JP3988846B2 - 流体管の抜出防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方の流体管に他方の流体管の挿口部を挿入して接合される流体管同士の抜出防止装置に係り、特に、流体管の挿口部に設けられたロックリングと、ロックリングと係合する係止部材とによって流体管同士の抜け出しを防止する流体管の抜出防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置としては、例えば、特開平7−27266号公報において提案されている流体管の抜出防止装置が知られている。
【0003】
第8図および第9図には従来の抜出防止装置が示されており、流体管Aの挿口部A1の外周面には環状溝A2が形成されている。
【0004】
環状溝A2には、欠円部C3を有する挿口リングC1が嵌め込まれ、接合ピースC2を欠円部C3に架橋し、管外周の接線に垂直な方向から貫通するリベットC4によって挿口リングC1と接合ピースC2が締結されてロックリングCが形成されている。
【0005】
流体管Bの受口部B1の先端内周面にパッキン収容溝B2が形成され、このパッキン収容溝B2にゴム製で環状のパッキンDが嵌合されている。パッキン収容溝B2の奥側には係止リング収容溝B3が形成され、この係止リング収容溝B3に係止リングEが装着されている。係止リングEの外側と係止リング収容溝B3の内周側との間には、係止リングEの芯出しを行う芯出用リングFが配置されている。
【0006】
流体管Aが流体管Bの受口部B1から抜け出そうとした場合には、環状溝A2に形成されたロックリングCが係止リング収容溝B3に装着された係止リングEに係合し、流体管Aの抜け出しが防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の装置において、ほぼまっすぐな状態に接合されている流体管Aと流体管Bに、流体管Aが流体管Bから抜け出そうとする力(抜出力)が働いたときには、ロックリングCと係止リングEは全周にわたって係合し、抜出力をロックリングC全体で受け、ロックリングCが流体管Aの環状溝A2に係合していることにより流体管Aの抜け出しが防止される。しかし、曲がった状態で接合されている流体管Aと流体管Bに抜出力が働くと、ロックリングCと係止リングEは曲がった外側の一部のみが係合することになる(図10)。この当接する一部が挿口リングC1の接合ピースC2であった場合には、抜出力は接合ピースC2に働き、その力は挿口リングC1と接合ピースC2を締結しているリベットC4が受けることなる。前記抜出力がリベットC4の強度より大きい場合には、リベットC4が破断し、接合ピースC2が挿口リングC1より外れ、ロックリングCが流体管Aの環状溝A2より外れることによって流体管Aが抜け出してしまう恐れがあった。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、上記問題を解決するためになされたもので、接合されている流体管同士に抜出力が働いた場合に、ロックリングと係止部材が部分的に係合してもロックリングが破損して抜け出す恐れのない流体管の抜出防止装置を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の抜出防止装置は、係止部材を通過して挿入される流体管の挿口部の外周面に凸状に設けられたロックリングが、前記係止部材に係合することにより流体管の抜け出しが防止される流体管の抜出防止装置において、
前記ロックリングが、挿口部の外周面に形成された環状溝に外嵌する少なくとも1つの分割部を有する第1リング体と、第1リング体に管軸方向からほぼ全周で当接する第2リング体と、第1リング体と第2リング体を締結する締結部材とで構成されていることを特徴としている。
【0010】
第2リング体が少なくとも1つの分割部を有し、第1リング体の分割部と第2リング体の分割部が重ならな相対位置で第1リング体と第2リング体が締結されているのが好ましい。
【0011】
第1リング体と第2リング体の当接面に、リング体同士の管軸直角方向のずれを防止する段部が設けられているのが好ましい。
【0012】
第1リング体の外周面には、挿口部の端部に向かって拡径する外テーパ面が形成され、第2リング体の内周面には、前記外テーパ面に密接に当接する内テーパ面が形成されているのが好ましい。
【0013】
本発明によると、流体管挿口部の外周面に形成された環状溝に、第1リング体が外嵌し、前記第1リング体に管軸方向からほぼ全周で当接する第2リング体が、第1リング体に締結されてロックリングを形成しているので、ロックリングは管軸方向の力に対してほぼ均質な強度を有する。したがって、係止部材とロックリングが部分的に係合してもロックリングは部分的に破損することがなく、抜出力をロックリング全体で受けることができ、流体管の抜け出しを防止することができる。なお、第1リング体と第2リング体の両リング体を使用しているが、リング体は、最低2個あればよく、適宜3個以上使用して強度を高めることも本発明の範囲である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1ないし図3は、本発明の第1実施例を示すもので、ボール式可撓管に適用したものであり、ダクタイル鋳鉄製のスピゴット管(流体管)1の挿口部1a先端側に外周面に突出してロックリング2が形成されている。
【0016】
ロックリング2は、挿口部1aの先端側外周面に形成された環状溝1bに配置された二分割の第1リング体2a、第2リング体2bと、第1リング体2aと第2リング体2bを締結しているボルト(締結部材)2cとで構成されている。
【0017】
第1リング体2aには、挿口部1aに取付けたときに管軸方向よりボルト2cの締付操作ができる位置に、ボルト2cのねじ部の外径よりも大きくかつボルト頭部よりも小さい径の貫通孔2dが等間隔に4個所設けられている。
【0018】
第2リング体2bには、第1リング体2aの分割部と第2リング体2bの分割部を90°違えた位置で貫通孔2dに相対する位置に、ボルト2cが螺合するねじ孔2eが4個所設けられている。第1リング体2aと第2リング体2bとの当接面には、ずれを防止する段部が設けてある。
【0019】
係止部材4とパッキン収容溝3aが内周面に形成された外周面球状のボール体3に、スピゴット管1がパッキン収容溝3aに配されたパッキン6を介して水密で伸縮可能に挿入されている。
【0020】
一方にフランジ部5a、他方にボール体3を受け入れる受口部5bを設けたカバー体5にボール体3が回転可能に嵌入されている。受口部5bの内面にはパッキン収容溝5cと溝5dが形成され、溝5dにはボール押え7が嵌合されている。そしてパッキン収容溝5cにはパッキン8が配され、ボール体3とカバー体5を水密に接合している。
【0021】
次に、第1リング体2aと第2リング体2bのスピゴット管1への取付け手順について説明する。
【0022】
まず、挿口部1aの外周面に環状溝1bが形成されたスピゴット管1を、パッキン6をパッキン収容溝3aに配置したボール体3に挿入する。
【0023】
次に、予め1組の第1リング体2aの片方と1組の第2リング体2bとをボルト2cで仮止めしたロックリング2を、スピゴット管1の挿口部1aに外嵌し、環状溝1bに配置する。
【0024】
ついで、環状溝1bに残りの第1リング体2aを配置して、先に外嵌させてあるロックリング2にボルト2cで止め、先に仮止めしたあったボルト2cを増し締めして、ロックリング2のスピゴット管1への取付けは完了する。
【0025】
この実施例において、ボール体3からスピゴット管1が抜け出す方向に力が働いたときは、ボール体3の係止部材4とスピゴット管1に取り付けられたロックリング2とが係合して、スピゴット管1のボール体3からの抜け出しが防止され、係止部材4とロックリング2とが部分的に係合しても、第1リング体2aと第2リング体2bとは、管軸方向よりほぼ全周で当接しているので、従来のように部分的に破損するところがなく、確実にスピゴット管1の抜け出しを防止できる。
【0026】
また、第1リング体2aと第2リング体2bとに管軸直角方向にずらすような力が働いても当接面に段部が設けてあるので、段部がその力を受け、ボルト2cにはその力が働くことはない。
【0027】
図4および図5は、ロックリングの第2実施例を示す。
【0028】
スピゴット管1の挿口部1aの先端側に環状溝1bが形成され、二分割された第1リング体2aが配置され、さらに第1リング体2aの外周面に覆い被さるように、分割部のない一体に形成された第2リング体2bが外嵌されている。
【0029】
第1リング体2aの外周面は挿口部の端部に向かって拡径するテーパ状に外テーパ面2fが形成され、第2リング体2bの内周面は、外テーパ面2fに密接して当接する内テーパ面2gが形成されている。
【0030】
第1リング体2aには、挿口部1aに取付けたときに管軸方向よりボルト2cの締付操作ができる位置に、ボルト2cのねじ部の外径よりも大きくかつボルト頭部よりも小さい径の貫通孔2dが等間隔に4個所設けられている。
【0031】
第2リング体2bには、第1リング体2aの貫通孔2dに相対する位置に、ボルト2cが螺合するねじ孔2eが4個所設けられている。
【0032】
このロックリング2のスピゴット管1への取付け手順を次に示す。
【0033】
まず、挿口部1aの外周面に環状溝1bが形成されたスピゴット管1を、パッキン6をパッキン収容溝3aに配置したボール体3に挿入する。
【0034】
次に、第2リング体2bを内テーパ面2gの内径の大なる方を挿口部1aの先端に向けた状態でスピゴット管1に外嵌し、環状溝1bより奥に配置する。
【0035】
ついで、環状溝1bに第1リング体2aを配置して、先に外嵌させてある第2リング体2bを第1リング体2aに引き寄せ、ボルト2cで第1リング体2aと第2リング体2bを締結することにより、ロックリング2のスピゴット管1への取付けは完了する。
【0036】
この実施例において、ボール体3からスピゴット管1が抜け出す方向に力が働いたときは、第1実施例と同様にボール体3の係止部材4とスピゴット管1に取り付けられたロックリング2とが係合して、スピゴット管1のボール体3からの抜け出しが防止され、係止部材4とロックリング2とが部分的に係合しても、第2リング体2bは一体に形成されており、第1リング体2aと第2リング体2bとは、管軸方向よりほぼ全周で当接しているので、従来のように部分的に破損するところがないので確実にスピゴット管1の抜け出しを防止できる。
【0037】
また、第1リング体2aと第2リング体2bの外テーパ面2f、内テーパ面2gの作用により、第2リング体2bと係止部材4が当接すると第1分割リング体2aが環状溝1bに押さえつけられて第1分割リング体2aと環状溝1bが更に係合し、スピゴット管1とボール体3の抜け出しが防止される。
【0038】
図6および図7は、ロックリングの第3実施例を示す。
【0039】
スピゴット管1の挿口部1aの先端側に環状溝1bが形成され、二分割された第1リング体2aが配置されている。
【0040】
環状溝1bに取り付けられた第1リング体2aの外径と同じ外径をし、スピゴット管1の外径よりも若干大きい内径をした一体に形成された第2リング体2bが、第1リング体2aに係止部材4側の管軸方向から当接している。
【0041】
第1リング体2aには、挿口部1aに取付けたときに管軸方向よりボルト2cの締付操作ができる位置に、ボルト2cのねじ部の外径よりも、スピゴット管1の外径と第2リング体2bの内径の差の分以上大きくかつボルト頭部よりも小さい径の貫通孔2dが等間隔に4個所設けられている。
【0042】
第2リング体2bには、第1リング体2aの貫通孔2dに相対する位置に、ボルト2cが螺合するねじ孔2eが4個所設けられている。
【0043】
このロックリング2のスピゴット管1への取付け手順を次に示す。
【0044】
まず、挿口部1aの外周面に環状溝1bが形成されたスピゴット管1を、パッキン6をパッキン収容溝3aに配置したボール体3に挿入する。
【0045】
次に、第2リング体2bをスピゴット管1に外嵌し、環状溝1bより奥に配置する。
【0046】
ついで、環状溝1bに第1リング体2aを配置して、先に外嵌させてある第2リング体2bを第1リング体2aに引き寄せ、ボルト2cで第1リング体2aと第2リング体2bを締結することにより、ロックリング2のスピゴット管1への取付けは完了する。
【0047】
この実施例において、ボール体3からスピゴット管1が抜け出す方向に力が働いたときは、第1実施例と同様にボール体3の係止部材4とスピゴット管1に取り付けられたロックリング2とが係合して、スピゴット管1のボール体3からの抜け出しが防止され、係止部材4とロックリング2とが部分的に係合しても、第2リング体2bは一体型であり、第1リング体2aと第2リング体2bとは、管軸方向よりほぼ全周で当接しているので、従来のように部分的に破損するところがないので確実にスピゴット管1の抜け出しを防止できる。
【0048】
また、第1リング体2aと第2リング体2bとに管軸直角方向にずらすような力が働いても第2リング体2bが一体に形成され、スピゴット管1に外嵌されているので、第1リング体2aと第2リング体2bはずれることがなくボルト2cにその力が働くことはない。
【0049】
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとり得るものであり、実施例の締結部材は、ボルトであったが、ボルトとナットでも良く、リベットでも良い。
【0050】
さらに第3実施例では、第1リング体2aに第2リング体2bが係止部材4の方向より当接しているが、挿口部1aの先端方向から当接しても良い。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、流体管の挿口部の外周面にロックリングを設けるのに、挿口部に形成された環状溝に第1リング体を係合させ、第2リング体を前記第1リング体に管軸方向からほぼ全周で当接させて締結部材で締結させているため、管軸方向の力に対するロックリングの強度が均質となり、抜出力が働いたときに係止部材とロックリングが部分的に係合しても部分的な破損をすることがなく、ロックリング全体でその力を受ける事ができるので流体管の抜け出しを確実に防止することができる。
【0052】
請求項2の発明によれば、第2リング体が分割部を有しているので、第2リング体を環状溝に係合させることができ、ロックリングの管軸方向の力に対する強度が増す。また、第1リング体と第2リング体の分割部が重ならない相対位置で締結されているので、係止部材とロックリングが部分的に係合してもロックリング全体でその力を受ける事ができるので確実に抜け出しを防止することができる。
【0053】
請求項3の発明によれば、第1リング体と第2リング体との管軸直角方向のずれ止めの段部が設けてあるので、ロックリングと係止部材が部分的に係合したときに、ずれる方向の力が働いてもに互いにずれることがないので、締結部材にその力が及ぶことがなく、ロックリングの破損が防止される。
【0054】
請求項4の発明によれば、第1リング体の外周面には、挿口端部に向かって拡径する外テーパ面が形成され、第2リング体の内周面には、前記外テーパ面に密接に当接する内テーパ面が形成されているので、流体管に抜出力が働いたときに第2リング体が係止部材と係合し、くさび作用にて第1リング体が環状溝に押し込まれ強く係合するので流体管の抜け出し防止がより確実となる。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す一部切欠正面図である。
【図2】同じく、ロックリングを示す拡大断面図である。
【図3】同じく、(A)は、挿口部に取付けたロックリングを示す正面図であり、(B)は、その側面図である。
【図4】本発明の第2実施例のロックリングを示す拡大断面図である。
【図5】同じく、(A)は、挿口部に取付けたロックリングを示す正面図であり、(B)は、その側面図である。
【図6】本発明の第3実施例のロックリングを示す拡大断面図である。
【図7】同じく、(A)は、挿口部に取付けたロックリングを示す正面図であり、(B)は、その側面図である。
【図8】従来例における断面図である。
【図9】同じく、(A)は、挿口リングの断面図であり、(B)は、接合ピースの断面図である。
【図10】曲がった状態で接合された抜出防止装置の説明図である。
【符号の説明】
1 スピゴット管(流体管)
1a 挿口部
1b 環状溝
2 ロックリング
2a 第1リング体
2b 第2リング体
2c ボルト(締結部材)
2d 貫通孔
2e ねじ孔
2f 外テーパ面
2g 内テーパ面
3 ボール体
3a パッキン収容溝
4 係止部材
5 カバー体
5a フランジ部
5b 受口部
5c パッキン収容溝
5d 溝
6 パッキン
7 ボール押え
8 パッキン
Claims (4)
- 係止部材を通過して挿入される流体管の挿口部の外周面に凸状に設けられたロックリングが、前記係止部材に係合することにより流体管の抜け出しが防止される流体管の抜出防止装置において、
前記ロックリングが、挿口部の外周面に形成された環状溝に外嵌する少なくとも1つの分割部を有する第1リング体と、第1リング体に管軸方向からほぼ全周で当接する第2リング体と、第1リング体と第2リング体を締結する締結部材とで構成されていることを特徴とする流体管の抜出防止装置。 - 第2リング体が少なくとも1つの分割部を有し、第1リング体の分割部と第2リング体の分割部が重ならない相対位置で第1リング体と第2リング体が締結されていることを特徴とする請求項1に記載の流体管の抜出防止装置。
- 第1リング体と第2リング体の当接面に、リング体同士の管軸直角方向のずれを防止する段部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の流体管の抜出防止装置。
- 第1リング体の外周面には、挿口部の端部に向かって拡径する外テーパ面が形成され、第2リング体の内周面には、前記外テーパ面に密接に当接する内テーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の流体管の抜出防止装置。
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JP10199598A JP3988846B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 流体管の抜出防止装置 |
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JPH11280968A JPH11280968A (ja) | 1999-10-15 |
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JP10199598A Expired - Lifetime JP3988846B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 流体管の抜出防止装置 |
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JP2023091102A (ja) * | 2021-12-20 | 2023-06-30 | 株式会社クボタ | リング部材 |
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1998
- 1998-03-30 JP JP10199598A patent/JP3988846B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH11280968A (ja) | 1999-10-15 |
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