JP3971518B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面グリルに運転内容等を示す表示部が設けられた空気調和機の室内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、空気調和機の室内ユニットにあっては、運転状態等を表示させる表示部は、発光ダイオード(以下LEDという)の発光を直接利用するか、表示部近傍に発光源としてのLEDを設け、ここからの光を利用する方法が取られてきた。
【0003】
しかし、発光源から表示部へLED光を伝達するのにプリズムを用いると、光量が減少したり、指向性が強すぎて視認性が低下したりする場合があり、さらに、暗い部屋では、光漏れによって見栄えが低下するという問題があった。
【0004】
また、前面パネルの水洗後、水切りが不十分だと、水が表示ユニットに入ってしまい故障を起こすという問題があった。さらに、表示ユニットのボディは、安価なポリプロピレンを用いているため、ボディの反りや合わせ部の隙間が生じやすいという問題もあった。
【0005】
そこで、本発明は、表示部の光量を低下させず、視認性を向上させ、見栄えの良い表示を実現でき、さらに、防水性の高い表示ユニットを有する空気調和機の室内ユニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の特徴は、前面グリルと、この前面グリルに設けられた光表示部と、この光表示部より下方で、この光表示部から離間して設けられた発光源を内部に搭載するとともに発光源からの光を上方に導く構成を有する表示ユニットと、この表示ユニットの上側から前面グリル背面を通り光表示部背後へ上下方向に延設され、発光源の光を光表示部へ導く導光部材本体と、発光源から導光部材本体を通過してきた光を光表示部後方で光表示部に向けて反射させる第1の反射面とを有する導光部材と、導光部材本体の外周と第1の反射面の外面を覆う被覆体と、を備え、光表示部は、表示部本体と、この表示部本体を通過して前方に導かれた光を反射させて斜め下方へ射出させる第2の反射面とを有することである。
【0007】
本発明の第2の特徴は、表示ユニットの発光源上側に、透明な材質からなる防水カバーを設けたことである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図1ないし図6を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る空気調和機の室内ユニット21を示すものである。この室内ユニット21は、その中央部にファン23が設けられている。このファン23の上方及び前面には、このファン23を取り囲むように熱交換器25が設けられている。この熱交換器25の下端部下方には、ドレンパン27が設けられており、熱交換器25から滴下するドレンを受けるようになっている。
【0019】
このドレンパン27の前側には、表示ユニット29が隣接して設けられている。この表示ユニット29は、空気調和機の運転状態等を表示するためのものであって、室内ユニット21前面から外部に直接光表示を行うLED31有している。また、この表示ユニット29は、この表示ユニット29から離れた位置で光表示するための光源となるLED33を有している。さらに、これらLED31、33を動作させるプリント基板35を有している。この表示ユニット29の上側には、断面コ字状の防水カバー37が設けられている。この防水カバー37は、前面グリルの水洗後に落下してくる水滴から表示ユニット29を守るためのものである。この防水カバー37は、透明な材料からなり、LED33の光を透過するようになっている。
【0020】
図2は、この表示ユニット29の組立を示す図である。表示ユニット29は、箱状のユニット本体39と、このユニット本体39に開閉可能に設けられた蓋体41とを有しており、ユニット本体39内には、プリント基板35が配置され、このプリント基板35には、LED33が載置されている。このような表示ユニット29を組み立てるには、まず蓋体41に設けられた引っ掛け部43をユニット本体39の突起45に係合することによって蓋体41を閉じる。その後、断面コ字状の防水カバー37をユニット本体39と蓋体41に被せるように嵌合させ、防水カバーに設けられた引っ掛け部47をユニット本体39等に設けられた凹部(図示せず)に係合して組立を完了する。
【0021】
なお、図1に示すように、ドレンパン27の下方には、送風口49が設けられており、熱交換器25で冷却され空気がファン23を通ってこの送風口49から室内へ供給される。
【0022】
一方、室内ユニット21は、その上部に、吸い込みグリル51を有する上部カバー53を有している。この上部カバー53の前側には、室内ユニット21の前面開口部カバーする前面グリル55が設けられている。この前面カバー55は、上部カバー53前端部に設けられたヒンジ57を中心に開閉できるようになっており、熱交換器25への空気を通過させる吸い込みグリル59が設けられている。
【0023】
この前面グリル55の背面には、上下方向に延在するプリズム61が設けられている。このプリズム61は、前面グリル55の下端部でLED33の直上の位置から前面グリル55の中央部まで延びるプリズム本体63を有している。このプリズム本体63は、その下端の入光面65からLED33の光を入射させ、その光を上方へ導くようになっている。このプリズム本体63の上端には、LEDからの光を前方へ屈折させる反射面67が形成されている。
【0024】
このプリズム61のプリズム本体63の前面側には、このプリズム内を通過する光が室内ユニット21前面から漏れることを防止するための第1のカバー69が設けられている。また、プリズム61の反射面67の上側には、この反射面67からLED光が漏れるのを防止するための第2のカバー71が設けられている。そして、これら第1のカバー69と第2のカバー71は一体に形成されている。
【0025】
図3に示すように、プリズム61の上端部には、このプリズム上端部から前方へ突出する光表示部73が設けられている。この光表示部73は、前面グリル55に設けられたブッシュ75を通って突出した表示部本体77を有している。この表示部本体77の先端部には、反射面79が形成されている。この反射面79は、前方に向かうにしたがい下方へ向かう方向に、水平面に対して30°の角度をなすように形成されている。このような構成において、反射面67で反射して前方へ射出されたLED光は、表示部本体77を通過し反射面79で斜め下方へ屈折する。このようにすることによって、室内ユニット21の斜め下方にいるユザーの視認性を向上させている。
【0026】
なお、以上の説明においては、プリズムが1個ある場合について説明したが、これに限る必要はなく、LED33が複数個あり、これに対応するプリズム61及び反射面67が、図4に示すように、複数個並列して設けられていてもよい。
【0027】
以上説明したように、この実施の形態にあっては、表示ユニット29に設けられたLED33と、このLED33からのLED光を導くプリズム61と、このプリズム61を通過したLED光を前面パネルから放出する光表示部73とを有しているから、表示ユニット29から離れた位置にLED光による表示を行うことができ、従って操作性を向上させることができる。
【0028】
また、この実施の形態にあっては、プリズム61に第1のカバー69、第2のカバー71を設けているから、プリズム61を通過するLED光が前面グリルを通して外部から見えてしまうこと防止することができ、美観を向上させることができる。
【0029】
さらに、この実施の形態にあっては、光表示部73の先端部上面に水平面に対して30°以上傾斜した反射面79が設けられているから、光表示部73からのLED光を斜め下方へ放出することができ、従ってユザーの視認性、操作性を向上させるこができる。
【0030】
また、表示ユニット29の上側に防水カバー37を設けているから、前面グリルを水洗いして水切りが悪い場合であっても、プリズム61を伝わって水滴が垂れて表示ユニット29に進入することを防止することができ、故障の発生防ぐことができる。また、熱交換器25からの水滴が表示ユニット29へ入り故障の原因となることも防止することができる。
【0031】
さらに、防水カバー37を透明な材料で構成しているから、前面グリル55の中央部で運転状態を表示する場合でも防水カバー37を通してLED光を上方へ導くことができる。また、透明な材料を着色することによって、表示の色を変えることもでき、意匠の幅を広げることができる。
【0032】
また、防水カバー37を断面コ字状に形成し、これを表示ユニット29の外側にはめ込むようにしているから、表示ユニット29自体の組立精度、剛性等が低くてもこれを矯正し保持することができる。従って、表示ユニット29のボディに安価な材料を使用した場合でも、組立時の隙間、反り等を防止することができるとともに、表示の位置ずれを防止することができる。
【0033】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。この実施の形態においては、プリズム本体63の前面を覆う第1のカバー81と、反射面67の上方に略水平に設けられた第2のカバー83とが設けられ、これら第1のカバー81と第2のカバー83とは別体に形成されている。
【0034】
このように、この実施の形態にあっては、第1のカバー81と第2のカバー83とが別体に形成されているから、それぞれの構造を簡単にすることができ、従ってコストの低減を図ることができる。
【0035】
さらに、本発明の第3の実施の形態について説明する。この実施の形態においては、プリズム85の内、プリズム本体63は複数設けられるが、反射面87は、隣接するプリズムと水平方向に連結されて形成され、光表示部も水平方向に連結されている。このようにすることによって、バー表示を可能とし、LEDを直接発光させる場合と異なる視覚的効果を生じさせることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にあっては、発光源から前面グリル背面を通り光表示部背後へ延設された導光部材本体と、発光源から導光部材本体を通過してきた光を光表示部後方で光表示部に向けて反射させる反射面とを有する導光部材と、導光部材本体の前面と反射面の上部を覆う被覆体であって、導光部材と別体に設けられた被覆体とを備えているから、表示ユニットから離れた位置にLED光による表示を行うことができ、従って操作性を向上させることができる。また、プリズムを通過するLED光が前面グリルを通して外部から見えてしまうこと防止することができ、美観を向上させることができる。さらに、表示ユニットの上側に防水カバーを設けているから、パネルを水洗いして水切りが悪い場合であっても、プリズムを伝わって水滴が垂れて表示ユニットに進入することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の室内ユニットを示す断面図。
【図2】図1に示す室内ユニットの表示ユニットの組立を示す斜視図。
【図3】図1に示す室内ユニットの光表示部を示す拡大断面図。
【図4】図1に示す室内ユニットのプリズムを示す背面斜視図。
【図5】本発明の他の実施の形態である空気調和機の室内ユニットの要部を示す断面図。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態である空気調和機のプリズムを示す背面斜視図。
【符号の説明】
21 空気調和機の室内ユニット
33 発光ダイオード(LED)
37 防水カバー
61 プリズム
63 プリズム本体
67 反射面
69 第1のカバー
71 第2のカバー
73 光表示部
77 表示部本体
79 反射面
81 第1のカバー
83 第2のカバー
87 反射面
85 プリズム

Claims (2)

  1. 前面グリルと、
    この前面グリルに設けられた光表示部と
    この光表示部より下方で、この光表示部から離間して設けられた発光源を内部に搭載するとともに発光源からの光を上方に導く構成を有する表示ユニットと、
    この表示ユニットの上側から前記前面グリル背面を通り前記光表示部背後へ上下方向に延設され、前記発光源の光を光表示部へ導く導光部材本体と、前記発光源から前記導光部材本体を通過してきた光を前記光表示部後方で前記光表示部に向けて反射させる第1の反射面とを有する導光部材と、
    前記導光部材本体の外周と前記第1の反射面の外面を覆う被覆体と、
    を備え
    前記光表示部は、表示部本体と、この表示部本体を通過して前方に導かれた光を反射させて斜め下方へ射出させる第2の反射面とを有することを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
  2. 前記表示ユニットの発光源上側に、透明な材質からなる防水カバーを設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
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