JP6560512B2 - 異常検出端末及びプログラム - Google Patents
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Description
上記ユーザによる救急操作の入力を受け付けるステップと、
上記動きデータを基に、上記ユーザの転倒を検出するステップと、
上記救急操作が入力された場合に上記ユーザに救急異常が発生したと判定するステップと、
上記転倒が検出された場合に上記ユーザに転倒異常が発生したと判定するステップと、
第1の操作性を有する第1の取消操作の入力を受け付けるステップと、
上記第1の操作性よりも低い第2の取消操作の入力を受け付けるステップと、
上記救急異常の判定から所定時間内に上記第1の取消操作が入力された場合に当該転倒異常を取り消すステップと、
上記転倒異常の判定から所定時間内に上記第2の取消操作が入力された場合に当該転倒異常を取り消すステップと
を実行させる。
図1は、本発明の一実施形態に係る異常検出端末の構成を示す図である。
生活監視とは、上記制御部18の生活監視部181が、上記加速度センサ11の出力に基づき、ユーザ(異常検出端末100の装着者)が日常生活で生じる程度に動いているかを監視し、ユーザが急病などにより動けない状態が継続していることが検出された場合には、それを通報する機能である。
救急監視とは、ユーザが監視センタCによる救急対応を求めて上記救急ボタン17を押下操作した際、上記制御部18の救急監視部182が監視センタCへ通報する機能である。
転倒監視とは、上記制御部18の転倒監視部183が、加速度センサ11の出力に基づき、ユーザ(異常検出端末100の装着者)の転倒を自動検出し、転倒事故の発生を通報する機能である。
また、制御部18は、取消操作処理部184も有する。取消操作処理部184は、上記各監視部によって異常が検出された後、その異常種別に応じた取消操作がユーザから入力された場合に、当該取消操作に応じて異常検出の取消処理を実行する。取消操作は各異常種別に応じて異なるが、詳細は後述する。
次に、以上のように構成された異常検出端末100の監視動作について説明する。以降の説明においては、異常検出端末100の制御部18、各監視部または異常取消部を主な動作主体として説明するが、この動作は当該制御部18の制御下において実行されるプログラムとも協働して行われる。
まず、上記生活監視処理の概要について説明する。図2は、当該生活監視処理の流れを示したフローチャートである。
次に、上記転倒監視部183による転倒監視処理を説明するにあたって、ユーザの転倒を検出する基本的なロジックについて説明する。
転倒監視部183は、上記生活監視部181と同様に、転倒判定の前処理として、3軸の軸毎に出力された加速度データをスカラー化し、移動平均処理(ローパスフィルタ)を施す。この前処理は生活監視部181と共用することもできる。なお、以下において加速度変化量を算出する際には、この移動平均処理を施す前のスカラー化された加速度データを用いて変化量を計算するとよい。
図5は、ユーザの転倒に伴う加速度の変化(同図A)と、ユーザがバットを振った際の加速度の変化(同図B)とを比較して示した図である。
転倒監視部183は、上記に替えて、閾値以上の加速度ピーク値Pを検出したことをもって、転倒事象と判定してもよい。
転倒は、地面方向に向かって落下を生じる現象である為、落下中は加速度が重力加速度(9.8m/s2)よりも減少する。そこで、転倒監視部183は、ピーク直前の加速度データを分析し、自由落下特性を評価してもよい。
転倒監視部183は、上記衝撃特徴による転倒判定処理と上記落下特徴による転倒判定処理とを併用してもよい。
Es=P×c (c:総合評価のための調整係数)
Ef=(a−A)×b (a:落下基準の定数(例えば8.5m/s2)、b:調整係数)
次に、上述のように転倒が検出された後に当該検出を自動的に取り消す処理について説明する。
1)一定以上(例えば12m/s2)のピーク値が所定回数検出されたとき
2)上記ピーク値の合計が所定値を超えたとき
3)加速度変化量を積算した合計値が一定値を超えたとき
4)単位時間当たりの加速度変化量が一定値を超えたとき
次に、上記各監視部が異常を検出した際のユーザによる取消操作について説明する。
上記救急ボタン17による意識的な操作による救急異常は、自動検出する転倒異常に比べてユーザに何らかの身体異常が生じている可能性が高い(実際に緊急事態である確度が高い)。つまり、実際に異常事態が生じている信憑性が高いといえるため、容易に異常が取り消されないようにする必要がある。そこで、取消操作処理部184は、転倒異常の取消操作の操作性よりも救急異常の取消操作の操作性を低く(例えば難易度や複雑さを高く)設定して、誤操作による取消(例えばユーザが苦しくてたまたま異常検出端末100に触れてしまったような場合)が発生しないようにする。
積極的に転倒事故に伴う現象を検出する転倒異常は、動きが検出されなかったことによる生活異常に比べて、ユーザに何らかの身体異常が生じている可能性が高いため、容易に異常が取り消されないようにする必要がある。一方、生活異常は安静に休息しているだけで異常検出される可能性もあり、利便性を重視して容易に異常を取り消し可能であるのが望ましい。また、生活監視はそもそも、ユーザに動きがあれば正常とみなすものである。したがって、取消操作処理部184は、転倒異常の取消操作の操作性よりも生活異常の取消操作の操作性を高く(例えば難易度や複雑さを低く)設定して、ユーザの手動による取消操作をし易くする。あるいは、体動検出を取消操作として用い、ユーザが動くだけで取り消し可能とすることもできる。
取消操作の具体例としては、以下のようなものが挙げられる。
・生活異常…ユーザに何らかの動き(体動)があれば取り消される。就寝中でも無意識に取消可能である。または簡易な手動操作(例えば操作表示部16を1回タップ)によって取消可能とされる。
・転倒異常…比較的簡単な手動操作(例えば操作表示部16を2回タップ)や、特定の動き(例えば腕を上下に振る等)で取り消される。
・救急異常…比較的複雑な手動操作(例えば操作表示部16を5回タップ)で取り消される。
ここで、操作手順が多い操作は操作性が低い操作と言える。例えば、取消に必要なボタン(図示せず)の押下回数や、上記操作表示部16に対するタップまたはスワイプのステップ数等が多いほど、取り消し操作に要する時間も長くなり、操作性が低い。また、ボタンや操作表示部16に対する連続押下時間(操作時間)が長いほど、操作性が低い。
また、ある異常が検出された後、別の異常が検出された場合、それらの取消操作は、操作性が低い方を優先させる。
図7は、各種異常検出時におけるユーザの取消操作の受付処理の流れを示したフローチャートである。
以上説明したように、本実施形態によれば、異常検出端末100は、救急異常、転倒異常及び生活異常の各監視機能に基づく異常検出の取消操作において、より緊急性・信憑性が高い異常(救急異常>転倒異常>生活異常)の取消操作性を低くする(例えば難易度や複雑さを高くする)ことで、緊急性・信憑性の高い異常を取り消しづらくし、異常通報の精度及びユーザの利便性を向上させることができる。
本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
12…装着センサ
14…無線通信部
18…制御部
181…生活監視部
182…救急監視部
183…転倒監視部
184…取消操作処理部
100…異常検出端末
C…監視センタ
Claims (6)
- ユーザにより携帯され、当該ユーザの転倒を検知する異常検出端末において、
当該異常検出端末の動きを検出し動きデータを出力する動きセンサと、
前記ユーザによる救急操作の入力を受け付ける救急操作手段と、
前記動きデータを基に前記ユーザの転倒を検出する転倒検出手段と、
前記救急操作が入力された場合に前記ユーザに救急異常が発生したと判定し、前記転倒が検出された場合に前記ユーザに転倒異常が発生したと判定する異常判定手段と、
第1の取消操作及び第2の取消操作の入力を受け付ける取消操作手段と、
前記救急異常の判定から所定時間内に前記第1の取消操作が入力された場合に当該救急異常を取り消し、前記転倒異常の判定から所定時間内に前記第2の取消操作が入力された場合に当該転倒異常を取り消す取消手段と
を具備し、
前記第1の取消操作の操作性は、前記第2の取消操作の操作性よりも低く設定される
異常検出端末。 - 請求項1に記載の異常検出端末であって、
前記第1の取消操作は、前記第2の取消操作よりも、要求される操作手順が多くなるように、または要求される操作時間が長くなるように設定される
異常検出端末。 - 請求項1または2に記載の異常検出端末であって、
前記動きデータを基に前記ユーザの体動を検出する体動検出手段をさらに具備し、
前記異常判定手段は、前記体動検出手段により前記体動が検出されない状態が所定期間継続した場合に前記ユーザに生活異常が発生したと判定し、
前記取消操作手段は、第3の取消操作の入力を受け付け、
前記取消手段は、前記生活異常の判定から前記所定時間内に前記第3の取消操作が入力された場合に当該生活異常を取り消し、
前記第3の取消操作の操作性は、前記第2の取消操作の操作性よりも高く設定される
異常検出端末。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の異常検出端末であって、
前記取消手段は、異常判定後の所定時間内に別の異常判定がなされた場合には、元の異常判定を取り消すための取消操作と前記別の異常判定を取り消すための取消操作のうち、操作性が低い取消操作が入力された場合にいずれの異常も取り消す
異常検出端末。 - ユーザにより携帯され、当該ユーザの転倒を検知する異常検出端末において、
当該異常検出端末の動きを検出し動きデータを出力する動きセンサと、
前記動きデータを基に前記ユーザの転倒を検出する転倒検出手段と、
前記動きデータを基に前記ユーザの体動を検出する体動検出手段と、
前記転倒が検出された場合に前記ユーザに転倒異常が発生したと判定し、前記体動検出手段により前記体動が検出されない状態が所定期間継続した場合に前記ユーザに生活異常が発生したと判定する異常判定手段と、
第1の取消操作の入力及び第2の取消操作の入力を受け付ける取消操作手段と、
前記転倒異常の判定から所定時間内に前記第1の取消操作が入力された場合に当該転倒異常を取り消し、前記生活異常の判定から所定時間内に前記第2の取消操作が入力された場合に当該生活異常を取り消す取消手段と
を具備し、
前記第1の取消操作の操作性は、前記第2の取消操作の操作性よりも低く設定される
異常検出端末。 - ユーザにより携帯される異常検出端末の動きを検出して動きデータを出力する動きセンサを有する異常検出端末に、
前記ユーザによる救急操作の入力を受け付けるステップと、
前記動きデータを基に前記ユーザの転倒を検出するステップと、
前記救急操作が入力された場合に前記ユーザに救急異常が発生したと判定するステップと、
前記転倒が検出された場合に前記ユーザに転倒異常が発生したと判定するステップと、
前記判定された救急異常を取り消すための第1の操作性を有する第1の取消操作の入力を受け付けるステップと、
前記判定された転倒異常を取り消すための前記第1の操作性よりも低い第2の取消操作の入力を受け付けるステップと、
前記救急異常の判定から所定時間内に前記第1の取消操作が入力された場合に当該救急異常を取り消すステップと、
前記転倒異常の判定から所定時間内に前記第2の取消操作が入力された場合に当該転倒異常を取り消すステップと
を実行させるプログラム。
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ID=57071318
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JP2015055199A Active JP6560512B2 (ja) | 2015-03-18 | 2015-03-18 | 異常検出端末及びプログラム |
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