JP3961522B2 - 折り畳み可能な自転車 - Google Patents

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本発明は、自転車に関し、特に折り畳み可能な自転車に関する。
従来からよく知られている折畳み可能な自転車には、鉛直面回転式というものがある。この種の折畳み可能な自転車は、その通常の姿勢時における前後両車体フレームがそれらの前後方向に沿って縦断する中心面が同一の鉛直面にあり、且つ、該同一の鉛直面に沿って互いに上下回動して折畳まれるように構成されているが、それを折畳もうとする時、予め前後両輪の一つを自転車から取り外す必要があり、さもなければ前後両輪が互いに干渉して正当な折畳み状態になれないので、折畳み作業は繁雑で手間がかかるという欠点がある。
また、他にも、水平面展開式のものがある。この種の折畳み可能な自転車は、前記のような鉛直面にはなく、水平面に左右回動して左右並列するように折畳まれるので、前記のように前後両輪の間の干渉がなく予め前後両輪の一つを自転車から取り外す必要がない。しかしながら、このような折畳み可能な自転車は、前後両車体フレームの間の枢軸にも、乗用者の体重と車体自重の重さ及び走行時の上下振動による上下方向の荷重が独立に掛かり、他にそれらを分散する構造がないので、壊れやすいという欠点がある。
上記に鑑みて、本発明の第1の目的は、鉛直面回転式である上、それを折畳もうとする時、予め前後両輪のいずれも自転車から取り外す必要がない折畳み可能な自転車を提供しようとすることにある。
本発明の第2の目的は、前記目的が達成されるとともに、更に、通常の姿勢時に、前後両車体フレームの間の枢軸にかかる乗用者の体重と車体自重の重さ及び走行時の上下振動による上下方向の荷重がそれ自体の構造に分散されうる折畳み可能な自転車を提供しようとすることにある。
前記目的を達成するために、本発明は、まず、その車体フレームが前輪の付いている前車体フレームと後輪の付いている後車体フレームとから前後枢接してなり、且つ、その通常の姿勢時に、前記前車体フレームと後車体フレームとが、それらの前後方向に沿って縦断する中心面が同一の鉛直面にあるとともに、前記枢接によって前記通常の姿勢から前記鉛直面に沿いながら相対回動させられ、折畳み姿勢になされることができる自転車において、前記枢接は、前記車体フレームが折り畳まれる時、前記前車体フレームと前記後車体フレームの少なくとも一つが前記鉛直面から徐々に遠ざけるように構成されていることを特徴とする折り畳み可能な自転車を提供する。
そして、前記前車体フレームと前記後車体フレームとにそれぞれ、前記通常の姿勢時において互いに当接し、前記折畳み姿勢時において互いに離間する当接部材があるように構成されており、且つ、前記前車体フレームの前記当接部材は、上へ仰ぐように傾いており、前記後車体フレームの前記当接部材は、前記前車体フレームの前記当接部材に対応して下へ俯くように傾いている折り畳み可能な自転車を提供する。
前記構成による折畳み可能な自転車は、その通常の姿勢時に、前記前車体フレームと後車体フレームとが、それらの前後方向に沿って縦断する中心面が同一の鉛直面にあるが、前記車体フレームが折り畳まれる時、前記前車体フレームと前記後車体フレームの少なくとも一つが前記鉛直面から徐々に遠ざけるように構成されている鉛直面回転式であるため、それを、前記前後両輪が互いに干渉することなく、直接に折畳むことができるので、前後両輪のいずれをも取り外す必要がない。
そして、前記前車体フレームと前記後車体フレームとにそれぞれ、前記通常の姿勢時において互いに当接する当接部材があるように構成されており、且つ、前記前車体フレームの前記当接部材は、上へ仰ぐように傾いており、前記後車体フレームの前記当接部材は、前記前車体フレームの前記当接部材に対応して下へ俯くように傾いているため、前後両車体フレームの間の枢軸にかかる乗用者の体重と車体自重の重さ及び走行時の上下振動などによる上下方向の荷重が当該当接部材に分散されうるので、前記枢軸は壊れにくくなる。
以下、本発明の好ましい実施形態を詳しく説明する。なお、以下の説明においては、そのサイズに拘わらず、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
第1の実施形態
まず、図1〜図10を参照しながら本発明の折畳み可能な自転車の第1の実施形態を説明する。この第1の実施形態の折畳み可能な自転車は、図1に示すように、その車体フレーム2が前輪23の付いている前車体フレーム21と後輪24の付いている後車体フレーム22とから前後枢接してなっている。且つ、該折畳み可能な自転車は、その通常の姿勢時に、前記前車体フレーム21と後車体フレーム22とが、図2の上面図のように、それらの前後方向に沿って縦断する中心面が同一の鉛直面Xにあるとともに、前記枢接によって前記通常の姿勢から前記鉛直面に沿いながら相対回動させられ、折畳み姿勢になされることができる。
前記前車体フレーム21と前記後車体フレーム22とにそれぞれ、前記通常の姿勢時において互いに当接し(図1に参照)、前記折畳み姿勢時において互いに離間する(図7に参照)当接部材210,220があるように構成されている。前記前車体フレーム21の前記当接部材210は、上へ仰ぐように傾いており、前記後車体フレーム22の前記当接部材220は、前記前車体フレーム21の前記当接部材210に対応して下へ俯くように傾いている。また、図3を参照すると、前記後車体フレーム22の前記当接部材220の下端近くから左右一対のラグ26,26が突出しており、前記前車体フレーム21の前記当接部材210の下端近くから突起25が突出し前記左右一対のラグ26,26の間に挿入してそこに挟まれており、且つ、前記左右一対のラグ26,26及び前記突起25の突出方向は、前記鉛直面Xと角度を挟んで交差している。そして、一本の枢軸27をほぼ水平向きにし且つ前記突出方向と垂直になって前記左右一対のラグ26,26と前記突起25とを貫通して前記前車体フレーム21と前記後車体フレーム22とを互いに相対回動することができるように枢接させている。このように、前記車体フレーム2が折り畳まれる時、前記前車体フレーム21と前記後車体フレーム22が前記枢軸27を基軸とし、前記突出方向と前記鉛直面Xとから挟まれた角度によって前記鉛直面Xから徐々に遠ざけるように下方向へ回動されるので前記前後両輪23,24が互いに干渉しない。また、図1のように、前記枢軸27と前記前後両輪23,24それぞれの回転軸P1,P2とは、前記通常の姿勢時において、前記前後両輪23,24それぞれの回転軸P1,P2との間の距離を底とした二等辺三角形になっているので、前記折畳み姿勢時における前記前後両輪23,24が左右並列するようになることができる。
また、図4〜図6に示すように、前記前車体フレーム21と前記後車体フレーム22との間には、前記前後両車体フレーム21,22の右側に、それらの前記通常の姿勢から前記折畳み姿勢への相対回動を解除可能に規制するリンク機構3が構成されている。前記リンク機構3は、第1のリンク34と第2のリンク35とを備えてなった2節リンクである。前記第1のリンク34は、その一端341が枢軸31によって前記前車体フレーム21の前記枢軸27より上方に枢支されているが、前記第2のリンク35は、その一端351がボールジョイント付き枢軸33によって前記後車体フレーム22の前記枢軸27より上方に枢支され且つその他端352に枢軸32によって前記第1のリンク34の他端342が枢接されている。即ち、前記2節リンクは前記前後両車体フレーム21,22それぞれの前記当接部材210,220と4節リンク機構になっている。前記2節リンクは、図5の上面図のように、前記第2のリンク35の前記両端351,352間の距離が前記第1のリンク34の前記両端341,342間の距離より大であり、且つ、前記第1のリンク34と前記第2のリンク35とが左右互いに重なる上、それらの前記一端341,351と前記他端342,352との連線が前記相対回動のカーヴの接線になるように折られた時、前記第1のリンク34及び前記第2のリンク35それぞれの前記他端342,352がいずれもその一端341,351から前方へ伸ばした状態になるように構成されている。
そして、前記第2のリンク35には、図示のように、その両端351,351間に、前記第1のリンク34と左右互いに重なるように折られる時に前記第1のリンク34を上方から押さえる押さえ板350が形成されていて、前記押さえ板350が前記第1のリンク34を押さえて密接すると、前記通常の姿勢に至ったことを確保することができる。また、前記第2のリンク35の前記一端351には、前記ボールジョイント付き枢軸33のボール331を収容するためのボール収容部353が形成されていて前記前後両車体フレーム21,22の相対回動による角度変化に対応することができる(図5、図6ないし図8に参照)。そして、前記第2のリンク35の前記他端352に更に突出部354が形成してあり、且つ該突出部354にレバー36が枢接されている。前記レバー36の自由端部には、取っ手361、及び、前記第2のリンク35の一端351に脱着可能に係止されることができる引っ掛け溝362が形成されている。
そしてまた、前記リンク機構3は、更に、止め環37とフック38とを備えている。前記止め環37は、前記前車体フレーム21の前記枢軸27寄りのところに固設されており、前記フック38は、前記後車体フレーム22の前記枢軸27寄りのところに枢設されていて前記折畳み姿勢時に回動されて前記止め環37と係合し前記前後両車体フレーム21,22を該折畳み姿勢に保持することができる。
前記通常の姿勢時、図4に示すように、前記前車体フレーム21の前記当接部材210と前記後車体フレーム22の前記当接部材220が互いに当接されている。この場合、前記2節リンクは、前記第1のリンク34と前記第2のリンク35とが左右互いに重なる上、それらの前記一端341,351と前記他端342,352との連線が前記相対回動のカーヴの接線になるように折られて前記第2のリンク35の前記押さえ板350が前記第1のリンク34に密接するまで押さえられる状態になり(図5に参照)、即ち、前記第1のリンク34と前記第2のリンク35それぞれ他方と枢接している前記他端342,352がいずれもその一端341,351から前記接線上に前方へ伸ばした状態になるため、前記通常の姿勢から前記折畳み姿勢への展開力が起こっても、前記第1のリンク34に掛かる前方向への引っ張り力と前記第2のリンク35に掛かる後方向への引っ張り力とを前記互いに枢接している他端342,352で相殺し、前記第1のリンク34と前記第2のリンク35とを前記左右互いに重なったまま保持することができるので、前記前車体フレーム21と前記後車体フレーム22との前記通常の姿勢から前記折畳み姿勢への相対回動を規制することができる。
前記車体フレーム2を折畳もうとする場合、図4における点線及び矢印に示すように、まず、前記取っ手361を握って前記レバー36を前記引っ掛け溝362と前記第2のリンク35の一端351との係止が解除されるように引いてから更に上へ持ち上げると、前記2節リンクの前記連線が前記接線を離間して前記規制を解除し、そして、図7に示すように、前記第2のリンク35の他端352が前記レバー36に上へ引っ張られて前記第1のリンク34と連動して前記前車体フレーム21と前記後車体フレーム22とを自重で前記枢軸27を中心として下へ相対回動させて前記折畳み姿勢へ展開させることができる。前記枢軸27が前記鉛直面Xに垂直していないので、前記車体フレーム2が折畳まれる時、前記前車体フレーム21の縦断中心面を前記鉛直面Xとすると、前記後車体フレーム22は、図8のように、その縦断中心面を前記鉛直面Xから徐々に遠ざけるように回動される。このように、前記折畳み姿勢時、前記前後両車体フレーム21,22は、図9と図10に示すように、前記前後両輪23,24が左右並列し且つ互いに干渉しない状態に形成されている。その後、、前記止め環37と前記フック38との係合によって前記前車体フレーム21と前記後車体フレーム22を前記折畳み姿勢に保持して前記前後両車体フレーム21,22が任意に回動することを避けることができる。
第2の実施形態
次に、図11と図12を参照しながら本発明の折畳み可能な自転車の第2の実施形態を説明する。この第2の実施形態の折畳み可能な自転車は、前記第1の実施形態とほぼ同様であるが、異なるところは、前記後車体フレーム22に、更に、荷台28が該後車体フレーム22から後へ延出していることにある。また、前記荷台28の後端には複数のホイル29が付いているので、前記折畳み姿勢時に、該複数のホイル29が前記前後両輪23,24と共に着地して自転車全体を平面上に立てることができ(図12に参照)、且つ、前記複数のホイル29と前記前後両輪23,24との輪転により前記折畳まれた自転車を引きずって移動することに便利である。もちろん、前記折畳まれた自転車の輪転による移動が必ずしも必要ではないので、前記荷台28には前記複数のホイル29が取り付けられていなくともよい。その時、前記荷台28と前記前後両輪23,24とによって自転車全体が平面上に支持されることができる。
上記のように、本発明の折畳み可能な自転車は、鉛直面回転式であるが、それを折畳もうとする時、従来のように前後両輪の一つを自転車から取り外す必要がなく、且つ、前記リンク機構による前記前後両車体フレームの回動不能な規制が解除されてから前記リンク機構によって更に上へ持ち上げられると、前記前後両車体フレームが前記枢軸を中心として前記折畳み姿勢まで相対回動することができるので、折畳み作業が従来より簡易で迅速になる。それに、前記通常の姿勢時に前記前車体フレームと前記後車体フレームそれぞれの当接部材が互いに斜めに当接していて前後両車体フレームの間の枢軸にかかる乗用者の体重と車体自重の重さ及び走行時の上下振動などによる上下方向の荷重を当該当接部材によって分散することができるので、前記枢軸は壊れにくくなる。
以上説明した実施の形態は、あくまでも本発明の技術的内容を明らかにする意図のものにおいてなされたものであり、本発明はそうした具体例に限定して狭義に解釈されるものではなく、本発明の精神とクレームに述べられた範囲で、いろいろと変更して実施できるものである。
本発明に係る折畳み可能な自転車の第1の実施形態の通常の姿勢時の側面図。 第1の実施形態の上面図。 第1の実施形態における前後両車体フレームの枢接構造を示す一部構成図。 第1の実施形態におけるリンク機構が前後車体フレームを通常の姿勢に保持する時及び該通常の姿勢を解除し始めた時の側面図。 第1の実施形態におけるリンク機構が前後車体フレームを通常の姿勢に保持する時の上面図。 第1の実施形態におけるリンク機構が通常の姿勢を解除し始めた時の上面図。 第1の実施形態の折畳み動作を示す説明図。 第1の実施形態の折畳み姿勢時のリンク機構の角度変化の説明図。 第1の実施形態の折畳み姿勢時の側面図。 第1の実施形態例の折畳み姿勢時の上面図。 本発明に係る折畳み可能な自転車の第2の実施形態の通常の姿勢時の側面図。 第2の実施形態例の折畳み姿勢時の状態図。
符号の説明
11 前車体フレーム
12 後車体フレーム
13 枢軸
2 車体フレーム
21 前車体フレーム
210 当接部材
22 後車体フレーム
220 当接部材
23 前輪
24 後輪
25 突起
26 ラグ
27 枢軸
28 荷台
29 ホイル
3 リンク機構
31 枢軸
32 枢軸
33 ボールジョイント付き枢軸
331 ボール
34 第1のリンク
341 一端
342 他端
35 第2のリンク
350 押さえ板
351 一端
352 他端
353 ボール収容部
354 突出部
36 レバー
361 取っ手
362 引っ掛け溝
37 止め環
38 フック

Claims (10)

  1. その車体フレームが前輪の付いている前車体フレームと後輪の付いている後車体フレームとから前後枢接してなり、且つ、その通常の姿勢時に、前記前車体フレームと後車体フレームとが、それらの前後方向に沿って縦断する中心面が同一の鉛直面にあるとともに、前記枢接によって前記通常の姿勢から前記鉛直面に沿いながら相対回動させられ、折畳み姿勢になされることができる自転車において、
    前記枢接は、前記車体フレームが折り畳まれる時、前記前車体フレームと前記後車体フレームの少なくとも一つが前記鉛直面から徐々に遠ざけるように構成されており、
    前記枢接は、前記前車体フレームと前記後車体フレームの一方から突出している左右一対のラグと、他方から突出し前記左右一対のラグの間に挿入してそこに挟まれている突起と、前記左右一対のラグと前記突起とを貫通していて前記前車体フレームと前記後車体フレームとを互いに相対回動することができるようにさせる枢軸とからなっており、
    前記枢軸と前記前後両輪それぞれの回転軸とは、前記通常の姿勢時において、前記前後両輪それぞれの回転軸との間の距離を底とした二等辺三角形になっており、
    前記前車体フレームと前記後車体フレームとにそれぞれ、前記通常の姿勢時において互いに当接し、前記折畳み姿勢時において互いに離間する当接部材があるように構成されており、
    前記前車体フレームの前記当接部材は、上へ仰ぐように傾いており、前記後車体フレームの前記当接部材は、前記前車体フレームの前記当接部材に対応して下へ俯くように傾いており、
    また、前記突起及び前記一対のラグはそれぞれ前記前車体フレーム及び前記後車体フレームの前記当接部材の下端近くから突出してなっていることを特徴とする折り畳み可能な自転車。
  2. 前記左右一対のラグ及び前記突起の突出方向は、前記鉛直面と角度を挟んで交差しており、前記枢軸は前記突出方向と垂直になっていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み可能な自転車。
  3. 前記前車体フレームと前記後車体フレームとの間に、それらの前記通常の姿勢から前記折畳み姿勢への相対回動を解除可能に規制するリンク機構が構成されていて前記通常の姿勢を保持することができる請求項1または2に記載の折り畳み可能な自転車。
  4. 前記リンク機構は、その一端が前記前車体フレームの前記枢軸より上方に枢支されている第1のリンクと、その一端が前記後車体フレームの前記枢軸より上方に枢支され且つその他端に前記第1のリンクの他端が枢接されている第2のリンクとを備えてなっている2節リンクであり、
    該2節リンクは、更に、前記第1のリンクと前記第2のリンクとが左右互いに重なる上、それらの前記一端と前記他端との連線が前記相対回動のカーヴの接線になるように折られて前車体フレームと前記後車体フレームとの前記通常の姿勢から前記折畳み姿勢への相対回動を規制し前記通常の姿勢に保持することができ、且つ、前記連線を前記接線から離間させられると前記規制を解除し前記前車体フレームと前記後車体フレームとを前記折畳み姿勢へ展開させることができるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の折り畳み可能な自転車。
  5. 前記2節リンクは、更に、前記第2のリンクの前記両端間の距離が前記第1のリンクの前記両端間の距離より大であり、且つ、前記第1のリンクと前記第2のリンクとが左右互いに重なる上、それらの前記一端と前記他端との連線が前記相対回動のカーヴの接線になるように折られた時、前記第1のリンク及び前記第2のリンクそれぞれの前記他端がいずれもその一端から前方へ伸ばした状態になるように構成されており、
    また、前記第2のリンクには、前記状態になる寸前から、前記第1のリンクを上方から押さえて密接するようになり、前記通常の姿勢に至ったことを確保するための押さえ板が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の折り畳み可能な自転車。
  6. 前記第2のリンクの他端に更に突出部が形成してあり、該突出部にレバーが枢接されており、該レバーの自由端部に取っ手、及び、前記第2のリンクの一端に脱着可能に係止されることができる引っ掛け溝が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の折り畳み可能な自転車。
  7. 前記第2のリンクは、その一端がボールジョイント付き枢軸によって前記後車体フレームに枢支されており、且つ、前記一端に前記ボールジョイント付き枢軸のボールを収容するためのボール収容部が形成されていて前記前後両車体フレームの相対回動による角度変化に対応することができることを特徴とする請求項6に記載の折り畳み可能な自転車。
  8. 前記リンク機構は、更に、前記前車体フレームの前記枢軸寄りのところに固設されている止め環と、前記後車体フレームの前記枢軸寄りのところに枢設されていて前記折畳み姿勢時に回動されて前記止め環と係合し該折畳み姿勢を保持することができるフックとを備えていることを特徴とする請求項7に記載の折り畳み可能な自転車。
  9. 前記後車体フレームに、更に、荷台が該後車体フレームから後へ延出していて、前記折畳み姿勢時に該荷台と前記前後両輪とによって自転車全体を平面上に支持することができることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の折り畳み可能な自転車。
  10. 前記荷台に、前記折畳み姿勢時に前記前後両輪と共に着地することができる複数のホイルがついていて前記折畳み姿勢時に輪転により移動することができることを特徴とする請求項9に記載の折り畳み可能な自転車。
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