JP3979348B2 - 電気自動車の始動確認装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気自動車の始動の確認を行う電気自動車の始動確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、エンジンを動力源とした自動車の始動は、運転者の操作でスタータを作動させて、エンジンを始動させることが行われる。
【0003】
このため、エンジン自動車では、通常、乗員は、クランキングやエンジン始動の際に発生する振動や音などにより、エンジンが始動していることを確認している。
【0004】
これに対し電気自動車、すなわちモータを動力源としてバッテリからの電力で走行を行う自動車の始動は、エンジン自動車のようにエンジンを始動させずに、バッテリからモータへ電流を流せる状態にしているだけである。つまり、電気自動車の始動時は、エンジン自動車とは異なり、無音である。しかも、体感する振動もほとんどない。
【0005】
このため、運転者は、慣れ親しんだエンジン自動車から電気自動車へ乗り換えたとき、エンジン自動車のときにはできていた始動開始の確認ができなくなる傾向にある。
【0006】
そこで、電気自動車では、始動開始操作が確認できるよう、インジケータを用いて始動開始が行われたことをインジケータ点灯でメータ内に表示したり、疑似音発生装置を用いてエンジン自動車の始動時に始動状況相当の疑似音を発生(例えば特許文献1を参照)させたりすることが提案されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−182587号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のインジケータによる表示は、当該インジケータがメータ内に他の種類のインジケータと混在して配置されるために視覚では確認しにくい。後者の疑似音の発生は、聴覚により始動開始の確認はできるものの、これでは電気自動車の特有の静粛性が損なわれてしまう。
【0009】
そこで、本発明の目的は、電気自動車の特有の静粛性を確保しつつ、運転者に始動がなされたこと(発進可能状態となったこと)の確認が明瞭に行える電気自動車の始動確認装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、前記目的を達成するために、運転者による始動開始操作により電気自動車を始動可能にする始動開始指示手段に、始動開始操作が行われた際に、始動開始指示手段を振動させる振動発生手段を設ける構成を採用した。
【0011】
同構成により、運転者が始動開始指示手段で始動開始操作をすると、始動開始指示手段が振動発生手段により振動する。このときの振動が始動開始指示手段を操作する運転者の手指に直に伝わる。
【0012】
これにより、運転者は、明瞭、かつ無用な騒音の発生を抑えつつ、始動がなされたことが確認できる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、上記目的に加え、確実に発進可能な状態である旨が確認されるよう、振動発生手段には、始動開始操作が行われ、電気自動車の走行モータへの電力供給が可能となったときに、始動開始指示手段を振動させる構成を採用した。
【0014】
請求項3に記載の発明は、上記目的に加え、エンジン自動車のときと同じ要領で、始動の確認が行えるよう、始動開始指示手段には車両側に組付けたキーシリンダに対してキー操作を行うキー部材を用い、振動発生手段にはキーシリンダでキー部材による所定のキー操作が行われた際、振動が発生される構成を用いた。
【0015】
請求項4に記載の発明は、上記目的に加え、長期に渡り安定した振動発生手段の作動が約束されるよう、キー部材に、振動発生手段として車両側から供給される電力を受けて作動する電動式の振動発生装置を組み付ける構成を用いた。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1ないし図4に示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
【0017】
図1は、本発明を適用した電気自動車(車両)、例えばFF車(フロントパワープラント(フロントモータ)・フロントドライブ)の電気自動車の概略構成を示し、図中1は車体、2は同車体1を構成するキャビン、3はキャビン2の例えば前部に設けられたパワープラントルーム、4はキャビン2とパワープラントルーム3との間を区画するトーボードを示す。
【0018】
パワープラントルーム3内には、パワープラントとして、例えば走行用モータ6と同モータ6の出力部に連結されたトランスミッション7とから構成されるパワーユニット8が収めてある。トランスミッション7の出力部は、例えばデファレンシャルギヤ(図示しない)を介して駆動輪、ここでは前輪9に接続されていて、走行用モータ1を動力源として前輪9を駆動できるようにしている。またパワープラントルーム3内には、このパワーユニット8と共に、同ユニット8を制御する制御手段として例えばモータコントローラ10が収めてある。
【0019】
キャビン2の下部には、例えば多数のバッテリセル(図示しない)を直列に接続してなるバッテリユニット12(バッテリに相当)が搭載されている。このバッテリユニット12の端子は、コンタクタ13(高電圧用リレー)を介して、例えばモータコントローラ10に内蔵されたインバータ14に接続されている。インバータ14は走行用モータ6に接続されていて、走行に必要な電力がバッテリユニット12から走行用モータ1へ供給されるようにしている。
【0020】
モータコントローラ10には、例えばアクセルペダル15の開度を検出するアクセルセンサ16からのアクセル信号、車速センサ(図示しない)からの車速信号に応じて、走行用モータ6の供給電源をインバータ制御する機能が設定されていて、同機能により、走行状態に応じて走行用モータ6が制御されるようにしてある。
【0021】
一方、キャビン2内の例えばインストルメントパネル17には、例えばエンジン自動車で使用されているイグニッションスイッチと同様の構造のキースイッチ装置18が取付けてある。キースイッチ装置18は、例えば図2に示されるように本願の始動開始指示手段としてのキー部材19と、同キー部材19でキー操作されるキーシリンダ20とを組み合わせた構造が用いてある。このうちキー部材19には、例えば車毎に異なる刻みなど照合部分(図示しない)が形成されたブレード22と、同ブレード22の頭部に形成した摘み部23とを組み合わせた構造が用いられる。またキーシリンダ20には、例えばインストルメンパネル17に固定される外筒部24と、この外筒部24内に回転可能に収まる内筒部25と、キャビン2内に臨む内筒部25の前面中央から内部に渡り形成されたキー差込口26とを組み合わせた構造が用いてある。このキーシリンダ20には、内筒部22が回転する方向(ここでは時計回り)に、例えば図2に示されるようにACC位置(アクセサリがオンする位置)、ON位置(全システムがONする位置)、START位置(始動開始指示位置)が順に定めてある。さらにキーシリンダ20には、例えば各位置毎、モータコントローラ10へ検出信号を出力する各種スイッチ部(図示しない)が設けられていて、運転者が、摘み部23を把持してキー部材19のブレード22をキー差込み口26へ差し込み、同キー部材19を時計回りにACC〜STARTへキー操作すると、順にACC信号、ON信号、始動信号がモータコントローラ10へ出力されるようにしている。なお、キーシリンダ20は、エンジン自動車のイグニッションスイッチを流用しているため、START位置まで回転させた後、摘み部23から手を離せば、START位置からON位置に戻る設定となっている。
【0022】
モータコントローラ10には、例えばACC位置の検出信号を受けると、電気自動車のアクセサリ機器(ラジオ、CD・カセットプレーヤなど)に電流を流す状態にし、ON位置の検出信号を受けると、電気自動車の全システムに電流を流す状態にし、START位置の検出信号を受けると、電気自動車のシステムをチェックして問題が無ければコンタクタ13をオンさせる機能が設定されている。これにより、START位置までのキー操作により、始動開始の指示が与えられると、エンジン自動車の始動に相当する状態、すなわちバッテリユニット12から走行用モータ6へ電流が流せるようになり発進可能になった状態が設定されるようにしてある。
【0023】
そして、この電気自動車の始動が、キー部材19(始動開始指示手段)を利用した構造の始動確認装置30によって確認されるようにしてある。
【0024】
始動確認装置30には、キー部材19の一部、例えばキー部材19の摘み部23に、振動発生手段として、例えば電動式の振動発生装置31を組付けた構造が用いられている。
【0025】
具体的には、振動発生装置31は、例えば図2に示されるようにキー部材19の摘み部23に、小型の振動発生用モータ32を内蔵させ、同モータ32の出力軸に振動用の錘32aを偏心して連結した構造が用いられる。つまり、モータ32の作動により偏心回転する錘32aによって振動が発生するようにしてある。これで、錘32aで発生する振動が摘み部23へ伝わって、摘み部23全体を震わせる構造してある。
【0026】
またモータ32には、車両側から電力を受ける給電を受ける構造が用いられている。この給電構造には、例えば差し込まれたキー部材19の摘み部23とキーシリンダ20との間を電磁的に結合して、車両側から振動発生用モータ32へ給電する構造が用いられている。具体的には、例えば図2に示されるようにキー部材19側には、例えばブレード22の根元部に近い摘み部23の地点に、キー部材19の差込み方向に沿って延びる筒形コイル状の二次コイル部34を設け、同二次コイル部34を振動発生用モータ32のドライバ32bに接続する構造が用いられる。車両側には、例えば外筒部24の先端部外周に、キー部材19の差込み方向に沿って延びる短筒状のコイル35aを内蔵した環状の一次コイル部35を設け、同一次コイル部35を例えばモータコントローラ10に内蔵してある振動用電源供給部36に接続した構造が用いられる。ここで、振動用電源供給部36からは、振動発生用モータ32の作動に適した交流電源が供給されるようになっていて、キー部材19を差し込んだ状態から交流電源を供給すると、キー部材19の差込み方向に並ぶ一次コイル部35と二次コイル部34との間に生じる交流磁界によるコイルの相互誘導、すなわち電磁誘導にて、振動発生用モータ32の作動に必要な電力がドライバ32bへ供給されるようにしてある。
【0027】
またモータコントローラ10には、例えばキー部材19がSTART位置で、システムチェック、コンタクタ13のオンを検出すると、例えば所定時間の間、振動用電源供給部36から交流電源を供給する機能が設定されている。この設定により、モータ走行が可能、すなわち走行モータ6への電力供給が可能な状態となると(発進可能な状態)、振動発生用モータ32が作動して、キーシリンダ20に差し込まれたキー部材19の摘み部23を振動させるようにしてある。つまり、摘み部23から、同摘み部23を把持した手指を通じて伝わる振動により、電気自動車が始動されたことを運転者へ知らせるようにしている。
【0028】
この電気自動車の始動確認の制御が図3のフローチャートに示されている。
【0029】
このフローチャートにもとづき始動確認について説明すれば、今、電気自動車を始動させるべく、運転者は、キー部材19の摘み部23を把持して、ブレード22をキーシリンダ20のキー差込み口26へ差し込んで、START位置まで回転させたとする(キー操作)。
【0030】
すると、モータコントローラ10は、まず、例えばステップS1によりキー部材19がSTART位置に到達したとの検出から、始動操作が開始されたと判定する。その後、ステップS2へ進み、まず、電気自動車のシステムが正常か否かを検出する(システムチェック)。続いて、システムが正常であると判定されると、ステップS3へ進み、コンタクタ13をオンする。これにより、バッテリユニット12〜インバータ14〜走行モータ6までの給電経路が閉じられる。つまり、バッテリユニット12から走行用モータ6へ電流が流せる状態となる。この状態は、エンジン自動車でいえば、アイドリング状態と同じ、アクセルペダル15を踏み込めば車両が発進する状態であり、始動を終えたことを意味する。
【0031】
モータコントローラ10は、このコンタクタ13のオン検出から始動を判定する。すると、ステップS4へ進み、振動用電源供給部36を所定時間、動作させる。これにより、振動用電源供給部36からは、交流電源が供給され、図4に示されるように同電源の電力が、交流磁界による電磁誘導により、キーシリンダ20(車両側)の一次コイル部35、該一次コイル部35と近接した地点で直列に配置される二次コイル部34を通じて、キー部材19に内蔵の振動発生用モータ32へ供給される。これにより、振動発生用モータ32は作動し、錘32aを偏心回転させる。この錘32aの回転により、振動発生用モータ32を収めている摘み部23は、通電している間、振動する。
【0032】
このとき、キー部材19の摘み部23は、START位置で運転者の手指で把持されているから、同位置での一時的な摘み部23の振動は、直に運転者の手指に伝わる。
【0033】
それ故、運転者は、START位置におけるキー部材19の一時的な振動で、始動が行われたことが知らされる。特に振動は、運転者の神経が集中している手指に直接、伝わるから、明瞭に始動の有無が認識される。また始動指示の操作をしている手指に伝わる振動で、始動の有無を確認するのであるから、無用な騒音の発生は抑えられ、電気自動車の特有の静粛性を確保しつつ、明瞭に運転者において始動開始がなされたことを確認することができる。
【0034】
しかも、振動の発生は、走行モータ6への電力の供給が可能な状態になったときに行われるので、確実に電気自動車が発進可能な状態をある旨を運転者に確認させることができる。
【0035】
そのうえ、振動は、エンジン自動車で流用されるキースイッチ装置18(キー部材19、キーシリンダ20の組み合わせ)を用いて、キー部材19がキーシリンダ20内で、START位置まで操作するといった所定のキー操作が行われる際に発生させるようにしてあるので、エンジン自動車のときと同じ要領で、電気自動車の始動の確認が行え、違和感はない。特に振動の発生には、車両側から電力の供給を受けて作動する振動発生用モータ32をキー部材19に組込む構造を採用してあるので、キー部材19側に電池を設ける構造とは異なり、電池切れのおそれが全く、長期に渡り安定した振動の発生を約束することができる。
【0036】
図5は本発明の第2の実施形態を示す。
【0037】
本実施形態は、第1の実施形態の変形例で、同変形例はキー部材を用いないでスイッチ操作のみで、発進が可能(モータ走行が可能)となる電気自動車の場合に本発明を適用したものである。
【0038】
具体的には、図5に示されるように例えば電気自動車は、インストルメントパネル17に、ノブ40(始動開始指示手段に相当)が付いた回転式のスイッチ部41を組付け、キー部材を用いたときと同様、ノブ40をACC位置、ON位置、START位置へ回転操作して始動を行う構造になっているとする。
【0039】
本実施形態例は、例えば図5に示されるようにノブ40に振動発生用モータ32とドライバ32bとを内蔵させる。そして、振動発生用モータ32を、ノブ40の回転操作により始動開始操作が行われ、コンタクタ(図示しない)がオンして走行モータ6への電力供給が可能となるとき、車両側から供給される電力で、所定時間、作動させようとしたものである。
【0040】
こうしたキー部材が不要なスイッチ式の構造でも、第1の実施形態と同様の効果を奏する。むろん、回転式ノブでなく、押ボタン式のノブなどを用いて始動する構造などに適用してもよい。
【0041】
図6は本発明の第3の実施形態を示す。
【0042】
本実施形態は、第1、第2の実施形態の変形例である。本実施形態は、第1、第2の実施形態のように走行モータへの電力が供給可能になるとき、振動発生用モータを作動させるのではなく、図6のフローチャートに示されるようにキー部材、ノブが始動開始位置、ここではSTART位置までという具合に所定位置まで操作されたら、始動、すなわち走行モータへの電力が供給可能になったとみなして、振動発生用モータを作動させ、始動開始指示手段たるキー部材、ノブを振動させようとしたものである。
【0043】
このようにしても第1、第2の実施形態と同様の効果を奏する。
【0044】
但し、第2,第3の実施形態において、第1の実施形態と同じ部分には同一符号を附してその説明を省略した。
【0045】
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。例えば上述の実施形態は、電動式の振動発生装置として、振動発生用モータを採用したが、これに限らず、他の電動式の振動発生源となる装置を用いてもよい。また振動発生用モータはキー部材の摘み部に設けたが、他のキー部材の部位に設けても構わない。また上述したいずれの実施形態も、車両に搭載したバッテリの電力だけで走行する電気自動車に適用したが、車両にバッテリの電力を充電する発電設備(発電機など)を搭載した電気自動車に本発明を適用してもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、始動開始指示手段を、始動開始操作が行われた際に振動させるようにしたから、運転者の手指に伝わる振動により、無用な騒音の発生を抑えつつ、明瞭に運転者において始動がなされたことが確認できる。
【0047】
請求項2に記載の発明によれば、さらに確実に電気自動車が発進可能な状態となったときを運転者に確認させることができるといった効果を奏する。
【0048】
請求項3に記載の発明によれば、さらにエンジン自動車のときと同じ要領で始動の確認ができるといった効果を奏する。
【0049】
請求項4に記載の発明によれば、さらに長期に渡り安定して、振動を用いた始動の確認ができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る始動確認装置を、同装置を搭載した電気自動車と共に示す断面図。
【図2】図1中のA部における振動発生用モータ付のキースイッチ装置の構造を説明するための斜視図。
【図3】始動操作が行われる際に、振動発生用モータでキー部材を振動させるときの制御を示すフローチャート。
【図4】電磁誘導を用いて車両側からキー部材の振動発生用モータへ給電する原理を説明するための図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る始動確認装置の要部を示す斜視図。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る始動確認装置の要部を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…モータコントローラ(制御手段)、13…コンタクタ、19,40…キー部材,ノブ(始動開始指示手段)、20…キーシリンダ、32…振動発生用モータ(振動発生手段)、34…二次コイル部、35…一次コイル部。
Claims (4)
- 運転者による始動開始操作により電気自動車を始動可能にする始動開始指示手段と、
前記振動開始指示手段に設けられ、前記始動開始操作が行われた際に、前記始動開始指示手段を振動させる振動発生手段と
を具備したことを特徴とする電気自動車の始動確認装置。 - 前記振動発生手段は、始動開始操作が行われ、電気自動車の走行モータへの電力供給が可能となったときに、前記始動開始指示手段を振動させる構成としてあることを特徴する請求項1に記載の電気自動車の始動確認装置。
- 前記始動開始指示手段は、車両側に組付けたキーシリンダに対してキー操作を行うキー部材であり、
前記振動発生手段は、前記キーシリンダ内で前記キー部材による所定のキー操作が行われた際に、振動が発生されるように構成してある
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気自動車の始動確認装置。 - 前記振動発生手段は、前記キー部材に、車両側から供給される電力を受けて作動する電動式の振動発生装置を組み付けて構成されることを特徴とする請求項3に記載の電気自動車の始動確認装置。
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