JP3955132B2 - ボールペンのリフィール - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、低粘度インキが充填され、チップ先端がシール不要で筆記具に搭載可能と成るボールペンのリフィールに関する。
【0002】
【従来の技術】
水性ボールペン等の低粘度インキは、粘度が数mPa・S以下の低粘性であるため、軽い筆記圧で書けることが利点であり、書き味が良好である特徴がある。 しかしながら、インキがペン先からだらだらと流れ出る直流現象や、反対にボールペンの先から空気が流入してインキが流出する逆流現象などが起こり易い欠点がある。これらの現象は中綿と称する繊維の収束体(インキ吸蔵体)などを用いて防止する方法がとられている。又、一時的にインキを保溜するインキ保溜体を付設したものが知られている。このインキ保溜体を付設したものも、筆記先端部をシールしないと長期間に於いてはインキの蒸発に伴う乾燥で筆記掠れや筆記寿命が短くなる問題がある。
【0003】
又、ボールペンのリフィールを搭載して、軸先からその筆記先端部を出没可能とした単式及び複式の筆記具が知られている。
複式筆記具の筆記先端部の出没機構としては、ノック式のもの、筆記具の軸筒側面から貫出したスライダーを交互に摺動させるスライダー式のもの、傾斜面を備えたカム筒を回転させて行うカム式のもの等種々知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、シールキャップ不要のボールペンのリフィールを提供可能とするものである。又、そのボールペンのリフィールを搭載して、軸先からその筆記先端部を出没可能とした便利な単式及び複式の筆記具を提供可能とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を達成する為に以下の構成を有する。
即ち、請求項1に記載の発明に係るボールペンのリフィールは、チップ後方に直列状に継ぎ手、インキ保溜体が一体的に設けられ、インキ収容管は後端閉塞状の筒体で、インキ収容管内に低粘度インキが充填されると共にインキ収容管の前方部内孔にインキ保溜体が嵌着されて、チップ先端がシール不要で筆記具に搭載されるボールペンのリフィールに於いて、チップは、インキ流入可能なチャンネル部を有したボール受け座に先端ボールが略当接した状態で先端ボールが回転自在に抱持されるようカシメられて、先端ボールがチップ先端のボール抱持部の内縁に密接し、筆記時に密接状態が解除されるように先端ボールの背面に先端部が当接してチップ内孔に僅かに可動可能で略密装する、軸方向に連続した微細な気孔を有する硬質のインキ誘導芯と、その後端にインキ誘導孔を有すると共にインキ誘導芯を押圧する弾性体が配設されてなる。
【0006】
請求項2に記載の発明に係るボールペンのリフィールは、チップ後方のインキ収容管内に低粘度のインキが充填されると共にインキの後端に筆記に伴うインキの消耗に追随して移動するフォロアが設けられて、チップ先端がシール不要で筆記具に搭載されるボールペンのリフィールに於いて、チップは、インキ流入可能なチャンネル部を有したボール受け座に先端ボールが略当接した状態で先端ボールが回転自在に抱持されるようカシメられて、先端ボールがチップ先端のボール抱持部の内縁に密接し、筆記時に密接状態が解除されるように先端ボールの背面に先端部が当接してチップ内孔に僅かに可動可能で略密装する、軸方向に連続した微細な気孔を有する硬質のインキ誘導芯と、その後端にインキ誘導孔を有すると共にインキ誘導芯を押圧する弾性体がチップ後端で抜け止めされた状態に配設されてなる。
【0007】
請求項3に記載の発明に係るボールペンのリフィールは、請求項2に記載のボールペンのリフィールに於いて、チップとインキ収容部を接続する継ぎ手部位の軸心に、チップの後端に連通して後方に弁室が設けられ、弁室の後部にテーパー状又は球面状のボール弁受け座が設けられて弁室内にボール弁が遊嵌され、チップ側が上向きの時にボール弁がボール弁受け座に密接して導孔が密閉されてインキの逆流が阻止されると共に、チップ側が下向きの時に密閉状態が解除されて導孔を通じてチップ側にインキが流入可能となる。
【0008】
【実施例】
先ず、図1及び図2はノック式筆記具等に搭載される本発明のボールペンのリフィールの実施形態1を示している。又、ボールペンのリフィールに適用されるインキはインキ吸蔵体、インキ保溜体やバルブ機構を有した直液式で用いられるボールペン、サインペン、マーカー等の低粘度の水性又は油性インキである。
【0009】
図に示すようにボールペンのリフィール1のチップ12は、インキ流入可能なチャンネル部15を有したボール受け座15aに先端ボール14が略当接した状態で、先端ボール13が回転自在に抱持されるようカシメられている。(ボール抱持部12a)
【0010】
又、先端ボール14の背面にインキ誘導芯11が略当接状態で可動可能に略密装され、そのインキ誘導芯11の後端に連続多孔質状の弾性体10が配設され、少なくとも先方部がインキ誘導芯11を僅かに可動可能とする隙間を有して後方部がチップ12の内孔に固定状に密装されている。又、弾性体10の後端に接触してインキ誘導芯9が配設される。以上により、インキ誘導芯11は弾性体10の押圧によって先端ボール14がチップのボール抱持部12aの内面に水密状に接触する。尚、インキ誘導芯11及びインキ誘導芯9は、軸方向に連続した微細な気孔を有する芯体で、押し出し成形、焼結体、繊維束をバインダー等で固化して得られる。又、インキ誘導芯9及びインキ保溜体5の構成は公知事実を組み合わせたものであり、説明は省略する。
【0011】
先端ボール14がボール抱持部12aの内面に密接することは筆記先端の乾燥とインキの直流防止に対し極めて重要である。従って、先端ボール14を抱持するチップ内面の表面粗さ、カシメによる密接精度を改善する為に内面の研削仕上げ、カシメ精度を上げる為の二次的な塑性加工が配慮される。又、先端ボールとの密接面に表面処理などが配慮される。
【0012】
又、継ぎ手2は、前軸部3の後方に鍔部7を有して更に後方に多数の保留溝6を有したインキ保溜体5が一体の樹脂成型品で形成されて成る。又、前軸部3先端の内孔部4にチップ12の軸部13が圧着され、インキ保溜体5がインキ収容管16の前端孔に密嵌状に固着される。(尚、継ぎ手とインキ保溜体を別部材で接続して設けることもできる。)
又、チップ12の内孔に上述したインキ誘導芯11がそのテーパー状先端を上記先端ボール14の背面に略当接状態で密装され、そのインキ誘導芯11の後端に弾性体10が配設され、更に弾性体10の後端に接続してインキ誘導芯9が前記インキ保溜体5の中心孔に密装されて、その後端がインキ保溜体5の後端後方に適宜突出して設けられている。
【0013】
又、インキ収容管16の前端に当接する鍔部7の所要箇所に通気溝8を設けて外気とインキ保溜体5及びインキ収容管16内の空気置換を行う。空気置換のための通気路はインキの揮発減量に影響があり、図では単純に示されているが細く迂回した通気路が望ましい。
【0014】
又、インキ収容管16内には上記インキ保溜体5の後方に低粘度のインキ18が充填される。又、インキ収容管16の後端には閉塞部17が形成されている。 又、インキ収容管16は一例として透明ポリプロピレン樹脂成形品等が使用される。又、インキ収容管16をクリアドレン性に優れた材質で選定する。
又、インキ収容管16は比較的大径で略非変形のものである。
【0015】
又、図3は本発明のボールペンのリフィールの実施形態2を示している。
このボールペンのリフィール20は、インキ誘導芯34の後端に弾性体33が配設され、その弾性体33の後端がチップ31の軸部31aの後端がカシメられて抜け止めされている。(カシメ部31b)
又、チップ後方のインキ収容管36内に低粘度のインキ37が充填され、更にインキの後端に筆記に伴うインキの消耗に追随して移動するフォロア38が設けられてなる。フォロア38はグリース状の半透明不乾性物質が充填されるので、インキの蒸発や乾燥の問題はペン先、即ち先端ボール32とチップのボール抱持部の内面との隙間からの蒸発防止を考えればよい。
【0016】
図に示すように、継ぎ手21は先端にチップ31の軸部31aを圧着する前軸部22とインキ収容管36の前端に圧着される後軸部23が形成されている。
又、前軸部22の内孔部29の後方にはボール弁35が遊嵌している弁室26があり、弁室26の後方にはテーパー状又は球面状のボール弁受け座27と軸心に対し適宜偏心して設けられた導孔28とが設けられ、後軸部23の内孔がインキ収容管36の内孔に連通している。又、弁室26の内壁の一側には軸方向にインキ37が流れるように溝部30を設けている。この弁室26内に遊嵌しているボール弁35は、チップ31を下向きにした状態では、チップの軸部31aの後端に偏った状態に接してインキ流路を形成し、インキ収容管36のインキは導孔28を通り上記溝部、インキ流路をなどを通じてチップ内孔部に流入する。逆に上向きの状態ではボール弁35がボール弁受け座27に密接してインキの逆流を防止する機能が得られる。
【0017】
又、落下やノック衝撃等によるフォロアの変形を防止するために必要に応じてフォロア38内にフォロアと略同等の比重を有する樹脂製のフォロア棒39が浸漬される。尚、上記インキ収容管36は一例として透明PP樹脂成形品等が使用される。又、インキ収容管36をクリアドレン性に優れた材質で選定する。又、インキ収容管は継ぎ手21と一体に形成することも可能である。
【0018】
図4乃至図14は本発明のボールペンのリフィールを搭載するノック式筆記具を示している。
先ず、軸筒は先軸48、後軸45で構成されている。
このノック式筆記具では、ボールペンのリフィール1がリターンスプリング51により後方へ附勢されており、この力は回転子47、ノック棒50に伝えられ、最後はクリップ筒46の筒部46c内に設けられた突起46jで受けている。 又、クリップ筒46は、筒部46cの側面に設けた係止片46eの後端に形成された係止突起46fが後軸45に設けられた係止窓45bに係止して後軸45に対し固定される。
【0019】
図14は後軸45、クリップ筒46、回転子47、ノック棒50の展開図の一部とその時の回転子47の位置を示した正面図で、回転カム機構部の流れを示しており、A,B,C,Dの順序で最後は再びAの状態にもどり、この間に筆記部の出没動作が1回行われる。これに基づいて回転カム機構部を説明する。ノック棒50とボールペンのリフィール1の間には回転子47が設けられており、ノック棒50を押圧することにより、ノック棒50のカム斜面50aとこれに対応する回転子47のカム斜面47cにより軸線方向に加えられた力が周方向の回転力に変換される。このとき、ノック棒50には回転止め50bが設けられており、クリップ筒46にはこの回転止め50bに対応する溝46dが配設されているため、ノック棒50は周方向に回転せず、回転子47のみが周方向に所定角回転するように構成されている。
【0020】
ノック動作の初期段階では回転子47のカム側面47eと後軸45のカム側面45cで回転規制が働き、回転子47は回転しないが、一定距離ノック動作が行われるとこの回転規制がはずれて回転子47は所定角度だけ回転する。この時、回転子47はボールペンのリフィール1を通してリターンスプリング51により常に後方へ附勢されておりノック棒50への押圧を止めたときには、回転子47のカム斜面47aとこれに対応する後軸45のカム斜面45aにより回転子47がさらに所定角度だけ回転し、一定角度回転したところで回転子47の突状の係止部47bがクリップ46aの玉部に形成した係止面46bに係合されて、筆記先端部が先軸48より突出した状態となる。
【0021】
ここで図14のBからCの状態になる時を詳説すると、回転子47のカム斜面47aが後軸45のカム斜面45aに沿って移動しながら後退すると同時に、回転子47の係止部47bも同じ軌跡を描きながら移動することになるが、この時、回転子47の係止部47bがクリップ玉部の係止面46bに係合するには、クリップ玉部の側壁面46gの下端面に干渉することなく通過できなければならない。このためには回転子47のカム斜面47aが移動する距離Rを大きく設定するか、後軸45のカム斜面45aの傾斜角θをより鈍角にすればよいが、前者の方法ではノックストロークが大きくなるので操作性が悪くなり、後者の方法では回転子47のカム斜面47aが後軸45のカム斜面45a上で停止してしまう恐れがあるので動作の確実性に欠ける。この問題を解決するためにはクリップ玉部の側壁面46gの下端面を回転子47の係止部47bが干渉しないで通過できる高さに設定すればよい。但し、もう一方の側壁面46hの下端面を側壁面46gの下端面と同じ高さにしてしまうと係合の確実性がなくなってしまうので、側壁面46hの下端面は回転子47の筒外径に干渉しない範囲で大きくすることが望ましい。又、クリップ玉部の係止面46bの端面は側壁面46gの下端面と側壁面46hの下端面を滑らかにつなぐ斜面または曲面とすることで、クリップを衣服に抜き差しする際、ひっかからずにスムースに行うことができる。
【0022】
筆記部が先軸48より突出された状態からノック棒50を押圧すると、ノック棒50前端のカム斜面50aと回転子47のカム斜面47cの迎合作用によりクリップ玉部の係止面46bと回転子47の係止部47bとの係合が解除される。 ここでノック棒50への押圧をやめると回転子47のカム斜面47aが後軸45のカム斜面45aに沿って回転しながら後退され、筆記先端部が先軸48の先端口内に収納される。この時、回転子47は初期状態と同様の位置にセットされている。つまり、再度ノック棒50を押圧すれば、突出動作が可能な状態になっている。さらに、突出状態の解除は、ノック棒50を押圧しなくても、クリップ46aの玉部が上方に持ち上げられることにより回転子47の係止部47bとクリップ玉部の係止面46bとの係合がはずれ、ノック棒50を押圧したときと同様に筆記先端部が先軸48の先端口内に収納される。このため、筆記先端部を突出させたままポケットへ差そうとすると、筆記先端部が自動的に収納されて衣服を汚すなどの事故を未然に防ぐことが可能となる。これらの動作に必要なノック棒、回転子、後軸内面に形成したカム斜面は適宜形状や角度やカムの数を選択できる。
【0023】
【作用】
ボールペンのリフィール1は、インキ誘導芯11の先端が先端ボール14の背面を押圧して、先端ボール14がチップのボール抱持部12aの内縁に密接されるのでインキの直流と筆記先端部の乾燥が防止される。又、筆圧により先端ボール14が微小に後退するので隙間を生じてインキが流出可能となり、筆記により先端ボール14の回転でインキがスムーズに流出され筆記可能となる。
又、落下、ノック衝撃や過酷な筆記状態で万一先端ボール14がチップ12から脱落してしまった場合、インキ誘導芯11の毛管によりインキのボタ落ちが保持されるのでインキがたれて周囲を汚すなどの危険が回避される。
尚、ボールペンのリフィール20も同様である。
【0024】
又、ボールペンのリフィール20の場合、チップ31を上向きにした状態に於いて、ボール弁35が弁室26のボール弁受け座27に位置して導孔28を密閉するので、上向き筆記されて先端ボール32背面のインキがなくなっても、インキにヘッドが掛かり逆流することがない。
又、通常は先端ボールがボール抱持部の内面に密接しているのでインキの逆流は防止可能となるが、衝撃や上向き筆記で空気が巻き込まれたり、先端ボールとボール抱持部の密接不完全(加工ばらつきやゴミの巻き込み等が原因)な場合に筆記掠れやインキの逆流を生じる問題がある。そこで導孔28を密閉するボール弁35を併用することで確実にその問題が解決可能となる。
【0025】
又、ノック式筆記具の作用について説明する。
後軸後方に突出するノック棒50を押圧することによって、ボールペンのリフィールの筆記先端部が先軸の先端口より突出され、その時、クリップ筒46に設けたクリップ玉部の係止面46bに回転子47の係止部47bが係合して筆記先端部の突出状態が保持されるので、クリップ46aの玉部を持ち上げるとこの係合が解除されて筆記先端部が先軸48の先端口内に収納される。この為、筆記先端部が先軸の先端口より突出したままポケットに差してしまっても自動的に筆記先端部が先軸の先端口内に収納されインキで服を汚してしまう事故を未然に防ぐことができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明のボールペンのリフィールの構成及び作用は以上の如くであり、ボールペン、サインペン、マーカー等の低粘度の水性又は油性インキを使用したシールキャップ不要のボールペンのリフィールが提供可能となる。又、そのボールペンのリフィールを搭載して、軸先からその筆記先端部を出没可能とした便利な単式及び複式の筆記具が提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1であるボールペンのリフィールの全体を示す縦断面図である。
【図2】 チップ先端部を拡大した断面図である。
【図3】 本発明の実施形態2であるボールペンのリフィールの全体を示す縦断面図である。
【図4】 本発明の使用例として示されたノック式筆記具の全体の構造を示す縦断面図である。
【図5】 ノック式筆記具の正面図である。(軸筒が透明で内部が可視可能)
【図6】 ノック式筆記具の後方部を拡大して示した縦断面図である。
【図7】 ノック式筆記具の先方部を拡大して示した縦断面図である。
【図8】 後軸の正面図である。(透明)
【図9】 ノック棒の外観を示す正面図である。
【図10】 図9の側面図である。
【図11】 回転子の外観を示す正面図である。
【図12】 クリップ筒の外観を示す正面図である。
【図13】 図12の側面図である。
【図14】 ノック式筆記具の回転カム機構部の動作及びクリップ玉部の係止面と回転子の係止部との係合関係を説明した図である。
【符号の説明】
1 ボールペンのリフィール
2 継ぎ手
3 前軸部
4 内孔部
5 インキ保溜体
6 保留溝
7 鍔部
8 通気溝
9 インキ誘導芯
10 弾性体
11 インキ誘導芯
12 チップ
12a ボール抱持部
13 軸部
14 先端ボール
15 チャンネル部
15a ボール受け座
16 インキ収容管
17 閉塞部
18 インキ
20 ボールペンのリフィール
21 継ぎ手
22 前軸部
23 後軸部
24 鍔部
25 通気溝
26 弁室
27 ボール弁受け座
28 導孔
29 内孔部
30 溝部
31 チップ
31a 軸部
31b カシメ部
32 先端ボール
33 弾性体
34 インキ誘導芯
35 ボール弁
36 インキ収容管
37 インキ
38 フォロア
39 フォロア棒
45 後軸
45a カム斜面
45b 係止窓
45c カム側面
45d 窓部
46 クリップ筒
46a クリップ
46b 係止面
46c 筒部
46d 溝
46e 係止片
46f 係止突起
46g 側壁面
46h 側壁面
46i リブ
46j 突起
47 回転子
47a カム斜面
47b 係止部
47c カム斜面
47d 突起
47e カム側面
48 先軸
49 ラバーグリップ
50 ノック棒
50a カム斜面
50b 回転止め
50c 突起
51 リターンスプリング
52 先端シール材

Claims (3)

  1. チップ後方に直列状に継ぎ手、インキ保溜体が一体的に設けられ、インキ収容管は後端閉塞状の筒体で、インキ収容管内に低粘度インキが充填されると共にインキ収容管の前方部内孔にインキ保溜体が嵌着されて、チップ先端がシール不要で筆記具に搭載されるボールペンのリフィールに於いて、
    チップは、インキ流入可能なチャンネル部を有したボール受け座に先端ボールが略当接した状態で先端ボールが回転自在に抱持されるようカシメられて、先端ボールがチップ先端のボール抱持部の内縁に密接し、筆記時に密接状態が解除されるように先端ボールの背面に先端部が当接してチップ内孔に僅かに可動可能で略密装する、軸方向に連続した微細な気孔を有する硬質のインキ誘導芯と、その後端にインキ誘導孔を有すると共にインキ誘導芯を押圧する弾性体が配設されてなるボールペンのリフィール。
  2. チップ後方のインキ収容管内に低粘度のインキが充填されると共にインキの後端に筆記に伴うインキの消耗に追随して移動するフォロアが設けられて、チップ先端がシール不要で筆記具に搭載されるボールペンのリフィールに於いて、
    チップは、インキ流入可能なチャンネル部を有したボール受け座に先端ボールが略当接した状態で先端ボールが回転自在に抱持されるようカシメられて、先端ボールがチップ先端のボール抱持部の内縁に密接し、筆記時に密接状態が解除されるように先端ボールの背面に先端部が当接してチップ内孔に僅かに可動可能で略密装する、軸方向に連続した微細な気孔を有する硬質のインキ誘導芯と、その後端にインキ誘導孔を有すると共にインキ誘導芯を押圧する弾性体がチップ後端で抜け止めされた状態に配設されてなるボールペンのリフィール。
  3. チップとインキ収容部を接続する継ぎ手部位の軸心に、チップの後端に連通して後方に弁室が設けられ、弁室の後部にテーパー状又は球面状のボール弁受け座が設けられて弁室内にボール弁が遊嵌され、チップ側が上向きの時にボール弁がボール弁受け座に密接して導孔が密閉されてインキの逆流が阻止されると共に、チップ側が下向きの時に密閉状態が解除されて導孔を通じてチップ側にインキが流入可能となる請求項2に記載のボールペンのリフィール。
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