JP3949838B2 - 商品販売デ―タ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品登録,会計処理の際に発生する商品販売データに係るジャーナルデータをジャーナルファイルに記憶可能な商品販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば電子キャッシュレジスタ型の商品販売データ処理装置において、オペレータ(キャッシャー)がデータ入力手段を用いて商品コードを入力すると、商品ファイルから商品販売データ(商品名,単価等)が求められ売上ファイルに登録(商品登録)される(図6のST40)。当該客の購入品の全てについて商品登録した後に、1取引終了宣言としての締め操作(ST41のYES)をすると、商品販売データ(合計金額や釣銭額)の算出等を含む会計処理(ST42)が実行される。その後に、ドロワが自動解放され金銭授受が行なわれ、釣銭が当該1取引内の商品販売データを印刷されたレシートとともに客に手渡される。
【0003】
商品登録および会計処理にかかる商品販売データは、オペレータ用表示器および客用表示器にリアルタイム的に文字情報として表示されるので、オペレータはオペレータ用表示器を参照して商品登録操作に誤りがあるか否か等を確認できかつ客は客用表示器を参照することにより商品の価格や個数が正しいか否か等を確認することができる。したがって、複雑な商品販売業務を迅速かつ正確に行なえかつ客もその真正をその場で確認できるから安心である。
【0004】
かかる装置では、商品販売業務の進行・実績の記録のために、各取引についての商品販売データはもとより商品登録等の手続き等に関するキーデータ等を含む履歴つまりジャーナルデータが図7に示すジャーナル用紙Jに印刷されあるいはジャーナルファイルに自動的に記憶(ST43)可能に形成されている。しかし、ジャーナルデータの全件を印刷したジャーナル用紙Jの保管が大変なためにジャーナルファイルに記憶するいわゆる電子ジャーナルの普及が目覚しい。
【0005】
かくして、ジャーナルファイルに記憶されたジャーナルデータ(図7には1取引分の印刷例を示す。)を分析すれば、担当者ごとの手続きの妥当性を客観的に判断でき、客からの問合せに正確に応答でき、税務事項の作成・保存もできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電子ジャーナルの場合でも、ジャーナルファイルに記憶されるジャーナルデータ量は、ジャーナル用紙Jに印刷記録しておく場合と同様に、前記レシートに印刷する商品販売データ量に比較して膨大である。しかも、レシート用紙等に印刷出力して、上記した担当者毎手続きの妥当性判断、客からの問合せにたいする応答、税務事項の作成・保存等を行っているのが実情である。
【0007】
かくして、例えば、先日購入の商品価格や釣銭額に間違いがあったとする客の出現がありかつ当該客が持参したレシートが破損している場合、あるいはレシートをなくした客からの問い合わせがあった場合に、当該ジャーナルデータを例えばレシート番号や日時を手掛かりに探し出すことは、多大な労力・時間を要する。最悪的には商品販売業務を中断せざるを得ない事態が生じる。だからと言って、めったに起こらないことを理由として、レシートのない客の問い合わせには応えられないとすることは、客サービスの担保上も許されない。
【0008】
本発明の目的は、所定のジャーナルデータを迅速かつ正確に探し出せる商品販売データ処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、商品販売データに係るジャーナルデータをジャーナルファイルに記憶可能な商品販売データ処理装置において、検索条件と各検索条件に対応するジャーナルキーコードとを対応させて記憶するインデックスファイルと、前記各ジャーナルデータを前記ジャーナルファイルに記憶する際にインデックスファイルを参照して当該各ジャーナルデータに対応する各ジャーナルキーコードを付記記憶する付記記憶制御手段と、検索条件を指定する検索条件指定手段と、この検索条件指定手段を用いて検索条件が指定された場合にジャーナルファイルに記憶されているジャーナルデータの中から当該指定検索条件に対応するジャーナルキーコードが付記記憶されたジャーナルデータを抽出する指定ジャーナルデータ抽出手段と、抽出されたジャーナルデータを表示器に表示する抽出ジャーナルデータ表示制御手段とを設け、検索条件を指定するだけで該当するジャーナルデータを抽出表示可能に形成され、前記表示器は、タッチパネルを備えたオペレータ表示器を有し、前記インデックスファイルに記憶されている検索条件をオペレータ用表示器に一覧表示する検索条件表示制御手段を設け、前記検索条件指定手段は、前記タッチパネル付きオペレータ用表示器に表示された検索条件が選択的にタッチ操作されることにより当該検索条件を指定するものと形成されている商品販売データ処理装置である。
【0010】
かかる発明では、付記記憶制御手段は、各ジャーナルデータをジャーナルファイルに記憶する際に、インデックスファイルを参照して当該各ジャーナルデータに対応するジャーナルキーコードを当該各ジャーナルデータに付記記憶する。例えば客からの問合せ等が合った場合には、オペレータ等が検索条件指定手段を用いて検索条件(例えば、客層,日時)を指定する。
【0011】
すると、指定ジャーナルデータ抽出手段が、ジャーナルファイルに記憶されているジャーナルデータの中から指定された検索条件に対応するジャーナルキーコードが付記記憶されているジャーナルデータを抽出する。引き続き、抽出ジャーナルデータ表示制御手段は、抽出されたジャーナルデータを表示器に表示する。抽出・表示されたジャーナルデータに関して、次の検索条件を指定してさらにジャーナルデータを絞って抽出・表示することができる。
【0012】
したがって、所定のジャーナルデータを迅速かつ正確に探し出せるから、業務能率および客サービス等を大幅に向上できるとともに、用紙節約を図れかつ検索条件指定手段を用いて検索条件を指定するだけでよいから取り扱いが簡単である。
【0013】
また、例えばジャーナル検索指令が発せられると、検索条件表示制御手段は、インデックスファイルに記憶されている検索条件を、オペレータ用表示器に一覧表示する。かくして、オペレータが、タッチパネル付きオペレータ用表示器に表示された検索条件を選択的にタッチ操作することにより、検索条件を指定することができる。したがって、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに一段と取り扱いが簡単である。
【0014】
また、請求項2の発明は、前記検索条件が担当者,時間,客層,合計金額およびレシート番号の中の少なくとも2つを含むものとされている商品販売データ処理装置である。
【0015】
かかる発明では、例えば、客の問い合わせに対しては、客がオペレータを覚えている場合には検索条件に担当者を指定する。開店間際に商品購入した客の場合には検索条件に日時(日付・時間)を指定する。客が子供や高齢者の場合には検索条件に客層を指定する。高額商品の購入客の場合には検索条件に合計金額を指定する。したがって、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、迅速で正確にジャーナルデータを絞りつつ所定のジャーナルデータを抽出・表示させることができる。
【0016】
さらに、請求項3の発明は、前記検索条件が多階層化されかつ前記検索条件指定手段が各階層の検索条件を指定可能に形成された商品販売データ処理装置である。
【0017】
かかる発明では、表示された上位階層の検索条件(例えば、“担当者”,“日時”,“客層”,…)の中から例えば“客層”を指定し、次に表示された当該下位(中位)階層の検索条件(例えば、“子供”,“青年男性”,“青年女性”,“高齢者”,…)の中から“高齢者”を指定することができる。したがって、請求項1または2の各発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに検索条件を細分化できるので、より迅速な検索ができる。
【0018】
さらに、請求項4の発明は、前記指定ジャーナルデータ抽出手段が、前記検索条件指定手段を用いて検索条件が指定されない場合には、前記ジャーナルファイルに記憶されているジャーナルデータの中から当日のジャーナルデータを抽出可能に形成された商品販売データ処理装置である。
【0019】
かかる発明では、検索条件指定手段を用いて検索条件が指定されない場合、指定ジャーナルデータ抽出手段は、ジャーナルファイルに記憶されているジャーナルデータの中から当日のジャーナルデータを抽出する。したがって、請求項1から請求項3までの各発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらにオペレータの検索条件の指定作業を省略または簡素化を図りつつ当日分の検索を迅速に行える。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本商品販売データ処理装置は、図1に示す如く、基本的構成が電子キャッシュレジスタ10から形成され、かつインデックスファイル26Iと,付記記憶制御手段(11,12)と,検索条件指定手段(検索条件ボタン21T)と,指定ジャーナルデータ抽出手段(11,12)と,抽出ジャーナルデータ表示制御手段(11,12)とを設け、検索条件を指定するだけで該当するジャーナルデータを抽出して表示器21(21CHR)に表示可能に形成されている。
【0021】
図1において、電子キャッシュレジスタ10は、CPU11,ROM12,RAM13,時計回路14, スキャナ19(スキャナ回路15), キーボード20(キーボード回路16),表示器21(表示制御回路17),入出力回路(I/O)18を介して接続されたプリンタ22(プリンタ駆動回路24)および自動開放型のドロワ23(ドロワ開放装置25),HDD(ハードディスク装置)26,FDD(フロッピーディスク装置)27,データ通信回線(例えば、LAN)35用のインターフェイス(I/F)29を含み、商品登録機能,会計処理機能等を実行可能に形成されている。30は、各電子キャッシュレジスタ(ターミナル)10の一括管理機能を有する上位機たるストアコントローラである。
【0022】
なお、図4,図5に示すプログラムを記憶した記憶媒体つまりFD(フロッピーディスク)をFDD(フロッピーディスク装置)27にセットして、当該プログラムをインストールするように構成してもよい。
【0023】
電子キャッシュレジスタ10の基本的機能としては、従来例の場合(図6)と同様に、データ入力手段(19,20)を用いて商品データを入力し商品登録(図4のST10)する機能、締め操作(ST14のYES)に基づく会計処理(ST15)である。
【0024】
HDD26には、商品ファイル(図示省略)およびジャーナルファイル26Jの他に、検索条件と各検索条件に対応するジャーナルキーコードとを対応させて記憶する図2に示すインデックスファイル26Iが設けられている。検索条件としては、“担当者”,“日時”,“客層”,“合計金額”および“レシート番号”の中の少なくとも2つを含むのが好ましい。絞込み容易化のためである。
【0025】
この実施形態では、これら(“担当者”〜“レシート番号”)の全部とさらに必要とされる他の条件(例えば、“部門コード”)も設定可能に形成されている。なお、かかる検索条件は、セットキー20Kを用いてセット(設定・変更・削除)することができる。
【0026】
さらに、この趣旨から、検索条件の一部を多階層化しかつ検索条件指定手段(検索条件ボタン21T)が各階層の検索条件を指定可能に形成さている。つまり、上位階層の検索条件(例えば、“担当者”,“日時”,“客層”,…)の中から例えば“客層”を指定し、次に表示された当該下位(中位)階層の検索条件(例えば、“子供”,“青年男性”,“青年女性”,“高齢者”,…)の中から“高齢者”を指定することができる。また、“日時”の下位階層は、例えば“午前”,“昼時間帯”,“午後”等である。
【0027】
ジャ−ナルキーコードは、各検索条件(例えば、“日時”)に対応するコード(例えば、“K01”)であり、かつ記憶対象であるジャーナルデータに付記される。したがって、ジャーナルキーコード自体は、可能な限りデータ量が少なくかつ検索便宜なコードを採択するのが好ましい。
【0028】
表示器21は、オペレータ用表示器21CHRと客用表示器21CSTから形成され、商品販売データが表示される。この実施形態では、オペレータ用表示器21CHRにタッチパネル(21T)を設けるとともに、ジャ−ナルデータの抽出・表示指令が発せられた場合に、図3に示す如く指定ジャーナルデータ抽出手段(11,12)によって抽出されたジャーナルデータを表示するための表示領域21Jdを中心としてその左側に検索条件ボタン21Tを、右側にスクロールボタン21Sを表示することができる。
【0029】
ここにおいて、付記記憶制御手段(CPU11,ROM12)は、商品登録(図4のST10)に係る各ジャーナルデータをジャーナルファイル26Jに記憶する際にインデックスファイル26Iを参照(ST11)して当該各ジャーナルデータに対応する各ジャーナルキーコードを抽出(ST12)しつつ当該各ジャーナルデータに付記記憶する(ST13)。つまり、インデックスファイル26Iにセットされているジャーナルキーコードに対応するジャーナルデータには当該ジャーナルキーコードを付記する。
【0030】
また、締め操作(ST14のYES)後の会計処理(ST15)以降の場合も同様に働く(ST16,ST17)。なお、先の抽出(ST12)および記憶(ST13)を、この段階(ST16,ST17)に同時的に実行するように形成してもよい。
【0031】
次に、指定ジャーナルデータ抽出手段(CPU11,ROM12)は、検索条件指定手段(21T)を用いて検索条件が指定された場合(図5のST22でYES)に、当該指定検索条件に対応するジャーナルキーコードをインデックスファイル26Iから抽出(ST23)しつつジャーナルファイル26Jを検索(ST24)して当該ジャーナルキーコードが付記記憶されたジャーナルデータを抽出する(ST25)。
【0032】
検索条件指定手段はキーボード43から形成してもよいが、この実施形態では指定容易化のために、オペレータ用表示器21CHRにタッチパネル(21T)を設けかつインデックスファイル26Iを参照(図5のST20)しつつこれに記憶されている検索条件をオペレータ用表示器21CHRに一覧表示(ST21)する検索条件表示制御手段(CPU11,ROM12)を設け、検索条件指定手段が、タッチパネル(21T)付きオペレータ用表示器21CHRに表示された検索条件(検索条件ボタン21T)を選択的にタッチ操作することにより、当該検索条件(例えば、“客層”)を指定(ST22のYES)することができるように形成されている。
【0033】
ただし、検索条件指定手段(21T)を用いて検索条件が指定されない場合は、指定ジャーナルデータ抽出手段(11,12)は、ジャーナルファイル26Jに記憶されているジャーナルデータの中から当日のジャーナルデータを抽出する(ST26,ST27)。
【0034】
抽出ジャーナルデータ表示制御手段(CPU11,ROM12)は、指定ジャーナルデータ抽出手段(11,12)によって抽出されたジャーナルデータを表示器(オペレータ用表示器21CHR)の図3に示す表示領域21Jdに表示する(ST28)。当該指定検索条件(ジャーナルキーコード)の全てについて抽出・表示する(ST28のYES)。
【0035】
かくして、表示される抽出ジャーナルデータが多いと表示領域21Jdに表示しきれない場合があるので、かかる場合にスクロールボタン21Sを用いる。そして、次の検索条件を指定して、さらにジャーナルデータを絞って抽出・表示することができる。つまり、所定
(目的)のジャーナルデータを迅速かつ正確に表示することができる。
【0036】
抽出ジャーナルデータ表示制御手段(CPU11,ROM12)は、オペレータ用表示器21CHRに表示される抽出ジャーナルデータをプリンタ22を駆動して例えばレシート用紙に印刷出力(ST30のYES,ST31)する。
【0037】
かかる実施形態では、付記記憶制御手段(11,12)は、各ジャーナルデータをジャーナルファイル26Jに記憶する際に、インデックスファイル26Iを参照(図4のST11)して当該各ジャーナルデータに対応するジャーナルキーコードを当該各ジャーナルデータに付記記憶する(ST12,ST13、ST16,ST17)。
【0038】
例えば、客からの問合せ等が合った場合には、オペレータが例えばジャーナル検索指令を発する操作をする。すると、検索条件表示制御手段(11,12)が、図2に示すインデックスファイル26Iに記憶されている検索条件をオペレータ用表示器21CHRに図3に示す如く一覧表示する(ST20,ST21)。
【0039】
かくして、オペレータが、タッチパネル付きオペレータ用表示器21CHRに表示された検索条件(検索条件ボタン21T)を選択的にタッチ操作(ST22のYES)することにより、検索条件を指定することができる。取り扱いが簡単である。
【0040】
すると、指定ジャーナルデータ抽出手段(11,12)が、ジャーナルファイル26Jに記憶されているジャーナルデータの中から指定された検索条件に対応するジャーナルキーコードと同じジャーナルキーコードが付記記憶されているジャーナルデータを抽出する(ST23〜ST25)。ただし、検索条件指定手段を用いて検索条件が指定されない場合は、当日のジャーナルデータを抽出する(ST26,ST27)。当日分の検索に便宜である。
【0041】
引き続き、抽出ジャーナルデータ表示制御手段(11,12)は、抽出されたジャーナルデータをオペレータ用表示器21CHRの図3に示す表示領域21Jdに表示する(ST28)。このようにして抽出・表示されたジャーナルデータに関して、次の検索条件を指定(ST22のYES)して、さらにジャーナルデータを絞って抽出・表示することができる。したがって、所定のジャーナルデータを迅速かつ正確に探し出せる。
【0042】
なお、抽出されたジャーナルデータが多い場合には、図3のスクロールボタン21Sを用いたスクロール操作をすることにより、その全てを目読可能にスクロール表示することができる。したがって、ジャーナルデータの見落としがないから、その後の絞り検索をより正確かつ迅速に行える。
【0043】
また、検索条件が担当者,時間,客層,合計金額およびレシート番号を含むものとされているので、次のような指定ができる。つまり、例えば、客の問い合わせに対しては、客がオペレータを覚えている場合には検索条件に担当者を指定する。開店間際に商品購入した客の場合には検索条件に日時(日付・時間)を指定する。客が子供や高齢者の場合には検索条件に客層を指定する。高額商品の購入客の場合には検索条件に合計金額を指定する。かくして、ジャーナルデータを絞りつつ所定のジャーナルデータを一段と迅速に抽出・表示させることができる。
【0044】
さらに、表示された上位階層の検索条件(例えば、“担当者”,“日時”,“客層”,…)の中から例えば“客層”を指定し、次に表示されたその下位(中位)階層の検索条件(例えば、“子供”,“青年男性”,“青年女性”,“高齢者”,…)の中から“高齢者”を指定することができるから、より迅速な検索ができる。
【0045】
かくして、例えば、税務事項の記録・保存の場合には、指定・抽出されかつオペレータ用表示器21CHRに表示される抽出ジャーナルデータをプリンタ22で印刷することができる(ST30のYES,ST31)。したがって、絞り込んだ所定ジャーナルデータだけを印刷用紙として取り出せるから、その保管スペースも少なくてすむ。
【0046】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、検索条件と各検索条件に対応するジャーナルキーコードとを対応させて記憶するインデックスファイルと、各ジャーナルデータに対応する各ジャーナルキーコードを付記記憶する付記記憶制御手段と、検索条件指定手段と、指定検索条件に対応するジャーナルキーコードが付記記憶されたジャーナルデータを抽出する指定ジャーナルデータ抽出手段と、抽出されたジャーナルデータを表示器に表示する抽出ジャーナルデータ表示制御手段とを設け、検索条件を指定するだけで該当するジャーナルデータを抽出表示可能に形成された商品販売データ処理装置であるから、所定のジャーナルデータを迅速かつ正確に探し出せる。よって、業務能率および客サービス等を大幅に向上できるとともに、用紙節約を図れかつ検索条件指定手段を用いて検索条件を指定するだけでよいから、取り扱いが簡単である。
【0047】
また、オペレータ用表示器にタッチパネルを設けかつインデックスファイルに記憶されている検索条件をオペレータ用表示器に一覧表示し、タッチパネル付きオペレータ用表示器に表示された検索条件を選択的にタッチ操作することにより当該検索条件を指定可能に形成されているので、さらに一段と取り扱いが簡単である。
【0048】
また、請求項2の発明によれば、検索条件が担当者,時間,客層,合計金額およびレシート番号の中の少なくとも2つを含むものとされているから、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに迅速で正確にジャーナルデータを絞りつつ所定のジャーナルデータを抽出・表示させることができる。
【0049】
さらに、請求項3の発明によれば、多階層化された各階層の検索条件を指定可能に形成されているので、請求項1または2の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに検索条件を細分化できるので、より迅速な検索ができる。
【0050】
さらに、請求項4の発明によれば、検索条件指定手段を用いて検索条件が指定されない場合には、ジャーナルファイルに記憶されているジャーナルデータの中から当日のジャーナルデータを抽出可能に形成されているので、請求項1から請求項3までの各発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらにオペレータの検索条件の指定作業を省略または簡素化を図りつつ当日分の検索を迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】 同じく、インデックスファイルを説明するための図である。
【図3】 同じく、抽出したジャーナルデータの表示態様例を説明するための図である。
【図4】 同じく、ジャーナルデ−タの記憶動作を説明するためのフローチャート(1)である。
【図5】 同じく、ジャーナルデータの抽出・表示動作を説明するためのフローチャート(2)である。
【図6】 従来例のジャーナルデータの記憶動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】 同じく、ジャーナル用紙に全件ジャーナルデータを印刷した印刷態様例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理装置)
11 CPU(付記記憶制御手段,指定ジャーナルデータ抽出手段,抽出ジャーナルデータ表示制御手段、検索条件表示制御手段)
12 ROM(付記記憶制御手段,指定ジャーナルデータ抽出手段,抽出ジャーナルデータ表示制御手段、検索条件表示制御手段)
13 RAM
14 時計回路
20 キーボード
20K セットキー
21 表示器
21CHR オペレータ用表示器(表示器)
21T 検索条件ボタン(タッチパネル…検索条件指定手段)
21Jd 表示領域
21S スクロールボタン
21CST 客用表示器
22 プリンタ
26 HDD
26J ジャーナルファイル
26I インデックスファイル
30 ストアコントローラ

Claims (4)

  1. 商品販売データに係るジャーナルデータをジャーナルファイルに記憶可能な商品販売データ処理装置において、
    検索条件と各検索条件に対応するジャーナルキーコードとを対応させて記憶するインデックスファイルと、前記各ジャーナルデータを前記ジャーナルファイルに記憶する際にインデックスファイルを参照して当該各ジャーナルデータに対応する各ジャーナルキーコードを付記記憶する付記記憶制御手段と、検索条件を指定する検索条件指定手段と、この検索条件指定手段を用いて検索条件が指定された場合にジャーナルファイルに記憶されているジャーナルデータの中から当該指定検索条件に対応するジャーナルキーコードが付記記憶されたジャーナルデータを抽出する指定ジャーナルデータ抽出手段と、抽出されたジャーナルデータを表示器に表示する抽出ジャーナルデータ表示制御手段とを設け、検索条件を指定するだけで該当するジャーナルデータを抽出表示可能に形成され、前記表示器は、タッチパネルを備えたオペレータ表示器を有し、前記インデックスファイルに記憶されている検索条件をオペレータ用表示器に一覧表示する検索条件表示制御手段を設け、前記検索条件指定手段は、前記タッチパネル付きオペレータ用表示器に表示された検索条件が選択的にタッチ操作されることにより当該検索条件を指定するものと形成されている商品販売データ処理装置。
  2. 前記検索条件が担当者,時間,客層,合計金額およびレシート番号の中の少なくとも2つを含むものとされている請求項1に記載された商品販売データ処理装置。
  3. 前記検索条件が多階層化されかつ前記検索条件指定手段が各階層の検索条件を指定可能に形成されている請求項1または2に記載された商品販売データ処理装置。
  4. 前記指定ジャーナルデータ抽出手段が、前記検索条件指定手段を用いて検索条件が指定されない場合には、前記ジャーナルファイルに記憶されているジャーナルデータの中から当日のジャーナルデータを抽出可能に形成されている請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された商品販売データ処理装置。
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