JP2001157372A - 自動車用電源監視装置 - Google Patents

自動車用電源監視装置

Info

Publication number
JP2001157372A
JP2001157372A JP33759499A JP33759499A JP2001157372A JP 2001157372 A JP2001157372 A JP 2001157372A JP 33759499 A JP33759499 A JP 33759499A JP 33759499 A JP33759499 A JP 33759499A JP 2001157372 A JP2001157372 A JP 2001157372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
power supply
stop
current
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33759499A
Other languages
English (en)
Inventor
幸一 ▲高▼木
Koichi Takagi
Takeshi Endo
剛 遠藤
Kazuhiro Aoki
一弘 青木
Takashi Nakagawa
俊 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP33759499A priority Critical patent/JP2001157372A/ja
Priority to US09/721,952 priority patent/US6630749B1/en
Priority to EP05011718A priority patent/EP1575144B1/en
Priority to DE60045437T priority patent/DE60045437D1/de
Priority to DE60045292T priority patent/DE60045292D1/de
Priority to EP00126109A priority patent/EP1104073B1/en
Publication of JP2001157372A publication Critical patent/JP2001157372A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン停止時に給電ソケットを使用不可と
することができ、エンジン停止時のバッテリの消耗を確
実に防止することができる自動車用電源監視装置を提供
する。 【解決手段】 この自動車用電源監視装置は、バッテリ
1からの電力が車両に設けられた給電ソケットA1〜A
mを通じて電気機器へ供給される際の電力供給状態を監
視するものであり、通電路Dに介装された遮断器11
と、レギュレータIC19のL信号に基づいてエンジン
の停止を検出し、駆動回路17を通じて遮断器11を遮
断させるエンジン停止検出回路16と、電流検出回路B
1〜Bmの検出値に基づいて過電流を検出し、遮断器1
1を遮断させる過電流検出回路C1〜Cmと、供給電流
の増加を検出してアイドルアップを指示するアイドルア
ップ指令回路13と、バッテリ1の出力電圧の低下を検
出して遮断器11を遮断させる低電圧検出回路15とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリからの電
力が車両に設けられた給電ソケットを通じて電気機器へ
供給される際の電力供給状態を監視する自動車用電源監
視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の車室内において、テレビ
受像器、冷温蔵庫、掃除機等の電気用品(電気機器)を
使用することが多くなってきた。このような電気用品の
電源は、シガライタソケット、または電源供給専用に設
けられたアクセサリソケット等の給電ソケットから得る
ことが一般的である。このため、バッテリから電気用品
への電力供給量が、増大する傾向にあり、バッテリ保護
のため、電気用品への電力供給状態を監視し、必要に応
じて電源供給を遮断する必要がある。
【0003】これに対する従来の提案例として、給電ソ
ケットから供給される電流量が増大した場合には、これ
を検知し、これに対応すべくエンジン制御ユニットにア
イドルアップを指示し、オルタネータの発電量を増大さ
せてバッテリの消耗を防止するようにした自動車用電源
監視装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
提案例では、エンジンが停止している状態(イグニッシ
ョンスイッチがアクセサリモードになっている状態等)
においても給電ソケットが使用可能である給電システム
が採用されている場合には、エンジンの停止中に給電ソ
ケットが使用されても、これに対応してアイドルアップ
を行うことができないため、エンジン停止時のバッテリ
の消耗を防止することができない。
【0005】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、エン
ジン停止時に給電ソケットを使用不可とすることがで
き、エンジン停止時のバッテリの消耗を確実に防止する
ことができる自動車用電源監視装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、バッテリからの電力が車両に設けられ
た給電ソケットを通じて電気機器へ供給される際の電力
供給状態を監視する自動車用電源監視装置であって、前
記バッテリと前記給電ソケットとの間の通電路に、その
通電路を遮断可能に介装された遮断部と、エンジンの停
止を検出可能に設けられ、エンジンの停止を検出する
と、これに伴って前記遮断部に前記通電路を遮断させる
エンジン停止検出部と、を備えることを特徴とする。
【0007】好ましくは、前記エンジン停止検出部は、
エンジンの停止を検出すると、これに伴って所定時間の
計測動作を開始し、その所定時間の計測動作が終了する
のに伴って、前記遮断部に前記通電路を遮断させるのが
よい。
【0008】また、好ましくは、前記自動車用電源監視
装置は、前記給電ソケットを通じて流れる電流値を検出
する電流検出部をさらに備え、前記エンジン停止検出部
は、エンジンの停止を検出するのに伴って、前記電流検
出部が検出した前記電流値を時間経過に伴って積算して
ゆき、その積算値が所定の基準値を超えるのに伴って前
記遮断部に前記通電路を遮断させるのがよい。
【0009】さらに、好ましくは、前記エンジン停止検
出部は、レギュレータICの出力信号に基づいてエンジ
ンの停止を検出するのがよい。
【0010】また、好ましくは、前記エンジン停止検出
部は、イグニッションスイッチのエンジンの稼働継続を
指示するオンモードからエンジンの停止を指示する他の
モードへの切り替わりを検出することによりエンジンの
停止を検出するのがよい。
【0011】
【発明の実施の形態】1.第1実施形態 図1は本発明の第1実施形態に係る自動車用電源監視装
置のブロック図である。この電源監視装置は、バッテリ
1に接続されたシガライタソケット、アクセサリソケッ
ト等の複数の給電ソケットA1〜Amから電気機器に供
給される電力の供給状態を監視するためのものであり、
遮断器(遮断部)11と、各給電ソケットA1〜Amご
とに設けられた複数の電流検出回路B1〜Bmおよび過
電流検出回路C1〜Cmと、アイドルアップ指令回路1
3と、低電圧検出回路15と、エンジン停止検出回路
(エンジン停止検出部)16と、遮断器11を駆動する
ための駆動回路17とを備えて構成されている。給電ソ
ケットA1〜Amは、車室内に複数設けられ、各種の電
気機器の受電用の接続プラグが着脱自在に接続されるよ
うになっている。
【0012】遮断器11は、バッテリ1から各給電ソケ
ットA1〜Amに至る通電路Dに介装されたリレーであ
り、駆動回路17の制御により通電路Dを導通または遮
断するようになっている。なお、ここでは、遮断器11
にリレーを使用したが、トランジスタ等のスイッチング
素子(例えば、FET(電界効果トランジスタ))を使
用してもよい。通電路Dは、遮断器11の下流側で複数
の分岐路D1〜Dmに分岐されて各給電ソケットA1〜
Amに接続されている。
【0013】エンジン停止検出回路16は、オルタネー
タ18の発電中にレギュレータIC19から出力される
出力信号(L信号)に基づき、エンジンの停止を検出
し、エンジンの停止時に駆動回路17を介して遮断器1
1を遮断させるためのものである。
【0014】より詳細には、ここでは、レギュレータI
C19から出力されるL信号は、エンジンが動作中でオ
ルタネータ18の発電が行われているときには、ハイレ
ベルとなっており、エンジンが停止され、オルタネータ
18の発電が停止されるのに伴ってローレベルに切り替
わるようになっている。
【0015】これに対応して、本実施形態では、エンジ
ン停止検出回路16は、比較器16aを備えており、そ
の比較器16aによってL信号の信号レベルを検出する
ことにより、エンジンの停止を検出している。
【0016】比較器16aには、所定の基準レベル16
bが設定されており、比較器16aは、入力されるL信
号の信号レベルと基準レベル16bとを比較し、L信号
の信号レベルがハイレベルであり基準レベル16bを上
回っている場合には、ハイレベルの信号を後述する駆動
回路17のANDゲート27に出力する一方、L信号の
信号レベルがローレベルとなり基準レベル16bを下回
った場合には、それに伴って遮断部11を遮断させるべ
く、ANDゲート27への出力信号をハイレベルからロ
ーレベルに切り替えるようになっている。なお、ローレ
ベルに切り替えられた比較器16aの出力信号は、エン
ジンの動作が再開されるのに伴ってハイレベルに切り替
えられるようになっている。
【0017】各電流検出回路B1〜Bmは、各分岐路D
1〜Dmを通じて各給電ソケットA1〜Amに流れる電
流の値を検出し、その検出値を示す信号を出力する。
【0018】各過電流検出回路C1〜Cmは、各電流検
出回路B1〜Bmの検出値に基づいて過電流を検知し、
駆動回路17を通じて遮断器11を作動させるためのも
のであり、互いに対をなす複数の比較器E1〜Enおよ
びフィルタ回路(タイマ回路)F1〜Fnと、ORゲー
ト21とを備えている。
【0019】各比較器E1〜Enは、電流の大きさの面
から過電流を判定するためのものであり、過電流の判定
基準となる互いに異なる基準電流値を示す基準レベルG
1〜Gnがそれぞれ設定されている。そして、各比較器
E1〜Enは、対応する電流検出回路B1から出力され
る信号の信号レベルと、設定されている基準レベルG1
〜Gnとを比較し、入力信号レベルが、基準レベルG1
〜Gn未満である場合にはローレベルの信号を出力する
一方、基準レベルG1〜Gn以上である場合にはハイレ
ベルの信号を出力する。
【0020】各フィルタ回路F1は、電流の通流時間の
面から過電流を判定するために設けられるものであり、
対応する比較器E1〜Enに設定された基準電流値に対
応する設定時間が設定されている。そして、各フィルタ
回路F1〜Fnは、通常はローレベルの信号を出力して
おり、対応する比較器E1〜Enから設定されている設
定時間以上継続してハイレベルの信号が入力された場合
にのみ、ハイレベルの信号を出力するようになってい
る。
【0021】フィルタ回路F1〜Fnのハイレベル信号
の出力状態は、例えば、アクセサリスイッチ30がオン
されている期間の間保持され、アクセサリスイッチ30
がオフされるのに伴って初期状態にリセットされるよう
になっている。
【0022】ORゲート21は、対応する複数のフィル
タ回路F1〜Fnのうちの少なくともいずれか一つのフ
ィルタ回路F1〜Fnからハイレベルの信号が入力され
ると、これに伴って出力信号をローレベルからハイレベ
ルに切り替えるようになっている。そして、ORゲート
21からハイレベルの信号が出力されるのに伴って、後
述するように遮断器11が遮断されるようになってい
る。
【0023】ここで、下記の表1および図2に基づい
て、各過電流検出回路C1〜Cmに設定された複数の基
準電流値および設定時間の設定例を示す。この例では、
各過電流検出回路C1〜Cmの各比較器E1〜Enおよ
び各フィルタ回路F1〜Fnには、表1に示すように、
5組の基準電流値I1〜I5および設定時間T1〜T5
が設定されている。
【0024】
【表1】
【0025】図2において、ハッチングを付して示す領
域は、この設定例下で過電流検出回路C1〜Cmによっ
て過電流であると判定される領域を示しており、グラフ
Xは、15A容量のヒューズの溶断特性を示すグラフで
あり、グラフYは、線径が0.85mmの銅線の発煙特
性を示すグラフである。すなわち、本実施形態では、5
組の基準電流値I1〜I5および設定時間T1〜T5
は、図2に示すように、15A容量のヒューズの溶断特
性を模擬するように設定されている。ここで、基準電流
値I1に対応する設定時間T1は、ゼロに設定されてお
り、各給電ソケットA1〜Amから流れる電流値が基準
電流値I1以上になると、直ちに遮断器11が遮断され
るようになっている。
【0026】なお、ここでは、5組の基準電流値I1〜
I5および設定時間T1〜T5が、15A容量のヒュー
ズの溶断特性を模擬するように設定されたが、線径が
0.85mmの銅線の発煙特性を模擬するように設定さ
れるようにしてもよい。
【0027】アイドルアップ指令回路13は、各給電ソ
ケットA1〜Amを通じて流れる電流の総和に基づい
て、供給電流の増加を検知し、エンジン制御ユニット3
1に所定レベルのアイドルアップ指令を出力するための
ものであり、加算回路33と、比較器35と、フィルタ
回路37とを備えて構成されている。
【0028】加算回路33は、各電流検出回路B1〜B
mから出力される信号を受けて、各電流検出回路B1〜
Bmが検出した電流値を加算し、その加算後の値に対応
する信号を出力する。
【0029】比較器35は、電流の大きさの面からアイ
ドルアップの要否を判定するためのものであり、その判
定基準となる基準電流値を示す基準レベル39が設定さ
れている。そして、比較器35は、加算回路33から出
力される信号の信号レベルと、設定されている基準レベ
ル39とを比較し、入力信号レベルが、基準レベル39
未満である場合にはをローレベルの信号を出力する一
方、基準レベル39以上である場合にはハイレベルの信
号を出力する。
【0030】フィルタ回路37は、アイドルアップの要
否を電流の通流時間の面から判定するためのものであ
り、比較器35に設定された基準電流値に対応する設定
時間が設定されている。そして、フィルタ回路37は、
通常はローレベルの信号を出力しており、対応する比較
器35から設定されている設定時間以上継続してハイレ
ベルの信号が入力された場合にのみ、ハイレベルの信号
(アイドルアップ指令)を出力するようになっている。
フィルタ回路37のハイレベル信号の出力状態は、例え
ば、アクセサリスイッチ30がオンされている期間の間
保持され、アクセサリスイッチ30がオフされるのに伴
って初期状態にリセットされるようになっている。
【0031】すなわち、本実施形態では、アイドルアッ
プ基準は、比較器35に設定された基準電流値とフィル
タ回路37に設定された設定時間とによって決定される
ようになっている。
【0032】フィルタ回路37からの出力信号は、アン
プ40を介してエンジン制御ユニット31に入力される
ようになっており、フィルタ回路37からハイレベルの
信号が出力されると、これに伴ってエンジン制御ユニッ
ト31が、所定レベルのアイドルアップを行い、その結
果、オルタネータによる発電量が所定レベルだけ増加さ
れるようになっている。
【0033】低電圧検出回路15は、バッテリ電圧の低
下を検知して遮断器11を遮断させるためのものであ
り、比較器41とフィルタ回路43とを備えている。比
較器41は、通電路Dと遮断器11の上流側にて接続さ
れており、その通電路Dとの接続部を通じてバッテリ1
の出力電圧を逐次検出し、その検出した出力電圧と、そ
の設定されている基準レベル45が示す基準電圧値とを
比較し、出力電圧が、基準電圧値未満である場合にはロ
ーレベルの信号を出力する一方、基準電圧値以上である
場合にはハイレベルの信号を出力する。
【0034】フィルタ回路43には、所定の設定時間が
設定されている。フィルタ回路43は、通常はローレベ
ルの信号を出力しており、比較器41から設定されてい
る設定時間以上継続してハイレベルの信号が入力された
場合にのみ、遮断器11を遮断させるべく、ハイレベル
の信号を出力するようになっている。フィルタ回路43
のハイレベル信号の出力状態は、例えば、アクセサリス
イッチ30がオンされている期間の間保持され、アクセ
サリスイッチ30がオフされるのに伴って初期状態にリ
セットされるようになっている。
【0035】駆動回路17は、エンジン停止検出回路1
6の比較器16aの出力信号、各過電流検出回路C1〜
CmのORゲート21の出力信号、低電圧検出回路15
のフィルタ回路43の出力信号、および後述するアクセ
サリ電源信号に基づき、遮断器11を駆動制御するため
のものであり、ORゲート23と、インバータ25と、
ANDゲート27と、トランジスタ29とを備えてい
る。
【0036】遮断器11の導通、遮断状態は、トランジ
スタ29のオンオフによって切り替えられるようになっ
ており、そのトランジスタ29は、ANDゲート27の
出力信号によりオンオフするようになっている。
【0037】一方、各過電流検出回路C1〜Cmおよび
低電圧検出回路15からの出力信号はORゲート23に
入力され、そのORゲート23からの出力信号は、イン
バータ25を介してANDゲート27の第1の入力端子
に入力されるようになっている。また、ANDゲート2
7の第2および第3の入力端子には、エンジン停止検出
回路16の比較器16aの出力信号、およびアクセサリ
スイッチ30のオンオフに伴ってハイとローとの間で切
り替わる信号(アクセサリ電源信号)が入力されるよう
になっている。
【0038】ANDゲート27は、その第1ないし第3
の入力端子に入力されるこれらの3つの信号がすべてハ
イレベルである場合にのみトランジスタ29への出力信
号をハイレベルとし、それ以外の場合にはトランジスタ
29への出力信号をローレベルとするようになってい
る。これによって、遮断器11は、ANDゲート27に
入力されるこれら3つの信号によって駆動制御されるよ
うになっている。
【0039】次に、この電源監視装置の動作説明を行
う。イグニッションスイッチがオフモードからアクセサ
リスイッチ30をオンさせるアクセサリモードに切り替
えられ、さらにエンジンを始動させるスタートモードに
切り替えられてエンジンが始動されて、エンジンの駆動
を継続させるためのオンモードにセットされると、これ
に伴って、駆動回路17のANDゲート27の第3の入
力端子にハイレベルのアクセサリ電源信号が入力される
とともに、ANDゲート27の第2の入力端子にエンジ
ン停止検出回路16からのハイレベルの出力信号が入力
される。
【0040】このとき、過電流およびバッテリ1の出力
電圧の低下等がない通常の場合には、各過電流検出回路
C1〜Cmおよび低電圧検出回路15の出力信号は、す
べてローレベルとなっており、ORゲート23からイン
バータ25を介してANDゲート27の第1の入力端子
に入力される信号はハイレベルとなっている。
【0041】その結果、トランジスタ29がオンし、こ
れによって、バッテリ1の正端子から、アクセサリスイ
ッチ30、遮断器11の電磁コイルおよびトランジスタ
29を経たグランドまでの回路が導通し、遮断器11の
電磁コイルが励磁されて遮断器11の接点がオンされ、
通電路Dが導通し、これによって、各給電ソケットA1
〜Amが使用可能な状態となる。
【0042】そして、この状態において、イグニッショ
ンスイッチがオンモードからアクセサリモードに切り替
えられることによって、あるいはエンストなどによって
エンジンが停止し、レギュレータIC19から出力され
るL信号がハイレベルからローレベルに切り替わると、
これに伴って、エンジン停止検出回路16の比較器16
aからの出力信号がハイレベルからローレベルに切り替
わり、これによって、ANDゲート27の出力信号がハ
イレベルからローレベルに切り替わり、トランジスタ2
9がオフし、遮断器11がオフされて通電路Dが遮断さ
れ、再びエンジンが稼働するまで各給電ソケットA1〜
Amが使用不可となる。
【0043】このエンジン停止による各給電ソケットA
1〜Amの遮断状態は、エンジンが再始動され、エンジ
ン停止検出回路16の出力信号がローレベルからハイレ
ベルに切り替えられるのに伴って解除される。
【0044】また、いずれかの給電ソケットA1〜Am
を通じて流れる電流の値が、その給電ソケットA1〜A
mに対応する過電流検出回路C1〜Cmのいずれかの比
較器E1〜Enに設定されている基準電流値を上回り、
その上回っている状態が、そのいずれかの比較器E1〜
Enに対応するフィルタ回路F1〜Fnに設定されてい
る設定時間以上継続した場合には、そのフィルタ回路F
1〜Fnの出力信号がローレベルからハイレベルに切り
替わり、これに伴って、その給電ソケットA1〜Amに
対応する過電流検出回路C1〜CmのORゲート21か
らの出力信号がローベルからハイレベルに切り替わり、
ORゲート23の出力信号がローレベルからハイレベル
に切り替わる。その結果、ANDゲート27の出力信号
がハイレベルからローベルに切り替わり、トランジスタ
29がオフし、遮断器11がオフされ、通電路Dが遮断
され、過電流によるバッテリ1の消耗が防止される。
【0045】さらに、バッテリ1の出力電圧が、低電圧
検出回路15の比較器41に設定されている基準電圧値
以下の状態となり、その状態がフィルタ回路43に設定
された設定時間以上継続すると、フィルタ回路43から
の出力信号がローレベルからハイレベルに切り替わり、
これに伴って、ORゲート23の出力信号がローレベル
からハイレベルに切り替わり、これによって、ANDゲ
ート27の出力信号がハイレベルからローベルに切り替
わり、トランジスタ29がオフし、遮断器11がオフさ
れ、通電路Dが遮断され、バッテリ1の出力電圧の過度
の低下が防止される。
【0046】ここで、フィルタ回路F1〜Fn,43か
らハイレベルの出力信号が出力された場合には、そのハ
イレベルの出力状態は、アクセサリスイッチ30がオフ
されるまで保持されるようになっているため、ORゲー
ト23の出力信号も、アクセサリスイッチ30がオフさ
れるまでハイレベルの状態に保持されるようになってい
る。また、アクセサリスイッチ30がオフされると、必
然的にエンジンも停止されるようになっている。このた
め、遮断器11が、過電流またはバッテリ1の出力電圧
の低下によりオフされた場合には、ユーザが、イグニッ
ションスイッチを、オンモードからアクセサリスイッチ
30をオフさせるオフモードに一旦切り替え、エンジン
を始動させるスタートモードおよびオンモードに再度切
り替え、エンジンを再始動させるまで、遮断器11がオ
フされたままの状態に保持されるようになっている。
【0047】また、各過電流検出回路C1〜Cmで過電
流と判定されないまでも、各給電ソケットA1〜Amか
ら流れる電流の総和が、アイドルアップ指令回路13の
比較器35に設定されている基準電流値以上となり、そ
の状態が、フィルタ回路37に設定されている設定時間
以上継続した場合には、フィルタ回路37からの出力信
号がローレベルからハイレベルに切り替わる。これに伴
って、エンジン制御ユニット31により所定レベルのア
イドルアップが行われ、オルタネータの発電量が増加さ
れる。
【0048】以上のように、本実施形態によれば、エン
ジン停止時には、エンジン停止検出回路16により駆動
回路17を通じて遮断器11がオフされ、バッテリ1か
ら各給電ソケットA1〜Amへの通電路Dが遮断される
ため、エンジン停止時の給電ソケットA1〜Amの使用
を不可とすることができ、エンジン停止時のバッテリ1
の消耗を確実に防止することができる。
【0049】また、レギュレータICが出力するL信号
に基づいてエンジンの停止が検出されるため、例えば、
イグニッションスイッチがオンモードにとなっている状
態でエンスト等によりエンジンが停止しているような場
合にも、確実にエンジンの停止状態を検出することがで
き、その結果、エンジン停止時のバッテリ1の消耗を確
実に防止することができる。
【0050】さらに、過電流であると判定される範囲
が、図2のハッチング領域で示すように、複数の基準電
流値とその各基準電流値に個別に対応する複数の設定時
間とによって決定されるようになっているため、電流値
が比較的小さい過電流から電流値が大きな過電流まで幅
広い範囲の過電流からバッテリ1を有効に保護すること
ができるとともに、短時間であればバッテリ1の許容範
囲内でモータのラッシュ電流等の大電流の供給を許容す
ることができ、バッテリ1の保護上問題のない範囲内
で、電気機器の使用が妨げられるのを防止することがで
きる。
【0051】また、各給電ソケットA1〜Amから流れ
る電流の総和が所定の基準電流値以上となっている状態
が、所定の設定時間以上継続した場合には、アイドルア
ップが行われ、オルタネータの発電量が増加されるよう
になっているため、給電ソケットA1〜Amから流れる
電流の増加によって、バッテリ1が消耗するのを未然に
防止することができる。
【0052】さらに、バッテリ1の出力電圧が所定の基
準電圧値以下になっている状態が所定の設定時間以上継
続すると、通電路Dが遮断されるようになっているた
め、バッテリ1の過度の消耗を防止することができる。
【0053】なお、本実施形態では、各給電ソケットA
1〜Amごとに電流検出回路B1〜Bmおよび過電流検
出回路C1〜Cmを1組ずつ設けたが、所定数の給電ソ
ケットA1〜Amごとに電流検出回路B1〜Bmおよび
過電流検出回路C1〜Cmを1組ずつ設けてもよい。
【0054】2.第2実施形態 図3は、本発明の第2実施形態に係る自動車用電源監視
装置のブロック図である。本実施形態に係る電源監視装
置は、前述の第1実施形態に係るエンジン停止検出回路
16、過電流検出回路C1〜Cm、アイドルアップ指令
回路13および低電圧検出回路15の機能をマイコン5
1に持たせた点を特徴としており、その他の部分は実質
的に同一である。
【0055】なお、ここでは、2つの給電ソケットA
1,A2が設けられている場合について説明する。ま
た、本実施形態では、遮断器11として電界効果トラン
ジスタ(FET)が使用されているが、リレースイッチ
でもよい。遮断器11は、トランジスタ53を含んだ駆
動回路17によって駆動されるようになっている。マイ
コン51には、アクセサリスイッチ30を介してバッテ
リ1に接続された電源回路55によって電源が供給され
るようになっている。また、図3中、57の符号で示さ
れるのは、エンジンである。
【0056】マイコン51は、大略的に、エンジン停止
検出回路16に対応して設けられたエンジン停止検出部
59と、各電流検出回路B1,B2に対応して設けられ
た複数(ここでは2つ)の過電流検出部H1,H2と、
加算部61と、アイドルアップ指令部63と、低電圧検
出部65と、出力部67と、メモリ69とを備えてい
る。
【0057】エンジン停止検出部59には、第1実施形
態の場合と同様に、レギュレータIC19から出力され
るL信号が入力されるようになっており、エンジン停止
検出部59は、入力されるL信号に基づき、エンジン5
7の停止を検出する。より詳細には、エンジン停止検出
部59は、入力されるL信号のハイレベルからローレベ
ルへの切り替わりを検出することにより、エンジン57
の停止を検出するようになっている。
【0058】そして、エンジン停止検出部59は、エン
ジン57の停止を検出すると、これに伴って、出力部6
7にFET11をオフさせる旨の指令(遮断指令)を出
力し、これによって、出力部67および駆動回路17を
通じて、FET11をオフさせ、通電路Dを遮断するよ
うになっている。さらに、エンジン停止検出部59は、
L信号に基づき、エンジン57の動作の再開あるいは始
動を検出した場合には、出力している遮断指令を解除す
るようになっている。
【0059】メモリ69には、過電流の判定基準となる
互いに異なる複数の第1の基準電流値と、その第1の各
基準電流値に対応する複数の第1の設定時間とが一対一
に対応付けられて予め記憶されている。また、メモリ6
9には、アイドルアップの要否の判定基準となる第2の
基準電流値およびその第2の基準電流値に対応する第2
の設定時間が予め記憶されているとともに、バッテリ1
の出力電圧の低下の有無の判定基準となる基準電圧値お
よびその基準電圧値に対応する第3の設定時間が予め記
憶されている。これらの第1および第2の基準電流値、
基準電圧値および第1ないし第3の設定時間の設定要領
は、前述の第1実施形態の場合と同様である。
【0060】各過電流検出部H1,H2は、対応する各
電流検出回路B1,B2からA/DコンバータJ1,J
2を通じて入力される信号に基づき、各給電ソケットA
1,A2を介して流れる電流値を逐次認識し、その電流
値とメモリ69に記憶されている第1の各基準電流値と
比較し、その電流値がいずれかの第1の基準電流値以上
となると、経過時間のカウント動作を開始する。
【0061】そして、各過電流検出部H1,H2は、経
過時間のカウント動作を行いつつ、そのカウントした経
過時間が、前記いずれかの第1の基準電流値に対応する
メモり69に記憶された第1の設定時間以上となったか
否かの判定を逐次行い、経過時間が対応する第1の設定
時間以上となった場合には、後述する出力部67にFE
T11をオフさせる旨の指令(遮断指令)を与える一
方、経過時間が対応する第1の設定時間以上となる前
に、電流値が前記いずれかの第1の基準電流値未満にな
った場合には、カウント動作を停止してカウント値をリ
セットするようになっている。
【0062】各過電流検出部H1,H2から一旦遮断指
令が出力されると、その遮断指令は、アクセサリスイッ
チ30がオフされるまで保持され、アクセサリスイッチ
30がオフされるのに伴って解除されるようになってい
る。
【0063】加算部61は、各電流検出回路B1,B2
からA/DコンバータJ1,J2を通じて入力される信
号に基づき、各給電ソケットA1,A2を介して流れる
電流値を加算してアイドルアップ指令部63に与える。
【0064】アイドルアップ指令部63は、加算部61
を通じて給電ソケットA1,A2を介して流れる総電流
値の総和を逐次認識し、その総電流値とメモリ69に記
憶されている第2の基準電流値と比較し、その総電流値
が第2の基準電流値以上となると、経過時間のカウント
動作を開始する。
【0065】そして、アイドルアップ指令部63は、経
過時間のカウント動作を行いつつ、そのカウントした経
過時間が、メモり69に記憶されている第2の設定時間
以上となったか否かの判定を逐次行い、第2の設定時間
以上となった場合には、エンジン制御ユニット31に所
定レベルのアイドルアップを指示するアイドルアップ指
令を出力する一方、経過時間が第2の設定時間以上とな
る前に、総電流値が第2の基準電流値未満になった場合
には、カウント動作を停止してカウント値をリセットす
るようになっている。
【0066】低電圧検出部65は、通電路DのFET1
1の上流側に接続されたA/Dコンバータ71から与え
られる信号に基づき、バッテリ1の出力電圧値を逐次認
識し、その出力電圧値とメモリ69に記憶されている基
準電圧値とを比較し、その出力電圧値が基準電圧値以上
となると、経過時間のカウント動作を開始する。
【0067】そして、低電圧検出部65は、経過時間の
カウント動作を行いつつ、そのカウントした経過時間
が、メモり69に記憶されている第3の設定時間以上と
なったか否かの判定を逐次行い、第3の設定時間以上と
なった場合には、後述する出力部67にFET11をオ
フさせる旨の指令(遮断指令)を与える一方、経過時間
が第3の設定時間以上となる前に、出力電圧値が基準電
圧値未満になった場合には、カウント動作を停止してカ
ウント値をリセットするようになっている。
【0068】低電圧検出部65から一旦遮断指令が出力
されると、その遮断指令は、アクセサリスイッチ30が
オフされるまで保持され、アクセサリスイッチ30がオ
フされるのに伴って解除されるようになっている。
【0069】出力部67は、アクセサリスイッチ30が
オンされ、かつ、エンジン停止検出部59、各過電流検
出部H1,H2および低電圧検出部65のいずれからも
遮断指令が出力されていない状態(すなわち、エンジン
57が動作中であり、かつ過電流およびバッテリ1の電
圧低下のない状態)では、FET11をオンさせるべ
く、ハイレベルの信号を出力している。そして、出力部
67は、アクセサリスイッチ30がオフされるか、ある
いは、エンジン停止検出部59、各過電流検出部H1,
H2および低電圧検出部65のうちの少なくともいずれ
か一つから遮断指令が入力されると、これに応答して、
出力信号をハイレベルからローレベルに切り替えるよう
になっている。
【0070】この出力部67の出力信号は、駆動回路1
7のトランジスタ53に入力され、この出力部67の出
力信号がハイレベルとローレベルとの間で切り替えられ
るのに伴ってトランジスタ53がオン、オフするのに連
動して、FET11がオン、オフし、これによって、通
電路Dが導通、遮断されるようになっている。
【0071】次に、この電源監視装置の動作説明を行
う。イグニッションスイッチがオフモードからアクセサ
リスイッチ30をオンさせるアクセサリモードに切り替
えられ、さらにエンジンを始動させるスタートモードに
切り替えられてエンジンが始動されて、エンジン57の
駆動を継続させるためのオンモードにセットされると、
これに伴って、制御部51のエンジン停止検出部59か
ら出力される遮断指令が解除される。
【0072】このとき、過電流およびバッテリ31の出
力電圧の低下等がない通常の場合には、各過電流検出部
H1,H2および低電圧検出部65からは、遮断指令は
出力されていないため、エンジン57の始動に伴って、
出力回路67の出力信号がローレベルからハイレベルに
切り替わり、駆動回路17のトランジスタ53がオン
し、これによって、FET11がオンして各給電ソケッ
トA1〜Amが使用可能な状態となる。
【0073】そして、この状態において、イグニッショ
ンスイッチがオンモードからアクセサリモードに切り替
えられることによって、あるいはエンストなどにってエ
ンジンが停止し、レギュレータIC19から出力される
L信号がハイレベルからローレベルに切り替わると、こ
れに伴って、エンジン停止検出部59から遮断指令が出
力され、出力部67の出力信号がハイレベルからローレ
ベルに切り替えられ、これによって、トランジスタ53
がオフし、FET11がオフして通電路Dが遮断され、
再びエンジンが稼働するまで各給電ソケットA1〜Am
が使用不可となる。
【0074】このエンジン57の停止による各給電ソケ
ットA1,A2の遮断状態は、エンジンが再始動され、
エンジン停止検出部59の遮断指令が解除されるのに伴
って解除される。
【0075】また、いずれかの給電ソケットA1,A2
を通じて流れる電流の値が、メモリ69に記憶されてい
るいずれかの第1の基準電流値を上回り、その上回って
いる状態が、そのメモリ69に記憶されているその第1
の対応する第1の設定時間以上継続した場合には、その
給電ソケットA1,A2に対応する過電流検出部H1,
H2から遮断指令が出力され、出力部67の出力信号が
ハイレベルからローレベルに切り替えられ、これによっ
て、トランジスタ53がオフし、FET11がオフして
通電路Dが遮断され、過電流によるバッテリ1の消耗が
防止される。
【0076】さらに、バッテリ1の出力電圧が、メモリ
69に記憶されている基準電圧値以下の状態となり、そ
の状態がメモリ69に記憶されている第3の設定時間以
上継続した場合には、低電圧検出部65から遮断指令が
出力され、出力部67の出力信号がハイレベルからロー
レベルに切り替えられ、これによって、トランジスタ5
3がオフし、FET11がオフして通電路Dが遮断さ
れ、バッテリ1の出力電圧の過度の低下が防止される。
【0077】このようにして、過電流またはバッテリ1
の出力低下によりFET11がオフされた場合における
FET11の復帰は、イグニッションスイッチをオンモ
ードからオフモードに切り替えてアクセサリスイッチ3
0をオフし、過電流検出部H1,H2から出力されてい
る遮断指令を解除した後、イグニッションスイッチをス
タートモードおよびオンモードに切り替え、アクセサリ
スイッチ30をオンさせるとともに、エンジン57を再
始動させることにより行われる。
【0078】また、各過電流検出部H1,H2で過電流
と判定されないまでも、各給電ソケットA1〜Amから
流れる電流の総和が、メモリ69に記憶されている第2
の基準電流値以上となり、その状態が、メモリ69に記
憶されている第2の設定時間以上継続した場合には、低
電圧検出部65からアイドルアップ指令が出力され、こ
れに伴って、エンジン制御ユニット31により所定レベ
ルのアイドルアップが行われ、オルタネータの発電量が
増加される。
【0079】以上のように、本実施形態によっても、エ
ンジン57の停止時のバッテリ1の消耗を確実に防止す
ることができる等の第1実施形態と同様な効果が得られ
る。
【0080】なお、本実施形態では、エンジン57が停
止すると、エンジン停止検出部59が出力部67および
駆動回路17を介して直ちにFET11をオフさせるよ
うにしたが、エンジン57が停止してから、所定時間経
過した後でFET11をオフさせるようにしてもよい。
これは、エンジン停止検出部59に、エンジン57の停
止検出に伴って所定時間のカウント動作を行うタイマー
機能を持たせ、エンジン57の停止後、所定時間のカウ
ント動作が終了してから遮断指令を出力するようにする
ことにより可能となる。なお、所定時間のカウント動作
中に、エンジン57が再始動された場合には、カウント
動作がキャンセルされ、遮断指令は出力されない。
【0081】このような構成にすることにより、エンジ
ンが停止してから所定時間が経過するまでの間は、給電
ソケットA1,A2を使用することができるため、エン
ジン57の停止に伴って給電ソケットA1,A2からの
給電が突然停止されてしまうことがなく、便利である。
【0082】また、本実施形態では、レギュレータIC
19のL信号に基づいてエンジン57の停止を検出する
ようにしたが、エンジン停止検出部59が、イグニッシ
ョンスイッチのオンモードからエンジン57の停止を指
示する他のモード(アクセサリモードあるいはオフモー
ド)への切り替わりを検出することによりエンジン57
の停止を検出するようにしてもよい。
【0083】3.第3実施形態 図4は、本発明の第3実施形態に係る自動車用電源監視
装置のブロック図である。本実施形態に係る電源監視装
置が前述の第2実施形態に係る電源監視装置と異なる点
は、エンジン57の停止後、各給電ソケットA1,A2
からの供給電流値の積算値が所定の基準値を超えた場合
に、エンジン停止検出部69がこれを検知してFET1
1をオフさせるようにした点であり、これに伴って、エ
ンジン停止検出部59には、加算部61の算出値が入力
されるようになっている。なお、他の構成に関しては、
第2実施形態と同様な構成である。
【0084】本実施形態では、エンジン停止検出部59
は、L信号に基づいてエンジン57の停止を検出する
と、これに伴って、加算部61から入力される信号が示
す各給電ソケットA1,A2からの供給電流量の総和を
積算してゆき、その積算値がメモリ69に予め設定され
た所定の基準値を超えるのに伴って、FET11をオフ
させるべく、遮断指令を出力するようになっている。な
お、積算値が所定の基準値に達する前に、エンジン57
が再始動された場合には、供給電流値の積算動作がキャ
ンセルされ、FET11がオフされることはない。
【0085】このため、エンジン57は停止されても、
FET11は直ぐにはオフされず、エンジン57が停止
してから各給電ソケットA1,A2から供給された供給
電力値の積算値が、所定の基準値を超えたときに、FE
T11が遮断されるようになっている。
【0086】以上のように、本実施形態によれば、エン
ジン57が停止された後も、給電ソケットA1,A2か
らの供給電流値の積算値が所定の基準値に達するまでは
給電ソケットA1,A2を使用することができるため、
バッテリ1の消耗を防ぎつつ、利便性を向上させること
ができる。
【0087】4.第4実施形態 図5は、本発明の第4実施形態に係る自動車用電源監視
装置のブロック図である。本実施形態に係る電源監視装
置が前述の第1実施形態に係る電源監視装置と異なる点
は、エンジン停止検出回路16が、レギュレータIC1
9のL信号ではなく、イグニッションスイッチ71のオ
ンからオフへの切り替わり、すなわちイグニッションス
イッチ71のオンモードからエンジンの停止を指示する
他のモード(アクセサリモードあるいはオフモード)へ
の切り替わりを検出することによりエンジンの停止を検
出する点と、エンジン停止検出回路16の比較器16a
の後段にタイマ回路16cを設けた点であり、他の部分
は同様な構成である。
【0088】本実施形態では、イグニッションスイッチ
71がオンからオフへ切り替えられるのに伴ってハイレ
ベルからローレベルに切り替わるイグニッションスイッ
チ信号をエンジン停止検出回路16の比較器16aに入
力し、このイグニッションスイッチ信号のハイレベルか
らローレベルへの切り替わりを比較器16aによって検
出することにより、エンジンの停止を検出するようにな
っている。
【0089】すなわち、比較器16aは、入力されるイ
グニッションスイッチ信号の信号レベルと、基準レベル
16bとを比較し、イグニッションスイッチ信号の信号
レベルがハイレベルであり、基準レベル16bを上回っ
ているときには、ハイレベルの出力信号を出力してお
り、イグニッションスイッチ信号がハイレベルからロー
レベルに切り替わり、基準レベル16bを下回ったとき
には、その切り替わりに伴って、出力信号をハイレベル
からローレベルに切り替えるようになっている。
【0090】タイマー回路16cは、比較器16aから
ハイレベルの出力信号が出力されているときにはハイレ
ベルの出力信号を駆動回路17のANDゲート27の第
2の入力端子に向けて出力している一方、比較器16a
の出力信号がハイレベルからローレベルに切り替わる
と、これに応答して、所定時間の計測動作を開始し、そ
の所定時間の計測動作が終了するのに伴って、その出力
信号をハイレベルからローレベルに切り替える。
【0091】なお、タイマー回路16cは、所定時間の
計測動作中に比較器16aの出力信号がローレベルから
ハイレベルに切り替えられた場合には、その計測動作を
キャンセルするとともに、ANDゲート27への出力信
号をハイレベルのままに保持する。また、タイマー回路
16cは、ローレベルの出力信号を出力している最中
に、比較器16aの出力信号がローレベルからハイレベ
ルに切り替えられた場合には、直ちに出力信号をローレ
ベルからハイレベルに切り替える。
【0092】このような構成により、イグニッションス
イッチ71のオンモードからアクセサリモードまたはオ
フモードへの切り替わりに伴って比較器16aの出力信
号がハイレベルからローレベルに切り替えられると、そ
の切り替わりのタイミングが、タイマー回路16cによ
って所定時間だけ遅延されて駆動回路17のANDゲー
ト27に伝達される。その結果、イグニッションスイッ
チ71がオンモードからアクセサリモードに切り替えら
れてエンジンが停止された後、所定時間だけ経過してか
ら遮断器11がオフされ、通電路Dが遮断されるように
なっている。
【0093】なお、イグニッションスイッチ71がオン
モードから、アクセサリスイッチ30がオフするオフモ
ードに切り替えられた場合には、アクセサリスイッチ3
0がオフするのに伴って、遮断器11が直ちにオフされ
るようになっている。
【0094】以上のように、本実施形態においても、前
述の第1実施形態と同様な効果が得られるとともに、エ
ンジンが停止してから所定時間が経過するまでの間は、
給電ソケットA1,A2を使用することができるため、
エンジン57の停止に伴って給電ソケットA1,A2か
らの給電が突然停止されてしまうことがなく、便利であ
る。
【0095】なお、上述の各実施形態では、通電路Dを
遮断する際に、ユーザに報知することなく通電路Dを遮
断するようにしたが、給電ソケットA1〜Amまたはイ
ンストゥルメントパネル内などに報知用のインジケータ
ランプを設け、そのインジケータランプを通じて通電路
Dの遮断を報知するようにしてもよく、あるいは、警告
ブザーを設けて通電路Dの遮断を報知するようにしても
よい。
【0096】
【発明の効果】請求項1ないし5に記載の発明によれ
ば、エンジン停止時には、エンジン停止検出部により遮
断部を通じてバッテリから給電ソケットへの通電路が遮
断されるため、エンジン停止時の給電ソケットの使用を
不可とすることができ、エンジン停止時のバッテリの消
耗を確実に防止することができる。
【0097】請求項2に記載の発明によれば、エンジン
が停止してから所定時間が経過するまでの間は、給電ソ
ケットを使用することができるため、エンジン停止に伴
って給電ソケットからの給電が突然停止されてしまうこ
とがなく、便利である。
【0098】請求項3に記載の発明によれば、エンジン
が停止された後も、給電ソケットからの供給電流量の積
算値が所定の基準値に達するまでは給電ソケットを使用
することができるため、バッテリの消耗を防ぎつつ、利
便性を向上させることができる。
【0099】請求項4に記載の発明によれば、レギュレ
ータICの出力信号に基づいてエンジンの停止が検出さ
れるため、例えば、イグニッションスイッチがオンモー
ドにとなっている状態でエンスト等によりエンジンが停
止しているような場合にも、確実にエンジンの停止状態
を検出することができ、その結果、エンジン停止時のバ
ッテリの消耗を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る自動車用電源監視
装置のブロック図である。
【図2】図1の電源監視装置に設定された過電流の判定
のための複数の基準電流値および設定時間を示す図であ
る。
【図3】本発明の第2実施形態に係る自動車用電源監視
装置のブロック図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る自動車用電源監視
装置のブロック図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係る自動車用電源監視
装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 11 遮断器(リレースイッチ、FET) 13 アイドルアップ指令回路 15 低電圧検出回路 16 エンジン停止検出回路 16a 比較器 16c タイマ回路 17 駆動回路 18 オルタネータ 19 レギュレータIC 30 アクセサリスイッチ 31 エンジン制御ユニット 33 加算回路 51 マイコン 57 エンジン 59 エンジン停止検出部 61 加算部 63 アイドルアップ指令部 65 低電圧検出部 67 出力部 69 メモリ 71 イグニッションスイッチ A1〜Am 給電ソケット B1〜Bm 電流検出回路 C1〜Cm 過電流検出回路 D 通電路 H1,H2 過電流検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼木 幸一 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 遠藤 剛 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 青木 一弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 中川 俊 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5G003 BA01 DA02 DA13 FA04 FA06 GA01 GC05 5H030 AA04 AA08 AS08 FF42

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリからの電力が車両に設けられた
    給電ソケットを通じて電気機器へ供給される際の電力供
    給状態を監視する自動車用電源監視装置であって、 前記バッテリと前記給電ソケットとの間の通電路に、そ
    の通電路を遮断可能に介装された遮断部と、 エンジンの停止を検出可能に設けられ、エンジンの停止
    を検出すると、これに伴って前記遮断部に前記通電路を
    遮断させるエンジン停止検出部と、を備えることを特徴
    とする自動車用電源監視装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジン停止検出部は、エンジンの
    停止を検出すると、これに伴って所定時間の計測動作を
    開始し、その所定時間の計測動作が終了するのに伴っ
    て、前記遮断部に前記通電路を遮断させることを特徴と
    する請求項1に記載の自動車用電源監視装置。
  3. 【請求項3】 前記自動車用電源監視装置は、前記給電
    ソケットを通じて流れる電流値を検出する電流検出部を
    さらに備え、 前記エンジン停止検出部は、エンジンの停止を検出する
    のに伴って、前記電流検出部が検出した前記電流値を時
    間経過に伴って積算してゆき、その積算値が所定の基準
    値を超えるのに伴って前記遮断部に前記通電路を遮断さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の自動車用電源監
    視装置。
  4. 【請求項4】 前記エンジン停止検出部は、レギュレー
    タICの出力信号に基づいてエンジンの停止を検出する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    自動車用電源監視装置。
  5. 【請求項5】 前記エンジン停止検出部は、イグニッシ
    ョンスイッチのエンジンの稼働継続を指示するオンモー
    ドからエンジンの停止を指示する他のモードへの切り替
    わりを検出することによりエンジンの停止を検出するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の自
    動車用電源監視装置。
JP33759499A 1999-11-29 1999-11-29 自動車用電源監視装置 Pending JP2001157372A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33759499A JP2001157372A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 自動車用電源監視装置
US09/721,952 US6630749B1 (en) 1999-11-29 2000-11-27 Automobile power source monitor
EP05011718A EP1575144B1 (en) 1999-11-29 2000-11-29 Automobile power source monitor
DE60045437T DE60045437D1 (de) 1999-11-29 2000-11-29 Überwacher für Fahrzeugstromversorgung
DE60045292T DE60045292D1 (de) 1999-11-29 2000-11-29 Überwacher für Fahrzeugstromversorgung
EP00126109A EP1104073B1 (en) 1999-11-29 2000-11-29 Automobile power source monitor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33759499A JP2001157372A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 自動車用電源監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001157372A true JP2001157372A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18310127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33759499A Pending JP2001157372A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 自動車用電源監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001157372A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005333779A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Kokusan Denki Co Ltd 内燃機関用電装品負荷駆動装置及び内燃機関用点火装置
JP2007314086A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電源管理システム
JP2008062919A (ja) * 2006-08-11 2008-03-21 Yoshio:Kk 車載用電気毛布システム
JP2008290705A (ja) * 2007-02-28 2008-12-04 Stmicroelectronics Inc 電気装置及び短絡回路保護の分類用の集積回路及び方法
US7813769B2 (en) 2004-02-12 2010-10-12 Denso Corporation Onboard wireless communication system
US8204496B2 (en) 2005-03-25 2012-06-19 Denso Corporation In-vehicle wireless communications device
JP2019097338A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 給電制御装置、給電制御方法及びコンピュータプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10322930A (ja) * 1997-05-22 1998-12-04 Yazaki Corp 車両の電源供給方法及び車両用電源供給装置
JPH11165540A (ja) * 1997-12-08 1999-06-22 Toyota Motor Corp ハイブリッド自動車の二次電池制御装置
JPH11180232A (ja) * 1997-12-24 1999-07-06 Yazaki Corp 車両用電源遮断装置
JPH11222084A (ja) * 1998-02-10 1999-08-17 Victor Co Of Japan Ltd カーアクセサリ/カーオーディオの自動電源制御装置
JPH11278176A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Funai Electric Co Ltd 車載用機器の電源遮断装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10322930A (ja) * 1997-05-22 1998-12-04 Yazaki Corp 車両の電源供給方法及び車両用電源供給装置
JPH11165540A (ja) * 1997-12-08 1999-06-22 Toyota Motor Corp ハイブリッド自動車の二次電池制御装置
JPH11180232A (ja) * 1997-12-24 1999-07-06 Yazaki Corp 車両用電源遮断装置
JPH11222084A (ja) * 1998-02-10 1999-08-17 Victor Co Of Japan Ltd カーアクセサリ/カーオーディオの自動電源制御装置
JPH11278176A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Funai Electric Co Ltd 車載用機器の電源遮断装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7813769B2 (en) 2004-02-12 2010-10-12 Denso Corporation Onboard wireless communication system
JP2005333779A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Kokusan Denki Co Ltd 内燃機関用電装品負荷駆動装置及び内燃機関用点火装置
US8204496B2 (en) 2005-03-25 2012-06-19 Denso Corporation In-vehicle wireless communications device
JP2007314086A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電源管理システム
JP2008062919A (ja) * 2006-08-11 2008-03-21 Yoshio:Kk 車載用電気毛布システム
JP2008290705A (ja) * 2007-02-28 2008-12-04 Stmicroelectronics Inc 電気装置及び短絡回路保護の分類用の集積回路及び方法
JP2019097338A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 給電制御装置、給電制御方法及びコンピュータプログラム
JP7067033B2 (ja) 2017-11-24 2022-05-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 給電制御装置、給電制御方法及びコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3441672B2 (ja) 自動車用電源監視装置
EP1104073B1 (en) Automobile power source monitor
JP4578420B2 (ja) バッテリ上り防止装置
US20050182987A1 (en) Battery state monitoring circuit and battery device
JP2011512784A (ja) 車両の電気システムを制御するシステムおよび方法
KR101535011B1 (ko) 차량용 배터리 전원 차단 장치 및 방법
JP5907118B2 (ja) 電源システム異常検出装置
JP3781930B2 (ja) 自動車用電源監視装置
US10992123B2 (en) Protected idle mode bypassing power stage
JP2001157372A (ja) 自動車用電源監視装置
JP2003040050A (ja) 車両用電源の制御装置
JP2004251234A (ja) アイドルストップ機能付車両の制御装置
JP2000308277A (ja) 自動車用電源監視装置
US7166990B2 (en) Battery low-voltage protecting device
JP2009023421A (ja) 電力供給制御装置および電力供給制御方法
JP6553421B2 (ja) 火災受信機
KR20150050125A (ko) 전동카트의 배터리 방전 방지장치 및 방법
JPH09331638A (ja) 電子機器、充電装置及び充電方法
JPH06255432A (ja) 自動車用ブレーカ
KR100860219B1 (ko) 자동차 시동확보를 위한 축전지 과도 방전 방지방법 및과도 방전 방지장치
JP2004336887A (ja) 回路保護装置
JP2000013933A (ja) 制御配電盤
JPH10322877A (ja) オートキックブレーカー
JPH09238433A (ja) 自家発電機の非常用電源供給システム
JP2007015528A (ja) 電源監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060131