JP3949827B2 - 警報装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器に異常が発生した際に、その異常を報知する警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
機器の動作異常を監視する警報装置には、例えば冷凍ショーケースの温度監視に有効に作用するように、温度異常が一定時間以上継続した時に初めて警報動作を行う警報入力遅延機能を有したり、その警報動作中に異常が解除されても警報動作を継続させて、異常発生原因を調査し易くした警報自己保持機能を有するものがある。このような警報装置の1例を図3のリレーシーケンスに示す。図3において、ALSGは警報源からの信号、Tは入力信号遅延タイマー、Xは信号自己保持用リレー、YLは警報ランプ、BZは警報ブザー、RESSWは警報自己保持解除用スイッチ、BZSWは警報ブザー停止スイッチである。
【0003】
警報動作及びその停止操作は、警報源からの異常信号を受けて遅延タイマーTが作動し、所定の時間経過しても異常信号が継続していたら信号自己保持用リレーXが作動し警報ランプYLを点灯し、警報ブザーBZを鳴動させる。警報ブザーBZの停止はブザー停止スイッチBZSWにより行い、警報動作の停止は自己保持解除用スイッチRESSWにより行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような、従来の警報入力遅延機能や警報自己保持機能を有した警報装置は、発した警報が異常継続中であるか警報自己保持による警報であるか、また緊急を要する異常の警報であるか区別ができ難く、警報の処理に手間取ることがあった。また、警報発見者が不慣れな場合ブザーを停止する操作を誤り、警報自己保持をリセットしてしまう恐れもあった。
【0005】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、警報入力遅延機能や警報自己保持機能を有する場合、警報内容の判断をし易く、操作ミスをし難い警報装置を実現することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、所定の時間以上異常信号が入力されて初めて報知手段を作動させて第1警報報知動作をする警報入力遅延機能と、異常信号入力が解除されたら前記第1警報報知動作から第2警報報知動作に移り、警報報知動作を継続する警報自己保持機能とを有する警報装置であって、第1警報報知動作と第2警報報知動作との報知動作が異なると共に、第2警報報知動作中に、再度異常信号が入力したら、警報入力遅延機能を無視して第1警報報知動作にはいるよう構成される。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、異常信号が入力したら、その信号に同期して報知手段を作動させる運転表示モードを有し、この運転表示モードによる警報報知動作が、第1警報報知動作と第2警報報知動作とのいずれとも異なるものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、報知手段がランプとブザーであって、その報知手段をテストするランプテストスイッチとブザーの鳴動を停止する停止スイッチとを有し、警報自己保持機能による第2警報報知動作のリセットを前記ランプテストスイッチとブザー停止スイッチとを同時に操作することで行うものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態の1例を図面を基に詳細に説明する。図1は本発明に係る警報装置の回路ブロック図であり、制御部1はCPUを有し、CPUを中心にROM,RAM等のメモリ、タイマ等を有し、制御部1の入力ポート9には警報検出部2、スイッチ部3、設定部6が接続され、出力ポート10にはランプ表示部4、出力部5が接続されている。
【0010】
警報検出部2は、異常を検出する複数のセンサを接続する接続端子2aを有し、各接続端子2aはフォトカプラ8を介して制御部1の入力ポート9aに接続されている。
スイッチ部3にはランプ表示部4の表示ランプテストスイッチ3aやブザー停止スイッチ3bが設けられ、更に警報入力遅延機能や警報自己保持機能を解除して異常信号に同期して警報報知動作をさせる運転表示モードか、警報入力遅延機能と警報自己保持機能とを働かせる警報表示モードに切り替える表示モード選択スイッチ3cが各センサに対して設けられ、入力ポート9bに接続されている。ランプ表示部4は、出力ポート10aに接続され、接続されたセンサ数に応じた数のランプ、例えばLED(発光ダイオード)4aを有し、信号を出力しているセンサに対応するLED4aを点灯し、異常を表示するようになっている。
【0011】
また、出力部5は、一括出力部12と警報ブザー13とを有し、出力ポート10bに接続されている。一括出力部12は他の機器への移報用として警報信号を一括して出力するものであり、警報ブザー13は異常検出を鳴動により報知する為のものであり、いずれもセンサ数に関係なく1個づつ設けられている。
設定部6は接続された各センサの警報遅延時間を設定するロータリースイッチ14であり、センサ数と同数設けられ、入力ポート9cに接続されている。遅延時間は、例えば10段階切り替わるロータリースイッチを設けて、0分から90分、10分刻みで設定できるようにすると良い。
【0012】
次に制御部1の動作の流れを図2のフローチャートを基に説明する。まず、S1(ステップ1)で、警報検出部2からの異常信号入力に対する警報遅延時間の設定を行うと共に、表示モードの選択をして初期設定を行う。そしてS2に進み、センサから異常信号が入力されていないか信号入力チェックを行い、信号があったらS3に進み、表示モードが警報表示モードか、運転表示モードであるか判断し、運転表示モードであればS4に進み、警報表示モードであればS7に進む。
【0013】
S4では設定した遅延時間を待たず、検知した異常信号入力に対応するランプを点灯させる。この点灯は異常信号の入力が解除されるまで継続(S5)し、解除されたら、S6に進みランプを消灯し、その後S2に戻る。このように、運転表示モードでは警報入力遅延機能を動作させず、異常入力に対し同時に報知手段を動作させる。
【0014】
S7では遅延時間のチェックをし、異常信号入力が発生してから設定した遅延時間を経過したか判断し、経過したならばS8,S9に進み第1警報報知動作をする。これは、対応するLED4aを所定の間隔で点滅させると共に、警報ブザー13を鳴動させ、一括出力部5をオンする(S9)。経過していなければS3の表示モードの設定チェックに戻る。尚、LED4aの点滅は対応する出力ポート10aの端子の出力を「H−L」のクロック信号とすればよい。
S10ではブザー停止スイッチ3bがオンされたか判断し、オンされたらS11に進み、警報ブザー13の鳴動を停止すると共に一括出力を解除してS12に進み、オンされなければ停止させずS12に進む。
【0015】
S12では信号入力チェックをして、異常信号の入力が継続していればS8に戻りLED4aの点滅を続け、解除されたならばS13に進み自己保持動作に移る。自己保持動作では、ランプの点滅周期を例えばS8の点滅周期の2分の1に変更して第2警報報知動作をさせる。また、一括出力12,警報ブザー13の鳴動が解除されていなければ、鳴動及び出力を出し続ける。
【0016】
そして、S14で信号入力チェックをし、異常信号があればS8に戻り、ランプの点滅周期を戻し、ブザーが停止していたら鳴動させる。異常信号がなければS15に進み、ランプテストスイッチ3aとブザー停止スイッチとを同時に押したか判断し、押されていなければS13に戻り、押されていたらS16に進みリセット動作し、ランプの点滅動作,警報ブザーの鳴動,一括出力の全てを解除し、S2に戻る。
【0017】
このように、警報が異常入力継続中であるか、異常が発生したが既に解除されたものであるか、また運転表示モードでの警報であるか、ランプ表示が異なるので容易に区別でき、警報に的確に対処することができる。
また、警報を保持するので、管理者不在中に異常が発生して、それが自然復旧しても、自然復旧したことを把握できるので、異常の早期発見に役立てることができる。
【0018】
更に、警報自己保持機能による警報動作に入って、異常が解除されても、再度異常が発生した場合、警報入力遅延機能が働くことなく警報表示が変わるので、再度異常が発生したことを時間遅れなく知ることができ、緊急を要する警報にも的確に対応することが可能である。
【0019】
また、警報自己保持機能による警報報知動作の解除、即ち警報のリセットが、ランプテストスイッチとブザーの停止スイッチとを同時に操作して行うため、操作が複雑でありブザー停止操作と間違えることがなく誤操作することがないし、このリセット操作は、専用のスイッチを必要としないので、スイッチ部の構成も簡略化することができる。
尚、上記実施の形態は、1個の異常信号入力に対しての動作の流れを説明したが、複数の異常信号入力に対しても同様に動作するもので、ランプ表示部,個別警報出力は個別に動作し、警報ブザーは少なくとも1つの異常信号入力に対して、動作するものである。
【0020】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、異常が解除されて警報自己保持機能による警報動作に入っている間に再度異常が発生した場合、警報表示が変わるので、再度異常が発生したことを知ることができ、緊急を要する警報にも的確に対応することができる。
また、警報を保持するので、管理者不在中に異常が発生して、それが自然復旧しても、自然復旧したことを把握できるので、異常の早期発見に役立つ。
【0021】
請求項2の発明によれば、請求項1の効果に加えて、警報が異常継続中であるか、異常が発生したがそれがすでに解除されたものであるか、また運転表示モードでの警報であるか報知動作が異なるので容易に区別でき、警報に的確に対処できる。
【0022】
請求項3の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、警報入力遅延機能による警報報知動作の解除、即ち警報のリセットが、ランプテストスイッチとブザーの停止スイッチとを同時に操作して行うため、操作が複雑でありブザー停止操作と間違えることがなく誤操作することがない。
また、このリセット操作は、専用のスイッチを必要としないので、スイッチ部の構成も簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す警報装置の回路ブロック図である。
【図2】図1の操作及び動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】従来の警報装置を示すリレーシーケンス図である。
【符号の説明】
1・・制御部、2・・警報検出部、3・・スイッチ部、4・・ランプ表示部、5・・出力部、6・・設定部、12・・一括出力部、13・・警報ブザー。

Claims (3)

  1. 所定の時間以上異常信号が入力されて初めて報知手段を作動させて第1警報報知動作をする警報入力遅延機能と、異常信号入力が解除されたら前記第1警報報知動作から第2警報報知動作に移り、警報報知動作を継続する警報自己保持機能とを有する警報装置であって、
    第1警報報知動作と第2警報報知動作との報知動作が異なると共に、第2警報報知動作中に、再度異常信号が入力したら、警報入力遅延機能を無視して第1警報報知動作にはいる警報装置。
  2. 異常信号が入力したら、その信号に同期して報知手段を作動させる運転表示モードを有し、この運転表示モードによる警報報知動作が、第1警報報知動作と第2警報報知動作とのいずれとも異なる請求項1記載の警報装置。
  3. 報知手段がランプとブザーであって、その報知手段をテストするランプテストスイッチとブザーの鳴動を停止する停止スイッチとを有し、警報自己保持機能による第2警報報知動作のリセットを前記ランプテストスイッチとブザー停止スイッチとを同時に操作することで行う請求項1又は2記載の警報装置。
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