JP3975129B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、変動する図柄がリーチ状態を経て当たり図柄となり遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)に移行する際に、リーチ時間が長い場合でも遊技球の発射個数がむやみに増えず、また、遊技の時間バランスが崩れないようにした遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の遊技機は、例えばCR第1種遊技機の場合、普通図柄を変動表示後に確定表示する普通図柄表示装置と、普通図柄の変動契機を与える普通図柄作動ゲートと、普通図柄変動の始動情報の4個を上限とする記憶数を表示する普通図柄始動記憶表示装置と、特別図柄の変動契機を与える第1種始動口を兼ね、普通図柄が所定の図柄で停止表示されることによって通常状態から開放状態に変換される普通電動役物と、第1種始動口での遊技球の検知を契機として特別図柄の変動表示を開始し所定時間経過後に停止した図柄を確定表示する特別図柄表示装置と、特別図柄変動の始動情報の4個を上限とする記憶数を表示する特別図柄始動記憶表示装置と、特別図柄が大当たり図柄で確定表示されたときに閉口状態から開放状態(「大当たり遊技」)に変換する大入賞口とを備えている。
【0003】
そして、遊技球が普通図柄作動ゲートを通過したことが検出されると、当たり乱数を抽選して、抽出した値を記憶し、普通図柄表示装置による普通図柄の変動を開始するとともに、記憶した乱数値が当たり値かハズレ値かの判定を行い、所定時間経過後に普通図柄表示装置の図柄変動を停止し、当たり図柄あるいはハズレ図柄を確定表示する。そして、当たり図柄が確定表示されると、普通電動役物(第1種始動口)を所定時間拡開状態に変換する。
【0004】
また、普通図柄表示装置の図柄変動中に新たに遊技球が普通図柄作動ゲートを通過すると、その都度、当たり乱数を抽選し、抽出した乱数値を始動情報(普通図柄始動情報)として最大4個まで記憶する。そして、図柄変動停止後に、記憶された始動情報に基づいて順次新たに普通図柄の図柄変動を開始する。
【0005】
また、遊技球が普通電動役物(第1種始動口)に流入(入賞)したことが検出されると、特別図柄表示装置による特別図柄の変動を開始するとともに、大当り乱数、大当り図柄乱数、リーチ選択乱数等を抽選し、抽出した値を記憶する。そして、記憶した大当たり乱数値が当たり値かハズレ値かの判定を行い、所定の態様で特別図柄を変動させた後、図柄変動を停止して、所定の大当たり図柄またはハズレ図柄を確定表示する。そして、大当たり図柄が確定表示されると、「大当たり遊技」の発生ということで、特別電動役物(大入賞口)を開放する。
【0006】
そして、開放された特別電動役物(大入賞口)に入賞した遊技球がカウントスイッチによって検出され、所定開放時間(例えば約30秒)が経過するか、特別電動役物(大入賞口)に入賞した遊技球が所定数(例えば10個)に達すると、特別電動役物(大入賞口)は閉じる。大当たり遊技は、このように特別電動役物(大入賞口)が開放されてから所定開放時間(約30秒)が経過するか、特別電動役物(大入賞口)に入賞した遊技球が例えば10個に達したことによって特別電動役物(大入賞口)が閉じるまでの期間を1ラウンドとして、特別電動役物(大入賞口)の開放中または閉口後の一定時間内に入賞した遊技球が特別電動役物(大入賞口)内部の特定領域を通過することを条件に、次ラウンドへの移行を可能とされ、その場合、特別電動役物(大入賞口)が閉じた後、所定のラウンド間ディレー時間(例えば2秒)が経過した後に再び特別電動役物(大入賞口)が開放される。そして、1回の大当たりにおいて初回を含め最高で例えば15ラウンドまで大当たり遊技が継続可能とされる。そして、ラウンド中に遊技球が特定領域を通過しなかった場合又は最高ラウンド数の例えば15ラウンドに達したときには、そのラウンドで大当たりが終了し、通常遊技状態に戻る。そして、最終ラウンドで特別電動役物(大入賞口)が閉口し、大当たり終了ディレー時間(例えば10秒)が経過すると、「大当たり遊技」を終了する。
【0007】
また、確定表示された大当たり図柄が特定図柄である場合、「大当たり遊技」終了後に、特典として、付加利得遊技である「確変遊技」を開始する。「確変遊技」は、普通図柄における単位時間あたりの変動回数を多くするよう変動時間が短縮されるとともに、特別図柄についても単位時間あたりの変動回数を多くするよう変動時間が短縮され、また、大当たり確率が通常よりも高い確率に変更される。
【0008】
また、特別図柄表示装置による図柄変動の途中で、遊技球が普通電動役物(第1種始動口)に入賞すると、その都度、大当たり乱数から乱数値が抽出され、最大4個までが始動情報(特別図柄始動情報)として記憶される。そして、変動中の図柄が停止した後、記憶された始動情報に基づいて順次新たに特別図柄の図柄変動が開始される。
【0009】
なお、この遊技機は、前述のとおり遊技球の普通電動役物(第1種始動口)への入賞を始動条件として、その条件成立を契機として特別図柄表示装置の図柄表示領域における特別図柄の変動表示を開始し、所定の態様で特別図柄を変動させた後、図柄変動を停止して、大当たり図柄またはハズレ図柄を確定表示し、大当たり図柄が確定表示されると、「大当たり遊技」の発生となって、特別電動役物(大入賞口)が開放され、開放時間が例えば約30秒経過するか、特別電動役物(大入賞口)に入賞した遊技球が例えば10個に達することを終了条件として、その条件成立により1ラウンドが終了し、また、特別電動役物(大入賞口)の開放中または閉口後の一定時間内に入賞した遊技球が特別電動役物(大入賞口)内部の特定領域を通過した場合は最高で例えば15ラウンドまで次ラウンドに進み、最終ラウンドが終わると大当たり遊技が終了するが、この間、図柄の変動表示の態様、変動後に確定表示する態様、確定表示後に大当たり遊技に移行する態様、次ラウンドに移行する態様は、それぞれ抽選結果に応じて時間配分されたものであり、また、大当たり遊技が終了した後、次回の図柄変動に移行する態様もまた時間配分により設定されたものである。
【0010】
そして、この遊技機において、大当たり遊技が発生する場合は、特別図柄の変動態様が大当たりを期待させる特別な変動態様であるリーチ状態となり、一旦仮停止して、再変動した後で大当たり図柄が確定表示される。現在、この種の遊技機の大当たり確率は概ね1/315で、機種によって基本性能に大きな差はなく、他社機種との差別化はほとんどの場合、図柄変動特にリーチ演出の新規性、意外性を重視するしかないのが現状である。そのため、リーチの演出が複雑になり時間が長くなる傾向にある。また、主基板の負担がますます大きくなるため、主基板では通常図柄の当たりか確変図柄の当たりかどうかの指示と変動時間のみを管理し、変動態様の決定、停止図柄の決定、リーチ有り無しの決定は、図柄制御基板に全て任せるという方法も考えられている。
【0011】
一方、上記特別図柄の変動開始から大当たり遊技開始までの時間配分のうち、リーチ後の仮停止時間、仮停止後の再変動時間、再変動後の確定表示時間、および確定表示後の大当たり開始ディレー時間は、決められた時間が固定的に設定されている。また、各ラウンド終了後に次ラウンドへ移行するまでのラウンド間ディレー時間と、最終ラウンド終了後に次回図柄変動が可能となるまでの大当たり終了ディレーも固定的に設定された時間である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
こうした遊技機においては、上述のように他社機種との差別化のためにリーチの演出が複雑になる傾向にあり、リーチ時間が長いもの短いものなど種類が増えているが、その場合、発射装置により発射される遊技球の数は100個未満/60秒(例えば99個/60秒)と決められており、遊技者が発射装置を停止せず、かつ遊技球が上皿からに供給され続ける限りは一定であるため、大当たりということでは同じであっても、リーチ時間が長い場合と短い場合とで大当たり遊技1回あたりの図柄変動毎に発射する遊技球の数、特に変動開始から大入賞口開口までに発射する遊技球の数の差が大きくなる。
【0013】
本発明は、変動する図柄がリーチ状態を経て当たり図柄となり遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)に移行する際に、リーチ時間が長い場合でも遊技球の発射数がむやみに増えないようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所定始動条件の成立を契機として図柄表示領域における図柄の変動表示を開始するとともに、その図柄の変動表示の態様および変動後に確定表示する図柄を抽選し、抽選結果に応じて所定の時間配分による態様で図柄を変動表示した後、停止した図柄を確定表示し、確定表示された図柄が当たり図柄である場合に所定の時間設定による態様で遊技者に有利な特別遊技に移行する遊技機において、変動中の図柄の表示態様が遊技者に有利な特別遊技の発生を期待させる特別な変動態様であるリーチ状態となり、前記特別遊技の発生の前触れである可能性が高い表示期間であり且つ当たりハズレが不確定な期間でありリーチの種類によって長短が決まる所定のリーチ時間の終了後に当たり図柄を確定表示して所定の時間設定による態様で前記特別遊技に移行する場合に、前記リーチ時間の長短に応じて、当たり図柄確定表示後の時間配分における各所定の動作に係る固定的時間を、リーチ時間が長い場合に短く、リーチ時間が短い場合に長くなるよう変更するものである。
【0015】
そして、特に、リーチ時間の長短に応じてその後の時間配分における固定的時間を変更する手段が、図柄表示領域に当たり図柄が確定表示された後の特別遊技への移行態様が、当たり図柄の確定表示と特別遊技開始との間に所定の開始ディレー時間を含む場合に、その開始ディレー時間を、リーチ時間の長短に応じて、リーチ時間が長い場合に短く、リーチ時間が短い場合に長くなるよう変更するものであることを特徴とする。
【0016】
こうしてリーチ時間の長短に応じてその後の時間配分における固定的時間を変更することで、リーチ時間が長い場合でも、図柄変動の開始から特別遊技(大当たり遊技)の開始までの時間、あるいは図柄変動の開始から特別遊技(大当たり遊技)が終了して次回の図柄変動が開始されるまでの時間を短縮することが可能となる。
【0017】
そのため、リーチ時間が長い場合でも遊技球の発射数がむやみに増えないようにして、リーチ時間が長い場合と短い場合との公平性を保つことができ、また、リーチ時間の長短により図柄変動開始の間隔に大きなばらつきが生ずるのを防いで、バランスのとれた遊技とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1〜図7は、本発明の実施の形態を示す。図1は遊技機の正面図、図2は遊技機の背面図、図3は特別図柄および特別電動役物(大入賞口)の制御を示すタイムチャート、図4〜図6は特別図柄の表示態様図、図7〜図9は固定的時間変更のタイムチャートである。
【0020】
この実施の形態の遊技機は、図1に示すように遊技領域の所定位置に入賞口a〜fが設けられ、左右に普通図柄作動領域として普通図柄の変動契機を与える普通図柄作動ゲート2、3が設けられ、該普通図柄作動ゲート2、3における遊技球の検知を契機として普通図柄の変動表示を開始し所定時間経過後に変動を停止して確定表示する普通図柄表示装置4と、普通図柄変動の契機となる始動情報の4個を上限とする記憶数を表示する普通図柄始動記憶表示装置5(LED)が設けられ、所定始動条件の成立により特別図柄の変動表示を開始し所定時間経過後に停止した図柄を確定表示する特別図柄表示装置6と、特別図柄変動の契機となる始動情報の4個を上限とする記憶数を表示する特別図柄始動記憶表示装置7(LED)が設けられ、特別図柄始動領域として特別図柄の変動契機を与える第1種始動口(特別図柄始動領域を形成する入賞口)を兼ね、普通図柄が所定の図柄(当たり図柄)で停止表示される毎に通常状態から拡開状態に変換される普通電動役物8が設けられ、特別図柄が大当たり図柄で停止表示されることによって閉口状態から開放状態(「大当たり遊技」)に変換する大入賞口を備えた特別電動役物9が設けられた所謂CR第1種パチンコ機である。
【0021】
普通図柄表示装置4(LED)は、左右の赤色LEDと中央の緑色LEDの合計3個のLEDからなり、普通図柄作動ゲート2、3を通過したことが検出されると、例えば29秒間、左右の赤色LEDが点灯して中央の緑色LEDが消灯した当たり図柄と、中央の緑色LEDが点灯して左右の赤色LEDが消灯したハズレ図柄とを交互に繰り返した後、これら当たり図柄とハズレ図柄の内の何れかで停止した図柄を確定表示する。そして、この確定表示された図柄が当たり図柄の場合、普通電動役物8(第1種始動口)が1回拡開動作をすることとなる。
【0022】
特別図柄表示装置6は、左右の表示領域と中央の表示領域の合計3つの表示領域からなる図柄表示領域を有し、遊技球の普通電動役物8(第1種始動口)への流入(入賞)に伴い、各表示領域に1〜9までの9個の数字とA、BおよびCの3個の英文字の計12通りの図柄を順次スクロール表示し、所定時間経過後に停止した図柄を確定表示する。この確定表示される図柄は、3図柄列が同じ図柄で揃った場合に大当たり図柄と予め定めてあり、この大当たり図柄が表示された場合、「大当たり遊技」が発生して、特別電動役物9(大入賞口)が拡開動作を行う。
【0023】
そして、図2に示すように遊技機裏面には、遊技球を多数収容する球タンク11、賞球を払い出す賞球払出装置12、貸球を払い出す貸球払出装置13、球タンク11から遊技球を賞球払出装置12や貸球払出装置13へ向けて案内するタンクレール14およびケースレール15が設けられるとともに、遊技球の発射や払い出しおよび遊技盤面における遊技内容等の制御を含む遊技全般の制御を司る主基板21(主制御手段)、遊技内容等に伴うLEDランプ等の点灯、点滅、消灯を制御するランプ制御基板22、遊技内容等に伴う効果音等の制御を行う音声制御基板23、後述の発射モーターの駆動を制御する発射モーター駆動基板24、遊技球の払い出しを制御する払出制御基板25、特別図柄制御用の特別図柄制御基板、各入賞口スイッチ等からの入賞検出信号を主基板21に送るとともに主基板21からの制御信号を各種電動装置や普通図柄を制御する普通図柄表示基板に送る盤面中継基板(特別図柄制御基板および盤面中継基板はカバー26で覆われている)、遊技機に関わる様々な遊技結果等の遊技情報を遊技店側に送信する遊技盤情報端子装置27および遊技枠情報端子装置28、各基板へ電力を供給する電源基板29等が設けられ、また、遊技球を発射する発射装置30と、それを駆動する発射モータ31が設けられている。
【0024】
ランプ制御基板22は、主基板21からの制御コマンドを受けてランプ制御分配基板を介し全ランプの点灯、点滅、消灯を制御し、音声制御基板23は、主基板21からの制御コマンドを受けてスピーカ中継基板を介しスピーカの音声出力を制御し、払出制御基板25は、主基板21からの制御コマンドを受けて払出中継基板を介し賞球払出装置12を制御するとともに、プリペイドカードユニット32の操作に基づく貸出要求を受けて払出中継基板を介し貸球払出装置13を制御し、特別図柄制御基板は、遊技条件に応じ主基板21からの制御コマンドを受けて特別図柄表示装置6を制御する。
【0025】
この遊技機は、操作ハンドル33が操作され発射装置30により遊技領域1に撃ち込まれた遊技球が特別電動役物9(大入賞口)へ入賞した時は、入賞球1個につき例えば15個の遊技球が賞球として払い出され、その以外の入賞口(第1種始動口を含む)に入賞した時は、例えば5個の遊技球が賞球として払い出される。
【0026】
そして、遊技球が普通図柄作動ゲート2、3の何れかを通過したことが検知スイッチにより検出されると(所定始動条件の成立)、主基板21において、その時点で当たり乱数を抽選して、抽出した値を記憶し、普通図柄表示装置4による普通図柄の変動を開始するとともに、記憶した乱数値が当たり値かハズレ値かの判定を行う。当たり乱数は0〜96の97個の乱数値からなり、遊技球が左・右普通図柄作動ゲート2、3の何れかを通過した時に抽出記憶した乱数値が3〜95であれば当たりと判定し、0〜2及び96であればハズレと判定する。
【0027】
そして、所定の変動時間が経過した後、普通図柄表示装置4の図柄変動が停止し、抽出された乱数値が当たり値の場合は当たり図柄、ハズレ値の場合はハズレ図柄が確定表示される。普通図柄表示装置4による図柄変動の変動時間は通常遊技状態では例えば29秒で、後述の確変遊技状態では例えば5秒である。
【0028】
当たり図柄が確定表示されると、普通電動役物8を所定時間拡開状態に変換する。拡開時間は、通常遊技状態では例えば0.5秒であり、確変遊技状態では例えば2秒となる。また、普通図柄表示装置4の図柄変動中に新たに遊技球が普通図柄作動ゲート2、3の何れかを通過すると、その都度、当たり乱数から乱数値を抽出し、その抽出した乱数値に対応する始動情報(普通図柄始動情報)を最大4個まで記憶するとともに、その始動記憶数だけ普通図柄始動記憶表示装置5のLEDを点灯させることで、始動記憶数を表示する。
【0029】
そして、図柄変動中の図柄が停止した後、記憶された始動情報に基づいて新たな図柄変動を開始するとともに、その時点でその始動情報に係る遊技球が普通図柄作動ゲート2、3の何れかを通過した時に抽出記憶した乱数値の判定を行い、抽出記憶した乱数値が3〜95であれば当たりと判定し、0〜2及び96であればハズレと判定する。そして、やはり所定の変動時間が経過すると、普通図柄表示装置4の図柄変動を停止して、当たり図柄またはハズレ図柄を確定表示し、当たり図柄を確定表示した時は、普通電動役物8を所定時間拡開状態に変換する。
【0030】
また、遊技球が普通電動役物8(第1種始動口)に流入(入賞)したことが検知スイッチにより検出されると、それを契機として、特別図柄表示装置6の図柄表示領域で特別図柄の図柄変動を開始するとともに、タイマデータ、大当り乱数、大当り図柄乱数又はハズレ図柄乱数、リーチ選択乱数を抽選して、タイマデータの値を取得し、大当り乱数の値、大当り図柄乱数の値、リーチ選択乱数の値を抽出し記憶する。
【0031】
そして、大当たり乱数を抽選し、抽出した乱数値に対応する始動情報(特別図柄始動情報)を記憶し(図柄変動の停止まで記憶する)、特別図柄表示装置6による特別図柄の変動を開始するとともに、所定の大当たり確率(例えば1/315)で、大当たりか否か記憶した乱数値が当たり値かハズレ値かの判定を行う。そして、所定の態様で特別図柄を変動させた後、所定時間経過後に図柄変動を停止し、判定結果に基づいて当たり図柄(大当たり図柄)またはハズレ図柄を確定表示する。大当たり乱数は、例えば0〜952の953個の乱数値からなるもので、その場合、遊技球が普通電動役物8(第1種始動口)に入賞した時に抽出記憶した乱数値が、7、113、223であれば大当たりと判定し、それ以外であればハズレと判定する。
【0032】
また、特別図柄表示装置6の図柄変動中に新たに遊技球が普通電動役物8(第1種始動口)に入賞すると、その都度、大当たり乱数から乱数値を抽出し、その抽出した乱数値に対応する始動情報(特別図柄始動情報)を最大4個まで記憶するとともに、その始動記憶数だけ特別図柄始動記憶表示装置7のLEDを点灯させることで、始動記憶数を表示する。そして、変動中の図柄が停止した後、記憶された始動情報に基づいて新たな図柄変動を開始するとともに、その時点でその始動情報に係る遊技球が普通電動役物8(第1種始動口)に入賞した時に抽出記憶した乱数値の判定を行い、抽出記憶した乱数値が、7、113、223であれば大当たりと判定し、それ以外であればハズレと判定する。そして、やはり所定の変動時間が経過すると、特別図柄表示装置6の図柄変動を停止して、大当たり図柄またはハズレ図柄を確定表示する。図柄の種類は上述の12通りで、3列同じ図柄で揃って停止した場合が大当たり図柄である。
【0033】
そして、大当たりと判定され、図柄変動後、大当たり図柄が停止表示されると、「大当たり遊技」が発生し、特別電動役物9(大入賞口)が所定時間(例えば30秒)だけ開放動作する。そして、開放した特別電動役物9(大入賞口)に入賞した遊技球がカウントスイッチによって検出され、所定開放時間(約30秒)が経過するか、特別電動役物9(大入賞口)に入賞した遊技球が所定数(例えば10個)に達すると、特別電動役物9(大入賞口)は閉じる。
【0034】
大当たり遊技は、1回の特別電動役物9(大入賞口)の開放から閉口までの期間、つまり、特別電動役物9(大入賞口)が開放されてから例えば約30秒の所定開放時間が経過するか、特別電動役物9(大入賞口)に入賞した遊技球が例えば10個の規定入賞個数に達したことによって特別電動役物9(大入賞口)が閉じるまでの期間を1ラウンドとして、特別電動役物9(大入賞口)の開放中または閉口後の一定時間内に入賞した遊技球が特別電動役物9(大入賞口)内部の特定領域を通過することを条件に、次ラウンドへの移行を可能とし、その場合、特別電動役物9(大入賞口)が閉じた後、所定のラウンド間ディレー時間が経過した後に再び特別電動役物9(大入賞口)が開放され、1回の大当たりにおいて初回を含め最高で例えば15ラウンドまで大当たり遊技が継続可能である。そして、ラウンド中に遊技球が特定領域を通過しなかった場合又は最高ラウンド数の例えば15ラウンドに達したときには、そのラウンドで大当たりが終了し、通常遊技状態に戻る。そして、最終ラウンドで特別電動役物9(大入賞口)が閉口し、大当たり終了ディレー時間(例えば10秒)が経過すると、「大当たり遊技」を終了する。
【0035】
また、特別図柄が大当たり図柄のうちの特定図柄(確変図柄)で確定表示される等、所定条件を満たす場合は、「大当たり遊技」終了後に、付加利得遊技として、特別図柄について単位時間あたりの変動回数が多くなるよう変動時間が短縮される「時短遊技」、大当たり確率が通常よりも高い確率に変更される「確変遊技」、普通電動役物8の開放時間延長等の付加利得遊技が発生する(これら時短遊技、確変遊技、普通電動役物8の開放時間延長等の付加利得遊技を総称して「確変遊技」という場合もある)。大当たり図柄のうち、「3−3−3」、「5−5−5」、「7−7−7」、「A−A−A」、「B−B−B」、「C−C−C」が確変図柄で、「1−1−1」、「2−2−2」、「4−4−4」、「6−6−6」、「8−8−8」、「9−9−9」が通常図柄である。
【0036】
この実施の形態において、図柄の変動表示の態様、変動後に確定表示する態様、確定表示後に大当たり遊技に移行する態様、次ラウンドに移行する態様は、それぞれ抽選結果に応じた時間配分で設定されるものであり、また、大当たり遊技が終了した後、次回の図柄変動に移行する態様もまた時間配分により設定されるものである。そして、大当たり遊技が発生する場合は、特別図柄の変動態様が大当たりを期待させる特別な変動態様であるリーチ状態となり、一旦仮停止して、再変動した後で大当たり図柄が確定表示される。
【0037】
この実施の形態において大当たり遊技が発生する場合の特別図柄および特別電動役物6(大入賞口)の制御における時間配分は図3に示すとおりであり、その間に特別図柄表示装置の図柄表示領域における図柄の表示態様の推移は図4〜図6に示すとおりである。
【0038】
図3に示すように、3列で変動表示される特別図柄は、停止表示(ア)の状態から、aで始動口(第1種始動口)入賞による3図柄変動(図4の(1)の表示)を開始し、所定時間(始動記憶数が限度(4個)未満の通常変動時には7秒、始動記憶数が限度(4個)の時短変動時には3秒)の3図柄変動時間(イ)が経過すると、bで第1停止図柄が高速変動から中速変動へ減速し(図4の(2)の表示)、次いで、cで第1停止図柄が中速変動から低速変動へ減速すると共に、第2停止図柄が高速変動から中速変動へ減速し、次いで、dで第1停止図柄が低速変動から減速して仮停止となる共に、第2停止図柄が中速変動から低速変動へ減速し(図4の(3)の表示)、eで第1停止図柄が仮停止を維持し、第2停止図柄が低速変動から減速して第1停止図柄と同じ図柄で仮停止となると共に、第3停止図柄が高速変動から中速変動へ減速し(図4の(4)の表示)、fで第1停止図柄および第2停止図柄が仮停止を維持し、第3停止図柄が中速変動から低速変動へ減速し、リーチ状態(図4の(5)の表示)となる。この間、第1停止図柄列の減速開始から仮停止までの時間(ウ)および第2停止図柄列の減速開始から仮停止までの時間(エ)はそれぞれ1秒である。
【0039】
ここで、第1停止図柄は左図柄列、第2停止図柄は右図柄列、第3停止図柄(最終停止図柄)は中図柄列である。また、高速変動とは図柄が視認できない程度に速くスクロールしている状態、中速変動とは図柄は視認できるが止まりそうにない速さでスクロールしている状態、低速変動とは図柄が止まりそうな速さでスクロールしている状態をいう。また、仮停止とは1つの図柄が上下に微動しているか一定の範囲内で同じ動きを繰り返している状態、遊技者から見て一見止まっている様な状態のことである。
【0040】
リーチは、第1停止図柄および第2停止図柄が同じ図柄で仮停止を維持し、第3停止図柄が低速変動する状態(図4の(5)の表示)で、所定のリーチ時間(オ)だけ継続する。リーチ時間(オ)は、リーチの種類によって決まり、例えば、aリーチの場合は10秒、bリーチの場合は20秒、cリーチの場合は30秒となる。ただし、リーチは、リーチ時間(オ)内において第3停止図柄を低速変動の状態に維持する場合だけでなく、第3停止図柄を再び高速変動させたり、第3停止図柄の代わりに別キャラクタを表示するなどして当たりハズレを演出する場合もある。
【0041】
そして、リーチ時間(オ)が経過すると、gで第3停止図柄(中図柄列)が低速変動から減速して第1停止図柄(左図柄列)および第2停止図柄(右図柄列)と同じ図柄で仮停止となり、3図柄が同じ図柄で揃う大当たり図柄の態様で仮停止(図4の(6)の表示)となる。そして、所定時間(1秒)の3図柄仮停止時間(カ)が経過すると、hで左右中の3図柄列の同期低速変動による再変動(図4の(7)から図5の(12)の表示)が開始され、所定時間(22秒)の再変動時間(キ)に入る。3図柄仮停止時間(カ)は、大当たりかハズレかの結果表示であり、また、大当たりの場合は、終了後の遊技状態を決定する通常図柄か確変図柄かは決定されないが、図柄の組み合わせとしてとりあえず3図柄とも揃った、ハズレは無いないということを遊技者に認識させるための時間である。
【0042】
再変動時間は機種によって、例えば5秒、10秒等複数もつものがある。そして、再変動時間(キ)が経過すると、iで再変動が終了(左右中3図柄列とも同期停止)し、大当たりの確定図柄が停止状態で表示される(図5の(13)の表示)。停止(確定停止)とは完全に止まっていると遊技者が判断できる状態、図柄変動が行われていない時の表示状態をいう。
【0043】
そして、所定時間(3秒)の確定表示時間(ク)が経過すると、jで大当たり遊技開始ディレーが開始され、大当たり終了後の付加利得遊技である確率変動を報知したり、大当たりとなったことを祝福するような表示(図5の(14)の表示)が行われ、次いで、「ROUND1」が表示される(図5の(15)の表示)。そして、所定時間(10秒)の大当たり遊技開始ディレー時間(ケ)が経過した後、kで大当たり開始ディレーが終了し、大入賞口が開口して、第1ラウンドが開始し、大当たりの確定図柄が、ラウンド番号並びにカウント数と共に表示される(図5の(16)の表示)。確定表示時間(ク)は、3図柄同期変動後に、これ以上3図柄の組み合わせが変わらないということを遊技者に認識させるための時間である。
【0044】
第1ラウンドは、所定時間(30秒)が経過するか、もしくは規定入賞個数(10個)が入賞するまで続き、その間、図柄表示領域には大当たりの確定図柄とラウンド数は停止状態で保持され、入賞個数に応じてカウント数が変化する(図6の(17)〜(18)の表示)。
【0045】
そして、所定時間(30秒)が経過するか、もしくは規定入賞個数(10個)が入賞すると、図3のlで第1ラウンドが終了(大入賞口閉口)して、所定時間(2秒)のラウンド間ディレー時間(サ)に入り、次ラウンドの表示(「ROUND2」が行われる(図6の(19)の表示)。そして、ラウンド間ディレー時間(サ)が経過すると、mで次ラウンドが開始(大入賞口開口)され、大当たりの確定図柄はそのままで、新たなラウンド番号がカウント数と共に表示される(図6の(20)の表示)。
【0046】
そして、最終ラウンド(シ)となり、nで最終ラウンドが終了すると(図6の(21)の表示)、所定時間(10秒)の大当たり遊技終了ディレー時間に入り、確率変動開始を報知する表示(図6の(22)の表示)が行われ、次いで、大当たりの確定図柄が表示される(図6の(23)の表示)。そして、大当たり遊技終了ディレー時間が経過することにより大当たり遊技が終了し、oで次回変動開始が可能となる。そして、次回変動が始まり(図6の(24)の表示)、確定図柄がハズレ図柄の場合は、そのハズレ図柄が確定表示される(図6の(25)の表示)。
【0047】
ここで、特別図柄の変動開始から大当たり遊技開始までの時間配分のうち、リーチ後の3図柄仮停止時間(カ)、再変動時間(キ)、確定表示時間(ク)、および大当たり開始ディレー時間(ケ)は、決められた時間が固定的に設定された固定的時間である。また、ラウンド間ディレー時間(サ)と、大当たり終了ディレー時間(ス)も固定的時間である。
【0048】
この遊技機は、リーチ時間(オ)の長短に応じてその後の時間配分における固定的時間を変更する。以下、大当たり開始ディレー時間(ケ)の変更(第1例)、確定表示時間(ク)の変更(第2例)、再変動時間(キ)の変更(第3例)、ラウンド間ディレー時間(サ)の変更(第4例)、大当たり終了ディレー時間(ス)の変更(第5例)を説明する。
【0049】
(第1例:大当たり開始ディレー時間(ケ)の変更、および第2例:確定表示時間(ク)の変更)
大当たり開始ディレー時間(ケ)を、リーチ時間(オ)の長短に応じて、リーチ時間(オ)が長い場合に短く、リーチ時間(オ)が短い場合に長くなるよう変更し、確定表示時間(ク)を、リーチ時間(オ)の長短に応じて、リーチ時間(オ)が長い場合に短く、リーチ時間(オ)が短い場合に長くなるよう変更する。
【0050】
例えば、図7の(a)に示すように、aリーチで大当たりした場合は、リーチ時間(オ)は10秒と短いため、確定表示時間(ク)は3秒、大当たり開始ディレー時間(ケ)は10秒といずれも長くし、一方、図7の(b)に示すように、bリーチで大当たりした場合は、リーチ時間(オ)は20秒と長いため、確定表示時間(ク)は1秒、大当たり開始ディレー時間(ケ)は2秒といずれも短くする。
【0051】
(第2例:再変動時間(キ)の変更)
再変動時間(キ)を、リーチ時間(オ)の長短に応じて、リーチ時間(オ)が長い場合に短く、リーチ時間(オ)が短い場合に長くなるよう変更する。
【0052】
例えば、図8(a)に示すように、aリーチで大当たりした場合は、リーチ時間(オ)は10秒と短いため、再変動時間(キ)は22秒と長くする。この場合、図柄「1」の「aリーチ」で大当たりしたとすると、2秒間隔で図柄が「2」・「3」・・・「C」まで22秒かかって再変動し、図柄「C」で最終確定する。
【0053】
一方、図8の(b)に示すように、cリーチで大当たりした場合は、リーチ時間(オ)は30秒と長いため、再変動時間(キ)は2秒と短くする。この場合、図柄「1」の「cリーチ」で大当たりした場合、2秒間隔で1図柄だけ、つまり「2」までしか再変動しないか、あるいはは全く再変動せず、図柄「2」又は図柄「1」で最終確定する。
【0054】
(第3例:ラウンド間ディレー時間(サ)の変更、および第5例:大当たり終了ディレー時間(ス)の変更)
ラウンド間ディレー時間(サ)を、リーチ時間(オ)の長短に応じて、リーチ時間(オ)が長い場合に短く、リーチ時間(オ)が短い場合に長くなるよう変更し、また、大当たり終了ディレー時間(ス)を、リーチ時間(オ)の長短に応じて、リーチ時間(オ)が長い場合に短く、リーチ時間(オ)が短い場合に長くなるよう変更する。
【0055】
例えば、図9の(a)に示すように、aリーチで大当たりした場合は、リーチ時間(オ)は10秒と短いため、ラウンド間ディレー時間(サ)は2秒、大当たり終了ディレー時間(ス)は10秒といずれも長くし、一方、図9の(b)に示すように、cリーチで大当たりした場合は、リーチ時間(オ)は30秒と長いため、ラウンド間ディレー時間(サ)は1秒、大当たり終了ディレー時間(ス)は4秒といずれも短くする。
【0056】
ラウンド間ディレー時間(サ)は1回が2秒程度と短いため、ほとんどの遊技者は発射を継続している。しかしラウンド間ディレー時間(サ)は大当たり遊技の最高継続可能ラウンドを15回とすると14回もあるため、1回が2秒と短くても1大当たり遊技時間に占める時間は28秒となり、その間に発射される遊技球は約47個(1個あたり0.6秒)にもなる。
【0057】
なお、この実施の形態の遊技機において、主基板は当たりの種類(通常図柄の当たりか確変図柄の当たりかの指示)、変動時間と当たりの場合のいつ大入賞口を開口するかの管理だけを行い、細かな変動内容は全て図柄制御基板の判断に任せる。これにより、変動開始から大当たり遊技開始(大入賞口開口)までの時間を図柄制御基板で自由に割り振ることができる。
【0058】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の遊技機は、リーチ時間の長短に応じてその後の時間配分における固定的時間を変更することで、リーチ時間が長い場合でも、図柄変動の開始から特別遊技(大当たり遊技)の開始までの時間、あるいは図柄変動の開始から特別遊技(大当たり遊技)が終了して次回の図柄変動が開始されるまでの時間を短縮することを可能とし、リーチ時間が長い場合でも遊技球の発射数がむやみに増えないようにして、リーチ時間が長い場合と短い場合との公平性を保つことができ、また、リーチ時間の長短により図柄変動開始の間隔に大きなばらつきが生ずるのを防いで、バランスのとれた遊技とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における遊技機の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態における遊技機の背面図である。
【図3】本発明の実施の形態における特別図柄の変動開始から大当たり遊技を経て次回の変動を開始するまでの特別図柄および特別電動役物(大入賞口)の制御を示すタイムチャートである。
【図4】本発明の実施の形態における特別図柄の変動開始から大当たり遊技を経て次回の変動を開始しハズレとなるまでの図柄表示領域の表示態様図の一部(1/3)である。
【図5】本発明の実施の形態における特別図柄の変動開始から大当たり遊技を経て次回の変動を開始しハズレとなるまでの図柄表示領域の表示態様図の一部(2/3)である。
【図6】本発明の実施の形態における特別図柄の変動開始から大当たり遊技を経て次回の変動を開始しハズレとなるまでの図柄表示領域の表示態様図の一部(3/3)である。
【図7】本発明の実施の形態における固定的時間変更の第1例および第2例(大当たり開始ディレー時間および確定表示時間の変更)を示すタイムチャートである。
【図8】本発明の実施の形態における固定的時間変更の第3例(再変動時間の変更)を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の実施の形態における固定的時間変更の第4例および第5例(ラウンド間ディレー時間および大当たり終了ディレー時間の変更)を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
6 特別図柄表示装置
7 特別図柄始動記憶表示装置
8 普通電動役物(第1種始動口)
9 特別電動役物(大入賞口)
21 主基板
26 カバー(特別図柄制御基板)
Claims (3)
- 所定始動条件の成立を契機として図柄表示領域における図柄の変動表示を開始するとともに、その図柄の変動表示の態様および変動後に確定表示する図柄を抽選し、抽選結果に応じて所定の時間配分による態様で図柄を変動表示した後、停止した図柄を確定表示し、確定表示された図柄が当たり図柄である場合に所定の時間設定による態様で遊技者に有利な特別遊技に移行する遊技機において、
変動中の図柄の表示態様が遊技者に有利な特別遊技の発生を期待させる特別な変動態様であるリーチ状態となり、前記特別遊技の発生の前触れである可能性が高い表示期間であり且つ当たりハズレが不確定な期間でありリーチの種類によって長短が決まる所定のリーチ時間の終了後に当たり図柄を確定表示して、前記当たり図柄の確定表示と特別遊技開始との間に所定の開始ディレー時間を含む所定の時間設定による態様で前記特別遊技に移行する場合に、前記リーチ時間の長短に応じて、当たり図柄確定表示後の時間配分における前記開始ディレー時間を、前記リーチ時間の長短に応じて、リーチ時間が長い場合に短く、リーチ時間が短い場合に長くなるよう変更することを特徴とする遊技機。 - 前記特別遊技は、所定の終了条件成立までを1ラウンドとして、所定ラウンド数の範囲で各ラウンド間に所定のラウンド間ディレー時間を経て次ラウンドへの移行が可能とされ、そのラウンド間ディレー時間を、前記リーチ時間の長短に応じて、リーチ時間が長い場合に短く、リーチ時間が短い場合に長くなるよう変更することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記特別遊技終了後に次回の図柄変動に移行する態様が、特別遊技終了後、次回の図柄変動が可能となるまでに所定の終了ディレー時間を含み、該終了ディレー時間を、前記リーチ時間の長短に応じて、リーチ時間が長い場合に短く、リーチ時間が短い場合に長くなるよう変更することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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