JP3953530B2 - 組合わされた弁座体と噴射穴あき円板を備えた弁 - Google Patents
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Description
背景技術
本発明は、請求項1に記載したように弁座体に形成されていてシール座を形成するために作動可能な弁閉鎖体と協働する弁座面と、少なくとも1つの噴出オリフィスを有する噴射穴あき円板とを備えた形式の弁、特に内燃機関の燃料噴射装置用の燃料噴射弁に関する。弁座体を切削製作法によって製作した燃料噴射弁は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4221185号明細書に基づいてすでに公知である。該弁座体は弁座域において切削前加工の後に、球状に形成された弁閉鎖体と協働してシール機能のために必要な精度を得るために、引き続いて精密加工を施されねばならない。弁座体には、別個に製作された噴射穴あき円板が、溶接によって液密に接合されている。溶接シームは、熱作用を受けて不都合に変形するという欠点を有している。弁座体と噴射穴あき円板とから複合される公知の2部分コンビネーション方式は、弁座体及び噴射穴あき円板の製作時にも、燃料噴射弁の弁座支持体に前記両部分を組付ける場合にも共に比較的高い製作経費を必要とする。比較的高い加工経費と比較的高い材料費は全体として比較的高い製作コストを生ぜしめる。
発明の利点
前記背景技術に対比して、請求項1の特徴部に記載した構成手段を有する本発明の弁は、弁座体と噴射穴あき円板が1つの複合部材に一体化されており、しかも該複合部材が、1つの変形可能な面状工作物、例えば薄肉板金部分から、深絞り法によって材料を節減して簡便に製作できるという利点を有している。これに基づき特に大量生産において顕著な経費節減が得られることになる。弁座体と噴射穴あき円板とを一体的な薄肉板金から構成することは、加工が容易に可能であり、かつ弁座体と噴射穴あき円板とから成る複合体の重量が僅かになるばかりでなく、所要材料量も僅少になる。その上にシール特性も改善される。
請求項2以降に記載した手段によって、請求項1に記載した弁の有利な構成と改良が可能になる。
弁座面の上流側に、殊に多面体状の案内区分を設けて、弁閉鎖体の開弁運動及び閉弁運動時に該弁閉鎖体を軸方向にガイドするようにするのが有利である。案内区分を単面体状に構成したことによって、弁を通流する媒体を、シールする弁座面まで妨げなく流入させることが保証されている。
また弁座面と噴射穴あき円板の形成されている変形可能な面状工作物を、前記案内区分の下流側に屈曲して、前記変形可能な面状工作物の固定区分を、該工作物の円環状端部の方へ向かって流動方向に延在させるようにするのが有利である。この構成によって得られる第1の利点は、例えば溶接シームを設けることによって弁座支持体に該工作物を固定するために、該工作物の円環状端部に容易にアプローチできることである。また前記構成によって得られる第2の利点は、弁の開弁ストロークを調整するために弁座支持体内で該工作物を、弁座支持体内にロックさせることなしに、噴出側から係合するシフト工具によってシフト可能であることである。工作物を弁座支持体に固定した後に、弁座の位置、ひいては弁ストロークもしくは弁の最大通流量も前記シフト工具によって容易に変化することができる。この場合工作物は、弁座から離隔した域を僅かに塑性変形されるにすぎない。
その場合、シフト工具は、ストローク調整のためのシフト動作時に弁座面の変形又は噴射穴あき円板を形成する区分の変形を避けるために、工作物の固定区分及び/又は方向変換区分にだけ係合するように、工作物の形状に適合されているのが有利である。
図面
第1図は本発明の1実施例として示した燃料噴射弁部分の概略的な縦断面図である。
第2図は第1図のII−II断面線に沿った横断面図である。
第3図は弁ストロークを調整するためのシフト工具と一緒に別の実施例として示した弁部分の概略的な縦断面図である。
第4図は弁ストロークを調整するためのシフト工具と一緒に更に別の実施例として示した弁部分の概略的な縦断面図である。
実施例の説明
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
第1図には、混合気圧縮型火花点火式内燃機関の燃料噴射装置用の燃料噴射弁として構成された弁が概略的に部分縦断面図で例示されている。但し本発明は、燃料噴射弁で使用されるばかりでなく、液相又は気相の媒体用の別種の弁においても使用可能である。
燃料噴射弁1は、部分的にプラスチック外装射出成形体2によって包囲された管状の弁座支持体3を有している。該弁座支持体3内には、弁縦軸線4に対して同心的に縦孔5が形成されている。該縦孔5内には、本実施例では管状の弁ニードル6が配置されており、該弁ニードルはその下流側端部7で、本実施例では球状に形成された弁閉鎖体8に、例えば溶接シーム9に沿った溶接によって接合されている。例えば弁ニードル6の内部を通って流入する燃料は、複数の側方開口10を介して縦孔5内へ支障なく移流して弁閉鎖体8へ向かって流動することができる。
燃料噴射弁1の作動は公知のように例えば電磁式に行なわれる。弁ニードル6を軸方向に運動させ、ひいては、図示を省いた戻しばねのばね力に抗して開弁させるために、電磁コイル11、可動磁極子12及び前記電磁コイル11によって包囲されたコア13を有する略示した電磁回路が使用される。可動磁極子12は、弁閉鎖体8から離反した方の弁ニードル6の端部と結合されており、かつコア13に軸整合されている。
弁閉鎖体8は、シール座を形成するために、弁座体14に形成された弁座面17と協働する。噴射穴あき円板15には、弁を通流する媒体(つまり本実施例では燃料)を噴出するための複数の噴出オリフィス18が形成されている。本発明によれば弁座体14と噴射穴あき円板15は1つの変形可能な面状の工作物16に一体成形されている。一体的な面状の工作物16とは、殊に有利には、深絞り加工によって第1図に示したポット状の形状に成形される薄肉板金部分である。弁座体14の領域では工作物16は截頭円錐形状に成形されているので、球形の弁閉鎖体8は、1本の円環状の接触ラインに沿って弁座面17に液密に接触する。弁閉鎖体8と弁座面17との間の密閉を改善するために、工作物16に深絞りを施した後に、適当な後加工法、例えば研磨加工によって弁座面17には後加工が施されるので、所要の形状精度が得られる。
噴射穴あき円板15を形成する工作物16の区分は、弁座体14を形成する工作物16の区分の下流側に位置している。工作物16は、噴射穴あき円板15の領域において流動方向に僧帽(球欠体)状に隆起されているので、殊に有利には複数の、例えば4つの噴出オリフィスは、弁縦軸線4に対して外向きに斜向している。これに基づいて、本発明によって構成された燃料噴射弁1の噴出特性が改善される。噴射穴あき円板15を形成する工作物16の区分の僧帽状隆起に基づいて同時にまた、噴出オリフィス18の領域では工作物16を球形の弁閉鎖体8に当接させないようにすることが達成される。
弁座体14を形成する工作物16の区分の上流側には案内区分19が設けられている。案内区分19における工作物16の幾何学的形状を一層良く判るようにするために第2図では、第1図のII−II断面線に沿った横断面図が示されている。球形の弁閉鎖体8が工作物16の案内区分19内に嵌込まれているのが判る。工作物16は案内区分19では多面体状に形成されておりかつ複数の案内面20を有しており、該案内面は、丸く面取りの施された複数の角部21と相俟って1つの多面体を形成する。該多面体は例えば5つの角部21と5つの案内面20を有することができる。案内面20は弁閉鎖体8をガイドするために接触点22で弁閉鎖体8に接している。従って接触点22間には通流口23が生じ、該通流口は、弁を通流する媒体(本実施例では燃料)を弁座面17まで支障なく通流させることができる。
第1図から判るように案内区分19の上流側では、変形可能な面状の工作物16が方向変換区分24において、本実施例では180°曲げられているので、方向変換区分24に続く半径方向外寄りの固定区分25は、工作物16の円環状端部26へ向かって、燃料噴射弁1を通流する媒体の流動方向に対して平行に延在している。第1図に図示した実施例では、固定区分25はその軸方向全長にわたって、弁座支持体3の縦孔5の内周壁に接しており、かつ円環状端部26に沿って殊に溶接シーム27によって、弁座支持体3に係合式に封止結合されている。工作物16と弁座支持体3との間の封止結合によって、燃料噴射弁1を通流する媒体は、弁座支持体3と工作物16との間のシール座を迂回して流過するのを確実に防止されている。
工作物16の円環状端部26は噴出オリフィス18の下流側に位置しているので、溶接シーム27を設けるための円環状端部26へのアプローチが保証されている。弁座支持体3に固定区分25を大きな面積にわたって接触させたことによって、溶接動作時に弁座支持体3に発生する加熱の熱導出が可能になるので、工作物16の案内区分19、弁座体14を形成する区分及び噴射穴あき円板15を形成する区分の過熱が回避される。これに基づいて、工作物16と弁座支持体3との溶接中における前記工作物区分の変形が防止される。
噴出オリフィス18は、公知のように打抜き、穿孔、レーザー穿孔、腐食又は別の適当な製作法によって工作物16内に穿設される。その場合、噴出オリフィス18は、工作物16の、未だ変形加工の施されていない薄肉板金素材に穿設されるか、或いは後の時点において既に変形加工の施された工作物16に形成される。
第3図及び第4図には、別の実施例による燃料噴射弁1の部分的な縦断面図が示されており、この場合固定区分25及び弁座支持体3は夫々、第1図に示したかつ既に説明した実施例に対して変化されている。
第3図に示した実施例では、弁座支持体3内に設けた縦孔5の直径は、第1図に示した実施例に対比して大きく構成されている。工作物16の固定区分25は3つの区域に分節されている。すなわち:流動方向で方向変換区分24に接続する第1の軸方向区域25aと、円環状端部26に隣接していて縦孔5の内周壁に接している第2の軸方向区域25cと、前記第1及び第2の軸方向区域25aと25cを半径方向成分によって結合する半径方向区域25bである。本実施例でも工作物16の円環状端部26は、封止する円環状の溶接シーム27を介して弁座支持体3と溶接されている。
第1図に示した実施例に対比して本実施例の第1の利点は、溶接シーム27と案内区分19並びに、弁座体14及び噴射穴あき円板15を形成する区分との距離が半径方向区域25bによって延長されており、これに基づいて溶接シームの形成中に前記の区域の熱変形が防止されることである。
更に第3図に示した工作物16の幾何学的成形によって付加的に得られる顕著な利点は、本発明の燃料噴射弁1のストローク調整に使用されるシフト工具40が、固定区分25の半径方向区域25bに妨げなく係合できることである。その場合弁座支持体3の縦孔5内における工作物16の押込み深さが、弁ニードル6のストローク前調整を決定する。それというのは電磁コイル11の消磁時における弁ニードル6の一方の終端位置は、弁座面17への弁閉鎖体8の当接によって確定されているからである。電磁コイル11の励磁時における弁ニードル6の他方の終端位置は、例えばコア13への可動磁極子12の当接によって確定されている。前記の両終端位置間の行程が弁ストロークに他ならない。
前記シフト工具40はベル形に形成されているので、弁座体14及び噴射穴あき円板15を形成する工作物16の区域は、シフト工具40が半径方向区域25bに係合する場合に該シフト工具40のベル形凹設部41内へ潜入する。これによって弁座支持体3の縦孔5内における工作物16の、ストローク調整のための軸方向シフト中に、案内区分19並びに、弁座体14と噴射穴あき円板15を形成する区域を変形させる不都合が避けられる。第2の軸方向区域25cは、縦孔5の内径に対比して、僅かに大きな直径を有しているので、第2の軸方向区域25cは縦孔5の内周壁に弾性的に圧着して工作物16を縦孔5内に固定的に係止する。
第4図に示した実施例が、第3図に示した実施例に対して相違している点は、工作物16の固定区分25の第1の軸方向区域25aがより長く、かつ半径方向区域25b及び第2の軸方向区域25cがより短く構成されていることである。弁座支持体3の縦孔5は、弁座支持体3の噴出側端部で段付き孔として形成されており、かつ噴出側で基準孔径部5aに接続する拡径段孔部5bを有している。第2の軸方向区域25cが拡径段孔部5bに溶接されているのに対して、第1の軸方向区域25aは縦孔5の基準孔径部5aに弾性的に接触している。本実施例の場合も、溶接に伴って生じる弁座支持体3の加熱の良好な熱導出が得られるので、案内区分19及び、弁座体14と噴射穴空き円板15とを形成する区域の熱変形が防止される。
本実施例の場合もシフト工具40は、工作物16の固定区分25の半径方向区域25bに係合することができ、この係合時、噴射穴あき円板15を形成する工作物16の領域は、この領域のためにシフト工具40に設けられた盆地状部42内へ潜入する。
工作物16は、耐摩耗性という理由から、硬質の基本材料から製作されているか、或いは区域的に又は全体的に焼入れを施されている。また同じく、例えばTiNから成る硬質材料コーティング層を、少なくとも摩耗によって負荷される区域に被着することによって、工作物16を防護することも考えられる。
本発明は、請求項1に記載したように弁座体に形成されていてシール座を形成するために作動可能な弁閉鎖体と協働する弁座面と、少なくとも1つの噴出オリフィスを有する噴射穴あき円板とを備えた形式の弁、特に内燃機関の燃料噴射装置用の燃料噴射弁に関する。弁座体を切削製作法によって製作した燃料噴射弁は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4221185号明細書に基づいてすでに公知である。該弁座体は弁座域において切削前加工の後に、球状に形成された弁閉鎖体と協働してシール機能のために必要な精度を得るために、引き続いて精密加工を施されねばならない。弁座体には、別個に製作された噴射穴あき円板が、溶接によって液密に接合されている。溶接シームは、熱作用を受けて不都合に変形するという欠点を有している。弁座体と噴射穴あき円板とから複合される公知の2部分コンビネーション方式は、弁座体及び噴射穴あき円板の製作時にも、燃料噴射弁の弁座支持体に前記両部分を組付ける場合にも共に比較的高い製作経費を必要とする。比較的高い加工経費と比較的高い材料費は全体として比較的高い製作コストを生ぜしめる。
発明の利点
前記背景技術に対比して、請求項1の特徴部に記載した構成手段を有する本発明の弁は、弁座体と噴射穴あき円板が1つの複合部材に一体化されており、しかも該複合部材が、1つの変形可能な面状工作物、例えば薄肉板金部分から、深絞り法によって材料を節減して簡便に製作できるという利点を有している。これに基づき特に大量生産において顕著な経費節減が得られることになる。弁座体と噴射穴あき円板とを一体的な薄肉板金から構成することは、加工が容易に可能であり、かつ弁座体と噴射穴あき円板とから成る複合体の重量が僅かになるばかりでなく、所要材料量も僅少になる。その上にシール特性も改善される。
請求項2以降に記載した手段によって、請求項1に記載した弁の有利な構成と改良が可能になる。
弁座面の上流側に、殊に多面体状の案内区分を設けて、弁閉鎖体の開弁運動及び閉弁運動時に該弁閉鎖体を軸方向にガイドするようにするのが有利である。案内区分を単面体状に構成したことによって、弁を通流する媒体を、シールする弁座面まで妨げなく流入させることが保証されている。
また弁座面と噴射穴あき円板の形成されている変形可能な面状工作物を、前記案内区分の下流側に屈曲して、前記変形可能な面状工作物の固定区分を、該工作物の円環状端部の方へ向かって流動方向に延在させるようにするのが有利である。この構成によって得られる第1の利点は、例えば溶接シームを設けることによって弁座支持体に該工作物を固定するために、該工作物の円環状端部に容易にアプローチできることである。また前記構成によって得られる第2の利点は、弁の開弁ストロークを調整するために弁座支持体内で該工作物を、弁座支持体内にロックさせることなしに、噴出側から係合するシフト工具によってシフト可能であることである。工作物を弁座支持体に固定した後に、弁座の位置、ひいては弁ストロークもしくは弁の最大通流量も前記シフト工具によって容易に変化することができる。この場合工作物は、弁座から離隔した域を僅かに塑性変形されるにすぎない。
その場合、シフト工具は、ストローク調整のためのシフト動作時に弁座面の変形又は噴射穴あき円板を形成する区分の変形を避けるために、工作物の固定区分及び/又は方向変換区分にだけ係合するように、工作物の形状に適合されているのが有利である。
図面
第1図は本発明の1実施例として示した燃料噴射弁部分の概略的な縦断面図である。
第2図は第1図のII−II断面線に沿った横断面図である。
第3図は弁ストロークを調整するためのシフト工具と一緒に別の実施例として示した弁部分の概略的な縦断面図である。
第4図は弁ストロークを調整するためのシフト工具と一緒に更に別の実施例として示した弁部分の概略的な縦断面図である。
実施例の説明
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
第1図には、混合気圧縮型火花点火式内燃機関の燃料噴射装置用の燃料噴射弁として構成された弁が概略的に部分縦断面図で例示されている。但し本発明は、燃料噴射弁で使用されるばかりでなく、液相又は気相の媒体用の別種の弁においても使用可能である。
燃料噴射弁1は、部分的にプラスチック外装射出成形体2によって包囲された管状の弁座支持体3を有している。該弁座支持体3内には、弁縦軸線4に対して同心的に縦孔5が形成されている。該縦孔5内には、本実施例では管状の弁ニードル6が配置されており、該弁ニードルはその下流側端部7で、本実施例では球状に形成された弁閉鎖体8に、例えば溶接シーム9に沿った溶接によって接合されている。例えば弁ニードル6の内部を通って流入する燃料は、複数の側方開口10を介して縦孔5内へ支障なく移流して弁閉鎖体8へ向かって流動することができる。
燃料噴射弁1の作動は公知のように例えば電磁式に行なわれる。弁ニードル6を軸方向に運動させ、ひいては、図示を省いた戻しばねのばね力に抗して開弁させるために、電磁コイル11、可動磁極子12及び前記電磁コイル11によって包囲されたコア13を有する略示した電磁回路が使用される。可動磁極子12は、弁閉鎖体8から離反した方の弁ニードル6の端部と結合されており、かつコア13に軸整合されている。
弁閉鎖体8は、シール座を形成するために、弁座体14に形成された弁座面17と協働する。噴射穴あき円板15には、弁を通流する媒体(つまり本実施例では燃料)を噴出するための複数の噴出オリフィス18が形成されている。本発明によれば弁座体14と噴射穴あき円板15は1つの変形可能な面状の工作物16に一体成形されている。一体的な面状の工作物16とは、殊に有利には、深絞り加工によって第1図に示したポット状の形状に成形される薄肉板金部分である。弁座体14の領域では工作物16は截頭円錐形状に成形されているので、球形の弁閉鎖体8は、1本の円環状の接触ラインに沿って弁座面17に液密に接触する。弁閉鎖体8と弁座面17との間の密閉を改善するために、工作物16に深絞りを施した後に、適当な後加工法、例えば研磨加工によって弁座面17には後加工が施されるので、所要の形状精度が得られる。
噴射穴あき円板15を形成する工作物16の区分は、弁座体14を形成する工作物16の区分の下流側に位置している。工作物16は、噴射穴あき円板15の領域において流動方向に僧帽(球欠体)状に隆起されているので、殊に有利には複数の、例えば4つの噴出オリフィスは、弁縦軸線4に対して外向きに斜向している。これに基づいて、本発明によって構成された燃料噴射弁1の噴出特性が改善される。噴射穴あき円板15を形成する工作物16の区分の僧帽状隆起に基づいて同時にまた、噴出オリフィス18の領域では工作物16を球形の弁閉鎖体8に当接させないようにすることが達成される。
弁座体14を形成する工作物16の区分の上流側には案内区分19が設けられている。案内区分19における工作物16の幾何学的形状を一層良く判るようにするために第2図では、第1図のII−II断面線に沿った横断面図が示されている。球形の弁閉鎖体8が工作物16の案内区分19内に嵌込まれているのが判る。工作物16は案内区分19では多面体状に形成されておりかつ複数の案内面20を有しており、該案内面は、丸く面取りの施された複数の角部21と相俟って1つの多面体を形成する。該多面体は例えば5つの角部21と5つの案内面20を有することができる。案内面20は弁閉鎖体8をガイドするために接触点22で弁閉鎖体8に接している。従って接触点22間には通流口23が生じ、該通流口は、弁を通流する媒体(本実施例では燃料)を弁座面17まで支障なく通流させることができる。
第1図から判るように案内区分19の上流側では、変形可能な面状の工作物16が方向変換区分24において、本実施例では180°曲げられているので、方向変換区分24に続く半径方向外寄りの固定区分25は、工作物16の円環状端部26へ向かって、燃料噴射弁1を通流する媒体の流動方向に対して平行に延在している。第1図に図示した実施例では、固定区分25はその軸方向全長にわたって、弁座支持体3の縦孔5の内周壁に接しており、かつ円環状端部26に沿って殊に溶接シーム27によって、弁座支持体3に係合式に封止結合されている。工作物16と弁座支持体3との間の封止結合によって、燃料噴射弁1を通流する媒体は、弁座支持体3と工作物16との間のシール座を迂回して流過するのを確実に防止されている。
工作物16の円環状端部26は噴出オリフィス18の下流側に位置しているので、溶接シーム27を設けるための円環状端部26へのアプローチが保証されている。弁座支持体3に固定区分25を大きな面積にわたって接触させたことによって、溶接動作時に弁座支持体3に発生する加熱の熱導出が可能になるので、工作物16の案内区分19、弁座体14を形成する区分及び噴射穴あき円板15を形成する区分の過熱が回避される。これに基づいて、工作物16と弁座支持体3との溶接中における前記工作物区分の変形が防止される。
噴出オリフィス18は、公知のように打抜き、穿孔、レーザー穿孔、腐食又は別の適当な製作法によって工作物16内に穿設される。その場合、噴出オリフィス18は、工作物16の、未だ変形加工の施されていない薄肉板金素材に穿設されるか、或いは後の時点において既に変形加工の施された工作物16に形成される。
第3図及び第4図には、別の実施例による燃料噴射弁1の部分的な縦断面図が示されており、この場合固定区分25及び弁座支持体3は夫々、第1図に示したかつ既に説明した実施例に対して変化されている。
第3図に示した実施例では、弁座支持体3内に設けた縦孔5の直径は、第1図に示した実施例に対比して大きく構成されている。工作物16の固定区分25は3つの区域に分節されている。すなわち:流動方向で方向変換区分24に接続する第1の軸方向区域25aと、円環状端部26に隣接していて縦孔5の内周壁に接している第2の軸方向区域25cと、前記第1及び第2の軸方向区域25aと25cを半径方向成分によって結合する半径方向区域25bである。本実施例でも工作物16の円環状端部26は、封止する円環状の溶接シーム27を介して弁座支持体3と溶接されている。
第1図に示した実施例に対比して本実施例の第1の利点は、溶接シーム27と案内区分19並びに、弁座体14及び噴射穴あき円板15を形成する区分との距離が半径方向区域25bによって延長されており、これに基づいて溶接シームの形成中に前記の区域の熱変形が防止されることである。
更に第3図に示した工作物16の幾何学的成形によって付加的に得られる顕著な利点は、本発明の燃料噴射弁1のストローク調整に使用されるシフト工具40が、固定区分25の半径方向区域25bに妨げなく係合できることである。その場合弁座支持体3の縦孔5内における工作物16の押込み深さが、弁ニードル6のストローク前調整を決定する。それというのは電磁コイル11の消磁時における弁ニードル6の一方の終端位置は、弁座面17への弁閉鎖体8の当接によって確定されているからである。電磁コイル11の励磁時における弁ニードル6の他方の終端位置は、例えばコア13への可動磁極子12の当接によって確定されている。前記の両終端位置間の行程が弁ストロークに他ならない。
前記シフト工具40はベル形に形成されているので、弁座体14及び噴射穴あき円板15を形成する工作物16の区域は、シフト工具40が半径方向区域25bに係合する場合に該シフト工具40のベル形凹設部41内へ潜入する。これによって弁座支持体3の縦孔5内における工作物16の、ストローク調整のための軸方向シフト中に、案内区分19並びに、弁座体14と噴射穴あき円板15を形成する区域を変形させる不都合が避けられる。第2の軸方向区域25cは、縦孔5の内径に対比して、僅かに大きな直径を有しているので、第2の軸方向区域25cは縦孔5の内周壁に弾性的に圧着して工作物16を縦孔5内に固定的に係止する。
第4図に示した実施例が、第3図に示した実施例に対して相違している点は、工作物16の固定区分25の第1の軸方向区域25aがより長く、かつ半径方向区域25b及び第2の軸方向区域25cがより短く構成されていることである。弁座支持体3の縦孔5は、弁座支持体3の噴出側端部で段付き孔として形成されており、かつ噴出側で基準孔径部5aに接続する拡径段孔部5bを有している。第2の軸方向区域25cが拡径段孔部5bに溶接されているのに対して、第1の軸方向区域25aは縦孔5の基準孔径部5aに弾性的に接触している。本実施例の場合も、溶接に伴って生じる弁座支持体3の加熱の良好な熱導出が得られるので、案内区分19及び、弁座体14と噴射穴空き円板15とを形成する区域の熱変形が防止される。
本実施例の場合もシフト工具40は、工作物16の固定区分25の半径方向区域25bに係合することができ、この係合時、噴射穴あき円板15を形成する工作物16の領域は、この領域のためにシフト工具40に設けられた盆地状部42内へ潜入する。
工作物16は、耐摩耗性という理由から、硬質の基本材料から製作されているか、或いは区域的に又は全体的に焼入れを施されている。また同じく、例えばTiNから成る硬質材料コーティング層を、少なくとも摩耗によって負荷される区域に被着することによって、工作物16を防護することも考えられる。
Claims (11)
- 弁、特に内燃機関の燃料噴射装置用の燃料噴射弁であって、弁座体(14)に形成されていてシール座を形成するために作動可能な弁閉鎖体(8)と協働する弁座(17)と、少なくとも1つの噴出オリフィス(18)を有する噴射穴あき円板(15)とを備え、前記の弁座体(14)と噴射穴あき円板(15)が、薄肉板金部分としての1つの変形可能な面状の工作物(16)から一体的に構成されており、該工作物(16)が、弁座(17)の領域で、弁(1)の閉弁状態において不作動の弁閉鎖体(8)に液密に当接し、かつ前記弁座(17)の下流側領域に、少なくとも1つの噴出オリフィス(18)を有する噴射穴あき円板(15)を形成するように、ポット状に成形されている形式のものにおいて、
弁座体(14)が、その弁座(17)の領域で弁座面として形成されており、かつ面状の工作物(16)が前記弁座面(17)の上流側で、弁閉鎖体(8)の作動時に該弁閉鎖体の運動をガイドする案内区分(19)に成形されていることを特徴とする、弁、特に内燃機関の燃料噴射装置用の燃料噴射弁。 - 工作物(16)が、深絞りによって変形加工を施されている、請求項1記載の弁。
- 変形可能な面状の工作物(16)が、噴射穴あき円板(15)の少なくとも1つの噴出オリフィス(18)の領域で僧帽状に隆起されている、請求項1又は2記載の弁。
- 弁閉鎖体(8)が球形又は部分球形に形成され、かつ弁座面(17)が截頭円錐形に形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の弁。
- 案内区分(19)には、接触点(22)で弁閉鎖体(8)と接する複数の案内面(20)及び、前記接触点(22)間に配置された通流口(23)が設けられている、請求項1から4までのいずれか1項記載の弁。
- 弁閉鎖体(8)が球形又は部分球形に形成されており、かつ案内区分(19)が、特に丸く面取りの施された角部(21)を有する多面体の形に形成されている、請求項5記載の弁。
- 変形可能な面状の工作物(16)が、案内区分(19)の上流側の方向変換区分(24)において折り曲げられており、該方向変換区分(24)に接続する固定区分(25)が、前記の変形可能な面状の工作物(16)の円環状端部(26)の方へ向かって、弁(1)を通流する媒体の流動方向に対して実質的に平行に延在している、請求項1から6までのいずれか1項記載の弁。
- 弁(1)が、1つの縦孔(5)を備えた弁座支持体(3)を有し、前記縦孔(5)内に、変形可能な面状の工作物(16)が挿入可能であり、かつ固定区分(25)に殊に溶接によって接合可能である、請求項7記載の弁。
- 変形可能な面状の工作物(16)が、弁ストロークを調整するためのシフト工具(40)によって、弁座支持体(3)の縦孔(5)内をシフト可能である、請求項8記載の弁。
- シフト工具(40)が、固定区分(25)及び/又は方向変換区分(24)にだけ係合するように工作物(16)の形状に適合されている、請求項9記載の弁。
- 変形可能な面状の工作物(16)が少なくとも弁座面(17)の領域内で、特に硬質材料層による成膜によって硬化されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の弁。
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