JP3962413B2 - 光コネクタプラグ - Google Patents

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本発明は、光ファイバ相互間あるいは光ファイバと光素子間を光学的に結合するための光コネクタプラグに関する。
光コネクタは、光ファイバが挿通されたフェルールの先端面同士を互いに突き合わせた状態で、切り離し可能に固定するものである。このため、互いに突き合わせられたフェルールの先端面間に異物が入り込んだり、先端面に傷がつくことは、伝送損失の増大につながる。したがって、光コネクタプラグのフェルールの先端面を保護することが望ましい。また、非接続状態にある光コネクタプラグからの光の漏出を防ぐことも望ましい。
この目的のために、光コネクタプラグのフェルールの先端面を閉塞するシャッタを備え、このシャッタが光コネクタアダプタとの結合の際に自動的に開かれるようにしたものがある(非特許文献1)。
Diamond SAの提供に係るウェブページ(http://www.diamond-fo.com/products/datasheets/E-2000_e.pdf)
しかしながら、非特許文献1のシャッタつきの光コネクタアダプタは、光コネクタプラグと光コネクタアダプタとの両者に特殊な構造が必要であって、既存の光コネクタアダプタにそのまま結合できるようなシャッタつきのプラグは従来存在しない。
そこで本発明の目的は、既存の光コネクタアダプタに結合できるようなシャッタつきの光コネクタプラグを提供することにある。
本発明は、光ファイバを保持するケーシングを有し、前記ケーシングとアダプタまたはレセプタクルの開口部との嵌合によって前記アダプタまたはレセプタクルと結合される光コネクタプラグであって、前記光ファイバによって伝送される光を遮断または散乱する遮蔽片と、前記遮蔽片が前記光ファイバの光路の前方に存在する閉状態と、前記遮蔽片が前記光ファイバの光路の前方の外に存在する開状態との間で、前記遮蔽片を駆動する駆動機構とを備え、前記ケーシングは、前記フェルールを保持するプラグフレームと、前記プラグフレームに摺動可能に装着された摺動スリーブとを備え、前記摺動スリーブは、前記アダプタまたはレセプタクルとのロックを解除するためのロック解除機構を有し、前記駆動機構は、前記アダプタまたはレセプタクルの開口部の口縁端面と干渉する可動子を備え、該可動子は前記摺動スリーブの外側に前後に移動可能に装着された枠体であり、且つ前記光コネクタプラグと前記アダプタまたはレセプタクルとの結合動作の間に、前記アダプタまたはレセプタクルの開口部の口縁端面と干渉することによって、前記遮蔽片を前記閉状態から前記開状態へと駆動し、前記ケーシングの抜去動作中に前記可動子を前進方向に駆動する弾性体からなる復帰操作手段を更に備え、前記弾性体は、前記プラグフレームと前記可動子との間に設置されていることを特徴とする光コネクタプラグである。
本発明では、駆動機構によって遮蔽片が駆動され、遮蔽片が光ファイバの光路の前方に存在する閉状態と、遮蔽片が前記光ファイバの光路の前方の外に存在する開状態とが選択的に実現される。そして、その駆動機構による駆動は、光コネクタプラグとアダプタまたはレセプタクルとの結合動作の間に、アダプタまたはレセプタクルの開口部の口縁端面と干渉することによって実現される。このように、本発明では、遮蔽片の開閉動作が、アダプタまたはレセプタクルの開口部の口縁端面との干渉によって実現されるので、アダプタまたはレセプタクルに特殊な構造を必要とせず、既存の光コネクタアダプタまたはレセプタクルにそのまま結合することができる。
本発明における駆動機構は、ケーシングに対し前後に移動可能に取り付けられ前記アダプタまたはレセプタクルの開口部の口縁端面と干渉する可動子を備え、遮蔽片は、可動子の前後の移動によって駆動されることとするのが特に好適である。
また、駆動機構における遮蔽片は、可動子と一体的に設けるのが特に好適である。
遮蔽片と可動子とを一体にする場合には、遮蔽片は光ファイバが挿通されるフェルールに向けて延在する支持部を有し、当該支持部は、可動子の後退移動に伴ってフェルールまたはケーシングと干渉し、これによって遮蔽片が開状態へと駆動されることとすれば、簡易な構成によって本発明に所期の効果を得ることができる。
また、遮蔽片と可動子とを一体的にする場合には、ケーシングの抜去動作中に可動子を前進方向に駆動する復帰操作手段を備えることとすれば、抜去後の非接続状態の光コネクタプラグにおいて遮蔽片を閉状態にさせることができ好適である。
この復帰操作手段を弾性体とすれば、簡易な構成によって遮蔽片を閉状態にさせることができ好適である。
復帰操作手段を弾性体とする場合には、種々の構造を任意に採用できるが、例えば、弾性体は、ケーシングと可動子との間に設置された押しバネとするのが特に好適である。また、弾性体は、ケーシングに外周端を固定された板巻きバネであって、板巻きバネのロール部が可動子に当接することとしてもよい。
また、復帰操作手段は、可動子または遮蔽片に備えられアダプタまたはレセプタクルの開口部との間の摩擦を増大させる摩擦部材としてもよい。この場合には、摩擦部材によって、抜去動作の際に可動子または遮蔽片とアダプタ等の開口部との間の摩擦力が増大され、その結果、抜去動作後の遮蔽片を閉状態にすることができる。
この場合の摩擦部材は、可動子または遮蔽片に設けられた舌片とすれば、簡易な構成によって所期の効果を得ることができる。この舌片は、その後端部が後方に向けて傾斜していることとすれば、抜去時におけるアダプタ等の開口部の内面との摩擦を促進でき好適である。
本発明におけるケーシングは、フェルールを保持するプラグフレームと、プラグフレームに摺動可能に装着された摺動スリーブとを備え、摺動スリーブは、アダプタまたはレセプタクルとのロックを解除するためのロック解除機構を有するので、着脱作業を容易にすることができる。
本発明は、プラグフレームと摺動スリーブを備えたケーシングを有する光コネクタプラグであって、駆動機構がケーシングに対し前後に移動可能に取り付けられアダプタまたはレセプタクルの開口部の口縁端面と干渉する可動子を備え、遮蔽片が前記可動子と一体的に設けられ、ケーシングの抜去動作中に前記可動子を前進方向に駆動する弾性体からなる復帰操作手段を備え、当該弾性体は、プラグフレームと可動子との間に設置する。この構造によれば、弾性体の反力が摺動スリーブに作用しないので、押しバネの反力による意図しないロックの解除を防止できる。
本発明は、SC形またはMU形のアダプタまたはレセプタクルに嵌合するための光コネクタプラグを含む各種の光コネクタプラグに適用することができる。
本発明の実施形態について、以下に図面に従って説明する。本発明の第1実施形態に係る光コネクタは、図1および図2に示される光コネクタアダプタ10(以下適宜アダプタ10という)と、図3ないし図6に示される光コネクタプラグ20(以下適宜プラグ20という)とによって構成されている。アダプタ10は、周知のSC形のアダプタであって、F04形単心光ファイバコネクタに関するJIS C5973(1993)に準拠している。
図1および図2において、アダプタ10は、射出成形された樹脂製の角筒状ハウジング11を備え、その内部には矩形の開口部12と、軸線方向に延在される円筒状の整列スリーブ13(図2参照)が形成されている。開口部12の口縁端面12aは平坦である。ハウジング11の両端部の2つの開口部12内には、それぞれ、一対の樹脂製の弾性係止片14が、ハウジング11の上下の側面と一体に形成されている。
4個の弾性係止片14は、互いに同一の形状である。弾性係止片14は、ハウジング11の外側(開口部側)に自由端を向けた片持ち梁状に延在されると共に、その自由端すなわち先端部には、内側に向けて突出する係止爪14aが形成されている。弾性係止片14の先端部の側縁部には、両側方に突出する突起14bが形成されている。
図3において、プラグ20のプラグフレーム21は、概ね矩形断面の外形を有する筒型である。プラグフレーム21の左右の側面には、凹部21aが形成されている。プラグ20の後部には円筒形状のストップリング21b(図6参照)が固定され、ここに軸線方向にテーパーを有する円筒形状のブーツ25が嵌め込まれている。ブーツ25の後方の開口部からプラグ20内に導入された光ファイバコード30の光ファイバ芯線は、プラグ20内に保持されたフェルール22内に引き込まれる。フェルール22は、その中心軸上の通孔に光ファイバコード30の素線30aを固定すると共に、コイルバネ23(図5参照)によって先端側に押圧される。
光ファイバコード30のケブラ30bは、プラグフレーム後部のストップリング21bの外周面と、クリンプリング26の内周面との間に挟まれて固定される。光ファイバコード30の外被30cは、クリンプリング26の外周面と、アウターリング27の内周面との間に挟まれて固定される。
図4において、摺動スリーブ40は、射出成形により形成された概ね角筒状の形状を有し、その左右の側面には開口部41が、また上面には開口部42が、それぞれ形成されている。左右の開口部41の周辺部には、それぞれ、凸部43aと凹部43bとが形成されている。また、摺動スリーブ40の上面には、その前端部から中間部にかけて平坦な凹部44が形成されている。この摺動スリーブ40の内部寸法は、図3に示されたプラグフレーム21の先端部分の外部寸法よりも僅かに大きく、摺動スリーブ40はフレーム21の外側に摺動可能に装着される。
図5において、駆動機構50は、可動子51と、この可動子51に一体的に固定された遮蔽片52とを含んでいる。可動子51は、樹脂からなり、一部を切り欠いた矩形状の断面を有する枠体である。この可動子51の内部寸法は、図4に示された摺動スリーブ40の先端部分の外部寸法よりも僅かに大きく、摺動スリーブ40はフレーム21の外側に摺動可能に装着される。
遮蔽片52は、弾性に富んだ薄板材からなり、可動子51の内面に固定される平坦な基部52aと、平坦且つフェルール22の前端面にほぼ平行な遮蔽部52bと、これら基部52aと遮蔽部52bとを結ぶ斜行した支持部52cとを有する。支持部52cは、可動子51からフェルール22の軸心に向けて延在している。遮蔽片52の材質としては、いわゆる形状記憶合金として知られるTi-Ni合金が特に好適であるが、他の材料でもよい。遮蔽部52bには、払拭パッド53が接着されている。払拭パッド53の材質は、例えば繊維径3μm程度の極細繊維で織られた布とするのが特に好適であるが、他の材料でもよい。
以上のとおり構成されたプラグフレーム21、摺動スリーブ40および駆動機構50は、図6および図7に示されるとおりに組み立てられる。すなわち、プラグフレーム21の外側に、摺動スリーブ40が前後に移動可能に装着される。また、その摺動スリーブ40の前端部の外側に、駆動機構50が前後に移動可能に装着される。図7に示されるように、プラグフレーム21には、突起22が固定され、この突起22は、摺動スリーブ40の開口部42を通じて外部に突出している。可動子51の後端部と、突起22との間に、押しバネ60が設置される。この押しバネ60は可動子51を、プラグフレーム21に対して前端側に常時付勢しているが、この押しバネ60の弾発力は摺動スリーブ40には作用していない。
以上のとおり構成された光コネクタアダプタ10および光コネクタプラグ20の結合動作および抜去動作について、以下に説明する。
結合動作は以下のとおりである。上述のようにしてプラグ20に統合された摺動スリーブ40の後部を、ユーザが握りもち、この一体構造のプラグ20を、アダプタ10の開口部12内に挿入する。プラグ20の挿入に伴い、アダプタ10側の弾性係止片14の周辺部分の突起14bが、摺動スリーブの周辺部分の凸部43に接触し、図9に示されるように、挿入深さの増大につれて、弾性係止片14の先端部分が漸次外方に押し拡げられてゆく。
弾性係止片14の周辺部分の突起14bが摺動スリーブ40の周辺部分の凸部43によって押し上げられることにより、片持ち梁状の弾性係止片14の先端部分が上方にたわみ、その係止爪14aが、プラグ20の凹部21aの前方に形成された突起を超えて前進することができる。
挿入深さが更に増すと、図10に示されるように、弾性係止片14の周辺部分の突起14bが摺動スリーブ40の周辺部分の凸部43の位置を通過することに伴い、弾性係止片14の外方へのたわみが解除され、その係止爪14aが、摺動スリーブ40の開口部41を通過して、プラグフレーム21の表面に形成された凹部21a内に落ち込む。
上記凹部21a内への係止爪14aの落ち込みにより、アダプタ10とプラグ20は、前進も後退も阻止され、両者の機構的結合が完了する。これと同時に、スリーブ13内へのフェルール22の収容も完了する。
このような一連の結合動作の間に、遮蔽片52がフェルール22の前端面を覆い且つ光ファイバの素線30aの光路の前方に存在する閉状態から、遮蔽片52が光ファイバの素線30aの光路の前方の外に存在する開状態への遷移が行われる。まず、図7に示される初期状態すなわち非結合状態では、駆動機構50の可動子51は、押しバネ60の弾発力によって前方に押され、プラグ20の前端付近に位置している。このとき、遮蔽片52はほぼ無負荷の状態であり、その遮蔽部52bは、フェルール22の前端面を覆っている。また、払拭パッド53はフェルール22の前端面に密着している。
次に、摺動スリーブ40の後部をユーザが握りもち、図8に示されるとおり、一体構造のプラグ20を、アダプタ10の開口部12内に挿入する。プラグ20の挿入に伴い、駆動機構50の可動子51の前端部が、アダプタ10の開口部12の口縁端面12aと当接する。この当接または干渉によって、可動子51は、押しバネ60の弾発力に抗して、摺動スリーブ40に対し相対的に後方に押される。
ここで、可動子51と一体的に設けられている遮蔽片52は、可動子51の後退移動に伴って、摺動スリーブ40の口縁部と干渉し、弾性変形によって、凹部44の形状に従った概ね平坦な形状となる。この弾性変形の過程において、遮蔽片52の遮蔽部52bは、図8において符号Aで示されるように旋回し、フェルール22の前端面の前方から完全に外れる。このため、遮蔽片52は、整列スリーブ13へのフェルール22の挿入を妨げず、フェルール22の前端部は図8において一点鎖線Bで示される位置まで挿入される。アダプタ10とプラグ20との機構的結合が完了すると、プラグフレーム21の前端部は位置D1まで、また摺動スリーブ40の前端部は位置D2まで挿入されて停止する。このように、遮蔽片52は可動子51が口縁端面12aから受ける反力、根源的にはユーザがプラグ20を結合方向に押す操作力によって、閉状態から開状態に遷移させられる。
光コネクタの結合を解除する抜去動作は以下のとおりである。図11に示されるように、摺動スリーブ40の後部をユーザが握りもち、これを後方に摺動させる。これに伴い、弾性係止片14の周辺部分の突起14bがフレーム周辺部分の凸部43aによって押し上げられることにより、弾性係止片14の先端部分が上方にたわみ、その係止爪14aがプラグの凹部21aと摺動スリーブ40の開口部41の上方に持ち上げられる。摺動スリーブ40を更に後退させると、摺動スリーブ40の先端部分とプラグ20の凹部前方の突起が接触することによりプラグ20も後退し始め、アダプタ10との結合が解除される。したがってプラグ20は、アダプタ10から小さな抜去力で抜去される。
このような一連の抜去動作の間に、遮蔽片52が開状態から再び閉状態へと遷移する。すなわち、プラグ20がアダプタ10から引き抜かれるに従い、押しバネ60の復元力により駆動機構50の可動子51が前進方向に駆動され、図8に示される後退位置から、図7に示される前進位置まで復帰する。このとき、遮蔽片52は、可動子51および凹部44の拘束から解除されて、図7に示される初期状態の形状に弾性的に復帰する。
以上のとおり、本実施形態では、駆動機構50によって遮蔽片52が駆動され、遮蔽片52が光ファイバの素線30aの光路の前方に存在する閉状態と、遮蔽片52が前記光ファイバの素線30aの光路の前方の外に存在する開状態とが、選択的に実現される。そして、その駆動機構50による駆動は、プラグ20とアダプタ10との結合の際に、アダプタ10の開口部12の口縁端面12aと干渉することによって実現される。このように、本実施形態では、遮蔽片52の開閉動作が、駆動機構50とアダプタ10の開口部12の口縁端面12aとの干渉によって実現されるので、アダプタ10に特殊な構造を必要とせず通常の既存の規格品のアダプタにそのまま結合することができる。
また、本実施形態では、駆動機構が、ケーシングに対し前後に移動可能に取り付けられた可動子51を備え、遮蔽片52は、可動子51の前後の移動によって駆動されることとし、また、駆動機構50における遮蔽片52を、可動子51と一体的に設けたので、簡易な構造で本発明による所期の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、遮蔽片52と可動子51とを一体にすると共に、プラグ20の抜去動作中に可動子51を前進方向に駆動する復帰操作手段を備えたので、抜去後の非接続状態のプラグ20において遮蔽片52を閉状態にさせることができる。また、復帰操作手段を弾性体としたので、構造が簡易である。
また本実施形態では、押しバネ60を、プラグフレーム21と可動子51との間に設置したので、押しバネ60の反力が摺動スリーブ40に作用せず、押しバネ60の反力による意図しないロックの解除を防止できる。
なお、可動子を前進方向に駆動するための復帰操作手段としては、他の種々の構造を任意に採用できる。例えば、図12に示されるように、駆動機構50の可動子51を駆動する復帰操作手段としての弾性体(押しバネ)として、トーションバネ160を用いてもよい。この場合には、押しバネ160の反力による意図しないロックの解除を防止するために、摺動スリーブ140に開口部142を設け、トーションバネ160の一端をプラグフレーム121にセットするのが好適である。
また、図13および図14に示されるように、駆動機構50の可動子51を駆動する復帰操作手段である弾性体として、板巻きバネ260を用いてもよい。この変形例では、ケーシングを構成するプラグフレーム221に、切欠221aが設けられ、この切欠221aに、板巻きバネ260の外周端に形成された係合部261が係合されている。摺動スリーブ240には、板巻きバネ260の幅よりわずかに大きい幅の切欠244が設けられている。動作の際には、図15に示されるように、駆動機構50の可動子51が後退すると、切欠224を通じて上に突出した板巻きバネ260のロール部262が、可動子51の後端部に当接する。プラグ220の抜去動作と同時に、可動子51は板巻きバネ260の復元力により移動し、プラグ220の前端側に復帰する。
また、図15および図16に示されるように、駆動機構350の可動子351を駆動する復帰操作手段である弾性体として、引張りバネ360を用いてもよい。この変形例では、ケーシングを構成するプラグフレーム321の前端面の上部に、2つの係止片321aを固定し、これら係止片321aと、可動子351の内側後端部とを、引張りバネ360で結合する。プラグ320の抜去動作と同時に、可動子351は引張りバネ360の復元力により移動し、プラグ320の前端側に復帰する。
また、駆動機構の可動子は、枠体でなく棒状など、種々の変形を採用することができる。例えば、図17および図18に示されるように、前方に突出後退可能な棒状の可動子451を用いてもよい。この変形例では、可動子451が保持枠455の内部に突出後退可能に保持されている。可動子451の後端部に設置された押しバネ460は、可動子451を前方に向けて常時付勢している。保持枠455は、摺動スリーブ440の上面に設けられた不図示の開口部を通じて、プラグフレーム421に固定されている。可動子451には、遮蔽片452がネジ456によって固定されている。アダプタ10の開口部12の口縁端面12a(図1参照)と、可動子451の肩部451aとの当接または干渉によって、遮蔽片452は、押しバネ460の弾発力に抗して、摺動スリーブ440に対し相対的に後方に押される。
また、駆動機構の可動子を駆動する復帰操作手段は、可動子または払拭部材に備えられ開口部12の内面との間の摩擦を増大させる摩擦部材としてもよい。例えば、図19に示されるように、駆動機構550の遮蔽片552の背面側に、摩擦部材としての切り起し状の舌片552aを設けることができる。この場合には、遮蔽片552の全体の弾性復元力、および舌片552aの弾性復元力によって、抜去動作の際に遮蔽片552と開口部12の内壁面との間の摩擦力が増大される。したがって、抜去動作後には、押しバネ60等の他の手段なしに、可動子551をプラグの前端側に移動させることができ、払拭部材553を閉状態に復帰させることができる。また、舌片552aは、その後端部が後方に向けて傾斜していることとすれば、抜去時における開口部12の内面との摩擦を促進でき好適である。なお、摩擦部材としては、遮蔽片に設けられた凹凸や、遮蔽片に固定されたゴム製プラグなど、弾性体を始めとした他の各種の構造を採用することができる。また、この変形例では摩擦部材としての舌片552aを遮蔽片552に設けたが、同様の摩擦部材を可動子に設けてもよく、また、遮蔽片552の表裏に亘って払拭部材を接着してもよく(その場合には払拭部材の一部が摩擦部材として機能することになる)、いずれの場合にも同様の効果を得ることができる。
本発明における遮蔽片は、光ファイバによって伝送される波長の光を遮断しうる不透明のものであってもよく、また、伝送される波長の光を散乱しうる半透明のものであってもよい。遮蔽片が半透明の場合には、信号光の到達を外部から視認できる。また、上記実施形態では遮蔽片を金属製としたが、遮蔽片には、光ファイバによって伝送される光を遮断または散乱しうる各種の材質、例えば樹脂などを用いることもできる。
遮蔽片には又、フィルムや布などのシート状の柔軟な材料を用いることもできる。例えば、図20に示される変形例における駆動機構650では、繊維径3μm程度の極細繊維からなる不織布である遮蔽片652の一端を、枠状の可動子651に固定している。遮蔽片652の他端と、プラグフレーム621に固定された突起622との間には、復帰操作手段としての引きバネ660が装着されている。遮蔽片652には通孔である円形または長円形の窓652aが設けられている。結合動作の際には、可動子651がアダプタの開口部の口縁端面との当接によって図中右側に後退すると、その後退の過程で、遮蔽片652がフェルール22の前端面を払拭する。また、プラグ620がアダプタに完全に結合するときには、窓652aがフェルール22の前端面を前方に覗かせる。
また、遮蔽部52bに固定する払拭材料の材質および構造についても、種々の変更を行うことができる。例えば、図21に示されるように、払拭パッド753は、帯状の金属板である遮蔽片752の先端部の塑性変形によってかしめ付けされていてもよい。また、図22に示されるように、極細繊維の束からなる払拭リング853を、帯状の金属板である遮蔽片852に嵌めこんでもよい。この場合には、遮蔽片852の先端部には、払拭リング853の脱落を防ぐための狭窄部852aと、払拭リング853の装着の際の遮蔽片852の先端部の幅方向の弾性変形を助長するための切り込み852bとを設けるのが好適である。
上記実施形態および各変形例のプラグは、SC形の光コネクタアダプタ10に結合できるが、同様の嵌合構造を備えたレセプタクルにもそのまま結合できる。また、本発明は、SC形光ファイバコネクタのアダプタまたはレセプタクルのほか、MU形(F14形光ファイバコネクタに関するJIS C5983(2001)によるもの)のアダプタまたはレセプタクルに嵌合するための光コネクタプラグに、特に好適に適用することができ、また、他の構造のコネクタプラグにも適用することができる。
本発明の実施形態の光コネクタプラグが嵌合される光コネクタアダプタを示す斜視図である。 図1の光コネクタアダプタのII−II線断面図である。 本発明の実施形態の光コネクタプラグにおけるプラグフレームを示す斜視図である。 本発明の実施形態の光コネクタプラグにおける摺動スリーブを示す斜視図である。 本発明の実施形態の光コネクタプラグの横断面(図3および図4におけるV−V線断面)を示す断面図である。 本発明の実施形態の光コネクタプラグにおける駆動機構を示す斜視図である。 非結合状態にある本発明の実施形態の光コネクタプラグの要部の縦断面(図3および図4におけるVII−VII線断面)を示す断面図である。 結合の過程にある本発明の実施形態の光コネクタプラグの要部の縦断面(図3および図4におけるVII−VII線断面)を示す断面図である。 結合の過程にある本発明の実施形態の光コネクタプラグの要部の横断面図である。 結合が完了した状態の本発明の実施形態の光コネクタプラグの要部の横断面図である。 結合解除の過程にある本発明の実施形態の光コネクタプラグの要部の横断面図である。 変形例の光コネクタプラグを概略的に示す平面図である。 別の変形例の光コネクタプラグを示す分解斜視図である。 図13の光コネクタプラグの要部を示す縦断面図である。 また別の変形例の光コネクタプラグを示す平面図である。 図15の光コネクタプラグの要部を示す縦断面図である。 また別の変形例の光コネクタプラグを示す平面図である。 図17の変形例の光コネクタプラグを示す側面図である。 また別の変形例の光コネクタプラグの駆動機構を示す斜視図である。 また別の変形例の光コネクタプラグを示す縦断面図である。 また別の変形例の光コネクタプラグの遮蔽片の要部を示す縦断面図である。 また別の変形例の光コネクタプラグの遮蔽片の要部を示す斜視図である。
符号の説明
10 アダプタ
12 開口部
12a 口縁端面
14 弾性係止片
20,220,320, プラグ
21,121,221,321,621 プラグフレーム
22 フェルール
30 光ファイバ
30 光ファイバコード
30a 素線
40,140,240,440,450 摺動スリーブ
50,350,550,650 駆動機構
51,351,551,651 可動子
52,452,552,652,752,852 遮蔽片
53,753 払拭パッド
60,160,260,360,660 バネ
262 ロール部
552a 舌片

Claims (8)

  1. 光ファイバを保持するケーシングを有し、前記ケーシングとアダプタまたはレセプタクルの開口部との嵌合によって前記アダプタまたはレセプタクルと結合される光コネクタプラグであって、
    前記光ファイバによって伝送される光を遮断または散乱する遮蔽片と、
    前記遮蔽片が前記光ファイバの光路の前方に存在する閉状態と、前記遮蔽片が前記光ファイバの光路の前方の外に存在する開状態との間で、前記遮蔽片を駆動する駆動機構とを備え、
    前記ケーシングは、前記フェルールを保持するプラグフレームと、前記プラグフレームに摺動可能に装着された摺動スリーブとを備え、前記摺動スリーブは、前記アダプタまたはレセプタクルとのロックを解除するためのロック解除機構を有し、
    前記駆動機構は、前記アダプタまたはレセプタクルの開口部の口縁端面と干渉する可動子を備え、該可動子は前記摺動スリーブの外側に前後に移動可能に装着された枠体であり、且つ前記光コネクタプラグと前記アダプタまたはレセプタクルとの結合動作の間に、前記アダプタまたはレセプタクルの開口部の口縁端面と干渉することによって、前記遮蔽片を前記閉状態から前記開状態へと駆動し、
    前記ケーシングの抜去動作中に前記可動子を前進方向に駆動する弾性体からなる復帰操作手段を更に備え、前記弾性体は、前記プラグフレームと前記可動子との間に設置されていることを特徴とする光コネクタプラグ。
  2. 請求項に記載の光コネクタプラグであって、
    前記遮蔽片は、前記可動子と一体的に設けられていることを特徴とする光コネクタプラグ。
  3. 請求項に記載の光コネクタプラグであって、
    前記遮蔽片は前記光ファイバが挿通されるフェルールに向けて延在した支持部を有し、
    当該支持部は、前記可動子の後退移動に伴って前記フェルールまたは前記ケーシングと干渉し、これによって前記遮蔽片が開方向に移動することを特徴とする光コネクタプラグ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の光コネクタプラグであって、
    前記弾性体は、前記ケーシングと前記可動子との間に設置された押しバネであることを特徴とする光コネクタプラグ。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の光コネクタプラグであって、
    前記弾性体は、前記ケーシングに外周端を固定された板巻きバネであって、前記板巻きバネのロール部が前記可動子に当接することを特徴とする光コネクタプラグ。
  6. 請求項1ないし3のいずれかに記載の光コネクタプラグであって、
    前記復帰操作手段は、前記可動子または遮蔽片に備えられ前記アダプタまたはレセプタクルの開口部との間の摩擦を増大させる摩擦部材であることを特徴とする光コネクタプラグ。
  7. 請求項に記載の光コネクタプラグであって、
    前記摩擦部材は、前記可動子または前記遮蔽片に設けられた舌片であることを特徴とする光コネクタプラグ。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載の光コネクタプラグであって、
    前記アダプタまたはレセプタクルが、SC形またはMU形のアダプタまたはレセプタクルであることを特徴とする光コネクタプラグ。
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