JP3943376B2 - 発振器用集積回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、特にテレビジョンチューナに好適な発振器用集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョンチューナに使用される従来の発振器用集積回路(以下、単に集積回路という)を図4、図5によって説明する。図4は日本や米国等で採用されているNTSC方式に使用される従来の集積回路60と、それを用いた発振器の構成を示す。
【0003】
集積回路60内にはエミッタ同士が互いに接続された第一及び第二の発振トランジスタ61、62と、定電流源63とが構成されている。そして、第一及び第二の発振トランジスタ61、62のエミッタ同士は互いに接続されると共に定電流源63に接続される。また、各発振トランジスタ61、62のコレクタにはそれぞれ給電用の抵抗を介して電圧が印加される。此によってエミッタ同士が接続された二つのトランジスタ61、62は差動的に動作する。第二の発振トランジスタ62のベースは集積回路60内においてコンデンサ64によって高周波的に接地される。
【0004】
集積回路60には第一及び第二の端子65、66が設けられ、第一の端子65には第一の発振トランジスタ61のベースが接続され、第二の端子66には第二の発振トランジスタ62のコレクタが接続される。
【0005】
集積回路60の外部には共振回路67が設けられる。共振回路67は並列共振回路で構成され、その一端は結合コンデンサ68、69によってそれぞれ第一の端子65、第二の端子66に接続される。共振回路67は図示のように、アノードが接地されたバラクタダイオード67aと、直列接続された二つのインダクタンス素子67b、67cと、スイッチダイオード67dを有する。スイッチダイオード67dのアノードは第一の切替端子70に接続され、カソードは第二の切替端子71に接続される。また、バラクタダイオード67aのカソードは制御電圧端子72に接続される。そして、スイッチダイオード67dのオン又はオフによって共振周波数が切り替えられる。
【0006】
すなわち、第一の切替端子70にハイレベルの電圧が印加されると、スイッチダイオード67dがオンとなって共振回路67の共振周波数は高くなる。この状態で制御電圧端子72の電圧を変化すれば、例えば日本仕様として、VHF帯における高域側のチャンネルに対応した230MHzから372MHzまでの局部発振信号が得られる。
また、第二の切替端子71にハイレベルの電圧が印加されると、スイッチダイオード67dはオフとなって共振回路67の共振周波数は低くなる。この状態で制御電圧端子72の電圧を変化すれば、VHF帯における低域側のチャンネルに対応した150MHzから224MHzまでの局部発振信号が得られる。
【0007】
図5は欧州で採用されているPAL方式に使用される従来の集積回路80と、それを用いた発振器の構成を示す。
【0008】
集積回路80内にはエミッタ同士が互いに接続された第一及び第二の発振トランジスタ81、82と、第一の定電流源83とが構成されている。そして、第一及び第二の発振トランジスタ81、82のエミッタ同士は互いに接続されると共に第一の定電流源83に接続される。また、各発振トランジスタ81、82のコレクタにはそれぞれ給電用の抵抗を介して電圧が印加される。此によってエミッタ同士が接続された二つのトランジスタ81、82は差動的に動作する。第二の発振トランジスタ82のベースは集積回路80内においてコンデンサ84によって高周波的に接地される。
【0009】
集積回路80には第一及び第二の端子85、86が設けられ、第一の端子85には第一の発振トランジスタ81のベースが接続され、第二の端子86には第二の発振トランジスタ82のコレクタが接続される。
【0010】
集積回路80の外部には第一の共振回路87が設けられる。第一の共振回路87は並列共振回路で構成され、その一端は結合コンデンサ88、89によってそれぞれ第一の端子88、第二の端子89に接続される。第一の共振回路87は図示のようにインダクタンス素子87aとそれに並列に接続された容量素子87bと、更に並列接続され、アノードがインダクタンス素子87aを介して接地されたバラクタダイオード87cとを有する。バラクタダイオード87cのカソードは制御電圧端子90に接続される。この状態で制御電圧端子90の電圧を変化すれば、例えば欧州仕様として、VHF帯における低域側のチャンネルに対応した82.15MHzから186.15MHzまでの局部発振信号が得られる。
【0011】
また、集積回路80内にはエミッタ同士が互いに接続された第三及び第四の発振トランジスタ91、92と、第二の定電流源93とが構成されている。そして、第三及び第四の発振トランジスタ91、92のエミッタ同士は互いに接続されると共に第二の定電流源93に接続される。また、各発振トランジスタ91、92のコレクタにはそれぞれ給電用の抵抗を介して電圧が印加される。此によってエミッタ同士が接続された二つのトランジスタ91、92は差動的に動作する。第四の発振トランジスタ92のベースは集積回路80内においてコンデンサ94によって高周波的に接地される。
【0012】
集積回路80には第三及び第四の端子95、96が設けられ、第三の端子95には第三の発振トランジスタ91のベースが接続され、第四の端子96には第四の発振トランジスタ92のコレクタが接続される。
【0013】
集積回路80の外部には第二の共振回路97が設けられる。第二の共振回路97は図示のように並列共振回路で構成され、その一端が結合コンデンサ98、99によってそれぞれ第三の端子95、第四の端子96に接続される。第二の共振回路97はインダクタンス素子97aと、それに並列に接続され、アノードがインダクタンス素子97aを介して接地されたバラクタダイオード97bとを有する。バラクタダイオード97bのカソードは制御電圧端子100に接続される。この状態で制御電圧端子100の電圧を変化すれば、欧州仕様として、VHF帯における高域側のチャンネルに対応した193.15MHzから462.15MHzまでの局部発振信号が得られる。
【0014】
以上のように、NTSC方式に使用する集積回路60では一対のトランジスタ(第一及び第二のトランジスタ61、62)を内部に構成すればVHF帯の高域と低域とのチャンネルを受信するための発振信号が得られるが、その理由は受信帯域が狭いためである。
これに対して、PAL方式に使用する集積回路80では二対のトランジスタ(第一及び第二の発振トランジスタ81、82と第三及び第四の発振トランジスタ91、92)が必要となるが、その理由は受信帯域が広いためである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来の集積回路の構成は仕向先あるいは方式毎に異なっていたので、多種の集積回路が必要であった。そのための管理は煩雑となっていた。
【0016】
本発明は、仕向先あるいは方式が異なるテレビジョンチューナに共通に使用できる発振器用集積回路を実現することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明による発振器用集積回路は、対をなして内部に構成された第一及び第二の発振トランジスタと、対をなして内部に構成された第三及び第四の発振トランジスタと、前記第一の発振トランジスタのベースと前記第二のトランジスタのコレクタとに結合され、外部に設けられる第一の共振回路の一端が接続される第一の端子と、前記第一のトランジスタのコレクタと前記第二のトランジスタのベースとに結合され、前記第一の共振回路の他端が接続される第二の端子と、前記第三の発振トランジスタのベースと前記第四のトランジスタのコレクタとに結合され、外部に設けられる第二の共振回路の一端が接続される第三の端子とを備え、エミッタが接地され、コレクタがプルアップ抵抗に接続されたスイッチトランジスタと切替手段とを内部に構成し、前記第三の端子を前記切替手段によって前記スイッチトランジスタのコレクタに接続し、又は前記第三の発振トランジスタのベース及び第四の発振トランジスタのコレクタに結合するようにした。
【0018】
また、前記第一の端子を直流的に接地する第一の抵抗と、前記第二の端子を直流的に接地する第二の抵抗と、プルアップされた第三の抵抗と、前記第三の抵抗を前記第二の端子に接続する開閉手段とを内部に構成した。
【0019】
また、前記切替手段と前記開閉手段とを連動させ、前記切替手段が前記第三の端子を前記スイッチトランジスタのコレクタに接続したときには前記開閉手段によって前記第三の抵抗を前記第二の端子に接続した。
【0020】
【発明の実施の形態】
テレビジョンチューナ等に使用される本発明の発振器用集積回路1(以下、単に集積回路という)を図1によって説明し、この集積回路1を使用した発振器の構成例を図2及び図3によって説明する。
【0021】
先ず、集積回路1内にはエミッタ同士が互いに接続された一対の発振トランジスタ11、12と、定電流源13とが構成されている。そして、第一の発振トランジスタ11及び第二の発振トランジスタ12の各エミッタは定電流源13に接続される。また、各発振トランジスタ11、12のコレクタにはそれぞれ給電用の抵抗を介して電圧が印加される。
また、集積回路1内には第一乃至第四の結合コンデンサ14乃至17が構成される。
【0022】
集積回路1には第一の端子1aと第二の端子1bとが設けられ、第一の端子1aには第一の結合コンデンサ14を介して第一の発振トランジスタ11のベースが結合されると共に、第二の結合コンデンサ15を介して第二の発振トランジスタ12のコレクタが結合される。また、第二の端子1bには第三の結合コンデンサ116を介して第一の発振トランジスタ11のコレクタが結合されると共に、第四の結合コンデンサ17を介して第二の発振トランジスタ12のベースが結合される。
以上の構成によって、第一の端子1aと第二の端子1bとの間に共振回路を接続すれば平衡型の発振回路が構成される。
【0023】
なお、第一の端子1aは集積回路1内に構成された第一の抵抗18によって接地され、第二の端子1bは集積回路1内に構成された第二の抵抗19によって接地される。さらに、第二の端子1bには集積回路1内に構成された開閉手段20と第三の抵抗21を直列に介して電圧が印加される。開閉手段20は半導体スイッチ回路によって構成される。
【0024】
また、集積回路1内にはエミッタ同士が互いに接続された一対の発振トランジスタ31、32と、定電流源33とが構成されている。そして、第三及び第四の発振トランジスタ31、32のエミッタは定電流源33に接続される。また、各発振トランジスタ31、32のコレクタにはそれぞれ給電用の抵抗を介して電圧が印加される。
また、集積回路1内には第三の発振トランジスタ31のベースに接続された第五の結合コンデンサ34と第四の発振トランジスタ32のコレクタに接続された第六の結合コンデンサ35とが構成されると共に、第四の発振トランジスタ32のベースを接地するコンデンサ36が構成される。
【0025】
さらに、集積回路1内にはエミッタが接地され、コレクタがプルアップ抵抗38に接続されたスイッチトランジスタ37が構成されている。スイッチトランジスタ37のコレクタは切替手段39に接続される。第三の発振トランジスタ31のベースに接続された結合コンデンサ34及び第四の発振トランジスタ32のコレクタに接続された結合コンデンサ35も切替手段39に接続される。
そして、集積回路1には第第三の端子1cが設けられ、切替手段39が第三の端子1cに接続される。この切替手段39によってスイッチトランジスタのコレクタ又は結合コンデンサ34、35が第三の端子1cに接続される。
【0026】
切替手段39は開閉手段20と連動し、開閉手段20が第二の端子1bと第三の抵抗21と接続するときには、切替手段39は第三の端子1cをスイッチトランジスタ37のコレクタに接続し、開閉手段20が第二の端子1bと第三の抵抗21との接続を切り離すときには、切替手段39は第三の端子1cを結合コンデンサ34、35に接続する。切替手段39は半導体スイッチ回路によって構成される。
【0027】
また、スイッチトランジスタ37はそのコレクタが第三の端子1cに接続されている状態のときに、受信するテレビジョン信号の受信バンドに対応してオンまたはオフに切り替えられる。
【0028】
以上述べた集積回路1を用いてNTSC方式のテレビジョンチューナの発振器を構成した回路図を図2に示す。
先ず、集積回路1側では、第二の端子1bが開閉手段20によって第三の抵抗21に接続され、第三の端子1cが切替手段39によってスイッチトランジスタ37のコレクタに接続される。この結果、第二の端子1bには第二の抵抗19と第三の抵抗21とによって分圧された電圧が印加される。
【0029】
NTSC方式の日本仕様ではVHF帯の低域側帯、高域側帯域共に最高周波数と最低周波数との比が小さいので、第一の端子1aと第二の端子1bとの間にはバンド切替型の第一の共振回路41が接続される。これによって平衡型の発振器が構成される。
【0030】
第一の共振回路41は直列接続された二つのインダクタンス素子41a、41bと、これら全体に並列に接続されたバラクタダイオード41cと、一方のインダクタンス素子41bに対して並列に接続されたスイッチダイオード41d等を有する。そして、バラクタダイオード41cのアノードは第一の端子1aに接続され、カソードは制御電圧端子42に接続される。また、スイッチダイオード41dのアノードは第二の端子1bに接続され、カソードは第三の端子1cに接続される。
【0031】
以上の構成において、高域側のチャンネルを受信する場合は、スイッチトランジスタ37がオンに切り替えられる。すると、スイッチダイオード41dもオンとなり第一の共振回路41の共振周波数は高くなる。そして、制御電圧端子42に印加される電圧を変えることで高域側のチャンネルに対応した230MHzから372MHzの発振信号が得られる。
また、低域側のチャンネルを受信する場合は、スイッチトランジスタ37がオフに切り替えられる。すると、スイッチダイオード41dもオフとなり第一の共振回路41の共振周波数は低くなる。そして、制御電圧端子42に印加される電圧を変えることで低域側のチャンネルに対応した150MHzから224MHzの発振信号が得られる。
【0032】
一方、集積回路1を用いてPAL方式のテレビジョンチューナの発振器を構成した回路図を図3に示す。
集積回路1側では、第二の端子1bが開閉手段20によって第三の抵抗21から切り離され、第三の端子1cが切替手段39によって結合コンデンサ34、35に接続される。この結果、第二の端子1bは第二の抵抗19のみで接地される。
【0033】
PAL方式ではVHF帯の低域側帯、高域側帯域共に最高周波数と最低周波数との比が大きくなるので、発振周波数範囲を狭める要因となるスイッチダイオードを使用せずに、第一の端子1aと第二の端子1bとの間にはバンド切替のない高域側専用の第一の共振回路43を接続し、第三の端子1cにはバンド切替のない低域側専用の第二の共振回路44を接続する。この結果、第一及び第二の発振トランジスタ11、12と第一の共振回路43とによって平衡型の発振器が構成され、第三及び第四の発振トランジスタ31、32と第二の共振回路44とによって不平衡型の発振器が構成される。
【0034】
第一の共振回路43はインダクタンス素子43aと、これに並列に接続されたバラクタダイオード43bとを有する。そして、バラクタダイオード43bのアノードは第一の端子1aに接続され、カソードは制御電圧端子42に接続される。
また、第二の共振回路44はインダクタンス素子44aと、これに並列に接続されたバラクタダイオード44bとおよびコンデンサ44cとを有し、インダクタンス素子44aの一端と、コンデンサ44cの一端が第三の端子1cに接続され、各他端が接地される。また、バラクタダイオード44bのアノードは第三の端子1cに接続されカソードは高周波的に接地される。そして、カソードが制御電圧端子42に接続される。
【0035】
以上の構成において、高域側のチャンネルを受信する場合は、第三及び第四の発振トランジスタ31、32は動作停止するように制御され、第一及び第二の発振トランジスタ11、12が動作する。そして、制御電圧端子42に印加される電圧を変えることで高域側のチャンネルに対応した193.15MHzから462.15MHzの発振信号が得られる。
また、低域側のチャンネルを受信する場合は、第一及び第二の発振トランジスタ11、12は動作停止するように制御され、第三及び第四の発振トランジスタ31、32が動作する。そして、制御電圧端子42に印加される電圧を変えることで低域側のチャンネルに対応した82.15MHzから186.15MHzの発振信号が得られる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、エミッタが接地され、コレクタがプルアップ抵抗に接続されたスイッチトランジスタと切替手段とを内部に構成し、第三の端子を切替手段によってスイッチトランジスタのコレクタに接続し、又は第三の発振トランジスタのベース及び第四の発振トランジスタのコレクタに結合するようにしたので、第三の端子を切替手段によってスイッチトランジスタのコレクタに接続した場合は、第一の端子と第二の端子との間にバンド切替型の共振回路を接続し、この共振回路のスイッチダイオードの一端を第三の端子に接続すれば、スイッチトランジスタのオン又はオフによってVHF帯の高域側又は低域側のチャンネルに対応した発振信号が得られる。
また、第三の端子を切替手段によって第三の発振トランジスタのベースと第四の発振トランジスタのコレクタに結合した場合は、第一の端子と第二の端子との間にバンド切替なしの共振回路を接続し、第三の端子に別の共振回路を接続することで、それぞれ帯域の異なる発振信号を得ることが出来る。
【0037】
また、第一の端子を直流的に接地する第一の抵抗と、第二の端子を直流的に接地する第二の抵抗と、プルアップされた第三の抵抗と、第三の抵抗を第二の端子に接続する開閉手段とを内部に構成したので、バンド切替型の共振回路を第一の端子と第二の端子との間に接続する際に、スイッチトランジスタのアノードを第二の端子に接続すれば、スイッチダイオードのアノードにバイアス電圧が印加され、スイッチトランジスタによってスイッチダイオードを容易にオン又はオフにすることが出来る。
【0038】
また、切替手段と開閉手段とを連動させ、切替手段が第三の端子をスイッチトランジスタのコレクタに接続したときには開閉手段によって第三の抵抗を第二の端子に接続したので、バンド切替型の共振回路を使用する場合と、バンド切替なしの二つの共振回路を使用する場合との切替が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発振器用集積回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の発振器用集積回路を使用した発振器の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の発振器用集積回路を使用した発振器の他の構成を示す回路図である。
【図4】従来の発振器用集積回路を使用した発振器の構成を示す回路図である。
【図5】従来の発振器用集積回路を使用した発振器の他の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 集積回路
1a 第一の端子
1b 第二の端子
1c 第三の端子
11 第一の発振トランジスタ
12 第二の発振トランジスタ
13 定電流源
14 第一の結合コンデンサ
15 第二の結合コンデンサ
16 第三の結合コンデンサ
17 第四の結合コンデンサ
18 第一の抵抗
19 第二の抵抗
20 開閉手段
21 第三の抵抗
31 第三の発振トランジスタ
32 第四の発振トランジスタ
33 定電流源
34 第五の結合コンデンサ
35 第六の結合コンデンサ
36 接地コンデンサ
37 スイッチトランジスタ
38 プルアップ抵抗
39 切替手段

Claims (3)

  1. 対をなして内部に構成された第一及び第二の発振トランジスタと、対をなして内部に構成された第三及び第四の発振トランジスタと、前記第一の発振トランジスタのベースと前記第二のトランジスタのコレクタとに結合され、外部に設けられる第一の共振回路の一端が接続される第一の端子と、前記第一のトランジスタのコレクタと前記第二のトランジスタのベースとに結合され、前記第一の共振回路の他端が接続される第二の端子と、前記第三の発振トランジスタのベースと前記第四のトランジスタのコレクタとに結合され、外部に設けられる第二の共振回路の一端が接続される第三の端子とを備え、エミッタが接地され、コレクタがプルアップ抵抗に接続されたスイッチトランジスタと切替手段とを内部に構成し、前記第三の端子を前記切替手段によって前記スイッチトランジスタのコレクタに接続し、又は前記第三の発振トランジスタのベース及び第四の発振トランジスタのコレクタに結合するようにしたことを特徴とする発振器用集積回路。
  2. 前記第一の端子を直流的に接地する第一の抵抗と、前記第二の端子を直流的に接地する第二の抵抗と、プルアップされた第三の抵抗と、前記第三の抵抗を前記第二の端子に接続する開閉手段とを内部に構成したことを特徴とする請求項1に記載の発振器用集積回路
  3. 前記切替手段と前記開閉手段とを連動させ、前記切替手段が前記第三の端子を前記スイッチトランジスタのコレクタに接続したときには前記開閉手段によって前記第三の抵抗を前記第二の端子に接続したことを特徴とする請求項に記載の発振器用集積回路。
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