JP3970470B2 - 二輪車用トランクロック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オートバイやスクータ等の二輪車の例えば後部に取り付けられて荷物等を収納するトランク用のトランクロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オートバイやスクータ等においては荷物収納用のトランクが取り付けられており、このトランクには、トランクボックス内部の収納物の盗難防止等を目的としてトランクロックが装備されている。このトランクロックは、例えば図9及び図10に示すように構成されている。
【0003】
すなわち、トランクロック1は、ホディ2の内部に出没可能に配置されたシリンダー3を有し、このシリンダー3内にはキー孔4aを有するロータ4が回転可能に配置されると共に、シリンダー3の反キー孔開口側の端面にはロックプレート5を介してホルダー6が固定されている。ホルダー6は円柱状の突起部6aを有し、この突起部6aとボディ2の裏面側に固定されたカバー7との間にはバネ8が嵌装されており、このバネ8によってシリンダー3及びロータ4がボディ2の開口2aから突出する方向(図9の矢印イ方向)に常時付勢されている。
【0004】
また、ボディ2のシリンダー3よりやや左側位置には、図10に示すように、プレート収容部9を有する壁部10が形成され、この壁部10のプレート収容部9内には略コ字形状で係合凹部11aを有するプレート11が上下方向(図10の矢印ロ、ハ方向)に移動可能に収容配置されている。このプレート11の一方の端部11bとボディ2に設けた突起12との間にはバネ13が嵌装され、このバネ13によってプレート11が図10の矢印ロ方向に常時付勢されている。また、プレート11の係合凹部11a内には、その軸14aが壁部10の孔に回転自在に嵌入されたカム14の一方のカム部14bが嵌入され、カム14の他方のカム部14cは、前記ロックプレート5に対向している。
【0005】
さらに、前記ボディ2の壁部10の上方側には、ロックプレート取付部16が設けられ、このロックプレート取付部16には、シャフト17を介してロックプレート18が回転可能に取り付けられている。このロックプレート18は、外側に開口するロック溝18aを有すると共に、シャフト17にバネ19が嵌装され、このバネ19によってロックプレート18が図10の矢印ニ方向に常時付勢されている。また、ロックプレート18には係合部18bが設けられ、この係合部18bに前記プレート11の他方の端部11cが係合されるように形成されている。
【0006】
このトランクロック1は、図10に示すように、ボディ2がトランクボディ20に取り付けられると共に、ロックプレート18がトランクボックス21のブラケット21aに固定された鉤状のロック22のロック部22aに係合し得るようにして装着される。そして、このトランクロック1は、ロータ4の回転操作によって解錠位置と施錠位置に設定され、この両位置においてロータ4のキー孔4aからのキー(図示せず)の着脱が可能になると共に、両位置においてロータ4とシリンダー3をプッシュ操作できるように構成されている。
【0007】
また、解錠位置にてシリンダー4をプッシュ操作すると、前記ロックプレート5の突起板でカム14が回動してプレート11が図10の矢印ハに移動する。これにより、ロックプレート18の係合部18bとプレート11の端部11cの係合状態が解かれ、バネ19の付勢力でロックプレート18が矢印ニ方向に回動してロック22とのLOCK状態が解除、すなわちトランクロック1が解錠されてUNLOCK状態とされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このトランクロック1にあっては、キーをロータ4のキー孔4aに挿入して施錠位置に回転させたままキーを抜き取ることが可能であるため、このキーをトランクボックス21内に置き忘れた状態で、トランクロック1をLOCK状態にしてしまうと解錠できず(トランクボックス21を開けられず)に、結果としてキーによってエンジンを作動させることができなくなるという問題点があった。
【0009】
すなわち、トランクロック1は、トランクボックス21を所定の押圧力で押さえて閉じると、トランクボックス21のロック22がロックプレート18のロック溝18aに自動的に係合してLOCK状態(施錠状態)となる。そのため、例えばトランクロック1のロータ4を施錠位置にし、かつキーをキー孔4aから抜きトランクボックス21内に置き忘れた状態でトランクボックス21を閉じた場合、トラックロック1がLOCK状態となって、トランクボックス21内に置き忘れているキーでトランクロック1の解錠ができなくなるわけである。
【0010】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、請求項1記載の発明の目的は、トランクが開いた状態ではキーを施錠位置とすることができず、キーのトランク内への置き忘れ等による不都合を回避し得る二輪車用トランクロックを提供することにある。また、請求項2記載の発明の目的は、請求項1記載の発明の目的に加え、構成の簡易化を図り得る二輪車用トランクロックを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、キーの回転操作によって解錠位置と施錠位置とに設定するシリンダ錠と、該シリンダ錠と関連して動作し、トランクを施錠するLOCK状態とトランクを解錠するUNLOCK状態にするロック機構を有する二輪車用トランクロックにおいて、前記シリンダ錠が解錠位置でロック機構が前記UNLOCK状態の際に、前記キーによるシリンダ錠の施錠位置への回転操作を禁止すると共に、シリンダ錠が解錠位置でロック機構が前記LOCK状態の際にのみ、キーのプッシュ操作によってロック機構を前記UNLOCK状態にするロック状態制御機構を備えることを特徴とする。
【0012】
このように構成することにより、シリンダ錠が解錠位置でロック機構がUNLOCK状態の場合において、キーをシリンダ錠のキー孔に差し込んで回転させ、ロック機構をLOCK状態にしようとしても、ロック状態制御機構によってロック機構のLOCK状態への移行が禁止され、ロック機構がLOCK状態となることがないので、キーをトランク内に置き忘れた場合等のロック機構のLOCK状態の発生が確実に回避される。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、前記ロック状態制御機構がシリンダ錠の動作に関連して移動する制御プレートを有し、前記シリンダ錠が施錠位置でロック機構がLOCK状態にある場合に、前記制御プレートによりロック機構のプレートの移動が阻止されてロック機構のLOCK状態が保持されると共に、前記ロック機構がUNLOCK状態にある際に、前記プレートにより制御プレートの移動が阻止されてシリンダ錠の施錠位置への回転操作が禁止されることを特徴とする。
【0014】
このように構成することにより、ロック状態制御機構の制御プレートは、シリンダ錠の動作に関連して移動して、ロック機構のロックプレートと係合するプレートの移動を阻止し、シリンダ錠が解錠位置でロック機構がLOCK状態の際にのみに、キーの例えばプッシュ操作によってロック機構をUNLOCK状態とすることができる。これにより、ロック状態制御機構をシリンダ錠の回転操作に関連して移動する制御プレートで形成できて、ロック状態制御機構の構成が簡略化される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図8は、本発明に係わるトランクロックの一実施例を示し、図1がその平面図、図2が一部破断した底面図、図3が図1のA−A線断面図、図4が図1のB−B線断面図、図5がスライダーの斜視図、図6〜図8が動作を説明するための説明図である。なお、図9及び図10と同一部位には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0016】
図1〜図4において、本発明に係わるトランクロック1は、キーの回転操作によって解錠位置(キー孔4aが図1の実線位置)と施錠位置(キー孔4aが図1の二点鎖線の位置)に設定し得るシリンダ錠31と、このシリンダ錠31の回転操作に関連して動作し、トランクボックス21(図10参照)を閉じるLOCK状態とトランクボックス21を開けるUNLOCK状態にするロック機構32と、シリンダ錠31の動作とロック機構32の動作に関連して作動するロック状態制御機構33(図2参照)とで構成されている。
【0017】
前記シリンダ錠31及びロック機構32は、図9及び図10と同様に形成され、シリンダ錠31は、シリンダー3、ロータ4、ロックプレート5及びホルダー6等を有し、ロータ4のキー孔4aにキーを差し込んで、解錠位置から右方向に回転操作することにより施錠位置に設定され、施錠位置から左方向に回転操作することにより解錠位置に設定される。また、シリンダ錠31は、解錠位置及び施錠位置において、キーのプッシュ操作でシリンダー3とロータ4が一体となって、図3の矢印ホ方向に移動し得るように形成されると共に、ロータ4のキー孔4aからキーが抜き取りできるように形成されている。
【0018】
また、ロック機構32は、プレート11、ロックプレート18及びカム14等を有し、ロックプレート18のロック溝18aがトランクボックス21のロック部22に係合されるように形成されている。そして、このロック機構32は、ロックプレート18がシャフト17を中心にθ=略60度(図4参照)回転すると共に、バネ19によって常時矢印ニ方向に付勢されている。また、ロック機構32は、後述する如く、シリンダ錠31が解錠位置の場合のみに、そのLOCK状態を解除(トランクロック1を解錠)できるように形成されている。
【0019】
前記ロック状態制御機構33は、シリンダ錠31とロック機構32との間に配置された、図5に示す制御プレートとしてのスライダー34を有している。このスライダー34は、略細長い板金によって、一端側の下辺側に方形状の凹部35が形成されると共に、略中央部分の上辺側にはプレート11の端部11bが挿脱し得る凹部36が形成されている。また、スライダー34の凹部36近傍には、板圧方向に屈曲形成された阻止片37が形成され、この阻止片37の先端には傾斜面37aが形成されている。
【0020】
さらに、スライダー34の反凹部35側の端部の上辺には、阻止片37側に傾斜する傾斜面39が形成されている。このスライダー34の傾斜面39上にはボール40が係合し、このボール40は、バネ固定板42により押圧されたバネ41によって傾斜面39方向に常時付勢されるようにボディ2内に配置されている。この傾斜面39にボール40が当接することによって、スライダー34(すなわちロータ4)に節度感が得られると共に、ボール40が傾斜面39に沿って移動しその上端部に達した位置においてロック機構32がLOCK状態となるように設定されている。
【0021】
また、スライダー34は、シリンダ錠31のロックプレート5の矢印ヘ方向への回転で、該ロックプレート5に設けた突起板5aが凹部35に係合することによって、矢印ト方向もしくは矢印チ方向に移動し得るようにボディ2内に収容配置されている。
【0022】
次に、上記トランクロック1の動作を、図6〜図8等に基づいて説明する。先ず、シリンダ錠31が解錠位置でロック機構32がUNLOCK状態においては、図6(a)の二点鎖線で示すように、プレート11の端部11bがスライダー34の凹部36に対向している。そして、この状態でロータ4(シリンダー3)をプッシュ操作すると、ロックプレート5も一体となって押圧され、その突起板5aに対向しているカム14のカム部14cを押圧してカム14を軸14aを中心に図6(b)の矢印リ方向に回転させる。
【0023】
このカム14の回転により、カム部14bがプレート11の係合凹部11aを押して、プレート11を図6(b)の矢印ハ方向に移動させる。この時、プレート11は、その端部11bがスライダー34の凹部36に対向しているため、この凹部36内に進入することによってその移動が妨げられることはなく、図6(a)(b)の実線に示す状態になって、ロック機構32のLOCK状態(施錠)が解除、すなわちロックプレート18が実線位置となってトランクロック1が解錠される。
【0024】
また、シリンダ錠31が施錠位置でロック機構32がLOCK状態の場合は、図7(a)(b)に示すように、キーによるシリンダ錠31の回転で、ロックプレート5の突起板5aがスライダー34の凹部35に係合して該スライダー34を矢印ト方向に移動させる。このスライダー34の移動により、阻止片37も移動してその先端がプレート11の端部11bに当接した状態となる。この阻止片37の移動時に、阻止片37の先端の移動方向に傾斜面37aが形成されているため、この傾斜面37aでプレート11を矢印ロ方向に移動させつつその端部11bに当接する。
【0025】
このスライダー34がプレート11の端部11bに当接することによって、プレート11の矢印ハ方向への移動が阻止され、プレート11の端部11cがロックプレート18の係合部18bに係合し、ロック機構32のLOCK状態が保持される。このロック機構32のLOCK状態は、スライダー34が元の位置に移動、すなわちシリンダ錠31の回転で元の位置に戻らない限り保持されることになる。
【0026】
したがって、このLOCK状態においては、ロックプレート5の突起板5aがスライダー34の凹部35内に位置して、カム部14bがプレート11の係合凹部11aに係合しているカム14とは何等係合していないため、キーをロータ4に差し込んでプッシュ操作しても、カム14は何等回転せずロック機構32のLOCK状態は解錠されないことになる。
【0027】
また、トランクボックス21が開きロック機構32がUNLOCK状態で、キーの回転操作によってシリンダ錠31を解錠位置から施錠位置まで回転させようとした場合は、シリンダ錠31の施錠位置への回転が次のようにして禁止される。すなわち、ロック機構32が解錠位置にあると、図8(a)(b)に示すように、ロックプレート18の係合部18bとプレート11の端部11cが係合して、隙間がない状態となる。
【0028】
また、プレート11の端部11bとスライダー34の係止片37の傾斜面37aとが当接し、スライダー34の移動がプレート11で阻止された状態となり、このような状態でロータ4をキーで施錠位置方向に回転させようとしても、スライダー34自体が矢印ト方向に移動することができない。したがって、キーの回転操作は図8に示す位置で停止し、トランクボックス21が開いた状態においては、キーによるシリンダ錠31の施錠位置への回転操作が禁止されることになる。
【0029】
つまり、上記トランクロック1にあっては、シリンダ錠31のロータ4と一体となって回転するロックプレート5と、ロック機構32の矢印ロ、ハ方向に移動するプレート11との間に、矢印ト、チ方向に移動可能なスライダー34を配置し、このスライダー34がロックプレート5の突起板5aの回転によってスライド移動すると共に、スライダー34の移動に追従してプレート11の移動が制御される。
【0030】
そして、シリンダ錠31が解錠位置の場合、すなわち、スライダー34の凹部36がプレート11の端部11bと対向する位置にある場合(ロック機構32がLOCK状態の場合)にのみ、プレート11の矢印ハ方向への移動を許容し、施錠状態のロック機構32を解錠することができると共に、ロック機構32がUNLOCK状態の場合には、シリンダ錠31の施錠位置への回転が禁止されることになる。
【0031】
このように、上記実施例のトランクロック1によれば、シリンダ錠31とロック機構32間にスライド移動可能なスライダー34を配置しているため、トランクボックス21が開きロック機構32がUNLOCK状態の場合には、ロックプレート18に係合しているプレート11によってスライダー34の移動が阻止され、また逆に、トランクボックス21が閉じてロック機構32がLOCK状態の場合には、スライダー34の阻止片37によってロック機構32のプレート11の移動が阻止される。
【0032】
その結果、ロック機構32がUNLOCK状態の場合には、キーの回転操作でシリンダ錠31を施錠位置にすることができず、これにより、例えばトランクボックス21内にキーを置き忘れた状態でロック機構32がLOCK状態となることがなくなり、キーによるエンジンの作動ができない状態を確実に回避することが可能になる。
【0033】
また、スライダー34の阻止片37の先端に傾斜面37aが設けられているため、スライダー34のスライド移動時に傾斜面37aでプレート11を押圧しつつ確実に移動させることができ、キーによるシリンダ錠31の施錠位置と解錠位置間の回転操作をスムーズに行うことができて、操作性に優れたトランクロック1を得ることが可能になる。
【0034】
さらに、スライダー34を板金によって凹部35、36と阻止片37等を有する略板状に形成し、これをシリンダ錠31とロック機構32間に配置するだけで対応することができるため、構成簡易にして安価なトランクロック1を得ることができると共に、既存のトランクロックに大きな設計変更をすることなく容易に対応することができる。
【0035】
なお、上記実施例においては、オートバイやスクータ等の後方の荷台に設けられるトランクボックスを施錠するトランクロック1について説明したが、本発明はこれに限定されず、電動自転車や一般の自転車等の二輪車にも適用することができるし、トランクロック1に使用されるキーとしては、エンジン始動用のキーに限らず、トランクロック専用のキーを使用することもできる。また、上記実施例における、ロック状態制御機構33としてのスライダー34の形状、シリンダ錠31やロック機構32の構成等も一例であって、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の発明によれば、シリンダ錠とロック機構の動作に関連して作動するロック状態制御機構で、シリンダ錠が解錠位置でロック機構がUNLOCK状態の際に、キーの回転操作によるロック機構のLOCK状態への移行を禁止すると共に、シリンダ錠が解錠位置でロック機構がLOCK状態の際にのみに、キーの操作によってロック機構をUNLOCKと状態とすることができるため、例えばキーをトランク内に置き忘れた場合等におけるロック機構のLOCK状態の発生を確実に回避することができる。
【0037】
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、ロック状態制御機構を、シリンダ錠の回転操作に関連して移動し、ロック機構のロックプレートと係合するプレートの移動を阻止し得る制御プレートで形成することできるため、ロック状態制御機構の構成を簡略化することができ、安価なトランクロックが得られると共に、既存のトランクロックへの対応を容易に行うことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる二輪車用トランクロックの一実施例を示す平面図
【図2】同その一部破断した底面図
【図3】同図1のA−A線断面図
【図4】同図1のB−B断面図
【図5】同スライダーの斜視図
【図6】同UNLOCK状態の説明図
【図7】同LOCK状態の説明図
【図8】同UNLOCK状態の他の説明図
【図9】従来の図3と同様の断面図
【図10】従来の図4と同様の断面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・トランクロック
2・・・・・・・・・ボディ
3・・・・・・・・・シリンダー
4・・・・・・・・・ロータ
5・・・・・・・・・ロックプレート
5a・・・・・・・・突起板
6・・・・・・・・・ホルダー
7・・・・・・・・・カバー
11・・・・・・・・プレート
11a・・・・・・・係合凹部
11b、11c・・・端部
14・・・・・・・・カム
18・・・・・・・・ロックプレート
18a・・・・・・・ロック溝
18b・・・・・・・係合部
21・・・・・・・・トランクボックス
22・・・・・・・・ロック
31・・・・・・・・シリンダ錠
32・・・・・・・・ロック機構
33・・・・・・・・ロック状態制御機構
34・・・・・・・・スライダー
35、36・・・・・凹部
37・・・・・・・・阻止片
37a・・・・・・・傾斜面
39・・・・・・・・傾斜面
40・・・・・・・・ボール

Claims (2)

  1. キーの回転操作によって解錠位置と施錠位置とに設定するシリンダ錠と、該シリンダ錠と関連して動作し、トランクを施錠するLOCK状態とトランクを解錠するUNLOCK状態にするロック機構を有する二輪車用トランクロックにおいて、
    前記シリンダ錠が解錠位置でロック機構が前記UNLOCK状態の際に、前記キーによるシリンダ錠の施錠位置への回転操作を禁止すると共に、シリンダ錠が解錠位置でロック機構が前記LOCK状態の際にのみ、キーのプッシュ操作によってロック機構を前記UNLOCK状態にするロック状態制御機構を備えることを特徴とする二輪車用トランクロック。
  2. 前記ロック状態制御機構がシリンダ錠の動作に関連して移動する制御プレートを有し、前記シリンダ錠が施錠位置でロック機構がLOCK状態にある場合に、前記制御プレートによりロック機構のプレートの移動が阻止されてロック機構のLOCK状態が保持されると共に、前記ロック機構がUNLOCK状態にある際に、前記プレートにより制御プレートの移動が阻止されてシリンダ錠の施錠位置への回転操作が禁止されることを特徴とする請求項1記載の二輪車用トランクロック。
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