JPH10329910A - 機体に収容した容器類の排出装置及びその搬出装置及び機体に収容した容器類の排出方法並びにその搬出方法 - Google Patents
機体に収容した容器類の排出装置及びその搬出装置及び機体に収容した容器類の排出方法並びにその搬出方法Info
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- JPH10329910A JPH10329910A JP16055597A JP16055597A JPH10329910A JP H10329910 A JPH10329910 A JP H10329910A JP 16055597 A JP16055597 A JP 16055597A JP 16055597 A JP16055597 A JP 16055597A JP H10329910 A JPH10329910 A JP H10329910A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多段構造のカセットの移動路ごとに異なる薬
剤容器を収容管理でき、また、新規薬剤容器の導入時等
の段取り換え作業を簡単に、短時間で行なえるようにす
る。 【構成】 機体12内に上下に層状にカセット28が配
置され、このカセット内には移動路54を備えて排出方
向に向けて長く形成された収容樋14が設けられ、前記
収容樋の移動路に横倒し状に収容させた1個又は複数の
容器類16を、同収容樋の排出端部側へ付勢する付勢手
段18と、同収容樋内に収容した容器類を排出制御する
排出制御手段20と、を備え、前記排出制御手段は、前
記収容樋の排出端部側に設けられ、前記容器類の排出端
部側への付勢力を遮断、開放させる第1開閉ゲート手段
22と、前記第1開閉ゲート手段から排出端部方向に所
要の間隙をおいて配置された第2開閉ゲート手段24
と、を備える。
剤容器を収容管理でき、また、新規薬剤容器の導入時等
の段取り換え作業を簡単に、短時間で行なえるようにす
る。 【構成】 機体12内に上下に層状にカセット28が配
置され、このカセット内には移動路54を備えて排出方
向に向けて長く形成された収容樋14が設けられ、前記
収容樋の移動路に横倒し状に収容させた1個又は複数の
容器類16を、同収容樋の排出端部側へ付勢する付勢手
段18と、同収容樋内に収容した容器類を排出制御する
排出制御手段20と、を備え、前記排出制御手段は、前
記収容樋の排出端部側に設けられ、前記容器類の排出端
部側への付勢力を遮断、開放させる第1開閉ゲート手段
22と、前記第1開閉ゲート手段から排出端部方向に所
要の間隙をおいて配置された第2開閉ゲート手段24
と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注射液等が封入さ
れ、大きさ、形状の異なる多種類のアンプル、瓶等の容
器類を収容した機体内から必要な容器類を選別排出する
ための機体に収容した容器類の排出装置及びその搬出装
置に関するものである。
れ、大きさ、形状の異なる多種類のアンプル、瓶等の容
器類を収容した機体内から必要な容器類を選別排出する
ための機体に収容した容器類の排出装置及びその搬出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば病院において使用される注射液
は、その容器類の大きさ、形状によって、アンプル、輸
液ボトル等の種類があり、形状も小さいものから大きな
ものまで多種多様である。これらの注射液は使用される
身体の適用部位によって皮下注射、筋肉注射、静脈注
射、点滴注射等の種類があり、間違った使用は患者に致
命的な影響を及ぼすため、それを取り扱うには細心の注
意を払わなければならない。従来、注射薬が封入された
アンプル、輸液ボトル等の容器類を取り扱う病院、薬局
等においては、これらの注射液の容器類を包装した包装
箱を壁面等に多段に設置された収容棚内に収容してお
き、例えば、患者のカルテ等に指示された注射液を熟練
した管理者が手作業で取出して看護婦等に提供してい
た。しかし、注射液の管理者が各収容棚の容器類を注意
深く確認して捜す作業は煩雑のわりに取り違えや誤選択
が許されず、責任や負担が大きく、また、時間や手数を
要するものであった。
は、その容器類の大きさ、形状によって、アンプル、輸
液ボトル等の種類があり、形状も小さいものから大きな
ものまで多種多様である。これらの注射液は使用される
身体の適用部位によって皮下注射、筋肉注射、静脈注
射、点滴注射等の種類があり、間違った使用は患者に致
命的な影響を及ぼすため、それを取り扱うには細心の注
意を払わなければならない。従来、注射薬が封入された
アンプル、輸液ボトル等の容器類を取り扱う病院、薬局
等においては、これらの注射液の容器類を包装した包装
箱を壁面等に多段に設置された収容棚内に収容してお
き、例えば、患者のカルテ等に指示された注射液を熟練
した管理者が手作業で取出して看護婦等に提供してい
た。しかし、注射液の管理者が各収容棚の容器類を注意
深く確認して捜す作業は煩雑のわりに取り違えや誤選択
が許されず、責任や負担が大きく、また、時間や手数を
要するものであった。
【0003】そこで、注射薬が封入された容器類を管理
する管理者の作業上の負担や手数を軽減させ、容器類を
迅速に取出す注射薬調剤機が特開平6ー278817号
公報に開示されている。この注射薬調剤機によれば、注
射薬の容器類を立てた状態に1列に整列収容したカセッ
トを容器類のサイズ別に上下複数段に設けると共に同一
サイズのカセットを横方向にも複数並列させ、この各カ
セット内に容器類を排出端部側へ押出付勢する自走車を
内装させ、各カセットの排出端側には処方データに従っ
て選択された注射薬容器と対応したカセットの下面ゲー
トを水平状に開くゲート開閉機構が設けられている。こ
のゲート開閉機構は、駆動モータによりクランク機構を
介して揺動され、ゲート制御用電磁クラッチにより動作
する揺動部材の作動でゲート板を開閉させて処方データ
と対応した注射薬容器を各カセットの下面ゲートに連通
した専用の各シュートから落下排出させ、更に、水平コ
ンベヤと垂直コンベヤで外部へ取出す様に構成されてい
る。
する管理者の作業上の負担や手数を軽減させ、容器類を
迅速に取出す注射薬調剤機が特開平6ー278817号
公報に開示されている。この注射薬調剤機によれば、注
射薬の容器類を立てた状態に1列に整列収容したカセッ
トを容器類のサイズ別に上下複数段に設けると共に同一
サイズのカセットを横方向にも複数並列させ、この各カ
セット内に容器類を排出端部側へ押出付勢する自走車を
内装させ、各カセットの排出端側には処方データに従っ
て選択された注射薬容器と対応したカセットの下面ゲー
トを水平状に開くゲート開閉機構が設けられている。こ
のゲート開閉機構は、駆動モータによりクランク機構を
介して揺動され、ゲート制御用電磁クラッチにより動作
する揺動部材の作動でゲート板を開閉させて処方データ
と対応した注射薬容器を各カセットの下面ゲートに連通
した専用の各シュートから落下排出させ、更に、水平コ
ンベヤと垂直コンベヤで外部へ取出す様に構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記注
射薬調剤機は、高幅、奥行き等のサイズが同じカセット
内に形状、大きさが同一種類の注射薬容器を立てた状態
で奥行き側の排出端へ向けて縦列状に整列させ、上下の
カセットの収容棚ごとにサイズが異なるカセットを収容
しているため、注射薬容器の種類や量が増加した場合に
は、高さが高過ぎて、同種の薬剤容器を収容したカセッ
ト全体を追加して設けるしかなく、他の収容棚へ段を取
替えて収容することができず、薬剤容器の調剤機そのも
のを新規に導入せざるを得ず、このため、高価な調剤機
であるから設備経費が非常に割高となる欠点がある。ま
た、奥行き方向に縦列配置構造の容器の各列ごとに独自
の容器排出のための開閉機構が必要であり、よって、各
カセットごとの構造だけでなく、ゲート開閉機構の構造
が複雑で、駆動機構もその列ごとに設けねばならないか
らさらにコスト高となり、さらに、縦列配置構成である
から各容器用の列幅がせまく、よって、排出中の容器類
がカセットの排出口端側で引掛る故障が発生し易く、故
障発生時には復旧作業が困難で修理のために現場からい
ったん引き上げて工場内での修理とならざるをえず、数
日間の復旧時間を要し、保守、点検、或は修理等に非常
に手数を要するという問題があった。
射薬調剤機は、高幅、奥行き等のサイズが同じカセット
内に形状、大きさが同一種類の注射薬容器を立てた状態
で奥行き側の排出端へ向けて縦列状に整列させ、上下の
カセットの収容棚ごとにサイズが異なるカセットを収容
しているため、注射薬容器の種類や量が増加した場合に
は、高さが高過ぎて、同種の薬剤容器を収容したカセッ
ト全体を追加して設けるしかなく、他の収容棚へ段を取
替えて収容することができず、薬剤容器の調剤機そのも
のを新規に導入せざるを得ず、このため、高価な調剤機
であるから設備経費が非常に割高となる欠点がある。ま
た、奥行き方向に縦列配置構造の容器の各列ごとに独自
の容器排出のための開閉機構が必要であり、よって、各
カセットごとの構造だけでなく、ゲート開閉機構の構造
が複雑で、駆動機構もその列ごとに設けねばならないか
らさらにコスト高となり、さらに、縦列配置構成である
から各容器用の列幅がせまく、よって、排出中の容器類
がカセットの排出口端側で引掛る故障が発生し易く、故
障発生時には復旧作業が困難で修理のために現場からい
ったん引き上げて工場内での修理とならざるをえず、数
日間の復旧時間を要し、保守、点検、或は修理等に非常
に手数を要するという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その1つの目的は、薬剤管理装置にお
いて、同装置のカセット内の容器収容空間を効率的に用
いることができ、多段構造のカセットの1列の移動路ご
とに異なる薬剤容器を収容管理することができる機体に
収容した容器類の排出装置を提供することである。本発
明の他の目的は、カセット内の各移動路ごとに異種薬剤
容器の収容管理を実現させるとともに、同一カセット内
での新規容器の導入、或は容器の入れ替え等の段取り換
え使用を実現させるうえ、同段取り換え作業を極めて簡
単なものとし、その作業を短時間で完了させ得る機体に
収容した容器類の排出装置を提供することである。更
に、本発明の他の目的は、薬剤管理装置等について保
守、点検、修理作業が簡単、かつ、円滑であり、しか
も、故障時の復旧作業を簡易にかつ短時間で行なえるよ
うにした機体に収容した容器類の排出装置を提供するこ
とである。また、本発明の他の目的は、各収容樋の排出
端部側に設けた第1、第2の開閉ゲート手段による開閉
作動で、内部の容器の収容係止状態と、排出をコントロ
ールさせて開閉構造が簡単であり、作動の信頼性が高
く、しかも作動が確実であり、故障が少なく、同時に製
造が容易で、製造コストも安価な機体に収容した容器類
の排出装置を提供することである。さらに、本発明の他
の目的は、各収容樋の幅間隔を調整可能にすることによ
り、高さの異なる複数種類の薬品、その他のドリンク剤
などを収容する容器を1つのカセット内に収容して管理
することができ、しかも、いつでも各収容樋ごとに異な
る高さの容器の収容管理が可能な機体に収容した容器類
の搬出方法を提供することである。さらに、本発明の他
の目的は、個々の患者の処方箋に対応した任意に必要な
複数の容器を取り揃えて集めた形態で集荷トレイ等で取
出口まで導入させることができる完全自動型の薬剤等管
理装置を実現させ得る機体に収容した容器類の搬出方法
を提供することである。
れたものであり、その1つの目的は、薬剤管理装置にお
いて、同装置のカセット内の容器収容空間を効率的に用
いることができ、多段構造のカセットの1列の移動路ご
とに異なる薬剤容器を収容管理することができる機体に
収容した容器類の排出装置を提供することである。本発
明の他の目的は、カセット内の各移動路ごとに異種薬剤
容器の収容管理を実現させるとともに、同一カセット内
での新規容器の導入、或は容器の入れ替え等の段取り換
え使用を実現させるうえ、同段取り換え作業を極めて簡
単なものとし、その作業を短時間で完了させ得る機体に
収容した容器類の排出装置を提供することである。更
に、本発明の他の目的は、薬剤管理装置等について保
守、点検、修理作業が簡単、かつ、円滑であり、しか
も、故障時の復旧作業を簡易にかつ短時間で行なえるよ
うにした機体に収容した容器類の排出装置を提供するこ
とである。また、本発明の他の目的は、各収容樋の排出
端部側に設けた第1、第2の開閉ゲート手段による開閉
作動で、内部の容器の収容係止状態と、排出をコントロ
ールさせて開閉構造が簡単であり、作動の信頼性が高
く、しかも作動が確実であり、故障が少なく、同時に製
造が容易で、製造コストも安価な機体に収容した容器類
の排出装置を提供することである。さらに、本発明の他
の目的は、各収容樋の幅間隔を調整可能にすることによ
り、高さの異なる複数種類の薬品、その他のドリンク剤
などを収容する容器を1つのカセット内に収容して管理
することができ、しかも、いつでも各収容樋ごとに異な
る高さの容器の収容管理が可能な機体に収容した容器類
の搬出方法を提供することである。さらに、本発明の他
の目的は、個々の患者の処方箋に対応した任意に必要な
複数の容器を取り揃えて集めた形態で集荷トレイ等で取
出口まで導入させることができる完全自動型の薬剤等管
理装置を実現させ得る機体に収容した容器類の搬出方法
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、機体12内に上下に層状にカセット28
が配置され、このカセット28内には移動路54を備え
て排出方向に向けて長く形成された収容樋14が設けら
れ、前記収容樋14の移動路54に横倒し状に収容させ
た1個又は複数の容器類16を、同収容樋14の排出端
部44側へ付勢する付勢手段18と、同収容樋14内に
収容した容器類16を排出制御する排出制御手段20と
を備え、前記排出制御手段20は、前記収容樋14の排
出端部44側に設けられ、前記容器類16の排出端部4
4側への付勢力を遮断、開放させる第1開閉ゲート手段
22と、前記第1開閉ゲート手段22から排出端部44
方向に所要の間隙をおいて配置された第2開閉ゲート手
段24とを備えてなる機体に収容した容器類の排出装置
10から構成される。
に、本発明は、機体12内に上下に層状にカセット28
が配置され、このカセット28内には移動路54を備え
て排出方向に向けて長く形成された収容樋14が設けら
れ、前記収容樋14の移動路54に横倒し状に収容させ
た1個又は複数の容器類16を、同収容樋14の排出端
部44側へ付勢する付勢手段18と、同収容樋14内に
収容した容器類16を排出制御する排出制御手段20と
を備え、前記排出制御手段20は、前記収容樋14の排
出端部44側に設けられ、前記容器類16の排出端部4
4側への付勢力を遮断、開放させる第1開閉ゲート手段
22と、前記第1開閉ゲート手段22から排出端部44
方向に所要の間隙をおいて配置された第2開閉ゲート手
段24とを備えてなる機体に収容した容器類の排出装置
10から構成される。
【0007】また、前記各収容樋14の間隔幅を調整す
る幅調整手段(45)が設けられることとしても良い。
る幅調整手段(45)が設けられることとしても良い。
【0008】また、前記第1、第2開閉ゲート手段2
2、24は、前記収容樋14の排出端部44側に設けら
れ、収容樋14内の前記移動路54を開閉し得る様に回
動自在に軸支されたゲート板56、58を含むこととし
てもよい。
2、24は、前記収容樋14の排出端部44側に設けら
れ、収容樋14内の前記移動路54を開閉し得る様に回
動自在に軸支されたゲート板56、58を含むこととし
てもよい。
【0009】また、前記ゲート板56、58は、前記移
動路54の閉鎖状態において、前記収容樋14の排出端
部44側へ向け略斜め下がりに傾斜するように設けられ
てなることとしてもよい。
動路54の閉鎖状態において、前記収容樋14の排出端
部44側へ向け略斜め下がりに傾斜するように設けられ
てなることとしてもよい。
【0010】また、前記ゲート板56、58は、前記移
動路54の閉鎖方向にばね付勢されてなることとしても
よい。
動路54の閉鎖方向にばね付勢されてなることとしても
よい。
【0011】また、前記第1、第2開閉ゲート手段2
2、24には、その手段の開閉を駆動させる開閉駆動手
段74、76が設けられてなることとしてもよい。
2、24には、その手段の開閉を駆動させる開閉駆動手
段74、76が設けられてなることとしてもよい。
【0012】また、前記開閉駆動手段74、76は、前
記ゲート板56、58に設けられ、プッシャ手段114
に押動されて前記ゲート板56、58を開放方向に回転
させるプッシャ受部86、102を含むこととしてもよ
い。
記ゲート板56、58に設けられ、プッシャ手段114
に押動されて前記ゲート板56、58を開放方向に回転
させるプッシャ受部86、102を含むこととしてもよ
い。
【0013】また、前記収容樋14は奥行方向に複数列
に配置され、これらの収容樋14列を横断するように長
軸60が回転自在に設けられ、この長軸60に前記第1
開閉ゲート手段22のゲート板56が固定されてこれら
のゲート板56は一体的に各収容樋14の移動路54を
開閉してなることとしてもよい。
に配置され、これらの収容樋14列を横断するように長
軸60が回転自在に設けられ、この長軸60に前記第1
開閉ゲート手段22のゲート板56が固定されてこれら
のゲート板56は一体的に各収容樋14の移動路54を
開閉してなることとしてもよい。
【0014】また、前記第2開閉ゲート手段24のゲー
ト板58は、各収容樋14の各排出口44に個別に回動
しつつ開閉し得るように枢着されてなることとしてもよ
い。
ト板58は、各収容樋14の各排出口44に個別に回動
しつつ開閉し得るように枢着されてなることとしてもよ
い。
【0015】また、前記付勢手段18は、前記収容樋1
4の排出口44へ向け斜め下がりに傾斜された移動路5
4であることとしてもよい。
4の排出口44へ向け斜め下がりに傾斜された移動路5
4であることとしてもよい。
【0016】次に、前記した排出装置10により収容樋
14の排出端部44から排出される容器類16を取出口
106側に導く搬出装置であって、各収容樋14の排出
端部44へ移動しつつ排出される容器類16を受け取っ
て前記取出口側に搬送させる容器類の受取搬出手段10
7を備えてなる機体に収容した容器類の搬出装置104
から構成される。
14の排出端部44から排出される容器類16を取出口
106側に導く搬出装置であって、各収容樋14の排出
端部44へ移動しつつ排出される容器類16を受け取っ
て前記取出口側に搬送させる容器類の受取搬出手段10
7を備えてなる機体に収容した容器類の搬出装置104
から構成される。
【0017】また、前記した排出装置10により収容樋
14の排出端部44から排出される容器類16を取出口
106側に導く搬出装置であって、各収容樋14の排出
端部44へ移動しつつ排出される容器類16を受取る受
取手段108と、この受取手段108で受取った容器類
16を躯体12の取出口106側へ搬送する搬送手段1
10とを備えてなる機体に収容した容器類の搬出装置1
04から構成される。
14の排出端部44から排出される容器類16を取出口
106側に導く搬出装置であって、各収容樋14の排出
端部44へ移動しつつ排出される容器類16を受取る受
取手段108と、この受取手段108で受取った容器類
16を躯体12の取出口106側へ搬送する搬送手段1
10とを備えてなる機体に収容した容器類の搬出装置1
04から構成される。
【0018】また、前記受取手段108は、第1及び第
2開閉ゲート手段22、24のゲート板56、58のプ
ッシャ受部86、102を押動するプッシャ手段114
と、前記プッシャ受部86、102の押動により排出さ
れた容器類16を仮収容するポケット部116と、を備
えてなることとしてもよい。
2開閉ゲート手段22、24のゲート板56、58のプ
ッシャ受部86、102を押動するプッシャ手段114
と、前記プッシャ受部86、102の押動により排出さ
れた容器類16を仮収容するポケット部116と、を備
えてなることとしてもよい。
【0019】また、前記プッシャ手段114は、第1開
閉ゲート手段22のプッシャ受部86を押動する第1プ
ッシャ118と、第2開閉ゲート手段24のプッシャ受
部102を押動する第2プッシャ120とを備えてなる
こととしてもよい。
閉ゲート手段22のプッシャ受部86を押動する第1プ
ッシャ118と、第2開閉ゲート手段24のプッシャ受
部102を押動する第2プッシャ120とを備えてなる
こととしてもよい。
【0020】また、前記搬送手段110は、ポケット部
116を昇降及び水平動させる移動手段132と、容器
類16を取出口106方向へ案内する送り駆動機構13
4と、前記ポケット部116内に仮収容した容器類16
を送り駆動機構134へ受渡す受渡し機構136とを備
えてなることとしてもよい。
116を昇降及び水平動させる移動手段132と、容器
類16を取出口106方向へ案内する送り駆動機構13
4と、前記ポケット部116内に仮収容した容器類16
を送り駆動機構134へ受渡す受渡し機構136とを備
えてなることとしてもよい。
【0021】また、前記受渡し機構136は、前記ポケ
ット部116の下面側に設けられた開閉蓋130と、前
記受渡し機構136を所定の停止位置に移動停止させて
同受渡し機構136のポケット部116方向に伸縮する
アクチュエータ機構180とを備えることとしてもよ
い。
ット部116の下面側に設けられた開閉蓋130と、前
記受渡し機構136を所定の停止位置に移動停止させて
同受渡し機構136のポケット部116方向に伸縮する
アクチュエータ機構180とを備えることとしてもよ
い。
【0022】また、機体12内に前部を投入側とすると
ともに後部を排出側として上下に層状にカセット28を
配置させ、このカセット28内部の奥行き方向に向けて
容器16類の移動路54を形成するように相互の左右の
幅間隔を拡小調整可能なように収容樋14を列状に並列
配置させ、収容する各移動路54に対応する容器16の
高さに対応して前記移動路の幅間隔を調整させ、これら
の容器類を横倒し状に収納させつつ後部の排出側から排
出させてなる機体に収容した容器類の排出方法から構成
される。
ともに後部を排出側として上下に層状にカセット28を
配置させ、このカセット28内部の奥行き方向に向けて
容器16類の移動路54を形成するように相互の左右の
幅間隔を拡小調整可能なように収容樋14を列状に並列
配置させ、収容する各移動路54に対応する容器16の
高さに対応して前記移動路の幅間隔を調整させ、これら
の容器類を横倒し状に収納させつつ後部の排出側から排
出させてなる機体に収容した容器類の排出方法から構成
される。
【0023】さらに、機体12内に前部を投入側とする
とともに後部を排出側として上下に層状にカセット28
を配置させ、このカセット28内部の奥行き方向に向け
て容器16類の移動路54を形成するように相互の左右
の幅間隔を拡小調整可能なように収容樋14を列状に並
列配置させ、収容する各移動路54に対応する容器16
の高さに対応して前記移動路54の幅間隔を調整させ、
これらの容器類を横倒し状に収納させつつ後部の排出側
から排出させ、各収容樋14ごとの列に対応して当該排
出口128から排出される容器類を受取搬送手段107
により受け取って容器類の取出口106側に搬送させて
なる機体に収容した容器類の搬出方法から構成される。
とともに後部を排出側として上下に層状にカセット28
を配置させ、このカセット28内部の奥行き方向に向け
て容器16類の移動路54を形成するように相互の左右
の幅間隔を拡小調整可能なように収容樋14を列状に並
列配置させ、収容する各移動路54に対応する容器16
の高さに対応して前記移動路54の幅間隔を調整させ、
これらの容器類を横倒し状に収納させつつ後部の排出側
から排出させ、各収容樋14ごとの列に対応して当該排
出口128から排出される容器類を受取搬送手段107
により受け取って容器類の取出口106側に搬送させて
なる機体に収容した容器類の搬出方法から構成される。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明に係る機体に収容した容器
類類の排出装置は、機体内に上下に層状にカセットが配
置され、このカセット内には移動路を備えて排出方向に
向けて長く形成された収容樋が設けられ、前記収容樋の
移動路に横倒し状に収容させた1個又は複数の容器類
を、同収容樋の排出端部側へ付勢する付勢手段と、同収
容樋内に収容した容器類を排出制御する排出制御手段と
を備え、前記排出制御手段は、前記収容樋の排出端部側
に設けられ、前記容器類類の排出端部側への付勢力を遮
断、開放させる第1開閉ゲート手段と、前記第1開閉ゲ
ート手段から排出端部方向に所要の間隙をおいて配置さ
れた第2開閉ゲート手段とを備えている。開閉ゲート手
段の具体的な開閉構成態様は任意構造で良い。例えば移
動路の下面側から貫通状に上方に出入して移動路を開閉
する構造でも良い。上方側から直線状に上下動するゲー
ト構造でも良い。開閉駆動を付勢バネとプッシャ機構の
簡単な構造で実現でき、さらに、故障しにくく、容器詰
まりの際の復旧の容易性から回動軸支によるゲ−ト板の
開閉構造がより好適ある。容器類の付勢手段としては移
動路を排出端部側へ傾斜させ、容器類を取り出すごとに
排出制御手段側へ収容した容器類を自重で移動させる手
段が、構成が簡易で経済的に好ましい。しかし、容器類
を排出端部側へ付勢する付勢手段としては、付勢ばねで
付勢させた押送板で容器類を押圧する構成を用いてもよ
い。収容樋は、カセット内に両側面と平行に並列配置さ
せたアングル状の区画板で区画形成のが好適である。材
質、形状、具体的な構造は任意に設定して良い。
類類の排出装置は、機体内に上下に層状にカセットが配
置され、このカセット内には移動路を備えて排出方向に
向けて長く形成された収容樋が設けられ、前記収容樋の
移動路に横倒し状に収容させた1個又は複数の容器類
を、同収容樋の排出端部側へ付勢する付勢手段と、同収
容樋内に収容した容器類を排出制御する排出制御手段と
を備え、前記排出制御手段は、前記収容樋の排出端部側
に設けられ、前記容器類類の排出端部側への付勢力を遮
断、開放させる第1開閉ゲート手段と、前記第1開閉ゲ
ート手段から排出端部方向に所要の間隙をおいて配置さ
れた第2開閉ゲート手段とを備えている。開閉ゲート手
段の具体的な開閉構成態様は任意構造で良い。例えば移
動路の下面側から貫通状に上方に出入して移動路を開閉
する構造でも良い。上方側から直線状に上下動するゲー
ト構造でも良い。開閉駆動を付勢バネとプッシャ機構の
簡単な構造で実現でき、さらに、故障しにくく、容器詰
まりの際の復旧の容易性から回動軸支によるゲ−ト板の
開閉構造がより好適ある。容器類の付勢手段としては移
動路を排出端部側へ傾斜させ、容器類を取り出すごとに
排出制御手段側へ収容した容器類を自重で移動させる手
段が、構成が簡易で経済的に好ましい。しかし、容器類
を排出端部側へ付勢する付勢手段としては、付勢ばねで
付勢させた押送板で容器類を押圧する構成を用いてもよ
い。収容樋は、カセット内に両側面と平行に並列配置さ
せたアングル状の区画板で区画形成のが好適である。材
質、形状、具体的な構造は任意に設定して良い。
【0025】また、前記各収容樋の間隔幅を調整する幅
調整手段を設けることが好適である。隣接する収容樋の
間隔を任意に調整する幅調整機構を設けることにより横
倒し状の容器の収容、管理構造を実効化させ得る。
調整手段を設けることが好適である。隣接する収容樋の
間隔を任意に調整する幅調整機構を設けることにより横
倒し状の容器の収容、管理構造を実効化させ得る。
【0026】第1、第2開閉ゲート手段は、収容樋の排
出端部側に設けられ、収容樋内の移動路を開閉し得る様
に回動自在に軸支されたゲート板を含む。開閉ゲート手
段はゲート板が好適であるが、これに限ることなく、棒
状、柵状、ネット状、ブロック状等に形成してもよい。
出端部側に設けられ、収容樋内の移動路を開閉し得る様
に回動自在に軸支されたゲート板を含む。開閉ゲート手
段はゲート板が好適であるが、これに限ることなく、棒
状、柵状、ネット状、ブロック状等に形成してもよい。
【0027】前記ゲート板は、前記移動路の閉鎖状態に
おいて、前記収容樋の排出端部側へ向け略斜め下がりに
傾斜するように設けることが好適である。しかし、必ず
しも傾斜させる必要はなく、移動路に対して鉛直状態で
移動路を閉鎖させるような構成としてもよい。また、二
つのゲート板を昇降させる構成としてもよい。
おいて、前記収容樋の排出端部側へ向け略斜め下がりに
傾斜するように設けることが好適である。しかし、必ず
しも傾斜させる必要はなく、移動路に対して鉛直状態で
移動路を閉鎖させるような構成としてもよい。また、二
つのゲート板を昇降させる構成としてもよい。
【0028】また、ゲート板は、移動路の閉鎖方向にば
ね付勢することが好適で、開放、閉鎖動作の構成が簡単
となる。ばね付勢することに限らず、例えば、カム回転
機構その他の機構で押圧閉鎖させてもよい。
ね付勢することが好適で、開放、閉鎖動作の構成が簡単
となる。ばね付勢することに限らず、例えば、カム回転
機構その他の機構で押圧閉鎖させてもよい。
【0029】また、第1、第2開閉手段には、前記容器
類の排出端部側への付勢力の遮断、開放を行わせる開閉
駆動手段を設ける方が好適である。開閉作動の具体的な
構造は任意で良い。ベルト・プーリによる回転開閉駆
動、チェーン駆動、モータ直結駆動、直線−回転変換駆
動機構等によらしめても良い。
類の排出端部側への付勢力の遮断、開放を行わせる開閉
駆動手段を設ける方が好適である。開閉作動の具体的な
構造は任意で良い。ベルト・プーリによる回転開閉駆
動、チェーン駆動、モータ直結駆動、直線−回転変換駆
動機構等によらしめても良い。
【0030】この開閉駆動手段は、ゲート板に設けら
れ、プッシャ手段に押動されてゲート板を開放方向に回
転させるプッシャ受部を含む方が好適である。プッシャ
ロッドによる押動の動作を行なうことにより開閉駆動を
実現するから構造が簡単となり、駆動負荷も軽いものと
できる。駆動力の伝達機構を種々選択して直線的なゲー
トの開閉構造を実現し得る。
れ、プッシャ手段に押動されてゲート板を開放方向に回
転させるプッシャ受部を含む方が好適である。プッシャ
ロッドによる押動の動作を行なうことにより開閉駆動を
実現するから構造が簡単となり、駆動負荷も軽いものと
できる。駆動力の伝達機構を種々選択して直線的なゲー
トの開閉構造を実現し得る。
【0031】開閉駆動手段としては、揺動アーム機構が
好適である。しかし、これにかぎらず、ラック・ピニオ
ン機構を用いた揺動機構、流体圧を利用したスライダー
を用いた揺動機構を電気信号による排出指令で動作させ
る構成としてもよい。
好適である。しかし、これにかぎらず、ラック・ピニオ
ン機構を用いた揺動機構、流体圧を利用したスライダー
を用いた揺動機構を電気信号による排出指令で動作させ
る構成としてもよい。
【0032】また、前記収容樋は奥行方向に複数列に配
置され、これらの収容樋列を横断するように長軸が回転
自在に設けられ、この長軸に前記第1開閉ゲート手段の
ゲート板が固定されてこれらのゲート板は一体的に各収
容樋の移動路を開閉することが好適である。第1開閉ゲ
ートも各収容樋ごとに開閉できるようにしても良いが、
一体的に動くようにする方が、長軸を共通軸として軸受
部分等が2箇所だけで良く、部品点数を減少させて構造
を簡単なものとし、同時にこれに対応するプッシャも1
個だけで良いから大幅な機構、構造の簡略化を達成し得
る。また、第1、第2開閉ゲート板の間隔への容器の導
入の効率が極めて良好となる。
置され、これらの収容樋列を横断するように長軸が回転
自在に設けられ、この長軸に前記第1開閉ゲート手段の
ゲート板が固定されてこれらのゲート板は一体的に各収
容樋の移動路を開閉することが好適である。第1開閉ゲ
ートも各収容樋ごとに開閉できるようにしても良いが、
一体的に動くようにする方が、長軸を共通軸として軸受
部分等が2箇所だけで良く、部品点数を減少させて構造
を簡単なものとし、同時にこれに対応するプッシャも1
個だけで良いから大幅な機構、構造の簡略化を達成し得
る。また、第1、第2開閉ゲート板の間隔への容器の導
入の効率が極めて良好となる。
【0033】また、第2開閉ゲート手段のゲート板は、
各収容樋の各排出口に個別に回動しつつ開閉し得るよう
に枢着することが好ましい。完全自動型の薬剤管理装置
構成とするときにはこの第2開閉ゲート手段は個別の収
容樋について開閉し得る構成とすることが好ましい。
各収容樋の各排出口に個別に回動しつつ開閉し得るよう
に枢着することが好ましい。完全自動型の薬剤管理装置
構成とするときにはこの第2開閉ゲート手段は個別の収
容樋について開閉し得る構成とすることが好ましい。
【0034】前記付勢手段は、前記収容樋の排出口へ向
け斜め下がりに傾斜された移動路で構成されている。し
かし、これに限ることなく、移動路内を自走する押送体
で容器類を排出端部側へ押送してもよい。すなわち、強
制的に複数の容器に排出端方向へ付勢力を付加するよう
な構成としても良い。
け斜め下がりに傾斜された移動路で構成されている。し
かし、これに限ることなく、移動路内を自走する押送体
で容器類を排出端部側へ押送してもよい。すなわち、強
制的に複数の容器に排出端方向へ付勢力を付加するよう
な構成としても良い。
【0035】次に、本発明に係る機体に収容した容器類
の搬出装置は、前記した排出装置により収容樋の排出端
部から排出される容器類を取出口側に導く搬出装置であ
って、各収容樋の排出端部へ移動しつつ排出される容器
類を受け取って前記取出口側に搬送させる容器類の受取
搬送手段を備えている。受取搬送手段としては、積層さ
れた各段階の収容樋の排出端部側の下方位置に機体を横
断してベルトコンベヤ、バケットコンベヤ等の搬送体を
設け、この各搬送体の端部から取出口へ排出シュートを
連通させることが好適である。搬送体や排出シュートの
構成が簡略で、各収容樋から排出される容器類を確実に
取出口へ搬出できる。
の搬出装置は、前記した排出装置により収容樋の排出端
部から排出される容器類を取出口側に導く搬出装置であ
って、各収容樋の排出端部へ移動しつつ排出される容器
類を受け取って前記取出口側に搬送させる容器類の受取
搬送手段を備えている。受取搬送手段としては、積層さ
れた各段階の収容樋の排出端部側の下方位置に機体を横
断してベルトコンベヤ、バケットコンベヤ等の搬送体を
設け、この各搬送体の端部から取出口へ排出シュートを
連通させることが好適である。搬送体や排出シュートの
構成が簡略で、各収容樋から排出される容器類を確実に
取出口へ搬出できる。
【0036】また、本発明に係る機体に収容した容器類
の搬出装置は、前記した排出装置により収容樋の排出端
部から排出される容器類を取出口側に導く搬出装置であ
って、各収容樋の排出端部へ移動しつつ排出される容器
類を受取る受取手段と、この受取手段で受取った容器類
を機体の取出口側へ搬送する搬送手段とを備えて構成さ
れる。搬送手段は、単なるシュータを収容樋の排出端側
に直接に設けて受けさせて直接に取出口側に導くように
しても良い。好適には左右、上下(X,Z)方向に自由
に制御移動し得る集荷トレイ等を担持して搬送できるよ
うな受取手段、及び搬送手段である方が好ましい。
の搬出装置は、前記した排出装置により収容樋の排出端
部から排出される容器類を取出口側に導く搬出装置であ
って、各収容樋の排出端部へ移動しつつ排出される容器
類を受取る受取手段と、この受取手段で受取った容器類
を機体の取出口側へ搬送する搬送手段とを備えて構成さ
れる。搬送手段は、単なるシュータを収容樋の排出端側
に直接に設けて受けさせて直接に取出口側に導くように
しても良い。好適には左右、上下(X,Z)方向に自由
に制御移動し得る集荷トレイ等を担持して搬送できるよ
うな受取手段、及び搬送手段である方が好ましい。
【0037】前記受取手段は、第1及び第2開閉ゲート
手段のゲート板のプッシャ受部を押動するプッシャ手段
と、前記プッシャ受部の押動により排出された容器類を
仮収容するポケット部とを好適に備えている。ポケット
部は、容器類を受取ることが可能な箱体、コップ体、枠
体等に形成し、更に、内部にクッション材を備えること
としてもよい。
手段のゲート板のプッシャ受部を押動するプッシャ手段
と、前記プッシャ受部の押動により排出された容器類を
仮収容するポケット部とを好適に備えている。ポケット
部は、容器類を受取ることが可能な箱体、コップ体、枠
体等に形成し、更に、内部にクッション材を備えること
としてもよい。
【0038】また、前記プッシャ手段は、第1開閉ゲー
ト手段のプッシャ受部を押動する第1プッシャと、第2
開閉ゲート手段のプッシャ受部を押動する第2プッシャ
と、を備えても良い。プッシャ手段としては、マグネッ
トや押出シリンダの伸縮作動するプランジャが好適であ
るが、伸縮して開閉ゲートを開閉できるものであればよ
い。
ト手段のプッシャ受部を押動する第1プッシャと、第2
開閉ゲート手段のプッシャ受部を押動する第2プッシャ
と、を備えても良い。プッシャ手段としては、マグネッ
トや押出シリンダの伸縮作動するプランジャが好適であ
るが、伸縮して開閉ゲートを開閉できるものであればよ
い。
【0039】また、前記搬送手段は、ポケット部を昇降
及び水平動させる移動手段と、容器類を取出口方向へ案
内する送り駆動機構と、前記ポケット部内に仮収容した
容器類を送り駆動機構へ受渡す受渡し機構とを備えても
良い。これに限ることなく、各収容樋の排出端部側から
機体の側壁面へベルトコンベヤ、バケットコンベヤ等の
搬送体を横断して複数段に設け、この搬送体に連通させ
た搬出シュートで容器類を取出口へ搬出することとして
もよい。
及び水平動させる移動手段と、容器類を取出口方向へ案
内する送り駆動機構と、前記ポケット部内に仮収容した
容器類を送り駆動機構へ受渡す受渡し機構とを備えても
良い。これに限ることなく、各収容樋の排出端部側から
機体の側壁面へベルトコンベヤ、バケットコンベヤ等の
搬送体を横断して複数段に設け、この搬送体に連通させ
た搬出シュートで容器類を取出口へ搬出することとして
もよい。
【0040】また、前記受渡し機構は、前記ポケット部
の下面側に設けられた開閉蓋と、前記受渡し機構を所定
の停止位置に移動停止させて同受渡し機構のポケット部
方向に伸縮するアクチュエータ機構とを備え、開閉蓋を
アクチュエータ機構で摺動させつつ開閉させる機構が好
適である。これに限らず、ポケット部を回転軸に軸支し
て上下反転させる構成や、底蓋を下方へ開閉させる構成
でもよい。
の下面側に設けられた開閉蓋と、前記受渡し機構を所定
の停止位置に移動停止させて同受渡し機構のポケット部
方向に伸縮するアクチュエータ機構とを備え、開閉蓋を
アクチュエータ機構で摺動させつつ開閉させる機構が好
適である。これに限らず、ポケット部を回転軸に軸支し
て上下反転させる構成や、底蓋を下方へ開閉させる構成
でもよい。
【0041】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実
施例を説明する。図1は、注射液の容器類の収容樋を備
えたカセットを機体内に収納した状態を示した薬剤管理
装置の一部切開斜視説明図、図2は、薬剤管理装置の正
面中央縦断面図、図3は、収容樋内の容器類の排出装置
と機体内に設けた容器類の搬出装置との対応関係を示し
た平面説明図である。本発明の第1実施例に係る機体に
収容した容器類の排出装置(以下、『容器類の排出装
置』と省略する)10は、機体12内に上下に層状に配
置され、排出方向に向けて長く形成された収容樋14を
備え、収容樋14に横倒し状に収容させた1個又は複数
の容器類16を、同収容樋14の排出端部側へ付勢する
付勢手段18と、同収容樋14内に収容した容器類16
を排出制御する排出制御手段20とを備え、排出制御手
段20は収容樋14の排出端部側に設けられ、容器類1
6の排出端部側への付勢力を遮断、開放させる第1開閉
ゲート手段22と、第1開閉ゲート手段22から排出端
部方向に所要の間隙Dをおいて配置された第2開閉ゲー
ト手段24とを備えている。
施例を説明する。図1は、注射液の容器類の収容樋を備
えたカセットを機体内に収納した状態を示した薬剤管理
装置の一部切開斜視説明図、図2は、薬剤管理装置の正
面中央縦断面図、図3は、収容樋内の容器類の排出装置
と機体内に設けた容器類の搬出装置との対応関係を示し
た平面説明図である。本発明の第1実施例に係る機体に
収容した容器類の排出装置(以下、『容器類の排出装
置』と省略する)10は、機体12内に上下に層状に配
置され、排出方向に向けて長く形成された収容樋14を
備え、収容樋14に横倒し状に収容させた1個又は複数
の容器類16を、同収容樋14の排出端部側へ付勢する
付勢手段18と、同収容樋14内に収容した容器類16
を排出制御する排出制御手段20とを備え、排出制御手
段20は収容樋14の排出端部側に設けられ、容器類1
6の排出端部側への付勢力を遮断、開放させる第1開閉
ゲート手段22と、第1開閉ゲート手段22から排出端
部方向に所要の間隙Dをおいて配置された第2開閉ゲー
ト手段24とを備えている。
【0042】以下、本実施例において、機体を備えた全
体の装置は、容器類16を収容する薬剤管理装置であ
り、常時1種又は複数種類の容器封入させた薬剤等を容
器の状態で収納させておき、必要に応じて所望の薬剤を
収納させた容器を取出口から取り出して用いるようにし
たものである。以下、機体を薬剤管理装置として説明す
る。図1、図2には、注射液等の容器類16を格納管理
する薬剤管理装置26の機体12が示されている。この
機体12は、金属、硬質合成樹脂、木質材等を素材と
し、縦形で密閉された中空箱体として形成されている。
この中空箱体の前面板27には、引出箱状のカセット2
8を上下段に挿入配置する挿脱口30が開口され、この
挿脱口30には開閉扉32、32が観音開き状に枢着さ
れている。機体12の両側の内壁面側には、挿脱口30
から機体12の奥行き方向へ向け、カセット28を挿入
支持するための複数の左右棚枠34、34が上下間隔を
おいて左右対称に架設されている。
体の装置は、容器類16を収容する薬剤管理装置であ
り、常時1種又は複数種類の容器封入させた薬剤等を容
器の状態で収納させておき、必要に応じて所望の薬剤を
収納させた容器を取出口から取り出して用いるようにし
たものである。以下、機体を薬剤管理装置として説明す
る。図1、図2には、注射液等の容器類16を格納管理
する薬剤管理装置26の機体12が示されている。この
機体12は、金属、硬質合成樹脂、木質材等を素材と
し、縦形で密閉された中空箱体として形成されている。
この中空箱体の前面板27には、引出箱状のカセット2
8を上下段に挿入配置する挿脱口30が開口され、この
挿脱口30には開閉扉32、32が観音開き状に枢着さ
れている。機体12の両側の内壁面側には、挿脱口30
から機体12の奥行き方向へ向け、カセット28を挿入
支持するための複数の左右棚枠34、34が上下間隔を
おいて左右対称に架設されている。
【0043】図3、図5、図6に示す様に、カセット2
8は、機体12内に設けた左右棚枠34、34の間隔幅
と略同一幅に形成された底板36と、この底板36の前
縁及び両側縁に立設された前板38と側板40、40と
で、先板を取り除いた引出箱に類似した箱体に形成され
ている。この側板40、40の上端には、外側へ略L字
状に折曲されたガイド42、42が設けられている。こ
のガイド42、42を挿脱口30から左右棚枠34、3
4に載着させて機体12内に挿入させることにより機体
12内にカセット28を上下段の層状に収納できる。な
お、各左右棚枠34、34には図示しないストッパが設
けられ、挿入したカセット28は移動しないようにロッ
クされる。
8は、機体12内に設けた左右棚枠34、34の間隔幅
と略同一幅に形成された底板36と、この底板36の前
縁及び両側縁に立設された前板38と側板40、40と
で、先板を取り除いた引出箱に類似した箱体に形成され
ている。この側板40、40の上端には、外側へ略L字
状に折曲されたガイド42、42が設けられている。こ
のガイド42、42を挿脱口30から左右棚枠34、3
4に載着させて機体12内に挿入させることにより機体
12内にカセット28を上下段の層状に収納できる。な
お、各左右棚枠34、34には図示しないストッパが設
けられ、挿入したカセット28は移動しないようにロッ
クされる。
【0044】図3に示す様に、カセット28内には、両
側板40、40と平行で、排出端部44へ向け長く形成
され、かつ、幅方向へ並列された複数の収容樋14が設
けられている。図5、図6にも示すように底板36の上
方において、前板38の上端寄り側から底板36の排出
端部44(奥行き方向)へ向けて長く傾斜板46が斜め
下がりとなるように固定されている。(挿脱口30側か
ら機体12の奥行き方向に向けて下がり傾斜状に配置さ
れている。)
側板40、40と平行で、排出端部44へ向け長く形成
され、かつ、幅方向へ並列された複数の収容樋14が設
けられている。図5、図6にも示すように底板36の上
方において、前板38の上端寄り側から底板36の排出
端部44(奥行き方向)へ向けて長く傾斜板46が斜め
下がりとなるように固定されている。(挿脱口30側か
ら機体12の奥行き方向に向けて下がり傾斜状に配置さ
れている。)
【0045】図3に示すように、この傾斜板46には、
複数の区画板50が奥行き方向に長く並列状に設置され
ており、これらの区画板50により区画される細長い通
路が各収容樋14を形成する。このように収容樋14は
略水平方向であって奥行き方向に長く設けられる。そし
て、この各収容樋14内に横倒し状に配置させた容器の
移動路54が構成される。本実施例において、傾斜板4
6にはこれらの区画板50の取り付け幅間隔を広狭調整
し得るように幅調整機構45が設けられている。傾斜板
46の排出端部44へ向かう方向の2箇所に、排出端部
方向と交差する方向に任意の間隔をおいて複数のビス孔
48、48がドット状に配置されて開孔されている。こ
の傾斜板46の上面に長いアングル部材で形成された複
数の区画板50を両側板40、40と平行に配置させ、
これらの区画板50は、その水平部に係合させたビス5
2、52を傾斜板の任意のビス孔48、48に締着して
固定されている。これによって、カセット28内に幅方
向に並列に各収容樋14が区画形成される。この区画部
分に所要の容器類が横倒し状に複数配置され、傾斜板上
に複数載着されることで重力により自然に転動する。ド
ット状に配置されたビス孔48とビス52とが区画板5
0で区画される収容樋14の幅調整機構45となる。幅
調整機構はビス孔48とビス52により傾斜板上の離散
的な位置に配置されるのではなく、例えば幅方向に長孔
を形成しておいて長孔に沿ってスライド状に自由な位置
に区画板50を螺子止め固定設置できるようにしても良
い。また、ねじ軸とスライダにより精密に幅調整位置を
設定できるようにしても良い。その具体的な幅調整機構
の構造は任意に構成しても良い。
複数の区画板50が奥行き方向に長く並列状に設置され
ており、これらの区画板50により区画される細長い通
路が各収容樋14を形成する。このように収容樋14は
略水平方向であって奥行き方向に長く設けられる。そし
て、この各収容樋14内に横倒し状に配置させた容器の
移動路54が構成される。本実施例において、傾斜板4
6にはこれらの区画板50の取り付け幅間隔を広狭調整
し得るように幅調整機構45が設けられている。傾斜板
46の排出端部44へ向かう方向の2箇所に、排出端部
方向と交差する方向に任意の間隔をおいて複数のビス孔
48、48がドット状に配置されて開孔されている。こ
の傾斜板46の上面に長いアングル部材で形成された複
数の区画板50を両側板40、40と平行に配置させ、
これらの区画板50は、その水平部に係合させたビス5
2、52を傾斜板の任意のビス孔48、48に締着して
固定されている。これによって、カセット28内に幅方
向に並列に各収容樋14が区画形成される。この区画部
分に所要の容器類が横倒し状に複数配置され、傾斜板上
に複数載着されることで重力により自然に転動する。ド
ット状に配置されたビス孔48とビス52とが区画板5
0で区画される収容樋14の幅調整機構45となる。幅
調整機構はビス孔48とビス52により傾斜板上の離散
的な位置に配置されるのではなく、例えば幅方向に長孔
を形成しておいて長孔に沿ってスライド状に自由な位置
に区画板50を螺子止め固定設置できるようにしても良
い。また、ねじ軸とスライダにより精密に幅調整位置を
設定できるようにしても良い。その具体的な幅調整機構
の構造は任意に構成しても良い。
【0046】また、排出端部44側へ向け斜め下がりに
傾斜した傾斜板46上に対向して配置した区画板50に
よって収容樋14の移動路54が形成され、この傾斜し
た移動路54が容器類16を自動的に排出端部44側へ
移動させる付勢手段18となる。この付勢手段18は、
排出端部44側へ斜め下がりに傾斜した傾斜板46に限
ることなく、各収容樋14内で少なくとも1個の容器類
が排出されると、他の容器類がばね等で排出端部44側
へ付勢されて移動する押圧機構を備えることとしてもよ
い。
傾斜した傾斜板46上に対向して配置した区画板50に
よって収容樋14の移動路54が形成され、この傾斜し
た移動路54が容器類16を自動的に排出端部44側へ
移動させる付勢手段18となる。この付勢手段18は、
排出端部44側へ斜め下がりに傾斜した傾斜板46に限
ることなく、各収容樋14内で少なくとも1個の容器類
が排出されると、他の容器類がばね等で排出端部44側
へ付勢されて移動する押圧機構を備えることとしてもよ
い。
【0047】図3、図4に示すように、カセット28内
には、各収容樋14に収容された容器類16を排出する
排出制御手段20が設けられ、この排出制御手段20
は、各収容樋14の排出端部44に近接した位置に設け
られた第1開閉ゲート手段22と、この第1開閉ゲート
手段22から排出端部44方向に所要の間隙Dをおいて
収容樋14の排出端側に設けられた第2開閉ゲート手段
24を備えている。これにより、移動路54の前方側に
第1開閉ゲート手段22が配置されると共に第1開閉ゲ
ート手段22から間隙Dをおいた後方側に第2開閉ゲー
ト手段24が配置される。この第1、第2開閉ゲート手
段22、24は、各収容樋14の排出端部44側で収容
樋14内の移動路54を開閉する様に回動自在に軸支さ
れた第1、第2ゲート板56、58を含む。
には、各収容樋14に収容された容器類16を排出する
排出制御手段20が設けられ、この排出制御手段20
は、各収容樋14の排出端部44に近接した位置に設け
られた第1開閉ゲート手段22と、この第1開閉ゲート
手段22から排出端部44方向に所要の間隙Dをおいて
収容樋14の排出端側に設けられた第2開閉ゲート手段
24を備えている。これにより、移動路54の前方側に
第1開閉ゲート手段22が配置されると共に第1開閉ゲ
ート手段22から間隙Dをおいた後方側に第2開閉ゲー
ト手段24が配置される。この第1、第2開閉ゲート手
段22、24は、各収容樋14の排出端部44側で収容
樋14内の移動路54を開閉する様に回動自在に軸支さ
れた第1、第2ゲート板56、58を含む。
【0048】図3、図4に示す様に、カセット28内
で、その奥行き方向へ向け複数列に配置された各収容樋
14の排出端部44寄り位置に、これらの収容樋14列
の上方を横断するように長軸60がカセット28の両側
板40、40に回転自在に軸支されている。この長軸6
0に第1開閉ゲート手段22の各第1ゲート板56が各
収容樋14と対応して固定され、これらの第1ゲート板
56は長軸60の回転で一体的に各収容樋14の移動路
54を開閉し得る様に配置されている。
で、その奥行き方向へ向け複数列に配置された各収容樋
14の排出端部44寄り位置に、これらの収容樋14列
の上方を横断するように長軸60がカセット28の両側
板40、40に回転自在に軸支されている。この長軸6
0に第1開閉ゲート手段22の各第1ゲート板56が各
収容樋14と対応して固定され、これらの第1ゲート板
56は長軸60の回転で一体的に各収容樋14の移動路
54を開閉し得る様に配置されている。
【0049】実施例において、第1開閉ゲート手段22
は、各収容樋14の幅方向の略中央部と対応して長軸6
0に沿って調整自在に、かつ排出端部44へ向けて突出
状にビス等で固定された支持ブロック64を備えてい
る。この支持ブロック64の端部に側面視略L形状の支
持板66が固定され、この支持板66に第1ゲート板5
6がビス等で取替え自在に固定されている。これによ
り、収容樋14を区画した区画板50を移動して収容樋
14の横幅を容器類に合わせて変更したときに、長軸6
0に固定した取付アーム64も、固定したビスを緩めて
収容樋14と対応した位置へ移動調整する。また、支持
板66にビスで固定した第1ゲート板56自体を収容樋
14の幅と合わせた取替えも可能となる。
は、各収容樋14の幅方向の略中央部と対応して長軸6
0に沿って調整自在に、かつ排出端部44へ向けて突出
状にビス等で固定された支持ブロック64を備えてい
る。この支持ブロック64の端部に側面視略L形状の支
持板66が固定され、この支持板66に第1ゲート板5
6がビス等で取替え自在に固定されている。これによ
り、収容樋14を区画した区画板50を移動して収容樋
14の横幅を容器類に合わせて変更したときに、長軸6
0に固定した取付アーム64も、固定したビスを緩めて
収容樋14と対応した位置へ移動調整する。また、支持
板66にビスで固定した第1ゲート板56自体を収容樋
14の幅と合わせた取替えも可能となる。
【0050】次に、長軸60から排出端部44寄り位置
において、第2開閉ゲート手段24の各第2ゲート板5
8を設けるため、長軸60と平行に横長板62が配置さ
れてカセット28の両側板40、40に横長板62の両
端が固定されている。
において、第2開閉ゲート手段24の各第2ゲート板5
8を設けるため、長軸60と平行に横長板62が配置さ
れてカセット28の両側板40、40に横長板62の両
端が固定されている。
【0051】また、図3、図4に示す様に、第2開閉ゲ
ート手段24の第2ゲート板58は、各収容樋14の各
排出端部44側に個別に回動しつつ開閉し得るように設
けられている。すなわち、第2ゲート板58は、カセッ
ト28の奥行き方向に区画板50により列状に複数配置
させた各収容樋14ごとに同カセット28の排出口端側
に設けられている。実施例において、図4に示すよう
に、横長板62の排出端部44側となる板面には、平面
視略L形のブラケット68が取付られて排出端部側へ突
出されている。このブラケット68は、横長板62に沿
って開孔された複数のビス孔48に図示しないビス等で
移動可能に固定されている。このブラケット68の側面
に回動アーム70が軸71において枢着され、この回動
アーム70の端部に支持板が固定され、この支持板に第
2ゲート板58がビス等で取替え自在に固定されてい
る。第2開閉ゲート手段24においても、カセット28
内で各収容樋14の区画板50を移動して収容樋14の
横幅を容器類16に合わせて変更したときに、横長板6
2に対してブラケット68の取付位置をビス孔48に合
わせて移動調整し、同時に支持板72に固定する第2ゲ
ート板58を取替えて調整できる。
ート手段24の第2ゲート板58は、各収容樋14の各
排出端部44側に個別に回動しつつ開閉し得るように設
けられている。すなわち、第2ゲート板58は、カセッ
ト28の奥行き方向に区画板50により列状に複数配置
させた各収容樋14ごとに同カセット28の排出口端側
に設けられている。実施例において、図4に示すよう
に、横長板62の排出端部44側となる板面には、平面
視略L形のブラケット68が取付られて排出端部側へ突
出されている。このブラケット68は、横長板62に沿
って開孔された複数のビス孔48に図示しないビス等で
移動可能に固定されている。このブラケット68の側面
に回動アーム70が軸71において枢着され、この回動
アーム70の端部に支持板が固定され、この支持板に第
2ゲート板58がビス等で取替え自在に固定されてい
る。第2開閉ゲート手段24においても、カセット28
内で各収容樋14の区画板50を移動して収容樋14の
横幅を容器類16に合わせて変更したときに、横長板6
2に対してブラケット68の取付位置をビス孔48に合
わせて移動調整し、同時に支持板72に固定する第2ゲ
ート板58を取替えて調整できる。
【0052】これにより、各収容樋14内の排出端部4
4側に設けた第1、第2開閉ゲート手段22、24の第
1、第2ゲート板56、58を交互に開閉させて移動路
面上の第1、第2ゲート板56、58の排出可能用の間
隙Sから容器類16を少なくとも1個づつ確実に排出で
きる。また、第1、第2ゲート板56、58を回動軸支
させた第1、第2開閉ゲート手段22、24の構成が簡
略で作動中に容器類16の引掛り等の故障を発生するこ
ともない。また、内部に複数の収容樋14を備えたカセ
ット28を機体12内から簡易に引出し、第1、第2ゲ
ート板56、58等の保守、点検、或は容器類16の補
充も簡単に行える。
4側に設けた第1、第2開閉ゲート手段22、24の第
1、第2ゲート板56、58を交互に開閉させて移動路
面上の第1、第2ゲート板56、58の排出可能用の間
隙Sから容器類16を少なくとも1個づつ確実に排出で
きる。また、第1、第2ゲート板56、58を回動軸支
させた第1、第2開閉ゲート手段22、24の構成が簡
略で作動中に容器類16の引掛り等の故障を発生するこ
ともない。また、内部に複数の収容樋14を備えたカセ
ット28を機体12内から簡易に引出し、第1、第2ゲ
ート板56、58等の保守、点検、或は容器類16の補
充も簡単に行える。
【0053】図3に示すように、第1、第2ゲート板5
6、58は横に長い長板状に形成され、移動路54の幅
よりもやや小さい幅の長さの板として形成されている。
これらの第1、第2ゲート板56、58は移動路54を
閉鎖する状態において、前記収容樋14の排出端部44
側へ向け略斜め下がりに傾斜するように設けられてい
る。そして、この第1、第2ゲート板56、58は、付
勢バネ84、100により常時移動路閉鎖方向にばね付
勢されており、したがってこれらのゲート板56、58
は、排出端部側すなわち奥行き方向に向けて斜め下がり
となる状態で常時移動路54を回転軸より下回転側から
容器等の投入口側に向かうようにバネ付勢されかつ係止
されている。すなわち、収容樋の排出端部側へ向け略斜
め下がりに傾斜するように設けられることについては、
回転軸支されたゲート板の移動路閉鎖状態の付勢係止構
造において、ゲート板があたかも排出端側に向けて斜め
下がり傾斜状態であるということであり、厳密には図
5、6に示すように、きれいな斜め下がり態様とならな
い場合もある。すなわち、回転軸としての長軸60、軸
71を介して断面視略反転L字状に下端側を曲折させて
構成されている。ゲート板の長さが回転軸から移動路の
上面までの直線距離よりも長く、かつ断面視時計回り方
向に回転するように回転し、かつ略斜め下がり状態で下
端が表面に当接して移動路を閉鎖させた状態となるもの
である。
6、58は横に長い長板状に形成され、移動路54の幅
よりもやや小さい幅の長さの板として形成されている。
これらの第1、第2ゲート板56、58は移動路54を
閉鎖する状態において、前記収容樋14の排出端部44
側へ向け略斜め下がりに傾斜するように設けられてい
る。そして、この第1、第2ゲート板56、58は、付
勢バネ84、100により常時移動路閉鎖方向にばね付
勢されており、したがってこれらのゲート板56、58
は、排出端部側すなわち奥行き方向に向けて斜め下がり
となる状態で常時移動路54を回転軸より下回転側から
容器等の投入口側に向かうようにバネ付勢されかつ係止
されている。すなわち、収容樋の排出端部側へ向け略斜
め下がりに傾斜するように設けられることについては、
回転軸支されたゲート板の移動路閉鎖状態の付勢係止構
造において、ゲート板があたかも排出端側に向けて斜め
下がり傾斜状態であるということであり、厳密には図
5、6に示すように、きれいな斜め下がり態様とならな
い場合もある。すなわち、回転軸としての長軸60、軸
71を介して断面視略反転L字状に下端側を曲折させて
構成されている。ゲート板の長さが回転軸から移動路の
上面までの直線距離よりも長く、かつ断面視時計回り方
向に回転するように回転し、かつ略斜め下がり状態で下
端が表面に当接して移動路を閉鎖させた状態となるもの
である。
【0054】これにより、第1、第2ゲート板56、5
8は、付勢力に抗して各回転軸としての長軸60や軸7
1回りに逆回転させるトルクを加えるだけで良いから、
各ゲートの上端側枢着構成とするときには出力の大きな
駆動機構を備える必要もなく、容器類16を簡単に排出
できると共に、ゲート板の開閉により容器類の排出方向
への移動が極めて確実、かつ円滑に行われる。特に、上
端側の回転軸支構成において閉鎖方向にばね付勢された
ゲート板は、ばね付勢に抗して直線的に押動するだけで
簡単に開放でき、容器類の排出、閉鎖の構成を簡単なも
のとすることができる。しかも、移動路の開閉のための
機構が1軸の回転だけで良いから極めて構造が簡単であ
る。かつ、排出端部側への斜め下がりの構成とすること
により付勢力の構成や付勢力とゲートの開閉構造とのバ
ランスを取りやすく、非常に簡単な構成による確実な容
器類の排出を実現し得る。
8は、付勢力に抗して各回転軸としての長軸60や軸7
1回りに逆回転させるトルクを加えるだけで良いから、
各ゲートの上端側枢着構成とするときには出力の大きな
駆動機構を備える必要もなく、容器類16を簡単に排出
できると共に、ゲート板の開閉により容器類の排出方向
への移動が極めて確実、かつ円滑に行われる。特に、上
端側の回転軸支構成において閉鎖方向にばね付勢された
ゲート板は、ばね付勢に抗して直線的に押動するだけで
簡単に開放でき、容器類の排出、閉鎖の構成を簡単なも
のとすることができる。しかも、移動路の開閉のための
機構が1軸の回転だけで良いから極めて構造が簡単であ
る。かつ、排出端部側への斜め下がりの構成とすること
により付勢力の構成や付勢力とゲートの開閉構造とのバ
ランスを取りやすく、非常に簡単な構成による確実な容
器類の排出を実現し得る。
【0055】図4に示す様に、第1、第2開閉ゲート手
段22、24には、容器類16の排出端部44側への付
勢力の遮断、開放を行わせる開閉駆動手段74、76が
設けられている。図5には、上下段に配置されたカセッ
ト28の一方側板40に併設された収容樋14の排出端
部44側に設けた第1開閉ゲート手段22の第1開閉駆
動手段74が示されている。この第1開閉駆動手段74
は、カセット28の一方側板40の内面側であって、長
軸60に固定され、先端側を排出端部44側へ向けて配
置された第1アーム78と、この第1アーム78の下方
側で側板40に枢着され、上端側を第1アーム78の上
方へ突出させた第2アーム80とを備えている。この第
2アーム80の側面の中間位置と第1アーム78の先端
部の側面とに連杆82がリンク機構を形成するようにそ
れぞれの端部どうしを回動自在に枢支連結させている。
更に、第2アーム80と横長板62との間には付勢ばね
84が張設されており、常時第2アーム80上端側を排
出方向端部側にばね付勢している。基本的には第1開閉
駆動手段74はこれらの第1アーム78、第2アーム8
0、連杆82、付勢ばね84でも良い。
段22、24には、容器類16の排出端部44側への付
勢力の遮断、開放を行わせる開閉駆動手段74、76が
設けられている。図5には、上下段に配置されたカセッ
ト28の一方側板40に併設された収容樋14の排出端
部44側に設けた第1開閉ゲート手段22の第1開閉駆
動手段74が示されている。この第1開閉駆動手段74
は、カセット28の一方側板40の内面側であって、長
軸60に固定され、先端側を排出端部44側へ向けて配
置された第1アーム78と、この第1アーム78の下方
側で側板40に枢着され、上端側を第1アーム78の上
方へ突出させた第2アーム80とを備えている。この第
2アーム80の側面の中間位置と第1アーム78の先端
部の側面とに連杆82がリンク機構を形成するようにそ
れぞれの端部どうしを回動自在に枢支連結させている。
更に、第2アーム80と横長板62との間には付勢ばね
84が張設されており、常時第2アーム80上端側を排
出方向端部側にばね付勢している。基本的には第1開閉
駆動手段74はこれらの第1アーム78、第2アーム8
0、連杆82、付勢ばね84でも良い。
【0056】実施例において、図5に示すように、収容
樋14の排出端部44側で、第2アーム80と平行に第
3アーム88が配置され下端部を側板40に枢着されて
いる。また、第2アーム80の上端側とこの第3アーム
88の上端側には連杆90が両端を枢支連結させてい
る。図において、第2アーム80、連杆90及び第3ア
ーム88は全体としてコ字状に配置連結されてリンクを
構成している。そして、第3アーム88の上端側を背面
側となる排出端部側から正面側に向けて押動することに
よりこれらのリンクのそれぞれのアームが回動、或は揺
動することにより、長軸60に取りつけた第1ゲート板
56を回動させる。(移動路の開放作用を行なう。)
樋14の排出端部44側で、第2アーム80と平行に第
3アーム88が配置され下端部を側板40に枢着されて
いる。また、第2アーム80の上端側とこの第3アーム
88の上端側には連杆90が両端を枢支連結させてい
る。図において、第2アーム80、連杆90及び第3ア
ーム88は全体としてコ字状に配置連結されてリンクを
構成している。そして、第3アーム88の上端側を背面
側となる排出端部側から正面側に向けて押動することに
よりこれらのリンクのそれぞれのアームが回動、或は揺
動することにより、長軸60に取りつけた第1ゲート板
56を回動させる。(移動路の開放作用を行なう。)
【0057】また、第3アーム88の上端の排出端部側
には凹部92が設けられている。この凹部92は第1プ
ッシャ受部86を構成しており、後述するプッシャ手段
に背面側から正面側に向けて押動されて第1ゲート板5
6を開放方向に回転させる。実施例において、開閉駆動
手段74は、この第1プッシャ受部86を含む。そし
て、付勢ばね84で第2アーム80は常時排出端側に向
けて付勢されるから長軸60には図5上で時計方向の回
動付勢力が働いており、したがって、長軸60に各支持
ブロック64を介して取付けた各第1ゲート板56は時
計方向にばね付勢されて各収容樋14は閉鎖された状態
を保持する。そして、係止凹部92にプッシャ手段のロ
ッドを係着させて押動させると、第2、第3アーム8
0、88が図5上で反時計方向へ回動し、長軸60が反
時計方向へ回動されて各収容樋14を閉鎖していた各第
1ゲート板56は一体的に回動して横並びの各収容樋1
4は同時にその移動路を開放させる。
には凹部92が設けられている。この凹部92は第1プ
ッシャ受部86を構成しており、後述するプッシャ手段
に背面側から正面側に向けて押動されて第1ゲート板5
6を開放方向に回転させる。実施例において、開閉駆動
手段74は、この第1プッシャ受部86を含む。そし
て、付勢ばね84で第2アーム80は常時排出端側に向
けて付勢されるから長軸60には図5上で時計方向の回
動付勢力が働いており、したがって、長軸60に各支持
ブロック64を介して取付けた各第1ゲート板56は時
計方向にばね付勢されて各収容樋14は閉鎖された状態
を保持する。そして、係止凹部92にプッシャ手段のロ
ッドを係着させて押動させると、第2、第3アーム8
0、88が図5上で反時計方向へ回動し、長軸60が反
時計方向へ回動されて各収容樋14を閉鎖していた各第
1ゲート板56は一体的に回動して横並びの各収容樋1
4は同時にその移動路を開放させる。
【0058】図6には、同じく上下段に配置されたカセ
ット28の収容樋14の排出端部44側に設けた第2開
閉ゲート手段24の第2開閉駆動手段76が示されてい
る。この第2開閉駆動手段76は、横並びに並列された
各樋ごとに設けられており、第1開閉駆動手段74が1
個のみを設けて長軸60により横並び並列配置の樋全部
について第1ゲート板の開動作を行なわせるのに対し、
この手段76は、各個別の樋ごとにその排出動作を制御
する。すなわち、図1、4、5に示すように、第1、第
2開閉ゲート手段22、24の第1、第2ゲート板5
6、58の移動路上の間隙Sに排出可能となる選択容器
を配置させておき、第1開閉ゲート手段の第1ゲート板
56は常に全部を開放させて間隙S内に収容配置させて
いつでも個別排出を可能とするとともに、第2開閉ゲー
ト手段の第2ゲート板は必要に応じて個別に排出させ、
取り出せるようにするものである。
ット28の収容樋14の排出端部44側に設けた第2開
閉ゲート手段24の第2開閉駆動手段76が示されてい
る。この第2開閉駆動手段76は、横並びに並列された
各樋ごとに設けられており、第1開閉駆動手段74が1
個のみを設けて長軸60により横並び並列配置の樋全部
について第1ゲート板の開動作を行なわせるのに対し、
この手段76は、各個別の樋ごとにその排出動作を制御
する。すなわち、図1、4、5に示すように、第1、第
2開閉ゲート手段22、24の第1、第2ゲート板5
6、58の移動路上の間隙Sに排出可能となる選択容器
を配置させておき、第1開閉ゲート手段の第1ゲート板
56は常に全部を開放させて間隙S内に収容配置させて
いつでも個別排出を可能とするとともに、第2開閉ゲー
ト手段の第2ゲート板は必要に応じて個別に排出させ、
取り出せるようにするものである。
【0059】第2開閉駆動手段76は、横長板62であ
って、各樋に対応する排出端側位置に取りつけられてい
る。図において、横長板62に取付けたL形のブラケッ
ト68には、回動アーム70が一端を枢支されて他端側
が回動し得るように設けられている。また、この回動ア
ーム70の側面側には一端をブラケット68に枢着され
てこの回動アーム70と交差するように第4アーム94
が設けられている。また、この第4アーム94の側面の
回動アーム70との中間位置には連杆96が両端側をそ
れぞれ枢着されており、第4アーム94が下端部の枢着
軸回りに上端側を揺動させると、連杆96を介して回動
アーム70の先端側を移動路の開閉方向に回動させ、こ
れによって、回動アーム70に固定された第2ゲート板
58をして移動路の開放、閉鎖作用を行なわせる。すな
わち、第4アーム94とブラケット68の端部に設けた
ピン98には、付勢ばね100が張設されており、この
付勢ばね100で第4アーム94は収容樋14の排出端
部44側へ向けて常時付勢されている。これによって、
回動アーム70も、図6上で時計方向に付勢されてお
り、回動アーム70に取付けた各第2ゲート板58で各
収容樋14は閉鎖される。
って、各樋に対応する排出端側位置に取りつけられてい
る。図において、横長板62に取付けたL形のブラケッ
ト68には、回動アーム70が一端を枢支されて他端側
が回動し得るように設けられている。また、この回動ア
ーム70の側面側には一端をブラケット68に枢着され
てこの回動アーム70と交差するように第4アーム94
が設けられている。また、この第4アーム94の側面の
回動アーム70との中間位置には連杆96が両端側をそ
れぞれ枢着されており、第4アーム94が下端部の枢着
軸回りに上端側を揺動させると、連杆96を介して回動
アーム70の先端側を移動路の開閉方向に回動させ、こ
れによって、回動アーム70に固定された第2ゲート板
58をして移動路の開放、閉鎖作用を行なわせる。すな
わち、第4アーム94とブラケット68の端部に設けた
ピン98には、付勢ばね100が張設されており、この
付勢ばね100で第4アーム94は収容樋14の排出端
部44側へ向けて常時付勢されている。これによって、
回動アーム70も、図6上で時計方向に付勢されてお
り、回動アーム70に取付けた各第2ゲート板58で各
収容樋14は閉鎖される。
【0060】実施例において、図6上で第4アーム94
の上端には排出端側に開放する凹部92が設けられてい
る。この凹部92は第2プッシャ受部102を形成して
おり、この第2プッシャ受部102を背面側から正面側
に押動させることにより、連杆96を介して回動アーム
70をリンク回動させる。すなわち、第2プッシャ受部
102を例えば後述するプッシャ手段により押動させる
ことにより、各収容樋14を閉鎖している第2ゲート板
58を開放方向に回転させる。
の上端には排出端側に開放する凹部92が設けられてい
る。この凹部92は第2プッシャ受部102を形成して
おり、この第2プッシャ受部102を背面側から正面側
に押動させることにより、連杆96を介して回動アーム
70をリンク回動させる。すなわち、第2プッシャ受部
102を例えば後述するプッシャ手段により押動させる
ことにより、各収容樋14を閉鎖している第2ゲート板
58を開放方向に回転させる。
【0061】ここにおいて、第1プッシャ受部86を押
動させて第1ゲート板56を開放させ、傾斜した移動路
上を容器類16が下降、あるいは転動して閉鎖された第
2ゲート板58の手前側となる排出用間隙S内に容器類
が移動停止させられる。その状態で第1プッシャ受部8
6の押動を解除させると、第1ゲート板56がばね付勢
により閉鎖されて第1、第2ゲート板56、58の排出
用間隙S内に容器類16が挟み込まれる。この状態で、
選択された収容樋14と対応した第2プッシャ受部10
2の第4アーム94の凹部92にプッシャ手段のロッド
が係着し、背面側から正面側へとこの第4アームの凹部
92を押動させると第4アーム94が図6上で反時計方
向へ回動して回動アーム70を反時計方向へ回動させ、
収容樋14を閉鎖していた第2ゲート板58が開放方向
に回動し、1個または複数の容器類16を排出端部44
から排出させる。
動させて第1ゲート板56を開放させ、傾斜した移動路
上を容器類16が下降、あるいは転動して閉鎖された第
2ゲート板58の手前側となる排出用間隙S内に容器類
が移動停止させられる。その状態で第1プッシャ受部8
6の押動を解除させると、第1ゲート板56がばね付勢
により閉鎖されて第1、第2ゲート板56、58の排出
用間隙S内に容器類16が挟み込まれる。この状態で、
選択された収容樋14と対応した第2プッシャ受部10
2の第4アーム94の凹部92にプッシャ手段のロッド
が係着し、背面側から正面側へとこの第4アームの凹部
92を押動させると第4アーム94が図6上で反時計方
向へ回動して回動アーム70を反時計方向へ回動させ、
収容樋14を閉鎖していた第2ゲート板58が開放方向
に回動し、1個または複数の容器類16を排出端部44
から排出させる。
【0062】このように、第1、第2開閉手段22、2
4の開閉駆動手段74、76を設けてこれらを交互に制
御して第1、第2開閉手段22、24を開閉させること
により、例えば1個のみのゲート手段による開閉のよう
に複雑な構造とする必要がなく、かえって、個々の部品
そのものは簡単なリンク機構やゲート板のみで良く、製
造が簡単で、大幅な低コスト化を達成し得るとともに、
故障や容器の排出機構部分での詰まり状態がなく、確実
な排出を可能とするともに、単にゲート板の回動のみで
排出機構部分における容器の詰まり状態を解除でき、故
障や容器の詰まり状態からの復帰が非常に簡単である。
また、開閉駆動はほとんど機械的な構成のみで行なえる
から保守や点検作業も非常に簡単である。また、1個ま
たは複数の選択された容器類16のみを確実に排出させ
ることができる。また、第1、第2プッシャ受部86、
102をプッシャ手段で押動する簡単な構造で第1、第
2ゲート板56、58を開閉作動でき、容器類がゲート
板に引掛ることもなく、確実に排出できる。
4の開閉駆動手段74、76を設けてこれらを交互に制
御して第1、第2開閉手段22、24を開閉させること
により、例えば1個のみのゲート手段による開閉のよう
に複雑な構造とする必要がなく、かえって、個々の部品
そのものは簡単なリンク機構やゲート板のみで良く、製
造が簡単で、大幅な低コスト化を達成し得るとともに、
故障や容器の排出機構部分での詰まり状態がなく、確実
な排出を可能とするともに、単にゲート板の回動のみで
排出機構部分における容器の詰まり状態を解除でき、故
障や容器の詰まり状態からの復帰が非常に簡単である。
また、開閉駆動はほとんど機械的な構成のみで行なえる
から保守や点検作業も非常に簡単である。また、1個ま
たは複数の選択された容器類16のみを確実に排出させ
ることができる。また、第1、第2プッシャ受部86、
102をプッシャ手段で押動する簡単な構造で第1、第
2ゲート板56、58を開閉作動でき、容器類がゲート
板に引掛ることもなく、確実に排出できる。
【0063】次に、図面に基づいて、本発明の機体に収
容した容器類の搬出装置(以下、『容器類の搬出装置』
という)104の実施例を説明するが前記した容器類の
排出装置と同一部材には同一符号を付し、その説明を省
略する。図1、図2に示す様に、容器類の搬出装置10
4は、前述した機体12内に設けた容器類の排出装置1
0により各収容樋14の排出端部44から排出される容
器類16を機体12の取出口106側に導く搬出装置で
あって、各収容樋14の排出端部44へ移動しつつ排出
される容器類の受取搬送手段107を備えている。この
受取搬送手段107は、各収容樋14の排出端部44へ
移動しつつ排出される容器類を受取る受取手段108
と、この受取手段108で受け取った容器類16を機体
12の取出口106側へ搬送する搬送手段110とを有
している。
容した容器類の搬出装置(以下、『容器類の搬出装置』
という)104の実施例を説明するが前記した容器類の
排出装置と同一部材には同一符号を付し、その説明を省
略する。図1、図2に示す様に、容器類の搬出装置10
4は、前述した機体12内に設けた容器類の排出装置1
0により各収容樋14の排出端部44から排出される容
器類16を機体12の取出口106側に導く搬出装置で
あって、各収容樋14の排出端部44へ移動しつつ排出
される容器類の受取搬送手段107を備えている。この
受取搬送手段107は、各収容樋14の排出端部44へ
移動しつつ排出される容器類を受取る受取手段108
と、この受取手段108で受け取った容器類16を機体
12の取出口106側へ搬送する搬送手段110とを有
している。
【0064】取出口106は、機体12の前面板27の
下部位置に設けられ、この取出口106に上面が開口さ
れた取出箱112が挿脱自在に装着されている。受取手
段108は、カセット28内に排出方向へ向け長く並列
状に排出された各収容樋14の排出端部44寄り位置に
設けられる。この受取手段108は第1、第2開閉ゲー
ト手段22、24のゲート板56、58を開閉させる第
1、第2プッシャ受部86、102を押動するプッシャ
手段114と、第1、第2プッシャ受部86、102の
押動により排出された容器類16を仮収容するポケット
部116とを備えている。前述のように第1、第2開閉
ゲート手段22、24は、機体12内に上下の層状に配
置されたカセット28内に排出方向へ向け長く並列状に
排出された各収容樋14の排出端部44寄り位置に設け
られており、実施例において、これらのゲート手段2
2、24として設けられた各ゲート板と協働して各ゲー
トを開放させ、排出される容器類を受け取るものであ
る。
下部位置に設けられ、この取出口106に上面が開口さ
れた取出箱112が挿脱自在に装着されている。受取手
段108は、カセット28内に排出方向へ向け長く並列
状に排出された各収容樋14の排出端部44寄り位置に
設けられる。この受取手段108は第1、第2開閉ゲー
ト手段22、24のゲート板56、58を開閉させる第
1、第2プッシャ受部86、102を押動するプッシャ
手段114と、第1、第2プッシャ受部86、102の
押動により排出された容器類16を仮収容するポケット
部116とを備えている。前述のように第1、第2開閉
ゲート手段22、24は、機体12内に上下の層状に配
置されたカセット28内に排出方向へ向け長く並列状に
排出された各収容樋14の排出端部44寄り位置に設け
られており、実施例において、これらのゲート手段2
2、24として設けられた各ゲート板と協働して各ゲー
トを開放させ、排出される容器類を受け取るものであ
る。
【0065】図3、図4に示す様に、プッシャ手段11
4は、第1開閉ゲート手段22の第1プッシャ受部86
を押動する第1プッシャ118と、第2開閉ゲート手段
24の第2プッシャ受部を押動する第2プッシャ120
とを備え、これらの第1、第2プッシャ118、120
は、電磁ソレノイド装置で構成したプッシャ本体122
内に係合され、プッシャ本体122に誘起される電磁力
により伸縮自在に動作される。これらのプッシャ手段1
14は、電磁ソレノイドに限ることなく、単に、モー
タ、押出シリンダー等で構成してもよい。
4は、第1開閉ゲート手段22の第1プッシャ受部86
を押動する第1プッシャ118と、第2開閉ゲート手段
24の第2プッシャ受部を押動する第2プッシャ120
とを備え、これらの第1、第2プッシャ118、120
は、電磁ソレノイド装置で構成したプッシャ本体122
内に係合され、プッシャ本体122に誘起される電磁力
により伸縮自在に動作される。これらのプッシャ手段1
14は、電磁ソレノイドに限ることなく、単に、モー
タ、押出シリンダー等で構成してもよい。
【0066】第1プッシャ118は上下方向に配置され
た各カセット28の第1開閉ゲート手段22の取付位置
に対応して、排出端側に縦方向に昇降移動するように後
述する搬送手段110側に装架されている。また、第2
プッシャ120は、上下の各カセット28に沿って昇降
移動し、かつ各カセット28の各第2開閉ゲート手段2
4に対向して水平移動し得るように搬送手段110側に
それぞれ装架される。
た各カセット28の第1開閉ゲート手段22の取付位置
に対応して、排出端側に縦方向に昇降移動するように後
述する搬送手段110側に装架されている。また、第2
プッシャ120は、上下の各カセット28に沿って昇降
移動し、かつ各カセット28の各第2開閉ゲート手段2
4に対向して水平移動し得るように搬送手段110側に
それぞれ装架される。
【0067】第1プッシャ118は、第1開閉ゲート手
段22を押動させるものであり、この第1開閉ゲート手
段は1個の長軸60に取りつけられて各層全体の樋を一
体的に回動開閉するものであるから、この1個の長軸の
第1ゲート板56のプッシャ受部86のみを押動すれば
良く、したがって、この第1プッシャ118は上下に駆
動させるだけで良い。この第1プッシャ118は後述す
る昇降部138により昇降移動される横長枠150の一
端側にプッシャ本体122を固定させてこのプッシャ本
体から正面側に向けてプッシャ先端を進退移動させるよ
うにしている。一方、第2プッシャ120は、移動台1
60に担持されて移動手段132により図1上、上下左
右方向に移動自在に設けられている。
段22を押動させるものであり、この第1開閉ゲート手
段は1個の長軸60に取りつけられて各層全体の樋を一
体的に回動開閉するものであるから、この1個の長軸の
第1ゲート板56のプッシャ受部86のみを押動すれば
良く、したがって、この第1プッシャ118は上下に駆
動させるだけで良い。この第1プッシャ118は後述す
る昇降部138により昇降移動される横長枠150の一
端側にプッシャ本体122を固定させてこのプッシャ本
体から正面側に向けてプッシャ先端を進退移動させるよ
うにしている。一方、第2プッシャ120は、移動台1
60に担持されて移動手段132により図1上、上下左
右方向に移動自在に設けられている。
【0068】図1、図2に示す様に、受取手段108で
受け取った容器類を機体12の取り出し口側へ搬送する
搬送手段110は、後述するポケット部116を昇降及
び水平動させる移動手段132と、容器類16を取出口
106方向へ案内する送り駆動機構134と、前記ポケ
ット部116内に仮収容した容器類16を送り駆動機構
134へ受渡す受渡し機構136とを備えている。ポケ
ット部116内に排出された容器類を収納させ、これを
移動手段を介して駆動させ、受渡機構を介してこれを送
り駆動機構に受け渡し、送り駆動機構により取り出し口
方向へ案内させて取り出すようにさせる。実施例におい
て、これらの受取手段や搬送手段は機体12内であっ
て、排出装置の排出端側のさらに奥行き方向となる背面
側に配置されている。
受け取った容器類を機体12の取り出し口側へ搬送する
搬送手段110は、後述するポケット部116を昇降及
び水平動させる移動手段132と、容器類16を取出口
106方向へ案内する送り駆動機構134と、前記ポケ
ット部116内に仮収容した容器類16を送り駆動機構
134へ受渡す受渡し機構136とを備えている。ポケ
ット部116内に排出された容器類を収納させ、これを
移動手段を介して駆動させ、受渡機構を介してこれを送
り駆動機構に受け渡し、送り駆動機構により取り出し口
方向へ案内させて取り出すようにさせる。実施例におい
て、これらの受取手段や搬送手段は機体12内であっ
て、排出装置の排出端側のさらに奥行き方向となる背面
側に配置されている。
【0069】図1、2において、移動手段132は、機
体12内に積層配置された複数のカセット28の排出端
部44と対向して、同機体12内の背面部に上下方向に
設置された昇降部138と、この昇降部138に取付け
られた水平移動部140とを備えている。昇降部138
は、機体12内の上端側に奥行き方向と略直交方向に長
く配置されたロッド状の駆動軸142と、機体12内の
下部位置に両側方向へ軸支された回転軸144と、この
駆動軸142と回転軸144の両端に固定した鎖歯車に
それぞれの回転軸144及び駆動軸142の鎖歯車をか
け回すように上下方向に調帯された無端チエン146、
146とを備えている。148は駆動軸142を連動回
転させる昇降用原動機である。
体12内に積層配置された複数のカセット28の排出端
部44と対向して、同機体12内の背面部に上下方向に
設置された昇降部138と、この昇降部138に取付け
られた水平移動部140とを備えている。昇降部138
は、機体12内の上端側に奥行き方向と略直交方向に長
く配置されたロッド状の駆動軸142と、機体12内の
下部位置に両側方向へ軸支された回転軸144と、この
駆動軸142と回転軸144の両端に固定した鎖歯車に
それぞれの回転軸144及び駆動軸142の鎖歯車をか
け回すように上下方向に調帯された無端チエン146、
146とを備えている。148は駆動軸142を連動回
転させる昇降用原動機である。
【0070】図1、2に示す様に、機体12内であって
奥行き方向左右両端側には縦方向に長く縦ガイド枠14
9が設置されている。これによって、無端チエン146
に固定されるとともに、両端側をこれらの縦ガイド枠1
49に案内されながら、受取手段108を担持した横長
枠150を昇降移動させる。第1プッシャ118は図2
に示すように、この横長枠150から正面側に突設配置
された水平案内枠154の上面であって一端側(図上左
端側)に固定されており、よって、この昇降部138の
上下昇降駆動により所定のプッシャ位置で押動作用を行
なう。
奥行き方向左右両端側には縦方向に長く縦ガイド枠14
9が設置されている。これによって、無端チエン146
に固定されるとともに、両端側をこれらの縦ガイド枠1
49に案内されながら、受取手段108を担持した横長
枠150を昇降移動させる。第1プッシャ118は図2
に示すように、この横長枠150から正面側に突設配置
された水平案内枠154の上面であって一端側(図上左
端側)に固定されており、よって、この昇降部138の
上下昇降駆動により所定のプッシャ位置で押動作用を行
なう。
【0071】水平移動部140は、機体12内のカセッ
ト28と対向して配置され、背面側を無端チエン14
6、146に固定されて、水平方向に設けられた横長枠
150と、この横長枠150の両端に交差状に固定さ
れ、側面視略L字状でカセット28側へ向けて突設され
た腕板152、152と、この腕板152、152に取
り付けられ、横長枠150から正面側に突設離間して固
定された断面矩形状の細長い水平案内枠154と、を備
えている(図2参照)。この水平案内枠154の前面
(正面側)には図6に示すような端面視略C形の案内レ
ール156が固定されている。この案内レールのC形凹
部内には複数のガイドローラ158が転動自在に設けら
れている。この案内レール156に案内されて第2プッ
シャ120を担持した移動台160が水平移動自在に取
りつけられている。
ト28と対向して配置され、背面側を無端チエン14
6、146に固定されて、水平方向に設けられた横長枠
150と、この横長枠150の両端に交差状に固定さ
れ、側面視略L字状でカセット28側へ向けて突設され
た腕板152、152と、この腕板152、152に取
り付けられ、横長枠150から正面側に突設離間して固
定された断面矩形状の細長い水平案内枠154と、を備
えている(図2参照)。この水平案内枠154の前面
(正面側)には図6に示すような端面視略C形の案内レ
ール156が固定されている。この案内レールのC形凹
部内には複数のガイドローラ158が転動自在に設けら
れている。この案内レール156に案内されて第2プッ
シャ120を担持した移動台160が水平移動自在に取
りつけられている。
【0072】すなわち、図1、図6に示すように、移動
台160は、背面側に向けて折曲された側面L字状のア
ングル部材からなり、この移動台160の背面側には軸
片164を突設させて左右を開口させ、後方側に離隔し
て連結板162を備えた中空枠体161が取りつけられ
ている。そして図1に示すように、この中空箱161内
を左右に貫通するように無端ベルト174が左右のプー
リ172、168に調帯されて左右に長く配置されてお
り、このベルトの上動部は同中空箱161の固定板17
6と連結板162に取りつけられた固定板163に挟み
込まれるように固定されている。さらに、連結板162
の背面側には図示しない軸がC形の案内レール156側
に突設されており、これによって水平案内枠154に案
内されつつ無端ベルト174の正逆回転移動により該移
動台160は左右方向に移動する。
台160は、背面側に向けて折曲された側面L字状のア
ングル部材からなり、この移動台160の背面側には軸
片164を突設させて左右を開口させ、後方側に離隔し
て連結板162を備えた中空枠体161が取りつけられ
ている。そして図1に示すように、この中空箱161内
を左右に貫通するように無端ベルト174が左右のプー
リ172、168に調帯されて左右に長く配置されてお
り、このベルトの上動部は同中空箱161の固定板17
6と連結板162に取りつけられた固定板163に挟み
込まれるように固定されている。さらに、連結板162
の背面側には図示しない軸がC形の案内レール156側
に突設されており、これによって水平案内枠154に案
内されつつ無端ベルト174の正逆回転移動により該移
動台160は左右方向に移動する。
【0073】移動台160のL字状の垂下片側にはポケ
ット部116としての箱体124が固定されている。図
4、5、6に示す様に、ポケット部116は、収容樋1
4のうちで一番大きな横幅と略同一の横幅を有し、かつ
上面が開口された略四角形状の箱体124として形成さ
れている。したがって、少なくとも高さの高い容器類が
横転状態で転動して排出収容できるようにしている。こ
の箱体124の底面には、収容樋14の排出端部44か
ら落下する容器類16を衝撃もなく捕捉するテーパ面1
26が設けられている。また、この箱体124の下面側
の排出口128には、テーパ面126の端部側へ向け摺
動するように付勢ばね131で付勢された開閉蓋130
が装着されている。これにより、各収容樋14の第1、
第2開閉ゲート手段をプッシャ手段で簡単に開閉作動さ
せ、排出された各容器類16をポケット部116内に確
実に収容して破損等を発生することなく、安全に取出口
へ搬送できる。なお、127はこのポケット部116の
側壁内部側に取り付けられた光電センサであり、管理装
置の正面側に設けられた図示しない操作パネルを操作し
て排出口より排出させた所望の容器のポケット部116
への落下、収容を検出する。
ット部116としての箱体124が固定されている。図
4、5、6に示す様に、ポケット部116は、収容樋1
4のうちで一番大きな横幅と略同一の横幅を有し、かつ
上面が開口された略四角形状の箱体124として形成さ
れている。したがって、少なくとも高さの高い容器類が
横転状態で転動して排出収容できるようにしている。こ
の箱体124の底面には、収容樋14の排出端部44か
ら落下する容器類16を衝撃もなく捕捉するテーパ面1
26が設けられている。また、この箱体124の下面側
の排出口128には、テーパ面126の端部側へ向け摺
動するように付勢ばね131で付勢された開閉蓋130
が装着されている。これにより、各収容樋14の第1、
第2開閉ゲート手段をプッシャ手段で簡単に開閉作動さ
せ、排出された各容器類16をポケット部116内に確
実に収容して破損等を発生することなく、安全に取出口
へ搬送できる。なお、127はこのポケット部116の
側壁内部側に取り付けられた光電センサであり、管理装
置の正面側に設けられた図示しない操作パネルを操作し
て排出口より排出させた所望の容器のポケット部116
への落下、収容を検出する。
【0074】一方、水平案内枠154の前面側の1つの
回転プーリ168の他端側には水平移動用原動機170
が取りつけられており、その回転軸に固定した駆動プー
リ172と、回転プーリ168に前記した無端ベルト1
74が調帯されている。ここにおいて、水平移動用原動
機170の正回転又は逆回転でポケット部116を固定
した移動台160が機体12内で左右方向へ移動すると
ともに、昇降用原動機148の正回転又は逆回転で縦方
向に調帯された無端チエン146、146を介して水平
案内枠154が上下方向へ移動する。これによって移動
台160が上下、左右に移動することによりそれに担持
される第2プッシャ手段の第2プッシャ120は選択さ
れた樋の容器類を受け取りに行くとともに、第1プッシ
ャ118は昇降の駆動のみにより所定のプッシャ位置に
おいて押動取り出し作用を行なう。
回転プーリ168の他端側には水平移動用原動機170
が取りつけられており、その回転軸に固定した駆動プー
リ172と、回転プーリ168に前記した無端ベルト1
74が調帯されている。ここにおいて、水平移動用原動
機170の正回転又は逆回転でポケット部116を固定
した移動台160が機体12内で左右方向へ移動すると
ともに、昇降用原動機148の正回転又は逆回転で縦方
向に調帯された無端チエン146、146を介して水平
案内枠154が上下方向へ移動する。これによって移動
台160が上下、左右に移動することによりそれに担持
される第2プッシャ手段の第2プッシャ120は選択さ
れた樋の容器類を受け取りに行くとともに、第1プッシ
ャ118は昇降の駆動のみにより所定のプッシャ位置に
おいて押動取り出し作用を行なう。
【0075】このように、移動手段132の水平移動部
140の水平案内枠154の端部側に第1開閉ゲート手
段22の第1プッシャ受部86を押動する第1プッシャ
118が設置され、また、水平案内枠154の中空移動
台160の前面板166の上面に各第2開閉ゲート手段
24の第2プッシャ受部102を押動する第2プッシャ
120が設置されている。そして、上下方向へ積層され
たカセット28内で、収容樋14内に選別排出する容器
類16を収容してカセット28の高さ位置へ昇降部13
8の駆動で水平移動部140を上昇させて停止させる。
更に、水平移動部140の中空移動台160を選別排出
する容器類16を収容した収容樋14の排出端部44と
対向した位置へ移動停止させる。
140の水平案内枠154の端部側に第1開閉ゲート手
段22の第1プッシャ受部86を押動する第1プッシャ
118が設置され、また、水平案内枠154の中空移動
台160の前面板166の上面に各第2開閉ゲート手段
24の第2プッシャ受部102を押動する第2プッシャ
120が設置されている。そして、上下方向へ積層され
たカセット28内で、収容樋14内に選別排出する容器
類16を収容してカセット28の高さ位置へ昇降部13
8の駆動で水平移動部140を上昇させて停止させる。
更に、水平移動部140の中空移動台160を選別排出
する容器類16を収容した収容樋14の排出端部44と
対向した位置へ移動停止させる。
【0076】次に、第1プッシャ118を駆動して第1
開閉ゲート手段の第1プッシャ受部86を押動して各収
容樋14の第1ゲート板56を開閉させ、各第2開閉ゲ
ート手段24の第2ゲート板58に少なくとも1個の容
器類を受けさせる。その後で第1プッシャ118を後退
させて各第1ゲート板56で各収容樋14を閉鎖させ、
次に、中空移動台160の第2プッシャ120を駆動し
て排出予定の収容樋14の第2開閉ゲート手段24の第
2プッシャ受部102を押動して第2ゲート板58を開
放させ、選択した容器類16を排出端部44からポケッ
ト部116へ収容する。この選別した容器類16を仮収
容したポケット部116を昇降部138を駆動して下降
させ、送り駆動機構134へ移動させて容器類16を受
け渡し、機体の取出口106へ安全、迅速に搬送する。
開閉ゲート手段の第1プッシャ受部86を押動して各収
容樋14の第1ゲート板56を開閉させ、各第2開閉ゲ
ート手段24の第2ゲート板58に少なくとも1個の容
器類を受けさせる。その後で第1プッシャ118を後退
させて各第1ゲート板56で各収容樋14を閉鎖させ、
次に、中空移動台160の第2プッシャ120を駆動し
て排出予定の収容樋14の第2開閉ゲート手段24の第
2プッシャ受部102を押動して第2ゲート板58を開
放させ、選択した容器類16を排出端部44からポケッ
ト部116へ収容する。この選別した容器類16を仮収
容したポケット部116を昇降部138を駆動して下降
させ、送り駆動機構134へ移動させて容器類16を受
け渡し、機体の取出口106へ安全、迅速に搬送する。
【0077】図2、図7に示す様に、送り駆動機構13
4は、機体12内の下部位置において、昇降部138の
前方下部寄り位置から機体12の前面側の取出口106
に挿入させた取出箱112の上方位置へ向けて配設され
たコンベヤ178を備えている。コンベヤ178として
は、ベルトコンベヤ、スラットコンベヤ、バケットコン
ベヤ、その他の任意の搬送機構を用いて良い。単なるシ
ュータでも良い。
4は、機体12内の下部位置において、昇降部138の
前方下部寄り位置から機体12の前面側の取出口106
に挿入させた取出箱112の上方位置へ向けて配設され
たコンベヤ178を備えている。コンベヤ178として
は、ベルトコンベヤ、スラットコンベヤ、バケットコン
ベヤ、その他の任意の搬送機構を用いて良い。単なるシ
ュータでも良い。
【0078】ポケット部116内に仮収容した容器類1
6を送り駆動機構134へ受渡す受渡し機構136は、
ポケット部116の下面側に設けられた開閉蓋130
と、受渡し機構136を所定の停止位置に移動停止させ
て同受渡し機構136のポケット部116方向に伸縮す
るアクチュエータ機構180とを備えている。このアク
チュエータ機構180は、コンベヤ178の後部位置に
設けた基台182に設置され、この基台182からコン
ベヤ178の端部上方へ向け伸縮動作する伸縮ロッド1
84を有している。そして、この伸縮ロッド184の先
端には、ポケット部116の開閉蓋130の伸縮ロッド
184側となる端部に設けたフランジ186の下端切欠
188に着脱係着する係合子190が設けられている。
6を送り駆動機構134へ受渡す受渡し機構136は、
ポケット部116の下面側に設けられた開閉蓋130
と、受渡し機構136を所定の停止位置に移動停止させ
て同受渡し機構136のポケット部116方向に伸縮す
るアクチュエータ機構180とを備えている。このアク
チュエータ機構180は、コンベヤ178の後部位置に
設けた基台182に設置され、この基台182からコン
ベヤ178の端部上方へ向け伸縮動作する伸縮ロッド1
84を有している。そして、この伸縮ロッド184の先
端には、ポケット部116の開閉蓋130の伸縮ロッド
184側となる端部に設けたフランジ186の下端切欠
188に着脱係着する係合子190が設けられている。
【0079】ポケット部116内に仮収容した容器類1
6を排出するときには、まず、水平移動部140の無端
ベルト174を駆動して中空移動台160を送り駆動機
構134の端部の上方側となる位置へ移動させる。その
後で昇降部138の無端チエン146、146の回動で
水平移動部140と共に中空移動台160を下降させ、
ポケット部116の下面の開閉蓋130のフランジ18
6の切欠188にアクチュエータ機構180の伸縮ロッ
ド184を係合させた状態で停止させる。次に伸縮ロッ
ド184が本体内へ引込まれつつ開閉蓋130は付勢ば
ね131の付勢力に抗して摺動して排出口128が開口
され、ポケット部116内の容器類16は下方の送り駆
動機構134のコンベヤ178に移載されて取出口10
6へ搬送される。伸縮ロッド184が伸長して元位置へ
復帰すると、開閉蓋130は、付勢ばね131の付勢弾
力で元位置へ摺動復帰してポケット部116の排出口1
28は閉鎖される。従って、ポケット部116愛に選択
収容された容器類16は、受渡し機構136で送り駆動
機構134へ確実に移載させて機体12の取出口106
へ正確に搬送させることが可能となる。
6を排出するときには、まず、水平移動部140の無端
ベルト174を駆動して中空移動台160を送り駆動機
構134の端部の上方側となる位置へ移動させる。その
後で昇降部138の無端チエン146、146の回動で
水平移動部140と共に中空移動台160を下降させ、
ポケット部116の下面の開閉蓋130のフランジ18
6の切欠188にアクチュエータ機構180の伸縮ロッ
ド184を係合させた状態で停止させる。次に伸縮ロッ
ド184が本体内へ引込まれつつ開閉蓋130は付勢ば
ね131の付勢力に抗して摺動して排出口128が開口
され、ポケット部116内の容器類16は下方の送り駆
動機構134のコンベヤ178に移載されて取出口10
6へ搬送される。伸縮ロッド184が伸長して元位置へ
復帰すると、開閉蓋130は、付勢ばね131の付勢弾
力で元位置へ摺動復帰してポケット部116の排出口1
28は閉鎖される。従って、ポケット部116愛に選択
収容された容器類16は、受渡し機構136で送り駆動
機構134へ確実に移載させて機体12の取出口106
へ正確に搬送させることが可能となる。
【0080】なお、図示は省略しているが、排出装置1
0から収容樋14の排出端部から排出される容器類を取
り出し口側に導く搬出装置としては、各収容樋14の排
出端部44へ移動しつつ排出される容器類の受取搬送手
段として構成しても良い。すなわち、この受取搬送手段
としては、例えばシュータ機構により機体の下部側等に
設けた取り出し口へ向けて排出装置の排出端部側から直
接に搬送し得るシュータを設けておき、これによって、
排出される選択容器類を昇降、水平移動手段を用いずに
搬出させるようにしても良いものである。
0から収容樋14の排出端部から排出される容器類を取
り出し口側に導く搬出装置としては、各収容樋14の排
出端部44へ移動しつつ排出される容器類の受取搬送手
段として構成しても良い。すなわち、この受取搬送手段
としては、例えばシュータ機構により機体の下部側等に
設けた取り出し口へ向けて排出装置の排出端部側から直
接に搬送し得るシュータを設けておき、これによって、
排出される選択容器類を昇降、水平移動手段を用いずに
搬出させるようにしても良いものである。
【0081】次に、本発明の第1、第2実施例に係る機
体に収容された容器類の排出装置10及びその機体に収
容された容器類の搬出装置104の作用を説明する。機
体に収容された容器類の排出装置10及び機体に収容さ
れた容器類の搬出装置104は、例えば、図1、図2に
示す薬剤管路装置26の機体12内に設備し、注射薬の
アンプル、輸液瓶等の容器類16を格納管理しながら必
要とする容器類16を自動選択して機体12内から外部
へ確実に搬出し、管理者が選別作業を行うことなく負担
を軽減し得るものである。
体に収容された容器類の排出装置10及びその機体に収
容された容器類の搬出装置104の作用を説明する。機
体に収容された容器類の排出装置10及び機体に収容さ
れた容器類の搬出装置104は、例えば、図1、図2に
示す薬剤管路装置26の機体12内に設備し、注射薬の
アンプル、輸液瓶等の容器類16を格納管理しながら必
要とする容器類16を自動選択して機体12内から外部
へ確実に搬出し、管理者が選別作業を行うことなく負担
を軽減し得るものである。
【0082】このために、始めにカセット28の内部に
並列状に区画配置された収容樋14の幅を内部の傾斜板
46に設けたビス孔48に沿って移動させてビス52で
固定して調整する。また、この収容樋14の排出端部4
4側に設置された第1、第2開閉ゲート手段22、24
においても、各収容樋14内に対応した第1、第2ゲー
ト板56、58で閉鎖、解放し得る様に、その取付位
置、ゲート板自体を取替え等して調整する。
並列状に区画配置された収容樋14の幅を内部の傾斜板
46に設けたビス孔48に沿って移動させてビス52で
固定して調整する。また、この収容樋14の排出端部4
4側に設置された第1、第2開閉ゲート手段22、24
においても、各収容樋14内に対応した第1、第2ゲー
ト板56、58で閉鎖、解放し得る様に、その取付位
置、ゲート板自体を取替え等して調整する。
【0083】これらのカセット28の各収容樋14内に
容器類16を種別ごとに選別し、これらを横倒し状に第
1ゲート板56に受け止めさせて各収容樋14内に満杯
状に収容する。この容器類を収容したカセット28を機
体12の挿脱口30から両内壁面側に架設させた左右棚
枠34、34にカセット28の両側のガイドを支持させ
て挿入し、開閉扉32を閉扉させる。この状態で機体内
の前部側にはカセット28が上下方向に積層された状態
に配置され、この各カセット28の収容樋14の排出端
部44側に設けた第1、第2開閉ゲート手段22、24
等の容器類の排出装置10が、機体12内の後部側に設
置された受取手段108、搬出手段110等を備えた容
器類の搬送装置104と対向配置された状態となる。
容器類16を種別ごとに選別し、これらを横倒し状に第
1ゲート板56に受け止めさせて各収容樋14内に満杯
状に収容する。この容器類を収容したカセット28を機
体12の挿脱口30から両内壁面側に架設させた左右棚
枠34、34にカセット28の両側のガイドを支持させ
て挿入し、開閉扉32を閉扉させる。この状態で機体内
の前部側にはカセット28が上下方向に積層された状態
に配置され、この各カセット28の収容樋14の排出端
部44側に設けた第1、第2開閉ゲート手段22、24
等の容器類の排出装置10が、機体12内の後部側に設
置された受取手段108、搬出手段110等を備えた容
器類の搬送装置104と対向配置された状態となる。
【0084】そこで、機体1と並設された図示しない制
御盤の操作キーを操作して必要とする容器類16を選択
する指令を入力する。この指令により、容器類の搬送装
置110の昇降部38が駆動されて無端チエン146、
146により水平移動部140が、選択された容器類1
6が収容されたカセット28の高さ位置へ上昇して停止
する。次に、水平移動部140の無端ベルト174によ
り中空移動台160が選別排出する容器類16が収容さ
れた収容樋14の排出端部44と対向した位置へ移動
し、停止する。
御盤の操作キーを操作して必要とする容器類16を選択
する指令を入力する。この指令により、容器類の搬送装
置110の昇降部38が駆動されて無端チエン146、
146により水平移動部140が、選択された容器類1
6が収容されたカセット28の高さ位置へ上昇して停止
する。次に、水平移動部140の無端ベルト174によ
り中空移動台160が選別排出する容器類16が収容さ
れた収容樋14の排出端部44と対向した位置へ移動
し、停止する。
【0085】この位置で水平移動部140の水平案内枠
154の端部寄り位置の上面に設けた第1プッシャ11
8が駆動して対向したカセット28の第1開閉ゲート手
段22の第1プッシャ受部86を押動し、各収容樋14
の第1ゲート板56が同時開放されて、各第2開閉ゲー
ト手段24の第2ゲート板58の間隙Sに第1ゲート板
56により閉鎖停止させられていた容器の1個または複
数個、すなわち少なくとも1個の容器類を受けさせる。
このとき、第1ゲート板56は一つのカセット28内で
横断方向に一体的に回動するから当該カセット28内の
すべての第1ゲート板により停止させられていた容器が
間隙S内に移動する。その後で第1プッシャ118は後
退して各収容樋14の移動路54は第1ゲート板56で
閉鎖される。次に、中空移動台160の上面側に設置し
た第2プッシャ120が駆動して排出予定の収容樋14
の第2開閉ゲート手段24の第2プッシャ受部102を
押動する。これにより、第2ゲート板58が開放されて
収容樋14の排出端部44から容器類16をポケット部
116へ収容する。
154の端部寄り位置の上面に設けた第1プッシャ11
8が駆動して対向したカセット28の第1開閉ゲート手
段22の第1プッシャ受部86を押動し、各収容樋14
の第1ゲート板56が同時開放されて、各第2開閉ゲー
ト手段24の第2ゲート板58の間隙Sに第1ゲート板
56により閉鎖停止させられていた容器の1個または複
数個、すなわち少なくとも1個の容器類を受けさせる。
このとき、第1ゲート板56は一つのカセット28内で
横断方向に一体的に回動するから当該カセット28内の
すべての第1ゲート板により停止させられていた容器が
間隙S内に移動する。その後で第1プッシャ118は後
退して各収容樋14の移動路54は第1ゲート板56で
閉鎖される。次に、中空移動台160の上面側に設置し
た第2プッシャ120が駆動して排出予定の収容樋14
の第2開閉ゲート手段24の第2プッシャ受部102を
押動する。これにより、第2ゲート板58が開放されて
収容樋14の排出端部44から容器類16をポケット部
116へ収容する。
【0086】また、同じ種類の容器類16を複数個だけ
必要とするときには、中空移動台160の停止状態で、
第1プッシャ118と第2プッシャ120とを交互に駆
動して第1、第2ゲート板56、58を開閉させてポケ
ット部116内に収容させる。種類の異なる容器類16
においては、昇降部138と水平移動部140とで中空
移動台160を必要とする容器類16が収容された収容
樋14の排出端部44外縁へ移動させ、第1、第2プッ
シャ118、120で第1、第2開閉ゲート手段22、
24を作動させてポケット部116内に収容できる。
必要とするときには、中空移動台160の停止状態で、
第1プッシャ118と第2プッシャ120とを交互に駆
動して第1、第2ゲート板56、58を開閉させてポケ
ット部116内に収容させる。種類の異なる容器類16
においては、昇降部138と水平移動部140とで中空
移動台160を必要とする容器類16が収容された収容
樋14の排出端部44外縁へ移動させ、第1、第2プッ
シャ118、120で第1、第2開閉ゲート手段22、
24を作動させてポケット部116内に収容できる。
【0087】この選別した容器類16を仮収容したポケ
ット部116は内部の容器類16を機体14の取出口1
28へ排出するために、水平移動部140の無端ベルト
174を駆動して中空移動台160を送り駆動機構13
4の端部の上方側となる位置へ移動させる。その後で昇
降部138の無端チエン146、146の回動で水平移
動部140と共に中空移動台160を下降させ、受渡し
機構136を経由して送り駆動機構134のコンベヤ1
78へ移載させるもので、ポケット部116の下面の開
閉蓋130のフランジ186の切欠188にアクチュエ
ータ機構180の伸縮ロッド184が係合した状態で中
空移動台160を停止させる。
ット部116は内部の容器類16を機体14の取出口1
28へ排出するために、水平移動部140の無端ベルト
174を駆動して中空移動台160を送り駆動機構13
4の端部の上方側となる位置へ移動させる。その後で昇
降部138の無端チエン146、146の回動で水平移
動部140と共に中空移動台160を下降させ、受渡し
機構136を経由して送り駆動機構134のコンベヤ1
78へ移載させるもので、ポケット部116の下面の開
閉蓋130のフランジ186の切欠188にアクチュエ
ータ機構180の伸縮ロッド184が係合した状態で中
空移動台160を停止させる。
【0088】次に伸縮ロッド184を本体内へ引込ませ
て開閉蓋130の摺動で排出口128を開口させ、ポケ
ット部116内の容器類16は下方の送り駆動機構13
4のコンベヤ178に移載されて取出口106へ搬送さ
れ、この取出口106内に設けた取出箱112に収容し
て該部へ取り出すこととなる。従って、容器類の排出装
置10においては、薬剤管理装置等の機体12内の収容
樋14に収容した容器類を第1開閉ゲート手段の付勢力
遮断、解放動作と、第2開閉ゲート手段の組合せのみで
選択された収容樋内の容器類16を確実に排出させるこ
とができる。また、構造も簡単で駆動モータ等の駆動力
を必ずしも必要でなく、排出中の容器類がこの容器類の
排出口端部で引掛る故障を発生することもなく、保守、
点検、修理も容易に行える。また、容器類の搬出装置1
04においては、機体12内に配置された選別樋内から
選別して排出された容器類を確実に機体の取出口へ自動
搬送できる。
て開閉蓋130の摺動で排出口128を開口させ、ポケ
ット部116内の容器類16は下方の送り駆動機構13
4のコンベヤ178に移載されて取出口106へ搬送さ
れ、この取出口106内に設けた取出箱112に収容し
て該部へ取り出すこととなる。従って、容器類の排出装
置10においては、薬剤管理装置等の機体12内の収容
樋14に収容した容器類を第1開閉ゲート手段の付勢力
遮断、解放動作と、第2開閉ゲート手段の組合せのみで
選択された収容樋内の容器類16を確実に排出させるこ
とができる。また、構造も簡単で駆動モータ等の駆動力
を必ずしも必要でなく、排出中の容器類がこの容器類の
排出口端部で引掛る故障を発生することもなく、保守、
点検、修理も容易に行える。また、容器類の搬出装置1
04においては、機体12内に配置された選別樋内から
選別して排出された容器類を確実に機体の取出口へ自動
搬送できる。
【0089】また、本発明に係る機体に収容した容器類
の排出方法は、機体内に前部を投入側とするとともに後
部を排出側として上下に層状にカセットを配置させ、こ
のカセット内部の奥行き方向に向けて容器類の移動路を
形成するように相互の左右の幅間隔を拡小調整可能なよ
うに収容樋を列状に並列配置させ、収容する各移動路に
対応する容器の高さに対応して前記移動路の幅間隔を調
整しつつこれらの容器類を横倒し状に収納させつつ後部
の排出側から排出させるものである。カセットの奥行き
方向に向けて横倒し状に容器を収納して排出させるよう
にするから、各収容樋の幅間隔を調整可能にすることに
より、高さの異なる複数種類の薬品、その他のドリンク
剤などを収容する容器を1つのカセット内に収容して管
理することができる。しかも、必要に応じて適宜間隔調
整を行うことによりいつでも各収容樋ごとに異なる高さ
の容器の収容管理を可能とする。しかも、その際の段取
り変え作業は単に隣接する収容樋を形成する区画板50
等の取り付け位置調整のみで良いから段取り換え作業が
非常に簡易で、短時間で実現できる。
の排出方法は、機体内に前部を投入側とするとともに後
部を排出側として上下に層状にカセットを配置させ、こ
のカセット内部の奥行き方向に向けて容器類の移動路を
形成するように相互の左右の幅間隔を拡小調整可能なよ
うに収容樋を列状に並列配置させ、収容する各移動路に
対応する容器の高さに対応して前記移動路の幅間隔を調
整しつつこれらの容器類を横倒し状に収納させつつ後部
の排出側から排出させるものである。カセットの奥行き
方向に向けて横倒し状に容器を収納して排出させるよう
にするから、各収容樋の幅間隔を調整可能にすることに
より、高さの異なる複数種類の薬品、その他のドリンク
剤などを収容する容器を1つのカセット内に収容して管
理することができる。しかも、必要に応じて適宜間隔調
整を行うことによりいつでも各収容樋ごとに異なる高さ
の容器の収容管理を可能とする。しかも、その際の段取
り変え作業は単に隣接する収容樋を形成する区画板50
等の取り付け位置調整のみで良いから段取り換え作業が
非常に簡易で、短時間で実現できる。
【0090】さらに、本発明にかかる機体に収容した容
器類の搬出方法においては、機体内に前部を投入側とす
るとともに後部を排出側として上下に層状にカセットを
配置させ、このカセット内部の奥行き方向に向けて容器
類の移動路を形成するように相互の左右の幅間隔を拡小
調整可能なように収容樋を列状に並列配置させ、収容す
る各移動路に対応する容器の高さに対応して前記移動路
の幅間隔を調整しつつこれらの容器類を横倒し状に収納
させつつ後部の排出側から排出させ、各収容樋ごとの列
に対応して当該排出口から排出される容器類を受取搬送
手段により受け取って容器類の取出口側に搬送させるよ
うにしている。このように横倒し状に収納した状態で管
理され、横倒し状で排出口から排出されるから、1個の
カセット内に複数種の容器を収容管理することができる
とともに、排出された各容器を受け取る受取搬送手段に
より排出される容器を個別に受取に行くこととなる。
器類の搬出方法においては、機体内に前部を投入側とす
るとともに後部を排出側として上下に層状にカセットを
配置させ、このカセット内部の奥行き方向に向けて容器
類の移動路を形成するように相互の左右の幅間隔を拡小
調整可能なように収容樋を列状に並列配置させ、収容す
る各移動路に対応する容器の高さに対応して前記移動路
の幅間隔を調整しつつこれらの容器類を横倒し状に収納
させつつ後部の排出側から排出させ、各収容樋ごとの列
に対応して当該排出口から排出される容器類を受取搬送
手段により受け取って容器類の取出口側に搬送させるよ
うにしている。このように横倒し状に収納した状態で管
理され、横倒し状で排出口から排出されるから、1個の
カセット内に複数種の容器を収容管理することができる
とともに、排出された各容器を受け取る受取搬送手段に
より排出される容器を個別に受取に行くこととなる。
【0091】したがって、制御手段を介してこの受取搬
送手段に複数容器を収納でき得るような受取トレイある
いは受取容器などを設定することにより、任意の収容樋
の排出口へ受取させ得るように制御させて、求められる
個別の処方箋、すなわち、個々の患者等により異なるあ
らゆる種類の処方箋に対応してコントローラ側の操作の
みで処方通りの複数薬剤を集約させた状態でトレイに集
めて収容させ、その状態で取出口まで搬送させてトレイ
ごとに取出口から取り出しさせ得るようにし得ることと
なる。本発明にかかる機体に収容した容器類の排出装置
及びその搬出装置は上記した実施例構成にのみ限定され
るものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本質
を逸脱しない範囲において任意の改変を行なっても良
い。例えば、ゲート手段としてのゲート板の移動路の開
閉構造は、同移動路の底面内部から該移動路上面を貫通
して上方に飛び出し状に出入するような構成としても良
い。
送手段に複数容器を収納でき得るような受取トレイある
いは受取容器などを設定することにより、任意の収容樋
の排出口へ受取させ得るように制御させて、求められる
個別の処方箋、すなわち、個々の患者等により異なるあ
らゆる種類の処方箋に対応してコントローラ側の操作の
みで処方通りの複数薬剤を集約させた状態でトレイに集
めて収容させ、その状態で取出口まで搬送させてトレイ
ごとに取出口から取り出しさせ得るようにし得ることと
なる。本発明にかかる機体に収容した容器類の排出装置
及びその搬出装置は上記した実施例構成にのみ限定され
るものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本質
を逸脱しない範囲において任意の改変を行なっても良
い。例えば、ゲート手段としてのゲート板の移動路の開
閉構造は、同移動路の底面内部から該移動路上面を貫通
して上方に飛び出し状に出入するような構成としても良
い。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る機体
に収容した容器類の排出装置によれば、機体内に上下に
層状にカセットが配置され、このカセット内には移動路
を備えて排出方向に向けて長く形成された収容樋が設け
られ、前記収容樋に横倒し状に収容させた1個又は複数
の容器類を、同収容樋の排出端部側へ付勢する付勢手段
と、同収容樋内に収容した容器類を排出制御する排出制
御手段と、を備え、前記排出制御手段は、前記収容樋の
排出端部側に設けられ、前記容器類の排出端部側への付
勢力を遮断、開放させる第1開閉ゲート手段と、前記第
1開閉ゲート手段から排出端部方向に所要の間隙をおい
て配置された第2開閉ゲート手段とを備えてなることに
より、横倒し状の複数種の容器を一つのカセット内に収
納管理でき、管理装置そのものの収納スペースを有効に
用いることができるばかりでなく、従来、容器の高さに
より必要とされた段取り換え作業が単に隣接する収容樋
の幅間隔調整作業だけですむから1つの管理装置での段
取り換え作業による新規な容器の導入、複数種の入れ替
え管理そのものが可能となるとともに、具体的な段取り
換え作業が非常に簡単で、かつ、作業時間も短時間で行
なえる。同時に、第1開閉ゲート手段の付勢力遮断、開
放動作と、第2開閉ゲート手段の組合せのみで選択され
た収容樋内の容器類を確実に排出させることができる結
果、簡単な構造で、また、小さな駆動力でよく、しか
も、低コストで簡単に製造できる。また、ゲートによる
開閉構造であるから、排出中の容器類がこの容器類の排
出口端部で引掛る故障を発生することもなく、保守、点
検、修理も容易に行えるという効果を奏する。
に収容した容器類の排出装置によれば、機体内に上下に
層状にカセットが配置され、このカセット内には移動路
を備えて排出方向に向けて長く形成された収容樋が設け
られ、前記収容樋に横倒し状に収容させた1個又は複数
の容器類を、同収容樋の排出端部側へ付勢する付勢手段
と、同収容樋内に収容した容器類を排出制御する排出制
御手段と、を備え、前記排出制御手段は、前記収容樋の
排出端部側に設けられ、前記容器類の排出端部側への付
勢力を遮断、開放させる第1開閉ゲート手段と、前記第
1開閉ゲート手段から排出端部方向に所要の間隙をおい
て配置された第2開閉ゲート手段とを備えてなることに
より、横倒し状の複数種の容器を一つのカセット内に収
納管理でき、管理装置そのものの収納スペースを有効に
用いることができるばかりでなく、従来、容器の高さに
より必要とされた段取り換え作業が単に隣接する収容樋
の幅間隔調整作業だけですむから1つの管理装置での段
取り換え作業による新規な容器の導入、複数種の入れ替
え管理そのものが可能となるとともに、具体的な段取り
換え作業が非常に簡単で、かつ、作業時間も短時間で行
なえる。同時に、第1開閉ゲート手段の付勢力遮断、開
放動作と、第2開閉ゲート手段の組合せのみで選択され
た収容樋内の容器類を確実に排出させることができる結
果、簡単な構造で、また、小さな駆動力でよく、しか
も、低コストで簡単に製造できる。また、ゲートによる
開閉構造であるから、排出中の容器類がこの容器類の排
出口端部で引掛る故障を発生することもなく、保守、点
検、修理も容易に行えるという効果を奏する。
【0093】また、前記各収容樋の間隔幅を調整する幅
調整手段が設けられてなることにより、隣接する収容樋
の間隔を任意に調整させて、横倒し状の容器の収容、管
理構造を実効化させ、高さの異なる複数種類の薬品、そ
の他のドリンク剤などを収容する容器を1つのカセット
内に収容して管理することができ、しかも、必要に応じ
て適宜間隔調整を行うことによりいつでも各収容樋ごと
に異なる高さの容器の収容管理が可能である。さらに、
異種類の容器への段取り換え作業は単に隣接する収容樋
を形成する区画板等の取り付け位置調整のみで良いから
段取り換え作業が非常に簡易で、短時間で実現すること
が可能である。
調整手段が設けられてなることにより、隣接する収容樋
の間隔を任意に調整させて、横倒し状の容器の収容、管
理構造を実効化させ、高さの異なる複数種類の薬品、そ
の他のドリンク剤などを収容する容器を1つのカセット
内に収容して管理することができ、しかも、必要に応じ
て適宜間隔調整を行うことによりいつでも各収容樋ごと
に異なる高さの容器の収容管理が可能である。さらに、
異種類の容器への段取り換え作業は単に隣接する収容樋
を形成する区画板等の取り付け位置調整のみで良いから
段取り換え作業が非常に簡易で、短時間で実現すること
が可能である。
【0094】また、前記第1、第2開閉ゲート手段は、
前記収容樋の排出端部側に設けられ、収容樋内の移動路
を開閉し得る様に回動自在に軸支されたゲート板を含む
ことにより、収容樋内の排出端部側で第1、第2開閉ゲ
ート手段のゲート板を開閉させて容器類を確実に係止ま
たは排出させることができるとともに、回動軸支構成に
より、ゲート開閉のための駆動力の出力構成がプッシャ
手段等のように極めて簡単に行なえるうえ、その駆動力
も小さなもので実現させることができる。さらに、ゲー
ト板の回動軸支による第1、第2開閉ゲート手段の構成
が簡略で作動中に容器類の引掛り等の故障を発生するこ
ともなく、収容樋を機体内から簡易に引出し、保守、点
検、或は容器類の補充も非常に容易に行える。さらに、
排出口等に容器が詰まった状態となった場合の復旧が非
常に簡単で、かつ作業時間も短時間で早期復旧が可能と
なる。
前記収容樋の排出端部側に設けられ、収容樋内の移動路
を開閉し得る様に回動自在に軸支されたゲート板を含む
ことにより、収容樋内の排出端部側で第1、第2開閉ゲ
ート手段のゲート板を開閉させて容器類を確実に係止ま
たは排出させることができるとともに、回動軸支構成に
より、ゲート開閉のための駆動力の出力構成がプッシャ
手段等のように極めて簡単に行なえるうえ、その駆動力
も小さなもので実現させることができる。さらに、ゲー
ト板の回動軸支による第1、第2開閉ゲート手段の構成
が簡略で作動中に容器類の引掛り等の故障を発生するこ
ともなく、収容樋を機体内から簡易に引出し、保守、点
検、或は容器類の補充も非常に容易に行える。さらに、
排出口等に容器が詰まった状態となった場合の復旧が非
常に簡単で、かつ作業時間も短時間で早期復旧が可能と
なる。
【0095】また、前記ゲート板は、前記移動路の閉鎖
状態において、前記収容樋の排出端部側へ向け略斜め下
がりに傾斜するように設けられてなることにより、ゲー
ト板を軸支回転構造とすれば、ゲート板による移動路の
開放を行なわせるために出力の大きな駆動機構を備える
必要もなく、容器類を簡単に排出できると共に、ゲート
板の開閉により容器類の排出方向への移動が極めて円滑
に行われる。
状態において、前記収容樋の排出端部側へ向け略斜め下
がりに傾斜するように設けられてなることにより、ゲー
ト板を軸支回転構造とすれば、ゲート板による移動路の
開放を行なわせるために出力の大きな駆動機構を備える
必要もなく、容器類を簡単に排出できると共に、ゲート
板の開閉により容器類の排出方向への移動が極めて円滑
に行われる。
【0096】また、前記ゲート板は、前記移動路の閉鎖
方向にばね付勢されてなるなることにより、閉鎖方向に
ばね付勢されたゲート板は、ばね付勢に抗して押動する
だけで簡単に開放でき、容器類の排出、閉鎖の構成を簡
単なものとすることができる。さらに、開放時の駆動力
の出力構成を単にプッシャロッド等による押動操作で良
いから開閉駆動用の機構を更に簡易なものとすることが
可能である。
方向にばね付勢されてなるなることにより、閉鎖方向に
ばね付勢されたゲート板は、ばね付勢に抗して押動する
だけで簡単に開放でき、容器類の排出、閉鎖の構成を簡
単なものとすることができる。さらに、開放時の駆動力
の出力構成を単にプッシャロッド等による押動操作で良
いから開閉駆動用の機構を更に簡易なものとすることが
可能である。
【0097】また、前記第1、第2開閉手段には、前記
容器類の排出端部側への付勢力の遮断、開放を行わせる
開閉駆動手段が設けられてなることにより、第1、第2
開閉手段を開閉駆動手段で制御して自動的に所望の薬剤
等の容器の排出を可能とするとともに、第1、第2開閉
手段が同時に開閉することがなく、第1、第2開閉手段
が同時開口して収容樋内の容器類が一度に排出される危
険を防止することができる。また、これによって1個ま
たは複数の選択された容器類のみを確実に排出させるこ
とが可能である。
容器類の排出端部側への付勢力の遮断、開放を行わせる
開閉駆動手段が設けられてなることにより、第1、第2
開閉手段を開閉駆動手段で制御して自動的に所望の薬剤
等の容器の排出を可能とするとともに、第1、第2開閉
手段が同時に開閉することがなく、第1、第2開閉手段
が同時開口して収容樋内の容器類が一度に排出される危
険を防止することができる。また、これによって1個ま
たは複数の選択された容器類のみを確実に排出させるこ
とが可能である。
【0098】また、前記開閉駆動手段は、前記ゲート板
に設けられ、プッシャ手段に押動されて前記ゲート板を
開放方向に回転させるプッシャ受部を含んでなることに
より、プッシャ受部をプッシャ手段で押動する簡単な構
造でゲート板を開閉作動させることができ、プッシャ手
段構造が簡単であり、低コストで製造できる。しかも駆
動構成が簡易で駆動力も小さくて良く、さらに容器類が
ゲート板に引掛ることもなく、確実に排出口から排出さ
せることができる。また、プッシュ手段は単に押動させ
るだけだから構造が簡単、低コスト維持が可能となる。
に設けられ、プッシャ手段に押動されて前記ゲート板を
開放方向に回転させるプッシャ受部を含んでなることに
より、プッシャ受部をプッシャ手段で押動する簡単な構
造でゲート板を開閉作動させることができ、プッシャ手
段構造が簡単であり、低コストで製造できる。しかも駆
動構成が簡易で駆動力も小さくて良く、さらに容器類が
ゲート板に引掛ることもなく、確実に排出口から排出さ
せることができる。また、プッシュ手段は単に押動させ
るだけだから構造が簡単、低コスト維持が可能となる。
【0099】また、前記収容樋は奥行方向に複数列に配
置され、これらの収容樋列を横断するように長軸が回転
自在に設けられ、この長軸に前記第1開閉ゲート手段の
ゲート板が固定されてこれらのゲート板は一体的に各収
容樋の移動路を開閉してなるでなることにより、複数の
各収容樋の第1開閉ゲート手段は、全体のゲート板が同
時開放して後続する第2開閉ゲート手段で容器類を受け
止めできるため、各第1開閉ゲート手段のゲート板を各
収容樋ごとに開閉させる複雑な構成を備える必要がな
く、簡単な構成で故障が少なく、保守点検も容易であ
る。また、その製造コストも安価となる。また、1回の
押動操作で常に全部の収容樋内の排出可能位置に容器類
を配置せることができるから動作が簡単で、制御回路も
非常に簡単に構成することが可能である。
置され、これらの収容樋列を横断するように長軸が回転
自在に設けられ、この長軸に前記第1開閉ゲート手段の
ゲート板が固定されてこれらのゲート板は一体的に各収
容樋の移動路を開閉してなるでなることにより、複数の
各収容樋の第1開閉ゲート手段は、全体のゲート板が同
時開放して後続する第2開閉ゲート手段で容器類を受け
止めできるため、各第1開閉ゲート手段のゲート板を各
収容樋ごとに開閉させる複雑な構成を備える必要がな
く、簡単な構成で故障が少なく、保守点検も容易であ
る。また、その製造コストも安価となる。また、1回の
押動操作で常に全部の収容樋内の排出可能位置に容器類
を配置せることができるから動作が簡単で、制御回路も
非常に簡単に構成することが可能である。
【0100】また、前記第2開閉ゲート手段のゲート板
は、各収容樋の各排出口に個別に回動しつつ開閉し得る
ように枢着されてなることにより、閉鎖された第1開閉
ゲート手段と第2開閉ゲート手段との間隙である収容樋
に容器類が配置された状態で、第1開閉ゲート手段は1
回の開放動作だけでカセット全体の間隙内への排出待ち
容器を導入させることができるとともに、任意の収容樋
の第2開閉ゲート手段のゲート板を個別に開放させて必
要な容器類のみを確実に選別して個別排出させることが
できる。また、第2開閉ゲート手段のゲート板の個別開
閉により、各収容樋の第1開閉ゲート手段の同時開閉が
可能となり、第1開閉ゲート手段の構成を簡略化できて
開閉ゲート全体の製造コストも節約できる。
は、各収容樋の各排出口に個別に回動しつつ開閉し得る
ように枢着されてなることにより、閉鎖された第1開閉
ゲート手段と第2開閉ゲート手段との間隙である収容樋
に容器類が配置された状態で、第1開閉ゲート手段は1
回の開放動作だけでカセット全体の間隙内への排出待ち
容器を導入させることができるとともに、任意の収容樋
の第2開閉ゲート手段のゲート板を個別に開放させて必
要な容器類のみを確実に選別して個別排出させることが
できる。また、第2開閉ゲート手段のゲート板の個別開
閉により、各収容樋の第1開閉ゲート手段の同時開閉が
可能となり、第1開閉ゲート手段の構成を簡略化できて
開閉ゲート全体の製造コストも節約できる。
【0101】また、前記付勢手段は、前記収容樋の排出
口へ向け斜め下がりに傾斜された移動路であるでなるこ
とにより、移動路に載置された容器類は、開閉ゲートの
作動で端部の容器類が排出されるごとに、重力により排
出口側へ自然にかつ確実に移動して順次排出される結
果、付勢手段の構成が極めて簡単であり、ばね等の付勢
手段に比べ故障も少なく、製造コストも安価である。
口へ向け斜め下がりに傾斜された移動路であるでなるこ
とにより、移動路に載置された容器類は、開閉ゲートの
作動で端部の容器類が排出されるごとに、重力により排
出口側へ自然にかつ確実に移動して順次排出される結
果、付勢手段の構成が極めて簡単であり、ばね等の付勢
手段に比べ故障も少なく、製造コストも安価である。
【0102】次に、本発明に係る機体に収容した容器類
の搬出装置によれば、前記した排出装置により収容樋の
排出端部から排出される容器類を取出口側に導く搬出装
置であって、各収容樋の排出端部へ移動しつつ排出され
る容器類を受け取って前記取出口側に搬送させる容器類
の受取搬送手段を備えてなることにより、複数種類の薬
剤容器類を1つのカセット内に収容管理させて収容樋ご
とに異なる種類の容器を収容排出させることが可能であ
るとともに、排出口から排出される容器を個別の収容樋
ごとに受取搬出することができる結果、各種処方箋等に
対応した複数種の薬剤容器を集めて取り揃えて収納させ
た状態のトレイ等を取出口に搬送させて完全自動型の薬
剤管理装置を実現させることが可能となる。さらに、機
体内に配置された収容樋内から選別して排出された容器
類を確実に機体の取出口へ自動搬送して容器類の搬出の
実効を確保し得る。
の搬出装置によれば、前記した排出装置により収容樋の
排出端部から排出される容器類を取出口側に導く搬出装
置であって、各収容樋の排出端部へ移動しつつ排出され
る容器類を受け取って前記取出口側に搬送させる容器類
の受取搬送手段を備えてなることにより、複数種類の薬
剤容器類を1つのカセット内に収容管理させて収容樋ご
とに異なる種類の容器を収容排出させることが可能であ
るとともに、排出口から排出される容器を個別の収容樋
ごとに受取搬出することができる結果、各種処方箋等に
対応した複数種の薬剤容器を集めて取り揃えて収納させ
た状態のトレイ等を取出口に搬送させて完全自動型の薬
剤管理装置を実現させることが可能となる。さらに、機
体内に配置された収容樋内から選別して排出された容器
類を確実に機体の取出口へ自動搬送して容器類の搬出の
実効を確保し得る。
【0103】また、本発明に係る機体に収容した容器類
の搬出装置によれば、前記した排出装置により収容樋の
排出端部から排出される容器類を取出口側に導く搬出装
置であって、各収容樋の排出端部へ移動しつつ排出され
る容器類を受取る受取手段と、この受取手段で受取った
容器類を機体の取出口側へ搬送する搬送手段とを備えて
なることにより、機体内に配置された選別樋内から選別
して排出された容器類を確実に機体の取出口へ自動搬送
でき、特に、各収容樋の排出口から排出される排出構成
のいかんにかかわらず個別の収容樋ごとに受け取りする
ことができ、必要種類の薬剤容器を集めて集荷トレイ等
に収納させた状態で取出口へ搬送でき、管理装置全体の
完全自動化を実現させることが可能となる。
の搬出装置によれば、前記した排出装置により収容樋の
排出端部から排出される容器類を取出口側に導く搬出装
置であって、各収容樋の排出端部へ移動しつつ排出され
る容器類を受取る受取手段と、この受取手段で受取った
容器類を機体の取出口側へ搬送する搬送手段とを備えて
なることにより、機体内に配置された選別樋内から選別
して排出された容器類を確実に機体の取出口へ自動搬送
でき、特に、各収容樋の排出口から排出される排出構成
のいかんにかかわらず個別の収容樋ごとに受け取りする
ことができ、必要種類の薬剤容器を集めて集荷トレイ等
に収納させた状態で取出口へ搬送でき、管理装置全体の
完全自動化を実現させることが可能となる。
【0104】また、前記受取手段は、第1及び第2開閉
ゲート手段のゲート板のプッシャ受部を押動するプッシ
ャ手段と、前記プッシャ受部の押動により排出された容
器類を仮収容するポケット部とを備えてなることによ
り、第1、第2ゲート手段の同第1、第2ゲート板の回
動軸構成とあいまって、収容樋の第1、第2ゲート手段
をプッシャ手段で簡単に開閉作動させ、排出された各容
器類をポケット部内に確実に収容して破損等を発生する
ことなく、安全に取出口へ搬送させることができる。
ゲート手段のゲート板のプッシャ受部を押動するプッシ
ャ手段と、前記プッシャ受部の押動により排出された容
器類を仮収容するポケット部とを備えてなることによ
り、第1、第2ゲート手段の同第1、第2ゲート板の回
動軸構成とあいまって、収容樋の第1、第2ゲート手段
をプッシャ手段で簡単に開閉作動させ、排出された各容
器類をポケット部内に確実に収容して破損等を発生する
ことなく、安全に取出口へ搬送させることができる。
【0105】また、前記プッシャ手段は、第1開閉ゲー
ト手段のプッシャ受部を押動する第1プッシャと、第2
開閉ゲート手段のプッシャ受部を押動する第2プッシャ
と、を備えてなることにより、各ゲート手段の押動だけ
でゲート板の開閉を実現させ、ゲート手段による移動路
の開閉作用の実効を行なうことが可能である。また、第
1、第2プッシャで第1、第2開閉ゲート手段を交互に
開閉して容器類を少なくとも1個ずつ排出でき、第1、
第2開閉ゲート手段が同時開口して収容樋内の容器類が
一度に落下する様な危険を防止できる。
ト手段のプッシャ受部を押動する第1プッシャと、第2
開閉ゲート手段のプッシャ受部を押動する第2プッシャ
と、を備えてなることにより、各ゲート手段の押動だけ
でゲート板の開閉を実現させ、ゲート手段による移動路
の開閉作用の実効を行なうことが可能である。また、第
1、第2プッシャで第1、第2開閉ゲート手段を交互に
開閉して容器類を少なくとも1個ずつ排出でき、第1、
第2開閉ゲート手段が同時開口して収容樋内の容器類が
一度に落下する様な危険を防止できる。
【0106】また、前記搬送手段は、ポケット部を昇降
及び水平動させる移動手段と、容器類を取出口方向へ案
内する送り駆動機構と、前記ポケット部内に仮収容した
容器類を送り駆動機構へ受渡す受渡し機構とを備えてな
ることにより、機体内に上下、左右方向へ配列させた多
数の収容樋から選別、排出された容器類をポケット部に
仮収容させて機体の取出口へ安全、迅速に搬送でき、特
に、とくに、各収容樋の排出口から排出される排出構成
のいかんにかかわらず個別の収容樋ごとに受け取りする
ことができ、必要種類の薬剤容器を集めて集荷トレイ等
に収納させた状態で取出口へ搬送でき、管理装置全体の
完全自動化を実現させることが可能となる。
及び水平動させる移動手段と、容器類を取出口方向へ案
内する送り駆動機構と、前記ポケット部内に仮収容した
容器類を送り駆動機構へ受渡す受渡し機構とを備えてな
ることにより、機体内に上下、左右方向へ配列させた多
数の収容樋から選別、排出された容器類をポケット部に
仮収容させて機体の取出口へ安全、迅速に搬送でき、特
に、とくに、各収容樋の排出口から排出される排出構成
のいかんにかかわらず個別の収容樋ごとに受け取りする
ことができ、必要種類の薬剤容器を集めて集荷トレイ等
に収納させた状態で取出口へ搬送でき、管理装置全体の
完全自動化を実現させることが可能となる。
【0107】また、前記受渡し機構は、前記ポケット部
の下面側に設けられた開閉蓋と、前記受渡し機構を所定
の停止位置に移動停止させて同受渡し機構のポケット部
方向に伸縮するアクチュエータ機構とを備えてなること
により、ポケット部内に選別収容された容器類を移載さ
せて機体の取出口へ搬送させる構造が簡単で、低コスト
で実現させ得るとともに、収容樋ごとに個々の排出口か
ら所望の容器を受け取って取出口に搬送するための具体
的な構造を実現させることが可能である。
の下面側に設けられた開閉蓋と、前記受渡し機構を所定
の停止位置に移動停止させて同受渡し機構のポケット部
方向に伸縮するアクチュエータ機構とを備えてなること
により、ポケット部内に選別収容された容器類を移載さ
せて機体の取出口へ搬送させる構造が簡単で、低コスト
で実現させ得るとともに、収容樋ごとに個々の排出口か
ら所望の容器を受け取って取出口に搬送するための具体
的な構造を実現させることが可能である。
【0108】次に本発明に係る機体に収容した容器類の
排出方法によれば、機体内に前部を投入側とするととも
に後部を排出側として上下に層状にカセットを配置さ
せ、このカセット内部の奥行き方向に向けて容器類の移
動路を形成するように相互の左右の幅間隔を拡小調整可
能なように収容樋を列状に並列配置させ、収容する各移
動路に対応する容器の高さに対応して前記移動路の幅間
隔を調整しつつこれらの容器類を横倒し状に収納させつ
つ後部の排出側から排出させてなるから、カセット内の
移動路上に横倒し状に容器を収納して排出させることに
より、各収容樋の幅間隔を調整可能にすることにより、
高さの異なる複数種類の薬品、その他のドリンク剤など
を収容する容器を1つのカセット内に収容して管理する
ことができ、しかも、必要に応じて適宜間隔調整を行う
ことによりいつでも各収容樋ごとに異なる高さの容器の
収容管理が可能である。さらに、異種類の容器への段取
り換え作業は単に隣接する収容樋を形成する区画板等の
取り付け位置調整のみで良いから段取り換え作業が非常
に簡易で、短時間で実現することが可能である。
排出方法によれば、機体内に前部を投入側とするととも
に後部を排出側として上下に層状にカセットを配置さ
せ、このカセット内部の奥行き方向に向けて容器類の移
動路を形成するように相互の左右の幅間隔を拡小調整可
能なように収容樋を列状に並列配置させ、収容する各移
動路に対応する容器の高さに対応して前記移動路の幅間
隔を調整しつつこれらの容器類を横倒し状に収納させつ
つ後部の排出側から排出させてなるから、カセット内の
移動路上に横倒し状に容器を収納して排出させることに
より、各収容樋の幅間隔を調整可能にすることにより、
高さの異なる複数種類の薬品、その他のドリンク剤など
を収容する容器を1つのカセット内に収容して管理する
ことができ、しかも、必要に応じて適宜間隔調整を行う
ことによりいつでも各収容樋ごとに異なる高さの容器の
収容管理が可能である。さらに、異種類の容器への段取
り換え作業は単に隣接する収容樋を形成する区画板等の
取り付け位置調整のみで良いから段取り換え作業が非常
に簡易で、短時間で実現することが可能である。
【0109】また、本発明に係る機体に収容した容器類
の搬出方法によれば、機体内に前部を投入側とするとと
もに後部を排出側として上下に層状にカセットを配置さ
せ、このカセット内部の奥行き方向に向けて容器類の移
動路を形成するように相互の左右の幅間隔を拡小調整可
能なように収容樋を列状に並列配置させ、収容する各移
動路に対応する容器の高さに対応して前記移動路の幅間
隔を調整しつつこれらの容器類を横倒し状に収納させつ
つ後部の排出側から排出させ、各収容樋ごとの列に対応
して当該排出口から排出される容器類を受取搬送手段に
より受け取って容器類の取出口側に搬送させてなるか
ら、容器類の横倒し状の収納管理で、横倒し状で排出口
から排出され、1個のカセット内に複数種の容器を収容
管理することができるとともに、排出された各容器を受
け取る受取搬送手段により排出される容器を個別に受け
取りにいく結果、制御手段を介してこの受取搬送手段に
複数の薬剤容器を集荷用のトレイ等に集めて取出口まで
搬出提供させることができ、よって、個々の患者等に対
応して必要とされる薬剤を取り揃えた形態で取出口まで
届けることができ、例えば、それらのトレイ等を使い捨
て可能な発泡スチロール製の容器トレイ等で構成してこ
の種薬剤等の管理装置の完全なる自動化を実現させるこ
とが可能である。
の搬出方法によれば、機体内に前部を投入側とするとと
もに後部を排出側として上下に層状にカセットを配置さ
せ、このカセット内部の奥行き方向に向けて容器類の移
動路を形成するように相互の左右の幅間隔を拡小調整可
能なように収容樋を列状に並列配置させ、収容する各移
動路に対応する容器の高さに対応して前記移動路の幅間
隔を調整しつつこれらの容器類を横倒し状に収納させつ
つ後部の排出側から排出させ、各収容樋ごとの列に対応
して当該排出口から排出される容器類を受取搬送手段に
より受け取って容器類の取出口側に搬送させてなるか
ら、容器類の横倒し状の収納管理で、横倒し状で排出口
から排出され、1個のカセット内に複数種の容器を収容
管理することができるとともに、排出された各容器を受
け取る受取搬送手段により排出される容器を個別に受け
取りにいく結果、制御手段を介してこの受取搬送手段に
複数の薬剤容器を集荷用のトレイ等に集めて取出口まで
搬出提供させることができ、よって、個々の患者等に対
応して必要とされる薬剤を取り揃えた形態で取出口まで
届けることができ、例えば、それらのトレイ等を使い捨
て可能な発泡スチロール製の容器トレイ等で構成してこ
の種薬剤等の管理装置の完全なる自動化を実現させるこ
とが可能である。
【図1】本発明の実施例に係る機体に収容された容器類
の排出装置及びその搬出装置を備えた薬剤管理装置の機
体を切開して要部を示した斜視説明図である。
の排出装置及びその搬出装置を備えた薬剤管理装置の機
体を切開して要部を示した斜視説明図である。
【図2】図1に示す薬剤管理装置の正面縦断説明図であ
る。
る。
【図3】カセット内に設けた収容樋の排出端部に設けた
容器類の排出装置と容器類の搬出装置との対応関係を示
した拡大平面図である。
容器類の排出装置と容器類の搬出装置との対応関係を示
した拡大平面図である。
【図4】収容樋の排出端部側に設けた第1、第2開閉ゲ
ート手段とプッシャ手段との対応関係を示した一部拡大
斜視説明図である。
ート手段とプッシャ手段との対応関係を示した一部拡大
斜視説明図である。
【図5】収容樋の排出端部側に設けた第1開閉ゲート手
段の駆動開閉手段を搬出装置側に設けた第1プッシャで
押動させた状態を示した一部拡大縦断側面説明図であ
る。
段の駆動開閉手段を搬出装置側に設けた第1プッシャで
押動させた状態を示した一部拡大縦断側面説明図であ
る。
【図6】収容樋の排出端部側に設けた第2開閉ゲート手
段の駆動開閉手段を搬出装置側に設けた第2プッシャで
押動させた状態を示した一部拡大縦断側面説明図であ
る。
段の駆動開閉手段を搬出装置側に設けた第2プッシャで
押動させた状態を示した一部拡大縦断側面説明図であ
る。
【図7】容器類の搬出装置の受渡し機構、送り駆動機構
等を示した一部拡大縦断側面説明図である。
等を示した一部拡大縦断側面説明図である。
10 機体に収容した容器類の排出装置 12 機体 14 収容樋 16 容器類 18 付勢手段 20 排出制御手段 22 第1開閉ゲート手段 24 第2開閉ゲート手段 44 排出端部 54 移動路 56 第1ゲート板 58 第2ゲート板 74 第1開閉駆動手段 76 第2開閉駆動手段 86 第1プッシャ受部 100 付勢ばね 102 第2プッシャ受部 104 機体に収容した容器類の搬送装置 106 取出口 107 受取搬送手段 108 受取手段 110 搬送手段 114 プッシャ手段 116 ポケット部 118 第1プッシャ 120 第2プッシャ 130 開閉蓋 132 移動手段 134 送り駆動機構 136 受渡し機構 180 アクチュエータ機構
Claims (18)
- 【請求項1】 機体内に上下に層状にカセットが配置さ
れ、このカセット内には移動路を備えて排出方向に向け
て長く形成された収容樋が設けられ、 前記収容樋の移動路に横倒し状に収容させた1個又は複
数の容器類を、同収容樋の排出端部側へ付勢する付勢手
段と、 同収容樋内に収容した容器類を排出制御する排出制御手
段と、を備え、 前記排出制御手段は、前記収容樋の排出端部側に設けら
れ、前記容器類の排出端部側への付勢力を遮断、開放さ
せる第1開閉ゲート手段と、 前記第1開閉ゲート手段から排出端部方向に所要の間隙
をおいて配置された第2開閉ゲート手段と、を備えてな
る機体に収容した容器類の排出装置。 - 【請求項2】 前記各収容樋の間隔幅を調整する幅調整
手段が設けられてなる請求項1記載の機体に収容した容
器類の排出装置。 - 【請求項3】 前記第1、第2開閉ゲート手段は、前記
収容樋の排出端部側に設けられ、収容樋内の前記移動路
を開閉し得る様に回動自在に軸支されたゲート板を含む
請求項1記載の機体に収容した容器類の排出装置。 - 【請求項4】 前記ゲート板は、前記移動路の閉鎖状態
において、前記収容樋の排出端部側へ向け略斜め下がり
に傾斜するように設けられてなる請求項1又は2記載の
選別収容機内に収容した容器類の排出装置。 - 【請求項5】 前記ゲート板は、前記移動路の閉鎖方向
にばね付勢されてなる請求項3記載の機体に収容した容
器類の排出装置。 - 【請求項6】 前記第1、第2開閉ゲート手段には、そ
の手段の開閉を駆動させる開閉駆動手段が設けられてな
る請求項1ないし3のいずれかに記載の機体に収容した
容器類の排出装置。 - 【請求項7】 前記開閉駆動手段は、前記ゲート板に設
けられ、プッシャ手段に押動されて前記ゲート板を開放
方向に回転させるプッシャ受部を含む請求項5記載の機
体に収容した容器類の排出装置。 - 【請求項8】 前記収容樋は奥行方向に複数列に配置さ
れ、これらの収容樋列を横断するように長軸が回転自在
に設けられ、この長軸に前記第1開閉ゲート手段のゲー
ト板が固定されてこれらのゲート板は一体的に各収容樋
の移動路を開閉してなる請求項2記載の機体に収容した
容器類の排出装置。 - 【請求項9】 前記第2開閉ゲート手段のゲート板は、
各収容樋の各排出口に個別に回動しつつ開閉し得るよう
に枢着されてなる請求項2記載の機体に収容した容器類
の排出装置。 - 【請求項10】 前記付勢手段は、前記収容樋の排出口
へ向け斜め下がりに傾斜された移動路である請求項1な
いし8のいずれかに記載の機体に収容した容器類の排出
装置。 - 【請求項11】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
排出装置により収容樋の排出端部から排出される容器類
を取出口側に導く搬出装置であって、 各収容樋の排出端部へ移動しつつ排出される容器類を受
け取って前記取出口側に搬送させる容器類の受取搬送手
段を備えてなる機体に収容した容器類の搬出装置。 - 【請求項12】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
排出装置により収容樋の排出端部から排出される容器類
を取出口側に導く搬出装置であって、 各収容樋の排出端部へ移動しつつ排出される容器類を受
取る受取手段と、 この受取手段で受取った容器類を躯体の取出口側へ搬送
する搬送手段と、を備えてなる機体に収容した容器類の
搬出装置。 - 【請求項13】 前記受取手段は、第1及び第2開閉ゲ
ート手段のゲート板のプッシャ受部を押動するプッシャ
手段と、 前記プッシャ受部の押動により排出された容器類を仮収
容するポケット部と、を備えてなる請求項11記載の機
体に収容した容器類の搬出装置。 - 【請求項14】 前記プッシャ手段は、第1開閉ゲート
手段のプッシャ受部を押動する第1プッシャと、第2開
閉ゲート手段のプッシャ受部を押動する第2プッシャ
と、を備えてなる請求項12記載の機体に収容した容器
類の搬出装置。 - 【請求項15】 前記搬送手段は、ポケット部を昇降及
び水平動させる移動手段と、容器類を取出口方向へ案内
する送り駆動機構と、前記ポケット部内に仮収容した容
器類を送り駆動機構へ受渡す受渡し機構と、を備えてな
る請求項11ないし13のいずれかに記載の機体に収容
した容器類の搬出装置。 - 【請求項16】 前記受渡し機構は、前記ポケット部の
下面側に設けられた開閉蓋と、前記受渡し機構を所定の
停止位置に移動停止させて同受渡し機構のポケット部方
向に伸縮するアクチュエータ機構と、を備えてなる請求
項14に記載の機体に収容した容器類の搬出装置。 - 【請求項17】 機体内に前部を投入側とするとともに
後部を排出側として上下に層状にカセットを配置させ、 このカセット内部の奥行き方向に向けて容器類の移動路
を形成するように相互の左右の幅間隔を拡小調整可能な
ように収容樋を列状に並列配置させ、 収容する各移動路に対応する容器の高さに対応して前記
移動路の幅間隔を調整しつつこれらの容器類を横倒し状
に収納させつつ後部の排出側から排出させてなる機体に
収容した容器類の排出方法。 - 【請求項18】 機体内に前部を投入側とするとともに
後部を排出側として上下に層状にカセットを配置させ、 このカセット内部の奥行き方向に向けて容器類の移動路
を形成するように相互の左右の幅間隔を拡小調整可能な
ように収容樋を列状に並列配置させ、 収容する各移動路に対応する容器の高さに対応して前記
移動路の幅間隔を調整しつつこれらの容器類を横倒し状
に収納させつつ後部の排出側から排出させ、 各収容樋ごとの列に対応して排出側から排出される容器
類を受取搬送手段により受け取って容器類の取出口側に
搬送させてなる機体に収容した容器類の搬出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16055597A JPH10329910A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 機体に収容した容器類の排出装置及びその搬出装置及び機体に収容した容器類の排出方法並びにその搬出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16055597A JPH10329910A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 機体に収容した容器類の排出装置及びその搬出装置及び機体に収容した容器類の排出方法並びにその搬出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10329910A true JPH10329910A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15717532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16055597A Pending JPH10329910A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 機体に収容した容器類の排出装置及びその搬出装置及び機体に収容した容器類の排出方法並びにその搬出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10329910A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001072612A1 (en) * | 2000-03-28 | 2001-10-04 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Injection drug feeding device |
JP2014166596A (ja) * | 2008-09-19 | 2014-09-11 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 薬剤払出装置 |
CN105377215A (zh) * | 2013-09-05 | 2016-03-02 | 松下健康医疗控股株式会社 | 药品提取单元、具有它的药品提取装置以及药品提取装置的控制方法 |
JP2019130164A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | 株式会社タカゾノ | カセットおよび物品供給装置 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP16055597A patent/JPH10329910A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001072612A1 (en) * | 2000-03-28 | 2001-10-04 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Injection drug feeding device |
US6981609B2 (en) | 2000-03-28 | 2006-01-03 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Injection drug feeding device |
US7350667B2 (en) | 2000-03-28 | 2008-04-01 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Injection drug feeding device |
EP2319478A1 (en) * | 2000-03-28 | 2011-05-11 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Injection drug feeding device |
JP2011144047A (ja) * | 2000-03-28 | 2011-07-28 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 注射薬供給装置 |
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CN105377215B (zh) * | 2013-09-05 | 2019-06-28 | 普和希控股公司 | 药品提取单元、具有它的药品提取装置以及药品提取装置的控制方法 |
JP2019130164A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | 株式会社タカゾノ | カセットおよび物品供給装置 |
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