JP3951441B2 - 符号状態判定方法および符号化装置 - Google Patents

符号状態判定方法および符号化装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンピューターのデータストレージ等の用途に使用される磁気記録再生装置、光磁気ディスク装置等の記録再生装置、各種の通信装置等において使用されるスペクトラルヌル型トレリス符号すなわちDCフリー符号やナイキストフリー符号の符号化に係る符号状態判定方法および符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から使用されている一般的な記録再生装置の信号処理系について図13を参照して説明する。入力データは、m/n符号化器11によってm:nの比に変換された符号とされる。ここで、mは符号化前のデータビット長、nは符号化後のデータビット長である。m/n符号化器11から出力される符号は、D/A変換器12によって記録矩形波に変換され、記録再生回路13に供給される。記録再生回路13は、磁気ヘッド、あるいは光ピックアップ等(図示せず)を駆動して磁気ディスク、あるいは光磁気ディスク等の記録媒体(図示せず)に対する記録を行う。
【0003】
一方、磁気ヘッド、あるいは光ピックアップ等によって記録媒体から再生された再生波は、アナログ等化器14によって所定の目標等化特性に等化された後、A/D変換器15によってディジタル信号に変換される。そして、符号検出器16によって符号検出された後、n/m復号器17によってn:mの比で出力データに変換される。ここで、アナログ等化器14による等化が充分でない場合には、A/D変換器15と符号検出器16との間にディジタル等化器が設けられる場合もある。また、近年では、符号検出器16として最尤検出器が一般的に使用される。
【0004】
以上のような記録再生系において使用される符号は、通常、所定の状態遷移図に基づいて設計される。このため、符号の始点・終点の状態数が複数である場合には、符号化処理において、順次符号化される符号語の符号終点の状態を各符号語毎に判定する必要がある。
【0005】
図13中のm/n符号化器11のより具体的な構成について、符号の始点・終点の状態が2である8/10符号変換を行う場合について図14を参照して説明する。8ビットの並列入力データabcdefghが8/10符号化器21に入力し、10ビット符号ABCDEFGHIJに変換されて図13中のD/A変換器12等の後段の構成に供給されると共に、状態判定回路22に供給される。
【0006】
状態判定回路22は、上述したような符号終点の状態の判定を行う回路であり、符号終点が2状態の内の何れであるかを表す1ビット符号Xを生成し、生成した1ビット符号Xを8/10符号化器21に供給する。8/10符号化器21は、供給される1ビット符号Xを参照して、後続する10ビット符号の生成を行う。
【0007】
このような構成の符号化器による符号化に用いられる符号としては、DCフリー符号、ナイキストフリー符号等のスペクトラルヌル型トレリス符号、RLL(Run Length Limited) 符号、MTR(Maximum Transition Run)符号等が知られている。ここで、DCフリー符号は、例えば直流累積電荷RDS(Running Digital Sum )等の累積電荷の振幅値であるDSV(Digital Sum Value)を有限値に制限することによって、周波数軸上での符号スペクトルのDC成分がヌルとなるように設計された符号である。
【0008】
また、ナイキストフリー符号は、交流累積電荷ADS(Alternating Digital Sum)の振幅値であるASV(Alternating Digital Sum Value)を有限値に制限することによって、周波数軸上での符号スペクトルのナイキスト周波数成分がヌルとなるように設計された符号である。従来から、例えばディジタルオーディオテープレコーダ(R−DAT)、8mmアドバンストインテリジェントテープシステム(AIT)等、多くのテープ系ストレージシステムにおいては、DSVが6の8/10変換DCフリー符号が広く用いられている。
【0009】
一方、RLL符号は、NRZI変調前の符号中で、データ'0' の最大連続数を有限値とした符号であり、また、MTR符号は、NRZI変調前の符号中で、データ'1' の最大連続数を有限値とした符号である。
【0010】
上述した各符号化方法の内で、データ'0' やデータ'1' の最大連続数のみが規定されたRLL符号やMTR符号については、符号終点からのデータ'0' やデータ'1' の連続数を調べることによって状態判定を容易に行うことが可能である。これに対し、DCフリー符号やナイキストフリー符号等のスペクトラルヌル型トレリス符号については、その符号終点の状態を判定することは、必ずしも容易ではない。
【0011】
図15は、8/10変換DCフリー符号の符号化を行う符号化装置において使用される状態判定回路の構成の一例を示すブロック図である。かかる構成については、例えばS.Fukuda, Y.Kojima, Y.Shinpuku and K.Okada, "8/10 Modulation Codes for Digital Magnetic Recording, IEEE Trans. on Magn.vol.MAG-22,No5.pp.1194-1196,Sep.1986 において開示されている。かかる構成は、5個のEXOR(Exclusive Or)回路31、32、33、34および35と、1個のフリップフロップ36とを有する。かかる構成の回路規模を、EXOR回路を3ゲート、フリップフロップを8ゲートと仮定して見積もると、約23ゲートである。
【0012】
なお、図15に示した構成においては、奇数ビットA,C,E、GおよびIのみの入力に基づいて状態判定がなされる。かかる構成は、2状態DCフリー符号について発見的に見出された次のような事実に基づいて可能となる。すなわち、2状態DCフリー符号では、{mod2(符号の奇数ビットの総和)}の値が0の時に状態反転が生じる。
【0013】
一方、図16に8/10変換DCフリー符号の符号生成用の状態遷移図の一例を示す。この一例は、NRZI変調を前提とした、DSV=6となる6状態の状態遷移図である。従来の8/10変換DCフリー符号は、図16において符号の終点・始点の状態が状態2あるいは状態3となるように設計されたものである。
【0014】
ところで、DCフリー符号の各ビットの'0' - '1' 反転を行ったものはナイキストフリー符号となるため、DCフリー符号とナイキストフリー符号とにおいては、符号生成や状態判定について略等価な方法を用いることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の2状態8/10変換DCフリー符号の一例については、符号終点の状態の判定方法として奇数ビットの総和をとる方法が用いられているが、かかる方法は発見的に見出されたものであり、DCフリー符号やナイキストフリー符号等のスペクトラルヌル符号について一般的に適用できるものではないという問題があった。
【0016】
また、符号語の始点・終点の状態数を2から3、あるいは4と多くすれば、生成可能な符号語数が多くなるので、使用できる符号の符号化効率を高くできる可能性がある。但し、そのような符号についての状態判定をハードウエアによって行おうとすると、判定された状態を表す信号のビット数が増加する。すなわち、符号の始点・終点の状態数が2であれば判定された状態を表す信号のビット数は1ビットで良いのに対し、符号の始点・終点の状態数が3あるいは4であれば判定された状態を表す信号のビット数は2ビット必要となる。このため、状態判定回路の構成が複雑になるという問題があった。
【0017】
これまで、符号の始点・終点の状態数が3であるものを含む様々な符号変換が提案されているにもかかわらず、上述したような問題点に対処するための検討はほとんど行われてこなかった。
【0018】
従って、この発明の目的は、DCフリー符号やナイキストフリー符号等のスペクトラルヌル型トレリス符号であって、始点・終点の状態数が3以上のものについても適用可能な普遍性のある状態判定方法、および符号化に際してそのような状態判定方法を行う符号化装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、符号語の終点・始点の状態数が2以上に制限されてなるスペクトラルヌル型トレリス符号の符号状態判定方法において、
累積加算値を2のべき乗に制限する状態遷移図に対して、符号出力の禁止された状態に当該禁止出力符号を付加パスとして新たに割り当ててなる状態判定用状態遷移図に基づいて、符号終点の状態判定を行うことを特徴とする符号状態判定方法である。
【0020】
請求項の発明は、符号語の終点・始点の状態数が2以上に制限されてなるスペクトラルヌル型トレリス符号の符号化を行う符号化装置において、
累積加算値を2のべき乗に制限する状態遷移図に対して、符号出力の禁止された状態に当該禁止出力符号を付加パスとして新たに割り当ててなる状態判定用状態遷移図に基づいて、符号終点の状態判定を行う手段を有することを特徴とする符号化装置である。
【0021】
以上のような発明によれば、符号生成用の状態遷移図に基づいて作成される状態判定用の状態遷移図に従ってトラッキングを行うことにより、符号終点の状態を判定することができる。
【0022】
この際に、状態判定用の状態遷移図は符号生成用の状態遷移図に付加パスを付加するという、一般的な方法で作成できるので、始点・終点の状態数が3以上である符号についても適用できる、普遍性のある状態判定を行うことが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の第1の実施形態について説明する。図1に、この発明の第1の実施形態においてトラッキング(始状態から出力に従って状態遷移図を辿り、終状態を検出すること、かかる操作はトレースとも称される)を行うために使用される状態判定用の状態遷移図の一例を示す。この状態遷移図は、DSVが4となる符号を生成するための4状態の状態遷移図に対して付加パスを加えてなるものである。かかる付加パスは、状態4において、禁止された出力符号0を状態3に出力するものである。図1に示した状態遷移図においては、禁止された出力符号は無いので、かかる状態遷移図に従って符号を生成すれば、当然のことながら符号のDSVは制限されない。
【0024】
トラッキングを行う場合、図1において状態4に付加された出力符号0のパスは、例えば符号のDSVが4以下であれば状態3でなくても何れの状態に遷移するようになされても良い。但し、DSVが4以下となる符号は、その生成符号語数が少ないため実際に使用されことは少なく、従って、付加されたデータ0のパスが状態3以外の状態に遷移するようになされた状態判定用の状態遷移図はあまり実用的でない。
【0025】
本発明者は、予め符号語の始点・終点の状態が状態1、2、3および4の要素となるようにDSVが制限されてなるDCフリー符号について、図1に示した状態遷移図に従って状態をトラッキングすると、全てのDSVの符号について、少なくとも符号語の始点・終点においては当該符号語の状態が正しく表されることを見出した。
【0026】
すなわち、この発明の第1の実施形態である状態判定方法および符号化装置は、符号の始点・終点の状態数が2に制限されてなるDCフリー符号あるいはナイキストフリー符号の符号化処理において適用することができ、DSV(あるいはASV)値を4に制限する状態遷移図に対して、符号出力が禁止された状態に当該禁止出力符号を付加パスとして新たに割当てた状態遷移図に従って、符号終点の状態判定(トラッキング)を行うものである。
【0027】
図2は、図1に示した状態遷移図を2ビット単位で表示した状態遷移図の一例である。符号のDSVを制限するための状態遷移図においては、符号の状態を2ビット単位(1ビットおき)に観測すると、その状態数が半分になることが一般的に知られているが、かかる特性は、図1に示した状態遷移図においても保たれることが図2からわかる。
【0028】
図2の状態遷移図は2状態を有するものであるから、例えば状態2、3を符号語の始点・終点とする2状態のDCフリー符号は、符号のDSVの値に関わらず、符号語の途中であっても、その全ての状態を1ビットで表すことが可能であることがわかる。すなわち、図1または図2に示した状態遷移図に沿って符号の状態をトラッキングすると、符号語の途中においてRDSの絶対値が2を越えた場合、その状態を正しく表さないにも拘らず、RDSの絶対値が2以下に戻った時点で、符号の正しい状態を判定できるという特徴がある。
【0029】
例えば、2状態を表す1ビット符号をXとして、X=0が状態2、X=1が状態3を各々表すものと仮定し(但し、X=0が状態3、X=1が状態2を各々表すものとしても良い)、符号の奇数ビット目をP,偶数ビット目をQとすれば、2ビット単位で見たXは、ブール代数表示によって次のように表すことができる。
【0030】
【数1】
Figure 0003951441
【0031】
この場合、2ビット単位での状態判定回路は、EXNOR(Exclusive Not or)回路1個で構成できる。
【0032】
図3は、この発明における状態判定方法を使用して状態2、3を符号語の始点・終点とする2状態のDCフリー符号の状態判定を行う状態判定回路の基本的な構成の一例を示すブロック図である。例えば変換符号の符号語長が10ビットの場合には、図3に示すような基本回路構成を5個直列に接続すれば良い。
【0033】
図4は、この発明の第1の実施形態における状態判定方法に従って構成された、状態2、3を符号語の始点・終点とする2状態の10ビットDCフリー符号の状態判定回路の一例を示すブロック図である。図4に示した一例は、図2に示した、DSV=4の状態遷移図に修正を加えた状態判定用状態遷移図に従って構成されたものであり、5個のEXNOR回路41、42、43、44および45と1個のフリップフロップ46を有する。かかる一例の構成における回路規模は、図15を参照して上述した従来の状態判定回路の回路規模と全く同等で、約23ゲートである。
【0034】
かかる一例は、図15に示した従来の状態判定回路の一例と結果的に等価回路となる。但し、この発明に係る状態判定方法は、発見的に見出された従来の状態判定回路と異なり、明確な状態遷移図によってより一般化されている点に特徴がある。
【0035】
従って、この発明の第1の実施形態においては、図2に示した状態判定用状態遷移図に従って、状態2、3を符号の始点・終点とする偶数ビット符号だけでなく、状態1、4を符号の始点・終点とする奇数ビット符号、状態2、3を符号の始点として状態1、4を符号の終点とする奇数ビット符号、状態1、4を符号の始点として状態2、3を符号の終点とする奇数ビット符号等の符号のための状態判定部を構成することも容易である。
【0036】
上述したこの発明の第1の実施形態は、2状態符号の符号化に際してこの発明を適用したものである。さらに、この発明に係る状態判定方法は、明確な状態遷移図によって一般化されているので、符号の始点・終点において状態数がより大きい符号に対してもその適用は容易である。
【0037】
以下、そのような適用の一例である、この発明の第2の実施形態について説明する。図5に、NRZIを前提としてDSVを8に制限する8状態の状態遷移図において、図2と全く同様に、状態8において禁止された出力符号0を状態7に出力する付加パスを加えた状態遷移図を示す。図5の状態遷移図においては、禁止された出力符号は無いので、仮に図5の状態遷移図に従って符号を生成すれば、当然のことながら符号のDSVは制限されない。
【0038】
但し、本発明者は、予め符号語の始点・終点の状態が状態1、2、3、4、5、6、7よび8の要素となるようにDSVが制限されてなるDCフリー符号について、図5に示されてなる状態遷移図に従って状態をトラッキングすると、全てのDSVの符号について、少なくとも符号語の始点・終点においては当該符号語の状態が正しく表されることを見出した。
【0039】
すなわち、この発明の第2の実施形態は、符号の始点・終点の状態数が3あるいは4に制限されてなるDCフリー符号あるいはナイキストフリー符号の符号化に際して適用され、DSV値あるいはASV値を8に制限する状態遷移図に対して、符号出力が禁止された状態について、当該禁止出力符号を付加パスとして新たに割当てた状態遷移図に従って符号終点の状態判定を行うものである。
【0040】
図6は、図5に示した状態遷移図を2ビット単位で表示した状態遷移図の一例である。符号のDSVを制限するための状態遷移図においては、符号の状態を2ビット単位(1ビットおき)に観測するとその状態数が半分になることが一般的に知られている。かかる特性が図5に示した状態遷移図においても保たれることが図6からわかる。
【0041】
図6に示した状態遷移図は4状態を有するものであるから、例えば状態1、4、5、あるいは状態1、4、5、8を符号語の始点・終点とする2状態のDCフリー符号は、符号のDSVの値に関わらず、符号語の途中であっても、その全ての状態を1ビットで表すことが可能であることがわかる。すなわち、図5あるいは図6に示した状態遷移図に沿って符号の状態をトラッキングすると、符号語の途中においてRDSの絶対値が4を越えた場合、その状態を正しく表さないにも拘らず、RDSの絶対値が4以下に戻った時点で符号の正しい状態を判定できるという特徴がある。
【0042】
但し、この場合、4状態を表す2ビット符号をXYとすると、図6の状態遷移図における状態1、4、5、8の各々にXYを割り当てるための方法は全部で4!=24通りあり、この内の何れを用いるかによって回路の複雑さが異なる。本発明者はこの点について鋭意検討した結果、状態1、4、5、8の各々の状態に符号XYを割り当てる際に、図7に示す8通りの何れかの割り当て方法を用いた場合に、その状態判定回路が簡単になることを見出した。図7に示す割当て方法は、2ビット符号XYの内、状態1、4、5の3状態の中から、一方が1ビットで状態1の判別が可能で、もう一方が1ビットで状態5の判別が可能となる、全ての順列である。
【0043】
このような割当て方法についてより具体的に説明する。図7中の割当て方法に該当しないもの、例えば、XY=00が状態1、XY=01が状態4、XY=10が状態5,XY=11が状態8を各々表すものとし、符号の奇数ビット目をP,偶数ビット目をQとすれば、2ビット単位で見たXYはブール代数表示によって次のように表せる。
【0044】
【数2】
Figure 0003951441
【0045】
【数3】
Figure 0003951441
【0046】
この場合、2ビット単位での状態判定を行う状態判定回路は、AND(あるいはNOR)回路4個、OR(あるいはNOR)回路2個、EXNOR回路2個で構成することができ、AND回路を1ゲート、OR回路を1ゲート,およびEXNOR回路を3ゲートと各々仮定すれば、この場合の状態判定回路の回路規模は約12ゲートと見積もられる。また、図7中に示されていない符号割り当て方法を用いる場合、上述の例以外でも、それらを実現するための回路規模は略同等である。
【0047】
これに対して、図7中の割当て方法に該当するもの、例えば、XY=00が状態1、XY=01が状態4、XY=11が状態5,XY=10が状態8を各々表すものとすれば、2ビット単位で見たXYはブール代数表示によって次のように表せる。
【0048】
【数4】
Figure 0003951441
【0049】
【数5】
Figure 0003951441
【0050】
従って、この場合、2ビット単位での状態判定を行う状態判定回路は、後述するように、AND(あるいはNOR)回路2個、OR(あるいはNOR)回路2個、EXNOR回路1個で構成することができる。上述したような仮定すなわちAND回路を1ゲート、OR回路を1ゲート,およびEXNOR回路を3ゲートとする仮定に加えて3−inタイプのAND回路を2ゲートとする仮定の下で、この場合の状態判定回路の回路規模は約8ゲートと見積もられる。図7中の他の割当て方法を用いた状態判定回路も、略同等な回路規模を有する。
【0051】
この発明に係る状態判定方法に基づいて、図7中の1番目の割当て方法を適用した場合の状態1、4、5、あるいは状態1、4、5、8を符号語の始点・終点とする3あるいは4状態のDCフリー符号の状態判定回路における、2ビット単位での基本構成回路の一例を図8に示す。かかる基本構成回路は、2個のOR回路51、55、2個のAND回路52、54、1個のEXNOR回路53を有する。また、変換符号の符号語長が例えば10ビットの場合には、図8に示した基本構成回路を、図4の場合と同様に5個直列に接続すれば良い。
【0052】
但し、符号の状態を状態遷移図に従ってトラッキングする場合、図5において状態8に付加されたデータ'0' のパスは、例えば符号のDSVが8以下であれば、状態7に限らず他の何れの状態に遷移させても良い。本発明者は、状態8における付加パスを状態7と異なる状態へ遷移させた場合について、各々の回路規模を調べた結果、特に、付加パスを状態2へ遷移させるパスとした状態遷移図に従って状態判定回路を構成すると、図5に示した状態遷移図に従う回路構成に比較して、さらに回路規模を簡略化できることを見出した。
【0053】
状態判定用状態遷移図として、状態8における付加パスを状態2へ遷移させてなる状態遷移図を用いる、この発明の第3の実施形態について以下に説明する。図9は、NRZI変調を前提として、DSV=8の符号を生成する8状態の状態遷移図において、符号のDSVを8以下に限定した場合について、状態8において、禁止された出力符号'0' を状態2へ出力する付加パスを加えた状態遷移図である。また、図10は、図9に示した状態遷移図を2ビット単位で表示した状態遷移図である。図10において、図7の1番目の割り当て方法を適用すると、2ビット単位で見たXYはブール代数表示によって次のように表すことができる。
【0054】
【数6】
Figure 0003951441
【0055】
【数7】
Figure 0003951441
【0056】
この場合、2ビット単位での状態判定回路はAND(あるいはNOR)回路2個、OR(あるいはNOR)回路1個、EXNOR回路1個で構成でき、その回路規模は約7ゲートとなる。
【0057】
図11は、この発明の第3の実施形態において、状態1、4、5、あるいは状態1、4、5、8を符号語の始点・終点とする3あるいは4状態のDCフリー符号の状態判定回路における、符号のDSVを8以下に限定した場合の2ビット単位での基本構成回路の一例を示すものである。かかる基本構成回路は、2個のAND回路61および62、1個のEXNOR回路63、および1個のOR回路64を有する。そして、例えば変換符号の符号語長が10ビットの場合には図11に示した基本構成回路を図4の場合と同様に5個直列に接続すれば良い。
【0058】
図12は、この発明に係る状態判定方法によって、1、4、5あるいは状態1、4、5、8を符号の始点・終点とする3状態あるいは4状態の、DSVが8以下の10ビットDCフリー符号のための状態判定回路の一例を図示したものである。図11に示した基本構成回路が5個(71、72、73、74および75)接続され、さらにその後段に2個のレジスタ76および77を有してなるものである。かかる一例の回路規模は、約51ゲートである。
【0059】
また、この発明に係る一般化された状態判定方法によれば、状態1、4、5あるいは状態1、4、5、8を符号の始点・終点とする偶数ビットDCフリー符号符号についての状態判定回路のみならず、他の符号についての状態判定回路をも容易に構成できることが図5あるいは図9に示した状態遷移図からわかる。例えば、状態2、3、6、7を符号の始点・終点とする偶数ビット符号、状態2、3、6、7を符号の始点として状態1、4、5、8を符号の終点とする奇数ビット符号、状態1、4、5、8を符号の始点として状態2、3、6、7を符号の終点とする奇数ビット符号、等の符号のための状態判定回路を、この発明に係る状態判定方法によって構成することも容易である。
【0060】
〔比較例〕
これまでに符号語の始点・終点の状態数が3状態以上の符号について、その状態判定回路が具体的に示された例はないと思われる。例えば図15に示した10ビット符号の場合の実施例2は、入力がXYおよび符号語の計12ビットで出力がXYの2ビットである、一種の12/2変換と見ることができる。この12/2変換について入力/出力データに基づく状態判定を行う状態判定回路を簡略化する方法を見出すことは、非常に多くの組合わせが存在するため、容易ではない。
【0061】
例えば、かかる12/2変換の入力/出力データに基づく状態判定を行う状態判定回路について市販のコンパイラソフトを用いて回路簡略化を試みたところ、8ゲートとなり、図15に示した回路構成に比較して約50%大きいという結果となった。
【0062】
なお、上述したこの発明の第1の実施形態から明らかなように、この発明に係る状態判定方法および状態判定回路に用いられる状態判定用状態遷移図の状態数は、2のべき乗値となっていることが望ましく、また、状態判定回路の回路簡略化のためには、かかる状態数が8以下であることが望ましい。
【0063】
また、この発明の第1の実施形態は、2ビット単位での並列処理を行う構成を有する状態判定回路を前提として、この発明を適用したものである。これに対して、この発明は、1ビット単位、3ビット単位、4ビット単位等の並列処理を行う等価回路を有する状態判定回路を前提とした場合にも、適用することができる。
【0064】
【発明の効果】
上述したように、この発明は、符号語の終点・始点の状態数が2以上に制限されてなるスペクトラルヌル型トレリス符号の符号化を行うに際して、累積加算値を2のべき乗に制限する状態遷移図に対して、符号出力の禁止された状態に当該禁止出力符号を付加パスとして新たに割り当ててなる状態判定用状態遷移図に基づいて、符号終点の状態判定を行うようにしたものである。
【0065】
このため、符号生成用の状態遷移図に付加パスを付加するという、一般的な方法で作成される符号生成用の状態遷移図に基づいてトラッキングを行って、符号終点の状態を判定することができる。従って、始点・終点の状態数が3以上である符号についても適用できる、普遍性のある状態判定を行うことが可能となる。
【0066】
また、このような符号生成用の状態遷移図に基づくトラッキングは、簡単な構成の符号状態判定回路によって実現できる。このため、例えば磁気記録システムにおいて、低コストでハードウェアを構成でき、その工業的価値は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態において用いられる、状態判定用状態遷移図の一例を示す略線図である。
【図2】図1に示した状態遷移図を2ビット単位で表示した2状態の状態遷移図の一例を示す略線図である。
【図3】この発明の第1の実施形態中の、状態2、3を符号語の始点・終点とする2状態のDCフリー符号の状態判定に係る、2ビット単位での基本構成回路の一例を示すブロック図である。
【図4】この発明の第1の実施形態中で、状態2、3を符号語の始点・終点とする2状態の10ビットDCフリー符号の状態判定回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】この発明の第2の実施形態において用いられる、状態判定用状態遷移図の一例を示す略線図である。
【図6】図5に示した状態遷移図を2ビット単位で表示した2状態の状態遷移図の一例を示す略線図である。
【図7】状態判定回路の構成を簡単なものとすることができる符号XYの8通りの割当て方法である。
【図8】この発明の第2の実施形態中の、状態1、4、5あるいは状態1、4、5、8を符号語の始点・終点とする2状態のDCフリー符号の状態判定に係る、2ビット単位での基本構成回路の一例を示すブロック図である。
【図9】この発明の第3の実施形態において用いられる、状態判定用状態遷移図の一例を示す略線図である。
【図10】図9に示した状態遷移図を2ビット単位で表示した2状態の状態遷移図の一例を示す略線図である。
【図11】この発明の第3の実施形態中の、状態1、4、5あるいは状態1、4、5、8を符号語の始点・終点とする2状態のDCフリー符号の状態判定に係る、2ビット単位での基本構成回路の一例を示すブロック図である。
【図12】この発明の第3の実施形態中で、状態1、4、5あるいは状態1、4、5、8を符号語の始点・終点とする3あるいは4状態のDCフリー符号であって、符号のDSVが8以下に限定された場合の、10ビット符号の符号化に係る状態判定回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図13】一般的な記録再生装置のディジタル信号処理について説明するためのブロック図である。
【図14】符号の始点・終点の状態数が2である8/10変換符号を生成する符号化装置の一例を示すブロック図である。
【図15】8/10変換DCフリー符号において実用化されている状態判定回路の一例を示すブロック図である。
【図16】NRZI変調を前提とした、DSV=6となる6状態の状態遷移図の一例を示す略線図である。
【符号の説明】
11・・・m/n符号化器、16・・・符号検出器、22・・・状態判定回路

Claims (4)

  1. 符号語の終点・始点の状態数が2以上に制限されてなるスペクトラルヌル型トレリス符号の符号状態判定方法において、
    累積加算値を2のべき乗に制限する状態遷移図に対して、符号出力の禁止された状態に当該禁止出力符号を付加パスとして新たに割り当ててなる状態判定用状態遷移図に基づいて、符号終点の状態判定を行うことを特徴とする符号状態判定方法。
  2. 請求項1において、
    上記状態判定用状態遷移図の状態数が4あるいは8であることを特徴とする状態判定方法。
  3. 請求項2において、
    符号語の始点・終点の状態数が3あるいは4であることを特徴とする状態判定方法。
  4. 符号語の終点・始点の状態数が2以上に制限されてなるスペクトラルヌル型トレリス符号の符号化を行う符号化装置において、
    累積加算値を2のべき乗に制限する状態遷移図に対して、符号出力の禁止された状態に当該禁止出力符号を付加パスとして新たに割り当ててなる状態判定用状態遷移図に基づいて、符号終点の状態判定を行う手段を有することを特徴とする符号化装置。
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