JP3981892B2 - ニコチンアルデヒド水の製造方法 - Google Patents

ニコチンアルデヒド水の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はラネーニッケルの存在下、カルボン酸の水性媒体中における次式II
Figure 0003981892
で表される3−シアノピリジンの触媒水素化により、次式I
Figure 0003981892
で表されるニコチンアルデヒドの水性媒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ニコチンアルデヒド(3−ピリジンアルデヒド)は農薬の合成において有用な試薬である。例えば、殺虫剤6−メチル−4−(ピリジニ−3−イル−メチレンアミノ)−4,5−ジヒドロ−1,2,4−トリアジノ−3(2H)−オンは公表された欧州特許明細書第0314615号に記載されているように、ニコチンアルデヒドおよびアミノトリアジノン−4−アミノ−6−メチル−3−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,2,4−トリアジンの反応により製造されうる。
【0003】
相当するニトリル、即ち3−シアノピリジンの水素化によるニコチンアルデヒドの合成は、強酸性条件が唱えられている米国特許第2945862号において記載されている。硫酸および蓚酸は適した条件を提供するものとして記載されているが、収率は高いオーダーではない。C.FerriはReaktionender organischen Synthese,p.92,(1978)において、シアノピリジンを含む芳香族ニトリルを、ラネーニッケルの存在下相当するアルデヒドに触媒水素化することを記載している。硫酸、蓚酸またはスルホン酸を使用する強酸性条件が再度提案されている。強酸はラネーニッケル触媒を毒化しそれは副生成物の形成を抑える。
【0004】
P.Tinappは、Chem.Ber.,102,p.2770−2776(1969)において異なる酸の存在下におけるラネーニッケルによる芳香族ニトリルの水素化を記載している。選択された炭素−窒素三重結合の選択的飽和は強酸の存在下においてのみ生じ、また部分水素化は酢酸の存在下においては観察されなかった。
【0005】
3−シアノピリジンおよび第一アミンの混合物をロジウム担持触媒の存在下において水素化して、安定したイミン中間体を生成することによりアルデヒドを製造するという方法は、公表された国際公開パンフレット第WO92/02507号において記載されている。
水素化触媒はイミン中間体から分離されそしてこの中間体はその後相当するアルデヒドに加水分解される。しかしながら、収率は低くまた工業生産プロセスにおけるロジウムの使用はきわめて高価である。
【0006】
より経済的でかつ環境に受け入れられるところの改良されたニコチンアルデヒド合成が要求されている。知られた方法の欠点は、低い選択性、不十分な収率およびニッケル触媒および製造容器の腐蝕を含む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
驚くべきことに今ニコチンアルデヒドの高い濃度はより穏やかな反応条件下において、優れた収量およびより高い程度の選択性とともに達せられることが見出された。また高価なロジウムを担持した触媒の使用を必要としないことも見出された。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、水素下、ラネーニッケルの存在下において、3−シアノピリジンの接触還元により、10ないし60%のニコチンアルデヒドの水性媒体を製造する方法において、
a)ラネーニッケル触媒は該シアノピリジンに対して2ないし10重量%の量で存在し、
b)溶媒はカルボン酸水であり、
c)pHは3.5ないし7であり、
d)温度は40℃より低いかまたはそれと等しく、
e)水素圧は0.2ないし5barであり、
f)取り込まれた水素の量はシアノピリジンの110モル%までであり、そして
g)存在する水の量は該シアノピリジンに対して過剰であることを特徴とする製造方法を提供することである。
【0009】
方法は連続的にまたはバッチごとに行なわれうる。バッチ式プロセスが好ましい。本発明の方法による製造物は、さらに合成段階のために直接使用されうるか、または他の使用の以前に貯蔵されうる。
【0010】
水性媒体中のニコチンアルデヒドの量は好ましくは20ないし50重量%、より好ましくは25ないし40重量%である。
【0011】
ラネーニッケルは該シアノピリジンに対して3ないし7重量%の量で存在する。ラネーニッケルは使用前には水中で貯蔵される。
【0012】
カルボン酸はシアノピリジンに対して化学量論的量もしくは化学量論的量よりわずかに不足した量、または過剰な量において存在する。化学量論的量がより好ましい。カルボン酸はアンモニアとともに緩衝液を形成する。pHは本発明の方法の進行の間に約5に素早く増加し、そして驚くことに、さらにカルボン酸を添加せずともこのpHにて反応は完了にまで進行する。pHはまたカルボン酸の連続的な添加により制御されうる。カルボン酸混合物水の例は、炭素原子数1ないし6のアルコールおよび炭素原子数1ないし6のカルボン酸の非制限的な量を含有するものである。溶媒は好ましくは酢酸水である。
【0013】
温度は好ましくは10ないし30℃であり、またより好ましくは20ないし30℃である。水素圧は好ましくは0.5ないし3bar、より好ましくは0.5ないし1.5barである。シアノピリジンに対する含水量は好ましくは60重量%までであり、より好ましくは40重量%までである。反応時間は典型的には、3ないし6時間である。
【0014】
腐蝕性媒体、例えば鉱酸の存在するところの従来技術の方法と対比して、カルボン酸はニッケル触媒に対して非腐蝕性である。この分野における塩酸の欠点は、製造容器のさらなる腐蝕を引き起こすところの塩化アンモニウムを生成することである。
【0015】
この方法の利点は、以下の通りである、
i)ニコチンアルデヒドは貯蔵安定性溶液として形成される、
ii)腐食性の塩化アンモニウムが生成されない
iii)非常に低い濃度のニッケル触媒が要求される、
iv)高い反応選択性、生産される副生成物の量が減少することとなる、
v)高いアルデヒド収率、
vi)ニッケルによるアルデヒド溶液の低い汚染、および
vii)高容積の処理量は生産能力を増大させ、これにより設備コストを軽減させる。
【0016】
本発明の他の目的は、次式III
【化5】
Figure 0003981892
(式中、R1 は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ−炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし2のハロアルキル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、フェニルブチルまたはフェニルペンチル基、またはハロゲン原子、炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし2のハロアルキル基、メトキシ基および/またはエトキシ基によりモノ−またはジ置換されたフェニル基、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、フェニルブチル基またはフェニルペンチル基を表し;R2 は水素原子、炭素原子数1ないし6のアルキル基または炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基、または未置換または炭素原子数1ないし12のアルキル基、ハロゲン原子によりもしくは炭素原子数1ないし12のハロアルキル基により置換されたフェニル基を表すか、またはR1 およびR2 は一緒になって飽和または不飽和の3−ないし7−員炭素環を形成し;R3 は水素原子または炭素原子数1ないし6のアルキル基を表しおよびZは−N=CH−または−NH−CH2 −を表す。)で表される化合物の製造方法において、次式IV
【化6】
Figure 0003981892
(式中、R1 、R2 およびR3 は上記の意味を有する。)で表されるアミノトリアジノンを次式V
【化7】
Figure 0003981892
で表されるアルデヒドと反応させ、そして、所望ならば、得られるピリジル−メチレンアミノ−トリアジノンを選択的還元によりピリジル−メチルアミノ−トリアジノンに転換することからなる方法において、式Vのアルデヒドは、水素下、ラネーニッケルの存在下において、3−シアノピリジンの接触還元により製造され、
a)ラネーニッケル触媒は該シアノピリジンに対して2ないし10重量%の量で存在し、
b)溶媒はカルボン酸水であり、
c)pHは3.5ないし7であり、
d)温度は40℃より低いかまたはそれと等しく、
e)水素圧は0.2ないし5barであり、
f)取り込まれた水素の量はシアノピリジンの110モル%までであり、そして
g)存在する水の量は該シアノピリジンに対して過剰であることを特徴とする製造方法を提供することにある。
【0017】
好ましい式IIIの化合物は、式中、R1 は水素原子、炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数3ないし5のシクロアルキル基、フェニル基またはハロゲン原子、炭素原子数1ないし3のアルキル基、メトキシ基またはエトキシ基によりモノまたはジ置換されたフェニル基を表し、R2 およびR3 のおのおのは水素原子または炭素原子数1ないし4のアルキル基、およびZは−N=CH−または−NH−CH2 −を表すところのものであり、より好ましいものは式III(式中、R1 は水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、シクロプロピル基またはフェニル基を表し;R2 は水素原子、メチル基またはエチル基を表し;およびR3 は水素原子またはメチル基を表し;およびZは−N=CH−または−NH−CH2 −を表す。)の化合物であり;最も好ましいものは6−メチル−4−(ピリジニ−3−イル−メチレンアミノ)−4,5−ジヒドロ−1,2,4−トリアジノ−3(2H)−オンである。
【0018】
本発明の好ましい態様は、式IVのアミノトリアジノンを次式VI
Figure 0003981892
(式中、R1 、R2 およびR3 は上記の意味を有し、およびR4 は水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基、1ないし9個の塩素原子により置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし3のアルコキシ基、炭素原子数1ないし3のアルキルチオ基、フェニル基、ピリジル基、またはハロゲン原子、メチル基、エチル基、メトキシ基、メチルチオ基またはニトロ基からなる群から選択された1ないし3個の置換基により置換されたフェニル基またはピリジル基を表す。)で表される化合物を、好ましくはガス状態にあるところの塩酸存在下アルコール媒体中において加溶媒分解することにより製造される方法である。
【0019】
アルコール媒体は一種またはそれより多くの第一、第二または第三アルコールを含有しうる。例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、n−ペンタノールまたはそれらの混合物である。メタノールが好ましい。
【0020】
もし塩化水素ガスが使用される場合、加溶媒分解の反応媒体は無水であるか、または非常に少量の水を含有するため、含水量は式VIのアセチルトリアジノンの0ないし5重量%になりうる。実質的な乾燥状態、即ち式VIのアセチルトリアジノンに対して0ないし3重量%の含水量が好ましく、より好ましくは0ないし2重量%である。無水条件、即ち、0重量%含水量が特に好ましい。
【0021】
加溶媒分解反応は0℃ないし使用される溶媒の沸点にて行なわれうる。好ましい温度範囲は40ないし50℃である。
【0022】
もし塩化水素ガスが使用される場合、乾燥HClガスは反応混合物に泡ただせながら加えられ、そして未反応のHClは再利用される。0またはとても低い含水量のため、反応条件は反応容器に対して非腐蝕性に保たれる。
【0023】
本発明の方法はバッチごとまたは連続方法において行なわれうる。バッチごとの製造が好ましい。
【0024】
ほとんど化学量論的量の転化は、置換された−COR2 基のエステル生成と結びついて、その塩酸塩としてアミノトリアジノンの生成および結晶により得られる。
【0025】
以下の実施例は本発明の方法を明らかにする。
【0026】
アルデヒドの収率はHPLCまたは4−アミノ−6−メチル−3−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,2,4−トリアジン(以下、アミノトリアジノンと略する。)による微分重量分析により測定される。
【0027】
【実施例】
実施例1(実験室規模)
3−シアノピリジン124.8g、水277gおよび酢酸72.2gを攪拌オートクレーブ中において一緒に混合した。水50g中の湿ったラネーニッケル(Ni含有量約60%)14.6gを混合物に添加し、その後それを1barの一定水素圧下水素化した。理論水素量の110%が取り込まれた時に、攪拌機をスイッチオフとし、そして反応混合物を窒素により急冷させた。触媒をアルゴン雰囲気下、ろ過して除きそして水によりすすいだ。ろ過した後に生成物溶液515gがHPLCにより測定したところ20.9%ピリジンアルデヒドとともに得られた。これは理論値の85.2%の収率を表わす。3−ピコリルアルコールの比率は0.4%であり、および3−ピコリルアミンの比率は1.5%であった。アルデヒドの収率はアミノトリアジンによる微分重量分析の後に、84%であると見出された。触媒のニッケル損失は全ニッケル含量のおよそ1.3%に相当する115mgであった。
【0028】
実施例2(パイロットプラント規模)
3−シアノピリジン200kgを使用し、また相当する量の他の試薬を添加したこと(1600 倍に規模増大)を除き、実施例1において使用した手順を繰り返した。ろ過の後に、生成物溶液873kgを3−ピリジンアルデヒドの22.0%含量とともに得た(理論値の93.3%の収率)。溶液中の3−ピコリルアミン含量は1.1%でありまた3−ピコリルアルコールの含量は0.1%であった。触媒からのニッケル損失は全ニッケル含量の0.5%であった。
【0029】
実施例3(pH5一定において)
3−シアノピリジン104gおよび水200gを攪拌オートクレーブ中にて組み合わせた。水42g中の湿ったラネーニッケル(Ni含有量約60%)12.1gを反応混合物に添加し、その後それを1barの一定水素圧下、室温にて水素化した。pH5に一定に保つために、酢酸191gを添加した。理論水素量の110%が取り込まれた時に、攪拌機をスイッチオフとしそして反応混合物を窒素により急冷させた。触媒をアルゴン雰囲気下、ろ過して除き水によりすすいだ。ろ過した後に、3−ピリジンアルデヒド溶液561gが得られた。アルデヒドの収率は、アミノトリアジンによる、溶液の140.2gの微分重量分析の後に、84%であることが見出された。触媒からのニッケルの損失は全ニッケル含量の約0.6%に相当する42mgであった。
【0030】
実施例4(5bar水素圧において)
水素圧を5barに一定に保つことを除いて、実施例1の手順を繰り返した。ろ過の後に、生成物溶液がHPLCにより測定したところ3−ピリジンアルデヒド14%とともに得られ、64%の収率を表わした。アルデヒドの収率は、アミノトリアジンにより微分重量分析の後に68%であった。
【0031】
実施例5(pH4.7ないし7にて)
酢酸57.6gおよび酢酸ナトリウム19.6gを添加することを除いて、実施例1の手順を繰り返した。アルデヒドの収率は、アミノトリアジンにより微分重量分析の後に73%であった。触媒からのニッケルの損失は全ニッケル含量の約0.5重量%であった。
【0032】
実施例6(水中の50%3−シアノピリジンの濃度)
3−シアノピリジン31.2gおよび水31.2gを使用することを除いて、実施例1の手順を繰り返した。アミノトリアジンにより微分重量分析の後、アルデヒドの収率は、82%であることが見出された。
【0033】
実施例7(再生された触媒)
実施例1の手順を繰り返した。水素の理論量の110%が取り込まれた時に、反応を窒素により急冷させ、そして水素化溶液を、反応器ベースにて0.5μm焼結金属プレート(表面積4.5cm2 )に通してろ過した。3−シアノピリジン、水および酢酸の添加により、同一の触媒を実施例1のように繰り返して使用した。水素化時間をほとんど一定にしての、最初の三回繰り返しサイクルからのアルデヒドの収率は、アミノトリアジンによる微分重量分析により、76%であることが見出された。
【0034】
実施例8
4−アミノ−6−メチル−3−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,2,4−トリアジンの製造
Figure 0003981892
95%メタノール99g中の6−メチル−4−アセチルアミノ−4,5−ジヒドロ−1,2,4−トリアジン−3−(2H)−オン39.9g(0.234mol)からなる懸濁液を製造した。懸濁液を45℃まで加熱すると、それは透明な無色溶液になった。45ないし50℃にてHCl15.4g(0.421mol)の全量を2ないし3時間に渡って、この溶液に泡をたてながら加えた。HClの約30%を添加した後に、反応混合物を、4−アミノ−6−メチル−3−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,2,4−トリアジン塩酸塩により結晶化した。その後4−アミノ−6−メチル−3−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,2,4−トリアジンが塩酸塩として連続的に沈澱した。約2時間の攪拌後に、99%以上の最大転換に達した。反応混合物を50%NaOH溶液の添加によりpH5に戻した。遊離アミノ−トリアジノン−4−アミノ−6−メチル−3−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,2,4−トリアジンは、溶液の14.3重量%に相当する、29.7gの量に生成された。これは理論値の99.2%の収率を表わす。
【0035】
実施例96−メチル−4−(ピリジニ−3−イルメチレンアミノ)−4,5−ジヒドロ−1,2,4−トリアジン−3(2H)−オンの製造
メタノール500g中の4−アミノ−6−メチル−3−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,2,4−トリアジン塩酸塩の懸濁液に、50%NaOH溶液をpHが6に達するまで添加した。水中に22%3−ピリジンアルデヒドを含有している溶液486gを70℃以下の温度を保ちながら添加した。添加を終了した後に、反応混合物を2時間65℃にて保持した。そして懸濁液を約5℃まで冷却し、ろ過および乾燥させて表題化合物を得た。

Claims (13)

  1. 水素下、ラネーニッケルの存在下において、3−シアノピリジンの接触還元による、ニコチンアルデヒド10ないし60重量%の水性媒体の製造方法において、
    a)ラネーニッケル触媒は該シアノピリジンに対して2ないし10重量%の量で存在し、
    b)溶媒は酢酸水であり、
    c)pHは4.7ないし7であり、
    d)温度は40℃より低いかまたはそれと等しく、
    e)水素圧は0.5ないし3barであり、
    f)取り込まれた水素の量はシアノピリジンの110モル%までであり、そして
    g)存在する水の量は該シアノピリジンに対して過剰であることを特徴とする
    製造方法。
  2. ラネーニッケル触媒は該シアノピリジンに対して3ないし7重量%の量において存在するところの請求項1記載の製造方法。
  3. 溶媒は炭素原子数1ないし6のアルコールと混合されるところの請求項1記載の製造方法。
  4. 反応温度は10ないし30℃であるところの請求項1記載の製造方法。
  5. 水素圧は0.5ないし3barであるところの請求項1記載の製造方法。
  6. 水素圧は0.5ないし1.5barであるところの請求項記載の製造方法。
  7. 含水量は60重量%まで過剰であるところの請求項1記載の製造方法。
  8. 次式III
    Figure 0003981892
    (式中、R1は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ−炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし2のハロアルキル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、フェニルブチルまたはフェニルペンチル基、またはハロゲン原子、炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし2のハロアルキル基、メトキシ基および/またはエトキシ基によりモノ−またはジ置換されたフェニル基、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、フェニルブチル基またはフェニルペンチル基を表し;R2は水素原子、炭素原子数1ないし6のアルキル基または炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基、または未置換または炭素原子数1ないし12のアルキル基、ハロゲン原子によりもしくは炭素原子数1ないし12のハロアルキル基により置換されたフェニル基を表し;またはR1およびR2は一緒になって飽和または不飽和の3−ないし7−員炭素環を形成し;R3は水素原子または炭素原子数1ないし6のアルキル基を表しおよびZは−N=CH−または−NH−CH2−を表す。)で表される化合物の製造方法において、次式IV
    Figure 0003981892
    (式中、R1、R2およびR3は上記の意味を有する。)で表されるアミノトリアジノンを次式V
    Figure 0003981892
    で表されるアルデヒドと反応させ、そして所望ならば、得られるピリジル−メチレンアミノ−トリアジノンを選択的還元によりピリジル−メチルアミノ−トリアジノンに転換することからなる方法において、
    式Vのアルデヒドは、水素下、ラネーニッケルの存在下において、3−シアノピリジンの接触還元により製造され、
    a)ラネーニッケル触媒は該シアノピリジンに対して2ないし10重量%の量で存在し、
    b)溶媒は酢酸水であり、
    c)pHは4.7ないし7であり、
    d)温度は40℃より低いかまたはそれと等しく、
    e)水素圧は0.5ないし3barであり、
    f)取り込まれた水素の量はシアノピリジンの110モル%までであり、そして
    g)存在する水の量はシアノピリジンに対して過剰であることを特徴とする
    製造方法。
  9. 1は水素原子、炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数3ないし5のシクロアルキル基、フェニル基、またはハロゲン原子、炭素原子数1ないし3のアルキル基、メトキシ基またはエトキシ基によりモノまたはジ置換されたフェニル基を表し;R2およびR3のおのおのは水素原子または炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し、およびZは−N=CH−または−NH−CH2−を表すところの請求項記載の製造方法。
  10. 1は水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、シクロプロピル基またはフェニル基を表し;R2は水素原子、メチル基またはエチル基を表し;およびR3は水素原子またはメチル基を表し;およびZは−N=CH−または−NH−CH2−を表すところの請求項記載の製造方法。
  11. 式IIIの化合物は6−メチル−4−(ピリジニ−3−イルメチレンアミノ)−4,5−ジヒドロ−1,2,4−トリアジン−3(2H)−オンを表すところの請求項10記載の製造方法。
  12. 式IVのアミノトリアジノンは次式VI
    Figure 0003981892
    (式中、R1は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ−炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし2のハロアルキル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、フェニルブチル基またはフェニルペンチル基、またはハロゲン原子、炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし2のハロアルキル基、メトキシ基および/またはエトキシ基によりモノ−またはジ置換されたフェニル基、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、フェニルブチル基またはフェニルペンチル基を表し;R2は水素原子、炭素原子数1ないし6のアルキル基または炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基、または未置換または炭素原子数1ないし12のアルキル基、ハロゲン原子によりもしくは炭素原子数1ないし12のハロアルキル基により置換されたフェニル基を表すか;またはR1およびR2は一緒になって不飽和または飽和の3−ないし7−員炭素環を形成し;R3は水素原子または炭素原子数1ないし6のアルキル基を表しおよびR4はH、炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基、1ないし9個の塩素原子により置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし3のアルコキシ基、炭素原子数1ないし3のアルキルチオ基、フェニル基、ピリジル基、またはハロゲン原子、メチル基、エチル基、メトキシ基、メチルチオ基またはニトロ基からなる群から選択された1ないし3個の置換基により置換されたフェニルまたはピリジル基を表す。)で表される化合物を、塩酸の存在下アルコール媒体中において加溶媒分解することにより製造されるところの請求項記載の製造方法。
  13. 塩酸が気体である請求項12記載の製造方法。
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