1aが水平な元の位置に下がり、もう1度着脱ボタンを押すとロックが解除され、アンプル収納容器を取外し可能となる。このロックの解除は、図25に2点鎖線で示す傾き調整機構60の突上部材61をさらにモータ62により回転させ突上端61aを裏底板1bより下げることによって行なわれる。
【0089】
以上のようにして払い出し、排出作業が行なわれるため、この実施形態のアンプル供給装置はさらにアンプル供給動作が確実で、必要な時に直ちにアンプルを供給できる。
【0090】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、この発明のアンプル供給装置は、底板が一方向に傾斜したランダム収納形容器と、アンプルをアンプル径と同幅程の受面でアンプルを整列状に受けて所定高さまで持上げる整列受部材と、そこから整列方向に送り出して1つずつアンプルを払い出す払出手段とを備えたものとしたから、整列受部材上に自重で乗ったアンプルを持上げることにより必然的に整列して持上げ、整列方向に送り出すことによりアンプルを1つずつ排出でき、従って空振りすることなく効率よく確実にアンプルを供給できると共に、シンプルで簡易な構成とすることにより装置全体を経済的なコストで製造できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のアンプル供給装置の主要断面図
【図2】同上の平面図
【図3】同上の側面図
【図4】同上の図1における矢視IV−IVから見た側面図
【図5】アンプル払落手段の概略図
【図6】同上の作用の説明図
【図7】排出手段の主断面図
【図8】第2実施形態のアンプル供給装置の主要断面図
【図9】第3実施形態のアンプル供給装置の主要断面図
【図10】同上の平面図
【図11】第4実施形態のアンプル供給装置の主要断面図
【図12】同上の側面図
【図13】第5実施形態のアンプル供給装置の主要断面図
【図14】図13の矢視N−Nから見た側面図
【図15】同上の作用の説明図
【図16】アンプル滞留供給手段の他の例の概略図
【図17】着脱自在なシャッタ付きアンプル収納容器の概略平面図、側面図
【図18】同上のシャッタ開閉動作の説明図
【図19】アンプル収納容器着脱とシャッタ動作の関係の説明図
【図20】シャッタ付きアンプル収納容器の外嵌斜視図
【図21】第6実施形態のアンプル供給側面図の主要断面図
【図22】同上の平面図
【図23】図21の矢視XXIII −XXIII から見た側面図
【図24】アンプル収納容器を取り外した状態の平面図
【図25】第7実施形態のアンプル供給側面図の主要断面図
【図26】同上の平面図
【図27】図25の矢視XXVII −XXVII から見た側面図
【図28】アンプル収納容器を取り外した状態の平面図
【図29】第8実施形態のアンプル供給装置の主要断面図
【図30】同上の平面図
【図31】第9実施形態のアンプル供給装置の平面図
【図32】同上の排出手段付近の要部断面図
【図33】図32の矢視XXXIII−XXXIII から見た断面図
【図34】同上の作用の説明図
【符号の説明】
1、1' アンプル収納容器
2 整列受部材
3 払出手段
4 アンプル受
5 側壁
6 シャッタ
7 整列受面
26 無端ベルト
30 払落手段
50 棚
60 傾き調整機構
61 突上部材
Claims (6)
- 多数のアンプルAがランダムに収納されるアンプル収納容器1’を、その底板1aを一方向に傾斜状として設け、上記傾斜下方側の側壁5内側に昇降自在で、かつ複数のアンプルAをアンプル径に相当の幅の受面で整列状に受け入れ保持する受部材2と、この受部材2の受面上のアンプルAを整列方向に無端ベルト26による搬送手段で外部へ1つずつ排出する払出手段3とを備え、上記アンプル収納容器1’を受部材2の側方に設けた棚に対し着脱自在に設け、このアンプル収納容器1’が取り外されると受部材2への受渡部を閉塞するシャッタ1s,1sと、このシャッタ1s,1sを開閉する開閉装置とをアンプル収納容器1’に設けてなるアンプル供給装置。
- 前記シャッタ1S、1Sを2つのスライド移動するシャッタ部材により形成し、この両シャッタ部材が突き合わせて閉じるシャッタ端を波形の曲線状としたことを特徴とする請求項1に記載のアンプル供給装置。
- 前記アンプル収納容器1’を受部材2の長手方向に沿ってスライド自在に設け、収納容器1’の受部材2に臨む受渡部にシャッタ1S、1Sを少なくとも一方向に移動自在に設け、前記開閉装置をシャッタ隅部に形成したラックとこれに係合する駆動ギヤとから構成し、この駆動ギヤを前記棚にアンプル収納容器のスライド方向に沿って配置したラックに係合させ、アンプル収納容器1’を引き出すとシャッタ6を閉じてアンプル収納容器内のアンプルAが外へ出ないようにしたことを特徴とする請求項1に記載のアンプル供給装置。
- 多数のアンプルAがランダムに収納されるアンプル収納容器1’を、その底板1aを一方向に傾斜状として設け、上記傾斜下方側の側壁5内側に昇降自在で、かつ複数のアンプルAをアンプル径に相当の幅の受面で整列状に受け入れ保持する受部材2と、この受部材2の受面上のアンプルAを整列方向に無端ベルト26による搬送手段で外部へ1つずつ排出する払出手段3とを備え、上記払出手段3から払い出されるアンプルAを所定数貯留し、排出信号を受け取ると必要数を排出する排出手段40を払出手段3に接続したアンプル供給装置。
- 前記排出手段40はアンプルAを受入れる複数の受溝を有するロータ41とこのロータ41を回転駆動する駆動手段を備え、アンプルAの受入れ位置にある受溝を払出手段3の払出方向と一致するように設けたことを特徴とする請求項4に記載のアンプル供給装置。
- 前記アンプル収納容器1’の底板1aを一方向に傾斜自在とし、この底板1aの傾きを傾き調整機構により調整するようにしたことを特徴とする請求項4又は5に記載のアンプル供給装置。
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