JP3951649B2 - 電気自動車のモータ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気モータにより駆動力を得る電気自動車のクリープ走行を制御する電気自動車のモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
排気ガス性状や燃費向上、騒音低下等を図るために、電気モータにより駆動力を得る電気自動車が種々開発されている。このなかには、電気モータにより駆動力を得、内燃機関(エンジン)により発電機を駆動して電気モータの電源となる電力を充電する、所謂シリーズ式ハイブリッド車や、電気モータとエンジンとを駆動源とし、両者を走行状態により切り換えて走行する、所謂パラレル式ハイブリッド車等も含まれる。いずれも、モータ走行時には、主にアクセルペダルとブレーキペダルの操作状況に応じて電気モータの出力をモータ制御装置により制御して通常車と同等の運転操作を確保している。
【0003】
ところで、一般的に電気自動車には、停車中はモータ回転が止められるが、停車中でもトルクコンバータ式自動変速機を搭載した車両のようなクリープ力が欲しいとの要望もあり、近年ではこのクリープトルクを付与する技術も開発されている。そして、クリープ走行時には、ブレーキペダルの踏み込み量により目標クリープ車速を演算し、これに応じて電気モータを制御する方法も考えられるが、ブレーキペダルの踏み込み量が一定値以上の場合には目標クリープ車速を0km/h (クリープ禁止領域)とし、クリープトルクを発生させないようにすることが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のクリープトルク制御では、平坦路と登坂路の判定を行っていないため、平坦路に合わせてPIゲインを設定しておくと、登坂発進でブレーキ解放後にクリープトルクの立ち上がりが遅くなり、車両の後退量が大きくなってしまう。逆に、クリープトルクの立ち上げのためのPIゲインを大きく設定すると、ブレーキ解放後に瞬時に十分なクリープトルクが得られ、車両の後退を防止することができるものの、平坦路ではブレーキ解放後に急発進するようなフィーリングになる虞がある。また、電気自動車の積載状況によっても平坦路や登坂路でのクリープトルクの立ち上がり時に違和感が生じるフィーリングになる虞もある。
【0005】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、路面の勾配状況や積載状況等の外乱に拘らずクリープトルクを安定させ、良好なクリープフィーリング及びこれに伴う安定した加速フィーリングが得られる電気自動車のモータ制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に係る本発明では、目標クリープトルクは、ブレーキの踏み込み量に応じて設定される目標車速と実車速との偏差に応じて比例積分制御により設定されるようにし、例えば、外乱トルクが大きいときは比例ゲイン、積分ゲイン共大きく設定してトルクの立ち上がりを早め、逆に、外乱トルクが小さいときは比例ゲイン、積分ゲイン共に小さく設定してトルクの立ち上がりを緩やかにできるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1には本発明の一実施形態例に係るモータ制御装置を備えた電気自動車の概略構成、図2にはモータ制御装置のブロック構成、図3にはブレーキペダル踏み込み量と目標車速との関係、図4には目標車速と目標回転速度との関係、図5には目標回転速度制御部の詳細ブロック、図6には外乱トルク演算部のフローチャート、図7には指令電流値と目標クリープトルクとの関係を示してある。また、図8には目標クリープトルクの立ち上がり状況を表すグラフ、図9には目標回転加速度制御部のブロック構成を示してある。
【0012】
図1に示すように、電気自動車は、車両の駆動系を駆動するための2台の電気モータ(モータ)1と、発電専用のエンジン2とを備えたシリーズ式のものである。モータ1の駆動力はトランスミッション3から出力軸4に出力され、出力軸4からデフ5を介して駆動輪6に駆動力が伝達される。エンジン2には発電機7が接続され、エンジン2の駆動よって発電機7が発電して発電機7で発生した電力はバッテリ8に蓄積される。尚、本願発明は、シリーズ式の電気自動車だけでなくパラレル式の電気自動車にも適用可能である。また、モータ1の台数も2台に限らず、1台のモータ1を備えた電気自動車であってもよい。
【0013】
バッテリ走行時には、エンジン2の駆動による発電機7の発電(エンジン発電)は行わず、バッテリ8から供給される電力によりモータ1を駆動している。ハイブリッド走行時には、エンジン発電を行い、この発電電力によってバッテリ8を充電すると同時にモータ1を駆動している。また、減速時はモータ1が発電機として作動して発電(回生発電)し、モータ1側からバッテリ8側へと電力が回生され、この回生電力によってもバッテリ8が充電される。つまり、バッテリ8ではモータ1への駆動電力の放電と、発電機7の発電電力及びモータ1の回生電力による充電とが行われる。
【0014】
上述した電気自動車には、アクセルペダル10の踏み込み量を検出するアクセル踏み込みセンサ11が設けられると共に、ブレーキペダル12の踏み込み量(踏み込み状態)を検出するブレーキペダル踏み込み状態検出手段としての踏み込みセンサ13が設けられている。また、トランスミッション3の出力軸4には出力軸4の回転数に基づき車両の車速を検出して車両の停車状態を検出する車速センサ14が設けられている。また、モータ1の回転速度を検出する回転速度センサ18が設けられ、モータ1の実トルク(実モータトルク:指令値)を導出する手段が備えられている。尚、車速センサ14の検出値によりモータ1の回転速度を導出することも可能である。
【0015】
アクセル踏み込みセンサ11、踏み込みセンサ13及び車速センサ14の検出情報は制御装置(ECU)15に入力され、アクセルペダル10やブレーキペダル12の操作状況、及び車速の状況等に応じてモータ1の出力が制御され、通常車と同等の運転操作性を確保している。そして、ECU15のクリープ制御手段16によりモータ1の出力を制御することにより、クリープ走行を可能としている。即ち、車両の停車状態が検出され、踏み込みセンサ13によりブレーキペダル12の踏み込みが解除したことが検出されると、車両が設定クリープ車速となるようにクリープ制御手段16によりモータ1の出力が制御されるようになっている。
【0016】
クリープ制御手段16では、車両の運転状態に基づいて基準クリープトルクが設定され、車両にかかる外乱トルクが基準クリープトルクに加味されて目標クリープトルクが設定され(目標クリープトルク設定手段)、目標クリープトルクに基づいてモータ1の出力が制御(指令電流値が制御)されてクリープトルクが制御される。車両の運転状態は、ブレーキペダル12の踏み込み量に基づいて目標車速を求め、目標車速に相当して導出されるモータ1の回転速度もしくは回転加速度が適用される。車両にかかる外乱トルクは、モータ1の回転速度と、車両重量をモータ回転部分相当イナーシャに換算したイナーシャとにより検出される。ここで、外乱は、道路勾配や積載状況等である。
【0017】
車両にかかる外乱トルクが基準クリープトルクに加味されて目標クリープトルクが設定されるため、道路勾配や積載状況等の外乱に拘らず安定したクリープトルクが得られる。このため、平坦路、登坂路に拘らず安定した加速フィーリングが得られる。更に、登坂路での後退が防止されると共に、平坦路であっても急発進するようなフィーリングになることがなく、また、積載状況によりクリープトルクの立ち上がりに違和感が生じることもない。
【0018】
図2乃至図6に基づいてクリープ制御手段16を説明する。
【0019】
図2に示すように、クリープ制御手段16には基準クリープトルク設定手段21が備えられ、基準クリープトルク設定手段21は目標車速変換部20、回転速度変換部22及び目標回転速度制御部23とで構成されている。また、クリープ制御手段16には外乱トルク検出手段としての外乱トルク演算部24が設けられている。基準クリープトルク設定手段21で設定された基準トルク(設定値)に外乱トルク演算部24で演算された外乱トルク(検出値)が加味されて目標クリープトルクとされる(目標クリープトルク設定手段)。目標クリープトルクは電流変換部25で指令電流値に変換されてインバータ26に出力され、バッテリ8からの直流電流が指令電流値に応じた交流電流に変換されてモータ1に送られる(出力が制御される)。
【0020】
即ち、目標車速変換部20には踏み込みセンサ13の情報が入力され、目標車速変換部20では踏み込みセンサ13の情報、即ち、ブレーキペダル12の踏み込み量に応じてクリープ走行の目標車速が導出される。具体的には、図3に示したように、所定の踏み込み量まで一定の目標車速が設定され、所定の踏み込み量以上で目標車速が徐々に減少するように、ブレーキペダル12の踏み込み量と目標車速との関係が設定されてマップ化され、マップに応じて目標車速が導出される。
【0021】
目標車速変換部20で導出された目標車速は回転速度変換部22に入力され、回転速度変換部22では目標車速がモータ1の目標回転速度に変換される。具体的には、図4に示したように、目標車速が高くなると目標回転速度も高くなるように目標車速と目標回転速度が比例関係に設定されてマップ化され、マップに応じて目標回転速度が導出される。
【0022】
目標回転速度は目標回転速度制御部23に入力され、目標回転速度制御部23では、実際のモータ1の回転速度(実モータ回転速度)及び比例積分ゲイン(Pゲイン、Iゲイン)に基づいて基準クリープトルクが設定される。Pゲイン及びIゲインは、基準クリープトルクが平坦路相当になるように平坦路(外乱トルクがない状態)にあわせて設定されている。具体的には、図5に示したように、目標回転速度(目標車速)と実モータ回転速度(実車速)の偏差が演算され、偏差と積分制御部31での演算結果が加算され、更に、加算された値が比例制御部32で演算される。即ち、偏差に応じて比例積分制御により基準クリープトルクが演算される。この場合、積分制御部31及び比例制御部32の積分ゲイン及び比例ゲインは所定値に設定されている。
【0023】
ここで、基準クリープトルクは、PゲインをKP、目標回転速度と実モータ回転速度の偏差をe、積分時間をTiとすると、一般に下式で表すことができる。
基準クリープトルク=KP(e+1/Ti∫edt)
そして、積分ゲインをKiとすると、図5の処理により演算される。
【0024】
ブレーキペダル12の踏み込み量に応じて設定された目標車速から目標回転速度を導出し、目標回転速度から基準クリープトルクを演算するようにしたので、例えば、ブレーキの踏み込み量が大きいときにはクリープトルクを発生させずにすみ、無駄な電力の消費を防止できる。
【0025】
一方、外乱トルク演算部24には実モータトルク及び実モータ回転速度が入力され、外乱トルクが検出(演算)される。即ち、図6に示すように、ステップS1で実モータトルクが読み込まれる。また、ステップS2で前回の実モータ回転速度aが読みだされると共に、ステップS3で今回の実モータ回転速度bが読みだされる。ステップS4ではモータ加速度(b−a/サンプリング時間)、即ち、回転速度変化率が演算され、ステップS5で外乱トルクが演算される。外乱トルクは、以下の式で演算される。
外乱トルク=実モータトルク−(イナーシャ×モータ加速度)
【0026】
ここで、イナーシャは、前述したように、車両重量をモータ回転部分相当イナーシャに換算したものである。外乱トルクをモータ1のイナーシャ及び回転速度変化率に基づいて設定したので、簡単な構成で外乱トルクを検出できる。
【0027】
外乱トルクは加算部33で基準クリープトルクと加算されて目標クリープトルクとされる。目標クリープトルクは電流変換部25に入力され、指令電流値に変換される。具体的には、図7に示したように、目標クリープトルクが大きくなると指令電流値が高くなるように目標クリープトルクと指令電流値が比例関係に設定されてマップ化され、マップに応じて指令電流値が導出される。導出された指令電流値はインバータ26に出力され、バッテリ8からの直流電流が指令電流値に応じた交流電流に変換されてモータ1に送られ、モータ1の出力が制御される。
【0028】
従って、指令値である実モータトルクから、積載の状況や勾配を加味したモータ1の実際の加速度(イナーシャ×モータ加速度)を減じて外乱トルクとし、外乱トルクを基準トルクに加算した状態で目標クリープトルクを設定しているので、車両にかかる外乱トルクが基準クリープトルクに加味されて目標クリープトルクが設定されることになる。このため、平坦路、登坂路に拘らず安定した加速フィーリングが得られる。更に、登坂路での後退が防止されると共に、平坦路であっても急発進するようなフィーリングになることがなく、また、積載状況によりクリープトルクの立ち上がりに違和感が生じることもない。
【0029】
上述した実施形態例では、図5において、Pゲイン及びIゲインを、基準クリープトルクが平坦路相当になるように固定状態で設定したが、Pゲイン及びIゲインを、基準クリープトルクが平坦路相当になるように基準値で与え、外乱トルクが発生したとき、つまり、図6で演算される外乱トルクに応じて、発生した外乱トルクに合わせてPゲイン及びIゲインを変更(大きく)するようにしてもよい。
【0030】
外乱トルクに応じてPゲイン及びIゲインを変更するようにしたので、例えば、外乱トルクが大きいときは比例ゲイン、積分ゲイン共大きく設定してトルクの立ち上がりを早め、逆に、外乱トルクが小さいときは比例ゲイン、積分ゲイン共に小さく設定してトルクの立ち上がりを緩やかにできるようにしたものである。なお、ゲインを変更する方法は、外乱トルクを加算する方法に比べて制御を安定させやすい。
【0031】
この場合、図5で最終的に演算されるのは目標クリープトルクとなり、図6で演算される外乱トルクを図5で最終的に演算された目標クリープトルクに加算する処理は必要なくなる。このため、図8に示したように、目標クリープトルクの立ち上がり角θを急にすることができ、応答性を高めることが可能になる。
【0032】
また、上述した実施形態例では、目標回転速度制御部23では、目標回転速度と実モータ回転速度の偏差により基準クリープトルクが設定されるようになっているが、実モータ回転加速度の偏差により基準クリープトルクを設定することも可能である。つまり、図9に示すように、目標回転速度制御部23に代えて目標回転加速度制御部28を設けてもよい。
【0033】
つまり、図9に示したように、目標回転加速度制御部28には実モータ回転速度が入力されると共に、回転速度変換部22からの目標回転速度が入力される。そして、目標回転加速度制御部28には目標回転速度と実モータ回転速度の差に応じた目標回転加速度がマップにより記憶され、目標回転加速度がPI演算部29に送られる。一方、PI演算部29には実モータ回転加速度及びPゲイン及びIゲイン(外乱トルクがない状態にあわせて設定されたゲイン)が入力され、目標回転加速度と実モータ回転加速度の差に応じて比例積分制御により基準クリープトルクが演算される。
【0034】
尚、PI演算部29の比例積分制御は、図5における実モータ回転速度が実モータ回転加速度に代わり、目標回転速度が目標回転加速度に代わること以外は、同じである。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に係る本発明では、目標クリープトルクは、ブレーキの踏み込み量に応じて設定される目標車速と実車速との偏差に応じて比例積分制御により設定され、外乱トルクに応じて比例ゲイン及び積分ゲインが変更されるので、例えば、外乱トルクが大きいときは比例ゲイン、積分ゲイン共大きく設定してトルクの立ち上がりを早め、逆に、外乱トルクが小さいときは比例ゲイン、積分ゲイン共に小さく設定してトルクの立ち上がりを緩やかにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係るモータ制御装置を備えた電気自動車の概略構成図。
【図2】モータ制御装置のブロック構成図。
【図3】ブレーキペダル踏み込み量と目標車速との関係を表すマップ。
【図4】目標車速と目標回転速度との関係を表すマップ。
【図5】目標回転速度制御部の詳細ブロック図。
【図6】外乱トルク演算部のフローチャート。
【図7】指令電流値と目標クリープトルクとの関係を表すマップ。
【図8】目標クリープトルクの立ち上がり状況を表すグラフ。
【図9】目標回転加速度制御部のブロック構成図。
【符号の説明】
1 電気モータ(モータ)
2 エンジン
7 発電機
8 バッテリ
13 踏み込みセンサ
14 車速センサ
15 制御装置(ECU)
16 クリープ制御装置
21 基準クリープトルク設定手段
22 回転速度変換部
23 目標回転速度制御部
24 外乱トルク演算部
25 電流変換部

Claims (1)

  1. 車両走行用の電気モータを備えた電気自動車のモータ制御装置において、
    上記車両に対しクリープトルクを与えるように上記電気モータの出力を制御するクリープ制御手段を備え、
    上記クリープ制御手段は、
    上記車両のブレーキの踏み込み量に応じて設定される目標車速と実車速との偏差に応じて比例積分制御により設定されると共に上記車両にかかる外乱トルクに応じて比例ゲイン及び積分ゲインを変更し目標クリープトルクを設定する目標クリープトルク設定手段と、
    上記外乱トルクを検出する外乱トルク検出手段とを有し、
    目標クリープトルク設定手段からの出力値に応じて上記電気モータの出力を制御する
    ことを特徴とする電気自動車のモータ制御装置。
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