JP3976383B2 - 車両用電源遮断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両に搭載された電池の容量低下を未然に防止するための車両用電源遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開昭54−1545号公報においては、エンジンが停止した後に一定時間以上ヘッドライトが点灯していた場合等の異常状態が続いた場合、電池より負荷に供給される電源を遮断する車両回路の遮断回路が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来例においては、電源が遮断されたことの表示および復帰手段については何も記載されていない。
本発明は簡単な構成で遮断状態の表示および復帰を容易に行わせることができるようにした車両用電源遮断装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために、請求項1の発明においては、ケースに収納され、電池と負荷とを接続するバスバーに直列に設けられた遮断器の開閉を制御手段によって行う車両用電源遮断装置において、前記バスバーの電圧および電流を検出する電圧電流検出部の信号に応じた前記制御手段の制御指令に基いて回動遮断動作を行うモータと、前記モータの回動遮断動作によって前記遮断器の接触片間に挿入されて電流の流れを遮断させる絶縁板と、前記モータの回動遮断動作にともなって前記ケースのフタに設けられた確認窓より突出して前記遮断器が遮断状態であることを表示する作動確認バーと、を備え、前記絶縁板が前記遮断器の接触片間から退出して通電状態にした後に、前記制御手段が、前記モータの回動遮断動作を所定時間停止させるようにしたことを特徴とする。
【0005】
モータによって遮断器の接触片間に絶縁板を挿入させ、またフタに設けられた確認窓より作動確認バーを突出させるようにしたので、容易に遮断器が遮断状態であるか否かを確認することができる。また、絶縁板が遮断器の接触片間から退出して通電状態にした後に、制御手段が、モータの回動遮断動作を所定時間停止させるようにしたので、この間にエンジンを動作させて電池を充電させ、遮断状態にもどるのを防止することができる。
【0006】
請求項2の発明においては、前記モータの回転軸に歯車を設け、該歯車と噛合して上下するラックに前記絶縁板および前記作動確認バーを取り付け、前記ラックの長さを、前記絶縁板が前記遮断器の接触片間に挿入されて電流の流れを完全に遮断した状態においては、前記歯車と前記ラックの噛合が解除される長さに構成したので、作動確認バーを押し下げることによって容易に遮断状態から復帰させることができる。また、ラックの長さを、遮断状態になったときは歯車とラックの噛合が解除されて歯車が空廻りするような長さに構成したので、モータに対する複雑な制御を要しなくなる。
【0008】
請求項3の発明においては、前記モータの回転軸にウォームギアを設け、該ウォームギアと螺合して上下するギヤ部材に前記絶縁板および前記作動確認バーを取り付け、前記ギヤ部材のギヤの長さを、前記絶縁板が前記遮断器の接触片間に挿入されて電流の流れを完全に遮断した状態および前記絶縁板が前記遮断器の接触片間から退出して完全に負荷へ電流を供給する状態においては、前記ウォームギアと前記ギヤ部材の螺合が解除される長さに構成したので、簡単な構成で絶縁板および作動確認バーを移動させることができる。また、ギヤ部材のギヤの長さを、遮断状態および導通状態になったときはウォームギヤとギヤ部材の螺合が解除されてウォームギヤが空廻りするような長さに構成したので、モータに対する複雑な制御を要しなくなる。
【0012】
請求項4の発明においては、前記ギヤ部材と前記フタおよび前記ギヤ部材と前記モータとの間にバネを設け、前記制御手段に、前記絶縁板が前記遮断器の接触片間から退出して通電状態にするときに前記モータを逆回転させる手段を設けたので、ウォームギヤとギヤ部材の螺合が解除された状態においてモータを回転すると直ちにウォームギヤとギヤ部材を螺合させることができ、遮断状態より復帰させることができる。
【0014】
請求項5の発明においては、前記モータの回転軸の端面に係合部を設けるとともに、前記フタのモータの回転軸の延長線上の位置に前記係合部と係合させてモータを回転させる器具を挿入させる作業窓を設けたので、フタに設けた作業窓より器具によって係合部と係合させてモータを回転させることができ、手動によっても遮断状態より復帰させることができる。
【0016】
触片の一方をバスバーとし、他方の接触片を他方のバスバーと接続された弾性を有する接点付バスバーとするようにしたので、簡易な構造で遮断器を構成することができる。
【0017】
方の接触片を一方の接触片の方向に押圧するスプリングを設けるようにしたので、接触片の接触圧が増加し、大電流の遮断器を容易に構成することができる。
【0018】
ースを車両に設けられたジョイントボックスと一体化するようにしたので、無駄なブスバーの延長を無くすことができるとともにケースのための特別なスペースを設ける必要がなくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1〜図6を参照して説明する。図1は本発明装置の第1の実施例を示す斜視図、第2(A)は図1の接触片部の上面図、(B)は断面図、図3は図1の歯車およびラック部の断面図で、(A)は通電状態、(B)は遮断状態を示し、図4は図1の電気的構成図、図5および図6は図1の操作の動作フローチャートである。
【0020】
図1において、Aはケース1、フタ2で構成されるジョイントボックスを示す。ケース1内には電池(図示せず)と接続されるバスバー4a、ヒュージブルリンク(FL)キャビティ10に挿入されたFL11を介して負荷に接続されるバスバー4bが、バスバー固定用リブ1bで固定されて設けられている。またバスバー4bには導電性でかつ弾性を有する接点付バスバー4cが取付けられており、該接点付バスバー4cとバスバー4aが接触することによって遮断回路を構成している。
【0021】
また、5はモータであり、その回転軸5aには歯車6が取付けられており、該歯車6と噛合するラック7が設けられている。従って、モータ5が回転することによってラック7はラックガイド7aに沿って上下する。
ラック7には上下移動方向に作動確認レバー9および上下移動方向とは直交する方向に絶縁板8が取付けられ、遮断回路が遮断状態では、作動確認用バー9の先端は、フタ2に設けられた作動確認窓12より突出し、また絶縁板8は前記した遮断回路を構成する接点付バスバー4cとバスバー4aとの間に挿入されて電源を遮断する。
すなわち、モータ5の回転遮断動作によって、絶縁板8は前記した遮断回路を構成する接点付バスバー4cとバスバー4aとの間に挿入されて電源を遮断する。
また、作動確認バーを押し下げることによって、遮断状態から復帰させることができる。
【0022】
すなわち、ラック7が下方向に移動して、絶縁板8が遮断回路を構成する接点付バスバー4cとバスバー4aとの間から退出した通電状態においては図2(A)に示すように接点4dが付いた接点付バスバー4cとバスバー4aが接触し、遮断状態においては図2(B)に示す接点付バスバー4cとバスバー4aとの間に絶縁板8が挿入され、接点4dとバスバー4aとの接触が開放される。
【0023】
またラック7は通電状態では図3(A)に示すように歯車6と噛合し、遮断状態では図3(B)に示すように噛合が解除されてモータ5の回転によって歯車6が空廻りするようになっている。
またフタ2はケース1に設けられた係止突起1aおよびフタ2に設けられたロック腕2aによってケース1と固定される。
【0024】
図4は電気的接続構成および前記モータ5の回転を制御する制御手段の構成図である。
図4において、20は車両に搭載された電池、21はバスバー4bの電圧および電流を検出する電圧電流検出部、22はモータ5の正逆回転の駆動を行う駆動部、23は温度を検出する温度センサである。また24はタイマ、25はカット放電値記録部、26は放電量記録部、27は制御部、28〜31はインタフェース(I/O)、32は処理を行うプロセッサ(CPU)である。
【0025】
次に、図5および図6を参照して第1の実施例の動作を説明する。
ステップS1においては、作動確認窓12より突出している作動確認バー9を押下げ、接点付バスバー4cとバスバー4aとを接触させて通電状態にする。
ステップS2においては、制御部27は、電圧電流検出部21よりI/O29を介して電圧が検出されたか否かを判断し、電圧が検出されたときステップS3に移る。
【0026】
ステップS3では、タイマ24の計時をリセットし、ステップS4に移ってタイマ24の計時時間がT1 時間となるのを待ち、T1 時間となって、電池の容量低下を未然に防止するための通常の監視動作を開始する。
またこのT1 時間内に車両のエンジンを回転させて発電を行い電池を充電する。すなわちT1 時間を設け、この間にエンジンを回転させることによって遮断状態にもどるのを防止している。
【0027】
ステップS5では、制御部27は、電圧電流検出部21が出力する電圧値が設定値V0 より低いか否かを判定し、判定がYESの場合はステップS16に移る。
なお設定値V0 は、電池20の容量がエンジンを回転するスタータを回転させるのに必要な残存容量である電圧値に設定される。
【0028】
ステップS6では、制御部27は、I/O30を介してイグニッションスイッチ(IGNSW)がONからOFFに変化したか否か、すなわち、エンジンの回転が停止したか否かを判定し、判定がNOならばステップS5に移る。
【0029】
ステップS7では、制御部27は、放電量記録部26に記録されている放電量をリセットし、ステップS8に移ってタイマ24の計時時間をリセットする。
ステップS9では、タイマ24の計時時間がT0 時になるまで待機し、ステップS10に移ってI/O29より放電電流It を読取る。
【0030】
ステップS11では、制御部27は、ステップS10で読取った放電電流It を放電量記録部26に記録されている記録値Iに加算する。すなわちI=I+It なる加算を行う。
【0031】
ステップS12では、制御部27は、I/O30よりエンジンが回転しているか否か、すなわちイグニッションスイッチがOFFよりONに変化したか否かを判定し、判定がYESの場合はステップS5に移りステップS5〜S12が繰り返される。
【0032】
ステップS13では、ステップS12でエンジンが回転していないと判定されたときはI/O31を介して温度センサ23よりの温度Tt を読取り、ステップS14に移って、温度Tt に対応するカット放電値IT をカット放電量記録部25より読取る。
【0033】
すなわち、電池は温度によってイグニッションモータを回転するに必要な放電容量が変化するため、カット放電値記録部25に予め温度に対する電池よりの放電電流を遮断する放電値が記録されている。
【0034】
ステップS15では、ステップS14で読取ったカット放電値IT と放電量記録部26に記録されている放電量Iとを比較し、I>IT であるか否かを判定し、判定がNOならばステップS8に移り、ステップS8〜S15が繰り返される。
【0035】
ステップS16では、制御部27は、タイマ24をリセットし、ステップS17に移ってI/O28を介して駆動部22に対してモータ5を回転させ絶縁板8を押上げるよう指令する。該指令を受けてモータ5は回転し、ブスバー4aと接点付ブスバー4c間に絶縁板8が挿入され、スイッチがOFFとなり電池20より放電を遮断する。
【0036】
ステップS18では、制御部27は、タイマ24の計時時間がT2 時間になったか否かを判定し、判定がNOならばステップS17に移ってモータ5の回転を続行させ、YESの場合はステップS19に移ってモータ5の回転を停止させる指令を送出して停止させ、ステップS1に移る。
【0037】
なお時間T2 の設定は、モータ5が回転し、絶縁板8がブスバー4aと接点付ブスバー4c間に完全に挿入されて電流を遮断する状態、すなわち、図3(B)で説明したように、歯車6とラック7との噛合が解除されて歯車6が空廻りするような状態となるまでの時間T2 に設定される。
【0038】
次に、図7〜図10を参照して、本発明の第2の実施例を説明する。
第1の実施例と第2の実施例の機械的構造の異なる点としては、図7および図8に示されるように、モータ5が絶縁板8に対して垂直に取付けられ、モータ5の回転軸5aにウォームギヤー14が取付けられ、また該ウォームギヤー14と螺合して上下するギヤー部材15が設けられている。
【0039】
ギヤー部材15には絶縁板8が取付けられるとともに複数の作動確認バー9が設けられ、該複数の確認バー9はフタ2に設けられた作動確認窓12を貫通してギヤー部材15の上下移動をガイドする。
【0040】
ウォームギヤー14とギヤー部材15との螺合は、図8に示されるように、絶縁板8がバスバー4aと接点付バスバー4c間より完全に抜け出た状態(通電状態)および完全に挿入された状態(遮断状態)においては、いずれもウォームギヤー14が空廻りするようにしている。
【0041】
16aおよび16bはバネで、ギヤー部材15を押上げ、または押下げるよう作用し、ウォームギヤー14が空廻りするような状態において、モータ5を逆回転したとき直ちにウォームギヤー14とギヤー部材15が螺合するようにしている。
【0042】
また、モータ5の回転軸5aの先端には溝5bを設け、フタ2に設けられた作業窓17よりドライバを挿入してモータ5を逆回転し、ウォームギヤー14とギヤー部材15を螺合させるようにしている。これによりトラブル時に手動で逆回転させて螺合させることができる。
【0043】
図9は第2の実施例の電気的構成図であり、図4で説明した第1の実施例の構成にリバーススイッチ33およびI/O34が追加される。
図10は第2の実施例の動作フローチャートであり、図5および図6で説明した第1の実施例の動作フローチャートの確認バー9を押下するステップS1が、リバーススイッチ33を押下するステップS1Aおよびモータ5を逆回転するステップS1Bに変更になった点以外は同じである。
【0044】
ステップS1Aでは、操作者がリバーススイッチ33を押下する。
ステップS1Bでは、制御部27は、ステップS1Aでリバーススイッチ33が押下されると、I/O28を介して駆動部22にモータを一定時間逆回転するよう指令する。
【0045】
駆動部22は逆回転指令を受けるとモータ5を逆回転し、図8(B)の遮断状態より(A)の通電状態にする。
図11は大電流に対応できる遮断器の構成図であり、図2で説明した接点付ブスバー4cをブスバー4aの方向に押圧するスプリング18とその支持壁19を設ける。このように構成することによって接点4cとブスバー4aとの接触圧が増加し、大電流に対処することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次の効果が得られる。
モータによって遮断器の接触片間に絶縁板を挿入させ、またフタに設けられた確認窓より作動確認バーを突出させるようにしたので、容易に遮断器が遮断状態であるか否かを確認することができる。
また、絶縁板が遮断器の接触片間から退出して通電状態にした後に、制御手段が、モータの回動遮断動作を所定時間停止させるようにしたので、この間にエンジンを動作させて電池を充電させ、遮断状態にもどるのを防止することができる。
【0047】
前記モータの回転軸に歯車を設け、該歯車と噛合して上下するラックに前記絶縁板および前記作動確認バーを取り付け、前記ラックの長さを、前記絶縁板が前記遮断器の接触片間に挿入されて電流の流れを完全に遮断した状態においては、前記歯車と前記ラックの噛合が解除される長さに構成したので、作動確認バーを押し下げることによって容易に遮断状態から復帰させることができる。また、ラックの長さを、遮断状態になったときは歯車とラックの噛合が解除されて歯車が空廻りするような長さに構成したので、モータに対する複雑な制御を要しなくなる。
【0048】
前記モータの回転軸にウォームギアを設け、該ウォームギアと螺合して上下するギヤ部材に前記絶縁板および前記作動確認バーを取り付け、前記ギヤ部材のギヤの長さを、前記絶縁板が前記遮断器の接触片間に挿入されて電流の流れを完全に遮断した状態および前記絶縁板が前記遮断器の接触片間から退出して完全に負荷へ電流を供給する状態においては、前記ウォームギアと前記ギヤ部材の螺合が解除される長さに構成したので、簡単な構成で絶縁板および作動確認バーを移動させることができる。また、ギヤ部材のギヤの長さを、遮断状態および導通状態になったときはウォームギヤとギヤ部材の螺合が解除されてウォームギヤが空廻りするような長さに構成したので、モータに対する複雑な制御を要しなくなる。
【0049】
前記ギヤ部材と前記フタおよび前記ギヤ部材と前記モータとの間にバネを設け、前記制御手段に、前記絶縁板が前記遮断器の接触片間から退出して通電状態にするときに前記モータを逆回転させる手段を設けたので、ウォームギヤとギヤ部材の螺合が解除された状態においてモータを回転すると直ちにウォームギヤとギヤ部材を螺合させることができ、遮断状態より復帰させることができる。
【0050】
前記モータの回転軸の端面に係合部を設けるとともに、前記フタのモータの回転軸の延長線上の位置に前記係合部と係合させてモータを回転させる器具を挿入させる作業窓を設けたので、フタに設けた作業窓より器具によって係合部と係合させてモータを回転させることができ、手動によっても遮断状態より復帰させることができる。
【0051】
接触片の一方をバスバーとし、他方の接触片を他方のバスバーと接続された弾性を有する接点付バスバーとするようにしたので、簡易な構造で遮断器を構成することができる。
他方の接触片を一方の接触片の方向に押圧するスプリングを設けるようにしたので、接触片の接触圧が増加し、大電流の遮断器を容易に構成することができる。
【0052】
また、ケースを車両に設けられたジョイントボックスと一体化するようにしたので、無駄なブスバーの延長を無くすことができるとともにケースのための特別なスペースを設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】(A)は図1の接触片部の上面図、(B)は(A)の縦断面図である。
【図3】図1の歯車およびラック部の断面図で、(A)は通電状態、(B)は遮断状態の図である。
【図4】第1の実施例の電気的構成図である。
【図5】第1の実施例の動作フローチャートである。
【図6】第1の実施例の動作フローチャートである。
【図7】本発明装置の第2の実施例を示す斜視図である。
【図8】図7のウォームギヤーおよびギヤー部の断面図で、(A)は通電状態、(B)は遮断状態の図である。
【図9】第2の実施例の電気的構成図である。
【図10】第2の実施例の動作フローチャートである。
【図11】接触片部の他の実施例であり、(A)は上面図、(B)は断面図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 フタ
4a,4b バスバー
4c 接点付バスバー
4d 接点
5 モータ
6 歯車
7 ラック
8 絶縁板
9 作動確認バー
12 作動確認窓
14 ウォームギヤー
15 ギヤー部材
16a,16b バネ
17 作業窓
18 スプリング
19 支持壁
20 電池
21 電圧電流検出部
22 駆動部
23 温度センサ
24 タイマ
25 カット放電値記録部
26 放電量記録部
27 制御部
28〜31,34 インタフェース(I/O)
32 プロセッサ(CPU)
33 リバーススイッチ

Claims (5)

  1. ケースに収納され、電池と負荷とを接続するバスバーに直列に設けられた遮断器の開閉を制御手段によって行う車両用電源遮断装置において、
    前記バスバーの電圧および電流を検出する電圧電流検出部の信号に応じた前記制御手段の制御指令に基いて回動遮断動作を行うモータと、
    前記モータの回動遮断動作によって前記遮断器の接触片間に挿入されて電流の流れを遮断させる絶縁板と、
    前記モータの回動遮断動作にともなって前記ケースのフタに設けられた確認窓より突出して前記遮断器が遮断状態であることを表示する作動確認バーと、を備え、
    前記絶縁板が前記遮断器の接触片間から退出して通電状態にした後に、前記制御手段が、前記モータの回動遮断動作を所定時間停止させるようにしたことを特徴とする車両用電源遮断装置。
  2. 前記モータの回転軸に歯車を設け、該歯車と噛合して上下するラックに前記絶縁板および前記作動確認バーを取り付け、
    前記ラックの長さを、前記絶縁板が前記遮断器の接触片間に挿入されて電流の流れを完全に遮断した状態においては、前記歯車と前記ラックの噛合が解除される長さに構成したことを特徴とする請求項1記載の車両用電源遮断装置。
  3. 前記モータの回転軸にウォームギアを設け、該ウォームギアと螺合して上下するギヤ部材に前記絶縁板および前記作動確認バーを取り付け、
    前記ギヤ部材のギヤの長さを、前記絶縁板が前記遮断器の接触片間に挿入されて電流の流れを完全に遮断した状態および前記絶縁板が前記遮断器の接触片間から退出して完全に負荷へ電流を供給する状態においては、前記ウォームギアと前記ギヤ部材の螺合が解除される長さに構成したことを特徴とする請求項1記載の車両用電源遮断装置。
  4. 前記ギヤ部材と前記フタおよび前記ギヤ部材と前記モータとの間にバネを設け、
    前記制御手段に、前記絶縁板が前記遮断器の接触片間から退出して通電状態にするときに前記モータを逆回転させる手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の車両用電源遮断装置。
  5. 前記モータの回転軸の端面に係合部を設けるとともに、前記フタのモータの回転軸の延長線上の位置に前記係合部と係合させてモータを回転させる器具を挿入させる作業窓を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の車両用電源遮断装置。
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