JPH0286516A - 運搬車用袋荷積込み装置における袋荷積込み方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、運搬車の荷台に袋荷を自動的に多数段積層す
る連撮軍用袋荷積込み装置における袋荷積込み方法に関
するものである。

［従来の技術］ 運搬車の荷台に例えばセメントや穀物等を袋詰めにしだ
袋荷を自動的に多数段積込む装置としては、実開昭５８
−４８６３５号のように袋荷積込み部を運搬車の荷台に
対し上下左右及び前後方向に移動自在とし、荷台上に袋
荷を順次積込んでいく装置がある。

これら袋荷積込み装置における一般的な積込み方法は１
Ｍ転台側の横並びの１列から袋荷を隣接させながら順次
積込み、１段目を積み終えると２段目、更に３段目と積
み重ねることにより所定の高さまで積込み、１列目が積
み終ると積込み部を後退させ、以下同様にして２列目、
３列目と荷台後尾まで順次積込んでいる。

［発明が解決しようとする課題１ しかしながら、袋荷を荷台の一端側から隣接させながら
順次積込んでいくと、セメント袋のような外形が変形し
ゃすい袋荷は隣接する袋荷に接触して傾いた形で積込み
されたりすることも多く。

その袋荷の上に次の袋荷を積載することができなくなっ
たり、また積載できたとしても正しく位置決めされてい
ないので多数段積載すると荷くずれという事態もおこり
かねない。

したがって、袋荷の積込みの自動化ができても袋荷の積
込み位置を監視修正する作業員が荷台上いるのが現状で
あり、完全自動化にまで至っていない。

そこで本発明は上記の点に鑑み、袋荷を荷台上に荷くず
れすることなく積込めて完全自動化をはかれるようにす
るとともに、かつ袋荷を効率良く積込むことができるこ
とを目的とした袋荷積込み方法を提案するものである。

［課題を解決するための手段コ 本発明は上記目的を達成するために、袋荷の払出し部を
運搬車に対して前後左右及び上下方向に移動自在とした
運搬車用袋荷積込み装置において、運搬車の荷台に袋荷
を多数段積層する際に、最下段の袋荷を荷台上に１袋お
きに払出して積込みし、それ以降は払出し部を袋荷間の
あきスペースの真上に位置させ、払出しゲートを開閉し
て袋荷をあきスペースに払出して積込みするとともに、
その袋荷の上に次の袋荷を払出しゲートを開閉して積込
みするようにして２袋づつ積層しながら順次荷台上に袋
荷を多数段積込みするようにしたことを特徴とする運搬
車用袋荷積込み装置における袋荷積込み方法を提供する
ものである。

また、本発明は　払出し部に設けた払出しゲートを下方
に向けて両側に開くようにし、袋荷を上記のように２袋
づつ積層しながら積込みする際に、２袋目を払出しゲー
トでガイドして位置決めしながら積込みむことにより荷
くずれすることなく多数段積込むことができる運搬車用
袋荷積込み装置における袋荷積込み方法を提供するもの
である。

［作　用］ 本発明にあっては、運搬車用袋荷積込み装置の装荷払出
し部から袋荷を払出して運搬車の荷台に積込む場合、先
ず払出し部を降下させて荷台面に近づけ、最下段の袋荷
を荷台上に１袋おきに払出して積込みする。

そして、次に払出し部を１袋おきに積込んだ隣接する袋
荷間のあきスペースに移動させて袋荷を払出して積込む
。こうして積込むと袋荷は両隣の袋荷にガイドされてス
ムーズにあきスペースに入り込み傾くことなく正しく位
置決めされる。更に積込み効率を高めるためにその袋荷
の上に次の袋荷を払出して積上げる。このようにこれ以
降の積込みは隣接する袋荷間のあきスペースに２袋づつ
積層しながら多数段積込みを行うのである。

また、袋荷間のあきスペースに２袋づつ積層する際、１
袋目は袋荷間のあきスペースにスムーズに入り込まして
位置決めし、２袋目は下方に向けて両側に開く払出しゲ
ートでガイドしながら下段の袋荷の上に載せるように積
込むことにより袋荷が傾くこともなく下段の袋荷の真上
に正しく位置決めされる。２袋目の積込みはこの方法で
行うことにより荷くずれを起こさず多数段積層すること
が可能となる。

［実施例］ 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は運搬車用袋荷積込み装置の一例であって、先ず
その概要を説明する。ｌはセメントや穀物等を袋詰めに
した袋荷を運搬車の荷台に自動的に多数段積込む袋荷積
込み装置であって、支柱２には昇降自在とした昇降体３
が配設しである。該昇降体３は昇降体３に配設したロー
ラ４を支柱２に固着したガイドレール５に沿わせ、ガイ
ドレール５の上端部に配設したスプロケット６に掛は回
したチェーン７の一端部を昇降体３に、他端部を重錘８
に取り付け、駆動モータ９の正・逆回転により上下昇降
自在としている。

また、昇降体３には走行レールｌＯが配設してあり、該
走行レール１０上には車輪１１を有した走行体１２が走
行自在に載置しである。走行体１２には昇降体３に固定
したラック１３と噛合する歯車を有する駆動モータ１４
が塔載してあり、駆動モータ１４の正−逆回転により横
方向に移動自在となっている。１５は運搬車の荷台に袋
荷を払い出す払出し部であり、該払出し部１５の下端両
側には左右対称に開閉する払出しゲート１６が配設して
あり、該払出しゲー）１６の一側部は揺動自在に軸着さ
れており、シリンダー１７のピストンロッド１８の先端
に取り付けたりンク１９に支持されており、ピストンロ
ッド１８の伸長によって一対の払出しゲート１６が下方
に向って両側に開動作し、袋荷を払出す。

２０は払出し部１５に袋荷を送り込むシュート部であっ
て、前記払出し部１５と一体化して走行体１２に固定し
てあり、走行体１２とともに左右及び上下移動する。シ
ュート部２０には袋荷を払出し部１５に円滑に送り込む
ためのコンベヤ２１が配設しである。

２２はシュート部２０に袋荷を搬送供給する搬送コンベ
ヤであって、上端部を走行体１２にビン止め固定すると
ともに下端部をスライド自在１回転自在に支持してあり
、昇降体３の昇降により下端部をスライドさせながら昇
降体３とともに昇降し、また走行体１２の横方向の移動
とともに上端部が横移動するようにしてあり、搬送コン
ベヤ２２の上端部が絶えずシュート部２０の投入部に臨
むようにしである。

２３は運搬車を前後に移動させる運搬車移動装置であり
、運搬車の後輪部分を移動体２４上に載置し、前後に配
設したスプロケット２６．２７にチェーン２８を掛は回
し、該チェーン２８に移動体２４を取付け、駆動モータ
２９を駆動して運搬車を前後に移動させるようにしであ
る。

上記のように袋荷積込み装置ｌは、袋荷の払出し部１５
を運搬車の荷台に対して左右及び上下方向に移動自在と
し、かつ運搬車を運搬車移動装置２３によって前後移動
自在とすることによって払出し部１５を荷台に対して相
対的に前後移動自在よしである。

次に上記のような袋積込装置を用いて運搬車の荷台に袋
荷を積込み方法を第３図〜第６図に基づいて説明する。

袋荷積込み装置の装荷払出し部１５から袋荷を払い出し
て運搬車の荷台に積込む場合、運転台側の横並びの１列
から順次積層し荷台後尾へと積込んでいくのであるが、
第１図は列の最下段の積み始め状態を示した図である。

先ず、最下段の載せ方は袋荷の払出し部１５を降下させ
荷台面に近づけ、横移動させながら払出しゲート１６を
開閉し、第１図のように袋荷を１袋おきに払出して荷台
に載せる０袋荷に記載した番号は積込み順序を示したも
のであり、以下ＮＯ、ｌ、Ｎｏ、２、Ｎ００３・・・・
の袋荷という表現をする。

次に第４図のように、払出し部１５を１袋おきに積込ん
だ隣接するＮｏ、２、Ｎ０１３袋荷間０あきスペースの
上位に移動させ、払出し部１５より袋荷を払出す、払出
された袋荷Ｎｏ、４は両隣の袋荷にガイドされてスムー
ズにあきスペースに入り込み傾くことなく正しく位置決
めされる。つづいて払出し部１５をＮｏ、１とＮｏ−２
の袋荷間のあきスペースの上位に移動させて袋荷を払出
しても良いのであるが、本発明方法では袋荷の積込み時
間短縮のため第４図の位置で払出し部１５よりもう１袋
の袋荷Ｎｏ、５を払出して積上げる。

これ以降の積込みは隣接する袋荷間のあきスペースに２
袋づつ積層しながら積込みを行うのである。

ＮＯ６５の袋荷を積込むと払出し部はＮｏ、１とＮｏ、
２の袋荷間のあきスペースの上位に移動し、Ｎｏ、６と
Ｎｏ、７の袋荷を払出すのである。

このようにして袋荷な２袋づつ積層しながら積込んでい
くと２段目は袋荷Ｎｏ、５とＮ０１７とによって１４Ｊ
！置きのあきスペースができる。したがって、３段目は
このあきスペースに２袋づつ積層しながら積込んでいく
のである。

本発明においては、積込み効率を高めるために前記のよ
うに２袋づつ積層しなから植込んでいくのであるが、１
袋目は両隣の袋荷にガイドされて袋荷間のあきスペース
にうまく入り込んで傾くことなく正しく位置決めできる
のであるが、２袋目は前の袋荷の上に載せるので載せ方
次第では荷が傾いたりすることもあり得る。第４図のよ
うに払出し部１５を極力積載位置に近づけて払出すよう
にしているのではあるがそれでも傾くことがないとは言
えない。

そこで本発明においては、払出し部１５の払出しゲート
１６を下方に向けて両側に左右対称に開閉するゲートを
採用し、２袋目は第４図のように下方に開放した払出し
ゲート１６によって払出す袋荷の両側を当接させて下段
の袋荷の真上に正しい姿勢で載せるようにしており、払
出しゲート１６をガイド役として袋荷の位置決めをして
いる。

このように払出しゲート１６を袋荷の積込みガイド役と
して利用した払出しを行うとＮｏ、５の袋荷を払出した
後−旦払出し部１５を１袋分上昇してゲートを閉じ、横
移動してＮｏ、ｌとＮｏ。

２の袋荷間のあきスペース上で停止し、そして１袋分下
降するような動きになって積込み時間がのびるが、袋荷
が傾くことなく正しい姿勢で位置決めでき、作業員の積
荷修正なしに多数段積層することが可能となる。

第５図は前記操作を繰り返して袋荷な積上げた図であっ
て、袋荷に積込み順序の番号を付している０袋荷の番号
の横に三角印を付したものは払出しゲート１６によって
払出す袋荷の両側をガイドさせるようにして載置させた
ものである。

第６図は最上段の積み込み状態を示す図であって、Ｎｏ
、２５、Ｎｏ、２７の袋荷の両側にＮ。

、２８、Ｎｏ　、２９、Ｎｏ、３０の袋荷を１袋づつ積
込んで１列の積込みが完了する。

そして、運搬車を運搬車移動装置２３により前方に移動
させ、前記同様の積込み方法によって次の列の積込みを
行い、この繰返しにより荷台全域に袋荷を積込むのであ
る。

［発明の効果］ 以上のように本発明にあっては、袋荷積込み装置１の装
荷払出し部１５から袋荷を払い出して運搬車の荷台に積
込む場合、先ず最下段には１袋おきに払出して積込みし
、それ以降は１袋おきに積込んだ隣接する袋荷間のあき
スペースに袋荷を積込むので両隣の袋荷がガイドとなっ
てスムーズにあきスペースに入り込み正しく位置決めさ
れる。

更にその袋荷の真上に次の袋荷な払出して積上げ、２袋
づつ積層しながら積込みを行うので積込み効率を高める
ことができる。

また、袋荷間のあきスペースに２袋づつ積層する際、１
袋目は袋荷間のあきスペースにスムーズに入り込まして
位置決めし、２袋目は下方に向けて両側に左右対称に開
閉する払出しゲート１６で袋荷をガイドして積込むこと
により下段の袋荷の真上に傾くことなく正しい姿勢で載
置することができるので、荷くずれを起こさず多数段積
層することができ、作業員の積荷修正を必要としなくな
って袋荷積込み装置の完全自動化が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は運搬車用袋荷積込み装置の一部切欠き正面図、
第２図は第１図の左側面図、第３図〜第６図は袋荷の積
込み状態を示す説明図である。 ｌ・・・袋荷積込み装置　３・・・昇降体　１２・・・
走行体１５・・・払出し部　１６・・・払出しゲート　
２０・・・シュート部　２２・・・搬送コンベヤ　２３
・・・運搬車移動装置

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）袋荷の払出し部を運搬車に対して前後左右及び上
   下方向に移動自在とした運搬車用袋荷積込み装置におい
   て、運搬車の荷台に袋荷を多数段積層する際に、最下段
   の袋荷を荷台上に１袋おきに払出して積込みし、それ以
   降は払出し部を袋荷間のあきスペースの真上に位置させ
   、払出しゲートを開閉して袋荷をあきスペースに払出し
   て積込みするとともに、その袋荷の上に次の袋荷を払出
   しゲートを開閉して積込みするようにして２袋づつ積層
   しながら順次荷台上に袋荷を多数段積込むようにしたこ
   とを特徴とする運搬車用袋荷積込み装置における袋荷積
   込み方法。
2. （２）払出し部に設けた払出しゲートを下方に向けて両
   側に開くようにし、袋荷を２袋づつ積層しながら積込み
   する際に、２袋目を払出しゲートでガイドして位置決め
   しながら積込みするようにしたことを特徴とする請求項
   １記載の運搬車用袋荷積込み装置における袋荷積込み方
   法。