JP3978033B2 - 掃除具の粘着テープの切り取り方法 - Google Patents

掃除具の粘着テープの切り取り方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
当発明は、粘着テープを利用した掃除具の粘着テープの切り取り方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多重巻き粘着テープをローラに装着して一巡づつテープを剥がし取りながら使用する掃除具に関して、今日ではテープに切り目を入れて破り取るのではなく、ローラの基体にテープ切り取り用カッターを設けて如何なるところでも簡単にきれいに切り取れるようにしたものが増えている。しかし、そうしたものはテープ中を水平にまっすぐ横切って切り取るものである。これは多重巻きテープが一巡毎外径を変えるのでその変化に対処したものであるが、そうしてできたテープ端(切り目)は直線できれいではあるが次回のテープめくりにおいてはテープの両側に設けられたテープめくりだし部(非粘着面)が極めて狭くなり、同時に下層のテープに孤を描いてぺったり貼り付いている状態になっていて、その部分をめくり起こして指先でつまめるようにするにはかなりむずかしい技術が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
現在普及している使い捨てタイプの粘着材使用テープの構成は、粘着面がテープ表面に露出する形でロール状に多重巻きされていて、そのテープの両側には粘着材を塗布しない非粘着面が設けられている。その非粘着面にあるテープ端つまり切り目がテープのめくりだし部となり、その部分を爪先等でめくり起こしてそこを摘んでテープを一巡剥がすようになっている。そして現在ではテープ中に様々な切り取り線や切り目が設けられていて、一巡後の切り取りを容易なものにさせている。
しかし、切り取り線や切り目は思うように効果が上がらず、結果今日ではかつてのようにテープ切り取りカッターを用いて切り取るようになってきている。けれどもそうした場合でも例え切り取りが容易であっても、めくり始めが切り目や切り取り線を施したものと同様に困難なものであって、手先が器用でない者にとってはやはり使用困難な掃除具であった。
【0004】
めくり始めを困難にさせている要因は、1つにはめくりだし部があまりにも小さいことであり、2つにはそのめくりだし部が下層のテープに弧を成してぴったりくっついていることであり、3つにはめくりだし部に隣接している粘着面が先の弧を成してぴったりくっついている状態に加えてめくり上げを阻止する作用を成しているからである。また重ねめくりについては、テープの切り取りを容易に行なうために設けられた切り目や切り取り線がロールテープ中の同一個所に設けられているからである。したがって重ねめくりの問題に関しては、ロールテープ中の切り目や切り取り線をなくせば必然になくなる。
またテープのめくり始めの問題とは別に、テープ端の切り目がテープ中をテープの巻込み方向に対して垂直に横断する形となっていることから、一方だけを手で持ってテープをめくると途中でテープの巻込み方向に向かってテープが破れてしまうことが多く、テープの一巡剥がしを困難なものにさせている。
【0005】
そこで、本発明の目的とするところは、前記問題をすべて克服して、粘着テープの一巡めくりが格段に容易になり、掃除具の利便性を高める点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明は、テープ表面が粘着面と非粘着面から成り、該粘着面と非粘着面がテープの巻込み方向に対して帯状に分かれている多重巻き粘着テープを、装着した掃除具の使用時に、帯状につながる1つの非粘着面を用いて、その非粘着面から切り始めて隣接する粘着面を避けながら該非粘着面を切り取り、残された非粘着面が指先でつまめる程度の大きさを確保した後、続けて粘着面をテープの巻込み方向に対して垂直よりやや少ない角度で切りとってしまう粘着テープの切り取り方法であって、しかも、非粘着面の上記切り取りにおいて、切り取りカッターをテープ表面から一部もしくは全部を離しておくことによってその残された非粘着面をテープ切り取り時に一度起き上がらす。
また、本発明は、テープ表面が、粘着面と幅方向両端側の非粘着面から成り、該粘着面と非粘着面がテープの巻込み方向に対して帯状に分かれている多重巻き粘着テープを、装着した掃除具の使用時に、上記幅方向両端側の内のいずれかの帯状につながる1つの非粘着面を用いて、その非粘着面から切り始めて隣接する粘着面を避けながら該非粘着面を切り取り、残された非粘着面が指先でつまめる程度の大きさを確保した後、続けて粘着面をテープの巻込み方向に対して垂直よりやや少ない角度で切りとってしまう粘着テープの切り取り方法であって、しかも、非粘着面の上記切り取りにおいて、切り取りカッターをテープ表面から一部もしくは全部を離しておくことによってその残された非粘着面をテープ切り取り時に一度起き上がらす。
言い換えると、本発明は、テープめくりだし部(非粘着面)の特性をうまく利用してテープのめくりだしを容易にさせ、しかもその後ロールの特性を利用してテープのめくりだしから切り取りまでを一回の動作で出来るようにした粘着テープの切り取り方法である。 ポイント(特徴点)は次の通りである。
A) テープのめくりだし部を実質的に拡大した。
B) テープのめくり起こしを妨害している粘着部分をテープめくりだし部から取り除いた。
C) テープめくりだし部を一度起き上がらせる事によって、テープをめくりやすくした。
D) ロール中の切り目がテープ終端のみとなり、2重3重の重ねめくりをしなくなった。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、重要なポイントは2点である。第1ポイントはテープのめくり始めを容易にすることであり、第2ポイントはテープをめくり始めてからカットするまでを一回の動作でできるようにすることである。
そこで第一ポイントについては、図2のB図で見て取れるようにめくりだし部4を拡大させるための突き出し部8をカッター本体に設ける。またその突き出したカッターを図2のA図並びに図3で見て取れるようにテープ表面より幾分か離しておき空洞部9を設ける。またその空洞部9途中にテープが切られないでスライドする部分8dを設ける。方法は一定部分刃を無くする(図3の8d参照)。そうすることによって切り残った部分(めくりだし部4)が空洞部9によって起きあがり、刃のない部分によってテープが切られないで引き寄せられ皺がより(図2のC図4b参照)、その後再び切り始められる。その結果、めくりだし部4は簡単につまめるようになる。なおこの時にめくりだし部4をテープ巻込み方向に折り曲げておくと掃除具使用時に再び圧迫されて弧を成して下層テープに貼り付くようなことがなくなる。
第2ポイントについては、図1の如くテープをテープの巻込み方向に向かってやや斜めに切り取ることによって(5c)ローラーの回転特性が利用できテープめくりにおいて力が一点に集中することなく破れにくくなり不要な力も要らなくなって滑らかに剥がせるようになる。その結果、テープめくりからカットまでを一回の動作で行なうことができる。
【0008】
なお斜めに切るテープカッターの刃先を多重巻き粘着テープの湾曲した表面に合わせる方法については、当該カッターの重要ポイントはめくりだし部4の形成且つその直後の粘着面3の切りだし(図1の5c)であって、それ以降の切れ味については半ば惰性的なものであっても良い。したがって外径の最大変化を鑑みながらも重要視する必要はなく、ローラーの自由回転を阻止しながら、めくりだし部のきり始め(図1の5a)と粘着面3の切り始め(図1の5c)にカッターの性能が最大限発揮されるようにすれば良い。
【0009】
なおローラーの自由回転の阻止については、図11で見て取れるようにカッター先20aだけでは十分に外径の変化に対処できない場合は、刃先の内側につっかい棒20bやつっかい板或いは二枚刃を設けて対処すれば良い。
【0010】
別例として以上の手段を用いれば、図6と図7で見て取れるように非粘着面2cがテープ端に無い場合は、非粘着面2c中に大きなめくりだし部(図6の4)を設けて、その後両側のテープ端に向かってテープの巻込み方向にやや向かいながら斜めに切り取ることによって、テープのめくりだしからカットまでを一回の動作でできるようになる。
また非粘着面が一方にしかない場合においても、同様の方法において同様の成果を出すことができる。
【0011】
このようにして、現在普及しているテープに切り目或いは切り取り線を設けた方法による問題も克服し、同時にテープ切り取りカッターを用いた方法による問題も克服し、粘着テープを用いた掃除具の使い勝手を格段に向上させることができた。
【0012】
当該発明は、カッターの取り付け方については問題ではないが、具体的な実施の形態について説明すると、図9のA)は、本体が点線15で示すような金属棒に点線15bで示すような周知のローラー止め具付き回転体を取りつけて、両端に非粘着面2a・2bを設けたテープ1を挿入し、該金属棒15に取っ手17とカッターの取り付け基体14を一体化取り付け、カッター取りつけ基体14とカッター16との間にバネ16b・16dを挿入して双方が外れないように嵌めこみカッター16が上下に可動するようにした様子を示す簡略鳥瞰図である。また図9のB)は、図9のA)を横から見た簡略側面図で、図9のC)は図9のA)を手前から見た簡略正面図である。
使用は、カッター16の押さえ部16cを押さえることによって粘着面切りだし部(図1の5c参照)に対してロールテープ1の外径の変化にもかかわらずほぼ一定の形でテープ表面にカッターの刃先が密着し、安定した切り出しを確保する。またその周辺による圧迫によってテープの自由回転が阻止される。なおこのカッターの刃形は、図1や図5で示すものとは若干異なり、テープの別端2b手前で刃をテープ巻込み方向に対して垂直になるようにしている。その上別端の非粘着面2bの半ばでカッターを途切れさせている。カッターを終盤垂直にする理由は、ロールの外径の変化に伴うカッター先とテープ面との隙間を減らすと共に、この地点においては前述の「一方だけを手で持ってテープをめくると途中でテープの巻込み方向に向かってテープが破れてしまう」現象がほぼ起こらないことに基づいたものである。また別端非粘着面2bの半ばでカットを終わらせるのは、これより先にカッターがなくても非粘着面に切り取りが達すれば必ず破れ千切れてしまうことから、粘着テープの性能を最大限引き出す為に粘着テープからの出っ張りをテープの一端のみにしたからである。したがって図9のカッター16は当該発明と異なるものではない。 カッター16の切り始めに設けられている突き出し部11は、突き出し元を除いてテープ表面よりいくらか離れている(図9のBの9)。これは〔課題を解決するための手段〕の第一ポイントで述べた通りであるが、先端部の角度は鳥のくちばしのようにテープ表面に向かって湾曲していても良い(図7の12c参照)。また当該実施例では突き出し部11の先端に鋸刃が設けられていないがナイフ刃であっても良い。
【0013】
図1は、両サイドに非粘着面2a・2bを有するテープ1に対して、一方の非粘着面2aを鋸刃で切り始め5a、その切開部分にナイフ刃を続けてあてがい非粘着面2aに隣接する粘着面3を避けながら切り取って行き5b、途中よりテープの別端に向かって急旋回させ5cそのままテープの巻込み方向にやや流される形でテープを切り取ってしまう5dケースを示す。
なおこの場合の別例として、鋸刃の部分がナイフ刃であっても良いし、逆にナイフ刃の部分が鋸刃であっても良い。また粘着面の切り始め5c等で鋸刃にしても良い。
図2は、めくりだし部(図1の4・図2のC図4)を形成するカッターの突き出し部8とテープの切り取られた状況(図2のC図)を示す。
なお鋸刃の先端形状は図10で示すA図・B図・C図・D図いずれのような形であっても良い。
また刃先の向う方向は、テープ表面に向くものであっても良いし、テープ表面に向かないものであっても良い。
図3は、側面より見た使用状況を表す。なお図3ではめくりだし部(図1の4)を形成するカッターの一部から刃を除いている(図3の8d)が、刃を除かなくても良い。
図4は、両端に非粘着面2a・2bを有する粘着テープに対し、両非粘着面2a・2bにめくりだし部4・4aを設け、いずれの方向からでもめくり出せるようにしたもので、テープめくりに失敗した時に両サイドより復旧できるメリットがある。しかしテープのめくり出しとカットが一回の動作でできないのが弱点である。
図5のA図は、図1の別例を示すもので、めくりだし部4の形成を単調な直線的なカッターで行なったもので、しかもテープめくりが別端に達する直前に刃形をテープ巻込み方向に対して垂直になるようにしている。テープを途中より垂直にする理由は本節冒頭の図9の使用例で記したとおりである。
また図5のB図は、めくりだし部形成を非粘着面2aのみで行なうのではなく、隣接する粘着面3を含む実施例を示す。これはわずかな粘着面3をめくりだし部4が有したとしても当該発明の効果に重大な妨げをもたらさないからである。
また図5のB図5hで見て取れるように、もう一方の非粘着面2bの切り取りに際して補助的なめくりだし部4bを形成している。こうした補助的なめくりだし部4bを設けておくことは不利益なことではない。
図6・図7は、非粘着面2cがテープ端にないケースにおける当該発明の実施例を示す。なお図6のように非粘着面2cがテープ中央に無くても良い。まためくりだし部(図6の4)を形成するカッターの形状は、テープ端に非粘着面を有する場合とは異なり非粘着面に一度穴を開ける必要があるのでカッターの先端部を鋭利にする必要がある。その為安全を確保するために、図8で見て取れるようにカッター先端部(図8の13)をカッター本体下部に格納するようにするか、図7で見て取れるようにカッター先端をテープの表面に向くようにすると良い。
図10は、テープの切り始めを確実なものにするために鋸刃にしているが、その鋸刃の形状はどのようなものであってもよい。
【0014】
仮に図12で示すような先例があったとしても、紙面上において成り立つ実施例であって、現実的には当該発明で述べためくりだし部の機能はまったく果たさない。
また、当該発明に該当する切り取り方はカッターをもって成り立つものであって、あらかじめテープ中にこのような切り目や切り取り線を設けたとしても、切り目を設けた場合においてはテープ裂傷が生じたり掃除面にテープが次々くっついてしまう現象が発生し、また切り取り線を設けた場合においては一回の動作では決して切り取れないしまた切り取り線通りには切り取れない。
【0015】
【発明の効果】
A)テープのめくりだし部を実質的に拡大した。
B)テープのめくり起こしを妨害している粘着部分をテープめくりだし部から取り除いた。
C)テープめくりだし部を一度起き上がらせる事によって、テープをめくりやすくした。
D)ロール中の切り目がテープ終端のみとなり、2重3重の重ねめくりをしなくなった。
以上の効果を持って、粘着テープ掃除具は、テープの切り取りを一回の動作でできるようになり、またテープのめくり出しも各段にたやすくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の要素を実施したことによってできた切り目を示すローラー平面図
【図2】 A)発明のめくりだし部を実現する為のカッター実施例の部分正面図
B)上記A図の部分鳥瞰図
C)上記A図のカッターによってできた切り目を示す部分鳥瞰図
【図3】 カッターの使用例を示す側面略図
【図4】 本発明の別例によって作られた切り目を示すローラー平面図
【図5】 A)本発明の別例によって作られた切り目を示すローラー平面図
B)本発明の別例によって作られた切り目を示すローラー平面図
【図6】 本発明の別例によって作られた切り目を示すローラー平面図
【図7】 図6を実現する為のカッターを示す一例の簡略斜視図
【図8】 図6を実現する為のカッターを示す一例の簡略イメージ図
【図9】 A)総合的な実施例を示す簡略鳥瞰図
B)上記A図の簡略側面図
C)上記A図の簡略正面図
【図10】 A)〜D)鋸刃の形状を示す略図
【図11】 カッター端とつっかい棒の関係を示す参考図
【図12】 当該発明と異なる参考図
【符号の説明】
矢印aはテープのめくる方向を示す
1はローラー型多重巻き粘着テープ
2a〜2bは非粘着面
3は粘着面
4はめくりだし部
4aは予備のめくりだし部
5はテープ端全体を示す切り目
5aは鋸刃によってできた切り目
5bはナイフ刃によってできた切り目
5cは粘着面切りだし部
5d・5e・5fは切り目
5gはめくりだし部に残った粘着面
5hは切り目
7はテープめくりをイメージさせる想定線
8はテープカッターの本体
8aは突き出し部
8bは安全ガード
8cは鋸刃
8dは刃を設けない部分
8eはナイフ刃
8fは捲りだし部のよじれを制限する押さえ板
9は空洞部
10は省略線
11は突き出し部
12はテープカッター本体
12aは突き出し部
12b〜12dは刃
12eはカッターの横端
13は鋭利刃収納型カッターの本体イメージ
13aはナイフ刃
13bは鋭利刃収納庫
13cは鋭利刃突き出し時の想定線
13dは鋭利刃
13eはナイフ刃
13fは鋭利刃本体
14はカッター取り付け基体
15は金棒のイメージ
15aは回転体装着部の金棒のイメージ
15bは回転体のイメージ
16はカッター本体
16a・16eはカッター取り付け部
16b・16dはバネ
16cは凸部
17は取っ手
17aは取っ手の空洞
18は粘着面切り出し部
19は鋸刃
20はカッター
20aは刃先
20bはつっかい棒
20cはカッターの移動先を示す矢印
20dはカッター20の移動先
21は多重巻き粘着テープ
21aはテープ終了時の外径

Claims (2)

  1. テープ表面が粘着面と非粘着面から成り、該粘着面と非粘着面がテープの巻込み方向に対して帯状に分かれている多重巻き粘着テープを、装着した掃除具の使用時に、帯状につながる1つの非粘着面を用いて、その非粘着面から切り始めて隣接する粘着面を避けながら該非粘着面を切り取り、残された非粘着面が指先でつまめる程度の大きさを確保した後、続けて粘着面をテープの巻込み方向に対して垂直よりやや少ない角度で切りとってしまう粘着テープの切り取り方法であって、しかも、非粘着面の上記切り取りにおいて、切り取りカッターをテープ表面から一部もしくは全部を離しておくことによってその残された非粘着面をテープ切り取り時に一度起き上がらすことを特徴とする掃除具の粘着テープの切り取り方法。
  2. テープ表面が、粘着面と幅方向両端側の非粘着面から成り、該粘着面と非粘着面がテープの巻込み方向に対して帯状に分かれている多重巻き粘着テープを、装着した掃除具の使用時に、上記幅方向両端側の内のいずれかの帯状につながる1つの非粘着面を用いて、その非粘着面から切り始めて隣接する粘着面を避けながら該非粘着面を切り取り、残された非粘着面が指先でつまめる程度の大きさを確保した後、続けて粘着面をテープの巻込み方向に対して垂直よりやや少ない角度で切りとってしまう粘着テープの切り取り方法であって、しかも、非粘着面の上記切り取りにおいて、切り取りカッターをテープ表面から一部もしくは全部を離しておくことによってその残された非粘着面をテープ切り取り時に一度起き上がらすことを特徴とする掃除具の粘着テープの切り取り方法。
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