JP3943105B2 - 樋継手 - Google Patents

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本発明は、例えば、流入口と流出口を備えたエルボ状の樋継手本体の前記流入口を集水器等の集水体に連結し、前記流出口を竪樋の端部に内嵌させて連結し、前記集水体に集水した雨水等を前記竪樋に排水するための樋継手に関する。
従来の樋継手は、雨樋の下流端に設置された集水器の集水口に、流入口と流出口を備えたエルボ状の樋継手本体の前記流入口を連結すると共に、前記流出口には、竪樋の上端部に内嵌する樋嵌合筒部を備えてなり、この樋嵌合筒部を竪樋の上端部に内嵌させて、集水器と竪樋を連通させ、集水器に集水された雨水等が、樋継手を介して竪樋を通じて排水される構造にしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−109714号
ところで、前記集水器は、一般に、上方が開放された箱状に形成され、その底壁に集水口が形成された構造になっている。
そのため、前記集水器の上方から、例えば、ボール等の侵入物が侵入すると、前記侵入物が集水器の集水口を塞いでしまい、雨水等を竪樋を通じて排水できないばかりでなく、集水器に雨水等が貯水されて、やがて集水器から溢れ出てしまうという問題があった。
そこで、集水器の開放端に金網等を設けて、ボール等の侵入を防止することも考えられたが、このような金網等では、ボール等の侵入物を阻止できる反面、例えば、落葉等が付着滞積して、その網目が塞がれてしまい、雨水が円滑に排水できなくなるため採用できない。
また、ボール等の侵入物が侵入した後、これを除去する場合には、高所に設置された集水器の更に上方から手を差し入れて、前記ボール等を除去しなければならず、除去作業が困難なうえ、危険を伴うという問題もあった。
本発明は、かかる課題を解決することを目的としたものであり、集水器等の集水体に侵入される侵入物のうち、ボール等の侵入物の侵入を阻止し、侵入後の侵入物の除去作業も容易にできる樋継手を提供する。
上記目的を達成するため、
請求項1に係る樋継手は、流入口と流出口を備えたエルボ状の樋継手本体の前記流入口が、集水体の集水口に連結され、前記流出口が竪樋の端部に内嵌する樋嵌合筒部を備えた樋継手において、樋継手本体の曲部近傍に、開口部を形成すると共に、この開口部を封止可能な蓋体が着脱自在に取り付けられ、且つ、蓋体内面には、流入口端を越えて集水体の内方にまで突出される棒状の異物侵入阻止部材を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る樋継手によれば、流入口と流出口を備えたエルボ状の樋継手本体の角部近傍に形成された開口部に、着脱自在な蓋体を設け、この蓋体に流入口の一端より集水体の内方にまで突出される棒状の異物侵入阻止部材を設けた新規な構造である。
そのため、ボール等の侵入物が、集水器等の集水体に侵入しても、異物侵入阻止部材の上端が侵入物を阻止して、侵入物が集水口を塞ぐことを阻止できる。
また、異物侵入阻止部材を設けた蓋体は、エルボ状の樋継手本体の角部近傍に着脱自在に設置している。
そのため、ボール等の侵入物が集水体に侵入した後、これを除去する場合には、例えば、前記蓋体を離脱させて異物侵入阻止部材の上端を、集水口の近傍まで引き下げたうえで、蓋体を上方に向けて叩けば、その衝撃によって、異物侵入阻止部材の上端が、侵入物を下方から叩き上げ、ボール等の侵入物を集水体の上方から排出できるので、侵入物の除去作業を容易にできる。
また、樋継手本体の角部下方において侵入物の除去作業を可能にしたので、高所に設置された集水体の更に上方から手を差し入れる必要がなく、その除去作業も安全である。
以下、本発明に係る樋継手Aを図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る樋継手Aの一実施例を示す使用状態図、図2は、図1で示した樋継手Aの概略断面図である。
この樋継手Aは、流入口11と流出口12を備えたエルボ状の樋継手本体1の流入口(雨水等の上流側口、以下同様。)11が、集水体2の集水口21に連結され、流出口(雨水等の下流側口、以下同様。)12が、竪樋3の上端部31に内嵌する樋嵌合筒部13を備えており、樋継手本体1の曲部14近傍に開口部15を形成すると共に、この開口部15を封止可能な蓋体4が着脱自在に取り付けられ、且つ、蓋体4内面には、流入口11端を越えて集水体2の内方にまで突出される棒状の異物侵入阻止部材5を設けてなる。
以下、各部材について詳説する。
集水体2は、上方が開放された箱状に形成されており、その一側壁には従来同様、雨樋Tの下流端が連通され、また、中央には、貫通された集水口21が形成されている。
ここで、集水体2とは、本実施例で例示した集水器に限定されるものではなく、例えば、受け升、ドレン、チーズ等の集水器具の総称を意味している。なお、集水体2の形状も丸型、角型などに限定されるものではない。
樋継手本体1の流入口11は、集水体2の集水口21に外嵌するように従来同様の構造で連結している。
樋継手本体1の流出口12には、竪樋3の上端部に内嵌する樋嵌合筒部13が形成されており、この樋嵌合筒部13を竪樋3の上端部に内嵌して、集水口21が樋継手Aを介して竪樋3に連通している。
樋継手本体1は、その流入口11を鉛直方向に立設すると共に、流出口12は、水平よりも僅かに下方に傾斜された方向に延設された断面略L型或いは略T型に形成している。
樋継手本体1の流入口11の直下に位置される曲部14には、開口部15を開設している。
この開口部15は、これを封止可能な蓋体4が着脱自在に取り付けられる構造にしており、本実施例では、開口部15の外面に、下端から上方に向けて延設され、その上端を円周方向に延設させた溝部16を形成している。
一方、蓋体4は、上方にのみ開放された開口部15と略同口径の有底環状体であって、その開放端41の内面に、開口部15の溝部16に嵌合される突起部22を設け、この突起部22を溝部16に向けて下方から嵌合すると共に、更に、蓋体15を周方向に回転すれば、蓋体4が開口部15を封止して固定される構造にしている。
また、図示しないが、開口部15の外面にネジ溝を形成すると共に、蓋体4の内面に前記ネジ溝に螺合するネジ山を形成した構造のものでも良く、要するに、開口部15を蓋体4によって封止可能であると共に、この蓋体4が開口部15に着脱自在に取り付けられる構造のものであれば構わない。
この蓋体4内面の中央には、棒状の異物侵入阻止部材5が鉛直方向に向けて立設されている。ここでの異物侵入阻止部材5は、蓋体4の底壁中央に固着したものを例示しているが、この異物侵入阻止部材5を蓋体4と着脱可能に形成しても構わない。
上記の如く構成した本発明の樋継手Aの使用要領を図1、2に基づき説明する。
先ず、樋継手Aの樋継手本体1の流入口11を集水体2の集水口21に連結し、樋継手本体1の流出口12を竪樋3の上端部に連結させて固定する。
そして、樋継手本体1の開口部15に向けて、異物侵入阻止部材5を貫通させながら、蓋体4を取り付けて、開口部15を封止して固定するだけで簡単に設置できる。
この設置完了後、集水体2の上方からボール等の侵入物Bが侵入しようとしても、図2に示すように、異物侵入阻止部材5が邪魔して、これを集水体2の内部に侵入することを阻止し、侵入物Bが集水口31を塞いで、雨水詰まりが生じることを防止できる。
また、異物侵入阻止部材5で阻止されたボール等の侵入物Bを除去するには、蓋体4を開口部15から上述とは逆の要領で離脱させ、異物侵入阻止部材5の上端を、集水口21の近傍まで引き下げたうえで、例えば、この蓋体4を持って上方にポンと突き上げるようにして叩けば、その衝撃によって、異物侵入阻止部材5の上端が、ボール等の侵入物Bを上方に突き上げ、侵入物Bは、集水体2の上方から排出されるので、侵入物Bの除去作業を容易且つ安全にできる。
本発明は、ボール等の侵入物が集水口を塞ぐことを阻止すると共に、落葉等のゴミは、雨水等と一緒に竪樋に排出され、しかも、その設置作業も容易にできる樋継手として有効に利用することが可能である。
本発明に係る樋継手Aの一実施例を示す使用状態図である。 図1で示した樋継手Aの概略断面図である。
符号の説明
A 樋継手
T 雨樋
1 樋継手本体
11 流入口(雨水等の上流側口)
12 流出口(雨水等の下流側口)
13 樋嵌合筒部
14 曲部
15 開口部
2 集水体
21 集水口
3 竪樋
4 蓋体
5 異物侵入阻止部材

Claims (1)

  1. 流入口と流出口を備えたエルボ状の樋継手本体の前記流入口が、集水体の集水口に連結され、前記流出口が竪樋の端部に内嵌する樋嵌合筒部を備えた樋継手において、
    樋継手本体の曲部近傍に、開口部を形成すると共に、この開口部を封止可能な蓋体が着脱自在に取り付けられ、且つ、蓋体内面には、流入口端を越えて集水体の内方にまで突出される棒状の異物侵入阻止部材を設けたことを特徴とする樋継手。
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