JP3985836B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機の室外機に関し、特に、防炎性能の向上と電装部品の冷却効率の向上とを行うことができる空気調和機の室外機に関する。
従来より、空気調和機の室外機と室内機との間を、冷媒配管と電気配線で接続している。上記冷媒配管によって、上記室内機に設けられた熱交換器と、上記室外機に設けられた圧縮機、熱交換器及び膨張器とに冷媒を循環させている。また、上記電気配線によって、上記室内機から室外機に電力を供給し、また、上記室内機と室外機との間で制御信号の通信を行っている。
図6は、従来の空気調和機の室外機の一部を示した断面図であって、上記電気配線が室外機に接続された部分の近傍を示す断面図である(特開平7−63376号公報:特許文献1参照)。
従来の空気調和機の室外機は、図6に示すように、室外機本体101の側面に配線開口121を設け、この配線開口121を、下端部に膨出部が形成された平板状の配線蓋117で塞いでいる。上記室外機本体101内の上記配線開口121に臨む位置に、電装部品112に接続されたコネクタ113を設け、このコネクタ113に、図示しない室内機に接続された電気配線116を接続している。この電気配線116は、上記配線蓋117の膨出部と室外機本体101の外側面との間の隙間から室外機本体101の外部に引き出されて、この室外機本体101の外側面に沿って下方に延びている。上記開口蓋117及び電気配線116を、合成樹脂からなるカバー118で覆っている。
上記開口蓋117は、下端部が室外機本体101にネジ留めされている一方、上端部がカバー118によって室外機本体101の外側面に押圧されている。
しかしながら、上記従来の空気調和機の室外機は、防炎性能が低いという問題がある。詳しくは、室外機の近傍で火災が発生した場合、火炎によって樹脂のカバー118が燃焼又は溶融する。そうすると、上記カバー118によって押圧されていた開口蓋117の上端部が室外機本体101の外側面から離れて、配線開口121の上端部が露出する。この露出した配線開口121の上端部から、火炎が室外機本体101内に侵入して、この配線開口121の近傍に位置するコネクタ113や電装部品112に引火するのである。
また、上記従来の空気調和機の室外機は、室外機本体101の配線開口121が平板状の配線蓋117で塞がれて通風が困難であるので、この配線開口121の近傍に位置する電装部品112は空気流に曝され難い。したがって、この電装部品112の冷却効率が低いという問題がある。
特開平7−63376号公報
そこで、本発明の課題は、防炎性能の向上と電装部品の冷却効率の向上とを行える空気調和機の室外機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の空気調和機の室外機は、
熱交換器と、
圧縮機と、
電装品箱と、
上記熱交換器、圧縮機及び電装品箱を収容すると共に、上記電装品箱に近接して開口を有するケーシングと、
記開口の上端側の上記ケーシングの内側部分と、上記開口の下端側の記ケーシングの外側部分との間に連なる開口カバーと
を備え
上記開口は、上端縁とその上端縁の両側から下方に延びる両側縁を有し、
上記開口の両側縁と、上記ケーシングの内側にある上記開口カバーの部分との間に空気流通路を形成すると共に、
上記電装品箱内の電装部品に接続される配線を上記ケーシングの内側から外側に導く配線通路を、上記開口カバーの下端部に設けたことを特徴としている。
上記構成によれば、上記電装品箱に近接して上記ケーシングに設けられた開口に開口カバーが設けられ、この開口カバーは、上記開口の上端側のケーシングの内側部分と、この開口の下端側のケーシングの外側部分との間に連なる。この空気調和機の室外機の近傍で火災が発生した場合、上記開口の上端側のケーシングの内側部分に位置する開口カバーの部分により、開口の上端からケーシング内に火炎が侵入することが防止される。したがって、上記開口に近接した電装品箱内の電装部品に引火することを防止できる。なお、上記開口の側縁とケーシングの内側にある開口カバーの部分との間には空気流通路が形成されているが、炎は、開口の側縁からケーシング内に進入し難いので、開口の上端から炎が侵入することを防止すれば、十分な防炎性能が得られる。
また、上記ケーシングの内側にある開口カバーの部分と、上記開口の側縁との間に空気流通路が形成されるので、この空気流通路を介してケーシング内に通風が得られる。したがって、上記開口に近接する電装品箱内の電装部品を、上記通風によって効果的に冷却できて、この電装部品の冷却効率を従来よりも高くできる。
一実施形態の空気調和機の室外機は、上記開口カバーは、下端部が上記ケーシングの外側面に固定された状態で、上端部が上記ケーシングの内側面に接する。
上記実施形態によれば、上記開口カバーの下端部をケーシングの外側面に固定することにより、上記開口カバーの上端部がケーシングの内側面に接する。したがって、従来よりも高い防炎性能を得つつ、ケーシングの開口に開口カバーを簡単に取り付けることができる。
特に、上記開口カバーは、ケーシングに取り付けられる前の状態で、上記上端部のケーシングの内側面に接する部分が、上記下端部のケーシングに固定される面よりも、ケーシングの外側に相当する側に突出しているのが好ましい。これにより、この開口カバーをケーシングに取り付けたときに、上記上端部を開口カバーのバネ力によって、ケーシングの内側面に容易に密着させることができる。
一実施形態の空気調和機の室外機は、上記開口カバーは、
上記ケーシングの外側面に固定される固定部と、
上記固定部に連なると共に、上記ケーシングの開口の下端縁の近傍で、上記ケーシングの外側から内側に亘って延在する段部と、
上記段部に連なると共に、上記ケーシングの開口よりもケーシングの内側に配置される平坦部と、
上記平坦部に連なると共に、先端が、上記ケーシングの内側面であって上記開口の上端縁の近傍に接するように、上記平坦部に対して屈曲した屈曲部と
を有する。
上記実施形態によれば、上記開口カバーは、上記固定部がケーシングの外側面に固定されることにより、上記段部が、上記開口の下端縁の近傍で、ケーシングの外側から内側に延在する。これにより、上記段部に連なる平坦部が、上記ケーシングの開口よりもケーシングの内側に配置される。この平坦部と、上記ケーシングの開口の側縁との間に隙間が形成されて空気流通路が形成され、この空気流通路を介した通風がケーシング内に得られる。したがって、この開口に近接する電装品箱内の電装部品の冷却効率を向上できる。
また、上記平坦部に連なる屈曲部の先端が、上記ケーシングの上記開口の上端縁近傍の内側面に接する。これにより、上記ケーシングの開口の上端縁と開口カバーとの間を塞ぐことができるので、火炎がケーシング内に侵入することを防止できて、空気調和機の室外機の防炎性能を向上できる。
特に、上記開口カバーは、ケーシングに取り付けられる前の状態で、上記屈曲部の先端が、上記固定部のケーシングに固定される面よりも、ケーシングの外側に相当する側に突出するのが好ましい。これにより、この開口カバーをケーシングに取り付けたときに、上記段部や平坦部のバネ力によって、上記屈曲部の先端をケーシングの内側面に容易に密着させることができる。
一実施形態の空気調和機の室外機は、上記開口カバーは、上記平坦部の側縁に連なって起立した側壁を有する。
上記実施形態によれば、上記側壁によって、上記ケーシングの開口の側縁と開口カバーとの間の隙間を小さくすることにより、上記開口からケーシング内に火炎が侵入することを効果的に防止できる。なお、上記側壁の寸法は、ケーシング内に得るべき通風量と防炎効果に基づいて決定すればよい。
一実施形態の空気調和機の室外機は、上記開口カバーは、上記平坦部の幅方向の寸法が、上記ケーシングの開口の対向する側縁の間の距離よりも大きい。
上記実施形態によれば、上記ケーシングの内側に配置される平坦部の幅方向の寸法が、上記開口の対向する側縁の間の距離よりも大きいので、上記開口カバーの正面視において、上記開口の側縁に上記開口カバーの平坦部が存在する。したがって、上記ケーシングの外側の火炎は、上記開口の側縁と開口カバーとの間の空気流通路に回り込み難くなるから、火炎がケーシングの内側に侵入し難くなって、空気調和機の室外機の防炎性能を向上できる。
以上のように、本発明の空気調和機の室外機は、ケーシング内の電装品箱に近接してケーシングに設けられた開口と、上記開口の上端側のケーシングの内側部分と、この開口の下端側のケーシングの外側部分との間に連なる開口カバーを備えるので、上記開口の上端部からケーシング内に火炎が侵入することを防止して防炎性能を向上できると共に、上記開口の側縁とケーシングの内側にある開口カバーの部分との間に形成された空気流通路を介してケーシング内に通風が得られて、この開口に近接した電装品箱内の電装部品の冷却効率を向上できる。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態である空気調和機の室外機の内部を模式的に示した正断面図である。
この空気調和機の室外機は、ケーシング1内に、冷媒と屋外空気との間で熱交換を行う熱交換器2と、この熱交換器2に屋外空気を送るファン3と、上記冷媒を圧縮する圧縮機4とを収容している。このケーシング1の内部は、仕切板6によって、上記熱交換器2が収容された熱交換器室7と、上記圧縮機4が収容された圧縮機室8とに区画されている。
上記ケーシング1内の上部には、上記熱交換器室7と圧縮機室8とに亘って電装品箱10が設けられている。この電装品箱10内には、ファン3や圧縮機4等に電力を供給する電源回路と、上記ファン3や圧縮機4等の動作を制御する制御回路が収容されている。上記電源回路及び制御回路が、本発明の電装部品に相当する。上記電装品箱10の熱交換器室7側の側面には、主に電源回路で発生した熱を放出するためのフィン11が連結されている。一方、上記電装品箱10の圧縮機室8側の側面には、上記電源回路及び制御回路に接続された端子13が設けられている。この端子13に、図示しない室内機に接続された電気配線16が接続されている。この電気配線16を介して、室内機から電力が供給され、また、室内機と室外機との間の通信が行われる。
上記ケーシング1の側面には、上記端子13に近接して開口15が設けられている。この開口15には、開口カバーとしての遮蔽板20が取り付けられており、この遮蔽板20に設けられた配線通路25を通して、上記電気配線16をケーシング1の外側から内側に導いている。上記開口15の上端縁には、ケーシング1の内側に屈曲した開口屈曲部15aが設けられている。上記ケーシング1の側面の下端の近傍には、冷媒を導く冷媒配管が接続される閉鎖弁17が、ケーシング1内から突出している。この閉鎖弁17に、室内機に接続された冷媒配管を接続して閉鎖弁17を開くことにより、室外機の圧縮機4、熱交換器2及び膨張器と、室内機の熱交換器とが接続されて冷凍回路が構成される。この冷凍回路に設けられた四路切替弁等によって冷媒の循環方向を切り替えて、上記室外機の熱交換器2の機能を凝縮器及び蒸発器の間で切り替えて、冷房運転及び暖房運転を行うようになっている。
上記ケーシング1の側面には、幅方向の中央部と高さ方向の略全部を覆うように、樹脂からなる縦長の外カバー18が取り付けられている。この外カバー18内に、上記開口15に設けられた遮蔽板20と、閉鎖弁17と、電気配線16の一部を収容している。つまり、上記ケーシング1の開口15は、上記外カバー18に覆われる部分に形成されている。この外カバー18の図1における背面側には、冷媒配管及び電気配線16を内側に導く導入口19が設けられている。また、上記外カバー18の上記開口15に相当する位置よりも低い位置に、換気用のルーバー18aが設けられている。
図2は、図1のケーシングの開口15及び遮蔽板20の周辺部分を拡大して示した断面図であり、図3は、ケーシング1の側面の一部を示した図であって、上記開口15の近傍と上記遮蔽板20とを模式的に示した正面図である。
図2及び3に示すように、ケーシング1の側面の開口15に、この開口15の幅と略同じ幅を有する一方、この開口15の高さよりも大きい高さの遮蔽板20を取り付けている。これにより、遮蔽板20が、開口15の下端側のケーシング1の部分と、開口15の上端側のケーシング1の部分との間に連なっている。なお、図3では、外カバー18を取り外した状態のケーシング1の側面の部分を示している。上記遮蔽板の図2及び3における上側の部分である平坦部23と屈曲部24がケーシング1内に位置する一方、上記遮蔽板20の下側の部分である固定部21がケーシング1の表面に位置する状態で、この固定部21をケーシング1にネジ31で固定している。この固定部21に設けられた配線通路25によってケーシング1の内側から外側に引き出された電気配線16は、遮蔽板20の下方の配線バンド32でケーシング1の表面に固定されている。図3において、34は、ケーシング1の側面に形成された凹部の外縁であり、この凹部に外カバー18が覆われる。
図4は、遮蔽板20を示す斜視図であり、図5は、上記遮蔽板20の側面図である。
図4及び5に示すように、遮蔽板20は、固定部21、段部22、平坦部23及び屈曲部24が順次連なって構成されている。
上記固定部21は、概ねT字形を有し、正面から見て幅方向中央よりも右側に偏った位置に、上下方向に亘って他の部分よりも膨出して形成された配線通路25が設けられている。この配線通路25の左右両側かつ固定部21の下端縁の近傍に、図3のようにネジ31が挿通されるネジ孔26を有する。この固定部21は、ケーシング1に固定されたとき、背面がケーシング1の表面に接する。また、このT字形の固定部21における左側の腕部の下端縁には、この固定部21の延在する面に対して背面側に段差を有する係合爪27が、下方に向かって延びている。この係合爪27が開口15の縁部に係合することにより、遮蔽板20の開口15への取付け位置が規定される。
上記段部22は、上記固定部21に対して、背面側において鈍角をなすように傾斜している。この段部22により、平坦部23が、固定部21に対して背面側に位置するように段差を形成している。
上記平坦部23は、上記固定部21と略平行に延在している。なお、この平坦部23は、上記固定部21に対して一部又は全部が、屈曲部24側の端が屈曲部24の先端側に向かって傾斜していてもよい。これにより、上記屈曲部24の先端がケーシング1の内側面に押し付けられるバネ力が強力になり、この屈曲部24の先端をケーシング1の内側面に確実に密着させることができる。この平坦部23の正面から見て左右両側の縁には、上記段部22から屈曲部24に向かって縁の約3分の2の長さに亘って、側壁28が設けられている。この左右の側壁28は、正面から見て手前側に屈曲していて、平坦部に対して各々75°程度の角度をなしている。これにより、ケーシングの開口15に遮蔽板20が取り付けられたとき、開口15の両側縁の下部に側壁28が接して、この開口15の両側の下部を塞ぐようになっている。なお、この側壁28の寸法は、上記平坦部25の側縁の長さに対してどのような割合の長さを有してもよく、また、上記側壁28は上記開口15の両側縁に密着しなくてもよい。この側壁28の寸法及び形状は、上記ケーシング1内に得るべき通風量と、防炎効果とに基づいて決定すればよい。また、この側壁28は設けなくてもよい。この側壁28を設けない場合、開口15の両側縁の全てと、遮蔽板20との間に空気流通路が形成される。
上記屈曲部24は、上記平坦部23に対して略直角をなしていて、正面から見て手前側に屈曲している。この屈曲部24の先端は、上記固定部21の背面であって、ケーシング1の外側面に接する面を延長した仮想面よりも、表面側に突出している。これにより、上記固定部21がケーシング1の外側面に固定されたとき、上記段部22及び平坦部23によるバネ力によって、上記屈曲部24の先端がケーシング1の内側面に密着する。
上記構成の空気調和機の室外機は、近傍で火災が発生した場合、従来よりも室内機の内側に炎が侵入し難くて、従来よりも高い防炎性能を有する。詳しくは、ケーシング1の近傍で火炎が発生した場合、外カバー18が燃焼又は溶融してケーシング1の側面が露出して、ケーシングの開口15及び遮蔽板20が炎に曝される。ここで、上記遮蔽板20は、屈曲部23がケーシングの開口15の上端部近傍の内側面に接していて、この開口15の上端部を塞いでいる。このように上端部が塞がれた開口15からは、炎はケーシング1の内側に侵入し難い。また、上記開口の上端縁に設けられた開口屈曲部15aによって、炎が遮蔽板20の上端に達し難くなる。したがって、この空気調和機の室外機は、開口15からケーシング1内に炎が侵入することを効果的に防止でき、その結果、開口15の近傍の電装部品が引火することを防止できて、従来よりも高い防炎性能を有する。
さらに、上記構成の空気調和機の室外機は、従来よりも高い電装部品の冷却性能を有する。詳しくは、上記開口15に取り付けられた遮蔽板20は、平坦部23がケーシング1の内側に位置するので、上記開口15の両側部分において、開口15の縁と、遮蔽板の側壁28が形成されていない平坦部23の縁との間に隙間が形成されて、空気流通路が形成される。この空気流通路を介して、ケーシング1内に通風が得られる。この通風によって、開口15の近傍に位置する電装品箱10内の電源回路及び制御回路を、従来よりも高効率に冷却することができる。
本実施形態において、遮蔽板の平坦部の下部に側壁28を設けて、開口15の両側縁の上部と遮蔽板20との間に空気流通路を形成したが、遮蔽板20に側壁28を設けないで、開口15の両側縁の全部と遮蔽板20との間に空気流通路を形成してもよい。
また、上記実施形態において、図3に示されるように、上記遮蔽板の平坦部23の幅方向の寸法が、上記ケーシングの開口15の両側縁の間の距離と略同じであったが、上記平坦部23の幅方向の寸法を開口15の両側縁の間の距離よりも大きくしてもよい。これにより、遮蔽板20の正面視において、開口15の側縁に平坦部23が存在して、この平坦部23の表面の縁の近傍部分と、ケーシングの開口に隣接する内側面との間に空気流通路が形成される。この空気流通路は、平坦部23の平面と平行に形成される。したがって、ケーシング1の外側の火炎が、上記空気流通路を介してケーシング1の内側に回り込み難くなるので、空気調和機の室外機の防炎性能を更に向上できる。
また、ケーシングの開口の上端縁に開口屈曲部15aを設けたが、この開口屈曲部15aは設けなくてもよい。
また、上記遮蔽板の固定部21のネジ孔26に挿通されたネジ31によって、遮蔽板20をケーシング1に固定したが、固定部21にネジ孔26を設けないで、例えば係合爪等を固定部21又はケーシング1に設け、この係合爪によって遮蔽板20をケーシング1に固定してもよい。
本発明の実施形態である空気調和機の室外機の内部を模式的に示した正断面図である。 ケーシングの開口及び遮蔽板の周辺部分を拡大して示した断面図である。 ケーシングの開口と遮蔽板を模式的に示した正面図である。 遮蔽板を示す斜視図である。 遮蔽板の側面図である。 従来の空気調和機の室外機の一部を示した断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
2 熱交換器
3 圧縮機
10 電装品箱
15 開口
16 電気配線
20 遮蔽板
21 遮蔽板の固定部
22 遮蔽板の段部
23 遮蔽板の平坦部
24 遮蔽板の屈曲部
25 配線通路

Claims (5)

  1. 熱交換器(2)と、
    圧縮機(4)と、
    電装品箱(10)と、
    上記熱交換器(2)、圧縮機(4)及び電装品箱(10)を収容すると共に、上記電装品箱(10)に近接して開口(15)を側面に有するケーシング(1)と、
    記開口(15)の上端側の上記ケーシング(1)の内側部分と、上記開口(15)の下端側の記ケーシング(1)の外側部分との間に連なる開口カバー(20)と
    を備え
    上記開口(15)は、上端縁とその上端縁の両側から下方に延びる両側縁を有し、
    上記開口(15)の両側縁と、上記ケーシング(1)の内側にある上記開口カバー(20)の部分との間に空気流通路を形成すると共に、
    上記電装品箱(10)内の電装部品に接続される配線(16)を上記ケーシング(1)の内側から外側に導く配線通路(25)を、上記開口カバー(20)の下端部に設けたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機の室外機において、
    上記開口カバー(20)は、下端部(21)が上記ケーシング(1)の外側面に固定された状態で、上端部(24)が上記ケーシング(1)の内側面に接することを特徴とする空気調和機の室外機。
  3. 請求項1に記載の空気調和機の室外機において、
    上記開口カバー(20)は、
    上記ケーシング(1)の外側面に固定される固定部(21)と、
    上記固定部(21)に連なると共に、上記ケーシングの開口(15)の下端縁の近傍で、上記ケーシング(1)の外側から内側に亘って延在する段部(22)と、
    上記段部(22)に連なると共に、上記ケーシングの開口(15)よりもケーシング(1)の内側に配置される平坦部(23)と、
    上記平坦部(23)に連なると共に、先端が、上記ケーシング(1)の内側面であって上記開口(15)の上端縁の近傍に接するように、上記平坦部(23)に対して屈曲した屈曲部(24)と
    を有することを特徴とする空気調和機の室外機。
  4. 請求項3に記載の空気調和機の室外機において、
    上記開口カバー(20)は、上記平坦部(23)の側縁に連なって起立した側壁(28)を有することを特徴とする空気調和機の室外機。
  5. 請求項3に記載の空気調和機の室外機において、
    上記開口カバー(20)は、上記平坦部(2)の幅方向の寸法が、上記ケーシングの開口(15)の対向する側縁の間の距離よりも大きいことを特徴とする空気調和機の室外機。
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