JP3953232B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維強化プラスチックを含むプラスチック類、タイル、ステンレス、陶磁器、ガラス等の硬表面用の住居洗浄剤組成物に関し、更に詳しくは、洗浄力、起泡力及びすすぎ性に優れ、特に、浴室用洗浄剤に好適に使用される洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、浴槽、浴室内の床、壁及び用具類等に使用されている繊維強化プラスチックを含むプラスチック類、タイル、ステンレス、陶磁器、ガラス等の硬表面に付着する汚れは、タンパク質等の含窒素化合物、遊離脂肪酸、グリセライド類、脂肪酸金属塩等の有機物及び泥等の無機物の混合物である。
【0003】
従来、このような汚れを除去する洗浄剤としては、酸性物質としてのヒドロキシカルボン酸、界面活性剤および水溶性溶剤を含有する酸性洗浄剤が知られている(特開昭52−77111号公報)。
しかしながら、このような酸性洗浄剤は、洗浄効果はあるものの浴室床、壁等のタイル目地、アルミサッシなどの住居材質に損傷を与えるという欠点がある。また、誤って塩素系漂白剤と混合すると人体に有害な塩素ガスを発生するという危険性がある。
【0004】
これに対し、中性域で洗浄効果を持つ洗浄剤の開発が数多く行われており、例えば、特開昭53−35710号公報には、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、グリコールエーテル系溶剤、クエン酸等のキレート剤を組み合わせた浴室洗浄剤、特開昭61−283696号公報には、カチオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤を組み合わせた中性洗浄剤、特開昭61−283697号公報には、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤および水溶性溶剤を組み合わせた洗浄剤、特開昭61−283700号公報には、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤およびマレイン酸を組み合わせた洗浄剤、特開昭63−51500号号公報には、界面活性剤、アミノカルボン酸からなる洗浄力向上剤、グリコール溶剤を組み合わせた浴室用洗浄剤、特開平1−221497号公報には、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、アミノカルボン酸および溶剤を組み合わせた浴室用洗浄剤)等が開示されている。
しかしながら、これら公報に示された洗浄剤は、いずれも洗浄力、起泡力、すすぎ性を同時に満足するものではないという課題があり、洗浄力、起泡力、すすぎ性を同時に満足する洗浄剤組成物が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の課題に鑑み、これを解消しようとするものであり、優れた洗浄力、起泡力及びすすぎ性を同時に有する硬表面用洗浄剤組成物(以下、単に「洗浄剤組成物」という場合がある)を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記従来の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定のN−アルキルまたはアルケニルアミノ酸またはその塩と、特定の溶剤を併用することにより、上記目的の洗浄剤組成物が得られることを見いだし、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明の洗浄剤組成物は、(A)下記一般式(I)で表されるN−アルキル若しくはアルケニルアミノ酸又はその塩と、(B)下記一般式(II)で表される溶剤とを含有することを特徴とする。
【化3】
【化4】
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の洗浄剤組成物の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の洗浄剤組成物は、(A)下記一般式(I)で表されるN−アルキル若しくはアルケニルアミノ酸又はその塩と、(B)下記一般式(II)で表される溶剤とを含有することを特徴とするものである。
【化5】
【化6】
【0008】
本発明には、(A)成分として上記一般式(I)で表されるN−アルキル若しくはアルケニルアミノ酸又はその塩が用いられる。
上記一般式(I)においてR1は、6〜22の炭素原子を有するアルキル基またはアルケニル基であるが、10〜18の炭素原子を有するアルキル基またはアルケニル基が好ましい。また、mは1または2である。更に、Mを具体的に例示すると、水素、ナトリウム、カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノーリアミン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0009】
本発明において、上記一般式(I)で表されるN−アルキルまたはアルケニルアミノ酸またはその塩を具体的に例示すれば、N−デシルグリシン、N−ラウリルグリシン、N−ミリスチルグリシン、N−パルミチルグリシン、N−デシルβアラニン、N−ラウリルβアラニン、N−ミリスチルβアラニン、N−パルミチルβアラニン及びこれらの塩等が挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
これらのN−アルキルまたはアルケニルアミノ酸またはその塩は、その製造方法は特に制限するものではなく、従来公知の方法で製造することができる。
また、これらのN−アルキルまたはアルケニルアミノ酸またはその塩の中から単独または2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は、組成物全量に対して、0.1〜10重量%、好ましくは0.3〜5重量%、さらに好ましくは0.5〜4重量%である。
(A)成分の配合量が0.1重量%未満では、充分な洗浄力、起泡力が得られず、また、10重量%を越えて配合しても、それ以上の効果が得られず経済的でない。
【0010】
本発明には、(B)成分として上記一般式(II)で表される溶剤が用いられる。
上記一般式(II)で表される溶剤の具体例としては、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、プロピレングリコ−ルジエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、ジプロピレングリコ−ルエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、プロピレングリコ−ルジエチレングリコ−ルモノイソブチルエ−テル、ジプロピレングリコ−ルエチレングリコ−ルモノイソブチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルモノ−s−ブチルエ−テル、プロピレングリコ−ルジエチレングリコ−ルモノ−s−ブチルエ−テル、ジプロピレングリコ−ルエチレングリコ−ルモノ−s−ブチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルモノ−t−ブチルエ−テル、プロピレングリコ−ルジエチレングリコ−ルモノ−t−ブチルエ−テル、ジプロピレングリコ−ルエチレングリコ−ルモノ−t−ブチルエ−テル、トリエチレングリコールモノペンチルエーテル、テトラエチレングリコールモノペンチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノペンチルエーテル、ペンタエチレングリコールプロピレングリコールモノペンチルエーテル、トリエチレングリコールモノイソペンチルエーテル、テトラエチレングリコールモノイソペンチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノイソペンチルエーテル、ペンタエチレングリコールプロピレングリコールモノイソペンチルエーテル、トリエチレングリコールモノシクロペンチルエーテル、テトラエチレングリコールモノシクロペンチルエーテル、ペンタエチレングリコールプロピレングリコールモノシクロペンチルエーテル、トリエチレングリコールモノヘキシルエーテル、テトラエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ペンタエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ヘキサエチレングリコールプロピレングリコールモノヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモノ(1,3−ジメチルブチル)エーテル、テトラエチレングリコールモノ(1,3−ジメチルブチル)エーテル、ペンタエチレングリコールモノ(1,3−ジメチルブチル)エーテル、ヘキサエチレングリコールプロピレングリコールモノ(1,3−ジメチルブチル)エーテル、トリエチレングリコールモノシクロヘキシルエーテル、テトラエチレングリコールモノシクロヘキシルエーテル、ペンタエチレングリコールモノシクロヘキシルエーテル、ヘキサエチレングリコールプロピレングリコールモノシクロヘキシルエーテル、テトラエチレングリコールモノヘプチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノヘプチルエーテル、ヘキサエチレングリコールモノヘプチルエーテル、ヘプタエチレングリコールプロピレングリコールモノヘプチルエーテル、テトラエチレングリコールモノイソヘプチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノイソヘプチルエーテル、ヘキサエチレングリコールモノイソヘプチルエーテル、ヘプタエチレングリコールプロピレングリコールモノイソヘプチルエーテル、テトラエチレングリコールモノ(3−メチルーヘキシル)エーテル、ペンタエチレングリコールモノ(3−メチルーヘキシル)エーテル、ヘキサエチレングリコールモノ(3−メチルーヘキシル)エーテル、ヘプタエチレングリコールプロピレングリコールモノ(3−メチルーヘキシル)エーテル、テトラエチレングリコールモノ(5−メチルーヘキシル)エーテル、ペンタエチレングリコールモノ(5−メチルーヘキシル)エーテル、ヘキサエチレングリコールモノ(5−メチルーヘキシル)エーテル、ヘプタエチレングリコールプロピレングリコールモノ(5−メチルーヘキシル)エーテル、テトラエチレングリコールモノオクチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノオクチルエーテル、ヘキサエチレングリコールモノオクチルエーテル、オクタエチレングリコールプロピレングリコールモノオクチルエーテル、テトラエチレングリコールモノ(1−メチルヘプチル)エーテル、ペンタエチレングリコールモノ(1−メチルヘプチル)エーテル、ヘキサエチレングリコールモノ(1−メチルヘプチル)エーテル、オクタエチレングリコールプロピレングリコールモノ(1−メチルヘプチル)エーテル、テトラエチレングリコールモノ(2−エチルヘキシル)エーテル、ペンタエチレングリコールモノ(2−エチルヘキシル)エーテル、ヘキサエチレングリコールモノ(2−エチルヘキシル)エーテル、オクタエチレングリコールプロピレングリコールモノ(2−エチルヘキシル)エーテル、ジエチレングリコ−ルモノフェニルエ−テル、トリエチレングリコ−ルモノフェニルエ−テル、ジエチレングリコールモノベンジルエーテルを挙げられる。なお、上記一般式(II)に含まれる溶剤であれば、上記の具体的に示される溶剤に限定されるものではない。
【0011】
これらの溶剤の中で、ジエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、プロピレングリコ−ルジエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、ジプロピレングリコ−ルエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコ−ルモノ−s−ブチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルモノ−t−ブチルエ−テル、ジレングリコ−ルジエチレングリコ−ルモノ−t−ブチルエ−テル、ジプロピレングリコ−ルエチレングリコ−ルモノ−t−ブチルエ−テル、トリエチレングリコールモノペンチルエーテル、トリエチレングリコールモノイソペンチルエーテル、トリエチレングリコールモノシクロペンチルエーテル、テトラエチレングリコールモノ(1,3−ジメチルブチル)エーテル、テトラエチレングリコールモノシクロヘキシルエーテル、ペンタエチレングリコールモノ(3−メチルーヘキシル)エーテル、ヘキサエチレングリコールモノ(2−エチルヘキシル)エーテルが好ましい。
【0012】
これら溶剤の中から単独または2種以上を組み合わせて用いることができ、この(B)成分の配合量は、組成物全量に対して、0.1〜20重量%、好ましくは1〜15重量%、さらに好ましくは4〜10重量%である。
(B)成分の配合量が0.1重量%未満では、洗浄力が充分ではなく、また20重量%を越えて配合しても、それ以上の効果が得られず経済的でない。
【0013】
本発明は、上記(A)成分及び(B)成分を必須成分として含有することにより、優れた洗浄力、起泡力及びすすぎ性を同時に満足するものであるが、更に(C)成分として、上記(A)成分に対して特定量の(C)成分を含有せしめることが好ましい。
本発明に用いることができる(C)成分は、上記(A)成分に対して重量比で0.5〜70重量%の下記一般式(III)で表されるN−アルキル−N,N−ジ(カルボキシアルキル)アミン又はその塩が挙げられる。
【化7】
【0014】
上記一般式(III)において、R2は6〜22の炭素原子を有する炭化水素基であり、10〜16個の炭素原子を有する炭化水素基が特に好ましい。
炭化水素基は、直鎖または分岐鎖であってもよく、飽和または不飽和であってもよく、ヒドロキシル基のような置換基を任意に含んでもよい。好ましくは、R2はデシル基、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、オレイル基、椰子脂肪酸由来のアルキル基、牛脂脂肪酸に由来するアルキル基である。
また、p、qは上記記載の1または2のとおりであり、特に、2が好ましい。
更に、M2及びM3は、上記記載のとおりであり、具体的に例示すると、水素原子、ナトリウム、カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノーリアミン等が挙げらるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0015】
本発明において、上記一般式(III)で表されるN−アルキル−N,N−ジ(カルボキシアルキル)アミン又はその塩は、公知の化合物であり、その製造方法を特に制限されるものではなく、従来公知の方法で製造することができる。
例えば、アルキルアミンに2倍モルのハロゲン化酢酸を反応させれば目的とする化合物が得られる。また、アルキルアミンに2倍モルのアクリル酸を付加させれば目的とする化合物が得られる。
本発明における(C)成分の混合比率は、上記(A)成分に対して、0.5〜70重量%、好ましくは1〜50重量%、更に好ましくは2〜30重量%である。
混合比率が0.5重量%未満では、更なる洗浄力、起泡力が得られず、また70重量%を配合すると洗浄力、すすぎ性が悪くなる。
また、上記(A)成分及び(C)成分の合計配合量は、組成物全量に対して、0.1〜10重量%、好ましくは0.3〜5重量%、さらに好ましくは0.5〜4重量%であることが望ましい。
合計量配合量が0.1重量%未満では、更なる洗浄力、起泡力が得られず、また合計量配合量10重量%を越えて配合しても、それ以上の効果が得られず経済的でない。
【0016】
本発明の浴室用洗浄剤組成物は、上記必須成分となる(A)成分及び(B)成分、並びに、上記(C)成分以外に、残部を水(精製水、イオン交換水)で調整でき、また、必要に応じて、界面活性剤、金属イオン封鎖剤、香料などの他の任意成分を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
界面活性剤としては、(1)陰イオン性界面活性剤、(2)陽イオン性界面活性剤、(3)両性界面活性剤、及び(4)非イオン性界面活性剤を用いることができる。なお、本発明は、これらの中の特定のものに限定されるものではない。
その代表例は、次のとおりである。これらは、単独又は2種以上組み合わせて用いることができる。
(1)陰イオン性界面活性剤
硫酸アルキル塩、硫酸アルキルポリオキシエチレン塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、エーテルカルボン酸塩、リン酸アルキル塩、リン酸アルキルポリオキシエチレン塩、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、スルホコハク酸アルキル塩、アルケニルコハク酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシルメチルタウリン塩等である。これら陰イオン性界面活性剤の対イオン(陽イオン)は、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アルカノールアミンイオン、アンモニウムイオン等である。
(2)陽イオン性界面活性剤
アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルアンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、ベンゼトニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩等である。これら陽イオン性界面活性剤の対イオン(陰イオン)は、ハロゲンイオン等である。
(3)両性界面活性剤
アルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドベタイン、イミダゾリニウムベタイン等である。
(4)非イオン性界面活性剤
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸ポリグリセリンエステル、脂肪酸ショ糖エステル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキサイド、アミドアミンオキサイド等である。
これら界面活性剤の配合量は、組成物全量に対して、0〜10重量%である。
【0017】
金属イオン封鎖剤としては、通常使用されるものならば特に限定されるものではないが、例えば、有機カルボン酸類、アミノカルボン酸類、ホスホン酸類、ホスホノカルボン酸類、リン酸類等が挙げられる。
有機カルボン酸類としては、例えば、酢酸、アジピン酸、モノクロル酢酸、シュウ酸、コハク酸、オキシジコハク酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボキシメチルオキシコハク酸等、またグリコール酸、ジグリコール酸、乳酸、酒石酸、カルボキシメチル酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸等のヒドロキシカルボン酸物質を挙げることができる。
アミノカルボン酸類としては、例えば、ニトリロトリ酢酸、イミノジ酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、ジエチレントリアミノペンタ酢酸、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン酢酸、エチレンジアミンテトラプロピオン酢酸、トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸、エチレングリコールジエーテルジアミンテトラ酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、シクロヘキサン−1,2−ジアミンテトラ酢酸、ジエンコル酸等を挙げることができる。
ホスホン酸類としては、例えば、エタン−1、1−ジホスホン酸、エタン−1、1、2−トリホスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1、1−ジホスホン酸およびその誘導体、1−ヒドロキシエタン−1、1、2−トリホスホン酸、エタン−1、2−ジカルボキシ−1、2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸、アミノトリメチレンホスホン酸等を挙げることができる。
ホスホノカルボン酸類としては、例えば、2−ホスホノブタン−1、2−ジカルボン酸、1−ホスホノブタン−2、3、4−トリカルボン酸、α−メチルホスホノコハク酸等を挙げることができる。
リン酸類としては、例えば、オルソリン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸、メタリン酸、ヘキサメタリン酸、フィチン酸等の縮合リン酸等を挙げることができる。
これらの金属イオン封鎖剤は、酸の形でも使用可能であるし、また、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属との塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミンとの塩等、塩基性物質との塩の形で使用することもできる。
これら金属イオン封鎖剤の中では、ヒドロキシカルボン酸類、アミノカルボン酸類、またはこれらのアルカリ金属塩、アルカノールアミン塩が好ましい。
これら金属イオン封鎖剤の中から単独または2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は、組成物全量に対して、0〜10重量%である。
【0018】
香料成分として、特に限定するものではないが、脂肪族炭化水素、テルペン炭化水素、芳香族炭化水素等の炭化水素類、脂肪族アルコール、テルペンアルコール、芳香族アルコール等のアルコール類、脂肪族エーテル、芳香族エーテル等のエーテル類、脂肪族オキサイド、テルペン系のオキサイド等のオキサイド類、脂肪族アルデヒド、テルペン系のアルデヒド、水素化芳香族アルデヒド、チオアルデヒド、芳香族アルデヒド、脂肪族アルデヒド等のアルデヒド類、脂肪族ケトン、テルペンケトン、水素化芳香族ケトン、脂肪族環状ケトン、非ベンゼン系芳香族ケトン、芳香族ケトン等のケトン類、アセタール類、ケタール類、フェノール類、フェノールエーテル類、脂肪酸、テルペン系カルボン酸、水素化芳香族カルボン酸、芳香族カルボン酸等の酸類、酸アマイド類、脂肪族ラクトン、大環状ラクトン、テルペン系ラクトン、水素化芳香族ラクトン、芳香族ラクトン等のラクトン類、脂肪族エステル、フラン系カルボン酸族エステル、脂肪族環状カルボン酸エステル、シクロヘキシルカルボン酸族エステル、テルペン系カルボン酸エステル、芳香族カルボン酸エステル等のエステル類、ニトロムスク類、ニトリル、アミン、ピリジン類、キノリン類、ピロール、インドール等の含窒素化合物等々の合成香料及び動物、植物からの天然香料を挙げることができる。
【0019】
個々の具体的な香料の成分名を挙げると、以下のとおりである。
アルデヒドC8〜C20、アニスアルデヒド、アセタールR、アセトフェノン、アセチルアセドレン、アドキサール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、アルファダマスコン、ベータダマスコン、デルタダマスコン、アンプレットリッド、アンプロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミルアセテート、イソアミルサリシレート、アニスアルデヒド、オウランチオール、アセチルオイゲノール、バグダノール、ペンジルアセテート、ペンジルアルコール、ペンジルペンゾエート、ペンジルサリシレート、ベルガミールアセテート、ボルニルアセテート、プチルブチレート、パラターシャリーブチルシクロヘキサノール、パラターシャリーブチルシクロヘキシルアセテート、ベンツアルデヒド、ベンジルフォーメート、カリオフィレン、カシメラン、セドロアンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレストリッド、シンナミックアルコール、シンナミックアルデヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラサール、シトロネラール、シトロネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シクラメンアルデヒド、シクラプロツプ、キャロン、クマリン、シンナミルアセテート、ジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、ガンマデカラクトン、デルタC6〜C13ラクトン、ジメチルベンジルカービノール、ジヒドロジャスモン、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、ジメトール、ジミルセトール、ジフェニルオキサイド、エチルワニリン、ユーゲノール、フルイテート、フェンチールアルコール、フェニルエチルフェニルアセテート、ガラキソリット、ガンマーC6〜C13ラクトン、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、ゲラニルニトリル、ヘディオン、ヘリオナール、へリオトロピン、シス−3−へキサノール、シス−3−ヘキセニールアセテート、ヘキシルシンナミックアルデヒド、ヘキシルサリシレート、ヒヤシンスジメチルアセタール、ハイドロトロピックアルコール、ヒドロキシシトロネラール、ハーコリン、インドール、イオノン、イソボルニルアセテート、イソシクロシトラール、イソEスーパー、イソオイゲノール、イソノニルアセテート、イソプチルキノリン、ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、コアボン、リグストラール、リリアール、ライムオキサイド、リモネン、リナロール、リナロールオキサイド、リナリルアセテート、リラール、マンザネート、マイヨール、メンサニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレート、メチルオイゲノール、アルファメチルイオノン、ベータメチルイオノン、ガンマメチルイオノン、メチルイソオイゲノール、メチルラベンダーケトン、メチルサリシレート、ミューゲアルデヒド、ムゴール、ムスクTM−II、ムスク781、ムスクC14、ムスクT、ムスクケトン、ムスクチベチン、ムスクモスケン、ミラックアルデヒド、メチルフェニルアセテート、ネロール、ネリールアセテート、ノビールサセテート、ノビールアルコール、ネオベルガメート、オークモスNo.1、オリボン、オキシフェニロン、パラクレゾールメチルエーテル、ペンタリッド、フェニルエチルアルコール、フェニルエチルアセテート、アルファピネン、ルバフラン、パッチョン、ローズフェノン、ローズオキサイド、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、バグダノール、スチラリールアセテート、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオネート、ターピネオール、ターピニルアセテート、テトラハイドロリナロール、テトラハイドロリナリールアセテート、テトラハイドログラニオール、テトラハイドロゲラニールアセテート、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、チモール、ワニリン、ベラモス、ベルドッグス、ヤラヤラ、アセチルオイゲノール、アニス油、ペイ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェリン油、バジル油、ナツメグ油、シトロネラ油、クローブ油、コリアンダー油、エレミ油、ユーカリ油、フェンネル油、カルバナム油、ゼラニウム油、ヒバ油、ジャスミン油、ラバンジン油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、オレンジ油、バチュリ油、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ油、ローズマリー油、しょう脳油、芳油、クラリーセージ油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベンダー油、スターアニス油、タイム油、トンカ油、テレピン油、ワニラ油、ベチバー油、イランイラン油、グレープフルーツ油、ベンゾイル、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、ムスクチンキ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、アンバーグリスチンキなどが挙げられる。
これら香料成分の中から単独又は2種以上の成分を組み合せて配合でき、その配合量は、組成物全量に対して、0重量%〜0.5重量%である。
【0020】
また、本発明では、更に、低温下または、高温下での液性を保持するために配合される低級アルコール、低級アルキルベンゼンスルホン酸またはその塩、エチレングリコールなどのハイドロトロープ剤を配合でき、更に、殺菌剤、防腐剤及び防カビ剤、色素、酸化防止剤、増粘剤、消泡剤、紫外線吸収剤、可溶化剤なども適宜配合することができる。
なお、これら任意成分に用いられる化合物は、通常洗浄剤に使用され、本発明の効果を損なわない範囲のものであれば、どの様なものでも良く、特に限定されるものではない。
【0021】
本発明の洗浄剤組成物は、洗浄力、安全性、被洗浄物への影響の点からpH調整剤などにより、pHを5〜9、好ましくはpH6〜8に調整することが望ましい。
【0022】
このように構成される本発明の洗浄剤組成物では、上記(A)成分及び(B)成分を必須成分として含有することにより、優れた洗浄力、起泡力及びすすぎ性を同時に満足することができ、更に(C)成分として、上記一般式(III)で表されるN−アルキル−N,N−ジ(カルボキシアルキル)アミン又はその塩を含有せしめることにより、更に優れた洗浄力、起泡力及びすすぎ性を同時に満足することができるものとなる(この点に関しては更に後述する実施例等で詳述する)。
【0023】
また、本発明の洗浄剤組成物は、繊維強化プラスチックを含むプラスチック類、タイル、ステンレス、陶磁器、ガラス等の硬表面用などの住居用の洗浄剤組成物として使用でき、特に、浴室用洗浄剤組成物として好適に使用することができる。
【0024】
【実施例】
次に、実施例及び比較例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
【0025】
〔実施例1〜10及び比較例1〜11〕
下記表1及び表2に示す各組成により調製した実施例1〜10及び比較例1〜11の洗浄剤組成物について、下記試験法により、浴槽の汚れに対する洗浄力試験、泡立ち性試験、すすぎ性試験を行った。
これらの結果を下記表1に示す。
【0026】
〔浴槽汚れに対する洗浄力試験法〕
一般家庭の浴槽内側壁面にFRP製テストピース(3×10cm)を固定した後、成人男性1名、女性1名、小学生男児2名がそれぞれ2回入浴(1日につき1回入浴し、2日間繰り返した。その間、風呂水は、入れ替えずに沸かし直して使用)し、汚れを付着させた。
この浴槽汚れが付着したテストピースを充分乾燥させた後、洗浄剤組成物(原液)を全面が濡れるようにスプレーし、30秒間放置した後、水道水(15℃)ですすぎ流した。充分乾燥させた後、浴槽表面の汚れの除去状態を下記の評価基準で視覚評価した。
評価基準:
5点:汚れ落ちが非常に良好
4点:汚れ落ちが良好
3点:汚れ落ちにむらがある
2点:若干汚れが落ちる程度
1点:ほとんど汚れが落ちない
【0027】
〔泡立ち性の試験法〕
5倍に希釈した洗浄剤組成物50gを含浸させたウレタン製のスポンジを用いて、約10g/cm2の加重を掛けながらステンレス製浴槽(100×75×65cm)の内側全面を円を描くように擦った際の泡の状態を下記の評価基準で視覚評価した。
評価基準:
5点:泡立ちが非常に良好
4点:泡立ちが良好
3点:泡立ちにむらがある
2点:若干泡立つ程度
1点:ほとんど泡立たない
【0028】
〔すすぎ性の試験法〕
上記泡立ち性試験により泡を立てた後、シャワーを用いて水道水(温度20℃、流量10l/分)ですすぎを開始し、泡が完全になくなり、すすぎが終了するまでの時間を測定した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
上記表1に示される実施例1〜10から明らかなように、本発明の(A)成分及び(B)成分を含有する洗浄剤組成物は、洗浄力、泡立ち性、すすぎ性のいずれも優れた性能を示していることが判った。
これに対し、上記表2に示される(A)成分のN−アルキルまたはアルケニルアミノ酸またはその塩を含有していない洗浄剤組成物(比較例1)は、泡立ち性が劣り、(B)成分の溶剤を含有していない洗浄剤組成物(比較例1、11)では、洗浄力が劣っていることがわかる。また、(A)成分のNアルキルまたはアルケニルアミノ酸またはその塩の代わりに他の界面活性剤を使用した場合(比較例3〜10)、洗浄力、泡立ち性、すすぎ性の全てを同時に満足することができないことがわかる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、優れた洗浄力を有し、同時に泡立ち及びすすぎ性にも優れた硬表面用洗浄剤組成物が提供される。
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