JPH10136133A - デジタル画像形成装置 - Google Patents
デジタル画像形成装置Info
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- JPH10136133A JPH10136133A JP8303474A JP30347496A JPH10136133A JP H10136133 A JPH10136133 A JP H10136133A JP 8303474 A JP8303474 A JP 8303474A JP 30347496 A JP30347496 A JP 30347496A JP H10136133 A JPH10136133 A JP H10136133A
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- JP
- Japan
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- harness
- cover
- unit
- height
- image forming
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタ部とその上に高さ調整可能に搭載す
るスキャナ部とをハーネスで接続するデジタル画像形成
装置において、ハーネスをチューブで被い、国内や輸出
先の厳格な安全規格をクリアした材料で、しかも、一定
の引っ張り強度を保持すると、コスト高になる。 【解決手段】 ハーネス20を被う部材として、たえば
樹脂材で非可撓性をもたせて形成した筒状のハーネスカ
バー35を用いる。ハーネスカバー35は、その上カバ
ー部35aと下カバー部35bとを切断可能なつなぎ部
を介して連結し、全体を一体成形でつくる。そして、ス
キャナ部13を一段低い位置に取り付けたときは、つな
ぎ部をカットし、下カバー部35bを切り離して一段低
くしたハーネスカバー35を用いてハーネス20を被
う。
るスキャナ部とをハーネスで接続するデジタル画像形成
装置において、ハーネスをチューブで被い、国内や輸出
先の厳格な安全規格をクリアした材料で、しかも、一定
の引っ張り強度を保持すると、コスト高になる。 【解決手段】 ハーネス20を被う部材として、たえば
樹脂材で非可撓性をもたせて形成した筒状のハーネスカ
バー35を用いる。ハーネスカバー35は、その上カバ
ー部35aと下カバー部35bとを切断可能なつなぎ部
を介して連結し、全体を一体成形でつくる。そして、ス
キャナ部13を一段低い位置に取り付けたときは、つな
ぎ部をカットし、下カバー部35bを切り離して一段低
くしたハーネスカバー35を用いてハーネス20を被
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば原稿上
の画像をスキャナ部で読み取り、その読取画像をプリン
タ部で用紙に記録する複写機や、スキャナ部で読み取っ
た読取画像を送信したり、受信した画像をプリンタ部で
用紙に記録するファクシミリや、それらの複合機などの
デジタル画像形成装置に関する。
の画像をスキャナ部で読み取り、その読取画像をプリン
タ部で用紙に記録する複写機や、スキャナ部で読み取っ
た読取画像を送信したり、受信した画像をプリンタ部で
用紙に記録するファクシミリや、それらの複合機などの
デジタル画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデジタル画像形成装置の
中には、プリンタ部の上に、たとえば支柱で支えてスキ
ャナ部を搭載し、しかも、そのスキャナ部の設置高さ位
置を、たとえば使用者の身長に応じて調整できるように
したものがある。そして、それらスキャナ部とプリンタ
部とを信号ハーネスや電源ハーネスなどで接続し、それ
らハーネスをチューブで被って保護していた。
中には、プリンタ部の上に、たとえば支柱で支えてスキ
ャナ部を搭載し、しかも、そのスキャナ部の設置高さ位
置を、たとえば使用者の身長に応じて調整できるように
したものがある。そして、それらスキャナ部とプリンタ
部とを信号ハーネスや電源ハーネスなどで接続し、それ
らハーネスをチューブで被って保護していた。
【0003】ところで、そのような画像形成装置に用い
るチューブは、国内や輸出先の厳格な安全規格をクリア
したものであることが必要がある。そこで、従来のハー
ネスを被うチューブは、安全規格をクリアした、たとえ
ば一定以上の難燃性を有する材料で、しかも、一定以上
の引っ張り強度を保持するように形成していた。
るチューブは、国内や輸出先の厳格な安全規格をクリア
したものであることが必要がある。そこで、従来のハー
ネスを被うチューブは、安全規格をクリアした、たとえ
ば一定以上の難燃性を有する材料で、しかも、一定以上
の引っ張り強度を保持するように形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、その
ようにチューブを国内や輸出先の厳格な安全規格をクリ
アした材料で、しかも、一定の引っ張り強度を保持する
ようにつくるには、それだけコストが高くなってしまう
という課題があった。
ようにチューブを国内や輸出先の厳格な安全規格をクリ
アした材料で、しかも、一定の引っ張り強度を保持する
ようにつくるには、それだけコストが高くなってしまう
という課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとお
り、プリンタ部12とその上に高さ調整可能に搭載する
スキャナ部13とを備え、そのスキャナ部13と前記プ
リンタ部12とをハーネス20で接続してなるデジタル
画像形成装置において、前記ハーネス20を、高さ変更
可能な非可撓性の筒状ハーネスカバー35で被ってな
る、ことを特徴とする。
の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとお
り、プリンタ部12とその上に高さ調整可能に搭載する
スキャナ部13とを備え、そのスキャナ部13と前記プ
リンタ部12とをハーネス20で接続してなるデジタル
画像形成装置において、前記ハーネス20を、高さ変更
可能な非可撓性の筒状ハーネスカバー35で被ってな
る、ことを特徴とする。
【0006】そして、プリンタ部12に対するスキャナ
部13の高さ位置に応じて、高さを変更したハーネスカ
バー35を用いてハーネス20を被う。
部13の高さ位置に応じて、高さを変更したハーネスカ
バー35を用いてハーネス20を被う。
【0007】請求項2に記載の発明は、そのような請求
項1に記載のデジタル画像形成装置において、前記ハー
ネスカバー35を、上カバー部35aと下カバー部35
bに分け、それら上下カバー部35a・35bをその間
に設ける切断可能なつなぎ部35cを介して連結し、全
体を一体成形でつくってなる、ことを特徴とする。
項1に記載のデジタル画像形成装置において、前記ハー
ネスカバー35を、上カバー部35aと下カバー部35
bに分け、それら上下カバー部35a・35bをその間
に設ける切断可能なつなぎ部35cを介して連結し、全
体を一体成形でつくってなる、ことを特徴とする。
【0008】そして、プリンタ部12に対するスキャナ
部13の高さ位置に応じ、必要なときは、つなぎ部35
cを切断してハーネスカバー35を上下カバー部35a
・35bに分離し、たとえば高さの一段低い上カバー部
35aを用いてハーネス20を被う。
部13の高さ位置に応じ、必要なときは、つなぎ部35
cを切断してハーネスカバー35を上下カバー部35a
・35bに分離し、たとえば高さの一段低い上カバー部
35aを用いてハーネス20を被う。
【0009】請求項3に記載の発明は、そのような請求
項2に記載のデジタル画像形成装置において、前記上下
カバー部35a・35bの一方を他方に入り込ませてそ
の間に前記つなぎ部35cを設けてなる、ことを特徴と
する。
項2に記載のデジタル画像形成装置において、前記上下
カバー部35a・35bの一方を他方に入り込ませてそ
の間に前記つなぎ部35cを設けてなる、ことを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図2は、この発明の
一実施の形態であるデジタル複写機であり、正面側から
見て示すその内部機構の全体概略構成図である。この複
写機は、装置本体10をバンク11上に載置してなる。
装置本体10は、プリンタ部12と、その上に搭載する
スキャナ部13とを備える。そして、それらプリンタ部
12とスキャナ部13とを信号送信用などのハーネス2
0で接続してなる。
明の実施の形態について説明する。図2は、この発明の
一実施の形態であるデジタル複写機であり、正面側から
見て示すその内部機構の全体概略構成図である。この複
写機は、装置本体10をバンク11上に載置してなる。
装置本体10は、プリンタ部12と、その上に搭載する
スキャナ部13とを備える。そして、それらプリンタ部
12とスキャナ部13とを信号送信用などのハーネス2
0で接続してなる。
【0011】プリンタ部12には、感光体15上に形成
した画像を転写して用紙に記録を行う記録部16、その
記録部16で記録した用紙上の画像を定着する定着部1
7、その定着部17で定着後の用紙を排紙スタック部1
4へと排出する排紙部18などを備える。
した画像を転写して用紙に記録を行う記録部16、その
記録部16で記録した用紙上の画像を定着する定着部1
7、その定着部17で定着後の用紙を排紙スタック部1
4へと排出する排紙部18などを備える。
【0012】スキャナ部13には、内部に公知の原稿読
取光学機構19を備えるとともに、上面に読取原稿をの
せるコンタクトガラス21を設け、そのコンタクトガラ
ス21上の読取原稿を押える開閉自在な押え板22を設
ける。
取光学機構19を備えるとともに、上面に読取原稿をの
せるコンタクトガラス21を設け、そのコンタクトガラ
ス21上の読取原稿を押える開閉自在な押え板22を設
ける。
【0013】なお、以上のような装置本体10を載置す
るバンク11は、内部に、給紙カセット23・23を上
下二段に備えるとともに、それら給紙カセット23・2
3から繰り出した用紙を記録部16へと給紙する給紙部
24を備える。そして、下面には、四隅に、キャスタ2
5……を取り付けてなる。
るバンク11は、内部に、給紙カセット23・23を上
下二段に備えるとともに、それら給紙カセット23・2
3から繰り出した用紙を記録部16へと給紙する給紙部
24を備える。そして、下面には、四隅に、キャスタ2
5……を取り付けてなる。
【0014】そして、いまこの複写機を用いてコピーを
とるときは、押え板22を開いてコンタクトガラス21
上に原稿をセットし、押え板22を閉じてその原稿を押
える。しかして、図示しない操作パネルを操作して原稿
読取光学機構19で原稿上の画像を読み取り、その読取
画像を電気信号に変換する。そして、その電気信号に基
づき読取画像を記録部16で帯電・書込み・現像を行っ
て感光体15上に形成する。
とるときは、押え板22を開いてコンタクトガラス21
上に原稿をセットし、押え板22を閉じてその原稿を押
える。しかして、図示しない操作パネルを操作して原稿
読取光学機構19で原稿上の画像を読み取り、その読取
画像を電気信号に変換する。そして、その電気信号に基
づき読取画像を記録部16で帯電・書込み・現像を行っ
て感光体15上に形成する。
【0015】他方、2つの給紙カセット23・23の1
つから適宜選択的に用紙を繰り出し、給紙部24から記
録部16へと給紙してそこで前記感光体15上に形成し
た読取画像を転写して用紙に記録する。その後、定着部
17で用紙上の記録画像を定着し、その用紙を排紙部1
8を通して排紙スタック部14上に排出する。
つから適宜選択的に用紙を繰り出し、給紙部24から記
録部16へと給紙してそこで前記感光体15上に形成し
た読取画像を転写して用紙に記録する。その後、定着部
17で用紙上の記録画像を定着し、その用紙を排紙部1
8を通して排紙スタック部14上に排出する。
【0016】ところで、このデジタル複写機では、スキ
ャナ部13の底面の図2中右側を、箱状の高さ調整用ス
ペーサ29を介して凸状の載置台部12a上に取り付
け、底面左側を、支柱30上に取り付けてなる。支柱3
0は、図示しないが、プリンタ部12内で取付高さ位置
を上下二段に調節できるように取り付け、図1に示すよ
うに、スキャナ部13をのせる水平アーム部30aを、
プリンタ部12の後側上部に設ける凸状部12bから正
面側へのばしてなる。
ャナ部13の底面の図2中右側を、箱状の高さ調整用ス
ペーサ29を介して凸状の載置台部12a上に取り付
け、底面左側を、支柱30上に取り付けてなる。支柱3
0は、図示しないが、プリンタ部12内で取付高さ位置
を上下二段に調節できるように取り付け、図1に示すよ
うに、スキャナ部13をのせる水平アーム部30aを、
プリンタ部12の後側上部に設ける凸状部12bから正
面側へのばしてなる。
【0017】そして、たとえば使用者の身長に応じて、
スキャナ部13を一段低い下段位置でプリンタ部12上
に搭載するときは、スキャナ部13を、スペーサ29を
用いず、載置台部12aと水平アーム部30aの上に直
接のせて取り付ける。
スキャナ部13を一段低い下段位置でプリンタ部12上
に搭載するときは、スキャナ部13を、スペーサ29を
用いず、載置台部12aと水平アーム部30aの上に直
接のせて取り付ける。
【0018】さて、上述したデジタル複写機には、ハー
ネス20を保護する図1中符号35で示すようなハーネ
スカバーを備える。
ネス20を保護する図1中符号35で示すようなハーネ
スカバーを備える。
【0019】ハーネスカバー35は、たとえば樹脂材料
を用いて非可撓性を有する筒状に一体成形でつくり、図
3に拡大して示すように、中段位置にスリット36を設
け、そのスリット36の上下にそれぞれ略コ状の上カバ
ー部35aと下カバー部35bを形成する。また、それ
ら上下カバー部35a・35bの間に切断可能な細いつ
なぎ部35cを複数設け、それらつなぎ部35cを介し
て上下カバー部35a・35bを一体に連結し、全体を
高さHに形成してなる。
を用いて非可撓性を有する筒状に一体成形でつくり、図
3に拡大して示すように、中段位置にスリット36を設
け、そのスリット36の上下にそれぞれ略コ状の上カバ
ー部35aと下カバー部35bを形成する。また、それ
ら上下カバー部35a・35bの間に切断可能な細いつ
なぎ部35cを複数設け、それらつなぎ部35cを介し
て上下カバー部35a・35bを一体に連結し、全体を
高さHに形成してなる。
【0020】そして、このハーネスカバー35全体の高
さHを、図2に示すように、スキャナ部13が上段位置
のときのスキャナ部13とプリンタ部12間距離Lとほ
ぼ等しくする。また、図3に示すように、上下カバー部
のうちの上カバー部35aの高さhを、スキャナ部13
が下段位置のときのスキャナ部13とプリンタ部12間
距離とほぼ等しくしてなる。
さHを、図2に示すように、スキャナ部13が上段位置
のときのスキャナ部13とプリンタ部12間距離Lとほ
ぼ等しくする。また、図3に示すように、上下カバー部
のうちの上カバー部35aの高さhを、スキャナ部13
が下段位置のときのスキャナ部13とプリンタ部12間
距離とほぼ等しくしてなる。
【0021】しかして、ハーネスカバー35は、つなぎ
部35cをカットして上カバー部35aから下カバー部
35bを切り離すことにより、そのサイズを高さHから
高さhに変更可能に形成してなる。なお、上カバー部3
5aには、その一片35dにねじ穴38をあけてなる。
部35cをカットして上カバー部35aから下カバー部
35bを切り離すことにより、そのサイズを高さHから
高さhに変更可能に形成してなる。なお、上カバー部3
5aには、その一片35dにねじ穴38をあけてなる。
【0022】そして、この実施の形態では、スキャナ部
13を上段位置でプリンタ部12に組み付けたとき、高
さHのハーネスカバー35を用い、図1に示すように、
その開口39を前向きにしてハーネス20の背後からプ
リンタ部12とスキャナ部13間に入れ、ハーネス20
を開口39からハーネスカバー35内に入れて被う。そ
して、つまみねじ40を、支柱30の貫通穴41を通し
てハーネスカバー35のねじ穴38にねじ込み、該ハー
ネスカバー35を支柱30に固定する。
13を上段位置でプリンタ部12に組み付けたとき、高
さHのハーネスカバー35を用い、図1に示すように、
その開口39を前向きにしてハーネス20の背後からプ
リンタ部12とスキャナ部13間に入れ、ハーネス20
を開口39からハーネスカバー35内に入れて被う。そ
して、つまみねじ40を、支柱30の貫通穴41を通し
てハーネスカバー35のねじ穴38にねじ込み、該ハー
ネスカバー35を支柱30に固定する。
【0023】一方、スキャナ部13を一段低い下段位置
でプリンタ部12に取り付けたときは、図4に示すよう
に、そのつなぎ部35cを、たとえばニッパ42でカッ
トしてハーネスカバー35から下カバー部35bを切り
離す。そして、高さhの上カバー部35aを用い、上述
したと同様に、その上カバー部35aをプリンタ部12
とスキャナ部13間に入れ、ハーネス20を上カバー部
35a内に入れて被う。そして、支柱30の貫通穴41
にハーネスカバー35のねじ穴38を合わせ、つまみね
じ40で上カバー部35aを支柱30に固定する。
でプリンタ部12に取り付けたときは、図4に示すよう
に、そのつなぎ部35cを、たとえばニッパ42でカッ
トしてハーネスカバー35から下カバー部35bを切り
離す。そして、高さhの上カバー部35aを用い、上述
したと同様に、その上カバー部35aをプリンタ部12
とスキャナ部13間に入れ、ハーネス20を上カバー部
35a内に入れて被う。そして、支柱30の貫通穴41
にハーネスカバー35のねじ穴38を合わせ、つまみね
じ40で上カバー部35aを支柱30に固定する。
【0024】ところで、上述した図示実施の形態では、
ニッパ42を用いてつなぎ部35cをカットしたとき、
その切断跡にバリが生じ、ハーネスカバー35として見
栄えがよくない。また、そのバリに指や服などを引っ掛
けるおそれもある。
ニッパ42を用いてつなぎ部35cをカットしたとき、
その切断跡にバリが生じ、ハーネスカバー35として見
栄えがよくない。また、そのバリに指や服などを引っ掛
けるおそれもある。
【0025】そこで、ハーネスカバー35は、以下に図
示すような形状に一体成形でつくるとよい。たとえば図
5および図6に示すように、それぞれ略コ状をなす上下
カバー部35a・35bのうちの上カバー部35aの外
形形状を、下カバー部35bの外形形状より大きく形成
する。そして、下カバー部35bの上端縁35dを上カ
バー部35aの下端縁35eの内側に入り込ませた形状
につくり、上端縁35dと下端縁35e間に複数のつな
ぎ部35cを横向きに設けて上下カバー部35a・35
bを一体に連結してなる。
示すような形状に一体成形でつくるとよい。たとえば図
5および図6に示すように、それぞれ略コ状をなす上下
カバー部35a・35bのうちの上カバー部35aの外
形形状を、下カバー部35bの外形形状より大きく形成
する。そして、下カバー部35bの上端縁35dを上カ
バー部35aの下端縁35eの内側に入り込ませた形状
につくり、上端縁35dと下端縁35e間に複数のつな
ぎ部35cを横向きに設けて上下カバー部35a・35
bを一体に連結してなる。
【0026】しかして、この図示実施の形態では、一段
低いハーネスカバー35を用いるときは、つなぎ部35
cをカットするが、図7に示すように、その切断跡にで
きるバリ45が上カバー部35aの内壁面側に生ずる。
そのため、バリ45が原因でハーネスカバー35の見栄
えが悪くなることがない。また、取扱い時に、そのバリ
45に指や服などを引っ掛けるおそれもない。さらに、
高いハーネスカバー35でハーネス20を被ったとき、
図6に示すように、上カバー部35aの下端縁35eで
下カバー部35bの上端縁35dを被った形状であるた
め、その間からクリップ等の小さなものを誤ってハーネ
スカバー35内に落してしまうおそれもない。
低いハーネスカバー35を用いるときは、つなぎ部35
cをカットするが、図7に示すように、その切断跡にで
きるバリ45が上カバー部35aの内壁面側に生ずる。
そのため、バリ45が原因でハーネスカバー35の見栄
えが悪くなることがない。また、取扱い時に、そのバリ
45に指や服などを引っ掛けるおそれもない。さらに、
高いハーネスカバー35でハーネス20を被ったとき、
図6に示すように、上カバー部35aの下端縁35eで
下カバー部35bの上端縁35dを被った形状であるた
め、その間からクリップ等の小さなものを誤ってハーネ
スカバー35内に落してしまうおそれもない。
【0027】なお、上述した実施の形態では、ハーネス
カバー35を樹脂材を用いて形成したが、非可撓性を有
するものであれば、たとえば板金をプレスで加工したも
のなどを用いるようにしてもよい。また、ハーネスカバ
ー35を略コ状に形成したが、ハーネス20を被う筒状
のものあれば、たとえば円筒状などでもよい。
カバー35を樹脂材を用いて形成したが、非可撓性を有
するものであれば、たとえば板金をプレスで加工したも
のなどを用いるようにしてもよい。また、ハーネスカバ
ー35を略コ状に形成したが、ハーネス20を被う筒状
のものあれば、たとえば円筒状などでもよい。
【0028】さらに、前述した実施の形態では、ハーネ
スカバー35を、その高さを2段に変更できるように形
成したが、プリンタ部12に対するスキャナ部13の高
さ位置に応じて、たとえば上記下カバー部35bも用い
ることで三段に変更可能とするなど、さらに多段に高さ
変更できるようにつくることもできる。
スカバー35を、その高さを2段に変更できるように形
成したが、プリンタ部12に対するスキャナ部13の高
さ位置に応じて、たとえば上記下カバー部35bも用い
ることで三段に変更可能とするなど、さらに多段に高さ
変更できるようにつくることもできる。
【0029】そして、以上の実施の形態では、ハーネス
カバー35を上下に切り離し可能につくって高さを変え
るようにした。しかし、ハーネスカバーを、たとえば切
り離さず、入り子式として上下方向に多段に伸縮自在に
形成する構成なども考えられる。
カバー35を上下に切り離し可能につくって高さを変え
るようにした。しかし、ハーネスカバーを、たとえば切
り離さず、入り子式として上下方向に多段に伸縮自在に
形成する構成なども考えられる。
【0030】ところで、請求項2に記載の発明では、た
とえば図1〜図4に示した上記実施の形態のように、ハ
ーネスカバー35を、上カバー部35aと下カバー部3
5bに分け、それら上下カバー部35a・35bをその
間に設ける切断可能なつなぎ部35cを介して連結し、
全体を一体成形でつくってなる、ことを特徴とする。
とえば図1〜図4に示した上記実施の形態のように、ハ
ーネスカバー35を、上カバー部35aと下カバー部3
5bに分け、それら上下カバー部35a・35bをその
間に設ける切断可能なつなぎ部35cを介して連結し、
全体を一体成形でつくってなる、ことを特徴とする。
【0031】そして、プリンタ部12に対するスキャナ
部13の高さ位置に応じ、必要なときは、つなぎ部35
cを切断してハーネスカバー35を上下カバー部35a
・35bの2つに分離し、たとえば高さの一段低い上カ
バー部35aを用いてハーネス20を被う。
部13の高さ位置に応じ、必要なときは、つなぎ部35
cを切断してハーネスカバー35を上下カバー部35a
・35bの2つに分離し、たとえば高さの一段低い上カ
バー部35aを用いてハーネス20を被う。
【0032】また、請求項3に記載の発明では、たとえ
ば図5〜図7に示した上記実施の形態のように、上下カ
バー部35a・35bの一方を他方に入り込ませてその
間につなぎ部35cを設けてなる、ことを特徴とする。
ば図5〜図7に示した上記実施の形態のように、上下カ
バー部35a・35bの一方を他方に入り込ませてその
間につなぎ部35cを設けてなる、ことを特徴とする。
【0033】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、ハーネスを、従来のようなチューブではなく、非
可撓性の筒状ハーネスカバーを用いて被うため、ハーネ
スを被う部材を国内外の安全規格をクリアした材料で一
定の引っ張り強度を保持してつくることが比較的簡単で
あり、その結果、それだけコストを低くすることができ
る。
れば、ハーネスを、従来のようなチューブではなく、非
可撓性の筒状ハーネスカバーを用いて被うため、ハーネ
スを被う部材を国内外の安全規格をクリアした材料で一
定の引っ張り強度を保持してつくることが比較的簡単で
あり、その結果、それだけコストを低くすることができ
る。
【0034】また、プリンタ部に対するスキャナ部の高
さ位置に応じて、高さを変えることができるハーネスカ
バーを用いるため、スキャナ部の取付高さ位置が異なる
場合でも、1つのハーネスカバーで対応することがで
き、その結果、部品点数が削減され、低コスト化を図る
ことができる。
さ位置に応じて、高さを変えることができるハーネスカ
バーを用いるため、スキャナ部の取付高さ位置が異なる
場合でも、1つのハーネスカバーで対応することがで
き、その結果、部品点数が削減され、低コスト化を図る
ことができる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、上下カバ
ー部間のつなぎ部をカットするだけでハーネスカバーの
高さを変更できる簡略な構成とするため、それだけ低コ
ストで、しかも、簡単に高さ変更可能な構造のハーネス
カバーを製作することができる。
ー部間のつなぎ部をカットするだけでハーネスカバーの
高さを変更できる簡略な構成とするため、それだけ低コ
ストで、しかも、簡単に高さ変更可能な構造のハーネス
カバーを製作することができる。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、その上下
カバー部の一方を他方に入り込ませてその間に前記つな
ぎ部を設ける構成とするため、一段低いハーネスカバー
を用いるとき、低いニッパなどでつなぎ部を切断したと
きに生ずるバリが外部から見えず、そのバリでハーネス
カバーの見栄えが損なわれることを防止することができ
る。また、取扱い時に、そのバリに指や服などを引っ掛
けることを防止することもできる。さらに、高いハーネ
スカバーを用いてハーネスを被ったとき、をクリップ等
の小さなものを、つなぎ部を設ける上下カバー部間の隙
間から誤ってハーネスカバー内に落してしまうことも防
止することもできる。
カバー部の一方を他方に入り込ませてその間に前記つな
ぎ部を設ける構成とするため、一段低いハーネスカバー
を用いるとき、低いニッパなどでつなぎ部を切断したと
きに生ずるバリが外部から見えず、そのバリでハーネス
カバーの見栄えが損なわれることを防止することができ
る。また、取扱い時に、そのバリに指や服などを引っ掛
けることを防止することもできる。さらに、高いハーネ
スカバーを用いてハーネスを被ったとき、をクリップ等
の小さなものを、つなぎ部を設ける上下カバー部間の隙
間から誤ってハーネスカバー内に落してしまうことも防
止することもできる。
【図1】請求項1および2記載の発明の一実施の形態で
あるデジタル複写機の外観斜視図である。
あるデジタル複写機の外観斜視図である。
【図2】そのデジタル複写機の内部機構を正面から見て
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図3】図1に示すハーネスカバーの拡大斜視図であ
る。
る。
【図4】そのハーネスカバーのつなぎ部をニッパで切断
する状態の斜視図である。
する状態の斜視図である。
【図5】請求項3に記載の発明の一実施の形態であるデ
ジタル複写機に備えるハーネスカバーを示す斜視図であ
る。
ジタル複写機に備えるハーネスカバーを示す斜視図であ
る。
【図6】そのハーネスカバーの縦断面図である。
【図7】そのハーネスカバーのつなぎ部をカットして上
下カバー部に分離した後の上カバー部を示す縦断面図で
ある。
下カバー部に分離した後の上カバー部を示す縦断面図で
ある。
12 プリンタ部 13 スキャナ部 20 ハーネス 35 ハーネスカバー 35a 上カバー部 35b 下カバー部 35c つなぎ部
Claims (3)
- 【請求項1】 プリンタ部とその上に高さ調整可能に搭
載するスキャナ部とを備え、そのスキャナ部と前記プリ
ンタ部とをハーネスで接続してなるデジタル画像形成装
置において、前記ハーネスを、高さ変更可能な非可撓性
の筒状ハーネスカバーで被ってなる、デジタル画像形成
装置。 - 【請求項2】 前記ハーネスカバーを、上カバー部と下
カバー部に分け、それら上下カバー部をその間に設ける
切断可能なつなぎ部を介して連結し、全体を一体成形で
つくってなる、請求項1に記載のデジタル画像形成装
置。 - 【請求項3】 前記上下カバー部の一方を他方に入り込
ませてその間に前記つなぎ部を設けてなる、請求項2に
記載のデジタル画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303474A JPH10136133A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | デジタル画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303474A JPH10136133A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | デジタル画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10136133A true JPH10136133A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17921401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8303474A Pending JPH10136133A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | デジタル画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10136133A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006237761A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Ricoh Co Ltd | スキャナ装置の外装カバー、スキャナ装置、及び画像形成装置 |
JP2007030388A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Seiko Epson Corp | ケーブルの配線装置、記録装置及び液体噴射装置 |
JP2010085729A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Kyocera Mita Corp | 電気機器の配線構造、およびその配線構造を備えた画像形成装置 |
US20120057285A1 (en) * | 2010-09-03 | 2012-03-08 | Oki Data Corporation | Image formation apparatus |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP8303474A patent/JPH10136133A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006237761A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Ricoh Co Ltd | スキャナ装置の外装カバー、スキャナ装置、及び画像形成装置 |
JP4530876B2 (ja) * | 2005-02-23 | 2010-08-25 | 株式会社リコー | スキャナ装置、及び画像形成装置 |
JP2007030388A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Seiko Epson Corp | ケーブルの配線装置、記録装置及び液体噴射装置 |
JP2010085729A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Kyocera Mita Corp | 電気機器の配線構造、およびその配線構造を備えた画像形成装置 |
US20120057285A1 (en) * | 2010-09-03 | 2012-03-08 | Oki Data Corporation | Image formation apparatus |
US8649703B2 (en) * | 2010-09-03 | 2014-02-11 | Oki Data Corporation | Image formation apparatus having first and second exterior covers |
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