JP3370309B2 - 注射薬払出装置 - Google Patents

注射薬払出装置

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JP3370309B2 JP2000152373A JP2000152373A JP3370309B2 JP 3370309 B2 JP3370309 B2 JP 3370309B2 JP 2000152373 A JP2000152373 A JP 2000152373A JP 2000152373 A JP2000152373 A JP 2000152373A JP 3370309 B2 JP3370309 B2 JP 3370309B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、各種病院等に設置
され、主にアンプル等の注射薬を、患者ごとの処方箋に
従ってトレイ内に適宜払い出す注射薬払出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トレイ内に払い出す注射薬払出装
置としては例えば、特開平10−265052号公報記
載ものがある。
【0003】この注射薬払出装置は図6に示すように、
多数の注射剤aを収納する複数の収納カセットbを備え
た複数の収納ユニットcと、同収納ユニットcの収納カ
セットbから払い出された注射剤aを中間収容器dに搬
送する縦ベルトコンベアeからなる。
【0004】そして上記中間収納容器dより横ベルトコ
ンベアfに注射剤aが払い出されて横ベルトコンベアf
の最終端よりバケット(トレイ)gに投入される構成と
するものである。
【0005】このようにバケット(トレイ)g内に注射
剤aを投入する機構の注射薬払出装置にあっては、ベル
トコンベア端からトレイ内に投入される際に、ガラス容
器の注射剤が落下時の衝撃又は注射剤同志の衝突によっ
て破損しやすい構造になっている。
【0006】そこで落下衝撃又は注射剤同志の衝突によ
る破損を防止する目的として特開平9−150905号
公報記載のものがある。
【0007】この発明は図7に示すように、バケット本
体hの底部に緩衝材iを設け、その緩衝材iに薬液容器
の払い出し位置が上部とされる傾斜案内面jを形成し、
この傾斜案内面jの上部に薬液容器kを払い出して傾斜
案内面jの傾斜に沿って移動させ、薬液容器kが先に払
い出された傾斜案内面jに落下衝突するのを防止する機
構としたものである。
【0008】又図8に示すように、バケット本体hの上
部に受板lを着脱自在に取付け、その受板lの上記傾斜
案内面jの上部と対向する位置に落下口mを形成し、受
板lの上面を上記落下口mに向けて下り勾配をもって傾
斜させることにより、受板lの傾斜上部に払い出された
薬液容器kは上記受板lの傾斜に沿って滑り、落下口m
からバケット本体hの底部に形成された傾斜案内面jの
上部に落下し、傾斜案内面j上を滑って下部に移動し、
後から払い出された薬液容器kの落下衝突を防止する機
構としたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
のバケットでは、バケット内に緩衝材を設けることによ
ってバケットの積み重ねができない問題がある。
【0010】即ち病院などで使用される注射薬払出装置
にあっては、患者数に応じて大量のバケット(トレイ)
が使用され、その殆どが積み重ねられた状態から順次自
動的に注射剤の払い出しが行われる機構のものであり、
このような注射薬払出装置に適用することができないと
共に、例えば適用できるようにしたとしても大量のバケ
ットの収納場所が必要となる問題がある。
【0011】又受板を設けた構成の場合には、より確実
に落下衝突を防止できる反面、受板がバケット開口付近
に設けられるために、受板上に払い出された注射剤がバ
ケット外へはねて落下するおそれがある。
【0012】そこで本発明の課題は、既存の注射薬払出
装置に使用される積み重ね式のトレイ内に注射薬を破損
させることなく確実に収集することができる注射薬払出
装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明においては薬液が収納されたアンプル等の
ガラス製注射薬の多種類を種類別に保管し、患者の処方
箋に応じて必要な注射薬を自動的に取り出しベルトコン
ベアよりトレイ内へ払い出す機構であって、上記ベルト
コンベア終端とトレイ間に、その先端開口部に開閉自在
としたフラップが装着されたシューターを渡設し、上記
ベルトコンベアより注射薬を格納したシューターの先端
開口部をトレイ底面まで傾斜させ、該シューターのフラ
ップを徐々に開き、後方に移動させながら薬液容器をト
レイ内に払い出す機構とするものである。
【0014】なお注射薬を効率良く拡散させるように上
記シューターをベルトコンベア終端よりトレイ側に向け
て扇形状に形成するものである。
【0015】又上記シューターの先端開口部の傾斜は、
エアシリンダー、あるいは電動シリンダーなどの制御機
構を用いて、シューターの先端開口部をトレイ底面まで
下降させて傾斜させる機構とする。
【0016】上記シューターの先端開口部に装着される
フラップは、電動モータ、あるいはエアシリンダーによ
って開閉自在な機構とし、注射薬がシューター内に格納
されているときはフラップが閉の状態とされ、シュータ
ーの先端開口部がトレイ底面まで下降された時に、徐々
開く構成とするものである。
【0017】更に上記シューターの先端開口部がトレイ
底面まで下降され、フラップが徐々に開くと同じに後方
に平行移動させる機構として上記エアシリンダー、ある
いは電動シリンダーなどの制御機器を電動モータなどに
よって前後方向へ平行移動させる機構とするものであ
る。
【0018】本発明においては、注射薬をベルトコンベ
ア終端より直接にトレイ内に落とし込む機構ではなく、
シューターを介し、同シューター内に注射薬をベルトコ
ンベアにより格納した状態から、シューターの先端開口
部をトレイ底面まで下降させて同シューターの先端開口
部に向けて下り勾配を設ける。
【0019】更にシューターの先端開口部に装着される
フラップによって注射薬がシューターより飛び出すのを
防ぎ、シューターの先端開口部がトレイの底面まで下降
した状態でフラップを徐々に開きながらシューターを後
方へ平行移動させることで注射薬がシューターより徐々
にトレイ内に破損することなく払い出される。
【0020】また扇形状のシューターには多量の注射薬
を格納することができるため、一度に多くの注射薬をト
レイ内へ払い出すことが可能となり処理時間の短縮につ
ながる。
【0021】本発明で使用されるトレイは、多くの注射
薬払出装置で使用されている積重ね式の既存のトレイを
使用することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、その
実施例を示す図面を参酌しながら詳述する。
【0023】図1に示すようにベルトコンベア1は、駆
動用プーリー2、2間に無端ベルト3を巻回した構成と
されている。このベルトコンベア1はトレイ4落下口に
向けてa°の下り勾配の角度を持って傾斜させて構成と
するものである。
【0024】そして上記ベルトコンベア1の前方にはシ
ューター5を連通状に架設するものであり、同シュータ
ー5はその先端開口端にフラップ6がカム駆動(図示せ
ず。)によって開閉自在な構成とされるものである。
【0025】上記シューター5はエアーシリンダ、ある
いは電動シリンダーなどの制御機器7によって前後平行
移動および上下昇降移動ができる機構とするものであ
る。又フラップ6は電動モーターあるいはエアーシリン
ダーなどによって回転動作ができる機構とするものであ
る。
【0026】更に図2に示すように、シューター5はベ
ルトコンベア1幅の基端開口部8からトレイ4幅の先端
開口部9に向けて扇形状に形成されるものである。
【0027】上記の構成から成る注射薬払出装置では図
3に示すように、ベルトコンベア1によって一処方箋と
なる所要数の注射薬Aがシューター5内へと搬送され
る。
【0028】そしてシューター5内へ所要数の注射薬A
が収納された後、図中想像線で示すようにシューター5
がトレイ4内先端付近まで平行移動し、かつシューター
5の開口端側を下降させることで上記シューター5の開
口端への下り勾配をもって傾斜させる。
【0029】次に図4に示すように、この状態からフラ
ップ6を徐々に開きながら図中想像線で示すように、シ
ューター5を後方へ平行移動させることでシューター5
内に収納された注射薬Aがトレイ4内に徐々に払い出さ
れる。
【0030】更に図5に示すように、シューター5内の
注射薬Aがトレイ4内に全て払い出された後、図中想像
線で示すようにフラップ6が閉まりながらシューター5
を上昇させて開始時の位置に復帰させる構成とするもの
である。
【0031】このようにしてベルトコンベア1によって
搬送される一処方箋である複数の注射薬をシューター5
内に一旦収納した状態でシューター5を傾斜させてトレ
イ4内に徐々に払い出す構成とすることで、ガラス製の
注射薬A同士の衝突による破損を防止できると共に、扇
形状のシューター5により多量の注射薬Aを格納するこ
とができるため、一度に多くの注射薬Aをトレイ4内へ
投入することも可能となり処理時間の短縮につながる。
【0032】
【発明の効果】以上述べて来た如く本発明によれば、コ
ンベアベルトとトレイとの間にシューターを設け、この
シューターに一旦注射薬を格納した状態でトレイ内に徐
々に払い出しを行うことでトレイ内への落下衝突による
破損を防ぐことができ、更にトレイ内へ注射薬を並べる
ように払い出すことよって注射薬同士の衝突による破損
を防ぐことが可能となる。又シューターを扇形状にする
ことによって一度に多量の注射薬の払い出しが可能とな
る作業効率が非常に良くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す説明図である。
【図2】本発明のシューターの形態を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の払い出しの第1段階における作用説明
図である。
【図4】本発明の払い出しの第2段階における作用説明
図である。
【図5】本発明の払い出しの第3段階における作用説明
図である。
【図6】従来のトレイ式注射薬払出装置の一例を示す説
明図である。
【図7】注射薬の衝突防止機構を設けた従来の収集バケ
ットの説明図である。
【図8】注射薬の衝突防止機構を設けた従来の収集バケ
ットの他の説明図である。
【符号の説明】
A 注射薬 1 ベルトコンベア 4 トレイ 5 シューター 6 フラップ 7 制御機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/44 B65B 21/10 B65B 21/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液が収納されたアンプル等のガラス製
    注射薬の多種類を種類別に保管し、患者の処方箋に応じ
    て必要な注射薬を自動的に取り出しベルトコンベアより
    トレイ内へ払い出す機構であって、上記ベルトコンベア
    終端とトレイ間に、その先端開口部に開閉自在としたフ
    ラップが装着されたシューターを渡設し、上記ベルトコ
    ンベアより注射薬を格納したシューターの先端開口部を
    トレイ底面まで傾斜させ、該シューターのフラップを徐
    々に開き、後方に移動させながら注射薬をトレイ内に払
    い出す機構としたことを特徴する注射薬払出装置。
  2. 【請求項2】 上記シューターをベルトコンベア終端よ
    りトレイ側に向けて扇形状に形成したことを特徴とする
    請求項1記載の注射薬払出装置。
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