JP3951674B2 - 三角波発振回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチング電源の三角波発振回路に関し、特に高速動作に適した三角波発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スイッチング電源用制御ICでは、三角波信号と誤差増幅器の出力信号との比較により、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)パルスを作成している。
【0003】
図14は、従来の2チャンネル出力の降圧スイッチング電源回路例を示す図である。
降圧スイッチング電源回路1000は、MOS(Metal Oxide Semiconductor:金属酸化膜半導体)型のPチャネル−MOSFET(MOS型電解効果トランジスタ(Field-effect Transistor):以下、単にPトランジスタと略称する)Q1001、PトランジスタQ1002、ダイオードD1、ダイオードD2、リアクトルL1、リアクトルL2、コンデンサC1001、コンデンサC1002で降圧コンバータ回路を構成し、出力電圧Vout1、出力電圧Vout2は、抵抗R1001、抵抗R1002、抵抗R1003、抵抗R1004で分圧されてIC1000に帰還され、誤差増幅器AMP1、誤差増幅器AMP2で基準電圧Vrefと比較され、その出力は、コンパレータCP1、コンパレータCP2で三角波発振回路OSCからの三角波信号S1000と比較されPWMパルスとなり、バッファ(インバータ)BUF1、バッファ(インバータ)BUF2を通して各Pチャネル−MOSFETの制御パルスとして出力され、PトランジスタQ1001、PトランジスタQ1002のオン期間を制御してコンバータ出力電圧が得られる。ここで、降圧スイッチング電源回路1000の各部に出力される信号について、図15を参照して説明する。
【0004】
図15は、従来の2チャンネル出力の降圧スイッチング電源回路の各部の出力信号を示すタイムチャートである。図14のように、複数チャンネルの電源制御回路を1つの三角波信号S1000で制御すると、この図15のタイムチャート例に示すように、複数のPトランジスタQ1001、PトランジスタQ1002がほぼ同時刻にオン状態になり、電源Vddから流れる電流は各チャンネルの電流が重なり、この図に示すようにある特定期間だけ電流が流れるパルス状電流となる。
【0005】
このようなパルス状電流が流れると、電源Vddにとっては負荷条件が厳しくなり、また電源にバッテリ等を使用した場合、動作時間(電池寿命)の低下などの問題があった。このため、その解決策として、図16に示すような三角波の逆相制御方式がある。
【0006】
図16は、逆相制御方式による従来の2チャンネル出力の降圧スイッチング電源回路例を示す図である。なお、図16において、IC1010内の反転増幅器InvAMP1以外は、図14に示すものと同様であるため、その説明は省略する。この図によると、反転増幅器InvAMP1で三角波発振回路OSCの出力信号である三角波信号S1011を極性反転し、その出力を三角波信号S1012として、コンパレータCP12の反転入力に導いている。ここで、三角波の逆相制御方式の各部に出力される信号について、図17を参照して説明する。
【0007】
図17は、三角波の逆相制御方式各部の出力信号を示すタイムチャートである。図17のように、三角波信号S1011と三角波信号S1012は、振幅が等しく、お互いに180度位相のずれた三角波信号となる。この図で分かるように、各スイッチング用Pトランジスタ(Q1011、Q1012)がオン状態になる期間が重ならず、その結果、電源Vddから流れる電流は平均化され、より直流に近い電流となり、電源Vddに与える負担は軽くなる。
【0008】
ここで、これら2チャンネル出力の降圧スイッチング電源回路に使用されている従来の三角波発振回路について、図18を参照して具体的に説明する。
図18は、従来の三角波発振回路例を示す図である。
【0009】
従来の三角波発振回路2000は、制御電源入力用のVreg端子、グランド接続用のGND端子、定電流を供給する電流源2010、カレントミラー回路を成すNチャネル−MOSFET(以下、単にNトランジスタと略称する)Q2001とNトランジスタQ2002、カレントミラー回路を成すPトランジスタQ2003とPトランジスタQ2004とPトランジスタQ2005、カレントミラー回路を成すNトランジスタQ2006とNトランジスタQ2007、電流i2005をオンオフ制御するNトランジスタQ2008、電荷を充放電するコンデンサC2001、基準電圧V1、V2を生成する抵抗R2001と抵抗R2002と抵抗R2003、コンデンサC2001の電圧と基準電圧V1とを比較するコンパレータCOMP2001、コンデンサC2001の電圧と基準電圧V2とを比較するコンパレータCOMP2002、フリップフロップ回路を成すNOR回路(NOR2001)とNOR回路(NOR2002)から構成される。ここで、NトランジスタQ2001には電流i2001、NトランジスタQ2002には電流i2002、NトランジスタQ2006には電流i2003、PトランジスタQ2005通過後電流には電流i2004、NトランジスタQ2007には電流i2005、NトランジスタQ2008には電流i2003、コンデンサC2001には電流i2006がそれぞれ流れる。
【0010】
この構成により、電流i2006はコンデンサC2001を充放電し、コンデンサ電圧は三角波信号S2000として出力される。また、直列接続した抵抗R2001、抵抗R2002、抵抗R2003で制御電源Vregを分圧して基準電圧V1、V2を作る。この電圧はコンパレータCOMP2001、コンパレータCOMP2002の反転入力に導かれ、各コンパレータCOMP2001、COMP2002でコンデンサC2001の電圧と比較される。そして、各コンパレータCOMP2001、COMP2002の出力信号は、NOR回路(NOR2001)、NOR回路(NOR2002)で構成されたフリップフロップ回路に導かれ、フリップフロップ回路の一方の出力信号(H点信号)はNトランジスタQ2008のゲートへ導かれ、NトランジスタQ2008をオンオフ制御する。
【0011】
次に、従来の三角波発振回路の動作について、図19を参照して具体的に説明する。
図19は、従来の三角波発振回路例の動作を示すタイムチャートである。ここで、図19におけるCT1電圧は、コンデンサC2001の電圧を示す。
【0012】
t10において、コンデンサC2001の電圧が上昇して基準電圧V1に達すると、フリップフロップは反転してNトランジスタQ2008はオフ状態となり、電流i2005が流れる。ここで、i2005>i2004となるように設定しておくので、i2006=i2004−i2005となり、i2006の電流でコンデンサC2001の電荷を放電してコンデンサ電圧は降下を始める。
【0013】
t11において、コンデンサ電圧が低下してきて基準電圧V2に達すると、フリップフロップが反転してNトランジスタQ2008はオン状態となり、電流i2005=0となる。その結果、i2006=i2004となることで、コンデンサC2001は電流i2004と同じ電流値で充電され、コンデンサ電圧は上昇を始める。
【0014】
t12において、コンデンサC2001のコンデンサ電圧が再び基準電圧V1に達すると、フリップフロップは反転して再びNトランジスタQ2008はオフ状態となり、電流i2005が流れる。その結果、コンデンサC2001は、再び放電モードとなり、コンデンサ電圧は降下を始める。
【0015】
以上の動作を繰り返すことで、コンデンサ電圧は、基準電圧V1とV2との間を変化する三角波信号となる(図19のCT1電圧波形)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような制御方式において、反転増幅器で振幅が等しく、位相が180度ずれた三角波信号を作ることは、三角波の周波数が数百kHz以上になると、反転増幅器の周波数特性のため、振幅ずれや位相ずれが生じて所望する特性の三角波信号が得られないという問題があった。
【0017】
本発明の目的は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、振幅の等しい2相三角波信号を安定して発振させる三角波発振回路を提供することを目的とする。
【0018】
また、本発明の他の目的は、一定な位相差の2相三角波信号を安定して発振させる三角波発振回路を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、2つの三角波信号を出力する三角波発振回路において、第1の三角波信号を出力する第1の発振回路と、第1の三角波信号とは位相の異なる、第2の三角波信号を出力する第2の発振回路と、第1の発振回路と第2の発振回路との間で使用する振幅電圧を共有する信号線と、第1の三角波信号と第2の三角波信号との位相差を検出し、位相差を一定にするための切り替え信号を出力する第1の位相検出器と、第1の三角波信号と第2の三角波信号との位相差を検出し、位相差を一定にするための切り替え信号を出力する第2の位相検出器と、第1の位相検出器からの切り替え信号により第1の発振回路の発振/停止を制御する第1の切り替え器と、第2の位相検出器からの切り替え信号により第2の発振回路の発振/停止を制御する第2の切り替え器とを有することを特徴とする三角波発振回路が提供される。
【0020】
上記構成によれば、発振回路を2つにして、それぞれの振幅電圧を共有することにより、振幅が等しい2相三角波信号を、安定して発振する三角波発振回路を提供することが可能である。
【0021】
また、上記構成によれば、発振回路を2つにして、位相検出器により各発振回路から出力される三角波信号の一定の位相差における位相同期を検出し、発振/停止を制御することにより、一定な位相差の2相三角波信号を、安定して発振する三角波発振回路を提供することが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の三角波発振回路の原理的な構成を示す回路図である。
【0023】
三角波発振回路1は、制御電源入力用のVreg端子、グランド接続用のGND端子、定電流を供給する電流源10、三角波信号S1を出力する発振回路20、他の発振回路との位相同期信号を検出する位相検出器30、カレントミラー回路を構成するNトランジスタQ1とNトランジスタQ2、発振回路20の充放電制御を行うNトランジスタQ3、定電流を供給する電流源40、三角波信号S2を出力する発振回路50、他の発振回路との位相同期信号を検出する位相検出器60、カレントミラー回路を構成するNトランジスタQ4とNトランジスタQ5、および発振回路50の充放電制御を行うNトランジスタQ6から構成される。
【0024】
発振回路20は、三角波信号S1を出力する。また、発振回路20は、発振回路50との間で、三角波信号S1と三角波信号S2との振幅を等しくするため、発振回路20と同様の基準電圧(振幅電圧)を発振回路50に対して出力する。
【0025】
発振回路50は、三角波信号S2を出力する。また、発振回路50は、発振回路20との間で、三角波信号S1と三角波信号S2との振幅を等しくするため、発振回路20からの基準電圧(振幅電圧)を受信する。
【0026】
位相検出器30は、発振回路20と発振回路50との位相同期信号を検出し、NトランジスタQ3へ帰還する。ここで、位相検出器30は、発振回路20と発振回路50のそれぞれから出力される信号をもとに、一定の位相差における位相同期信号を検出する。そして、検出した位相同期信号をNトランジスタQ3のゲートへ帰還することで、発振回路20に接続されているNトランジスタQ3のドレーン電流をオンオフ制御する。これにより、三角波信号S1と三角波信号S2の一定の位相差における位相同期を制御している。
【0027】
位相検出器60は、発振回路20と発振回路50との位相同期信号を検出し、NトランジスタQ6へ帰還する。ここで、位相検出器60は、発振回路20と発振回路50のそれぞれから出力される信号をもとに、一定の位相差における位相同期信号を検出する。そして、検出した位相同期信号をNトランジスタQ6のゲートへ帰還することで、発振回路50に接続されているNトランジスタQ6のドレーン電流をオンオフ制御する。これにより、三角波信号S1と三角波信号S2の一定の位相差における位相同期を制御している。
【0028】
以下に、本発明の実施の形態を具体的に説明する。なお、各図の発振回路を流れる電流は、従来の発振回路の説明図18の電流と同じ役割である(符号の下1桁が、それぞれ対応(例えば、i2001とi11が対応))ので、その動作の説明は省略する。
【0029】
図2及び図3は、本発明の三角波発振回路の具体的な構成を示す回路図である。なお、図2及び図3は、基準電圧V1、基準電圧V2、出力信号OUT20、および出力信号OUT50を入出力することにより相互に接続し、1つの三角波発振回路1を成している。
【0030】
三角波発振回路1は、制御電源入力用のVreg端子、グランド接続用のGND端子、定電流を供給する電流源10、三角波信号S1を出力する発振回路20、他の発振回路との位相同期信号を検出する位相検出器30、カレントミラー回路を構成するNトランジスタQ1とNトランジスタQ2、発振回路20の充放電制御を行うNトランジスタQ3、定電流を供給する電流源40、三角波信号S2を出力する発振回路50、他の発振回路との位相同期信号を検出する位相検出器60、カレントミラー回路を構成するNトランジスタQ4とNトランジスタQ5、および発振回路50の充放電制御を行うNトランジスタQ6から構成される。ここで、NトランジスタQ1には電流i11、NトランジスタQ2には電流i12、NトランジスタQ4には電流i21、およびNトランジスタQ5には電流i22がそれぞれ流れる。
【0031】
発振回路20は、カレントミラー回路を成すPトランジスタQ21とPトランジスタQ22とPトランジスタQ23、カレントミラー回路を成すNトランジスタQ24とNトランジスタQ25、電流i15をオンオフ制御するNトランジスタQ26、電荷を充放電するコンデンサC21、基準電圧V1と基準電圧V2を生成する抵抗R21と抵抗R22と抵抗R23、コンデンサC21の電圧と基準電圧V1とを比較するコンパレータCOMP21、コンデンサC21の電圧と基準電圧V2とを比較するコンパレータCOMP22、フリップフロップ回路を成すNOR回路(NOR21)とNOR回路(NOR22)から構成される。ここで、PトランジスタQ23通過後電流には電流i14、NトランジスタQ24には電流i13、NトランジスタQ25には電流i15、NトランジスタQ26には電流i13、およびコンデンサC21には電流i16がそれぞれ流れる。ここで、基準電圧V1と基準電圧V2は、発振回路50へ出力される。これは、振幅の等しい2相三角波信号を作るために、コンパレータCOMP21とコンパレータCOMP22の基準電圧となるV1とV2とを、発振回路50と共用にしている。
【0032】
位相検出器30は、NAND回路(NAND31)、フリップフロップ回路を成すNAND回路(NAND32)とNAND回路(NAND33)、およびNAND回路(NAND34)から構成される。ここで、位相検出器30は、一定の位相差、すなわち180度位相のずれた2相三角波信号を作るために、出力信号(位相同期)をNトランジスタQ3のゲートへ出力する。これにより、NトランジスタQ3は、位相検出器30の出力信号(位相同期)に応じてコンデンサC21の充放電電流をオンオフ制御する。すなわち、NトランジスタQ3をオンすることで、電流源からの電流i11をGNDに短絡して、発振回路20内部を流れる電流(i12、i13、i14、i15、i16)をゼロにする。
【0033】
発振回路50は、カレントミラー回路を成すPトランジスタQ51とPトランジスタQ52とPトランジスタQ53、カレントミラー回路を成すNトランジスタQ54とNトランジスタQ55、電流i25をオンオフ制御するNトランジスタQ56、電荷を充放電するコンデンサC51、コンデンサC51の電圧と基準電圧V1とを比較するコンパレータCOMP51、コンデンサC51の電圧と基準電圧V2とを比較するコンパレータCOMP52、およびフリップフロップ回路を成すNOR回路(NOR51)とNOR回路(NOR52)から構成される。ここで、NトランジスタQ53通過後電流には電流i24、NトランジスタQ54には電流i23、NトランジスタQ55には電流i25、NトランジスタQ56には電流i23、およびコンデンサC51には電流i26がそれぞれ流れる。なお、振幅の等しい2相三角波信号を作るために、コンパレータCOMP51とコンパレータCOMP52の基準電圧となるV1とV2とを、発振回路20と共用にしている。
【0034】
位相検出器60は、NAND回路(NAND61)、フリップフロップ回路を成すNAND回路(NAND62)とNAND回路(NAND63)、およびNAND回路(NAND64)から構成される。ここで、位相検出器60は、一定の位相差、すなわち180度位相のずれた2相三角波信号を作るために、出力信号(位相同期)をNトランジスタQ6のゲートへ出力する。これにより、NトランジスタQ6は、位相検出器60の出力信号(位相同期)に応じてコンデンサC51の充放電電流をオンオフ制御する。すなわち、NトランジスタQ6をオンすることで、電流源からの電流i21をGNDに短絡して、発振回路50内部を流れる電流(i22、i23、i24、i25、i26)をゼロにする。
【0035】
一般に三角波発振回路は、発振周波数を可変設定できるように、コンデンサC21やコンデンサC51をICの外付けとしているが、2つのコンデンサ容量値をピッタリ等しくすることは不可能に近く、コスト等の観点から一般に±5%程度の精度のコンデンサが使用される。これにより、三角波発振回路において、2つのコンデンサに容量差があったり、2つのコンデンサ充放電電流値の間に差があったりすると、三角波信号の発振周波数が等しくならず、振幅や位相にずれが生じるという新たな問題がある。
【0036】
しかしながら、このような三角波発振回路1によれば、2つのコンデンサC21、C51間に容量差が存在しても、また2つの発振回路20、50間のコンデンサ充放電電流値に誤差があっても、振幅が等しく、位相の180度ずれた2相三角波信号を、安定して発することが可能となる。
【0037】
次に、本発明の三角波発振回路の基本的な動作について説明する。なお、本発明の三角波発振回路におけるコンデンサ充放電電流値の差は、全てコンデンサ容量値の差に代表して説明する。
【0038】
本発明の三角波発振回路1は、2つの発振回路20、50において、コンデンサ容量の小さい方の三角波が早く基準電圧V1またはV2に達しコンデンサC21、C51の充電/放電モードが切り替わることに着目している。例えば、自分のコンデンサのモードが切り替わった瞬間に、相手側コンデンサの動作モードをチェックする。このチェックにより、相手側が同じモードである場合は、自分のコンデンサ充放電を、相手側コンデンサの動作モードが切り替わるまで停止して待つように構成し、2つのコンデンサの充放電モードが互いに逆モードとなるように動作モードの同期をとるようにしている。この同期をとるための回路が、位相検出器30と位相検出器60と、その位相検出器30、60の出力信号(位相同期)に応じて各コンデンサC21、C51の充放電電流を止めるためのNトランジスタQ3とNトランジスタQ6とである。そして、その位相検出のタイミングで、三角波信号を出力する。ここで、本発明の三角波発振回路1は、位相検出のタイミングを、三角波信号が基準電圧V2に達したときに設定している。
【0039】
さらに、本発明の三角波発振回路の具体的な動作について説明する。
三角波発振回路1において、位相検出器30は、発振回路20のコンデンサC21の電圧が基準電圧V2に達した時点、つまり放電モードから充電モードに切り替わった時点において、相手側の発振回路50内にあるコンデンサC51が充電モードか放電モードかを判別する。コンデンサC51が未だ充電モードの場合には、出力信号(非同期)を出力し、NトランジスタQ3をオンさせることで、発振回路20のコンデンサ充放電のための電流源10をカットする。これにより、コンデンサC51が基準電圧V1に達して充電モードから放電モードに切り替わるまで、発振回路20のコンデンサ電位をそのままの状態に保持する。そして、コンデンサC51が充電モードに切り替わったら、出力信号(同期)を出力して、電流源10をカットしていたNトランジスタQ3をオフさせることで、充放電電流を復帰してコンデンサ充電を開始する。一方、自分のコンデンサ電圧が基準電圧V2に達した時点で、相手側のコンデンサC51が放電モードである場合には、発振回路20の電流カットは行わずそのままコンデンサ充電を行う。ここで、このモードの切り替えについて、発振回路20と発振回路50のコンデンサ容量に差が存在する場合を例にしたタイムチャート(図4)を参照し、具体的に説明する。
【0040】
図4は本発明の三角波発振回路の動作を示す“コンデンサC21の容量<コンデンサC51の容量”の場合におけるタイムチャートである。ここで、図4におけるCT1電圧は、コンデンサC21の電圧を示し、CT2電圧は、コンデンサC51の電圧を示す。
【0041】
時刻t0において、発振回路20側コンデンサC21は充電、発振回路50側コンデンサC51は放電が、同時にスタートする。時刻t1において、“コンデンサC21の容量<コンデンサC51の容量”であるから、発振回路20側のコンデンサC21の電圧が早く基準電圧V2に達し、充電モードに切り替わる。このとき、発振回路50側コンデンサC51はまだ充電モードであるから、コンデンサC51が放電モードに切り替わる時刻t2まで、位相検出器30の出力信号であるC点信号はHighとなりNトランジスタQ3をオンしてコンデンサC21の充電電流である電流i16をゼロにして待つ。この間(t1〜t2)、コンデンサC21の電圧は、充電電流がゼロであるから基準電圧V2の状態を維持する。そして、コンデンサC51が放電モードに切り替わる時刻t2以降は、NトランジスタQ3はオフとなり、コンデンサC21に充電電流が流れコンデンサC21電圧は上昇を始める。一方、発振回路50側については、コンデンサC51が充電モードに切り替わる時刻t3において、コンデンサC21は既に放電モードに切り替わっているので、位相検出器60の出力信号であるD点信号はLowのままであり、NトランジスタQ6による電流カットは行われない。
【0042】
図5は本発明の三角波発振回路の動作を示す“コンデンサC21の容量>コンデンサC51の容量”の場合におけるタイムチャートである。ここで、図5におけるCT1電圧は、コンデンサC21の電圧を示し、CT2電圧は、コンデンサC51の電圧を示す。なお、図5の説明は、図4の動作と同様であるため、説明は省略する。
【0043】
図6は本発明の三角波発振回路の動作を示す“コンデンサC21の容量=コンデンサC51の容量”の場合におけるタイムチャートである。ここで、図6におけるCT1電圧は、コンデンサC21の電圧を示し、CT2電圧は、コンデンサC51の電圧を示す。なお、図6の説明は、図4の動作と同様であるため、説明は省略する。
【0044】
また、本発明の三角波発振回路1は、制御電源投入直後の起動時は、2つのコンデンサC21、コンデンサC51の電圧は0Vであるので、発振回路20、発振回路50の何れも同時に充電モードとなる。したがって、位相検出器30と位相検出器60は同じモードであるから電流カットモードと判断し、両コンデンサC21、C51の充放電電流はカットされるので、コンデンサC21、コンデンサC51には、共に充電電流が流れず永久に起動できないという場合がある。
【0045】
そのため、以下に起動対策を行った三角波発振回路の他の実施の形態を、図7及び図8を参照して具体的に説明する。
図7及び図8は、本発明の他の実施の形態における三角波発振回路の具体的な構成を示す回路図である。ここで、図7及び図8は、起動時等に2つの発振回路200、500が同時に電流カットモードになった場合、位相検出器300に優先順位を付け、充放電電流のカットをやめるよう構成した。なお、図7及び図8は、基準電圧V1、基準電圧V2、出力信号OUT200、出力信号OUT500、および出力信号OUT600を入出力することにより相互に接続し、1つの三角波発振回路100を成している。また、図7及び図8において、位相検出器300と位相検出器600以外は、図2及び図3に示すものと同様であるため、その説明は省略する。
【0046】
この図において、三角波発振回路100は、G点信号(図2及び図3における位相検出器60のD点信号相当)を、位相検出器300のNAND回路(NAND304)へ導き、さらに位相検出器600のNOT回路(NOT605)により反転出力するようにしている。
【0047】
すなわち、三角波発振回路100は、発振回路200側を優先させ、発振回路500側が電流カットモードとなる場合の構成である。この構成により、位相検出器600からの信号(G点信号)を、発振回路200側の位相検出器300に導いてモードを判別することができ、発振回路200側も同時に電流カットモードになることを防いでいる。したがって、この構成により確実な起動が実現できる。
【0048】
図9は本発明の他の実施の形態における三角波発振回路の具体的な構成を示す回路図である。なお、図9において、位相検出器310と位相検出器610以外は、図7及び図8に示すものと同様であるため、その説明は省略する。図9は、起動時等に2つの発振回路が同時に電流カットモードになった場合、位相検出器610に優先順位を付け、充放電電流のカットをやめるよう構成した。
【0049】
この図において、三角波発振回路110は、G点信号(図2及び図3における位相検出器30のC点信号相当)を、位相検出器610のNAND回路(NAND614)へ導き、さらに位相検出器310のNOT回路(NOT315)により反転出力するようにしている。
【0050】
すなわち、三角波発振回路110は、発振回路500側を優先させ、発振回路200側が電流カットモードとなる場合の構成である。この構成により、位相検出器310からの信号(G点信号)を、発振回路500側の位相検出器610に導いてモードを判別することができ、発振回路500側も同時に電流カットモードになることを防いでいる。したがって、この構成により確実な起動が実現できる。
【0051】
次に、位相検出のタイミングについて、三角波信号が基準電圧V1に達した時点に設定した場合の他の実施の形態を具体的に説明する。
図10及び図11は、本発明の三角波発振回路において、位相検出のタイミングを基準電圧V1とした場合の具体的な構成を示す回路図である。なお、図10及び図11は、基準電圧V1、基準電圧V2、出力信号OUT220、出力信号OUT520、および出力信号OUT620を入出力することにより相互に接続し、1つの三角波発振回路120を成している。また、図10及び図11において、発振回路220(E2点接続)と発振回路520(F2点接続)、ならびに位相検出器320と位相検出器620以外は、図2及び図3に示すものと同様の出力を行うため、その説明は省略する。
【0052】
この図において、三角波発振回路120は、図2における発振回路20のA点をA2点に、E点をE2点に、ならびに図2における発振回路50のB点をB2点に、F点をF2点に変更している。これにより、基準電圧をV2からV1へ変更することが可能となる。また、G点信号(図2及び図3における位相検出器60のD点信号相当)を、位相検出器320のNAND回路(NAND324)へ導き、さらに位相検出器620のNOT回路(NOT625)により反転出力するようにしている。これにより、位相検出器620からの信号(G点信号)を、発振回路220側の位相検出器320に導いてモードを判別することができ、発振回路220側も同時に電流カットモードになることを防いでいる(図7、図8と同様の起動時対策)。
【0053】
すなわち、三角波発振回路120において、位相検出器320は、発振回路220のコンデンサ電圧が基準電圧V1に達した時点、つまり充電モードから放電モードに切り替わった時点で、相手側発振回路520のコンデンサC521が充電モードか放電モードかを判別する。相手側コンデンサC521が未だ放電モードの場合には、出力信号(非同期)を出力し、NトランジスタQ3をオンさせることで、発振回路220のコンデンサ充放電のための電流源10をカットする。これにより、相手側コンデンサC521が基準電圧V2に達して放電モードから充電モードに切り替わるまで、発振回路220のコンデンサ電位をそのままの状態に保持する。そして、相手側コンデンサC521が充電モードに切り替わったら、出力信号(同期)を出力して、電流源10をカットしていたNトランジスタQ3をオフさせることで、充放電電流を復帰してコンデンサ放電を開始するよう構成している。一方、発振回路220のコンデンサ電圧が基準電圧V1に達した時点で、相手側コンデンサC521が充電モードである場合には、発振回路220の電流カットは行わずそのままコンデンサ放電を行う。
【0054】
図12は、位相検出のタイミングを基準電圧V1、および“コンデンサC221の容量<コンデンサC521の容量”とした場合の三角波発振回路の動作を示すタイムチャートである。ここで、図12におけるCT1電圧は、コンデンサC221の電圧を示し、CT2電圧は、コンデンサC521の電圧を示す。なお、図12の説明は、図4の動作と同様であるため、説明は省略する。
【0055】
図13は、位相検出のタイミングを基準電圧V1、および“コンデンサC221の容量>コンデンサC521の容量”とした場合の三角波発振回路の動作を示すタイムチャートである。ここで、図13におけるCT1電圧は、コンデンサC221の電圧を示し、CT2電圧は、コンデンサC521の電圧を示す。なお、図13の説明は、図4の動作と同様であるため、説明は省略する。
【0056】
以上の構成により、2つのコンデンサ間に容量差が存在しても、また2つの発振回路間のコンデンサ充放電電流値間に誤差があっても、振幅が等しく、一定な位相差の2相三角波信号を、安定して発振する三角波発振回路を提供することが可能となる。
【0057】
なお、上記の説明では、スイッチングにMOSFETを利用して説明したが、スイッチングに応用できる他の半導体素子も同様に適用できる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、発振回路を2つにし、それぞれの振幅電圧を共有するようにしたので、振幅の等しい2相三角波信号を安定して発振させることが可能となる。
【0059】
また、発振回路を2つにし、位相検出器により各発振回路から出力される三角波信号の一定の位相差における位相同期を検出し、発振/停止を制御するようにしたので、一定な位相差の2相三角波信号を安定して発振させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三角波発振回路の原理的な構成を示す回路図である。
【図2】本発明の三角波発振回路の具体的な構成を示す回路図である(1/2)。
【図3】本発明の三角波発振回路の具体的な構成を示す回路図である(2/2)。
【図4】本発明の三角波発振回路の動作を示す“コンデンサC21の容量<コンデンサC51の容量”の場合におけるタイムチャートである。
【図5】本発明の三角波発振回路の動作を示す“コンデンサC21の容量>コンデンサC51の容量”の場合におけるタイムチャートである。
【図6】本発明の三角波発振回路の動作を示す“コンデンサC21の容量=コンデンサC51の容量”の場合におけるタイムチャートである。
【図7】本発明の他の実施の形態における三角波発振回路の具体的な構成を示す回路図である(1/2)。
【図8】本発明の他の実施の形態における三角波発振回路の具体的な構成を示す回路図である(2/2)。
【図9】本発明の他の実施の形態における三角波発振回路の具体的な構成を示す回路図である(位相検出器間)。
【図10】本発明の三角波発振回路において、位相検出のタイミングを基準電圧V1とした場合の具体的な構成を示す回路図である(1/2)。
【図11】本発明の三角波発振回路において、位相検出のタイミングを基準電圧V1とした場合の具体的な構成を示す回路図である(2/2)。
【図12】位相検出のタイミングを基準電圧V1、および“コンデンサC221の容量<コンデンサC521の容量”とした場合の三角波発振回路の動作を示すタイムチャートである。
【図13】位相検出のタイミングを基準電圧V1、および“コンデンサC221の容量>コンデンサC521の容量”とした場合の三角波発振回路の動作を示すタイムチャートである。
【図14】従来の2チャンネル出力の降圧スイッチング電源回路例を示す図である。
【図15】従来の2チャンネル出力の降圧スイッチング電源回路の各部の出力信号を示すタイムチャートである。
【図16】逆相制御方式による従来の2チャンネル出力の降圧スイッチング電源回路例を示す図である。
【図17】三角波の逆相制御方式各部の出力信号を示すタイムチャートである。
【図18】従来の三角波発振回路例を示す図である。
【図19】従来の三角波発振回路例の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 三角波発振回路
10 電流源
20 発振回路
30 位相検出器
40 電流源
50 発振回路
60 位相検出器
C21 コンデンサ
C51 コンデンサ
COMP21 コンパレータ
COMP22 コンパレータ
COMP51 コンパレータ
COMP52 コンパレータ
OUT20 出力信号
OUT50 出力信号
Q1 トランジスタ
Q2 トランジスタ
Q3 トランジスタ
Q4 トランジスタ
Q5 トランジスタ
Q6 トランジスタ
S1 三角波信号
S2 三角波信号
V1 基準電圧
V2 基準電圧
Vdd 電源
Vreg 制御電源

Claims (10)

  1. 2つの三角波信号を出力する三角波発振回路において、
    第1の三角波信号を出力する第1の発振回路と、
    前記第1の三角波信号とは位相の異なる、第2の三角波信号を出力する第2の発振回路と、
    前記第1の発振回路と前記第2の発振回路との間で使用する振幅電圧を共有する信号線と、
    前記第1の三角波信号と前記第2の三角波信号との位相差を検出し、前記位相差を一定にするための第1の切り替え信号を出力する第1の位相検出器と、
    前記第1の三角波信号と前記第2の三角波信号との前記位相差を検出し、前記位相差を一定にするための第2の切り替え信号を出力する第2の位相検出器と、
    前記第1の位相検出器からの前記第1の切り替え信号により前記第1の発振回路の発振/停止を制御する第1の切り替え器と、
    前記第2の位相検出器からの前記第2の切り替え信号により前記第2の発振回路の発振/停止を制御する第2の切り替え器と、
    を有することを特徴とする三角波発振回路。
  2. 前記第1の位相検出器は、前記第1の発振回路に内蔵されているコンデンサが放電モードから充電モードに切り替わった時点で、前記第2の発振回路に内蔵されているコンデンサが充電モードである場合に、前記第2の発振回路に内蔵されているコンデンサが放電モードに切り替わるまで、前記第1の切り替え信号を出力しないことを特徴とする請求項1記載の三角波発振回路。
  3. 前記第1の位相検出器は、前記第1の発振回路に内蔵されているコンデンサが充電モードから放電モードに切り替わった時点で、前記第2の発振回路に内蔵されているコンデンサが放電モードである場合に、前記第2の発振回路に内蔵されているコンデンサが充電モードに切り替わるまで、前記第1の切り替え信号を出力しないことを特徴とする請求項1記載の三角波発振回路。
  4. 前記第2の位相検出器は、前記第2の発振回路に内蔵されているコンデンサが放電モードから充電モードに切り替わった時点で、前記第1の発振回路に内蔵されているコンデンサが充電モードである場合に、前記第1の発振回路に内蔵されているコンデンサが放電モードに切り替わるまで、前記第2の切り替え信号を出力しないことを特徴とする請求項1記載の三角波発振回路。
  5. 前記第2の位相検出器は、前記第2の発振回路に内蔵されているコンデンサが充電モードから放電モードに切り替わった時点で、前記第1の発振回路に内蔵されているコンデンサが放電モードである場合に、前記第1の発振回路に内蔵されているコンデンサが充電モードに切り替わるまで、前記第2の切り替え信号を出力しないことを特徴とする請求項1記載の三角波発振回路。
  6. 前記第1の切り替え器は、前記第1の切り替え信号を受けて前記第1の発振回路を流れる充放電電流をカットすることを特徴とする請求項1記載の三角波発振回路。
  7. 前記第1の切り替え器は、トランジスタであることを特徴とする請求項1記載の三角波発振回路。
  8. 前記第2の切り替え器は、前記第2の切り替え信号を受けて前記第2の発振回路を流れる充放電電流をカットすることを特徴とする請求項1記載の三角波発振回路。
  9. 前記第2の切り替え器は、トランジスタであることを特徴とする請求項1記載の三角波発振回路。
  10. 前記第1の位相検出器と前記第2の位相検出器は、前記第1の発振回路と前記第2の発振回路への充放電電流を、同時にカットしない信号を出力する信号線により互いに接続されていることを特徴とする請求項1記載の三角波発振回路。
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