JP3946450B2 - スピーカ取付構造、およびそれを備える画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機・プリンタ・ファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形成装置に適用することができる。および、そのような画像形成装置において、例えば報知音などを発するスピーカの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スピーカ取付構造の中には、例えば特開平8−116582号公報に記載されるように、スピーカの音放出側を支持部材に当接し、弾発部によってその当接面に押し付け、スピーカを支持部材に取り付けるものがある。
【0003】
このような構造では、ねじやブラケットなどを必要とせず、工具を用いないから、スピーカの取り付け取り外しの作業性がよく、また弾発部でスピーカの振動を吸収していわゆる音のビリツキを抑制することができる利点がある。
【0004】
複写機等の画像形成装置にも、報知音を鳴らすスピーカを取り付けたものもある。しかし、従来は、そのようなスピーカを画像形成装置本体の下面とか裏側とかに取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このため、従来の画像形成装置では、スピーカの音が聞こえにくいという問題があった。
【0006】
そこで、この発明の第1の課題は、画像形成装置におけるスピーカ取付構造を改良し、スピーカの音を聞き取りやすくすることにある。
【0007】
この発明の第2の課題は、そのようなスピーカ取付構造において、さらにスピーカの取り付けを簡単とすることにある。
【0008】
この発明の第3の課題は、また、スピーカの取り付け操作にスペースを必要とせず、同じくスピーカの取り付けを簡単とすることにある。
【0009】
この発明の第4の課題は、上記課題を解決したスピーカ取付構造を備えた画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、上記第1ないし3の課題を解決すべく、画像形成動作を制御する制御部を備えてその制御部に働きかける操作部を外部操作可能に有する画像形成装置において、
前記操作部の外ケースを一体成形でつくり、
その外ケースの下側内面にスピーカをスライドして下向きに取り付けるスピーカ取付台と、そのスピーカ取付台上に取り付けるスピーカの挿入方向前方を位置決めする前位置決めリブと、挿入するスピーカの左右上を位置決めする上位置決めリブと、挿入するスピーカを取付位置へと案内するとともに、取付後のスピーカの下位置を位置決めするガイドリブと、スピーカを取付位置へと案内して後、手を離したとき、取付後のスピーカの後位置を位置決めする後位置決めリブとを設けてなる、ことを特徴とする。
【0015】
請求項2に記載の発明は、上記第4の課題を解決すべく、画像形成装置において、請求項1に記載のスピーカ取付構造を備えてなる、ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1には、この発明に係る画像形成装置の一例である複写機の外観斜視図を示す。
【0017】
図中符号10は、複写機装置本体である。装置本体10は、給紙装置11上に載置する。その装置本体10の上部には、排紙スタック部12を挟んでスキャナ装置13を取り付ける。スキャナ装置13の上面には、コンタクトガラス14を備える。また、スキャナ装置13の正面側には、操作部15を外部操作可能に有する。
【0018】
装置本体10内には、図示省略するが、画像形成動作を制御する制御部を備える。操作部15には、その制御部に働きかける各種のボタンを外部操作可能に設ける。
【0019】
例えばコピーを取るときなどに押すスタートボタン16、コピー枚数を設定するときなどに押す10キー17、さらにコピーモード・ファクシミリモード・プリンタモードの別を選択するモード選択ボタンや、濃度・シートサイズ・倍率等を設定する設定ボタンなどのその他のボタン18を設ける。図中符号19は、操作部15に設ける表示部である。
【0020】
そして、例えば所望の原稿をコピーするときは、コンタクトガラス14上に原稿をセットして表示部19を見ながら操作部15の各種のボタンを押して後、最後にスタートボタン16を押す。すると、原稿内容をスキャナ装置13で読み取るとともに、給紙装置11からシートを繰り出して装置本体10内に入れる。そうして、スキャナ装置13による読み取り内容に応じて装置本体10内でシートに画像を形成して後、排紙スタック部12上に排出スタックする。
【0021】
ところで、図示例では、操作部15の外ケース20を、樹脂材料を用いて一体成形でつくる。そして、図2および図3に示すように、その外ケース20の下側に凹み21を設け、内側にスピーカ取付台22を形成する。
【0022】
このスピーカ取付台22は、図4に示すように、正面側を円形に、背面側を方形につくり、真ん中に、音放出孔23を複数あける。
【0023】
スピーカ取付台22上には、外ケース20の成形時に、音放出孔23を挟んで対向して、正面側と背面側には前後位置決めリブ24・25を、左右には一対の上位置決めリブ26・26を一体に設ける。一対の上位置決めリブ26・26は、フック状とし、各々内向きに形成する。また、音放出孔23と後位置決めリブ25とを挟んで、左右に一対のガイドリブ27・27を真っ直ぐにレール状に設ける。ガイドリブ27・27は、下位置決めリブを兼ねている。
【0024】
そして、このスピーカ取付台22上にスピーカを取り付けるときには、図5に示すように、例えば円形のスピーカ30を下向きにして外ケース20内に装置本体10の背面側から矢示方向に挿入し、後位置決めリブ25を乗り越えて一対のガイドリブ27・27上に載せ、一対のガイドリブ27・27で案内してスライドするように一対の上位置決めリブ26・26下に入れ、前位置決めリブ24に突き当てたところで手を離す。
【0025】
すると、スピーカ30の前後を前後位置決めリブ24・25で挟み込むとともに、上下を一対のガイドリブ27・27と一対の上位置決めリブ26・26とで挟み込み、リブで位置決めして操作部15内部のスピーカ取付台22上にスピーカ30を下向きに取り付けることができる。。
【0026】
これにより、装置本体10の正面側に設ける操作部15の内部にスピーカ30を取り付けるから、スピーカ30の音放出孔23から、例えばブザー音を放出することで、スピーカ30の音を聞き取りやすくすることができる。
【0027】
特に図示例では、操作部15の外ケース20下側内面にスピーカ30を下向きに取り付けるから、上向きに設ける操作部15において比較的余裕がある外ケース30下側内面にスピーカ30を配置し、スピーカ30のレイアウトを容易とするとともに、下向きとすることで、スピーカ30の音を外部へと直ちに放出して、スピーカ30の音が聞こえにくいという問題を解消し、一層スピーカ30の音を聞き取りやすくすることができる。
【0028】
また、操作部15の外ケース20下側内面に、前後位置決めリブ24・25、上位置決めリブ26・26、一対のガイドリブ27・27などのリブを形成し、そのリブで位置決めしてスピーカ30を取り付けるから、スピーカ30をリブで位置決めしてワンタッチで簡単に取り付けることができる。
【0029】
さらに、操作部15の外ケース20下側内面に、スピーカ30をスライドして取り付けるスピーカ取付台22を形成するから、スピーカ30の取り付け操作にスペースを必要とせず、比較的他の部材にぶつけたりすることなく、同じくスピーカ30の取り付けを簡単とすることができる。
【0030】
しかも、スピーカ取付台22に、スピーカ30と接触してそのスピーカ30を取付位置へと案内するガイドリブ27・27を形成するから、そのガイドリブで案内してスピーカ30を取付位置へと導くことができ、同じくスピーカ30の取り付けを簡単とすることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したとおり、請求項1に係る発明によれば、制御部に働きかける操作部の内部にスピーカを取り付けるから、通常画像形成装置の正面側に設ける操作部にスピーカを設けることで、画像形成装置におけるスピーカ取付構造を改良し、スピーカの音を聞き取りやすくすることができる。
【0032】
また、操作部の外ケース下側内面にスピーカを下向きに取り付けるから、通常上向きに設ける操作部において比較的余裕がある外ケース下側内面にスピーカを配置し、スピーカのレイアウトを困難とすることなく、また下向きとすることで、スピーカの音を外部へと直ちに放出し、一層スピーカの音を聞き取りやすくすることができる。
【0033】
さらに、操作部の外ケース下側内面にリブを形成し、そのリブで位置決めしてスピーカを取り付けるから、ねじやブラケットなどを必要とすることなく、また工具を用いる必要なく、スピーカをリブで位置決めしてワンタッチで簡単に取り付けることができる。
【0034】
加えて、操作部の外ケース下側内面に、スピーカをスライドして取り付けるスピーカ取付台を形成するから、スピーカの取り付け操作にスペースを必要とせず、まわりに十分な余裕がなくても比較的他の部材にぶつけたりすることなく、同じくスピーカの取り付けを簡単とすることができる。
【0035】
また、スピーカ取付台に、スピーカと接触してそのスピーカを取付位置へと案内するガイドリブを形成するから、そのガイドリブで案内してスピーカを取付位置へと導くことができ、同じくスピーカの取り付け操作にスペースを必要とせず、スピーカの取り付けを簡単とすることができる。
【0036】
請求項2に係る発明によれば、画像形成装置において、請求項1に記載のスピーカ取付構造を備えるから、上記効果を有するスピーカ取付構造を備えた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像形成装置の一例である複写機の外観斜視図である。
【図2】その複写機における操作部の斜視図である。
【図3】そのA−A線に沿う概略断面図である。
【図4】その操作部の外ケースに形成したスピーカ取付台の斜視図である。
【図5】そのスピーカ取付台へのスピーカの取り付け状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 複写機装置本体
15 操作部
20 外ケース
21 凹み
22 スピーカ取付台
23 音放出孔
24 前位置決めリブ
25 後位置決めリブ
26 上位置決めリブ
27 ガイドリブ(下位置決めリブ)
30 スピーカ
Claims (2)
- 画像形成動作を制御する制御部を備えてその制御部に働きかける操作部を外部操作可能に有する画像形成装置において、
前記操作部の外ケースを一体成形でつくり、
その外ケースの下側内面にスピーカをスライドして下向きに取り付けるスピーカ取付台と、そのスピーカ取付台上に取り付けるスピーカの挿入方向前方を位置決めする前位置決めリブと、挿入するスピーカの左右上を位置決めする上位置決めリブと、挿入するスピーカを取付位置へと案内するとともに、取付後のスピーカの下位置を位置決めするガイドリブと、スピーカを取付位置へと案内して後、手を離したとき、取付後のスピーカの後位置を位置決めする後位置決めリブとを設けてなる、スピーカ取付構造。 - 請求項1に記載のスピーカ取付構造を備えてなる、画像形成装置。
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