JP3949260B2 - 非イオン性界面活性剤の精製方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属イオンが混存するポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤から、該金属イオンを簡便に効率よく除去する精製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、界面活性剤は親水性の部位と疎水性の部位とを有し、双方のバランスにより両親媒性構造を形成している。界面活性剤はその親水性構造から4種に大別することができる(非イオン性、陽イオン性、陰イオン性、両性)。このうち、非イオン性界面活性剤は、イオン性でないことから無機イオン等の不純物が少なく、また、優れた可溶化能力や低濃度で界面活性作用を示すなど、多くの利点を有しているため需要が多い。
【0003】
通常、非イオン性界面活性剤の親水性部位は、ポリオキシエチレン基、あるいはポリオキシエチレン基にさらにポリオキシプロピレン基を付加させた形のものが多い。そして、これらポリオキシエチレン基の合成には、KOHなどの金属の水酸化物が、単独或いはその他の金属類と組み合わせて触媒として使用されるのが一般的である。従って、これらのポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤には、触媒に由来して金属イオンが混入することが避けられない。また、流通過程、貯蔵状況によっても該非イオン性界面活性剤には、金属イオンが混入する場合がある。
【0004】
そうして界面活性剤は、電子工業用用途などの使用分野では、金属イオンの混入を避けなければならず、上記混入している金属イオンは、種々の精製方法により除去されている。例えば、非イオン性界面活性剤と親和性があり水と親和性のない有機溶媒と水とを用いて分液し、該非イオン性界面活性剤を上記有機溶媒相へ抽出しこれを濃縮する方法や、非イオン性界面活性剤を曇点以上の温度に保って遊離させる方法などが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、有機溶媒により抽出する方法の場合、操作が煩雑な他、上記要件を満足する適当な有機溶媒が存在しないことが多く、白濁して界面活性剤が抽出できなくなり易い。そして、これらの精製方法は、精製前後で非イオン性界面活性剤の物理的性質が変化する大きな問題があった。
【0006】
即ち、上記ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤は、その合成方法から、オキシエチレン基のユニット数がある程度の範囲で異なる複数の分子の混合物になっている。そして、ユニット数が異なる分子では、曇点、溶媒に対する抽出性状が少しづつ異なり、分子中のポリオキシエチレン鎖が長い分子ほど曇点が高く、有機溶媒相へ抽出され難くなる。従って、前記した方法による精製では、精製時に分子中のポリオキシエチレン鎖の長い分子が失われてしまい易く、それにより、精製前後で界面活性剤の物理的性質の変化が生じていた。
【0007】
また、非イオン性界面活性剤の精製方法としては、その他、イオン交換樹脂やイオン交換膜の使用、あるいは吸着剤を用いる方法等がある。しかしながら、これらの方法も操作が煩雑で、イオン交換樹脂、吸着剤などから不純物が溶出する恐れもあった。
【0008】
こうした背景から、ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤において、簡便な操作により、金属イオンを効率よく除去する方法を開発することが望まれていた。
【0009】
【問題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題に鑑み、鋭意研究を続けてきた。その結果、有機塩基水溶液を用いて金属イオンを抽出することにより、上記の課題が解決できることを見出し本発明を完成するに至った。
【0010】
即ち、本発明は、金属イオンが混在する液状のポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤とテトラアルキルアンモニウム水酸化物の水溶液とを混合した後、非イオン性界面活性剤相とテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液相とに相分離せしめ、該非イオン性界面活性剤相を分取することを特徴とする非イオン性界面活性剤の精製方法である。
【0011】
本発明において非イオン性界面活性剤は、親水性部位としてポリオキシエチレン基を有する液状のものが何ら制限なく使用できる。ここで、ポリオキシエチレン基におけるオキシエチレン基の平均ユニット数は、3〜100が好適であり、好ましくは5〜30であるのが良好である。また、ポリオキシエチレン基には、さらにポリオキシプロピレン基等の他のポリオキシアルキレン基が付加されていても良い。
【0012】
一方、非イオン性界面活性剤の疎水性部位は、直鎖状、分岐鎖状の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基、飽和または不飽和脂環式炭化水素基、芳香族炭化水素基等が挙げられる。さらに、この疎水性部位は、アミンやケトンのように酸素原子や窒素原子が含まれたものであっても良い。
【0013】
ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤の具体例としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、脂肪酸ポリエチレングリコール、脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチレンアルキルアミノエーテルなどが挙げられる。これらのポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤の曇点は、10〜90℃であるのが一般的である。
【0014】
上記ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤から除去される金属イオンとしては、製造時の触媒に由来して含有されたり、或いは流通過程、貯蔵過程などにおいて混入したものが制限なく対象となる。具体的には、カリウムイオン、ナトリウムイオン等のアルカリ金属イオンやカルシウムイオン、マグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオンなどの金属イオンが挙げられる。これらの金属イオンの含有量は、特に制限はないが、通常、10重量%以下、好ましくは3〜0.001重量%であるのが一般的である。
【0015】
上記ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤は、水と混合した場合、液温が曇点以下であれば、親水部位であるポリオキシエチレン鎖中の酸素原子と水分子とが緩い水素結合を作り、両者は良好に相溶する。しかしながら、水に塩基が溶解している場合は、該塩基の周辺に水が溶媒和するため、上記ポリオキシエチレン鎖の水に対する親和性が弱まり、上記相溶性は著しく低下する。従って、ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤と塩基水溶液とは、相溶せずに個々の相に相分離する。これに対して、ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤に混存している金属イオンは、水に対して親和性が非常に高いので、上記塩基水溶液相に極めて良好に溶解する。従って、本発明では、上記の如くポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤とテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液とを混合しそれぞれの液相に相分離せしめて非イオン性界面活性剤相を分取することにより、金属イオンをテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液相に効率的に抽出させて除去することができる。また、使用する塩基は、分子中に金属元素を含まない非金属系の有機塩基であるので、得られる非イオン性界面活性剤相中に混入したとしても、金属イオンによる汚染の心配がない。
【0016】
本発明において、分子中に金属元素を含まない塩基性の有機化合物として、テトラアルキルアンモニウム水酸化物が使用される。
【0017】
また、精製という目的から、これらのテトラアルキルアンモニウム水酸化物は、高純度であることが望ましく、特に、水溶液としたときに、金属イオン量が100ppm以下、好ましくは1ppm以下、さらに好ましくは10ppb以下にできるものが望ましい。また、本発明では、上記高純度の水溶液を得るために、テトラアルキルアンモニウム水酸化物を溶解させる水も精製度の高いものを用いるのが好ましく、一般には超純水が使用される。
【0018】
テトラアルキルアンモニウム水酸化物のアルキル基としては、メチル基、エチル基等の炭素数1〜3のものが好適である。このようなテトラアルキルアンモニウム水酸化物としては、テトラメチルアンモニウム水酸化物、テトラエチルアンモニウム水酸化物、テトラプロピルアンモニウム水酸化物等が例示される。
【0019】
上記テトラアルキルアンモニウム水酸化物の水溶液において、有機塩基の濃度は、特に制限されるものではないが、ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤相をより良好に相分離させる観点からは、水溶液のpHが10以上、好ましくは13以上になる量が好適である。
【0020】
次ぎに、本発明において、ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤とテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液との混合比は、両者の液相が相分離可能な量比であれば特に制限されるものではなく任意の量比が採択できる。通常、0.1:1〜1:0.1、好適には0.3:1〜1:0.3が好ましい。また、混合する際の両液の液温は、通常、10℃〜テトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液の沸点から採択されるが、ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤の中には液温が低すぎるとテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液との相分離が十分に生じない場合があるので、そのような場合には液温は比較的高めに設定するのが好ましい。また、常温付近では固体の上記非イオン性界面活性剤は、その融点以上に加温して液化させた状態で、本発明の方法に供すればよい。
【0021】
混合は、ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤とテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液とが均一に懸濁するように、分液ロートや他の混合装置を用いて強力に振とうや撹拌させて行うのが好ましい。非イオン性界面活性剤を水に溶解させ、これにテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液を混合して実施しても良い。そうして、このようにして得られた混合液を静置すれば、非イオン性界面活性剤とテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液とが相分離し、テトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液相の上層または下層に非イオン性界面活性剤相が形成される。非イオン性界面活性剤の比重がテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液に近い場合には、相分離に時間がかかる場合があるので、そのような場合には、前記混合液を遠心分離すれば短時間で両相に相分離させることが可能になる。
【0022】
このようにして、混合液を非イオン性界面活性剤相とテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液相とに相分離できたら、両相を分液し、金属イオンがテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液相に除去された非イオン性界面活性剤の精製物を分取すればよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明の精製方法によれば、非常に簡便な手段により、精製前後でその物理的性質を変化させることなく、ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤から、不純物である金属イオンを効率よく除去することができる。
【0024】
【実施例】
次に、実施例及び比較例を挙げ本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら制限されるものではない。
【0025】
実施例1〜4
表1に示した25℃の液状のポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤を樹脂製分液ロートに100mlとり、これに金属イオンの総量が5ppb以下である25℃のテトラメチルアンモニウム水酸化物水溶液(濃度;実施例1,3,4は20重量%、実施例2は3重量%)100mlを加え、激しく1分間振とうした。その後、10時間静置し、非イオン性界面活性剤相のみを抜き取った。
【0026】
以上の操作において、精製前後の非イオン性界面活性剤を各1mlとり、超純水99mlに加え試料液を調製した。各試料液についてICP−MSにより金属イオンの分析を行った。さらに、非イオン性界面活性剤の物性が変化していないことを確認するため、上記調製液を純水で100倍に希釈し、表面張力(トラウベ法により測定)、曇点を測定した。
【0027】
【表1】
【0028】
比較例1〜4
表2に示した液状のポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤を樹脂製分液ロートに20mlとり、これにジエチルエーテル100ml、超純水100mlを加え、激しく1分間振とうした。その後、10時間静置し、ジエチルエーテル層を抜き取り、エバポレータで濃縮した後、以下の操作を行った。
【0029】
精製前後の非イオン性界面活性剤を各1mlとり、超純水99mlに加え試料液を調製した。各試料液についてICP−MSにより金属イオンの分析を行った。さらに、非イオン性界面活性剤の物性が変化していないことを確認するため、上記調製液を純水で100倍に希釈し、表面張力、曇点を測定した。
【0030】
【表2】
Claims (1)
- 金属イオンが混在する液状のポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤とテトラアルキルアンモニウム水酸化物の水溶液とを混合した後、非イオン性界面活性剤相とテトラアルキルアンモニウム水酸化物水溶液相とに相分離せしめ、該非イオン性界面活性剤相を分取することを特徴とする非イオン性界面活性剤の精製方法。
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