JPH10157626A - 搬送用台車 - Google Patents
搬送用台車Info
- Publication number
- JPH10157626A JPH10157626A JP8324040A JP32404096A JPH10157626A JP H10157626 A JPH10157626 A JP H10157626A JP 8324040 A JP8324040 A JP 8324040A JP 32404096 A JP32404096 A JP 32404096A JP H10157626 A JPH10157626 A JP H10157626A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、保管のための駐機スペース
を可及的に小さく抑えることができ、併せてパレットを
必要とすることなく物品を運搬することの可能な搬送用
台車の提供を目的とすることにある。 【解決手段】 平面略V字形のベースフレーム11、車
輪12f、12r、およびハンドルバー13を備える台
車本体10と、該台車本体10に支軸24を介して揺動
自在に支承された荷台20とを具備し、該荷台20を台
車本体10に支承された第1の荷台21と、該第1の荷
台21と重ね合わせ得る態様で第1の荷台に揺動自在に
支承された第2の荷台22とから構成している。
を可及的に小さく抑えることができ、併せてパレットを
必要とすることなく物品を運搬することの可能な搬送用
台車の提供を目的とすることにある。 【解決手段】 平面略V字形のベースフレーム11、車
輪12f、12r、およびハンドルバー13を備える台
車本体10と、該台車本体10に支軸24を介して揺動
自在に支承された荷台20とを具備し、該荷台20を台
車本体10に支承された第1の荷台21と、該第1の荷
台21と重ね合わせ得る態様で第1の荷台に揺動自在に
支承された第2の荷台22とから構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場内における部
品の運搬や、事務所内における書類の運搬等に使用され
る搬送用台車に関するものである。
品の運搬や、事務所内における書類の運搬等に使用され
る搬送用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場内において部品を運搬する場合等に
は、図6に示す如く荷台Aaに車輪Ab、Ab…とハン
ドルバーAcとを設けて成る搬送用台車Aが、従来から
広く一般に使用されている。ここで、上記従来の搬送用
台車Aでは、未使用時に複数台の搬送用台車Aを駐機す
る場合、台数に比例した広いフロア面積を必要とする不
都合があった。一方、図7に示す搬送用台車Bは、略V
字形の平面形状を成すベースフレームBaと、該ベース
フレームBaに設けた車輪Bb、Bb…、およびハンド
ルバーBcとから構成されており、複数台の搬送用台車
Bを駐機する場合には、ベースフレームBaに鎖線で示
す如く他の搬送用台車BのベースフレームBaを入れ込
むことで、駐機スペースを可及的に小さく抑えることが
可能となる。
は、図6に示す如く荷台Aaに車輪Ab、Ab…とハン
ドルバーAcとを設けて成る搬送用台車Aが、従来から
広く一般に使用されている。ここで、上記従来の搬送用
台車Aでは、未使用時に複数台の搬送用台車Aを駐機す
る場合、台数に比例した広いフロア面積を必要とする不
都合があった。一方、図7に示す搬送用台車Bは、略V
字形の平面形状を成すベースフレームBaと、該ベース
フレームBaに設けた車輪Bb、Bb…、およびハンド
ルバーBcとから構成されており、複数台の搬送用台車
Bを駐機する場合には、ベースフレームBaに鎖線で示
す如く他の搬送用台車BのベースフレームBaを入れ込
むことで、駐機スペースを可及的に小さく抑えることが
可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
搬送用台車Bにおいては、入れ込みを可能とするためベ
ースフレームBa上に荷台を設置することができず、小
型の物品を運搬する場合には、ベースフレームBaにパ
レットCを搭載し、このパレットC上に物品を載せて運
搬している。このため、従来の搬送用台車Bでは、物品
の運搬に際してパレットCの併用を必要とし、さらに搬
送用台車Bの使用時にはパレットCを搭載し、非使用時
にはパレットCを取り外す作業を要する不都合があっ
た。本発明は上記実状に鑑みて、保管のための駐機スペ
ースを可及的に小さく抑えることができ、併せてパレッ
トを必要とすることなく物品を運搬することの可能な搬
送用台車の提供を目的とするものである。
搬送用台車Bにおいては、入れ込みを可能とするためベ
ースフレームBa上に荷台を設置することができず、小
型の物品を運搬する場合には、ベースフレームBaにパ
レットCを搭載し、このパレットC上に物品を載せて運
搬している。このため、従来の搬送用台車Bでは、物品
の運搬に際してパレットCの併用を必要とし、さらに搬
送用台車Bの使用時にはパレットCを搭載し、非使用時
にはパレットCを取り外す作業を要する不都合があっ
た。本発明は上記実状に鑑みて、保管のための駐機スペ
ースを可及的に小さく抑えることができ、併せてパレッ
トを必要とすることなく物品を運搬することの可能な搬
送用台車の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明に関わる搬送用台車では、略V字形の平面形
状を呈するベースフレーム、該ベースフレームの底部に
設けられた車輪、およびベースフレームの幅広側端部に
立設されたハンドルバーを備えて成る台車本体と、該台
車本体にベースフレームの幅広側端部において幅方向に
延びる支軸を中心として、ベースフレームに倣って水平
方向に展開する使用位置、およびハンドルバーに倣って
上下方向に展開する非使用位置の間を揺動自在に支承さ
れた荷台とを具備し、非使用時においてベースフレーム
同士を互いに入れ込んで重ね合わせた状態で保管される
よう構成するとともに、上記荷台を、台車本体に対して
揺動自在に支承された第1の荷台と、該第1の荷台と重
ね合わせ得る態様で第1の荷台の自由縁部に揺動自在に
支承された第2の荷台とから構成している。
く、本発明に関わる搬送用台車では、略V字形の平面形
状を呈するベースフレーム、該ベースフレームの底部に
設けられた車輪、およびベースフレームの幅広側端部に
立設されたハンドルバーを備えて成る台車本体と、該台
車本体にベースフレームの幅広側端部において幅方向に
延びる支軸を中心として、ベースフレームに倣って水平
方向に展開する使用位置、およびハンドルバーに倣って
上下方向に展開する非使用位置の間を揺動自在に支承さ
れた荷台とを具備し、非使用時においてベースフレーム
同士を互いに入れ込んで重ね合わせた状態で保管される
よう構成するとともに、上記荷台を、台車本体に対して
揺動自在に支承された第1の荷台と、該第1の荷台と重
ね合わせ得る態様で第1の荷台の自由縁部に揺動自在に
支承された第2の荷台とから構成している。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、一実施例を示す図面に基づ
いて、本発明を詳細に説明する。図1ないし図5は、本
発明を工場の生産ラインにおいて部品を運搬するための
搬送用台車に適用した例を示しており、本発明に関わる
搬送用台車1は、台車本体10と該台車本体10に設置
された荷台20とを具備している。
いて、本発明を詳細に説明する。図1ないし図5は、本
発明を工場の生産ラインにおいて部品を運搬するための
搬送用台車に適用した例を示しており、本発明に関わる
搬送用台車1は、台車本体10と該台車本体10に設置
された荷台20とを具備している。
【0006】台車本体10は、略V字形状の平面形状を
成すベースフレーム11と、このベースフレーム11の
底部に設けられた前輪12f、12f、および後輪12
r、12rと、ベースフレーム10の幅広側端部に立設
されたハンドルバー13とを具備しており、ハンドルバ
ー13の下部には補強用のステー13sが架設されてい
る。
成すベースフレーム11と、このベースフレーム11の
底部に設けられた前輪12f、12f、および後輪12
r、12rと、ベースフレーム10の幅広側端部に立設
されたハンドルバー13とを具備しており、ハンドルバ
ー13の下部には補強用のステー13sが架設されてい
る。
【0007】ここで、上記搬送用台車1は、通常、作業
員(図示せず)が身体の前方でハンドルバー13を把持
して走行させることから、便宜上、ベースフレーム11
において幅の狭い側を搬送用台車1の前部、ベースフレ
ーム11の幅広側端部を搬送用台車1の後部として、搬
送用台車1における各部の構成を説明する。
員(図示せず)が身体の前方でハンドルバー13を把持
して走行させることから、便宜上、ベースフレーム11
において幅の狭い側を搬送用台車1の前部、ベースフレ
ーム11の幅広側端部を搬送用台車1の後部として、搬
送用台車1における各部の構成を説明する。
【0008】ベースフレーム11の底部に設けられた前
輪12f、12fは、その走行方向が常に前方へ向くよ
う固定設置されている一方、後輪12r、12rはベー
スフレーム11に対し、垂直軸を中心として旋回可能に
設置されている。なお、前輪12fと後輪12rとを、
共にベースフレーム11に対して自由に旋回し得るよう
設置することも可能である。
輪12f、12fは、その走行方向が常に前方へ向くよ
う固定設置されている一方、後輪12r、12rはベー
スフレーム11に対し、垂直軸を中心として旋回可能に
設置されている。なお、前輪12fと後輪12rとを、
共にベースフレーム11に対して自由に旋回し得るよう
設置することも可能である。
【0009】一方、荷台20は、第1の荷台としての後
部荷台21と、第2の荷台としての前部荷台22とを具
備している。
部荷台21と、第2の荷台としての前部荷台22とを具
備している。
【0010】後部荷台21の後縁部には、一対のナック
ル23、23が固設され、さらに各ナックル23、23
には幅方向に延在する支軸24が固設されており、ハン
ドルバー13の柱部13p、13pに固設された支持パ
イプ25、25に、支軸24の両端部を各々遊嵌させる
ことによって、後部荷台21は台車本体10に対して揺
動自在に支承されている。
ル23、23が固設され、さらに各ナックル23、23
には幅方向に延在する支軸24が固設されており、ハン
ドルバー13の柱部13p、13pに固設された支持パ
イプ25、25に、支軸24の両端部を各々遊嵌させる
ことによって、後部荷台21は台車本体10に対して揺
動自在に支承されている。
【0011】また、後部荷台21の前縁部(自由縁部)
には、一対のヒンジ26、26を介して前部荷台22が
揺動自在に支承されており、さらに支軸24における一
方の端部には、荷台20を操作するためのペダル30が
固定設置されている。
には、一対のヒンジ26、26を介して前部荷台22が
揺動自在に支承されており、さらに支軸24における一
方の端部には、荷台20を操作するためのペダル30が
固定設置されている。
【0012】ここで、後部荷台21と前部荷台22とか
ら構成される荷台20は、図4中に実線で示す如く、後
部荷台21と前部荷台22とがベースフレーム11に倣
って水平方向に展開する使用位置と、図4中に鎖線で示
す如く、ハンドルバー13に倣って上下方向に展開する
非使用位置とに占位することができる。
ら構成される荷台20は、図4中に実線で示す如く、後
部荷台21と前部荷台22とがベースフレーム11に倣
って水平方向に展開する使用位置と、図4中に鎖線で示
す如く、ハンドルバー13に倣って上下方向に展開する
非使用位置とに占位することができる。
【0013】すなわち、後部荷台21と前部荷台22と
から成る荷台20が使用位置に占位している状態におい
て、支軸24を介して後部荷台21に固設されたペダル
30を作業員が踏み込むと、後部荷台21は支軸24を
中心として非使用位置へ揺動する一方、前部荷台22は
後部荷台21の揺動に伴って後縁部が持ち上げられ、か
つ自重によりヒンジ26、26を中心として下方に揺動
することで非使用位置へ移動し、これによって後部荷台
21と前部荷台22とは、底面同士を互いに対向させる
態様で折り畳まれることとなる。
から成る荷台20が使用位置に占位している状態におい
て、支軸24を介して後部荷台21に固設されたペダル
30を作業員が踏み込むと、後部荷台21は支軸24を
中心として非使用位置へ揺動する一方、前部荷台22は
後部荷台21の揺動に伴って後縁部が持ち上げられ、か
つ自重によりヒンジ26、26を中心として下方に揺動
することで非使用位置へ移動し、これによって後部荷台
21と前部荷台22とは、底面同士を互いに対向させる
態様で折り畳まれることとなる。
【0014】なお、荷台20を構成する前部荷台21と
後部荷台22とは、生産ラインで使用される最小の部品
箱を搭載し得る態様で、共に偏平な角パイプを格子状に
組合わせた骨格構造によって構成されている。
後部荷台22とは、生産ラインで使用される最小の部品
箱を搭載し得る態様で、共に偏平な角パイプを格子状に
組合わせた骨格構造によって構成されている。
【0015】このため、前部荷台21および後部荷台2
2は共に軽量であり、上述のように荷台20を使用位置
から非使用位置へ移動させる際、ペダル30への踏力が
少なくて済むので操作が容易なものとなる。
2は共に軽量であり、上述のように荷台20を使用位置
から非使用位置へ移動させる際、ペダル30への踏力が
少なくて済むので操作が容易なものとなる。
【0016】また、前部荷台21および後部荷台22を
骨格構造としたことで、荷台20の水捌けが極めて良好
なものとなり、搬送用台車1を屋外において使用あるい
は駐機する場合でも、荷台20上に雨水が溜まることを
可及的に抑え得る。
骨格構造としたことで、荷台20の水捌けが極めて良好
なものとなり、搬送用台車1を屋外において使用あるい
は駐機する場合でも、荷台20上に雨水が溜まることを
可及的に抑え得る。
【0017】上記構成の搬送用台車1においては、荷台
20を使用位置とし、後部荷台21と前部荷台22とを
水平方向に展開することで、ベースフレーム11上に広
い搭載スペースが確保され、作業員がハンドルバー13
を握って搬送用台車1を走行させることで、荷台20に
搭載した部品や工具箱等の運搬が行なわれる。
20を使用位置とし、後部荷台21と前部荷台22とを
水平方向に展開することで、ベースフレーム11上に広
い搭載スペースが確保され、作業員がハンドルバー13
を握って搬送用台車1を走行させることで、荷台20に
搭載した部品や工具箱等の運搬が行なわれる。
【0018】一方、非使用時において複数台の搬送用台
車1を駐機・保管する場合、先ず、荷台20が使用位置
に占位している状態の搬送用台車1に対して、ペダル3
0を踏み込んで前部荷台21と後部荷台22とを折り畳
み、台車20を先に詳述した非使用位置に移動させ、こ
ののち台車本体10におけるベースフレーム11を、先
に駐機されている搬送用台車1のベースフレーム11に
後方から入れ込む。
車1を駐機・保管する場合、先ず、荷台20が使用位置
に占位している状態の搬送用台車1に対して、ペダル3
0を踏み込んで前部荷台21と後部荷台22とを折り畳
み、台車20を先に詳述した非使用位置に移動させ、こ
ののち台車本体10におけるベースフレーム11を、先
に駐機されている搬送用台車1のベースフレーム11に
後方から入れ込む。
【0019】このように、一方の搬送用台車1における
ベースフレーム11に、他方の搬送用台車1におけるベ
ースフレーム11を入れ込み、互いのベースフレーム1
1を重ね合わせることによって、可及的に少ないフロア
面積によって複数台の搬送用台車1を駐機・保管するこ
とができる。
ベースフレーム11に、他方の搬送用台車1におけるベ
ースフレーム11を入れ込み、互いのベースフレーム1
1を重ね合わせることによって、可及的に少ないフロア
面積によって複数台の搬送用台車1を駐機・保管するこ
とができる。
【0020】また、荷台20を非使用位置とした際、後
部荷台21と前部荷台22とが折り畳まれることで、非
使用位置における荷台20の高さ寸法が低く抑えられる
ために、搬送用台車1の駐機・保管時に際して、上述の
如くフロア面積を小さく抑え得るとともに、駐機・保管
スペースの高さを低く抑えることが可能となる。
部荷台21と前部荷台22とが折り畳まれることで、非
使用位置における荷台20の高さ寸法が低く抑えられる
ために、搬送用台車1の駐機・保管時に際して、上述の
如くフロア面積を小さく抑え得るとともに、駐機・保管
スペースの高さを低く抑えることが可能となる。
【0021】一方、駐機・保管されている搬送用台車1
を使用に供する場合には、使用する搬送用台車1を他の
搬送用台車1のベースフレーム11から引き抜いて分離
し、次いで非使用位置に占位している荷台20の後部荷
台21と前部荷台22とを、作業員の手操作により水平
方向に展開して使用位置とすればよい。
を使用に供する場合には、使用する搬送用台車1を他の
搬送用台車1のベースフレーム11から引き抜いて分離
し、次いで非使用位置に占位している荷台20の後部荷
台21と前部荷台22とを、作業員の手操作により水平
方向に展開して使用位置とすればよい。
【0022】このとき、上述した如く前部荷台21と後
部荷台22とは、角パイプの組合せから構成されている
ために軽量であり、もって荷台20を非使用位置から使
用位置へ移動させる作業も極めて容易に行なうことがで
きる。
部荷台22とは、角パイプの組合せから構成されている
ために軽量であり、もって荷台20を非使用位置から使
用位置へ移動させる作業も極めて容易に行なうことがで
きる。
【0023】また、図3に示す如く後部荷台21の前縁
21eと、前部荷台22における後縁22eとの間に
は、異物の噛込み防止を目的として隙間W(図3参照)
が設けられており、この隙間Wの寸法を適宜に設定して
おくことによって、荷台20の展開作業時に、後部荷台
21と前部荷台22との間で、小型部品や作業員の指を
挟んでしまう等の不都合を未然に防止することができ
る。
21eと、前部荷台22における後縁22eとの間に
は、異物の噛込み防止を目的として隙間W(図3参照)
が設けられており、この隙間Wの寸法を適宜に設定して
おくことによって、荷台20の展開作業時に、後部荷台
21と前部荷台22との間で、小型部品や作業員の指を
挟んでしまう等の不都合を未然に防止することができ
る。
【0024】なお、本発明に関わる搬送用台車は、工場
の生産ラインにおける部品の運搬のみならず、例えば事
務所内における書類の運搬等、種々の産業分野において
様々な物品を運搬するための搬送用台車として、有効に
適用し得るものであることは勿論である。
の生産ラインにおける部品の運搬のみならず、例えば事
務所内における書類の運搬等、種々の産業分野において
様々な物品を運搬するための搬送用台車として、有効に
適用し得るものであることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明に関わる搬
送用台車は、略V字形の平面形状を呈するベースフレー
ム、該ベースフレームの底部に設けられた車輪、および
ベースフレームの幅広側端部に立設されたハンドルバー
を備えて成る台車本体と、該台車本体にベースフレーム
の幅広側端部において幅方向に延びる支軸を中心とし
て、ベースフレームに倣って水平方向に展開する使用位
置、およびハンドルバーに倣って上下方向に展開する非
使用位置の間を揺動自在に支承された荷台とを具備し、
非使用時においてベースフレーム同士を互いに入れ込ん
で重ね合わせた状態で保管されるよう構成するととも
に、上記荷台を、台車本体に対して揺動自在に支承され
た第1の荷台と、該第1の荷台と重ね合わせ得る態様で
第1の荷台の自由縁部に揺動自在に支承された第2の荷
台とから構成している。上記構成によれば、第1の荷台
と第2の荷台とを水平方向に展開して、荷台を使用位置
とすることによって、パレットを併用することなく小型
の物品をも運搬することが可能となる。また、第1の荷
台と第2の荷台とを折り畳んで荷台を非使用位置とし、
台車本体のベースフレームを露呈させることにより、複
数台の搬送用台車を駐機する場合に、ベースフレーム同
士を互いに入れ込んで重ね合わせることで、駐機スペー
スを可及的に小さく抑えることが可能となる。このよう
に、本発明に関わる搬送用台車によれば、保管のための
駐機スペースを可及的に小さく抑えることができ、併せ
てパレットを必要とすることなく物品を運搬することが
可能となる。
送用台車は、略V字形の平面形状を呈するベースフレー
ム、該ベースフレームの底部に設けられた車輪、および
ベースフレームの幅広側端部に立設されたハンドルバー
を備えて成る台車本体と、該台車本体にベースフレーム
の幅広側端部において幅方向に延びる支軸を中心とし
て、ベースフレームに倣って水平方向に展開する使用位
置、およびハンドルバーに倣って上下方向に展開する非
使用位置の間を揺動自在に支承された荷台とを具備し、
非使用時においてベースフレーム同士を互いに入れ込ん
で重ね合わせた状態で保管されるよう構成するととも
に、上記荷台を、台車本体に対して揺動自在に支承され
た第1の荷台と、該第1の荷台と重ね合わせ得る態様で
第1の荷台の自由縁部に揺動自在に支承された第2の荷
台とから構成している。上記構成によれば、第1の荷台
と第2の荷台とを水平方向に展開して、荷台を使用位置
とすることによって、パレットを併用することなく小型
の物品をも運搬することが可能となる。また、第1の荷
台と第2の荷台とを折り畳んで荷台を非使用位置とし、
台車本体のベースフレームを露呈させることにより、複
数台の搬送用台車を駐機する場合に、ベースフレーム同
士を互いに入れ込んで重ね合わせることで、駐機スペー
スを可及的に小さく抑えることが可能となる。このよう
に、本発明に関わる搬送用台車によれば、保管のための
駐機スペースを可及的に小さく抑えることができ、併せ
てパレットを必要とすることなく物品を運搬することが
可能となる。
【図1】本発明に関わる搬送用台車の使用時の状態を示
す全体斜視図。
す全体斜視図。
【図2】本発明に関わる搬送用台車の未使用時の状態を
示す全体斜視図。
示す全体斜視図。
【図3】本発明に関わる搬送用台車を示す全体平面図。
【図4】本発明に関わる搬送用台車を示す全体側面図。
【図5】本発明に関わる搬送用台車を示す全体背面図。
【図6】従来の搬送用台車を示す全体斜視図。
【図7】従来の他の搬送用台車を示す全体斜視図。
1…搬送用台車、 10…台車本体、 11…ベースフレーム、 12f…前輪(車輪)、 12r…後輪(車輪)、 13…ハンドルバー、 20…荷台、 21…後部荷台(第1の荷台)、 22…前部荷台(第2の荷台)、 24…支軸、 26…ヒンジ、 30…ペダル。
Claims (3)
- 【請求項1】 略V字形の平面形状を呈するベースフ
レーム、該ベースフレームの底部に設けられた車輪、お
よびベースフレームの幅広側端部に立設されたハンドル
バーを備えて成る台車本体と、該台車本体にベースフレ
ームの幅広側端部において幅方向に延びる支軸を中心と
して、ベースフレームに倣って水平方向に展開する使用
位置、およびハンドルバーに倣って上下方向に展開する
非使用位置の間を揺動自在に支承された荷台とを具備
し、非使用時においてベースフレーム同士を互いに入れ
込んで重ね合わせた状態で保管される搬送用台車であっ
て、 上記荷台を、台車本体に対して揺動自在に支承された第
1の荷台と、該第1の荷台と重ね合わせ得る態様で第1
の荷台の自由縁部に揺動自在に支承された第2の荷台と
から構成したことを特徴とする搬送用台車。 - 【請求項2】 上記第1の荷台にペダルを固定設置
し、該ペダルの操作に基づいて第1の荷台を台車本体に
対して揺動させるとともに、第1の荷台に対して第2の
荷台を揺動させることによって、荷台を折り畳むよう構
成したことを特徴とする請求項1記載の搬送用台車。 - 【請求項3】 上記第1の荷台の自由縁部と、該自由
縁部と対向する第2の荷台の縁部との間に、異物の噛込
みを防止するための隙間を設けて成ることを特徴とする
請求項1記載の搬送用台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324040A JPH10157626A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 搬送用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324040A JPH10157626A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 搬送用台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10157626A true JPH10157626A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18161489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8324040A Pending JPH10157626A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 搬送用台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10157626A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007302114A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Moriyama Tekko:Kk | 折畳み式台車 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8324040A patent/JPH10157626A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007302114A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Moriyama Tekko:Kk | 折畳み式台車 |
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