JP3969044B2 - 車両の操舵装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステアリングホイールの操作量と車輪の転舵量との比を車両の走行状態を表す変量に応じて変更可能な車両の操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動アクチュエータの動きを車輪に舵角が変化するように伝達する際に、その電動アクチュエータを車両の走行状態を表す変量に応じて制御することで、その変量に応じてステアリングホイールの操作量と車輪の転舵量との比を変化させる車両の操舵装置が提案されている。すなわち、ステアリングホイールの操作に応じた入力シャフトの回転を出力シャフトに遊星ギヤ機構を介して伝達し、その伝達に際して遊星ギヤ機構を構成するリングギヤを駆動する電動アクチュエータを車速に応じて制御することで、操作量と転舵量との比を変更している。
【0003】
上記のような操舵装置において、ステアリングホイールの操作量をセンサにより検出し、ステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、車輪の転舵量が変化しないように電動アクチュエータを駆動することが行われている(特公平7−112822号、特公平7−112824号)。これにより、ステアリングホイールの中立位置近傍において操作に対して舵角が変化しない不感帯が設けられ、車両直進時における走行安定性の向上が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ステアリングホイールの操作による入力シャフトの回転に対して出力シャフトが全く回転しないように電動アクチュエータを制御するのは困難で、ステアリングホイールが中立位置に位置する時に車輪が直進位置から変位することがある。そのため、車両直進時における走行安定性の向上が十分ではないという問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題を解決することのできる車両の操舵装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ステアリングホイールの操作に応じて回転する入力シャフトと、出力シャフトと、その入力シャフトの回転を出力シャフトに回転伝達比を変更可能に伝達する回転伝達機構と、その回転伝達機構の構成要素の一つを駆動する電動アクチュエータと、その出力シャフトの回転を車輪に舵角が変化するように伝達する機構と、車両の走行状態を表す変量を検出するセンサと、その検出変量に応じて前記電動アクチュエータを制御する制御装置とを備え、その電動アクチュエータの制御により前記入力シャフトから出力シャフトへの回転伝達比が変更可能とされている車両の操舵装置に適用される。
【0007】
本発明の第1の特徴は、そのステアリングホイールの中立位置からの操作量を検出する手段と、そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量を超えるか否かを判断する手段と、その電動アクチュエータにより駆動される回転伝達機構の一つの構成要素の回転をロックおよびロック解除可能な手段とが設けられ、そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、その回転伝達機構の一つの構成要素の回転がロックされることで、その回転伝達機構による入力シャフトから出力シャフトへの回転伝達比は構成要素伝達比のみで決まる最小とされ、そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量を超える時、そのロック状態が解除される点にある。
この構成によれば、ステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、入力シャフトから出力シャフトへの回転伝達機構の一つの構成要素の回転をロック状態にすることで、その入力シャフトから出力シャフトへの回転伝達比は構成要素伝達比のみで決まる最小とされる。これにより、ステアリングホイールの中立位置からの操作量が少ない時は、ステアリングホイールを操作しても車輪の転舵量の変化は小さくなるので、車両直進時における走行安定性を向上できる。この際、回転伝達機構の一つの構成要素の回転をロック状態にするだけでよいため、電動アクチュエータの複雑な制御を必要としない。その回転伝達機構の一つの構成要素の回転をロック状態にするには、その構成要素自体をロック状態にしてもよいし、その構成要素を駆動する電動アクチュエータをロック状態にしてもよい。
この場合、車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフトの回転角を検出する手段が設けられ、そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、そのステアリングホイールの中立位置からの入力シャフトの検出回転角と、車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフトの検出回転角とが等しい場合に、その回転伝達機構の一つの構成要素の回転をロックする状態に移行されるのが好ましい。これにより、ステアリングホイールが中立位置に位置する時は確実に車輪を直進位置に位置させることができる。
【0008】
本発明の第2の特徴は、そのステアリングホイールの中立位置からの操作量を検出する手段と、そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量を超えるか否かを判断する手段と、その入力シャフトと出力シャフトとが直結状態になるように前記回転伝達機構における少なくも二つの構成要素を互いに連結および連結解除可能な連結機構とが設けられ、そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、前記回転伝達機構における少なくも二つの構成要素が互いに連結され、そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量を超える時、その回転伝達機構における少なくも二つの構成要素相互の連結が解除される点にある。
この構成によれば、ステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、入力シャフトと出力シャフトとが直結状態とされる。これにより、ステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時は、その入力シャフトから出力シャフトへの回転伝達比は1となる。よって、直進状態においては、車輪と路面との間の摩擦に抗してステアリングホイールを操作するには大きな操作力が必要になることから、車両直進時における走行安定性を向上できる。この際、回転伝達機構における少なくも二つの構成要素を互いに連結するだけでよいため、電動アクチュエータの複雑な制御を必要としない。
この場合、車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフトの回転角を検出する手段が設けられ、そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、そのステアリングホイールの中立位置からの入力シャフトの検出回転角と、車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフトの検出回転角とが等しい場合に、前記回転伝達機構における少なくも二つの構成要素を互いに連結する状態に移行されるのが好ましい。これにより、ステアリングホイールが中立位置に位置する時は確実に車輪を直進位置に位置させることができる。
【0009】
その回転伝達機構における少なくも二つの構成要素が互いに連結される状態においては、その回転伝達機構の構成要素の一つは前記電動アクチュエータにより駆動されることのない自由回転可能な状態とされ、そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量を超える時、その回転伝達機構の構成要素の一つは前記電動アクチュエータにより駆動されるのが好ましい。
これにより、直進状態近傍においては、電動アクチュエータの発生動力により舵角が変化することはないので、車両直進時における走行安定性をより向上できる。
【0010】
その回転伝達機構は、サンギヤとリングギヤとに噛み合う遊星ギヤをキャリアにより保持する遊星ギヤ機構により構成され、そのサンギヤとリングギヤとキャリアの中の何れかである第1遊星ギヤ要素が前記入力シャフトに連結され、そのサンギヤとリングギヤとキャリアの中で入力シャフトに連結されていない何れかである第2遊星ギヤ要素が前記出力シャフトに連結され、そのサンギヤとリングギヤとキャリアの中で入出力シャフトに連結されていない第3遊星ギヤ要素が前記電動アクチュエータにより回転駆動されるのが好ましい。
【0011】
本発明においては、ステアリングホイールの中立位置からの検出操作量の設定量が車両の走行状態を表す変量に応じて変更可能であるのが好ましい。これにより、低車速で操舵が不要な時の走行安定性を向上し、高車速で操舵が必要な時の操縦性を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1に示す第1実施形態の車両の操舵装置1は、ステアリングホイール(ステアリングホイール)Hに連結される入力シャフト2を備えている。その入力シャフト2はベアリング7、8を介してハウジング10により支持されている。そのステアリングホイールHの操作に応じた入力シャフト2の回転は、遊星ギヤ機構(回転伝達機構)30を介して出力シャフト11に回転伝達比を変更可能に伝達される。その出力シャフト11は、入力シャフト2と同軸心に隙間を介して配置され、ベアリング12、13を介してハウジング10により支持されている。その出力シャフト11の回転はステアリングギヤにより舵角が変化するように車輪に伝達される。そのステアリングギヤは、例えばラックピニオン式ステアリングギヤやボールスクリュー式ステアリングギヤ等の公知のものを用いることができる。これにより、入力シャフト2の回転は遊星ギヤ機構30を介して出力シャフト11に伝達され、その出力シャフト11の回転により舵角が変化する。
【0013】
その遊星ギヤ機構30は、サンギヤ31とリングギヤ32とに噛み合う遊星ギヤ33をキャリア34により保持することで構成されている。そのサンギヤ31は、入力シャフト2の端部外周に同行回転するように連結されている。そのキャリア34は、出力シャフト11に同行回転するように連結されている。そのリングギヤ32は、入力シャフト2を囲むホルダー36にボルト362を介して固定されている。そのホルダー36は、入力シャフト2を囲むようにハウジング10に固定された筒状部材35によりベアリング9を介して支持されている。そのホルダー36の外周にウォームホイール37が同行回転するように嵌め合わされている。そのウォームホイール37に噛み合うウォーム38がハウジング10により支持されている。そのウォーム38はハウジング10に取り付けられたモータ(電動アクチュエータ)39により駆動される。これにより、その遊星ギヤ機構30の構成要素であるリングギヤ32がモータ39により駆動され、そのモータ39の動きが車輪に舵角が変化するように伝達される。
【0014】
そのモータ39として、例えば目標駆動電流に応じてパルス幅変調駆動されるブラシ付き直流モータが用いられる。そのモータ39の動きを車輪に舵角が変化するように伝達する際に、そのモータ39を車両の走行状態を表す変量に応じて閉ループ制御することで、その変量に応じて入力シャフト2から出力シャフト11への回転伝達比、すなわちステアリングホイールHの操作量と車輪の転舵量との比を変化させることができる。本実施形態では、その走行状態を表す変量は車速とされている。例えば、車速零の据え切り状態では入力シャフト2の回転角速度とリングギヤ32の回転角速度とが等しくなるようにモータ39を制御することで、入力シャフト2から出力シャフト11への回転伝達比を1とする。また、高速になる程にリングギヤ32の回転角速度を低下させ、遊星ギヤ機構30を減速ギヤ機構として機能させることで、車両の低速での旋回性と高速での走行安定性とを向上できる。
【0015】
図2に示すように、そのモータ39は車両に搭載される制御装置40に接続され、その制御装置40に走行状態を表す変量の検出用センサとして車速センサ41が接続されている。また、その制御装置40に、ステアリングホイールHの中立位置からの操作量として入力シャフト2の回転角を検出する舵角センサ42と、車輪の直進位置からの転舵量として出力シャフト11の回転角を検出する回転角センサ43とが接続されている。検出された入力シャフト2の回転角および車速から求められる目標転舵量と、検出された出力シャフト11の回転角との偏差を低減するように、制御装置40はモータ39を閉ループ制御する。
【0016】
図3は、操舵装置1における制御系の構成を示すブロック図である。図3において、TiはステアリングホイールHの操舵トルク、Vは車速のセンサ41による検出値、θiは入力シャフト2の回転角の舵角センサ42による検出値、θoは出力シャフト11の回転角の回転角センサ43による検出値、θo* は出力シャフト11の目標回転角、i* はモータ39の目標制御量である目標駆動電流、C1は入力シャフト2の回転角θiに対する出力シャフトの目標回転角θo* の調節部、C2は出力シャフト11の目標回転角θo* と回転角θoとの偏差(θo* −θo)に対するモータ39の目標駆動電流i* の調節部である。
【0017】
制御装置40は、舵角センサ42により検出した入力シャフト2の回転角θiに対する出力シャフト11の目標回転角θo* を、予め定められて記憶された関係に基づき演算する。本実施形態では、その入力シャフト2の回転角θiに対する出力シャフトの目標回転角θo* の調節部C1は比例制御要素とされ、出力シャフト11の目標回転角はθo* =K(V)・θiにより求められる。ここでK(V)は比例ゲインであり、車速Vの関数とされている。この入力シャフト2の回転角θiと車速Vと出力シャフト11の目標回転角θo* との関係を表す比例ゲインK(V)が制御装置40に記憶される。例えば図4に示すように、その比例ゲインK(V)は車速Vが増大する程に減少するものとされ、この関係が制御装置40に記憶される。制御装置40は、その記憶した比例ゲインK(V)と入力シャフト2の検出回転角θiと検出車速Vとに基づき出力シャフト11の目標回転角θo* を演算する。
【0018】
制御装置40は、出力シャフト11の目標回転角θo* と検出回転角θoとの偏差(θo* −θo)と、モータ39の目標駆動電流i* との間の関係を記憶する。本実施形態では、その偏差(θo* −θo)に対する目標駆動電流i* の調節部C2は比例積分(PI)制御要素とされ、目標駆動電流i* はi* =G・(θo* −θo)により求められる。ここでGは伝達関数であり、例えばKgをゲイン、Tを時定数として、その伝達関数GはPI制御がなされるようにG=Kg・〔1+1/(T・s)〕とされ、そのゲインKgと時定数Tは最適な制御を行えるように設定される。その伝達関数Gが制御装置40に記憶される。
【0019】
制御装置40は、ステアリングホイールHの中立位置からの操作量すなわち舵角センサ42による入力シャフト2の検出回転角θiが予め定めた設定量を超えるか否かを判断する。その操作量の設定量はステアリングホイールHの遊び量に対応するように定めることができ、例えば数度とされる。また、その設定量を車両の走行状態を表す変量である車速に応じて変更可能としてもよい。その設定量を車速が大きくなる程に小さくすることで、低車速で操舵が不要な時の走行安定性を向上し、高車速で操舵が必要な時の操縦性を向上できる。そのステアリングホイールHの中立位置は、ステアリングホイールHが中立位置にある時に舵角センサ42の検出値が零になるように初期設定することで求めることができる。
【0020】
図5に示すように、その遊星ギヤ機構30の一つの構成要素であるリングギヤ32の回転をロックおよびロック解除可能なロック機構50が設けられている。本実施形態のロック機構50は、ハウジング10の内周側に取り付けられる駆動装置52と、その駆動装置52に取り付けられるロック部材51とを有する。そのロック部材51は上記ウォームホイール37の外周の歯37aに対向する。その駆動装置52は、例えば上記制御装置40からの信号によりロック部材51をウォームホイール37に向かい移動させるソレノイドと、そのロック部材51にウォームホイール37から離れる方向の弾力を作用させるバネとで構成される。そのロック部材51は、駆動装置52により駆動されることで、ウォームホイール37の歯37aに噛み合うロック位置と、ウォームホイール37の歯37aとの噛み合いが解除されるロック解除位置との間で往復移動する。そのロック部材51とウォームホイール37との噛み合いにより、そのウォームホイール37と同行回転するリングギヤ32の回転がロック状態になる。そのリングギヤ32の回転がロック状態とされることで、遊星ギヤ機構30による入力シャフト2から出力シャフト11への回転伝達比は構成要素伝達比のみで決まる最小とされる。
【0021】
本実施形態では、ステアリングホイールHの中立位置からの操作量すなわち入力シャフト2の検出回転角θiが設定量以下である時、その検出回転角θiと、車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフト11の検出回転角θoとが等しい場合に、リングギヤ32の回転をロックする状態に移行される。その車輪の直進位置は、車輪が直進位置にある時に出力シャフト11の回転角を検出する回転角センサ43の検出値が零になるように初期設定することで求めることができる。そのステアリングホイールHの中立位置からの検出回転角θiが設定量を超える時、そのロック状態が解除される。
【0022】
図6のフローチャートを参照して上記制御装置40による制御手順を説明する。まず、各センサの検出値を読み込み(ステップ1)、入力シャフト2の検出回転角θiが設定量θ以下であるか否かを判断する(ステップ2)。ステップ2において入力シャフト2の検出回転角θiが設定量θ以下であれば、入力シャフト2の検出回転角θiと出力シャフト11の検出回転角θoとが一致するか否かを判断する(ステップ3)。ステップ3において入力シャフト2の検出回転角θiと出力シャフト11の検出回転角θoとが一致すれば、駆動装置52によりロック部材51をロック位置に移動させ、リングギヤ32の回転をロックする状態に移行する(ステップ4)。次に、制御を終了するか否かを、例えば車両のイグニッションスイッチがオンか否かにより判断し(ステップ5)、終了しない場合はステップ1に戻る。ステップ2において入力シャフト2の検出回転角θiが設定量θを超えれば、駆動装置52によりロック部材51をロック解除位置に移動させ、リングギヤ32の回転ロックを解除する(ステップ6)。しかる後に、検出車速Vに対応する比例ゲインK(V)を求め、その求めた比例ゲインK(V)と入力シャフト2の検出回転角θiとから出力シャフト11の目標回転角θo* を演算し、その目標回転角θo* と出力シャフト11の検出回転角θiとの偏差(θo* −θo)と、伝達関数Gとから目標駆動電流i* を演算し、その目標駆動電流i* に基づきモータ39を駆動する(ステップ7)。ステップ3において入力シャフト2の検出回転角θiと出力シャフト11の検出回転角θoとが一致しなければステップ7に至る。次に、制御を終了するか否かを、例えば車両のイグニッションスイッチがオンか否かにより判断し(ステップ5)、終了しない場合はステップ1に戻る。
【0023】
上記第1実施形態によれば、ステアリングホイールHの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、遊星ギヤ機構30のリングギヤ32の回転をロック状態にすることで、入力シャフト2から出力シャフト11への回転伝達比は構成要素伝達比のみで決まる最小とされる。これにより、ステアリングホイールHの中立位置からの操作量が少ない時は、ステアリングホイールHを操作しても車輪の転舵量の変化は小さくなるので、車両直進時における走行安定性を向上できる。この際、リングギヤ32の回転をロック状態にするだけでよいため、モータ39の複雑な制御を必要としない。さらに、ステアリングホイールHの中立位置からの入力シャフト2の検出回転角と、車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフト11の検出回転角とが等しい場合に、そのリングギヤ32の回転をロックする状態に移行するため、ステアリングホイールHが中立位置に位置する時は確実に車輪を直進位置に位置させることができる。
【0024】
図7、図8を参照して本発明の第2実施形態に係る車両の操舵装置を説明する。なお、上記第1実施形態と同一部分は同一符号で示して相違点のみ説明する。本実施形態においては、第1実施形態のロック機構50に代えて、入力シャフト2と出力シャフト11とが直結状態になるように、遊星ギヤ機構30における少なくも二つの構成要素を互いに連結および連結解除可能な連結機構150が設けられている。図7に示すように、本実施形態の連結機構150は、リングギヤ32に取り付けられる駆動装置152と、その駆動装置152を介してリングギヤ32に同行回転するように取り付けられると共にキャリア34の端面に対向する押し付け部材151とを有する。そのキャリア34は出力シャフト11に、例えばスプラインを介して軸中心に同行回転可能かつ軸方向相対移動可能に連結されている。その駆動装置152は押し付け部材151を出力シャフト11の軸方向に沿って往復駆動可能である。その駆動装置152は、例えば制御装置40からの信号により押し付け部材151をリングギヤ32に向かい移動させるソレノイドと、その押し付け部材151にリングギヤ32から離れる方向の弾力を作用させるバネとで構成される。その押し付け部材151は、駆動装置152により駆動されることで、キャリア34を押し付ける連結位置と、その押し付けが解除される連結解除位置との間で往復移動可能とされている。その押し付け部材151によるキャリア34の押し付けにより、押し付け部材151とキャリア34との間の摩擦に基づき、キャリア34とリングギヤ32とは同行回転するように連結される。そのキャリア34とリングギヤ32とが連結されることで、入力シャフト2と出力シャフト11とは直結状態となり、入力シャフト2から出力シャフト11への回転伝達比は1になる。
【0025】
本実施形態では、ステアリングホイールHの中立位置からの操作量すなわち入力シャフト2の検出回転角θiが設定量以下である時、そのステアリングホイールHの中立位置からの入力シャフト2の検出回転角θiと、車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフト11の検出回転角θoとが等しい場合に、リングギヤ32とキャリア34は互いに連結される状態に移行されると共に、リングギヤ32はモータ39により駆動されることのない自由回転可能な状態とされる。その車輪の直進位置は、車輪が直進位置にある時に出力シャフト11の回転角を検出する回転角センサ43の検出値が零になるように初期設定することで求めることができる。そのステアリングホイールHの中立位置からの検出回転角θiが設定量を超える時、そのリングギヤ32とキャリア34との連結状態が解除されると共にリングギヤ32はモータ39により駆動される。他は第1実施形態と同様の構成とされている。
【0026】
図8のフローチャートを参照して上記制御装置40による制御手順を説明する。まず、各センサの検出値を読み込み(ステップ101)、入力シャフト2の検出回転角θiが設定量θ以下であるか否かを判断する(ステップ102)。ステップ102において入力シャフト2の検出回転角θiが設定量θ以下であれば、入力シャフト2の検出回転角θiと出力シャフト11の検出回転角θoとが一致するか否かを判断する(ステップ103)。ステップ103において入力シャフト2の検出回転角θiと出力シャフト11の検出回転角θoとが一致すれば、駆動装置152により押し付け部材151をキャリア34に押し付ける。これにより、キャリア34とリングギヤ32は互いに連結される状態に移行され(ステップ104)、入力シャフト2と出力シャフト11とは直結状態とされる。また、モータ39への通電を解除することで、リングギヤ32をモータ39により駆動されることのない自由回転可能な状態とする(ステップ105)。次に、制御を終了するか否かを、例えば車両のイグニッションスイッチがオンか否かにより判断し(ステップ106)、終了しない場合はステップ101に戻る。ステップ102において入力シャフト2の検出回転角θiが設定量θを超えれば、駆動装置152により押し付け部材151のキャリア34への押し付けを解除することで、キャリア34とリングギヤ32の連結を解除する(ステップ107)。しかる後に、検出車速Vに対応する比例ゲインK(V)を求め、その求めた比例ゲインK(V)と入力シャフト2の検出回転角θiとから出力シャフト11の目標回転角θo* を演算し、その目標回転角θo* と出力シャフト11の検出回転角θiとの偏差(θo* −θo)と、伝達関数Gとから目標駆動電流i* を演算し、その目標駆動電流i* に基づきモータ39を駆動する(ステップ108)。これによりリングギヤ32がモータ39により駆動される。ステップ103において入力シャフト2の検出回転角θiと出力シャフト11の検出回転角θoとが一致しなければステップ108に至る。次に、制御を終了するか否かを、例えば車両のイグニッションスイッチがオンか否かにより判断し(ステップ106)、終了しない場合はステップ101に戻る。
【0027】
上記第2実施形態によれば、ステアリングホイールHの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、入力シャフト2と出力シャフト11とが直結状態とされる。これにより、ステアリングホイールHの中立位置からの操作量が少ない時は、その入力シャフト2から出力シャフト11への回転伝達比は1となる。よって、直進状態においては、車輪と路面との間の摩擦に抗してステアリングホイールHを操作するには大きな操作力が必要になることから、車両直進時における走行安定性を向上できる。この際、遊星ギヤ機構30におけるリングギヤ32とキャリア34を互いに連結するだけでよいため、モータ39の複雑な制御を必要としない。さらに、ステアリングホイールHの中立位置からの入力シャフト2の検出回転角と、車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフト11の検出回転角とが等しい場合に、そのリングギヤ32とキャリア34とが連結状態に移行されるので、ステアリングホイールHが中立位置に位置する時は確実に車輪を直進位置に位置させることができる。
【0028】
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、上記第1実施形態においてリングギヤ32そのものでなく、モータ39の回転を例えば制御装置40により制御される電磁ブレーキによりロックすることでリングギヤ32の回転をロック状態にしてもよい。また、上記第2実施形態においては入力シャフト2と出力シャフト11とが直結状態になるように、遊星ギヤ機構30におけるリングギヤ32とキャリア34とを互いに連結したが、サンギヤ31とキャリア34とを互いに連結してもよいし、サンギヤ31とリングギヤ32とを互いに連結してもよいし、また、サンギヤ31とリングギヤ32とリングギヤ32とキャリア34とを互いに連結してもよく、遊星ギヤ機構30における少なくも二つの構成要素を互いに連結および連結解除可能であればよい。また、その連結手段も特に限定されず、例えば、遊星ギヤ機構30のハウジング10内に特開平1−172496号公報、特開平2−92295号公報等により開示される電気粘性流体(ER流体)を充填してもよい。その電気粘性流体の粘性を電圧の作用により可逆的に増加させることで、遊星ギヤ機構30の構成要素を一体化し、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを互いに連結状態にでき、電圧解除によりその連結状態を解除できる。また、上記各実施形態において、車両の走行状態を表す変量としてステアリングホイールHの操作量を用い、モータ39を車速に代えて、あるいは車速と共に、舵角センサ42により検出されるステアリングホイールHの操作量に応じて制御するようにしてもよい。その操作量が大きい場合は小さい場合よりも入力シャフト2から出力シャフト11への回転伝達比を大きくすることで車両の旋回性を向上できる。また、入力シャフト2に遊星ギヤ機構30のリングギヤ32あるいはキャリア34を連結し、出力シャフト11に連結される遊星ギヤ機構30の構成要素を入力シャフト2に連結されていないサンギヤ31あるいはリングギヤ32とし、モータ39により駆動される遊星ギヤ機構30の構成要素を入出力シャフト2、11に連結されていないサンギヤ31あるいはキャリア34としてもよい。すなわち、サンギヤ31、リングギヤ32、キャリア34の各遊星ギヤ要素の中の何れかを入力シャフト2に連結し、各遊星ギヤ要素の中で入力シャフト2に連結されていない何れかを出力シャフト11に連結し、各遊星ギヤ要素の中で入出力シャフトに連結されていないものをモータ39により回転駆動してもよい。さらに、遊星ギヤ機構30以外の回転伝達機構、例えば遊星コーン式回転伝達機構や差動歯車式回転伝達機構を用いてもよい。また、各実施形態において電動アクチュエータを車両の走行状態を表す変量に応じて制御する際に、その変量に応じてステアリングホイールの操作量と車輪の転舵量との比を変化させることができるならば、制御系の構成は特に限定されない。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、ステアリングホイールの操作量と車輪の転舵量との比を変更可能な車両において、複雑な制御を要することなく、車両直進時における走行安定性を向上できる車両の操舵装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の操舵装置の縦断面図
【図2】本発明の第1実施形態の操舵装置の制御構成の説明図
【図3】本発明の第1実施形態の操舵装置における制御系のブロック線図
【図4】本発明の第1実施形態の操舵装置の制御系における比例ゲインK(V)と車速Vとの関係一例を示す図
【図5】本発明の第1実施形態の操舵装置におけるロック機構の構成説明図
【図6】本発明の第1実施形態の操舵装置における制御手順を示すフローチャート
【図7】本発明の第2実施形態の操舵装置における連結機構の構成説明図
【図8】本発明の第2実施形態の操舵装置における制御手順を示すフローチャート
【符号の説明】
2 入力シャフト
11 出力シャフト
30 遊星ギヤ機構
37 ウォームホイール
38 ウォーム
39 モータ
40 制御装置
41 車速センサ
42 舵角センサ
43 回転角センサ
50 ロック機構
51 ロック部材
150 連結機構
151 押し付け部材
H ステアリングホイール

Claims (7)

  1. ステアリングホイールの操作に応じて回転する入力シャフトと、
    出力シャフトと、
    その入力シャフトの回転を出力シャフトに回転伝達比を変更可能に伝達する回転伝達機構と、
    その回転伝達機構の構成要素の一つを駆動する電動アクチュエータと、
    その出力シャフトの回転を車輪に舵角が変化するように伝達する機構と、
    車両の走行状態を表す変量を検出するセンサと、
    その検出変量に応じて前記電動アクチュエータを制御する制御装置とを備え、
    その電動アクチュエータの制御により前記入力シャフトから出力シャフトへの回転伝達比が変更可能とされている車両の操舵装置において、
    そのステアリングホイールの中立位置からの操作量を検出する手段と、
    そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量を超えるか否かを判断する手段と、
    その電動アクチュエータにより駆動される回転伝達機構の一つの構成要素の回転をロックおよびロック解除可能な手段とが設けられ、
    そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、その回転伝達機構の一つの構成要素の回転がロックされることで、その回転伝達機構による入力シャフトから出力シャフトへの回転伝達比は構成要素伝達比のみで決まる最小とされ、
    そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量を超える時、そのロック状態が解除されることを特徴とする車両の操舵装置。
  2. 車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフトの回転角を検出する手段が設けられ、
    そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、そのステアリングホイールの中立位置からの入力シャフトの検出回転角と、車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフトの検出回転角とが等しい場合に、その回転伝達機構の一つの構成要素の回転をロックする状態に移行される請求項1に記載の車両の操舵装置。
  3. ステアリングホイールの操作に応じて回転する入力シャフトと、
    出力シャフトと、
    その入力シャフトの回転を出力シャフトに回転伝達比を変更可能に伝達する回転伝達機構と、
    その回転伝達機構の構成要素の一つを駆動する電動アクチュエータと、
    その出力シャフトの回転を車輪に舵角が変化するように伝達する機構と、
    車両の走行状態を表す変量を検出するセンサと、
    その検出変量に応じて前記電動アクチュエータを制御する制御装置とを備え、
    その電動アクチュエータの制御により前記入力シャフトから出力シャフトへの回転伝達比が変更可能とされている車両の操舵装置において、
    そのステアリングホイールの中立位置からの操作量を検出する手段と、
    そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量を超えるか否かを判断する手段と、
    その入力シャフトと出力シャフトとが直結状態になるように前記回転伝達機構における少なくも二つの構成要素を互いに連結および連結解除可能な連結機構とが設けられ、
    そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、前記回転伝達機構における少なくも二つの構成要素が互いに連結され、
    そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量を超える時、その回転伝達機構における少なくも二つの構成要素相互の連結が解除されることを特徴とする車両の操舵装置。
  4. 車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフトの回転角を検出する手段が設けられ、
    そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量以下である時、そのステアリングホイールの中立位置からの入力シャフトの検出回転角と、車輪が直進位置に位置する時からの出力シャフトの検出回転角とが等しい場合に、前記回転伝達機構における少なくも二つの構成要素を互いに連結する状態に移行される請求項3に記載の車両の操舵装置。
  5. その回転伝達機構における少なくも二つの構成要素が互いに連結される状態においては、その回転伝達機構の構成要素の一つは前記電動アクチュエータにより駆動されることのない自由回転可能な状態とされ、
    そのステアリングホイールの中立位置からの検出操作量が設定量を超える時、その回転伝達機構の構成要素の一つは前記電動アクチュエータにより駆動される請求項4に記載の車両の操舵装置。
  6. その回転伝達機構は、サンギヤとリングギヤとに噛み合う遊星ギヤをキャリアにより保持する遊星ギヤ機構により構成され、そのサンギヤとリングギヤとキャリアの中の何れかである第1遊星ギヤ要素が前記入力シャフトに連結され、そのサンギヤとリングギヤとキャリアの中で入力シャフトに連結されていない何れかである第2遊星ギヤ要素が前記出力シャフトに連結され、そのサンギヤとリングギヤとキャリアの中で入出力シャフトに連結されていない第3遊星ギヤ要素が前記電動アクチュエータにより回転駆動される請求項1〜5の中の何れかに記載の車両の操舵装置。
  7. ステアリングホイールの中立位置からの検出操作量の設定量が車両の走行状態を表す変量に応じて変更可能である請求項1〜6の中の何れかに記載の車両の操舵装置。
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