JP3629923B2 - 搬送用台車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、工場内における部品の運搬や、事務所内における書類の運搬等に使用される搬送用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、工場内において部品を運搬する場合、図11に示す如く荷台Aaに車輪Ab、Ab…とハンドルバーAcとを設けて成る搬送用台車Aが、従来から広く一般に使用されているが、このような構成の搬送用台車Aにおいては、未使用時に複数台の搬送用台車Aを駐車する場合、台数に比例した広いフロア面積を必要とする不都合があった。
【0003】
そこで、本件出願人は先に、図12および図13に示す如く、ベースフレームaに車輪b、b…とハンドルバーcとを設けて成る台車本体Baに、折り畳み可能に連結された前部荷台dと後部荷台eとから成る荷台Bbを揺動自在に支承して成る搬送用台車Bを提供した。
【0004】
このような構成の搬送用台車Bにおいて、複数台の搬送用台車Bを駐車する場合、図13に示す如く、荷台Bbの前部荷台dと後部荷台eとを折り畳んだ状態で、ベースフレームaに他の搬送用台車Bのベースフレームaを入れ込むことにより、駐車スペースを可及的に小さく抑えることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の搬送用台車Bにおいては、駐車時に荷台Bbを折り畳む際、前部荷台dと後部荷台eとを揺動させるべく、荷台Bbの支軸fに設けたペダルgを踏み込む必要がある。
【0006】
一方、駐車している状態から搬送用台車Bを引き出したのち、荷台Bbを使用可能な状態とするには、折り畳まれている前部荷台dと後部荷台eとを広げる必要がある。
【0007】
このように、従来の搬送用台車Bにおいては、荷台Bbを折り畳み自在としたことにより、駐車スペースを小さく抑え得るものの、ペダルgの操作や荷台Bbの展開作業等、使用者に煩雑な作業を強いる不都合があった。
【0008】
本発明は上記実状に鑑みて、使用者に煩雑な作業を強いることなく、駐車スペースを可及的に小さく抑え得る搬送用台車の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に関わる搬送用台車は、略V字形の平面形状を呈するベースフレームを有し、ベースフレームの幅広側端部に立設したハンドルバー、およびベースフレームの底部に設けた車輪を備えて成る台車本体と、前記台車本体に対してベースフレームに載置された使用位置から上方へ揺動し得る態様で支承された荷台とを具備し、非使用時において他の搬送用台車とベースフレーム同士を互いに入れ込んだ状態で駐車される搬送用台車であって、台車本体におけるベースフレームの幅広側端部に、荷台を揺動支持するための支承軸を、車幅方向かつ水平方向に延びる態様で架設するとともに、荷台を揺動支持する支承軸に後方側連結フックを、後方に向けて延びる連結位置と、ハンドルバーに倣って上方に延びる退避位置と、荷台に載置された状態で前方に延びる収容位置との間において揺動自在に設け、かつ後方側連結フックを連結位置に保持する位置決め手段と、後方側連結フックを退避位置に固定するロック手段とを設けている。
さらに、本発明に関わる搬送用台車は、車体本体のベースフレームを前下がりの姿勢とするとともに、該ベースフレームの前部に前方側連結フックを設け、かつ荷台の自由端にガイドフォロワを設ける一方、車体本体のベースフレームに他の搬送用台車におけるベースフレームが進入した際、他の搬送用台車における荷台の自由端に設けられたガイドフォロワと当接して、他の搬送用台車における荷台を使用位置から上方へ揺動させるガイド部材を、車体本体に設置することによって目的を達成している。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、一実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図10は、本発明を工場の生産ラインにおいて部品を運搬するための搬送用台車に適用した例を示しており、本発明に関わる搬送用台車1は、台車本体10と該台車本体10に設置された荷台20とを具備している。
【0011】
台車本体10は、略V字形状の平面形状を成すベースフレーム11と、このベースフレーム11の底部に設けられた前輪(キャスター)12f、12f、および後輪(キャスター)12r、12rとを備えており、さらに前記ベースフレーム11の幅広側端部には、車幅方向かつ水平方向に延びる態様で支承軸13が架設されているとともに、ハンドルバー14が上方へ向けて立設されている。
【0012】
ここで、上記搬送用台車1は、通常、作業員(図示せず)が身体の前方でハンドルバー14を把持して走行させることから、便宜上、ベースフレーム11において幅の狭い側を搬送用台車1の前部、ベースフレーム11の幅広側端部を搬送用台車1の後部として、搬送用台車1における各部の構成を説明する。
【0013】
ベースフレーム11の底部に設けられた前輪12f、12fは、その走行方向が常に前方へ向くよう固定設置されている一方、後輪12r、12rはベースフレーム11に対し、垂直軸を中心として旋回可能に設置されている。なお、前輪12fと後輪12rとを、共にベースフレーム11に対して自由に旋回し得るよう構成することも可能である。
【0014】
また、ベースフレーム11における前輪12fの取付け部と、後輪12rの取付け部分との間には、約 10mm の高低差が設けられており、これよってベースフレーム11は、約 0.5°の傾斜角度で前下がりとなっており、さらに前記ベースフレーム11の下部には、駐車時における他の搬送用台車の過度の進入を規制するためのストッパ15、15が固設されている。
【0015】
一方、荷台20は、矩形の平面形状を呈する枠体21と、該枠体21の上面に固設された上板22とから構成されており、台車本体10のベースフレーム11に載置された使用位置において、前記荷台20はベースフレーム11の上方全域を覆っている。
【0016】
また、荷台20における枠体21の後縁部には、支持パイプ23、23が固設されており、これら支持パイプ23、23が台車本体10を構成している支承軸13に遊嵌することで、荷台20は台車本体10に対して、ベースフレーム11に載置された使用位置から、上方に向けて揺動自在に支承されている。
【0017】
さらに、荷台21の前縁部(自由端)には、その左右に一対のガイドフォロワ24、24が固定設置されており、これらガイドフォロワ24は、それぞれ円柱部材から構成され、軸線を車幅方向かつ水平方向に延在させた態様で取り付けられている。
【0018】
これに対して、台車本体10における支承軸13の左右両端部には、それぞれプレート状のガイド部材16、16が固設されており、これらガイド部材16は前記支承軸13の後方域において車体前方に向けて上方に傾斜し、かつ上部が支承軸13に倣って湾曲形成されている。
【0019】
また、車体本体10におけるベースフレーム11の前方中央には、前方側連結フック30が設置されている一方、車体本体10を構成する支承軸13の中央部には、後方側連結フック40が設けられている。
【0020】
後方側連結フック40は、台車の前後軸方向に延在するプレート状の部材であり、その基部に固設した支持パイプ41が、台車本体10の支承軸13に遊嵌することで、後方側連結フック40は台車本体10に対し、後方に向けて延びる連結位置(図4中の実線位置)と、ハンドルバー14に倣って上方に延びる退避位置(図4中の二点鎖線位置)と、荷台20に載置された状態で前方に延びる収容位置(図4中の三点鎖線位置)との間を揺動自在に設けられている。
【0021】
また、支持パイプ41の両端に形成した凸部41a、41aと、支承軸13に固設されて前記凸部41a、41aに当接するストッパブロック13s、13sとによって、前記後方側連結フック40を連結位置に保持するための位置決め手段40Sが構成されている。
【0022】
さらに、支持パイプ41に固設したブラケット42にピン結合されたロックレバー43と、支承軸13に固設されかつ前記ロックレバー43の嵌合するロック溝rを有するロックパイプ13pとによって、前記後方側連結フック40を退避位置に固定するためのロック手段40Rが構成されている。
【0023】
上述した如き構成の搬送用台車1においては、荷台20を使用位置とすることにより、ベースフレーム11上に広い搭載スペースが確保され、作業員がハンドルバー14を握って搬送用台車1を走行させることで、荷台20に搭載した部品や工具箱等の運搬が行なわれる。
【0024】
このとき、前記ロック手段40Rを構成するロックレバー43を、ロックパイプ13pのロック溝rに勘合させ、後方側連結フック40を退避位置に固定しておくことで、運搬作業時に後方側連結フック40が邪魔となることはない。
【0025】
また、複数台の搬送用台車1を連結する場合には、前記ロック手段40Rを解除し、後方側連結フック40を後方に揺動させて連結位置に展開する。
このとき、位置決め手段40Sを構成する支持パイプ41の凸部41aが、支承軸13のストッパブロック13sと当接することで、後方側連結フック40が連結位置に保持されることとなる。
この状態において、前記後方側連結フック40と、後方に位置する他の搬送用台車1における前方側連結フック30とを互いに連結する。
【0026】
一方、非使用時において複数台の搬送用台車1を駐車・保管する際には、先ず駐車する各々の搬送用台車1における後方側連結フック40を前方に揺動させ、該後方側連結フック40を荷台20に載置された状態で前方に延びる収容位置とする。
【0027】
次いで、搬送用台車1の後方に他の搬送用台車1を位置させたのち、前方の搬送用台車1におけるベースフレーム11に、後方の搬送用台車1におけるベースフレーム11を進入させる。
【0028】
ここで、図9に示す如く、搬送用台車1(図中の左方)の後方に、他の搬送用台車(図中の右方)1を位置させた状態では、後方の搬送用台車1におけるガイドフォロワ24の前方に、前方の搬送用台車1におけるガイド部材16が対峙することとなる。
【0029】
この状態から、後方の搬送用台車1を前進させて行くと、後方の搬送用台車1におけるガイドフォロワ24が、前方の搬送用台車1におけるガイド部材16に当接し、次いで図10に示す如く前記ガイドフォロワ24が前記ガイド部材16の斜面を滑り上ることで、後方の搬送用台車1における荷台20が、使用位置から上方へ向けて揺動することとなる。
【0030】
こののち、後方の搬送用台車1を更に前進させ、図3および図8に示す如く、該搬送用台車1における前輪12f、12fを、前方の搬送用台車1におけるストッパ15、15に突き当てる。
【0031】
このとき、後方の搬送用台車1における荷台20は、前記搬送用台車1の前進に伴い、前方の搬送用台車1におけるガイド部材16、16の上部を滑って徐々に上方へ揺動して行き、最終的には図8に示す如く使用位置から大きく上動した位置において、前記ガイド部材16、16によって支持されることとなる。
【0032】
また、図8に示す如く、駐車された複数台の搬送用台車1,1…は、それぞれ200 mm間隔で並べられており、上述した如く前方の搬送用台車1におけるベースフレーム11に、後方の搬送用台車1におけるベースフレーム11を進入させ、互いのベースフレーム11を重ね合わせることによって、可及的に少ないフロア面積によって複数台の搬送用台車1を駐車・保管することが可能となる。
【0033】
ここで、先に説明した如く、搬送用台車1における車体本体10のベースフレーム11は、約 0.5°の傾斜角度で前下がりとなっているため、荷台20が使用位置に占位している先頭の搬送用台車1に、後方から他の搬送用台車1を進入させ、先頭の搬送用台車1における荷台20の下に、後方の搬送用台車1におけるベースフレーム11を潜り込ませた状態において、前記荷台20と前記ベースフレーム11との間には、約2mmの隙間が画成されることとなる。
【0034】
このため、先頭の搬送用台車1に後方から他の搬送用台車1を進入させる際、あるいは先頭の搬送用台車1から他の搬送用台車1を引き出す際、前記荷台20と前記ベースフレーム11とが擦れ合うことなく、スムーズに作業を行なうことができ、また不用意な損傷や塗装の剥がれを生じることもない。
【0035】
一方、駐車・保管されている搬送用台車1を使用に供する場合には、最後尾に位置している搬送用台車1を、直前の搬送用台車1におけるベースフレーム11から引き抜いて分離すればよい。
【0036】
このとき、最後尾の搬送用台車1を前方の搬送用台車1から引き抜くに伴い、最後尾の搬送用台車1における荷台20は、前方の搬送用台車1におけるガイド部材16、16の上部を滑って徐々に下方へ揺動して行き、前方の搬送用台車1から完全に引き出された状態において、最後尾の搬送用台車1における荷台20は、ベースフレーム11に載置された使用位置に占位する。
【0037】
ここで、先に説明した如く、複数台の搬送用台車1、1…を駐車させている状態では、前方の搬送用台車1におけるストッパ15に、後方の搬送用台車1における前輪12f、12fが当接していることで、前方の搬送用台車1におけるベースフレーム11に、後方の搬送用台車1におけるベースフレーム11が嵌り込んでしまうことがなく、もって最後尾の搬送用台車1をスムーズに引き出すことができる。
【0038】
上述した如く、本発明に関わる搬送用台車1では、台車本体10の後部に設けたガイド部材16、16と、荷台20の先端に設けたガイドフォロワ24、24との協同作用に基づいて、搬送用台車1を前方の搬送用台車1に進入させた際、荷台20を使用位置から上動させ、また搬送用台車1を前方の搬送用台車1から引き出した際、荷台20を使用位置へ復帰させている。
【0039】
このため、使用者が荷台20に対して何らの作業もすることなく、搬送用台車1を前方の搬送用台車1に進入させることによって、可及的に小さなスペースで複数台の搬送用台車1を駐車することが可能となる。
【0040】
すなわち、本発明に関わる搬送用台車1によれば、ペダルの操作や荷台の展開作業等を必要としていた従来の搬送用台車に比較して、使用者に煩雑な作業を強いることなく、駐車スペースを可及的に小さく抑えることが可能となる。
【0041】
なお、本発明に関わる搬送用台車は、工場の生産ラインにおける部品の運搬のみならず、例えば事務所内における書類の運搬等、種々の産業分野において様々な物品を運搬するための搬送用台車として、有効に適用し得るものであることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】
以上、詳述した如く、本発明に関わる搬送用台車は、略V字形の平面形状を呈するベースフレームを有し、ベースフレームの幅広側端部に立設したハンドルバー、およびベースフレームの底部に設けた車輪を備えて成る台車本体と、前記台車本体に対してベースフレームに載置された使用位置から上方へ揺動し得る態様で支承された荷台とを具備し、非使用時において他の搬送用台車とベースフレーム同士を互いに入れ込んだ状態で駐車される搬送用台車であって、台車本体におけるベースフレームの幅広側端部に、荷台を揺動支持するための支承軸を、車幅方向かつ水平方向に延びる態様で架設するとともに、荷台を揺動支持する支承軸に後方側連結フックを、後方に向けて延びる連結位置と、ハンドルバーに倣って上方に延びる退避位置と、荷台に載置された状態で前方に延びる収容位置との間において揺動自在に設け、かつ後方側連結フックを連結位置に保持する位置決め手段と、後方側連結フックを退避位置に固定するロック手段とを設け、さらに車体本体のベースフレームを前下がりの姿勢とするとともに、該ベースフレームの前部に前方側連結フックを設け、かつ荷台の自由端にガイドフォロワを設ける一方、車体本体のベースフレームに他の搬送用台車におけるベースフレームが進入した際、他の搬送用台車における荷台の自由端に設けられたガイドフォロワと当接して、他の搬送用台車における荷台を使用位置から上方へ揺動させるガイド部材を車体本体に設置している。
上記構成によれば、車体本体のベースフレームを他の搬送用台車におけるベースフレームに進入させる際、ガイド部材とガイドフォロワとの協同作用に基づいて、荷台が使用位置から上方へ揺動するために、使用者が荷台に対して何らの作業もすることなく、搬送用台車を他の搬送用台車に進入させることによって、可及的に小さなスペースで複数台の搬送用台車を駐車できる。
さらに、上記構成によれば、荷台を揺動支持する支承軸に後方側連結フックを揺動自在に設けたことで、収容位置に揺動させた際に後方側連結フックが荷台に載置された状態で前方に延び、これにより先行する搬送用台車における荷台の上に、航続の搬送用台車における台車が密着した状態で重ね合わされ、より小さなスペースにおいて駐車することが可能となる。
すなわち、本発明に関わる搬送用台車によれば、ペダルの操作や荷台の展開作業等を必要としていた従来の搬送用台車に比較して、使用者に煩雑な作業を強いることなく、駐車スペースを可及的に小さく抑えることが可能となる。
また、上記構成によれば、ハンドルバーに倣って上方に延びる退避位置に後方側連結フックを固定するロック手段を設けたので、上記後方側連結フックを退避位置に固定しておくことにより、台車を後方から押す作業員にとって後方側連結フックが邪魔とならず、極めてスムーズに運搬作業を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる搬送用台車を示す全体側面図。
【図2】搬送用台車を示す全体平面図。
【図3】搬送用台車が駐車している状態を示す荷台を省略した全体平面図。
【図4】搬送用台車の後方側連結フックを示す要部断面側面図。
【図5】搬送用台車を示す概念的な全体背面図。
【図6】搬送用台車の後方側連結フックに対するロック手段および位置決め手段を示す要部断面図。
【図7】(a)、(b)、および(c)は、図6中のa−a線断面図、b−b線断面図、およびc−c線断面図。
【図8】搬送用台車の駐車状態を示す全体側面図。
【図9】搬送用台車における荷台の動作を説明するための要部断面側面図。
【図10】搬送用台車における荷台の動作を説明するための要部断面側面図。
【図11】従来の搬送用台車を示す全体斜視図。
【図12】従来の搬送用台車を示す全体斜視図。
【図13】従来の搬送用台車を示す全体斜視図。
【符号の説明】
1…搬送用台車、
10…台車本体、
11…ベースフレーム、
12f…前輪(車輪)、
12r…後輪(車輪)、
13…支承軸、
14…ハンドルバー、
16…ガイド部材、
20…荷台、
24…ガイドフォロワ、
30…前方側連結フック、
40…後方側連結フック、
40S…位置決め手段、
40R…ロック手段。
Claims (1)
- 略V字形の平面形状を呈するベースフレームを有し、ベースフレームの幅広側端部に立設したハンドルバー、およびベースフレームの底部に設けた車輪を備えて成る台車本体と、前記台車本体に対してベースフレームに載置された使用位置から上方へ揺動し得る態様で支承された荷台とを具備し、非使用時において他の搬送用台車とベースフレーム同士を互いに入れ込んだ状態で駐車される搬送用台車であって、
前記台車本体におけるベースフレームの幅広側端部に、前記荷台を揺動支持するための支承軸を、車幅方向かつ水平方向に延びる態様で架設するとともに、前記荷台を揺動支持する前記支承軸に後方側連結フックを、後方に向けて延びる連結位置と、前記ハンドルバーに倣って上方に延びる退避位置と、前記荷台に載置された状態で前方に延びる収容位置との間において揺動自在に設け、かつ前記後方側連結フックを前記連結位置に保持する位置決め手段と、前記後方側連結フックを前記退避位置に固定するロック手段とを設け、さらに前記車体本体のベースフレームを前下がりの姿勢とするとともに、該ベースフレームの前部に前方側連結フックを設け、かつ前記荷台の自由端にガイドフォロワを設ける一方、前記車体本体のベースフレームに他の搬送用台車におけるベースフレームが進入した際、前記他の搬送用台車における荷台の自由端に設けられたガイドフォロワと当接して、前記他の搬送用台車における荷台を使用位置から上方へ揺動させるガイド部材を、前記車体本体に設けて成ることを特徴とする搬送用台車。
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