JP3959262B2 - 2軸スクリューシャフト式粉砕機 - Google Patents

2軸スクリューシャフト式粉砕機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2軸スクリューシャフト式粉砕機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
廃棄物には、野菜や果物などの水分の多い廃棄物と、剪定枝、竹や籾殻などの硬質の廃棄物とがある。水分の多い廃棄物のみを処理する処理機や硬質の廃棄物のみを処理する一軸スクリュー式の破砕機は既に存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
水分の多い廃棄物のみを処理する処理機や硬質の廃棄物のみを処理する処理機は既に存在するが、何れも、1軸スクリューシャフト式混練型破砕機で、十分な圧送力、圧縮力、破砕力がなく、金属や石などの異物が投入された場合、機械的な排出機能がなく、磨耗が著しく、または機械が破損することがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、水分の多い廃棄物や硬質の廃棄物の何れが投入された時でも廃棄物を粉砕でき、1軸スクリューシャフト式混練型破砕機の欠点を解消すべく、2個のシリンダー(以下、円筒状ケーシングという)を平行に配置し、前記各々の円筒状ケーシングに左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとをスクリューが交差するように配置して回転自在に収容し、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとのスクリューピッチは廃棄物の投入側を長く、排出側に行くにしたがって短く設定し、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとは各々内側方向に向けて回転させ、前記円筒状ケーシングの下流側終端開口に多数の小通過孔を穿設した排出板を設け、排出板に対向する箇所の左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトに各シャフトを中心に相対向して半径方向に直線状に延びる一対の刃を備えたカッターを各刃がそれぞれ回転方向を向くように設け、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとのスクリューを交差させるため、2個の円筒状ケーシングを両断面円形の開口の一部が重なり合うように接合すると共に、相対向する上下の接合部に三角形刃部を形成し、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトの各スクリューの外周部に切欠きを等間隔に4箇所刻設して十文字状のスクリュー羽根に形成し、左不等ピッチスクリューシャフトの前記カッターと右不等ピッチスクリューシャフトの前記カッターとの設置方向をほぼ90°ずらした2軸スクリューシャフト式粉砕機とした。
【0005】
【0006】
また、本発明は、廃棄物へのくい込みと破砕効果を向上させるために、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとのスクリューに切欠きを刻設した2軸スクリューシャフト式粉砕機とした。
【0007】
さらに、本発明は、圧縮された廃棄物の破砕を効果的に行うために、左不等ピッチスクリューシャフトのカッターと右不等ピッチスクリューシャフトのカッターとの設置方向をほぼ90°ずらして設けた2軸スクリューシャフト式粉砕機とした。
【0008】
さらにまた、本発明は、左不等ピッチスクリューシャフト、右不等ピッチスクリューシャフトや排出板などの破損を避けるために、左不等ピッチスクリューシャフトあるいは右不等ピッチスクリューシャフトに必要以上の負荷がかかった場合、その負荷を検知して排出板を開くようにした2軸スクリューシャフト式粉砕機とした。
【0009】
さらにその上に、本発明は、廃棄物の粉砕効果を上げるために、シリンダー(円筒状ケーシング)の下流端の排出板は容易に取り外しと交換が可能な耐摩耗材の圧縮筒体で構成させた2軸スクリューシャフト式粉砕機とした。
【0010】
また、本発明は、排出板にシリンダー(円筒状ケーシング)の開口を効果的に閉めさせるために、排出板にクッション圧を与えて円筒状ケーシングの開口を閉めるようにした2軸スクリューシャフト式粉砕機とした。
【0011】
【発明の実施の態様】
本発明を添付する図面に示す具体的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する。
【0012】
図1は全体の概要を示す斜視図であり、架台1上に左右一対の円筒状ケーシング3・4を各円形断面の開口の一部が重ね合わせられるように一体に接合し、各ケーシング3・4内には左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとを各軸のまわりに螺旋状に形成されるスクリュー羽根が左右で相互に交差するように配置して回転自在に収容する。
【0013】
この左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとは、2軸対向ギヤボックス5、カップリング6を介在させてギヤードモーター7で駆動する。
【0014】
ホッパー61から水分の多い野菜や果物などの廃棄物、あるいは硬質の剪定枝竹や籾殻などの廃棄物を左不等ピッチスクリューシャフト、右不等ピッチスクリューシャフトに向けて投入する。 3
【0015】
投入された廃棄物は左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとにより、破断、圧縮、切断、粉砕されて、下流側の排出板8より排出される。
【0016】
左不等ピッチスクリューシャフトや右不等ピッチスクリューシャフトに必要以上の負担がかかった場合、その負荷を検知して排出板8を開くように、ギヤードモーター9を駆動し、ウォーム10、ウォームギヤー11、開閉圧力ネジ12、移動枠51を介在させる。
【0017】
図2は、本発明の要部の水平断面図で、円筒状ケーシング3、円筒状ケーシング4内には左不等ピッチスクリューシャフト21と右不等ピッチスクリューシャフト22とを左右平行に並べ収容する。左不等ピッチスクリューシャフト21の軸23のまわりに螺旋状に形成したスクリュー24と、右不等ピッチスクリューシャフト22の軸25のまわりに螺旋状に形成したスクリュー26とを交互で軸方向から見てスクリュー24・26の羽根が交差するように配置する。符号27・28は水切り板である。1本のスクリューシャフトでは被搬送物がスクリューに付着して十分に搬送できないことがあるが、2本のスクリューシャフトでスクリューを交互に配置すると、付着してないスクリューが被搬送物を搬送し、スクリューに被搬送物が付着するようなことはない。
【0018】
ギヤードモーター7では、左不等ピッチスクリューシャフト21を内向きに回転する。左不等ピッチスクリューシャフト21の軸23に固定したギヤー(図示せず)より、軸25に固定したギヤー(図示せず)に動力が伝達され、右不等ピッチスクリューシャフト22も内側に回転する。
【0019】
この左不等ピッチスクリューシャフト21と右不等ピッチスクリューシャフト22との間にホッパー61から廃棄物を投入すると、上流側へ搬送する。左不等ピッチスクリューシャフト21と右不等ピッチスクリューシャフト22とが搬送機能を有することは言うまでもないが、左不等ピッチシャフトスクリュー21・右不等ピッチスクリューシャフト22のスクリュー24・26の羽根のピッチを上流側を長く下流側を短くして、廃棄物の投入を容易にし、廃棄物を圧縮し絞るようにする。左不等ピッチスクリューシャフト21・右不等ピッチスクリューシャフト22のスクリュー24・26の羽根のピッチは、例えば、下流側から上流側に向けて順に90mm、70mm、50mm、40mm、30mmに設定する。
【0020】
図3にブロックシリンダー31を示す。このブロックシリンダー31は、図2に示すように、圧縮筒体32・33を内嵌めし、円筒状ケーシング3・4の下流側に位置させる。なお、符号63は後述のガイドポスト52の支持穴である。円筒状ケーシング3・4はブロックシリンダー31にボルト62により固定する。圧縮筒体32・33の下流側の開口を覆うようにして排出板8を設ける。排出板8に対向する箇所の左不等ピッチスクリューシャフト21と右不等スクリューシャフト22にそれぞれ投入された廃棄物を切断する図4、図5に示すように、各シャフト21・22を中心に相対向して半径方向に直線状に延びる一対の刃を備えたカッター36・37を一対の刃がそれぞれスクリューシャフト21・22の回転方向を向くように設ける。このカッター36・37により、圧縮され排出板8の小通過孔58を通過する直前の廃棄物をより一層細かく切断させる。
【0021】
円筒状ケーシング3・4内では廃棄物の破砕、圧縮、切断を行う。
【0022】
左不等ピッチスクリューシャフト21と右不等ピッチスクリューシャフト22とのスクリュー24・26を交差させるため、図6に示すように、2個の円筒状ケーシング3・4を各円形断面の開口の一部が重ね合わせられるように円筒状ケーシングの円周方向の一部 を切除した切除面同士を突き合わせて一体に接合し、相対向する上下の接合部に三角形刃部38・39を形成する。左不等ピッチスクリューシャフト21、右不等ピッチスクリューシャフト22のスクリュー24・26が廃棄物にくい込み、同時に三角形刃部38・39により廃棄物を破断する。
【0023】
左不等ピッチスクリューシャフト21、右不等ピッチスクリューシャフト22のスクリュー24・26の外周部には、図7に示すように、切欠き41を円周方向に90°間隔 ( 等間隔)に4箇所に刻設して正面より見て十文字状の羽根に形成し、廃棄物のかみ込みと破砕を可能とする。図8に示すように、特に玉ねぎなどの丸物の破砕には効果的である。
【0024】
左不等ピッチスクリューシャフト21と右不等ピッチスクリューシャフト22のカッター36・37の設置方向をほぼ90°ずらして設けると、圧縮された廃棄物をより効果的に破砕することができる。カッター36・37の設置方向をほぼ90°ずらして設けるということは、例えば、一方のカッター36を垂直状に配置したら、他方のカッター37を水平状に配置することを意味する。
【0025】
左不等ピッチスクリューシャフト21あるいは右不等ピッチスクリューシャフト22に必要以上の負荷がかかった場合、その負荷を検知して排出板8を開くようにした。
【0026】
図2において、ブロックシリンダー31にコ字状断面の枠体42が取付けられ、枠体42の基板43には変速機ボックス44が固着され、その変速機ボックス44内には開閉圧力ネジ12を水平状に位置させて軸受45・46で回転自在に設け、その先端部分を枠体42内に突出させる。開閉圧力ネジ12の基端部の軸受45と軸受46との間にウォームギヤー11を固定し、このウォームギヤー11をギヤードモーター9から垂下するウォーム10と噛み合わせる。
【0027】
枠体42内にコ字状断面の移動枠51を、枠体42の基板43とブロックシリンダー31に架設した4本のガイドポスト52に摺動自在に設ける。この移動枠51の基板53の中央にブッシュ54を圧入し、このブッシュ54を前記開閉圧力ネジ12の先端部と螺合させる。移動枠51の排出板8側の端部に排出板8を押圧するプッシャープレート55を固着する。
【0028】
左不等ピッチスクリューシャフト21あるいは右不等ピッチスクリューシャフト22に必要以上の負荷がかかった場合、トルクリミッターや過電流の検知、その他のセンサーなどの検知により過負荷を検知して、ギヤードモーター9を駆動し、ウォーム10、ウォームギヤー11を介して開閉圧力ネジ12を回転させ、プッシャープレート55を開き過負荷を防止する。過負荷が解除したらギヤードモーター9を駆動して、プッシャープレート55で圧縮筒体32・33の開口を閉じる。
【0029】
図2・図3に示す圧縮筒体32は、廃棄物を圧縮するため高温高圧になるので耐摩耗材を使用し、取り外して交換可能とするためブロックシリンダー31に圧入されている。また、圧縮筒体32内には廃棄物がより細かく粉砕できるように刃56を内方に向けて突出させている。
【0030】
図8に廃棄物71の破断状態の断面の2面図を示す。廃棄物71は三角刃部38上で左不等ピッチスクリューシャフト21と右不等ピッチスクリューシャフト22とが各々内側方向に回転すると、それぞれのスクリュー24・26の切欠き41と円筒状ケーシング3、4の接合部における下側の三角形刃部38とで図8に示すように廃棄物71が破断される。
【0031】
排出板8の圧縮筒体32の開口を圧接力を有して効果的に閉めさせるためには、排出板8をサラバネ57やスプリングでクッション圧を持たせて閉めさせる。その構造を図9に示す。
【0032】
排出板8の圧縮筒体32・33の開口に対応する箇所に粉体となった廃棄物が通過する小通過孔58が多数穿設してある。この排出板8にクッション圧を与えるために、プッシャープレート55に有底筒体59を固着し、そこにサラバネ57を収容し、ボルト60でサラバネ57の位置決めすると共に、ボルト60を排出板8に螺着し、排出板8を押圧させる。プッシャープレート55と排出板8、ブロックシリンダー31との間に隙間Lを設けているので、プッシャープレート55に力が加わり、隙間Lが零になるまで一定の範囲でクッション圧を持って圧縮筒体32・33の開口が閉められる。なお、符号63はガイドポスト52の摺動孔である。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、2個の円筒状ケーシングを平行に配置し、前記各々の円筒状ケーシングに左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとをスクリューが交差するように配置して回転自在に収容し、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとのスクリューピッチは廃棄物の投入側を長く、排出側に行くにしたがって短く設定し、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとは各々内側方向に向けて回転させ、円筒状ケーシングの下流側終端開口に多数の小通過孔を穿設した排出板を設け、排出板に対向する箇所の左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトに各シャフトを中心に相対向して半径方向に直線状に延びる一対の刃を備えたカッターを各刃がそれぞれ回転方向を向くように設け、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとのスクリューを交差させるため、2個の円筒状ケーシングを両断面円形の開口の一部が重なり合うように接合すると共に、相対向する上下の接合部に三角刃部を形成し、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトの各スクリューの外周部に切欠きを等間隔に4箇所刻設して十文字状のスクリュー羽根に形成し、左不等ピッチスクリューシャフトの前記カッターと右不等ピッチスクリューシャフトの前記カッターとの設置方向をほぼ90°ずらしたことを特徴とする2軸スクリューシャフト式粉砕機であるので、廃棄物へのくい込みと破断を行いやすくし、水分の多い廃棄物や硬質の廃棄物の何れかが投入された時でも廃棄物を粉砕でき、1軸スクリューシャフト式破砕機の欠点を解消することができる。
【0034】
【0035】
また、本発明は、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとの各スクリューの外周部に切欠きを等間隔に4箇所刻設して十文字状のスクリュー羽根に形成した2軸スクリューシャフト式粉砕機であるので、廃棄物へのくい込みと破砕効果を向上させる。
【0036】
さらに、本発明は、左不等ピッチスクリューシャフトのカッターと右不等ピッチスクリューシャフトのカッターとの設置方向をほぼ90°ずらして設けた2軸スクリューシャフト式粉砕機であるので、圧縮された廃棄物の破砕を効果的に行う。
【0037】
請求項2記載の発明は、左不等ピッチスクリューシャフトあるいは右不等ピッチスクリューシャフトに必要以上の負荷がかかった場合、その負荷を検知して排出板を開くようにした2軸スクリューシャフト式粉砕機であるので、左不等ピッチスクリューシャフト、右不等ピッチスクリューシャフトや排出板、カッターなどの破損を避けることができる。
【0038】
請求項3記載の発明は、円筒状ケーシングの下流端の排出板は容易に取り外しと交換が可能な耐摩耗材の圧縮筒体で構成させた2軸スクリューシャフト式粉砕機であるので、廃棄物の粉砕効果を上げることができる。
【0039】
請求項4記載の発明は、排出板にクッション圧を与えて円筒状ケーシングの開口を閉めるようにした2軸スクリューシャフト式粉砕機であるので、排出板に円筒状ケーシングの開口を効果的に閉めさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2軸スクリューシャフト式粉砕機の具体的一実施例の全体の概要を示す斜視図である。
【図2】図1の要部の水平断面図である。
【図3】図2のブロックシリンダーを上流側から見た正面図である。
【図4】図2のカッターを下流側から見た正面図である。
【図5】図2の他のカッターを下流側から見た正面図である。
【図6】図2の2個の円筒状ケーシング部の縦断面図である。
【図7】左不等ピッチスクリューシャフト・右不等ピッチスクリューシャフトのスクリューに切欠きを刻設した状態を示す正面図である。
【図8】廃棄物の破断状態を示す断面の2面図である。
【図9】プッシャープレート部の平面と正面との2面図である。
【符号の説明】
3・4…シリンダー(円筒状ケーシング)
21…左不等ピッチスクリューシャフト
22…右不等ピッチスクリューシャフト
8…排出板
38・39…三角形刃部
41…切欠き
32・33…圧縮筒体

Claims (4)

  1. 2個の円筒状ケーシングを平行に配置し、前記各々の円筒状ケーシングに左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとをスクリューが交差するように配置して回転自在に収容し、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとのスクリューピッチは廃棄物の投入側を長く、排出側に行くにしたがって短く設定し、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとは各々内側方向に向けて回転させ、前記円筒状ケーシングの下流側終端開口に多数の小通過孔を穿設した排出板を設け、排出板に対向する箇所の左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトに各シャフトを中心に相対向して半径方向に直線状に延びる一対の刃を備えたカッターを各刃がそれぞれ回転方向を向くように設け、左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトとのスクリューを交差させるため、2個の円筒状ケーシングを両断面円形の開口の一部が重なり合うように接合すると共に、相対向する上下の接合部に三角形刃部を形成し、
    左不等ピッチスクリューシャフトと右不等ピッチスクリューシャフトの各スクリューの外周部に切欠きを等間隔に4箇所刻設して十文字状のスクリュー羽根に形成し、左不等ピッチスクリューシャフトの前記カッターと右不等ピッチスクリューシャフトの前記カッターとの設置方向をほぼ90°ずらしたことを特徴とする2軸スクリューシャフト式粉砕機。
  2. 左不等ピッチスクリューシャフトあるいは右不等ピッチスクリューシャフトに必要以上の負荷がかかった場合、その負荷を検知して排出板を開くようにした請求項1記載の2軸スクリューシャフト式粉砕機。
  3. 前記円筒状ケーシングの下流端の排出板は容易に取り外しと交換が可能な耐摩耗材の圧縮筒体で構成させた請求項1または2記載の2軸スクリューシャフト式粉砕機。
  4. 前記排出板にクッション圧を与えて前記円筒状ケーシングの開口を閉めるようにした請求項1〜3のいずれか記載の2軸スクリューシャフト式粉砕機。
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