JP3959849B2 - 線材をターミナルに接続固定する方法及び装置 - Google Patents

線材をターミナルに接続固定する方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個のターミナルの中の2個のターミナルを選択し、夫々所定長さに切断した線材で順次接続する作業を自動的に行うようにした方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数個のターミナルの中の2個のターミナルを選択し、夫々所定長さの線材で順次接続する場合は、所定長さに切断した線材を手作業で接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、線材を1本1本所定長さに切断し、手作業で複数個のターミナルの中、所定の2個のターミナルに接続していたので極めて能率が悪いという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決することを目的とし、ストッカーから線材を引き出し、より取り部先端迄配線し、該線材の先端部を計尺チャックで受け取り、線材を受け取った計尺チャックは、カッターを越えた所迄移動して直接線材保持フインガーに受け渡し、カッターにより切断し、次いで計尺チャックを線材保持フインガーとカッターの間に入り込ませて再度線材を持ち変え、線材を所定長さ繰り出した後、その両端部を保持ローラにて保持し、次いでカッターで線材の基部側を切断し、所定長さに切断された線材両端部をサイドクランプローラで前方に折曲し、該前方に折曲した線材の両端部を、予めコンピューターにより所定位置に位置決めされた複数のターミナルの中の所定のターミナルに夫々接続し、上記手段を繰り返し、線材をターミナルに接続固定する方法を特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図示した実施例に基づいて詳細に説明する。
1,1′は線材2,2′を巻回した線材ストッカーで両側に配設されている。3,3′は線材2,2′を内方に水平に送り込むガイドローラである。4,4′はより取り部で、その前方に線材保持フインガー5,5′並びにカッター6,6′を有する供給ヘッド12,12′が配設されている(図1〜図6参照)。図3、図4に示す如く7はより取り部4,4′間を往復摺動する計尺チャックで、両側の線材2,2′を交互にチャックしてカッターの位置迄引き出すようになっている。図6に示す如く計尺チャック7の摺動部中間には引き出した線材を下方に所定長下降させる下降計尺部材8が配設されており、その下降計尺部材8によって線材の長さを計尺するものである。9,9はガイドローラ、10は下降板で、線材を下方に押し下げるローラ11が配設されている(図6参照)。前記供給ヘッド12,12′はコンピューターにより所定巾に左右動し、更に前後動するもので、線材保持フインガー5,5′、カッター6,6′で所定長さに切断した線材の両端部を挾持する旋回ローラ13,13′及び前後動する保持ローラ14,14′、サイドクランプローラ15,15′が取り付けてある。また、供給ヘッド12,12′の前方には複数個のターミナル17を有するコネクター18が左右に順次移動し得るように配設されている。
なお、部品の低コスト化などにより、線材ストッカーは片側のみに配設しても良い。
【0006】
次に作用について説明する。
(1)図2の如く、人手により線材ストッカー1,1′より線材2,2′を引き出し、ガイドローラ3,3′に沿って内方に折曲し、より取り部4,4′先端迄配線を行う。
(2)図示はしていないが人手によりコネクター18をコネクター治具部19上にセットする。
(3)作業準備ボタンを押すことにより図3の如く計尺チャック7が一方のより取り部4にある線材2をカッター6を越した所迄引き出し、供給ヘッド12の線材保持フインガー5に受け渡す。次いで、図4の如く線材基準出しの為、カッター6で切断する。これで準備完了である。
(4)起動信号によりコネクター治具部19が圧接部へスライドし位置決めされる(図1参照)。
(5)前記同様より取り部4′の線材2′を計尺チャック7によりカッター6′を越した所迄引き出し、供給ヘッド12′の線材保持フインガー5′に受け渡し、カッター6′で切断する。
(6)次に計尺チャック7を線材保持フインガー5′とカッター6′の間に入り込ませ再度線材2′を持ち変え、反対側の供給ヘッド12に向い、図5の如く相手側のカッター6面迄線材を移動させる。この時、下降計尺部材8が移動している線材2′を上から押して下降させ計尺する。
なお、計尺はガイドローラ3,3′で行うようにしても良い。
【0007】
(7)次に図6の如く、所定長さに計尺された線材2′の両端近傍を保持ローラ14,14′が前進して旋回ローラ13,13′に圧接保持し、他方のカッター6′で切断する。
(8)次いで、サイドクランプローラ15,15′を前進させてコネクター18側に線材の先端を向けるよう折曲する。
(9)次に、線材の先端を旋回ローラ13,13′を回転させることにより所定量引き出す。
(10)次いで、図7に示すように、左右の供給ヘッド12,12′がコンピューターにより所定間隔に左右動し、更に前進して線材両端部をコネクター18上の所定のターミナル17上に位置させる。
(11)そこで先ず図8の如く、圧接ヘッド内のコネクター治具部21をターミナル17同志の間に挿入し、圧入後のターミナル拡がりを防止する。次にカシメ用ブロック20が降りてきて線材2(2′)をターミナル17に圧入すると同時に図9の如く、ターミナル17の両側内面突部17aを線材2(2′)の被覆を通して内部の導線とターミナル17を導通し、ターミナル17の上面17bを内方に折曲して線材2(2′)とターミナル17とを一体に固着する。
【0008】
(12)その後、コネクター治具部21とカシメ用ブロック20が上昇し、供給ヘッド12内の口ばし22が拡開し線材を下に落し、同時に保持ローラ14が元に戻り線材が供給ヘッド内から脱落し、作業が終了する。
上記動作を繰返し、計尺チャックが両側の線材を交互に引き出し、所定長に切断し、その両端を圧入すべきコネクターのターミナルに順次圧入固定する。
なお、上記実施例においては、旋回ローラを用いて線材先端を所定量引き出すように構成したが、線材先端部を折り曲げた際、その先端がターミナル上に位置すれば、前記旋回ローラを用いなくても良い。
また、上記の実施例においては、切断した線材の両端を順次ターミナルに固定する場合について説明したが、切断した線材のターミナルへの固定作業は、一括して行うようにしても良い。
【0009】
【発明の効果】
本発明によると、ストッカーから線材を引き出し、より取り部先端迄配線し、該線材の先端部を計尺チャックで受け取り、線材を受け取った計尺チャックは、カッターを越えた所迄移動して直接線材保持フインガーに受け渡し、カッターにより切断し、次いで計尺チャックを線材保持フインガーとカッターの間に入り込ませて再度線材を持ち変え、線材を所定長さ繰り出した後、その両端部を保持ローラにて保持し、次いでカッターで線材の基部側を切断し、所定長さに切断された線材両端部をサイドクランプローラで前方に折曲し、該前方に折曲した線材の両端部を、予めコンピューターにより所定位置に位置決めされた複数のターミナルの中の所定のターミナルに夫々接続し、上記手段を繰り返し、線材をターミナルに接続固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例要部平面図である。
【図2】 本発明の準備動作完了時の要部平面図である。
【図3】 図2の線材を計尺チャックによりカッターを越した所迄引き出した時の平面図である。
【図4】 他側の線材を計尺チャックによりカッターを越した所迄引き出した時の平面図である。
【図5】 図4の線材をカッターにより切断し計尺チャックで持ち変え反対側のカッター迄移動した時の平面図である。
【図6】 図5の線材を切断し、ターミナルの方へ折曲した時の説明図である。
【図7】 図6の線材を前進させ所定のターミナル上へ移動位置させた平面図である。
【図8】 ターミナルに線材を押圧した時の正断面図である。
【図9】 図8の線材をターミナルに完全に押圧固定した時の正断面図である。
【符号の説明】
1,1′ 線材ストッカー
2,2′ 線材
3,3′ ガイドローラ
4,4′ より取り部
5,5′ 線材保持フインガー
6,6′ カッター
7 計尺チャック
8 下降計尺部材
9,9 ガイドローラ
10 下降板
11 ローラ
12,12′ 供給ヘッド
13,13′ 旋回ローラ
14,14′ 保持ローラ
15,15′ サイドクランプローラ
16,16′ ガイドローラ
17 ターミナル
18 コネクター

Claims (1)

  1. ストッカーから線材を引き出し、より取り部先端迄配線し、該線材の先端部を計尺チャックで受け取り、線材を受け取った計尺チャックは、カッターを越えた所迄移動して直接線材保持フインガーに受け渡し、カッターにより切断し、次いで計尺チャックを線材保持フインガーとカッターの間に入り込ませて再度線材を持ち変え、線材を所定長さ繰り出した後、その両端部を保持ローラにて保持し、次いでカッターで線材の基部側を切断し、所定長さに切断された線材両端部をサイドクランプローラで前方に折曲し、該前方に折曲した線材の両端部を、予めコンピューターにより所定位置に位置決めされた複数のターミナルの中の所定のターミナルに夫々接続し、上記手段を繰り返し、線材をターミナルに接続固定する方法
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