JP3194519B2 - テープカッタ - Google Patents

テープカッタ

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JP3194519B2
JP3194519B2 JP07204198A JP7204198A JP3194519B2 JP 3194519 B2 JP3194519 B2 JP 3194519B2 JP 07204198 A JP07204198 A JP 07204198A JP 7204198 A JP7204198 A JP 7204198A JP 3194519 B2 JP3194519 B2 JP 3194519B2
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威之 谷口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、セロハンテープ
等の粘着テープを所要の長さに切断するテープカッタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、テープカッタは、粘着テープの
リールを回動自在に支持する本体に、リールから引き出
した粘着テープを切断する切刃を備えた構成とされてい
る。
【0003】そして、例えば、このようなテープカッタ
により所要長さに切断した粘着テープで封筒の封緘等を
行う際、開封時に剥がしやすくするために、粘着テープ
の端部を折り返して粘着面同士を貼り合わせることによ
り摘み部を形成しておくことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、リールから切り離した粘着テープを折り返して
摘み部を形成するのは困難であり、多数の封筒を封緘す
る場合などには、著しく時間がかかるという問題があっ
た。
【0005】そこで、この発明は、粘着テープに剥離の
ための摘み部を容易に形成できるテープカッタを提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明に係るテープカッタは、粘着テープ
1 のリールR1 と、非粘着テープT2 のリールR2
を回動自在に支持する本体1に、リールR1 、R2 から
引き出したテープT1 、T2 を切断する切刃3と、非粘
着テープT2 を切刃3へ案内する起伏自在のガイド部材
12と、このガイド部材12が起伏に伴い接離する押圧
部材13とを設け、ガイド部材12が付勢力により起立
状態にあるとき、非粘着テープT2 が押圧部材13によ
りガイド部材12に押圧されてその引き出しが阻止さ
れ、ガイド部材12が非粘着テープT2 への引出力の作
用に伴い伏倒したとき、押圧部材13による押圧が解除
されて非粘着テープT2 の引き出しが可能となるように
したのである。
【0007】このテープカッタでは、粘着テープT1
所要長引き出した後、非粘着テープT2 を粘着テープT
1 の粘着面に付着させ、ガイド部材12を伏倒させつ
つ、両テープT1 、T2 を共に引き出して切刃3で切断
すると、粘着テープT1 の粘着面が非粘着テープT2
覆われた摘み部Pが形成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。なお、この例では、粘着テ
ープT1 はセロハンテープ、非粘着テープT2 は紙テー
プとする。
【0009】図1、2に示すように、本体1は、粘着テ
ープT1 のリールR1 を装着したリールホルダ2を回動
自在に支持し、リールホルダ2を回転させつつリールR
1 から引き出した粘着テープT1 を切断する切刃3を備
えている。ここで、リールホルダ2の支軸4は本体1の
L字溝5に挿入され、リールホルダ2は本体1に対して
着脱自在となっている。なお、リールホルダ2に回転抵
抗を付与して、その安易な回転を抑制するようにしても
よい。
【0010】本体1の内部には、図2、3に示すよう
に、底面から出し入れ可能なカセット10が挿着され、
このカセット10により非粘着テープT2 のリールR2
が回動自在かつ着脱自在に支持されている。
【0011】本体1の後部には、図2、4に示すよう
に、支軸11を中心として起伏するガイド部材12と、
本体1に固定された押圧部材13とが設けられている。
ガイド部材12は、リールR2 から引き出された非粘着
テープT2 を切刃3へ案内するものであり、ばね14に
より起立方向に付勢されている。押圧部材13は、ガイ
ド部材12が起立状態にあるとき、ガイド部材12に非
粘着テープT2 を押圧して非粘着テープT2 の引き出し
を阻止し、ガイド部材12が非粘着テープT2 への引出
力の作用に伴い伏倒したとき、ガイド部材12への非粘
着テープT2 の押圧を解除して非粘着テープT2 の引き
出しを可能とする。
【0012】このテープカッタでは、図5に示すよう
に、粘着テープT1 を所要長引き出した後、非粘着テー
プT2 を粘着テープT1 の粘着面に付着させ、ガイド部
材12を伏倒させつつ、両テープT1 、T2 を共に引き
出して切刃3で切断すると、図6に示すように、粘着テ
ープT1 の粘着面が非粘着テープT2 で覆われた摘み部
Pが形成される。
【0013】このような粘着テープT1 を用いて、図7
に示すように、封筒Eの封緘を行うと、摘み部Pを摘ん
で容易に開封することができる。
【0014】また、次の使用に際し、切刃3の手前で粘
着テープT1 を持ち上げると、起立状態に復帰したガイ
ド部材12により非粘着テープT2 の引き出しが阻止さ
れているので、粘着テープT1 から非粘着テープT2
引き離され、粘着テープTだけを引き出すことがで
き、上記作業を速やかに連続して行うことができる。
【0015】なお、摘み部Pが不要な場合には、従来の
テープカッタと同様に、粘着テープTだけを引き出
して切断すればよい。
【0016】また、非粘着テープT2 がなくなった場合
には、カセット10を取り出し、リールR2 を新しいも
のに交換する。粘着テープT1 がなくなった場合には、
従来のものと同様に、リールホルダ2を本体1から取り
外し、リールR1 を新しいものに交換する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るテ
ープカッタでは、粘着テープを所要長引き出した後、非
粘着テープを粘着テープの粘着面に付着させ、ガイド部
材を伏倒させつつ、両テープを共に引き出して切刃で切
断することにより、粘着テープの粘着面が非粘着テープ
で覆われた摘み部を容易に形成することができる。
【0018】そして、ガイド部材が起立状態へ復帰する
と非粘着テープの引き出しが阻止されるので、粘着テー
プだけを引き出して上記作業を繰り返すことができ、摘
み部を有する粘着テープの貼付作業を速やかに連続して
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るテープカッタの斜視図
【図2】同上の縦断側面図
【図3】図2の III−III 線に沿った断面図
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図
【図5】同上の作用説明図
【図6】同上のテープカッタで切断したテープの縦断側
面図
【図7】同上の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 粘着テープ R1 リール T2 非粘着テープ R2 リール 1 本体 2 リールホルダ 3 切刃 4 支軸 5 L字溝 10 カセット 11 支軸 12 ガイド部材 13 押圧部材 14 ばね P 摘み部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着テープT1 のリールR1 と、粘着テ
    ープT1 の粘着面側に位置する非粘着テープT2 のリー
    ルR2 とを、それぞれ回動自在に支持する本体1に、リ
    ールR1 、R2 から引き出したテープT1 、T2 を切断
    する切刃3と、非粘着テープT2 を切刃3へ案内する起
    伏自在のガイド部材12と、このガイド部材12が起伏
    に伴い接離する押圧部材13とを設け、ガイド部材12
    が付勢力により起立状態にあるとき、非粘着テープT2
    が押圧部材13によりガイド部材12に押圧されてその
    引き出しが阻止され、粘着テープT1 の粘着面に非粘着
    テープを付着させて引き出すことにより、非粘着テープ
    2 への引き出し力の加えられ、非粘着テープT2 への
    引出力の作用に伴いガイド部材12が伏倒されたとき押
    圧部材13による押圧が解除されて、粘着テープT1
    非粘着テープT2 とが付着したまま共に引き出され、切
    刃3で切断することにより摘み部が形成されることを特
    徴とするテープカッタ。
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