JP3961154B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の給紙装置(給紙手段)において、給紙トレイの用紙が無くなったこと(以後、「ペーパーエンド」という)を検知するペーパエンド検知手段(用紙切れ検知手段)が用いられている。
【0003】
このペーパーエンド検知手段として、例えば、給紙トレイの底板に積載されている用紙が無くなって底板が下がったたときに、フィラが自重又はバネ等により下がって、フォトインタラプタを遮蔽することでペーパエンドを検知するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した技術では、給紙トレイに積載されているものが、例えば、厚紙や封筒等のコシの強い用紙であった場合、その用紙のコシにより給紙時において用紙自体が底板を押し下げてしまい、フィラがフォトインタラプタを遮蔽してしまうことがあった。フィラがフォトインタラプタを遮蔽すると、底板に用紙が積載されているにもかかわらず、ペーパーエンドとして検知されてしまうという誤検知が発生してしまう。即ち、給紙装置による給紙動作に起因するペーパーエンド検知手段の誤検知が発生してしまうという課題がある。
【0005】
そこで、本発明は、用紙切れ検知手段の誤検知を防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載の発明は、用紙収納部に収納されている用紙を給紙する給紙手段と、用紙収納部の用紙無しを検知する用紙切れ検知手段と、用紙切れ検知手段の検知結果に応じて給紙手段の給紙動作を制御する制御手段とを有し、用紙収容部から給紙された用紙に画像を形成する画像形成装置であって、用紙収納部に収納されている用紙種類を検知する用紙種類検知手段を備え、制御手段は、用紙種類検知手段が特定の用紙種類を検知したときに、給紙手段による用紙の給紙開始から次の用紙が給紙可能になるまでの間、用紙切れ検知手段の検知結果を無効にすることを特徴とする。
【0011】
この請求項に記載の発明では、例えば、厚紙等、用紙収納部に収納されている用紙の種類によって、用紙切れ検知手段が誤検知をしやすいものがあり、用紙種類検知手段が、誤検知をしやすい厚紙等の用紙(特定の用紙)を検知したとき、制御手段は用紙の給紙中において用紙切れ検知手段の検知結果を無効にする。
【0012】
制御手段は、用紙の給紙中において、用紙切れ検知手段の検知結果を無効にしていることにより、給紙手段の給紙動作に起因する用紙切れ検知手段の誤検知を防止することができる。
【0013】
請求項に記載の発明は、用紙収納部に収納されている用紙を給紙する給紙手段と、用紙収納部の用紙無しを検知する用紙切れ検知手段と、用紙切れ検知手段の検知結果に応じて給紙手段の給紙動作を制御する制御手段とを有し、用紙収容部から給紙された用紙に画像を形成する画像形成装置であって、用紙サイズを検知する用紙サイズ検知手段を備え、制御手段は、用紙サイズ検知手段が特定の用紙サイズを検知したときに、給紙手段による用紙の給紙開始から次の用紙が給紙可能になるまでの間、用紙切れ検知手段の検知結果を無効にすることを特徴とする。
【0014】
この請求項に記載の発明では、一般に、はがきや封筒等の用紙サイズ(特定の用紙サイズ)は、用紙切れ検知手段が誤検知をしやすい厚紙であるから、この用紙サイズを検知することによって、用紙切れ検知手段が誤検知をしやすい用紙が判別でき、簡単な構成で且つメモリ資源等をの追加することなしに給紙手段の給紙動作に起因する用紙切れ検知手段の誤検知を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照しながら第1実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明を適用した画像形成装置を概略的に示す構成図である。先ず、画像形成装置の構成及び作用を概略的に説明する。図1に示すように、画像形成装置1は、その表面(周面)に画像情報に対応する静電潜像が形成される像担持体としての感光体ドラム3を有している。
【0016】
感光体ドラム3の周囲には、感光体ドラム3の表面を帯電処理する帯電ローラ5と、帯電処理後の感光体ドラム3に対して光の画像データを照射して感光体ドラム1の表面に静電潜像を形成する光学ユニット7と、感光体ドラム3に形成された静電潜像をトナー像として可視化する現像ローラ9を有する現像装置11と、感光体ドラム3のトナー像を用紙Pに転写する転写ローラ13と、転写処理後に感光体ドラム3を次の画像形成処理に備えてクリーニングするクリーニングブレード15を有するクリーニング装置17とが配置されている。
【0017】
画像形成装置1の下部には、画像形成装置本体に用紙Pを給紙する給紙装置(給紙手段)19が設けられている(これについては後述する)。また、画像形成装置本体には、給紙装置19から給紙された用紙Pを感光体ドラム3と転写ローラ13との間に向けて所定のタイミングで送り出すレジストローラ対21と、転写ローラ13により用紙Pに転写されたトナー像を定着させる(定着処理を施す)定着定着ユニット23と、定着処理が施された用紙Pを受ける排紙トレイ25とが設けられている。なお、図中符号12は、手差し給紙トレイを示している。
【0018】
このような構成では、先ず、給紙装置19から給紙された用紙Pは、レジストローラ対21により所定のタイミングで感光体ドラム3と転写ローラ13との間へと搬送される。この間、感光体ドラム3は、モータ63(図4参照)により回転駆動され、帯電装置2によって表面が一様に帯電されるとともに、レーザ光学系4からのレーザ光を受けてその表面上に静電潜像が形成される。
【0019】
静電潜像は現像装置11から供給されるトナーによってトナー像として可視化され、この可視化されたトナー像は、転写ローラ13により用紙Pに転写される。そして、用紙Pに転写されたトナー像は、定着ユニット23で熱と圧力とが加えられることにより定着させられ、排紙ローラ対34により排紙トレイ40上に排出される。なお、画像形成後の感光体ドラム3に残留したトナーは、クリーニング装置17のクリーニングブレード15により掻き落とされて除去される。
【0020】
次に、本発明の特徴部分を説明する。図2は、給紙装置を概略的に示す構成図であり、図3は、アクチュエータがペーパーエンドセンサを遮蔽している状態を示す断面図である。
【0021】
図2に示すように、給紙装置19は、用紙Pを収納する給紙トレイ(用紙収納部)27と、給紙トレイ27に設けられ用紙Pを積載する底板29と、底板29の用紙Pを給紙する給紙ローラ31と、給紙トレイ27に収納された用紙Pが無くなったことを検知する用紙切れ検知手段33とを有している。
【0022】
底板29は、給紙トレイ27に収納された用紙Pが積載される部位であり、支点35を中心に図中上下に揺動可能になっている。底板29の給紙方向の先端部は、引っ張りスプリング37によりカセットアーム39に連結されている。給紙トレイ27を給紙装置19にセットすると、本体ベース部のガイドブロック(図示せず)によりカセットアーム39が持ち上げられ、底板29に連結している引っ張りスプリング37により底板29に積載されている用紙Pの上面は一定の高さで保持されるようになっている。なお、図2においては、用紙Pを省略している。
【0023】
また、底板29には、穴部29a(図3参照)が形成されており、この穴部29aの上方に用紙切れ検知手段33が位置している。用紙切れ検知手段33は、ペーパーエンドセンサ41と、アクチュエータ43とを有しており、給紙トレイ27に収容された用紙が無くなったことを(底板29に積載された用紙Pが無くなったことを)検知するものである。
【0024】
ペーパーエンドセンサ41は、本実施の形態では、透過型フォトセンサを用いており、ペーパーエンドセンサ41は、アクチュエータ43の遮蔽部材47に遮蔽されることにより(図3参照)、用紙無しを検知するようになっている。
【0025】
アクチュエータ43は、支持部材45と遮蔽部材47とを有している。底板29に用紙Pが積載されているときは、図2に示すように、支持部材45が用紙Pに持ち上げられており、遮蔽部材47は、ペーパーエンドセンサ41を遮蔽しない位置に位置している。一方、底板29の用紙Pが無くなると、図3に示すように、支持部材45が底板29に形成された穴部29aに落ち込むことにより、遮蔽部材47がペーパーエンドセンサ41を遮蔽するようになっている。
【0026】
給紙ローラ31は、底板29に積載された用紙Pの最上紙に当接し、その回転により、用紙Pの最上紙を給紙する。給紙ローラ31の近傍には、フリクションパッド49が配置されており、給紙ローラ31により給紙された用紙Pは、フリクションパッド49により一枚ずつ分離されて送り出されるようになっている。
【0027】
また、給紙ローラ31の近傍には、給紙される用紙Pを検知する給紙センサ42(図4参照)が配置されており、後述するメイン制御部55は、給紙センサ42からの検知信号を受けている間において、給紙装置19が給紙中であると判断するようになっている。即ち、給紙センサ42が用紙Pの先端を検知することで給紙開始と判断し、用紙Pの後端を給紙センサ42が検知すると給紙終了と判断するようになっている。
【0028】
図4は、画像形成装置の制御系を示すブロック図である。図4に示すように、画像形成装置1全体の制御は、メイン制御部(制御手段)55により行われている。このメイン制御部55には、画像形成の指示を出すコントローラ57、上述したペーパーエンドセンサ41や給紙センサ42或いは定着ユニット23による定着温度を検知する温度検知センサ等の各種センサ部59、光学ユニット7、定着ユニット23、画像を作像するために感光体ドラム3上に帯電ローラ5や現像装置11や等に高圧系の負荷(バイアス)をかける高圧ユニット61が接続されている。また、感光体ドラム3や給紙ローラ31等を駆動するモータ63がドライバ65を介してメイン制御部55に接続されている。
【0029】
メイン制御部55は、給紙センサ42が用紙Pを検知しているとき(給紙装置19が給紙中であるとき)、用紙切れ検知手段33のペーパーエンドセンサ41からの信号(検知結果)を無効にするようになっており、給紙中においてペーパーエンドセンサ41が用紙切れである旨の信号を受けても、給紙装置19の給紙動作を停止させる等の制御を行わないようになっている。
【0030】
次に、上述した構成及び図5のフローチャートに基づいて、第1実施の形態の作用を説明する。図5は、メイン制御部による制御を示すフローチャートである。
【0031】
図5に示すように、ステップS1において、給紙装置19による給紙前に、底板29に用紙Pがあるか否かを(ペーパーエンドか否かを)判断する。このステップS1では、メイン制御部55が、用紙切れ検知手段33のペーパーエンドセンサ41からの信号を受け取ったときは、底板29に用紙Pが無いと判断し(ペーパーエンドと判断し)、信号を受け取っていない場合は、底板29に用紙Pがあると判断する。底板29に(給紙トレイ27に)用紙Pが無い場合は、ステップS3に進み、例えば、給紙装置19の給紙動作を停止させたり、用紙Pの補充を促すランプを点灯する等のペーパーエンド処理をし、給紙装置17は、用紙P無しの状態で待機する。一方、底板29に用紙Pがある場合はステップS2に進む。
【0032】
ステップS2において、給紙が開始されたか否かを判断する。このステップS2では、給紙センサ42からの信号を受けると(給紙センサ42が用紙Pの先端を検知すると)、給紙が開始されたと判断し、ステップS4に進む。
【0033】
ステップS4において、メイン制御部55は、用紙切れ検知手段33のペーパーエンドセンサ41からの検知信号を無効(ペーパーエンド検知信号をマスク)にし、ステップS5に進む。このステップS4においては、給紙が開始された後、ペーパーエンドセンサ41が用紙無しを検知しても、その検知信号(検知結果)を無効にしている。
【0034】
ステップS5において、給紙が終了したか否かを判断する。このステップS5では、給紙センサ42からの信号が無くなったとき(用紙Pの後端が通過した後)は、給紙が終了したと判断してステップS6に進む。
【0035】
ステップS6において、メイン制御部55は、ペーパーエンドセンサ41からの検知信号を有効にして(ペーパーエンド検知信号のマスクを解除して)、ステップS7に進む。
【0036】
ステップS7において、給紙装置19による給紙後に、底板29に用紙があるか否かを(ペーパーエンドか否かを)判断する。このステップS7では、ステップS1と同様な制御を行う。即ち、メイン制御部55が、用紙切れ検知手段33のペーパーエンドセンサ41からの信号を受け取ったときは、底板29に用紙Pが無いと判断し、信号を受け取っていない場合は、底板29に用紙Pがあると判断する。
【0037】
底板29に(給紙トレイ27に)用紙Pが無い場合は、ステップS9に進み、例えば、給紙装置19の給紙動作を停止させたり、用紙Pの補充を促すランプを点灯する等のペーパーエンド処理をし、給紙装置17は、用紙P無しの状態で待機する。一方、底板29に用紙Pがある場合はステップS8に進み、次の給紙に備える(次給紙レデイ)。
【0038】
第1実施の形態においては、給紙装置19による用紙Pの給紙中において、メイン制御部55は、用紙切れ検知手段33のペーパーエンドセンサ41の検知結果を無効にしているので、給紙装置19の給紙動作に起因する用紙切れ検知手段33の誤検知を防止することができる。
【0039】
即ち、給紙装置19が、厚紙等を給紙すると厚紙のコシにより底板29が押し下げられて、アクチュエータ43の遮蔽部材47がペーパーエンドセンサ41を遮蔽してしまうことがある。この場合、メイン制御部55が用紙切れ検知手段33の検知結果を有効にしていると、底板29に用紙Pがあったとしても、メイン制御部55は底板29に用紙Pが無いものと判断してしまうといった誤検知が発生してしまう。これに対し、本実施の形態では、給紙中において用紙切れ検知手段33の検知結果を無効にしているので、用紙切れ検知手段33の誤検知を防止することができる。
【0040】
次に、他の実施の形態を説明するが、その説明にあたり上述の部分と同様な作用効果を奏する部分には、同一の符号を付することによって、その部分の詳細な説明を省略する。
【0041】
図6は、第2実施の形態に係る制御系を示すブロック図である。第2実施の形態では、メイン制御部55は、底板29に積載された用紙Pの種類を検知する用紙種類検知手段67を有している。本実施の形態では、コントローラ57には、例えば、厚紙、封筒、はがき等、底板29に積載した用紙Pの種類を示すボタンが配置された入力部58が設けられており、これらボタンのいずれかが押下されることにより、用紙種類検知手段67は底板29に積載された用紙Pの種類を検知するようになっている。
【0042】
図7は、第2実施の形態に係るメイン制御部による制御を示すフローチャートである。図7に示すように、ステップS20において、給紙トレイ27の底板29に積載されている用紙Pが厚紙であるか否かを判断する。このステップS20では、底板29に厚紙が積載され(セットされ)、コントローラ57の入力部58の厚紙を示すボタンが押下されると、用紙種類検知手段67がこれを検知する。そして、メイン制御部55が、この用紙種類検知手段67からの検知信号を受け取ると、用紙Pが厚紙であると判断してステップS4に進む。一方、用紙Pが厚紙以外の種類であれば、ステップS7に進む。なお、第2実施の形態において、ステップS20以外の各ステップにおいて、上述の第1実施の形態と同様な制御を行っていることは言うまでもない。
【0043】
この第2実施の形態では、厚紙のように、給紙トレイ27に収納される用紙の種類によって、用紙切れ検知手段33が誤検知をしやすいものがあり、用紙種類検知手段67が、誤検知をしやすい厚紙を検知したときに、メイン制御部55は、給紙中において、用紙切れ検知手段33の検知結果を無効にしており、上述の第1実施の形態と同様な効果を奏する。
【0044】
図8は、第3実施の形態に係る給紙装置を概略的に示す構成図であり、図9は、第3実施の形態に係る制御系を示すブロック図である。第3実施の形態では、図8に示すように、給紙装置19は、用紙サイズ(用紙の寸法、大きさ等)を検知する用紙サイズ検知手段34を有している。
【0045】
用紙サイズ検知手段34は、サイズ切換ダイヤル51とサイズ検知スイッチ53とを有しており、底板29に積載された用紙Pのサイズを検知する。サイズ切換ダイヤル51には各サイズに対応した突起(図示せず)が設けられており、3連のサイズ検知スイッチ53により各サイズを検知するようになっている。
【0046】
また、図9に示すように、用紙サイズ検知手段34は、上述した用紙種類検知手段67に接続されている。用紙種類検知手段67には、封筒やはがきのサイズが特定の用紙サイズとして予め入力されており、用紙サイズ検知手段34が、封筒やはがきのサイズを検知すると、用紙種類検知手段67は、底板29に積載されている用紙Pが厚紙であると検知するようになっている。
【0047】
図10は、第3実施の形態に係るメイン制御部による制御を示すフローチャートである。図10に示すように、ステップS30において、給紙トレイ27の底板29に積載されている用紙Pのサイズが、はがき、封筒サイズであるか否かを判断する。
【0048】
このステップS30では、底板29にはがき又は封筒が積載され、用紙サイズ検知手段34のサイズ切換ダイヤルをはがき又は封筒に調整すると、サイズ検知スイッチ53を介して用紙種類検知手段67がこれを検知し、用紙種類検知手段67は、底板29に積載されている用紙Pが厚紙であると検知する。そして、メイン制御部55が、この用紙種類検知手段からの検知信号を受け取ると、用紙Pが厚紙であると判断してステップS4に進む。一方、用紙Pが厚紙以外の種類であれば(はがき、封筒以外であれば)、ステップS7に進む。なお、第3実施の形態において、ステップS30以外のステップにおいて、上述の第2実施の形態と同様な制御を行っていることは言うまでもない。
【0049】
この第3実施の形態では、用紙Pのサイズが、はがきや封筒サイズであった場合、この用紙サイズを用紙切れ検知手段33が誤検知をしやすい厚紙として認識(判別)することができ、用紙サイズによって用紙Pの種類が判別でき、簡単な構成で且つメモリ資源等をの追加することなしに給紙装置19の給紙動作に起因する用紙切れ検知手段33の誤検知を防止することができる。
【0050】
本発明は、上述の実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。例えば、第2実施の形態において、用紙切れ検知手段33が、誤検知しやすい用紙を厚紙としていたが、これに限定されず、コシの強いOHPシート等、一般に誤検知をしやすいと思われる用紙であればよい。
【0051】
また、本実施の形態においては、厚紙等のコシにより底板29が押し下げられることに起因する誤検知を防止しているが、例えば、引っ張りスプリング37の劣化により底板29が下がった場合等においても、給紙中における誤検知を防止することができる。
【0052】
更に、本実施の形態では、給紙が開始されてから給紙が終了するまでの間において、用紙切れ検知手段33の検知結果を無効にしていたが、給紙が開始されてから次の用紙が給紙可能になるまでの間において、用紙切れ検知手段33の検知結果を無効にしてもよく、この場合においても同様の作用効果を奏する。
【0054】
【発明の効果】
請求項に記載の発明では、用紙種類検知手段が、誤検知をしやすい用紙(特定の用紙)を検知したとき、制御手段は用紙の給紙中において用紙切れ検知手段の検知結果を無効にしていることにより、給紙手段の給紙動作に起因する用紙切れ検知手段の誤検知を防止することができる。
【0055】
請求項に記載の発明では、用紙サイズを検知することによって、用紙切れ検知手段が誤検知をしやすい用紙が判別でき、簡単な構成で且つメモリ資源等をの追加することなしに給紙手段の給紙動作に起因する用紙切れ検知手段の誤検知を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置を概略的に示す構成図である。
【図2】給紙装置を概略的に示す構成図である。
【図3】アクチュエータがペーパーエンドセンサを遮蔽している状態を示す断面図である。
【図4】画像形成装置の制御系を示すブロック図である。
【図5】メイン制御部による制御を示すフローチャートである。
【図6】第2実施の形態に係る制御系を示すブロック図である。
【図7】第2実施の形態に係るメイン制御部による制御を示すフローチャートである。
【図8】第3実施の形態に係る給紙装置を概略的に示す構成図である。
【図9】第3実施の形態に係る制御系を示すブロック図である。
【図10】第3実施の形態に係るメイン制御部による制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置
19 給紙装置(給紙手段)
27 給紙トレイ(用紙収納部)
33 用紙切れ検知手段
34 用紙サイズ検知手段
55 メイン制御部(制御手段)
67 用紙種類検知手段

Claims (2)

  1. 用紙収納部に収納されている用紙を給紙する給紙手段と、用紙収納部の用紙無しを検知する用紙切れ検知手段と、用紙切れ検知手段の検知結果に応じて給紙手段の給紙動作を制御する制御手段とを有し、用紙収容部から給紙された用紙に画像を形成する画像形成装置であって、用紙収納部に収納されている用紙種類を検知する用紙種類検知手段を備え、制御手段は、用紙種類検知手段が特定の用紙種類を検知したときに、給紙手段による用紙の給紙開始から次の用紙が給紙可能になるまでの間、用紙切れ検知手段の検知結果を無効にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙収納部に収納されている用紙を給紙する給紙手段と、用紙収納部の用紙無しを検知する用紙切れ検知手段と、用紙切れ検知手段の検知結果に応じて給紙手段の給紙動作を制御する制御手段とを有し、用紙収容部から給紙された用紙に画像を形成する画像形成装置であって、用紙サイズを検知する用紙サイズ検知手段を備え、制御手段は、用紙サイズ検知手段が特定の用紙サイズを検知したときに、給紙手段による用紙の給紙開始から次の用紙が給紙可能になるまでの間、用紙切れ検知手段の検知結果を無効にすることを特徴とする画像形成装置。
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