JP2009023421A - 電力供給制御装置および電力供給制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンの始動に伴う電源制御によって車両のアクセサリ回路等に接続された各種電気機器の動作に悪影響が発生するのを抑制すると共に、エンジンの始動に悪影響が生じるのを防止すること。
【解決手段】車両に搭載され、エンジンのスタータ駆動時に主電源からアクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断する機能を備える電力供給制御装置である。この電力供給制御装置には、オンオフ制御のための制御入力端子を備え、前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給をオンオフ制御するスイッチ部13と、前記アクセサリ回路の出力に接続される負荷17に流れる電流を検出する電流検出部22と、エンジンの始動時に前記電流検出部が検出した電流値に基づいて前記負荷の大きさを検出し、検出された負荷の大きさと閾値とを比較した結果に応じて、前記スイッチ部13のオンオフ状態を決定する電流制御部21とが設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】車両に搭載され、エンジンのスタータ駆動時に主電源からアクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断する機能を備える電力供給制御装置である。この電力供給制御装置には、オンオフ制御のための制御入力端子を備え、前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給をオンオフ制御するスイッチ部13と、前記アクセサリ回路の出力に接続される負荷17に流れる電流を検出する電流検出部22と、エンジンの始動時に前記電流検出部が検出した電流値に基づいて前記負荷の大きさを検出し、検出された負荷の大きさと閾値とを比較した結果に応じて、前記スイッチ部13のオンオフ状態を決定する電流制御部21とが設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に利用可能な電力供給制御装置および電力供給制御方法に関し、特にエンジン始動時の電力供給制御に関する。
例えば自動車のようなエンジンを備えた車両においては、エンジンを始動する際に、スタータのモータに主電源、即ち、オルタネータ(発電機)の出力や車両に搭載されているバッテリーから電力を供給し、スタータの駆動力によってエンジンのクランクを回転させ、エンジンを始動する。
エンジンの始動に用いられるスタータのモータは非常に大きな電力を消費するが、確実にエンジンを始動するためにはスタータのモータに十分に大きな電流を流す必要がある。ところが、車両に搭載されているスタータ以外の様々な電気機器が大きな電力を消費していると、主電源の電力供給能力が不足してスタータのモータに十分な電流が流れなくなり、エンジンの始動に問題が発生する可能性がある。
そこで、一般的な自動車においては、エンジンを始動する際に主電源の電力供給能力が不足しないように、優先度の低い負荷(電気機器)に対する電力供給を一時的に遮断するように制御している。具体的には、例えば、カーオーディオ装置、シガーライターソケット、等のように、自動車の動作に直接影響を及ぼすことのない各種電気機器が接続されたアクセサリ回路については、エンジン始動の際に主電源からの電力供給を遮断し、エンジンの始動が完了したら電力供給を再開するように制御するのが一般的である。
ここで、特許文献1、特許文献2、および特許文献3で開示されている技術について簡潔に説明する。特許文献1においては、車両のバッテリーの消費電流を検出する装置において、検出回路の増幅率をエンジン始動時か否かに応じて自動的に切り替えることを提案している。特許文献2においては、車両のバッテリーの充放電電流を精度良く検出するために、複数種類の電流センサを選択的に使用することを提案している。特許文献3においては、エンジンが停止している状態で、車両のバッテリーから負荷に流れる出力電流を監視し、異常な電流を検出することを提案している。
上述のように、エンジンの始動時にアクセサリ回路に接続された様々な電気機器への電力供給を一時的に停止することは、安定したエンジン始動のためには非常に重要なことである。
一方、近年では自動車の利用者は様々な電気機器を車内に持ち込み、アクセサリ回路であるシガーライターソケット等から取り込んだ電力により電気機器を使用する場合が多い。ところが、例えばゲーム機のような電気機器の場合には、一時的であっても電源電力の供給が停止すると、ゲーム機内部のコンピュータの動作がリセットされ、ゲームが初期化されてしまう。従って、例えばガソリンスタンド等において運転者がエンジンを再始動するような場合に、他の乗車人が自動車のシガーライターソケット等に接続したゲーム機を使っていると、それまでのゲームの内容が消去され、ゲームが初期化されてしまうという問題がある。
また、車両の電源のアクセサリ回路と接続されているシガーライターソケットや、同じような機能を持っているアウトレットソケットに対しては、利用者は様々な電気機器を接続することができるが、これらのソケットに規格外の大電流(例えば10A以上)を消費する電気機器を接続すると、車両側に搭載されているヒューズが切れることになる。しかし、一般的な利用者は車両側の構造や動作に詳しくない場合が多いので、車両側のヒューズが切れると、原因を把握できず、ヒューズを交換することなしに車両を修理業者やディーラに持ち込む機会が増える。従って、なるべく車両側のヒューズは切れないようにするのが望ましい。また、利用者側のニーズとしては、消費電流がより大きい電気機器を接続した場合でも問題が起きないようにすることが望まれているため、車両側の消費電流の上限の規格を上げることが必要とされている。しかし、例えばエンジンが停止している状態で大電流を消費する電気機器を使っている場合には、比較的短い時間内に車両側のバッテリーの消耗が著しくなりエンジンの始動が困難になる可能性もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、エンジンの始動に伴う電源制御によって車両のアクセサリ回路等に接続された各種電気機器の動作に悪影響が発生するのを抑制すると共に、エンジンの始動に悪影響が生じるのを防止することが可能な電力供給制御装置および電力供給制御方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電力供給制御装置は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) エンジン始動時に主電源から供給される電力によりスタータを駆動する車両に搭載され、前記スタータの駆動時に前記主電源からアクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断する機能を備える電力供給制御装置であって、
オンオフ制御のための制御入力端子を備え、前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給をオンオフ制御するスイッチ部と、
前記アクセサリ回路の出力に接続される負荷に流れる電流を検出する電流検出部と、
エンジンの始動時に、前記電流検出部が検出した電流値に基づいて前記負荷の大きさを検出し、検出された負荷の大きさと閾値とを比較した結果に応じて、前記スイッチ部のオンオフ状態を決定する電流制御部と、
を有すること。
(2) 上記(1)の構成の電力供給制御装置において、
前記電流制御部は、前記車両上で得られるイグニッション状態信号と、アクセサリ状態信号とを監視し、前記イグニッション状態信号がオンになり、かつ前記アクセサリ状態信号がオフになった時に、前記電流検出部から出力される信号の監視を開始すること。
(3) 上記(1)の構成の電力供給制御装置において、
前記電流制御部は、エンジンの始動時に、前記電流検出部が検出した電流値を複数回に渡って繰り返しサンプリングし、複数回のサンプリングで得られた複数の電流値を平均化した結果を前記閾値と比較すること。
(4) 上記(1)の構成の電力供給制御装置において、
前記電流制御部は、前記負荷の大きさが前記閾値以上の場合には、前記スイッチ部が出力への電力供給を遮断するように制御し、前記負荷の大きさが前記閾値未満の場合には、前記スイッチ部が出力への電力供給を継続するように制御すること。
(1) エンジン始動時に主電源から供給される電力によりスタータを駆動する車両に搭載され、前記スタータの駆動時に前記主電源からアクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断する機能を備える電力供給制御装置であって、
オンオフ制御のための制御入力端子を備え、前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給をオンオフ制御するスイッチ部と、
前記アクセサリ回路の出力に接続される負荷に流れる電流を検出する電流検出部と、
エンジンの始動時に、前記電流検出部が検出した電流値に基づいて前記負荷の大きさを検出し、検出された負荷の大きさと閾値とを比較した結果に応じて、前記スイッチ部のオンオフ状態を決定する電流制御部と、
を有すること。
(2) 上記(1)の構成の電力供給制御装置において、
前記電流制御部は、前記車両上で得られるイグニッション状態信号と、アクセサリ状態信号とを監視し、前記イグニッション状態信号がオンになり、かつ前記アクセサリ状態信号がオフになった時に、前記電流検出部から出力される信号の監視を開始すること。
(3) 上記(1)の構成の電力供給制御装置において、
前記電流制御部は、エンジンの始動時に、前記電流検出部が検出した電流値を複数回に渡って繰り返しサンプリングし、複数回のサンプリングで得られた複数の電流値を平均化した結果を前記閾値と比較すること。
(4) 上記(1)の構成の電力供給制御装置において、
前記電流制御部は、前記負荷の大きさが前記閾値以上の場合には、前記スイッチ部が出力への電力供給を遮断するように制御し、前記負荷の大きさが前記閾値未満の場合には、前記スイッチ部が出力への電力供給を継続するように制御すること。
上記(1)の構成の電力供給制御装置では、アクセサリ回路の出力に接続される負荷に流れる電流の大きさに応じて、電流制御部がスイッチ部のオンオフ状態を決定するので、比較的大きい負荷が接続されている場合にはエンジン始動時にアクセサリ回路への電力供給を遮断し、比較的小さい負荷が接続されている場合にはエンジン始動時であってもアクセサリ回路への電力供給を継続するように制御できる。例えば、ゲーム機のような小型の装置は比較的電力消費は少ないが、長時間にわたって使用する場合が多いので、シガーライターソケット等を利用して車両側から電力を取り込んで使用するのが望ましい。また、このようなゲーム機は消費電力が小さいため、アクセサリ回路からゲーム機へ流れる負荷電流は車両側にほとんど影響を及ぼすことはなく、エンジンの始動にも問題は生じない。つまり、エンジン始動時であってもアクセサリ回路への電力供給を継続することによって、ゲーム機の動作がリセットされるのを防止できる。一方、アクセサリ回路の出力に比較的消費電力の大きい電気機器が接続されている場合には、この電気機器に流れる電流によりエンジンの始動に悪影響が生じる可能性があるので、エンジン始動時にアクセサリ回路への電力供給を遮断する。
尚、ここで言うアクセサリ回路とは、車両上で負荷に電力を供給する回路のうち、車両の動作に直接影響を与える様々な電気機器とは異なるアクセサリの電気機器(例えばシガーライターやカーオーディオ装置等)に対して電力を供給するための回路を意味している。従って、車両の利用者が車両内に持ち込んだ様々な電気機器に対して車両上のバッテリーの電力を供給するためのアウトレットソケットのように、車両のエンジンキーをオフにした状態(アクセサリがオフの状態)であっても電力の供給を継続するような回路についても、本発明のアクセサリ回路と同じものとして扱うことができる。
上記(2)の構成の電力供給制御装置では、エンジン始動のために前記アクセサリ回路の負荷を監視する必要のある状態か否かを容易に識別できる。例えば、一般的な自動車の場合には、エンジン始動のためにエンジンキーを回すと、イグニッション状態信号がオンになり、更にアクセサリ回路への電力供給を遮断するために、アクセサリ状態信号がオフになる。つまり、前記イグニッション状態信号がオンであり、しかもアクセサリ状態信号がオフであれば、エンジンのスタータを駆動するタイミングであると考えられる。
上記(3)の構成の電力供給制御装置では、前記電流検出部が検出した電流値を平均化した結果を前記閾値と比較するので、前記アクセサリ回路から負荷に流れる電流が時間の経過に伴って大きく変動する場合であっても、負荷の大きさを適切に識別可能になる。
上記(4)の構成の電力供給制御装置では、前記負荷の大きさが前記閾値以上の場合には、前記アクセサリ回路から出力への電力供給を遮断するので、負荷がエンジンの始動に悪影響を及ぼすのを防止でき、前記負荷の大きさが前記閾値未満の場合には、前記アクセサリ回路から出力への電力供給を継続するので、負荷がゲーム機等である場合に、負荷の動作がリセットされるのを防止できる。
尚、ここで言うアクセサリ回路とは、車両上で負荷に電力を供給する回路のうち、車両の動作に直接影響を与える様々な電気機器とは異なるアクセサリの電気機器(例えばシガーライターやカーオーディオ装置等)に対して電力を供給するための回路を意味している。従って、車両の利用者が車両内に持ち込んだ様々な電気機器に対して車両上のバッテリーの電力を供給するためのアウトレットソケットのように、車両のエンジンキーをオフにした状態(アクセサリがオフの状態)であっても電力の供給を継続するような回路についても、本発明のアクセサリ回路と同じものとして扱うことができる。
上記(2)の構成の電力供給制御装置では、エンジン始動のために前記アクセサリ回路の負荷を監視する必要のある状態か否かを容易に識別できる。例えば、一般的な自動車の場合には、エンジン始動のためにエンジンキーを回すと、イグニッション状態信号がオンになり、更にアクセサリ回路への電力供給を遮断するために、アクセサリ状態信号がオフになる。つまり、前記イグニッション状態信号がオンであり、しかもアクセサリ状態信号がオフであれば、エンジンのスタータを駆動するタイミングであると考えられる。
上記(3)の構成の電力供給制御装置では、前記電流検出部が検出した電流値を平均化した結果を前記閾値と比較するので、前記アクセサリ回路から負荷に流れる電流が時間の経過に伴って大きく変動する場合であっても、負荷の大きさを適切に識別可能になる。
上記(4)の構成の電力供給制御装置では、前記負荷の大きさが前記閾値以上の場合には、前記アクセサリ回路から出力への電力供給を遮断するので、負荷がエンジンの始動に悪影響を及ぼすのを防止でき、前記負荷の大きさが前記閾値未満の場合には、前記アクセサリ回路から出力への電力供給を継続するので、負荷がゲーム機等である場合に、負荷の動作がリセットされるのを防止できる。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る電力供給制御方法は、
エンジン始動時に主電源から供給される電力によりスタータを駆動する車両に搭載され、前記スタータの駆動時に前記主電源からアクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断するための電力供給制御方法であって、
エンジンの始動時に、前記アクセサリ回路の出力に接続される負荷に流れる電流を監視し、監視により検出された電流に基づいて前記負荷の大きさを検出し、
検出された前記負荷の大きさと閾値とを比較し、
前記比較の結果、前記負荷の大きさが前記閾値以上の場合には前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断し、前記負荷の大きさが前記閾値未満の場合には前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給を継続することを特徴としている。
エンジン始動時に主電源から供給される電力によりスタータを駆動する車両に搭載され、前記スタータの駆動時に前記主電源からアクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断するための電力供給制御方法であって、
エンジンの始動時に、前記アクセサリ回路の出力に接続される負荷に流れる電流を監視し、監視により検出された電流に基づいて前記負荷の大きさを検出し、
検出された前記負荷の大きさと閾値とを比較し、
前記比較の結果、前記負荷の大きさが前記閾値以上の場合には前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断し、前記負荷の大きさが前記閾値未満の場合には前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給を継続することを特徴としている。
この電力供給制御方法によれば、上記(1)の構成の電力供給制御装置に関して記述した内容と同様なことが言える。即ち、アクセサリ回路の出力に接続される負荷に流れる電流の大きさに応じて、電流制御部がスイッチ部のオンオフ状態を決定するので、比較的大きい負荷が接続されている場合にはエンジン始動時にアクセサリ回路への電力供給を遮断し、比較的小さい負荷が接続されている場合にはエンジン始動時であってもアクセサリ回路への電力供給を継続するように制御できる。例えば、ゲーム機のような小型の装置は比較的電力消費は少ないが、長時間にわたって使用する場合が多いので、シガーライターソケット等を利用して車両側から電力を取り込んで使用するのが望ましい。また、このようなゲーム機は消費電力が小さいため、アクセサリ回路からゲーム機へ流れる負荷電流は車両側にほとんど影響を及ぼすことはなく、エンジンの始動にも問題は生じない。つまり、エンジン始動時であってもアクセサリ回路への電力供給を継続することによって、ゲーム機の動作がリセットされるのを防止できる。一方、アクセサリ回路の出力に比較的消費電力の大きい電気機器が接続されている場合には、この電気機器に流れる電流によりエンジンの始動に悪影響が生じる可能性があるので、エンジン始動時にアクセサリ回路への電力供給を遮断する。
本発明によれば、エンジンの始動時であっても、アクセサリ回路に接続される負荷が小さければ電力の供給を継続できるので、負荷として接続されるゲーム機等の動作がリセットされるのを防止できる。また、本発明によれば、大きな負荷が接続された場合には、エンジンの始動時に電力の供給を遮断するので、エンジンの始動に悪影響が生じるのを防止できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の電力供給制御装置および電力供給制御方法に関する1つの具体的な実施形態について、図1および図2(a)および(b)を参照しながら以下に説明する。
図1に示す電力供給制御装置は、自動車のような車両上に搭載される装置であって、主電源11、ヒューズ12、トランジスタ13、シャント抵抗器14、制御基板15、および出力端子16を備えている。また、制御基板15上にはマイクロコンピュータ(CPU)21と電流検知回路22とが設けられている。
主電源11は、車両上のバッテリーや、発電機(オルタネータ)に相当する直流の電力供給源である。この主電源11の出力に、配線31を介してヒューズ12の一端が接続され、ヒューズ12の他端は配線32を介してトランジスタ13の電流流入側の端子13e(エミッタ)と接続され、トランジスタ13の電流出力側の端子13c(コレクター)は配線33を介してシャント抵抗器14の一端と接続され、シャント抵抗器14の他端は配線34を介して出力端子16と接続されている。
出力端子16は、例えばシガーライターソケットのように、車両の動作と直接関係のない各種電気機器(例えばカーオーディオ装置等)に対して電力を供給するアクセサリ回路の出力や、利用者が用意した各種電気機器に対して車両側から電力を供給するためのパワーアウトレット回路の出力を意味している。従って、必要に応じて出力端子16に接続される負荷17については様々な種類の電気機器が想定され、負荷17の消費する電流の大小も状況に応じて様々に変化する可能性がある。
ヒューズ12は、異常に大きな負荷電流に対して主電源11を保護するために設けられている。具体的には、規格値(例えば15A)以上の大電流がここを流れる場合に溶断して主電源11を保護する。
トランジスタ13は、主電源11の出力から負荷17に供給される電力のオンオフを状況に応じて切り替えるための制御可能なスイッチとして機能する。例えば、主電源11から負荷17に流れる過大な電流に対しては、車両の利用者等のニーズを考慮して、ヒューズ12が切れる前に(ヒューズ12が切れる電流の規格値よりも小さい電流で)トランジスタ13が電流を遮断するように動作する。また、エンジンを始動する際には特別な動作が行なわれるが、これについては後で説明する。尚、トランジスタ13の代わりにFET(電界効果トランジスタ)やリレーを用いても良い。
シャント抵抗器14は、負荷17に流れる電流Ixの大きさを検出するために、負荷17に流れる電流の経路と直列になるように接続された抵抗器である。尚、シャント抵抗器14の抵抗値は非常に小さい(例えば0.1Ω)ので、シャント抵抗器14によって生じる電圧降下はごくわずかである。
制御基板15上に設けられた電流検知回路22は、シャント抵抗器14の両端から信号を取り出し、この信号に基づいて電流Ixを検出する。尚、実際に電流Ixを検出する際には、配線33から分流して電流検知回路22側に流れる電流を電流検知回路22の内部で検出しても良いし、シャント抵抗器14の両端の電圧降下を電流検知回路22の内部で検出しても良い。
制御基板15上のマイクロコンピュータ(CPU)21は、様々な状況を識別した結果に基づいて、トランジスタ13のオンオフを制御する。マイクロコンピュータ21の入力には、イグニッション(IG)状態信号SG1と、アクセサリ(ACC)状態信号SG2と、電流検知回路22から出力される負荷電流信号(Ixに相当するレベルを表す信号)SG3とが印加される。また、マイクロコンピュータ(CPU)21が出力する制御信号SG4はトランジスタ13の制御入力端子13b(ベース)に印加される。
イグニッション状態信号SG1は、運転者がキーシリンダー内でエンジンキーを回して車両のエンジンを始動する際に、つまりエンジンのスタータを駆動する際にオンになり、それ以外の時にはオフになる信号である。
アクセサリ状態信号SG2は、運転者がキーシリンダー内でエンジンキーを回して、エンジンキーがACC(アクセサリオン)の位置にある時(エンジンの動作中も含む)にオンになる信号である。一般的な車両においては、アクセサリ状態信号SG2がオンの時に限ってアクセサリ回路に対して電力が供給される。但し、エンジンを始動する際には、アクセサリ回路に接続された各種電気機器が消費する電流がエンジンの始動に悪影響を及ぼさないように、アクセサリ状態信号SG2は一時的にオフになる。
従って、一般的な車両の場合には、エンジンを始動する際には、負荷(各種電気機器)17に供給する電力が一時的に遮断されることになる。尚、パワーアウトレット回路のように、エンジンキーの位置とは無関係に電力を供給する回路の場合には、エンジンを始動する際にも負荷に対する電力の供給は継続されるのが一般的である。
しかしながら、エンジンを始動する際にもパワーアウトレット回路の出力に接続された負荷に対して電力の供給を継続する場合には、エンジンの始動不良が発生したり、車上バッテリーの異常消耗が発生してエンジン始動が不可能になる可能性がある。
一方、エンジンを始動する際にアクセサリ回路の出力(シガーライターソケット等)に接続された負荷に対する電力供給を一時的に遮断する場合には、利用者側にとって不便な状況が発生する場合がある。例えば、車両の乗車人が車両上に持ち込んだゲーム機等の電気機器を車両のシガーライターソケット等に接続してゲーム等を行なっている途中で、車両の運転者がガソリンスタンドや信号待ち等の際にエンジンの再始動を行なうと、アクセサリ回路に対する電力供給が一時的に遮断されるため、それによってゲーム機等に搭載されたコンピュータにリセットがかかり、利用者の意志とは無関係にゲーム等が初期化されてしまう。また、ゲーム以外であっても、例えば音楽やビデオのような様々なコンテンツを視聴しているときにエンジンが再始動されると、視聴が一時的に中断されたり、電気機器の動作モードが初期化されたりすることになる。
上記のような問題を解消するために、図1に示したマイクロコンピュータ(CPU)21は図2(a)および(b)に示す特別な動作を実行する。図2(a)は、エンジンを始動するためのスタータがオン状態か否かを識別するための処理の内容を表しており、そして図2(b)はトランジスタ13に与える制御信号SG4の状態、即ち、負荷17に対する電力供給をオンオフ制御するための処理の内容を表している。尚、図2(a)に示す処理や図2(b)に示す処理のそれぞれについては、例えば短い時間周期で定期的に繰り返し実行するようにしても良いし、特定のイベントの発生に同期して実行するように処理しても良い。
まず、図2(a)に示す処理について説明する。
ステップS11では、マイクロコンピュータ21はイグニッション状態信号SG1の状態を監視し、イグニッション状態信号SG1の状態が確定したら、その状態がオンかオフかを識別する。イグニッション状態信号SG1がオンであれば次にステップS12に進み、オフであればステップS14に進む。尚、イグニッション状態信号SG1のオン状態は、エンジン始動のためにスタータを駆動している状態を表す。
ステップS12では、マイクロコンピュータ21はアクセサリ状態信号SG2の状態を監視し、アクセサリ状態信号SG2の状態が確定したら、その状態がオンかオフかを識別する。アクセサリ状態信号SG2がオフであれば次にステップS13に進み、オンであればステップS14に進む。尚、アクセサリ状態信号SG2のオン状態は、アクセサリ回路に対する電力の供給を行なう(エンジンキーの位置がACCでありかつエンジン始動中ではない)ことを意味する。
ステップS13では、マイクロコンピュータ21はエンジンのスタータがオン状態である(エンジン始動中である)状態が確定したことを認識する。そしてステップS14では、マイクロコンピュータ21はエンジンのスタータがオフ状態である(エンジン始動中でない)状態が確定したことを認識する。
次に、図2(b)に示す処理について説明する。
ステップS21では、マイクロコンピュータ21は出力端子16に接続された負荷17に対して電力を供給している状態か否かを識別する。具体的には、トランジスタ13に与える制御信号SG4をオン(低レベル)に制御している状態であれば負荷17に対して電力を供給している(アウトレット電源オンと同じ意味)状態であるとみなして次のステップS22に進み、制御信号SG4をオフ(高レベル)に制御している状態であれば負荷17に対する電力供給を遮断している状態であるとみなして処理を終了する。
ステップS22では、マイクロコンピュータ21は図2(a)に示した処理の結果としてステップS13又はS14で得られるスタータ(ST)の状態を監視し、スタータの状態がオフからオンに切り替わる立ち上がりエッジを検出したときに次のステップS23に進み、それ以外の場合はこの処理を終了する。
ステップS23では、マイクロコンピュータ21は電流検知回路22が出力する負荷電流信号SG3を監視することにより、出力端子16から負荷17に流れる電流Ixを監視し、実際の負荷の大きさを算出する。具体的には、5msecの時間間隔で6回に渡って電流値を繰り返しサンプリングし、このサンプリングにより得られた6個の電流値を平均化することにより負荷(電流)の大きさを算出する。
ステップS24では、マイクロコンピュータ21はステップS23の結果得られた負荷(電流)の大きさ(平均値)を予め定めた閾値と比較する。この例では閾値として2A(アンペア)を採用している。負荷(電流)の大きさが閾値の2A未満であればステップS25に進み、2A以上の場合はステップS26に進む。
ステップS25では、マイクロコンピュータ21は制御信号SG4をそれまでのオン状態のまま維持し、出力端子16から負荷17への電力供給を継続する。即ち、エンジンの始動時にアクセサリ状態信号SG2がオフに切り替わったとしても、実際に負荷17に流れている負荷電流Ixが閾値よりも小さいので、エンジンの始動に与える負荷電流Ixの影響はほとんどないものとみなし、負荷17に対する電力供給をそのまま継続する。
ステップS26では、マイクロコンピュータ21は制御信号SG4をそれまでのオン状態からオフ状態に切り替えることによりトランジスタ13をオフ状態に制御し、主電源11から出力端子16への電力供給を遮断する。即ち、負荷電流Ixが閾値よりも大きいので、負荷電流Ixの影響によってエンジンの始動に問題が生じるのを未然に防止するために、エンジンが始動するまでの間は負荷17への電力供給を一時的に遮断する。
ステップS26では、マイクロコンピュータ21は制御信号SG4をそれまでのオン状態からオフ状態に切り替えることによりトランジスタ13をオフ状態に制御し、主電源11から出力端子16への電力供給を遮断する。即ち、負荷電流Ixが閾値よりも大きいので、負荷電流Ixの影響によってエンジンの始動に問題が生じるのを未然に防止するために、エンジンが始動するまでの間は負荷17への電力供給を一時的に遮断する。
尚、図2(a)および(b)に示した処理においては、エンジン始動時の処理内容だけを表しているが、実際の装置においては、エンジン始動時以外であっても、出力端子16から負荷17に対して過大な電流が流れてヒューズ12が切れるのを防止するための機能を搭載するのが望ましい。例えば、ヒューズ12の規格値よりも小さい電流の閾値を負荷電流Ixが上回ったときにトランジスタ13をオフ状態に切り替えるような処理を追加すればよい。また、車上バッテリーの異常な消耗によってエンジン始動が不可能になるのを未然に防止する機能を搭載するのも望ましい。例えば、負荷電流Ixを常時監視し、比較的大きな電流(例えば5A)が長時間にわたって継続的に流れるような状況を検出した場合に、トランジスタ13をオフ状態に切り替えるような処理を追加すればよい。
尚、図1に示した出力端子16として、実際の装置においては複数の独立したシガーライターソケットや、複数のパワーアウトレットソケット等が接続される場合もあるが、制御基板15上のマイクロコンピュータ21や電流検知回路22が検出する負荷電流については、複数のソケットの電流が共通に流れる電流経路から負荷電流を検出するのが望ましい。
また、車両のユーザが様々な電気機器を接続するために利用可能な電源のソケットとして、アクセサリ回路の出力であるシガーライターソケットと、アクセサリ回路の影響を受けないパワーアウトレット回路のソケットとが共存している場合には、回路毎に独立に負荷電流を検出し、アクセサリ回路の出力に流れる負荷電流とパワーアウトレット回路の出力に流れる負荷電流との合計を閾値(例えば2A)と比較することにより、エンジンの始動に影響があるか否かを識別するのが望ましい。
以上のように、本発明の電力供給制御装置および電力供給制御方法は、車両において、シガーライターソケットやパワーアウトレットソケット等に負荷電流の大きさが不明な任意の電気機器が接続されている場合であっても、このような車両の動作とは無関係な電気機器がエンジンの始動に悪影響を及ぼすのを防止するとともに、例えばゲーム機のように影響の小さい電気機器については、エンジンの始動中であっても前記電気機器に対する電力供給を継続することができるので、エンジン始動時にユーザの意志とは無関係に電気機器にリセットがかかるのを防止でき、車両上で様々な電気機器を使用するユーザの利便性を改善するのに役立つ。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11:主電源
12:ヒューズ
13:トランジスタ
14:シャント抵抗器
15:制御基板
16:出力端子
17:負荷(各種電気機器)
21:マイクロコンピュータ(CPU)
22:電流検知回路
31〜34:配線
SG1:イグニッション状態信号
SG2:アクセサリ状態信号
SG3:負荷電流信号SG3
SG4:制御信号
12:ヒューズ
13:トランジスタ
14:シャント抵抗器
15:制御基板
16:出力端子
17:負荷(各種電気機器)
21:マイクロコンピュータ(CPU)
22:電流検知回路
31〜34:配線
SG1:イグニッション状態信号
SG2:アクセサリ状態信号
SG3:負荷電流信号SG3
SG4:制御信号
Claims (5)
- エンジン始動時に主電源から供給される電力によりスタータを駆動する車両に搭載され、前記スタータの駆動時に前記主電源からアクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断する機能を備える電力供給制御装置であって、
オンオフ制御のための制御入力端子を備え、前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給をオンオフ制御するスイッチ部と、
前記アクセサリ回路の出力に接続される負荷に流れる電流を検出する電流検出部と、
エンジンの始動時に、前記電流検出部が検出した電流値に基づいて前記負荷の大きさを検出し、検出された負荷の大きさと閾値とを比較した結果に応じて、前記スイッチ部のオンオフ状態を決定する電流制御部と、
を有することを特徴とする電力供給制御装置。 - 前記電流制御部は、前記車両上で得られるイグニッション状態信号と、アクセサリ状態信号とを監視し、前記イグニッション状態信号がオンになり、かつ前記アクセサリ状態信号がオフになった時に、前記電流検出部から出力される信号の監視を開始することを特徴とする請求項1に記載した電力供給制御装置。
- 前記電流制御部は、エンジンの始動時に、前記電流検出部が検出した電流値を複数回に渡って繰り返しサンプリングし、複数回のサンプリングで得られた複数の電流値を平均化した結果を前記閾値と比較することを特徴とする請求項1に記載した電力供給制御装置。
- 前記電流制御部は、前記負荷の大きさが前記閾値以上の場合には、前記スイッチ部が出力への電力供給を遮断するように制御し、前記負荷の大きさが前記閾値未満の場合には、前記スイッチ部が出力への電力供給を継続するように制御することを特徴とする請求項1に記載した電力供給制御装置。
- エンジン始動時に主電源から供給される電力によりスタータを駆動する車両に搭載され、前記スタータの駆動時に前記主電源からアクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断するための電力供給制御方法であって、
エンジンの始動時に、前記アクセサリ回路の出力に接続される負荷に流れる電流を監視し、監視により検出された電流に基づいて前記負荷の大きさを検出し、
検出された前記負荷の大きさと閾値とを比較し、
前記比較の結果、前記負荷の大きさが前記閾値以上の場合には前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給を一時的に遮断し、前記負荷の大きさが前記閾値未満の場合には前記主電源から前記アクセサリ回路への電力供給を継続する、
ことを特徴とする電力供給制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007186739A JP2009023421A (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 電力供給制御装置および電力供給制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007186739A JP2009023421A (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 電力供給制御装置および電力供給制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009023421A true JP2009023421A (ja) | 2009-02-05 |
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ID=40395674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009023421A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102897116A (zh) * | 2011-07-26 | 2013-01-30 | 本田技研工业株式会社 | 开关状态判别装置 |
JP2017184603A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 本田技研工業株式会社 | 電源遮断回路 |
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KR20200023829A (ko) * | 2018-08-27 | 2020-03-06 | 주식회사 만도 | 전동식 파워 스티어링 시스템의 전원공급회로 |
-
2007
- 2007-07-18 JP JP2007186739A patent/JP2009023421A/ja active Pending
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