JP3957111B2 - 加速度センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加速度センサに関し、さらに詳しくは、例えば、車両のシートバック等の傾斜部材に取り付けられて、この傾斜部材の傾斜による影響を受けることなく車両の加速度を検出する加速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の加速度センサの一例として、図6には、車両のシートバック内のリトラクタに取り付けられた加速度センサ300の主要部が示されている。
【0003】
この加速度センサ300では、リトラクタに対して回転可能にブラケット(支持体)302が取り付けられている。ブラケット302の回転軸は、シートバックの回動軸と平行とされている。シートバック内には図示しない回転手段が設けられており、シートバックの回動角度に関わらず、ブラケット302を水平面に対して所定角度に維持できるようになっている。
【0004】
ブラケット302の支持面304には一定質量のセンサボール(移動体)306が載置されており、所定値以上の加速度でセンサボール306が慣性移動すると、センサボール306が支持面304に沿って上昇してレバー308を押し上げる。レバー308には操作突起310が形成されており、この操作突起310の上面は、ブラケット302の回転中心から一定距離を有する円弧状に形成されている。
【0005】
一方、リトラクタにはパウル(駆動部材)312が軸支されている。パウル312の受け部材314は、操作突起310の上面に接触しており(接点P1)、レバー308がパウル312を押し上げることで、パウル312がラチェットホイール316のラチェット歯318に係合し、加速度を検出できる。
【0006】
この加速度センサ300では、レバー308とパウル312との接点P1が、シートバックの回動角度(傾斜角度)によって変化する。例えば、図6及び図7に示す状態では、接点P1が、ブラケット302の回転中心を通りレバー308の移動方向(図6上下方向)と平行な基準線C2上にあるが、図8に示す状態では、この接点P1が、基準線C2から離間している。
【0007】
しかし、このように接点P1の位置が変化すると、センサボール306の移動量に対するパウル312の移動量(回動角度)も変化してしまう。すなわち、図6に示す場合には、レバー308の移動方向と接点P1の移動方向が略一致しているので、センサボール306の移動量に対するパウル312の回動量が比較的大きいが、図8に示す場合には、レバー308の移動方向に対して接点P1の移動方向が傾斜しており、センサボール306の移動量に対するパウル312の回動量が比較的小さい。
【0008】
このため、レバー308をラチェットホイール316のラチェット歯318に係合させるために必要なセンサボール306の移動量が、シートバックの回動角度によって変化する。例えば、図8に示す場合において一点鎖線で示すように、図7に示す場合と同じだけセンサボール306が移動しても、パウル312を十分に回転させてラチェット歯318に確実に係合させることができず、センサボール306は実線で示す位置まで移動する必要がある。
【0009】
このように、レバー308をラチェット歯318に係合させるために必要なセンサボール306の移動量が、シートバックの回動角度(傾斜角度)によって変化し、加速度センサ300自体の感度も変化してしまうことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる事実を考慮し、傾斜部材が傾斜しても、感度が変化することのない加速度センサを得ることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、傾斜可能な傾斜部材に取り付けられ、少なくともこの傾斜部材の傾斜中心と平行な軸回りに回転可能とされた支持体と、前記支持体の支持面に支持され、支持体に作用した所定値以上の加速度で支持面上を慣性移動する移動体と、前記傾斜部材の傾斜角度に関わらず前記支持面が水平面に対して所定の角をなすように前記支持体を回転させる回転手段と、前記支持体に取り付けられ、前記支持面を慣性移動した前記移動体によって支持面から離間する方向に移動されるレバーと、前記傾斜部材に取り付けられ、前記支持面から離間する方向に移動した前記レバーに押圧されて駆動される駆動体と、を有し、前記レバーと前記駆動体との接点Pと前記支持体の回転中心Oとの距離Kが、支持体の回転中心Oを通りレバーの移動方向と平行な基準線Cから離間するに従って大きくなるようにレバー又は駆動体の少なくとも一方の形状が決められていることを特徴とする。
【0012】
傾斜部材が傾斜すると、支持体は回転手段によって回転され、支持面が水平面に対して所定角度となる。この状態で支持体に所定値以上の加速度が作用すると、移動体が支持面上を慣性移動してレバーを支持面から離間する方向に移動させる。さらに、レバーは、駆動体を駆動させるので、加速度が検出される。
レバーと駆動体との接点Pと支持体の回転中心Oとの距離Kは、支持体の回転中心Oを通りレバーの移動方向と平行な基準線Sから離間するに従って大きくされている。従って、接点Pが基準線S上にあるときには、レバーによって駆動される駆動体の移動量は、この距離Kが回転中心Oから一定距離とされた従来の加速度センサと比較して、小さくなる。これに対し、接点Pが基準線S上から離間した位置にあるときには、レバーによって駆動される駆動体の移動量は、従来の加速度センサと比較して大きくなる。これにより、移動体の移動量に対する駆動体の移動量の変化が補正され、結果として、傾斜部材の回動角度(傾斜角度)に関わらず、加速度センサは一定の感度で加速度を検出することが可能となる。
【0013】
請求項2に記載の発明では、傾斜可能な傾斜部材に取り付けられ、少なくともこの傾斜部材の傾斜中心と平行な軸回りに回転可能とされた支持体と、前記支持体の支持面に支持され、支持体に作用した所定値以上の加速度で支持面上を慣性移動する移動体と、前記傾斜部材の傾斜角度に関わらず前記支持面が水平面に対して所定の角をなすように前記支持体を回転させる回転手段と、前記支持体に取り付けられ、前記支持面を慣性移動した前記移動体によって支持面から離間する方向に移動されるレバーと、前記傾斜部材に取り付けられ、前記支持面から離間する方向に移動した前記レバーに押圧されて駆動される駆動体と、を有し、前記レバーと前記駆動体との接点Pと前記支持体の回転中心Oとの距離Kが、前記回転中心Oを中心とする仮想球の半径をL、前記回転中心Oを通り前記レバーの移動方向と平行な基準線Cと線分OPとの成す角をθ、前記接点Pが基準線S上にあるときの前記半径Lと線分OPとの長さの差をδ、として、
K=L−δ・cos(θ)
となるようにレバー又は駆動体の少なくとも一方の形状が決められていることを特徴とする。
【0014】
傾斜部材が傾斜すると、支持体は、回転手段によって回転され、支持面が水平面に対して所定角度となる。この状態で支持体に所定値以上の加速度が作用すると、移動体が支持面上を慣性移動してレバーを支持面から離間する方向に移動させる。さらに、レバーは、駆動体を駆動させるので、加速度が検出される。
レバーと駆動体との接点Pと支持体の回転中心Oとの距離Kは、回転中心Oを中心とする仮想球の半径をL、支持体の回転中心Oを通りレバーの移動方向と平行な基準線Sと線分OPとの成す角をθ、接点Pが基準線S上にあるときの半径Lと線分OPも長さの差をδ、として、K=L−δ・cos(θ)を満たすように、レバー又は駆動体の少なくとも一方の形状が決められている。
【0015】
このため、例えば、接点Pが基準線S上にあるときには、θ=0となるので、K=L−δとなる。そして、この状態から傾斜部材が傾斜角αで傾斜すると、接点Pが基準線Sから離間し、θ=αとなるので、距離Kの値は、K=L−δ・cos(α)に増加する。これにより、移動体の移動量に対する駆動体の移動量の変化が補正され、結果として、傾斜部材の回動角度(傾斜角度)に関わらず、加速度センサは一定の感度で加速度を検出できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明の一実施の形態に係る加速度センサ10が、シートベルト装置の加速度センサとして使用された状態が示されている。また、図2には、この加速度センサ10の主要部が拡大して示されている。
【0017】
図1に示すように、自動車内のシートバック12には、シートベルト装置のリトラクタ14が取り付けられている。リトラクタ14を構成する、一対の平行な枠板16(図1では一方の枠板16のみ図示し、他方の枠板16は図示省略)には、スプール軸18が回転可能に掛け渡されて軸支されている。スプール軸18には、ウエビング20が巻き取られる略円筒状のスプール(図示省略)が装着されている。
【0018】
スプール軸18の一端は枠板16から突出しており、この突出部分にラチェットホイール22が取り付けられている。ラチェットホイール22とスプール軸18及びスプールとは一体で回転する。ラチェットホイール22のラチェット歯24に、後述するパウル66の係止爪80が係合することで、ラチェットホイール22及びスプール軸18を介して、スプールのウエビング20引出方向の回転(矢印A方向の回転)が阻止される。しかし、係止爪80が係合した状態でスプールがウエビング20巻取方向(矢印Aと反対方向)に回転しようとすると、係止爪80がラチェット歯24に乗り上げるため、ラチェットホイール22の回転は阻止されない。このため、スプールはウエビング20巻取方向には回転することができる。
【0019】
枠板16の下部には、取付孔(図示省略)が形成されており、この取付孔に、センサカバー28が嵌め込まれている。
【0020】
図2に示すように、センサカバー28は、略有底円筒状で、その筒部30が、取付孔と略同形に形成されている。筒部30の開口の周縁からは、フランジ32が立設されており、このフランジ32が枠板16に当たることで、センサカバー28が位置決めされる。
【0021】
センサカバー28の底板34の中央からは、開口側に向かって、底板34と一体的に軸支筒36が突設されている。軸支筒36の中央の軸孔38には、ブラケット40の軸ピン42が挿入されている。この軸ピン42が、ブラケット40の回転中心(軸線J)を構成する。
【0022】
ブラケット40は合成樹脂製で、偏平逆円錐状の支持部44を有している(支持部44の中心線をCで示す)。支持部44の上面は外周から中央に向かって下方に傾斜する支持面46とされており、この支持面46に、金属製のセンサボール48が載置されて支持されている。支持面46は、通常は、中心線Cが鉛直線G(図1及び図3参照)に一致する方向になっている。従って、センサボール48は、中心線C回りに円状に、支持面46と線接触している。
【0023】
支持部44の、センサカバー28側端部からは、上方に向けて軸板50が突設されており、この軸板50の中央から前述の軸ピン42が突設されている。
【0024】
軸板50の両側からは、軸板50よりも高さの高い軸柱52が突設されている。軸柱52の上部には、この軸柱52を貫通する軸受孔54が軸板50の幅方向に形成されている。軸受孔54に、センサレバー56の支軸58が挿通されている。
【0025】
センサレバー56は、支軸58の中央から、この支軸58と直角に延出されたアーム60と、このアーム60の先端に、略円錐形に形成された逆漏斗状の皿板62と、で一体形成されている。皿板62は、センサボール48の上面に載せられている。
【0026】
そして、車両に一定値以上の加速度が生じたとき、図4及び図5に示すように、センサボール48が慣性により支持面46上を転がっての支持面46の上方に移動し、皿板62を上方へ押す。これにより、センサレバー56は、支軸58(図2参照)を回転中心として、皿板62が支持面46から離間する方向(上方)に向かって回転する。
【0027】
皿板62の上面からは、パウル66を操作する操作突起64が突設されている。
【0028】
パウル66は、図2、図3及び図4に示すように、側面視にて略L字状に形成されており、長片部66Aに形成された筒部68の内部に、センサカバー28のフランジ32から突設された支軸70が挿通されている。従って、パウル66は、支軸70を中心として回転可能にセンサカバー28に軸支されている。
【0029】
また、図2及び図3に示すように、フランジ32からは制限板72が突設されており、この制限板72の先端に形成された抜け落ち防止爪74が長片部66Aの先端に係合して、パウル66の支軸70からの抜け落ちを防止すると共に、パウル66の回転を一定範囲に制限している(図4では制限板72の図示を省略)。
【0030】
パウル66の長片部66Aの略中央には、センサカバー28と反対側に向かって受け部材76が突設されている。パウル66の自重で、受け部材76の下端がセンサレバー56の操作突起64の上端に接している。この接点を図3〜図5において符号Pで示す。
【0031】
図3に示すように、操作突起64を正面視したときの上端の形状は、接点Pから軸線J(ブラケットの回転中心O)までの距離Kが、軸線Jを中心とする仮想球Q(図3において一点鎖線で示す)の半径をL、中心線Cと線分OPとの成す角をθ(図3及び図4ではθ=0°、図5では、一例としてθ=α)、接点Pが中心線C上にあるときの半径Lと線分OPとの長さの差とδとして、
K=L−δ・cos(θ) (1)
を満たすように決められている。従って、操作突起64を正面視すると、軸線Jから操作突起64の上端までの距離Kが、中心線C上でもっとも小さく、中心線Cから離間するに従って漸増している。
【0032】
なお、操作突起64の上端の幅は、シートバック12の回動角度(−90°〜90°の範囲)を考慮し、角θが少なくとも−45°≦θ≦45°の範囲で式(1)を満たすように、所定の幅とされている。さらに、本実施の形態の加速度センサ10では、一例として、L=10mm、δ=2mmとされている。
【0033】
図2に示すように、パウル66の短片部66Bの先端には、受け部材76側に張り出すと共に、短片部66Bの先端に向かって次第に薄肉とされた係止爪80が形成されている。図4及び図5に示すように、パウル66が反時計周り方向(矢印B方向)に回転すると、係止爪80がラチェットホイール22のラチェット歯24に係合してパウル66の反時計周り方向の回転が阻止されると共に、ラチェットホイール22の時計周り方向(矢印A方向)の回転が阻止される。
【0034】
一方、図3に示すように、パウル66が時計周り方向(矢印Bと反対の方向)に回転した状態では、係止爪80がラチェットホイール22のラチェット歯24から離れるため、ラチェットホイール22は、図4時計周り方向(矢印A方向)及び反時計周り方向のいずれの方向にも回転可能となる。
【0035】
図2に示すように、パウル66の短片部66Bの略中央からは、係止爪80の突出方向と反対方向に制限突起82が突出されている。この制限突起82がフランジ32の側縁に当たって、パウル66の図3時計周り方向(矢印Bと反対の方向)の回転が制限される。
【0036】
ブラケット40には、支持部44の中心線Cに対して軸板50と対向する位置に、軸板84が立設されている。軸板84は、上下方向略中央から上端に向かって次第に先細りに形成されている。軸板84の上端には、軸板50に向かって制限爪88が形成されている。皿板62が支持部44に接近する方向へのセンサレバー56の回転は、皿板62の先端に形成された制限突起86が制限爪88に当たることで制限される。
【0037】
軸板84の略中央からは、軸ピン42と同軸的に(すなわち軸線Jに沿って)、かつ軸板50と反対側に向かって支軸90が突設されている。支軸90は、ハンガ92に形成された軸孔94に挿入されている。これによって、ブラケット40は、軸ピン42がセンサカバー28の軸孔38に、支軸90がハンガ92の軸孔94にそれぞれ挿入されて、軸線J回りに回転可能となっている。
【0038】
ハンガ92は、正面視にて略扇形状の前面板部96と、この前面板部96の周縁から直角に延出された略半円筒状の周板部98と、で構成されている。前面板部96の中心に円環状の環部100が形成されて、この環部100の中央の孔が軸孔94とされている。また、前面板部96と周板部98とで囲まれた空間が、ブラケット40が収容される収容空間となっている。
【0039】
周板部98の両端には、略L字状に形成された一対の取付板102が形成されている。取付板102の長片部102Aが、周板部98と一体的に連続すると共に、互いに平行に対面している。
【0040】
取付板102の短片部102Bは、前面板部96の反対側から互いに離間する方向に向かって延出されている。短片部102Bの略中央からは長片部102Aと反対方向に固定ピン104が突設されている。さらに、長片部102Aの対向面のそれぞれには、係止段部103が形成されている。この係止段部103を、センサカバー28から突設された突片106の係留部108に係止させて、ハンガ92がセンサカバー28に取り付けられる。
【0041】
ブラケット40の、軸線Jと直交する直径方向の両端部には、それぞれウエイト係着部110が一体的に設けられている(図2では、一方のウエイト係着部110のみ図示し、他方のウエイト係着部110は図示省略)。各ウエイト係着部110は、支持部44の両側部から矩形台状の台部112を一体に突設し、その外側下辺中央部から下方に舌片状の係着片114を一体に突設して形成されている。さらに係着片114の先端には、内側に向って鉤状に突設された係着突起116が一体に形成されている。
【0042】
ウエイト係着部110には、金属製のウエイト118が一体的に組み付けられている。ウエイト118は、略半円柱状に形成された台盤部120と、この台盤部120の一方の側面の端部から上方に向けて略平行に立設された一対の角片122と、台盤部120の他方の側面の両角部分から立設された小角柱状の支持柱124と、が一体的に形成されている。また、角片122と支持柱124との間の位置には、ブラケット40の係着片114に対応して、台盤部120の一部を矩形溝状に切り欠いて一対の係着溝126が形成されている。係着溝126の下端には、係着突起116に対応して、係着溝126をさらに接近する方向にくり抜いた係着段部128が形成されている。係着片114を係着溝126に入れ、係着段部128に係着突起116を係合させて、ブラケット40にウエイト118が取り付けられる。
【0043】
ブラケット40及びウエイト118の形状は、ウエイト118の重心がブラケット40の回転中心(軸線J)よりも下方に位置し、しかも、支持部44の中心線C上に位置するように決められている。従って、図3に示すように、ブラケット40が軸ピン42及び支軸90を中心としてウエイト118の自重で回転すると、中心線Cが鉛直線Gと一致する。
【0044】
ブラケット40の支軸42には、長手方向略中間部(軸孔38に差し込まれた先端部以外の部分)に、フェイスホイール130が軸支されている。
【0045】
フェイスホイール130は、支軸42に装着される円筒状の装着筒部132と、この装着筒部132の外周の一部から扇形状に延出された扇部134と、を有している。
【0046】
扇部134の、ブラケット40と対向する面には、側面視にて略U字状の制限突起136が立設されている。一方、ブラケット40の、扇部134と対面する位置からは、制限突起136内に収容される制限軸138が突設されている。制限突起136の側壁136Aと制限軸138との間には、所定のクリアランスが構成されているが、ブラケット40が回転すると、このクリアランスの一方が解消されて(他方のクリアランスは広がり)制限軸138が制限突起136の側壁136Aに当り、ブラケット40の回転が一定範囲内に制限される。
【0047】
扇部134の、制限突起136が立設された面と反対側の面には、軸線Jを中心とする冠歯車の一部(別言すれば、軸線Jを中心として円弧状に曲げて形成されたラック)として、円弧歯車140が形成されている。この円弧歯車140に、回転筒体142に形成された小歯車144が噛み合っている。
【0048】
回転筒体142は、上端にのみ底板を有する略円筒状に形成されており、下端側には、コネクタ148から突設された四角柱状の角ピン150が隙間なく挿入されている。従って、コネクタ148が回転すると回転筒体142も一体で回転し、回転筒体142の小歯車144と噛み合ったフェイスホイール130が軸線J回りに回転する。
【0049】
コネクタ148は略円筒状に形成されており、下端の開口にワイヤ152の上端部が挿入されている。コネクタ148の中央部分は加締められて縮径部154が形成されており、この縮径部154によって、ワイヤ152の芯が周囲から圧縮されてコネクタ148と一体になっている。
【0050】
ワイヤ152の下端は、シートバック12の回動中心近傍に設けられた図示しない追従機構に連結されている。この追従機構は、シートバック12の回動角度に関わらず常にフェイスホイール130の中心線C1が鉛直線Gと一致するように、シートバック12に連動してワイヤ152を所定角度回転させる。
【0051】
次に、本実施の形態に係る加速度センサ10の作用及び動作を説明する。
【0052】
リトラクタ14が取り付けられたシートバック12が、図1に実線で示す状態(鉛直線Gに対して所定のリクライニング角で傾斜している)となっているとき、フェイスホイール130(図2参照)の中心線C1は、鉛直線Gと同方向になっており、制限突起136は側面視にて左右対称となっている。
【0053】
このとき、ブラケット40は、ウエイト118の自重による回転力で、ブラケット40の中心線Cが鉛直線Gと同方向となるように回転付勢されている。制限突起136は側面視にて左右対称になっているので、制限突起136の一対の側壁136Aの中央に制限軸138が位置する。ウエイト118の自重による回転力に抗して、制限軸138が制限突起136の側壁136Aに押されて回転してしまうことはない。
【0054】
また、図3に示すように、受け部材76の下端は、軸線J上で、操作突起64の上面に当接しており、θ=0°、K=L−δとなっている。
【0055】
そして、通常の状態では、センサボール48は支持面46の中央に位置しており、皿板62を上方(支持面46から離間する方向)に押し上げていない。センサレバー56が回転しないため、パウル66も図3反時計周り方向(矢印B方向)に回転しない。このため、パウル66の係止爪80はラチェット歯24に係合せず、図示しないスプールはウエビング20引出方向(矢印A方向)及び巻取方向(矢印Aと反対方向)のいずれの方向にも回転可能となっている。
【0056】
車両自体がピッチング方向に傾斜すると、ブラケット40はウエイト118の自重で軸線J回りに回転し、ブラケット40の中心線Cが鉛直線Gと一致する方向へと回転しようとするが、制限軸138が制限突起136の側壁136Aに当たってこの回転が阻止され、ブラケット40は傾斜する。これにより、センサボール48が支持面46上を移動し、皿板62を上方に向かって押す。センサレバー56及びパウル66が回転して、係止爪80がラチェット歯24に係合する。このように、シートバック12の傾斜角が小さい場合でも、確実にスプールのウエビング20引出方向の回転をロックできる。すなわち、従来の自動追従方式のセンサ装置と比較して、いわゆる静的ロック角が小さくなる。
【0057】
加速度センサ10に水平方向の加速度が作用すると、センサボール48が慣性移動して支持面46を上るが、加速度の大きさが所定値以下の場合には、センサレバー56及びパウル66の回転角度が僅かなので、パウル66の係止爪80はラチェット歯24に係合しない。
【0058】
加速度の大きさが所定値以上の場合には、図4に実線で示すように、支持面46上を慣性移動したセンサボール48が支持面46の上部に達し、皿板62を上方に向かって押す。センサレバー56が回転し、操作突起64がパウル66の受け面78を上方に向かって押すので、パウル66が図4反時計周り方向(矢印B方向)に回転する。これにより、係止爪80がラチェット歯24に係合するので、スプールのウエビング20引出方向(矢印A方向)の回転が阻止される。
【0059】
車両に所定値以上の加速度が作用していない状態で、シートバックの傾斜角をより大きくすると、図示しない追従機構によってワイヤ152が所定角度回転し、ワイヤ152の上端に取り付けられた小歯車144も回転する。小歯車144が回転すると、小歯車144と円弧歯車140との噛み合いにより、フェイスホイール130が軸線J回りに回転し、フェイスホイール130の中心線C1は、シートバック12の傾斜角に関わらず、常に鉛直線Gと一致する。
【0060】
このため、ブラケット40は、制限突起136の側壁136Aによって回転を阻止されることなく、ウエイト118の自重でシートバック12に対して回転し(但し、ブラケット40自体を考えると、鉛直線Gに対して回転していない)、ブラケット40の中心線Cが鉛直方向に保たれる。
【0061】
ここで、例えば、ワイヤ152の捩じれや冠歯車196と駆動歯車180との噛み合い誤差、及びフェイスホイール130の取り付けガタ等によって、シートバック12の傾斜角とブラケット40の回転角との間にズレが生じることがある。しかし、この場合でも、制限軸138と制限突起136の側壁136Aとの間に構成されたクリアランスを解消してフェイスホイール130のみの回転が許容されるので、シートバック12の傾斜角とブラケット40の回転角との間に生じたズレが補正され、ブラケット40の中心線Cが常に鉛直線Gと一致する。
【0062】
また、シートバック12の傾斜直後に、ウエイト118の自重でブラケット40が軸線J回りに振り子状に揺動しようとする場合でも、制限軸138が制限突起136の側壁136Aに当たることでこの揺動が制限される。
【0063】
この状態では、リトラクタ14が傾倒しているため、センサカバー28及びパウル66と、ブラケット40及びセンサレバー56との相対的な位置が変化している。そして、図5に示すように、受け部材76の下端が、軸線Jから離間した位置で、操作突起64の上面に当接している。このため、センサレバー56の移動方向(矢印U方向)と、受け部材76の下端の移動方向(矢印B方向)とに、図3に示す場合と比較して、より大きな差が生じている。
【0064】
所定値以上の加速度が作用すると、図5に二点鎖線で示すように、支持面46上をセンサボール48が慣性移動して支持面46の上部に達し、皿板62を上方に向かって押す。センサレバー56及びパウル66が回転して、係止爪80がラチェット歯24に係合するので、スプールのウエビング20引出方向(図5矢印A方向)の回転が阻止される。
【0065】
ここで、本実施の形態の加速度センサ10では、操作突起64を正面視したときの上端の形状が、前記式(1)を満たすように決められており、接点Pが軸線Jから離間するに従って距離Kが漸増されている。従来のように、操作突起64の上端の形状が、軸線Jを中心とする円弧状に形成されている場合に、センサレバー56の移動方向(矢印U方向)と、受け部材76の下端の移動方向(矢印B方向)とに大きな角度差が生じていると、受け部材76の下端の移動量が少なくなり、パウル66の回転量も少なくなるが、この加速度センサ10においては、上記したようにθ=αのとき、距離KがL−δ・cos(α)に増加していることで、パウル66の回転量が、図3に示す場合と同じになる。
【0066】
従って、図4に示す場合(シートバック12の傾斜角度が小さい)や、図5に示す場合(シートバック12の傾斜角度が大きい)、さらに、これらの傾斜角度に限らずあらゆる傾斜角度において、係止爪80をラチェット歯24に係合させるために必要なセンサボール48の移動量が同じになり、加速度センサ10は一定の感度を有する。
【0067】
なお、上記説明においては、操作突起64の上端の形状が、上記した式(1)を満たすように決められているものを例として挙げたが、これに代えて、受け部材76の形状を、式(1)を満たす湾曲面として形成し、アーム60から、この湾曲面に接触する押圧突起を形成してもよい。さらに、操作突起64と、受け部材76の双方の形状を、式(1)を満たす形状に形成してもよい。すなわち、いずれの場合でも、接点Pが軸線Jから離間している場合(図5参照)のパウル66の回転量が、接点Pが軸線J上にある場合(図3参照)のパウル66の回転量と等しくなるので、シートクッショク12の傾斜角によってセンサ感度が変化しない。
【0068】
また、上記式(1)を必ずしも満たす必要はなく、接点Pが中心線Cから離間するに従って距離Kが漸増するように、操作突起64と受け部材76の少なくとも一方の形状が決められていればよい。
【0069】
また、移動体としては、上記したセンサボール48に限られず、ブラケット40に作用した所定値以上の加速度で支持面46上を慣性移動して、センサレバー56を駆動するものであればよい。例えば、車両前後方向にのみ加速度を検地すれば十分である場合には、中心軸が車両前後方向を直交する方向となるように、すなわち、車両前後方向にのみ慣性移動可能に支持された円柱状の部材であってもよい。また、材質も金属に限られず、一定質量を有する合成樹脂等であってもよい。加えて、支持面46上を慣性移動したセンサボール48が直接パウル66を押し上げて回転させ、係止爪80がラチェットホイール22ラチェット歯24に係合するようにして、センサレバー56を省略して構成も可能である。
【0070】
さらに、上記説明においては、加速度センサ10がリトラクタ14に取り付けられ、さらにこのリトラクタ14が自動車のシートバック12に配置された場合を例として挙げたが、加速度センサ10が使用される場所や部材が、これに限られないことも勿論である。
【0071】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、傾斜可能な傾斜部材に取り付けられ、少なくともこの傾斜部材の傾斜中心と平行な軸回りに回転可能とされた支持体と、前記支持体の支持面に支持され、支持体に作用した所定値以上の加速度で支持面上を慣性移動する移動体と、前記傾斜部材の傾斜角度に関わらず前記支持面が水平面に対して所定の角をなすように前記支持体を回転させる回転手段と、前記支持体に取り付けられ、前記支持面を慣性移動した前記移動体によって支持面から離間する方向に移動されるレバーと、前記傾斜部材に取り付けられ、前記支持面から離間する方向に移動した前記レバーに押圧されて駆動される駆動体と、を有し、前記レバーと前記駆動体との接点Pと前記支持体の回転中心Oとの距離Kが、支持体の回転中心Oを通りレバーの移動方向と平行な基準線Cから離間するに従って大きくなるようにレバー又は駆動体の少なくとも一方の形状が決められているので、傾斜部材の回動角度(傾斜角度)に関わらず、一定の感度で加速度を検出することが可能となる。
【0072】
請求項2に記載の発明では、傾斜可能な傾斜部材に取り付けられ、少なくともこの傾斜部材の傾斜中心と平行な軸回りに回転可能とされた支持体と、前記支持体の支持面に支持され、支持体に作用した所定値以上の加速度で支持面上を慣性移動する移動体と、前記傾斜部材の傾斜角度に関わらず前記支持面が水平面に対して所定の角をなすように前記支持体を回転させる回転手段と、前記支持体に取り付けられ、前記支持面を慣性移動した前記移動体によって支持面から離間する方向に移動されるレバーと、前記傾斜部材に取り付けられ、前記支持面から離間する方向に移動した前記レバーに押圧されて駆動される駆動体と、を有し、前記レバーと前記駆動体との接点Pと前記支持体の回転中心Oとの距離Kが、前記回転中心Oを中心とする仮想球の半径をL、前記回転中心Oを通り前記レバーの移動方向と平行な基準線Cと線分OPとの成す角をθ、前記接点Pが基準線S上にあるときの前記半径Lと線分OPとの長さの差をδ、として、
K=L−δ・cos(θ)
となるようにレバー又は駆動体の少なくとも一方の形状が決められているので、傾斜部材の回動角度(傾斜角度)に関わらず、一定の感度で加速度を検出する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る加速度センサが取り付けられたリトラクタを示す正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る加速度センサを示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る加速度センサの主要部を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る加速度センサに所定値以上の加速度が作用したときを示す正面図である。
【図5】シートバックが回動した状態で本発明の一実施の形態に係る加速度センサに所定値以上の加速度が作用したときを示す正面図である。
【図6】従来の加速度センサの主要部を示す正面図である。
【図7】従来の加速度センサに所定値以上の加速度が作用したときを示す正面図である。
【図8】シートバックが回動した状態で従来の加速度センサに所定値以上の加速度が作用したときを示す正面図である。
【符号の説明】
10 加速度センサ
12 シートバック(傾斜部材)
40 ブラケット(支持体)
48 センサボール(移動体)
56 センサレバー(出力部材)
118 ウエイト(回転手段)
130 フェイスホイール(回転手段)
144 小歯車(回転手段)
152 ワイヤ(回転手段)
P 接点
C 基準線
O 支持体の回転中心
L 仮想球の半径
δ 仮想球の半径Lと線分OPとの差
θ 基準線Cと線分OPとのなす角
K 接点Pと支持体の回転中心Oとの距離

Claims (2)

  1. 傾斜可能な傾斜部材に取り付けられ、少なくともこの傾斜部材の傾斜中心と平行な軸回りに回転可能とされた支持体と、
    前記支持体の支持面に支持され、支持体に作用した所定値以上の加速度で支持面上を慣性移動する移動体と、
    前記傾斜部材の傾斜角度に関わらず前記支持面が水平面に対して所定の角をなすように前記支持体を回転させる回転手段と、
    前記支持体に取り付けられ、前記支持面を慣性移動した前記移動体によって支持面から離間する方向に移動されるレバーと、
    前記傾斜部材に取り付けられ、前記支持面から離間する方向に移動した前記レバーに押圧されて駆動される駆動体と、
    を有し、
    前記レバーと前記駆動体との接点Pと前記支持体の回転中心Oとの距離Kが、支持体の回転中心Oを通りレバーの移動方向と平行な基準線Cから離間するに従って大きくなるようにレバー又は駆動体の少なくとも一方の形状が決められていることを特徴とする加速度センサ。
  2. 傾斜可能な傾斜部材に取り付けられ、少なくともこの傾斜部材の傾斜中心と平行な軸回りに回転可能とされた支持体と、
    前記支持体の支持面に支持され、支持体に作用した所定値以上の加速度で支持面上を慣性移動する移動体と、
    前記傾斜部材の傾斜角度に関わらず前記支持面が水平面に対して所定の角をなすように前記支持体を回転させる回転手段と、
    前記支持体に取り付けられ、前記支持面を慣性移動した前記移動体によって支持面から離間する方向に移動されるレバーと、
    前記傾斜部材に取り付けられ、前記支持面から離間する方向に移動した前記レバーに押圧されて駆動される駆動体と、
    を有し、
    前記レバーと前記駆動体との接点Pと前記支持体の回転中心Oとの距離Kが、
    前記回転中心Oを中心とする仮想球の半径をL、
    前記回転中心Oを通り前記レバーの移動方向と平行な基準線Cと線分OPとの成す角をθ、
    前記接点Pが基準線S上にあるときの前記半径Lと線分OPとの長さの差をδ、
    として、
    K=L−δ・cos(θ)
    となるようにレバー又は駆動体の少なくとも一方の形状が決められていることを特徴とする加速度センサ。
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