JP2016156564A - 空気調和装置 - Google Patents

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杉山　慎一
Shinichi Sugiyama
慎一 杉山
伊藤　浩二
Koji Ito
浩二 伊藤
耕士 樋口
Koji Higuchi
耕士 樋口
篤貴 青柳
Atsutaka Aoyanagi
篤貴 青柳
石木　良和
Yoshikazu Ishiki
良和 石木
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Abstract

【課題】本発明は、雨天時のキャビネットカバー開口時の風雨の吹き込みの改善、及び、部品交換やメンテナンス時の作業性を改善した室外機のキャビネット構造を備えた空気調和装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の空気調和装置は、圧縮機、熱源側熱交換器、利用側熱交換器、膨張弁、切換弁、及び、電気機器を備え、少なくとも圧縮機、熱源側熱交換器、及び、制御用電気機器が、室外機キャビネットに収納され、室外機キャビネットは制御用電気機器にアクセス可能なキャビネットカバーを有し、このキャビネットカバーは上下方向に開閉する。
【選択図】図１

Description

本発明は室外機用のキャビネットを備えた空気調和装置に関する。
従来の空気調和装置の室外機用のキャビネットにおいては、キャビネットカバーがネジ留めにより固定されるものや、左右方向に開閉する構造を採用しているものがある。
従来の開閉構造において、キャビネットカバーを雨天時に開口する場合、キャビネット内部へ風雨が吹き込む場合がある。また、キャビネット内部の電気機器取付板も左右方向に開閉することから、部品交換やメンテナンス時の作業性が良くないという問題がある。
本発明は、雨天時のキャビネットカバー開口時の風雨の吹き込みの改善、及び、部品交換やメンテナンス時の作業性を改善した室外機のキャビネット構造を備えた空気調和装置を提供することを課題とする。
本発明の空気調和装置は、圧縮機、熱源側熱交換器、利用側熱交換器、膨張弁、切換弁、及び、電気機器を備え、少なくとも圧縮機、熱源側熱交換器、及び、制御用電気機器が、室外機キャビネットに収納され、室外機キャビネットは電気機器にアクセス可能なキャビネットカバーを有し、このキャビネットカバーは上下方向に開閉する。
本発明によれば、キャビネットカバーは上下方向に開閉するので、雨天時のキャビネットカバー開口時の風雨の吹き込みの改善、及び、部品交換やメンテナンス時の作業性を改善した室外機のキャビネット構造を備えた空気調和装置を提供することができる。
空気調和装置室外機のキャビネットの外観図 開閉構造の構造図 開閉構造の構造図
本実施例の空気調和装置は、圧縮機、熱源側熱交換器、利用側熱交換器、膨張弁、切換弁、及び、制御用電気機器を備え、少なくとも圧縮機、熱源側熱交換器、及び、電気機器が、室外機キャビネットに収納される。ここで、室外機キャビネットは電気機器にアクセス可能なキャビネットカバーを有し、このキャビネットカバーは上下方向に開閉する。本実施例の空気調和装置によれば、キャビネットカバーが上下方向に開閉するので、雨天時のキャビネットカバー開口時の風雨の吹き込みの改善、及び、部品交換やメンテナンス時の作業性の改善を図ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図１は空気調和装置（室外機）の外観構造を示す。主回路用電気機器収納部１、冷凍サイクル制御用電気機器収納部２、正面キャビネットカバー３等を備える。図２は主回路用電気機器収納部と正面キャビネットカバーの取付構造を示す。図３は正面キャビネットカバーの開閉構造を示す。
図１に示すように、本実施例においては、正面キャビネットカバー３を上下方向に開閉させることで、正面キャビネットカバー３がキャビネット開口部の天井となる。従って、雨天時であってもキャビネットカバー開口時の風雨の吹き込みの改善等を図ることができる。特に、正面キャビネットカバーの奥側に設けた樋から制御用電気機器収納部の側板に雨水を導くように構成すれば、雨水をより効率的に排水することができる。また、正面キャビネットカバーを上下方向に開閉させることにより、電気機器取付板の開閉時の干渉がなくなり、部品交換時やンテナンス作業時の作業性の改善も図ることができる。
正面キャビネットカバー開口時に、正面キャビネットカバーの側面に風雨遮蔽用のカバーを取り付けることで、雨天時のカバー開閉時でも、風雨の吹き込みを防ぐことが可能である。
ここで、正面キャビネットカバーと制御用電気機器収納部の側板との固定方法は以下の通りである。つまり、正面キャビネットカバーに設けた貫通穴と、主回路用電気機器収納部１の側板上部の固定用ナットにて、両側から正面キャビネットカバーをボルト留めする。ここで、ボルトは、開閉時の回転軸（回転構造）としても機能する。
さらに、前面キャビネットカバーを所定の角度に回転させて保持するフックを備える。正面キャビネットカバーの位置保持用のフックは油圧又はガス圧等により作動するダンパーとすることができる。正面キャビネットカバーの開閉角度は、キャビネットカバー側面に取付したフック、油圧ダンパー等により任意の角度にて保持可能である。
一方、このボルトは着脱可能に構成される。ボルトを取り外すことにより、正面キャビネットカバー３を取り外して、開口部を拡大することが可能である。
正面キャビネットカバー３の開口時に、キャビネットカバーが開口した空間の側方を覆う風雨遮蔽用のカバーを設けることもできる。この風雨遮蔽用のカバーにより、開口部側方からの風雨の吹き込みを抑制することができる。
１ 主回路用電気機器収納部
２ 冷凍サイクル制御用電気機器収納部
３ 正面キャビネットカバー
４ 取付けボルト
５ フック

Claims (5)

  1. 圧縮機、熱源側熱交換器、利用側熱交換器、膨張弁、切換弁、及び、電気機器を備え、
    少なくとも前記圧縮機、前記熱源側熱交換器、及び、前記電気機器が、室外機キャビネットに収納され、
    前記室外機キャビネットは前記電気機器にアクセス可能なキャビネットカバーを有し、
    前記キャビネットカバーは上下方向に開閉する
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 請求項１において、
    前記キャビネットカバーの上部に配置された回転構造と、前記回転構造により前記キャビネットカバーを所定の角度に回転させて保持するフックと、を備えた
    ことを特徴とする空気調和装置。
  3. 請求項２において、
    前記フックがダンパーである
    ことを特徴とする空気調和装置。
  4. 請求項１乃至３の何れかにおいて、
    前記キャビネットカバーは着脱可能である
    ことを特徴とする空気調和装置。
  5. 請求項１乃至４の何れかにおいて、
    前記キャビネットカバーの開口時に、前記キャビネットカバーが開口した空間の側方を覆う遮蔽用カバーを備えた
    ことを特徴とする空気調和装置。
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