JP3954410B2 - 地中埋設箱に対する鞘管類の固定装置 - Google Patents

地中埋設箱に対する鞘管類の固定装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、離間配置された地中埋設箱どうしを連結する外管内に多数本の鞘管を挿入して地中布設し、この鞘管の両端末部を前記地中埋設箱内に挿入した状態において、この鞘管の一方の端末部、又はその他方の端部の所定長部分を摺動可能に挿通しているダクトスリーブの一方の端末部を地中埋設箱に固定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
地中に光ファイバーケーブル等の配線を布設するには、ハンドホール等の複数個の地中埋設箱を所定間隔をおいて離間配置して、相隣接する地中埋設箱どうしを外管で互いに連結し、この外管内に、合成樹脂製の多数本の鞘管を前記外管内に挿通して、その両端末部を、前記地中埋設箱の側壁部に設けられた開口を通して、その内部に挿入する。例えば、ポリエチレン等で成形された合成樹脂製の鞘管は、温度差により伸縮する性質を有するので、その一方の端末部は、固定装置を介して地中埋設箱に直接に固定されるが、他方の端末から起算して所定長部分は、隣接する別の地中埋設箱に一方の端末部が固定装置を介して挿入固定されたダクトスリーブ内に摺動可能に挿通される。この構造により、温度差により生ずる鞘管の伸縮を吸収して、その亀裂発生、破断等を防止している。
【0003】
そして、特開2000-115972 号公報には、上記した固定装置の一例が開示されているが、この鞘管又はダクトスリーブの固定装置は、その構成部品が多く、しかも固定操作に手間を要するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、地中埋設箱に対して鞘管又はダクトスリーブの端末部を固定する装置の構成を簡単にし、しかもその固定操作も容易にして、迅速な施工を可能にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために請求項1に記載の発明は、離間配置された地中埋設箱どうしを連結する外管内に多数本の鞘管が挿通され、該鞘管の両端末部が前記地中埋設箱内に挿入され、該鞘管の一方の端末部を前記地中埋設箱に固定する装置であって、多数本の鞘管を挿通可能なリング板状をなしていて、その鞘管挿通孔の周縁部に多数個のバンド固定片が周方向に所定間隔をおいて板面に対して起立形成されて、前記地中埋設箱の側壁部に固定される固定板と、短円筒体が周方向の一部で分断されて、弾性復元力に抗して拡開形状から短円筒状の閉止形状に弾性変形可能な形状であって、該分断部に前記バンド固定片を両側から挟んでこれに固定される固定部が設けられていると共に、前記分断部を連結させて前記閉止形状を維持させるための連結部が設けられた固定バンドとから成り、前記固定板のバンド固定片の自由端部には、該バンド固定片に固定バンドを固定した状態において、鞘管の長手方向への移動により前記固定バンドが抜け出るのを防止する抜止め片が設けられているものである。
【0006】
請求項1の発明によれば、前記固定板の鞘管挿通孔に挿通された鞘管の端末部外周を前記固定バンドで挟んだ後に、該固定バンドを閉止形状にして前記固定板のバンド固定片に固定すると、前記固定バンドを介して前記固定板、即ち、地中埋設箱の側壁部に鞘管の端末部が固定される。このように、固定板のバンド固定片に対する固定バンドの固定操作と、固定バンドによる鞘管の端末部の固定操作とを同時に行えるために、地中埋設箱の側壁部に対する鞘管の端末部の固定作業が容易になる。また、地中埋設箱に鞘管の端末部を固定する装置は、地中埋設箱の側壁部に固定される固定板と、該固定板のバンド固定片に固定される固定バンドとの二種類の部材のみで構成されるため、構造が簡単であって、構成部品点数も少なくなる。また、固定板のバンド固定片に対して固定バンドが抜け出なくなるので、長期間に亘って、鞘管の端末部を安定して固定できる。
【0007】
また、請求項2の発明は、離間配置された地中埋設箱どうしを連結する外管内に多数本の鞘管が挿通され、該鞘管の一方の端部の所定長部分は、当該部分に配置されたダクトスリーブ内に摺動可能に挿通され、前記ダクトスリーブの前記地中埋設箱内に挿入された側の端末部を前記地中埋設箱に固定する装置であって、多数本のダクトスリーブを挿通可能なリング板状をなしていて、そのスリーブ挿通孔の周縁部に多数個のバンド固定片が周方向に所定間隔をおいて板面に対して起立形成されて、前記地中埋設箱に固定される固定板と、短円筒体が周方向の一部で分断されて、弾性復元力に抗して拡開形状から短円筒状の閉止形状に弾性変形可能な形状であって、該分断部に前記バンド固定片を両側から挟んでこれに固定される固定部が設けられていると共に、前記分断部を連結させて前記閉止形状を維持させるための一対の連結部が設けられた固定バンドとから成り、前記固定板のバンド固定片の自由端部には、該バンド固定片に固定バンドを固定した状態において、ダクトスリーブの長手方向への移動により前記固定バンドが抜け出るのを防止する抜止め片が設けられているものである。
【0008】
請求項の発明によれば、前記固定板のスリーブ挿通孔に挿通されたダクトスリーブの端末部外周を前記固定バンドで挟んで、該固定バンドを閉止形状にして前記固定板のバンド固定片に固定すると、前記固定バンドを介して前記固定板にダクトスリーブの端末部が固定される。よって、請求項1の発明と同様に、ダクトスリーブの端末部を地中埋設箱に固定する作業が容易になると共に、固定装置の構成部品が少なくなり、しかも固定板のバンド固定片に対して固定バンドが抜け出なくなるので、長期間に亘って、ダクトスリーブの端末部を安定して固定できる。
【0009】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記固定バンドには、その内周面に僅かに突出して、鞘管の外周に係止する多数の係止突起が設けられていることを特徴としている。
【0010】
請求項3の発明によれば、合成樹脂製の鞘管が固定バンドにより固定された状態において、固定バンドの内周面に突出した多数の係止突起が鞘管の外周面に喰い込んで軽く係止する。よって、施工後において温度変化により鞘管が伸縮しても、固定バンドで固定されている部分は、固定バンドに対して移動しない。よって、固定バンド、ひいては地中埋設箱に対する鞘管の固定が確実となる。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、鞘管Pの接続状態を示す全体断面図であり、図2及び図3は、それぞれハンドホールHに対して鞘管P及びダクトスリーブDの各端末部Pa,Da が固定された状態を示す拡大断面図であり、図4は、ハンドホールHの側壁部1に対して鞘管Pの端末部Paを固定する第1固定装置F1 の分解斜視図であり、図5は、第1固定装置F1 を構成する固定板11の分解斜視図であり、図6は、固定板11と、これに対して固定される第1固定バンドB1 とが分離された状態の部分斜視図であり、図7は、固定板11に対して第1固定バンドB1 が固定された状態の部分拡大斜視図であり、図8(イ),(ロ)は、固定板11のバンド固定片13に対して第1固定バンドB1 を固定する前後の状態を示す正面図であり、図9は、多数本の鞘管Pの端末部Paが第1固定装置F1 を介してハンドホールHの側壁部1に固定された状態の斜視図である。なお、図1ないし図3の図示に関しては、理解を容易にするために、鞘管P及びダクトスリーブDの外径に対するハンドホールHの側壁部1、パッキン6(6')及び固定板11の各肉厚の比率、並びに鞘管Pの本数に関しては、無視してある。
【0014】
最初に、図1ないし図3を参照して、光ファイバーケーブル等の配線の地中布設の構造、及びその施工方法について簡単に説明する。ハンドホールHは、コンクリートにより上面が開口した箱状に形成されたものであって、その深さは、1m程度である。このハンドホールHの対向側壁部1には、円形の貫通孔2が同心状となって設けられており、前記側壁部1の内壁面における前記貫通孔2に近い部分には、周方向に沿って所定間隔をおいて多数個(実施例では8個)のナット部材3が前記内壁面に臨んで埋設されている。また、前記貫通孔2には、鍔付スリーブ4が内周面に密着して挿入され、そのスリーブ本体部4aの先端部は、後述の外管5の端末部内周に挿入嵌合されていると共に、その鍔部4bが側壁部1の内壁面に密着している。
【0015】
また、前記ハンドホールHは、光ファイバーケーブル等の配線の地中布設部に所定間隔をおいて配置されて、その全体が地中埋設され、相隣接するハンドホールHは、その各貫通孔2の部分において、合成樹脂、或いはコンクリートから形成された外管5により互いに連結される。即ち、外管5の内径は、前記鍔付スリーブ4のスリーブ本体部4aの外径に対応していて、ハンドホールHの側壁部1の内側から貫通孔2に嵌合挿入された鍔付スリーブ4のスリーブ本体部4aが、前記外管5の端末部の内側に嵌合される。
【0016】
そして、ポリエチレン等の合成樹脂で形成されて、可撓性を有する長尺筒状の鞘管Pが前記外管5内に挿通され、該鞘管P内に、光ファイバーケーブル等の配線が挿通されることにより、該配線が地中布設される。なお、鞘管Pに対して配線を挿通する作業は、該鞘管Pを外管5内に挿通配置した後に行われるが、その詳細は、本発明に直接関係しないので、詳述しない。この鞘管Pは、その両端末部Paが相隣接するハンドホールHの貫通孔2を通って、各ハンドホールH内に挿入配置される。また、この鞘管Pは、温度変化により伸縮するため、その一方の端末部Paは、隣接する一方のハンドホールHの側壁部1に、第1固定装置F1 を介して直接に固定されるが、その他方の端末から起算して所定長部分は、他方のハンドホールHの側壁部1に第2固定装置F2 を介して固定された合成樹脂製のダクトスリーブD内に摺動可能に挿通されて、前記ダクトスリーブDにおけるハンドホールH内に配置された側の端面から突出している。
【0017】
次に、図2、図4ないし図8を参照して、前記鞘管Pの一方の端末部PaをハンドホールHの側壁部1に固定するための第1固定装置F1 について説明する。この第1固定装置F1 は、ハンドホールHの側壁部1の内側面の貫通孔2の周縁部に固定されるリング板状の固定板11と、該固定板11の中心部の鞘管挿通孔12の周縁部に一体形成された多数のバンド固定片13に対して着脱可能に固定される多数の第1固定バンドB1 とで構成される。この固定板11は、図5に示されるように、半リング板状をした一対の固定板分割体11aを連結板14を介して一体に連結してリング板状にして使用される。一対の固定板分割体11aは、同一形状であって、その周方向に沿った両端部は、連結部となっている。固定板分割体11aの一方の連結部の半径方向内側、及び同外側には、半円形の嵌合凸部15aと、同じく半円形のボルト挿通孔16aがそれぞれ形成されていると共に、固定板分割体11aの他方の連結部の半径方向内側、及び同外側には、前記嵌合凸部15aと相互に嵌合する関係にある半円形の嵌合凹部15bと、同じく半円形のボルト挿通孔16aがそれぞれ形成されている。
【0018】
よって、同一形状の一対の固定板分割体11aの各連結部を対向させてリング板状に配置して、一方の固定板分割体11aの嵌合凹部15bに、他方の固定板分割体11aの嵌合凸部15aを嵌合させると、半リング板状の一対の固定板分割体11aが合体してリング板状に配置されて、連結部における半円形の各ボルト挿通孔16aは、合体してボルト挿通孔16となって、固定板11が形成される。よって、固定板11の製作が容易となる。
【0019】
そして、一対の固定板分割体11aが合体してリング板状となった固定板11の各連結部を連結板14で連結すると、一対の固定板分割体11aは、一体固定される。連結板14には、ボルト挿通孔17が形成されていて、該ボルト挿通孔17と、連結部に合体形成された前記ボルト挿通孔16とを合致させ、連結板14の各ビス孔18に挿通された一対のビス19が、各固定板分割体11aの連結部に設けられたビス下孔21に螺合されることにより、一対の連結板14を介して半リング板状をした一対の固定板分割体11aが連結されて、リング板状の固定板11となる。このリング板状の固定板11の孔は、使用状態において、多数本の鞘管P或いはダクトスリーブDを挿通させるための鞘管挿通孔12となる。
【0020】
なお、各固定板分割体11aには、周方向に沿って一定ピッチをおいてボルト挿通孔16が設けられて、一対の固定板分割体11aが連結されてリング板状の固定板11となった状態では、連結部において一対の半円形のボルト挿通孔16aが合体して形成されたボルト挿通孔16を含めて、多数個(実施形態では8個)のボルト挿通孔16が周方向に沿って一定ピッチで設けられている。
【0021】
また、固定板分割体11aの半径方向の内側であって、しかも周方向に沿って隣接するボルト挿通孔16(半円形のボルト挿通孔16aを含む)の間には、板状をしたバンド固定片13が板面に対して垂直に切り起こされて、一体に起立形成されている。即ち、固定板11には、多数のバンド固定片13が鞘管挿通孔12に臨んだ状態で、周方向に沿って所定間隔をおいて板面に対して垂直となって起立形成されている。このバンド固定片13の先端部(自由端部)であって、その幅方向の両端部には、後述の第1固定バンドB1 を固定した状態において、該第1固定バンドB1 が抜け出るのを防止する抜止め片13aが形成されている。
【0022】
次に、図6ないし図8を参照して、固定板11の前記バンド固定片13に着脱可能に固定されて、前記外管5内に挿通されて、その端末部PaがハンドホールH内に挿入された鞘管Pの前記端末部Paを固定するための第1固定バンドB1 について説明する。この第1固定バンドB1 は、略短半円筒状の一対の第1固定バンド分割体B1aを相互に反転させて、その周方向の一端部を溶接により一体化することにより、弾性復元力に抗して拡開形状から略短円筒状の閉止形状に弾性変形可能な形状となっている。第1固定バンド分割体B1aは、金属薄板を曲げ成形したものであって、その中心角が180°よりも僅かに小さな略短半円筒状を呈している。即ち、中心角が180°よりも僅かに小さな固定バンド本体31の周方向の一端部は、半径方向外側に略90°折り曲げられて一体連結板部32が形成されていると共に、その他端部は、半径方向外側に略90°折り曲げられて長さの短い挟持板部33が形成され、該挟持板部33の半径方向外側の端部は、前記固定バンド本体31と反対の側の周方向に沿うように略90°折り曲げられて延長板部34が形成され、該延長板部34の周方向の外側端は、半径方向外側に略90°折り曲げられて連結板部35となっている。そして、固定バンド本体31と延長板部34とで形成される略短半円筒状の部分の中心角は、180°よりも僅かに小さくなっている。
【0023】
また、固定バンド本体31には、周方向に沿って所定間隔をおいて、長手方向が幅方向(使用状態では、鞘管Pの長手方向)に沿った長方形状の多数の開口36が形成されて、各開口36の対向短辺には、内方に向けて係止突起37が形成されている。この係止突起37は、鞘管Pの外側を第1固定バンドB1 で挟んだ状態において、該鞘管Pの外周面に僅かに喰い込んで、第1固定バンドB1 に対して鞘管Pの移動を防止するものである。また、半径方向に沿って設けられた連結板部35の中央部には、連結ボルト38を挿通するためのボルト挿通孔39が第1固定バンド分割体B1aの半径方向に沿って長孔状となって形成されている。また、連結板部35の自由端部には、小嵌合孔41と、これに対して嵌合される大きさであって、前記係止突起37の突出側に突出する嵌合突部42とが幅方向(略短円筒状の第1固定バンドB1 の軸心方向)に沿って所定間隔をおいて設けられている。更に、連結板部35の外側面となる面には、前記ボルト挿通孔39を両側から挟むようにして、一対のナット嵌合突条43が第1固定バンド分割体B1aの半径方向に沿って設けられている。ここで、一対の第1固定バンド分割体B1aを一体に連結して第1固定バンドB1 として使用する際に、該第1固定バンドB1 の一対の連結板部35は互いに密着して、そのボルト挿通孔39に挿通された連結ボルト38及び連結ナット44の螺合により前記密着状態が保持される。前記一対のナット嵌合突条43は、その間に連結ナット44を配置させることにより、その廻り止めを図って、第1固定バンドB1 による鞘管Pの固定状態を維持するものである。
【0024】
また、図6に示されるように、第1固定バンドB1 は、一対の第1固定バンド分割体B1aを相互に反転させて、その一体連結板部32を互いに溶接により一体化して形成される。このため、第1固定バンドB1 の製作が容易となる。第1固定バンドB1 を構成する一対の第1固定バンド分割体B1aの各中心角は、180°よりも小さいので、一対の第1固定バンド分割体B1aを上記のようにして一体化させると、周方向の一部が分断された形状となって、一体連結板部32と対向する一対の連結板部35の間に所定の拡開口45が形成される。即ち、第1固定バンドB1 の非使用時の形状は、一対の連結板部35の間に所定の拡開口45が形成された拡開形状となっていると共に、その使用時の形状は、一対の連結板部35が密着して略短円筒状の閉止形状となり、前記拡開形状から前記閉止形状に変形させるには、各第1固定バンド分割体B1aの弾性復元力に抗して、これを僅かに弾性変形させる必要がある。
【0025】
そして、固定板11の板面に起立形成されたバンド固定片13に前記第1固定バンドB1 を装着して固定するには、以下のようにして行う。なお、後述のように、固定板11は、ハンドホールHの側壁部1の内側面に固定され、固定板11のバンド固定片13に第1固定バンドB1 を固定する際には、該第1固定バンドB1 は、鞘管Pの外側に嵌め込んだ状態で行われる。図6及び図8(イ)に示されるように、拡開形状の第1固定バンドB1 を固定板11の手前側からバンド固定片13に向けて近接させて、第1固定バンドB1 の全体を、バンド固定片13の抜止め片13aよりも奥側(固定板11の板面の側)まで移動させた後に、第1固定バンドB1 の弾性復元力に抗して一対の連結板部35を近接密着させて、各連結板部35のボルト挿通孔39に挿通された連結ボルト38と連結ナット44とを螺合させて、一対の連結板部35の近接密着状態を維持させる。
【0026】
これにより、図7、図8(ロ)及び図9にそれぞれ示されるように、第1固定バンドB1 を構成する一対の第1固定バンド分割体B1aの各挟持板部33が互いに近接して、その間においてバンド固定片13が挟持されて、固定板11のバンド固定片13に第1固定バンドB1 が固定されると同時に、該第1固定バンドB1 により鞘管Pが固定される。なお、一対の連結板部35の近接密着状態では、その一方の小嵌合孔41に他方の嵌合突部42が嵌合して、一対の連結板部35が位置合わせされると共に、連結ナット44が一方の連結板部35のナット嵌合突条43の間に位置されて、その廻り止めが図られていることは、上述した通りである。
【0027】
また、固定板11のバンド固定片13に第1固定バンドB1 が固定された状態では、各第1固定バンド分割体B1aの挟持板部33における固定板11と反対側の端面33aは、バンド固定片13の先端側(自由端側)に設けられた抜止め片13aに当接する。この構造により、鞘管Pが自身の長手方向に移動しようとした場合等において、バンド固定片13から第1固定バンドB1 が抜け出るのを防止できる。
【0028】
次に、図3、図10ないし図12を参照して、前記鞘管Pの他方の端末から起算して所定長部分を摺動可能に挿通するダクトスリーブDを、ハンドホール(前記鞘管Pの一方の端末部Paを固定しているハンドホールHと隣接する別のハンドホール)Hの側壁部1に固定するための第2固定装置F2 について説明する。図10は、ハンドホールHの側壁部1に対してダクトスリーブDの端末部Daを固定する第2固定装置F2 の分解斜視図であり、図11は、第2固定装置F2 を構成する固定板11と、これに対して固定される第2固定バンドB2 とが分離された状態の斜視図であり、図12(イ),(ロ)は、固定板11のバンド固定片13に対して第2固定バンドB2 を固定する前後の状態を示す正面図である。
【0029】
ここで、ダクトスリーブDは、その内部に鞘管Pを摺動可能に挿通させるために、その内径が該鞘管Pの外径よりも大きくなっていて、ダクトスリーブD自体の外径は、鞘管Pの外径よりも大きくなる。しかし、ダクトスリーブDの外径は、鞘管Pの外径の1.2倍程度で十分であるので、固定バンドに関しては、外径の増加に対応して大きなものを使用する必要があるが、固定板に関しては、鞘管Pの固定に使用したものと同一のものが使用可能である。よって、第2固定装置F2 は、第1固定装置F1 と同様に、ハンドホールHの側壁部1に固定される固定板11と、該固定板11のバンド固定片13に着脱可能に固定される第2固定バンドB2 とで構成されるが、後者の第2固定バンドB2 に関して、前記第1固定バンドB1 と異なる部分についてのみ説明し、他の同一構成の部分は、重複説明を避けて、図示のみ行う。
【0030】
第2固定バンドB2 は、図10及び図11に示されるように、第1固定バンドB1 と同様に、一対の第2固定バンド分割体B2aを、一体連結板部32の部分で一体に連結して、原形状は、一対の連結板部35の部分に拡開口45が形成された拡開形状となっている。また、第2固定バンドB2 は、第1固定バンドB1 に対して、拡開口45が閉止して短円筒状となった閉止形状の固定バンド本体31’の内径は、同形状の第1固定バンドB1 の固定バンド本体31の内径の1.2倍程度であること、並びに固定バンド本体31’は、固定バンド本体31と異なって、開口36及び係止突起37は一切形成されていないことの2点が異なるのみで、他の構成は、寸法を含めて全て同一である。前者の差異は、外径の異なる管材を把持可能にするために当然のことであり、後者の差異は、第2固定バンドB2 は、比較的短尺のダクトスリーブDをハンドホールHの側壁部1に固定するものであるため、長尺の鞘管Pを固定する第1固定バンドB1 と異なって、その固定バンド本体31’に係止突起37を設けなくても、外側からの把持力のみで、短尺のダクトスリーブDを固定可能であることによる。
【0031】
そして、図12(イ) に示されるように、拡開形状の第2固定バンドB2 をダクトスリーブDの外側に嵌め込んで、該第2固定バンドB2 を固定板11の板面に当接するまで移動させて、その一対の挟持板部33の間に、固定板11のバンド固定片13を配置する。その後に、同(ロ)に示されるように、一対の連結板部35を密着させて、固定バンド本体31’により前記ダクトスリーブDの外側を把持固定して、連結ボルト38及び連結ナット44により、一対の連結板部35の密着状態を保持する。他の作用は、既述の第1固定バンドB1 のそれと同一である。
【0032】
次に、第1固定装置F1 を使用して、鞘管Pの一方の端末部PaをハンドホールHの側壁部1に固定すると共に、第2固定装置F2 を使用して、前記鞘管Pの他方の端末から起算して所定長部分を摺動可能に挿通するダクトスリーブDを、前記ハンドホールHと隣接する別のハンドホールHの側壁部1に固定する作業(施工方法)について説明する。そして、既述の通り、光ファイバーケーブル等の配線の地中埋設部位に所定間隔をおいてハンドホールHが埋設され、相隣接するハンドホールHは、その対向側壁部1に開けられた貫通孔2の部分において、外管5により連結される。また、前記外管5内に多数本の鞘管Pが挿通されて、各鞘管Pの一方の端末部Paは、相隣接する2つのハンドホールHのうち、一方のハンドホールHの貫通孔2を通って、該ハンドホールH内に挿入されて、第1固定装置F1 によって側壁部1に固定されると共に、その他方の端末部Paは、他方のハンドホールHに対しては、非固定構造であって、該他方のハンドホールHの側壁部1に一方の端末部Daが第2固定装置F2 によって固定されたダクトスリーブD内に摺動可能に挿通されて、前記他方のハンドホールHの内部に挿入される。
【0033】
また、上記のようにして、外管5内に多数本の鞘管Pを挿通することにより、多数本の鞘管Pの一方の端末部Paは、相隣接するハンドホールHの側壁部1の貫通孔2から内部に挿入された状態になっていると共に、他方の端末から起算して所定長部分は、ダクトスリーブD内に挿通されて、各ダクトスリーブDの一方の端末部Daは、相隣接する別のハンドホールHの貫通孔2から内部に挿入された状態となっている。そして、以下のようにして、多数本の鞘管Pの一方の端末部Paは、第1固定装置F1 により、ハンドホールHの側壁部1に固定されると共に、多数本のダクトスリーブDの一方の端末部Daは、第2固定装置F2 により、相隣接する別のハンドホールHの側壁部1に固定される。
【0034】
まず、多数本の鞘管Pの一方の端末部Paの固定に際しては、図2及び図4に示されるように、ハンドホールHの側壁部1の貫通孔2に挿入嵌合された鍔付スリーブ4の鍔部4bと固定板11との間に介在されてシール作用を果たすゴム製のパッキン6が使用される。このパッキン6は、円形をしていて、周方向に沿って多数の鞘管挿通孔7が形成されている。ハンドホールHの貫通孔2から内部に突出している多数本の鞘管Pの端末部Paを前記パッキン6の各鞘管挿通孔7に挿通した後に、鍔付スリーブ4の鍔部4bと固定板11との間に前記パッキン6を介在させて、前記固定板11に設けられた各ボルト挿通孔16に挿通された固定ボルト22を、ハンドホールHの側壁部1における貫通孔2の周囲に埋設されたナット部材3に螺合させて、前記側壁部1に固定板11を固定する。前記パッキン6の介在によって、ハンドホールHの貫通孔2の周縁部がシールされると共に、外管5とハンドホールH内とが遮断されて、通風しなくなる。
【0035】
次に、前記パッキン6の各鞘管挿通孔7から突出している各鞘管Pの端末部Paにそれぞれ拡開形状の第1固定バンドB1 を挿通して、上述した要領によって、各第1固定バンドB1 を、固定板11の各バンド固定片13に固定すると、図2に示されるように、各鞘管Pの端末部Paは、固定板11と多数の第1固定バンドB1 により構成される第1固定装置F1 を介してハンドホールHの側壁部1の内側面に固定される。
【0036】
一方、各鞘管Pの他方の端末から起算して所定長部分を挿通しているダクトスリーブDの一方の端末部Daの固定に関しても、上記した鞘管Pの固定とほぼ同様にして行われる。図10に示されるように、ダクトスリーブDの固定に使用されるパッキン6’は、そのスリーブ挿通孔7’の内径が、前記パッキン6の鞘管挿通孔7に対して大きい点を除いて、該パッキン6と同一である。即ち、鞘管Pの一方の端末部Paを固定したハンドホールHと隣接する別のハンドホールHの貫通孔2から内部に突出している多数本のダクトスリーブDの端末部Daを前記パッキン6’の各スリーブ挿通孔7’に挿通した後に、鍔付スリーブ4の鍔部4bと固定板11との間に前記パッキン6’を介在させて、前記固定板11に設けられた各ボルト挿通孔16に挿通された固定ボルト22を、ハンドホールHの側壁部1における貫通孔2の周囲に埋設されたナット部材3に螺合させて、前記側壁部1に固定板11を固定する。
【0037】
次に、前記パッキン6’の各スリーブ挿通孔7’から突出している各ダクトスリーブDの端末部Daにそれぞれ拡開形状の第2固定バンドB2 を挿通して、上述した要領によって、各第2固定バンドB2 を、固定板11の各バンド固定片13に固定すると、図3に示されるように、各ダクトスリーブDの端末部Daは、固定板11と多数の第2固定バンドB2 により構成される第2固定装置F2 を介してハンドホールHの側壁部1の内側面に固定される。
【0038】
これにより、相隣接するハンドホールHの間を連結している外管5内に挿通された多数本の鞘管Pの一方の端末部Paは、一方のハンドホールHに第1固定装置F1 を介して固定されると共に、その他方の端末から起算して所定長部分は、一方の端末部Daが他方のハンドホールHに第2固定装置F2 を介して固定された各ダクトスリーブD内に摺動可能に挿通されて、多数本の鞘管Pの他方の端末部Paは、各ダクトスリーブDの端末から、前記他方のハンドホールH内に挿通される。なお、図4及び図10において、9は、パッキン6(6')の周縁部に設けられたボルト挿通孔を示し、23は、固定ボルト22に挿通されて固定板11に密着される座金を示す。
【0039】
また、図1に示されるように、各鞘管P内には、光ファイバーケーブル等の配線51が挿通され、同一軸線上に布設された各鞘管Pは、ハンドホールH内において連結管52により互いに連結される。
【0040】
なお、一組となって地中布設される多数本の鞘管に関しては、上記したように、全て同一径の場合もあるが、その一部の径が異なる場合もある。後者の場合には、同一の固定板に対して、外径の異なる鞘管に対応して、内径(大きさ)の異なる固定バンドが着脱可能に固定されることになる。
【0041】
また、上記実施形態では、第1及び第2の各固定バンドB1,B2 は、いずれも中心角が180°よりも僅かに小さな略短半円筒状をした一対の固定バンド分割体を相互に反転させて、その周方向の一端部を一体に連結した構成であって、製作が容易な利点があるが、1枚の金属板をわん曲と折り曲げとを加えて加工することも可能である。固定板11に関しても全く同様であって、全体が一体のリング状のものであっても可能である。
【0042】
また、上記実施形態は、地中埋設箱として比較的浅いハンドホールを使用して施工した場合であるが、マンホールどうしの間に鞘管類を布設する場合にも、全く同様にして、本発明に係る鞘管類の固定装置の使用が可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明に係る鞘管類の固定装置によれば、固定板の鞘管挿通孔に挿通された鞘管類の端末部外周を固定バンドで挟んだ後に、該固定バンドを閉止形状にして前記固定板のバンド固定片に固定すると、前記固定バンドを介して前記固定板、即ち、地中埋設箱の側壁部に鞘管類の端末部が固定され、固定板のバンド固定片に対する固定バンドの固定操作と、固定バンドによる鞘管の端末部の固定操作とを同時に行えるので、地中埋設箱の側壁部に対する鞘管類の端末部の固定作業が容易になる。また、前記固定装置は、地中埋設箱の側壁部に固定される固定板と、該固定板のバンド固定片に固定される固定バンドとの二種類の部材のみで構成されるため、構造が簡単であって、構成部品点数も少なくなる。更に、固定板のバンド固定片に対して固定バンドが抜け出なくなるので、長期間に亘って、鞘管の端末部を安定して固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鞘管Pの接続状態を示す全体断面図である。
【図2】 ハンドホールHに対して鞘管Pの端末部Paが固定された状態を示す拡大断面図である。
【図3】 ハンドホールHに対してダクトスリーブDの端末部Paが固定された状態を示す拡大断面図である。
【図4】 ハンドホールHの側壁部1に対して鞘管Pの端末部Paを固定する第1固定装置F1 の分解斜視図である。
【図5】 第1固定装置F1 を構成する固定板11の分解斜視図である。
【図6】 固定板11と、これに対して固定される第1固定バンドB1 とが分離された状態の部分斜視図である。
【図7】 固定板11に対して第1固定バンドB1 が固定された状態の部分拡大斜視図である。
【図8】 (イ),(ロ)は、固定板11のバンド固定片13に対して第1固定バンドB1 を固定する前後の状態を示す正面図である。
【図9】 多数本の鞘管Pの端末部Paが第1固定装置F1 を介してハンドホールHの側壁部1に固定された状態の斜視図である。
【図10】 ハンドホールHの側壁部1に対してダクトスリーブDの端末部Daを固定する第2固定装置F2 の分解斜視図である。
【図11】 第2固定装置F2 を構成する固定板11と、これに対して固定される第2固定バンドB2 とが分離された状態の斜視図である。
【図12】 (イ),(ロ)は、固定板11のバンド固定片13に対して第2固定バンドB2 を固定する前後の状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 :第1固定バンド
2 :第2固定バンド
D:ダクトスリーブ(鞘管類)
Da:ダクトスリーブの端末部
1 :第1固定装置
2 :第2固定装置
H:ハンドホール(地中埋設箱)
P:鞘管(鞘管類)
Pa:鞘管の端末部
1:ハンドホールの側壁部
5:外管
11:固定板
13:バンド固定片
13a:抜止め片
31:固定バンド本体
33:挟持板部(固定部)
35:連結板部(連結部)
37:第1固定バンドの係止突起
45:固定バンドの拡開口(分断部)

Claims (3)

  1. 離間配置された地中埋設箱どうしを連結する外管内に多数本の鞘管が挿通され、該鞘管の両端末部が前記地中埋設箱内に挿入され、該鞘管の一方の端末部を前記地中埋設箱に固定する装置であって、
    多数本の鞘管を挿通可能なリング板状をなしていて、その鞘管挿通孔の周縁部に多数個のバンド固定片が周方向に所定間隔をおいて板面に対して起立形成されて、前記地中埋設箱の側壁部に固定される固定板と、
    短円筒体が周方向の一部で分断されて、弾性復元力に抗して拡開形状から短円筒状の閉止形状に弾性変形可能な形状であって、該分断部に前記バンド固定片を両側から挟んでこれに固定される固定部が設けられていると共に、前記分断部を連結させて前記閉止形状を維持させるための一対の連結部が設けられた固定バンドとから成り、
    前記固定板のバンド固定片の自由端部には、該バンド固定片に固定バンドを固定した状態において、鞘管の長手方向への移動により前記固定バンドが抜け出るのを防止する抜止め片が設けられ、
    前記固定板の鞘管挿通孔に挿通された鞘管の端末部外周を前記固定バンドで挟んで、該固定バンドを閉止形状にして前記固定板のバンド固定片に固定することにより、前記固定バンドを介して前記固定板に鞘管の端末部を固定する構成であることを特徴とする地中埋設箱に対する鞘管類の固定装置。
  2. 離間配置された地中埋設箱どうしを連結する外管内に多数本の鞘管が挿通され、該鞘管の一方の端部の所定長部分は、当該部分に配置されたダクトスリーブ内に摺動可能に挿通され、前記ダクトスリーブの前記地中埋設箱内に挿入された側の端末部を前記地中埋設箱に固定する装置であって、
    多数本のダクトスリーブを挿通可能なリング板状をなしていて、そのスリーブ挿通孔の周縁部に多数個のバンド固定片が周方向に所定間隔をおいて板面に対して起立形成された固定板と、
    短円筒体が周方向の一部で分断されて、弾性復元力に抗して拡開形状から短円筒状の閉止形状に弾性変形可能な形状であって、該分断部に前記バンド固定片を両側から挟んでこれに固定される固定部が設けられていると共に、前記分断部を連結させて前記閉止形状を維持させるための一対の連結部が設けられた固定バンドとから成り、
    前記固定板のバンド固定片の自由端部には、該バンド固定片に固定バンドを固定した状態において、ダクトスリーブの長手方向への移動により前記固定バンドが抜け出るのを防止する抜止め片が設けられ、
    前記固定板のスリーブ挿通孔に挿通されたダクトスリーブの端末部外周を前記固定バンドで挟んで、該固定バンドを閉止形状にして前記固定板のバンド固定片に固定することにより、前記固定バンドを介して前記固定板にダクトスリーブの端末部を固定する構成であることを特徴とする地中埋設箱に対する鞘管類の固定装置。
  3. 前記固定バンドには、その内周面に僅かに突出して、鞘管の外周に係止する多数の係止突起が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の地中埋設箱に対する鞘管類の固定装置。
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