JP4145929B2 - 樋継手 - Google Patents

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Description

本発明は、流入口と流出口を備えたエルボ状の樋継手本体の曲部近傍に開口部が形成されると共に、この開口部を封止可能な蓋体が着脱自在に取り付けられ、且つ、前記蓋体の内面には、前記流入口に向けて棒体が立設されてなり、前記流入口を、集水器等の集水体(以下、「集水体」と略する。)の集水口に連結すると共に、前記流出口を、竪樋の端部に連結して、前記集水体に集水される雨水等を前記竪樋に排水するための樋継手に関する。
従来の樋継手は、軒樋の下流端に設置された集水体の集水口に、流入口と流出口を備えたエルボ状の樋継手本体の流入口を連結すると共に、この樋継手本体の流出口には、竪樋の上端部に内嵌する樋嵌合筒部を備えてなり、前記樋嵌合筒部を竪樋の上端部に内嵌させて、集水体と竪樋とを連通させ、集水体に集水される雨水等が、この樋継手を介して竪樋に通じて排水される構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−109714号
ところで、前記集水体は、一般に、上方が開放された箱状に形成され、その底壁に集水口が形成された構造になっている。
そのため、前記集水体の上方から、例えば、ボール等の侵入物が侵入すると、前記侵入物が集水体の集水口を塞いでしまい、雨水等を竪樋を通じて排水できないばかりでなく、集水体に雨水等が貯水されて、やがて集水体から溢れ出てしまうという問題があった。
又、前記集水体に集水された雨水等は、その集水体の排水口の大きさに比例して排水されるが、豪雨等の際に多量の雨水等が流れ込んだ場合には、前記集水体の排水口から雨水等がスムーズに排水されずに、集水体から雨水等が溢れ出すことがあるという問題がある。
そこで、本出願人は、これらの問題を解決するため、エルボ状の樋継手本体の曲部近傍に、開口部を形成すると共に、この開口部を封止可能な蓋体を着脱自在に取り付け、しかも、前記蓋体の内面中央近傍には、前記流入口に向けて棒体を立設することによって、ボール等の侵入物の侵入を阻止すると共に、雨水等をスムーズに排水できる樋継手を発明し、既に出願している。
しかしながら、前記樋継手は、着色された合成樹脂で一体成形されているため、例えば、雨水と一緒に流された枯葉等が樋継手本体の側壁途中に付着したり、或いは、小鳥が巣作り等のために棒体を避けて藁等を押し詰めたりして、これらの枯葉や藁等が、その排水経路を邪魔して、雨水等をスムーズに排水できなくなってしまっている場合であっても、前記樋継手本体の内部の様子を外部から確認できないという問題があった。
この問題を解消するため、例えば、樋継手本体及び/又は蓋体自体を透明体で成形することも考えたが、近年のデザイン化に伴い、樋継手本体及び/又は蓋体自体を透明体で成形すれば、内部の汚れた様子が外部から見え過ぎてしまい、そのデザイン性や美観を損なうという問題がある。
本発明は、かかる課題を解決することを目的としたものであり、樋継手本体及び/又は蓋体の一部に、内部を目視可能な透視部を形成することで、樋継手本体の内部の様子を外部から確認できると共に、内部の汚れた様子が外部から見え過ぎずに、そのデザイン性や美観を損なうことのない樋継手を提供するものである。
上記目的を達成するため、
請求項1に係る樋継手は、集水体の集水口に連結される流入口と、竪樋の一端に連結される流出口とを備えたエルボ状の樋継手本体の曲部近傍に、開口部を形成すると共に、この開口部を封止可能な蓋体が着脱自在に取り付けられてなり、且つ、前記蓋体の内面には、前記流入口に向けて棒体が立設されてなる樋継手であって、前記樋継手本体及び/又は蓋体の一部には、内部を目視可能な透視部が形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る樋継手は、請求項1において、透視部は、樋継手本体の直管の側壁のうち、樋継手本体が設置された際に、家屋の壁面側と対峙する位置に形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る樋継手は、請求項1又は2の何れかにおいて、透視部は、蓋体の底面の一部に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る樋継手によれば、樋継手本体及び/又は蓋体の一部に、内部を目視可能な透視部が形成されているので、樋継手本体又は蓋体の内部の様子を外部から確認できると共に、内部の汚れた様子が外部から見え過ぎずに、そのデザイン性や美観を損なうことも防止できる。
請求項2に係る樋継手によれば、透視部は、樋継手本体の直管の側壁のうち、樋継手本体が設置された際に、家屋の壁面側と対峙する位置に形成されているので、前記樋継手の形状や設置場所に応じて、樋継手本体又は蓋体の内部の様子を外部から確認できると共に、内部の汚れた様子が外部から見え過ぎずに、そのデザイン性や美観を損なうことを確実に防止できる。
請求項3に係る樋継手によれば、請求項1又は2の何れかにおいて、透視部は、蓋体の底面の一部に形成されているので、樋継手本体又は蓋体の内部の様子を外部から確認できると共に、内部の汚れた様子が外部から見え過ぎることがなく、そのデザイン性や美観を損なうことを、より確実に防止できる。
以下、本発明に係る樋継手Aを図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る樋継手Aの一実施例を示す使用状態の分解斜視図、図2は、図1の樋継手Aを背面側から見た状態を示す要部の分解斜視図、図3は、図1で示した樋継手Aの概略断面図である。
この樋継手Aは、集水体Sの集水口S1に連結される流入口11と、竪樋Tの一端に連結される流出口12とを備えたエルボ状の樋継手本体1の曲部近傍に、開口部13を形成すると共に、この開口部13を封止可能な蓋体2が着脱自在に取り付けられてなり、且つ、蓋体2の内面には、流入口11に向けて棒体3が立設されてなる。
本発明は、樋継手本体1及び/又は蓋体2の一部には、内部を目視可能な透視部4が形成されていることを特徴にしている。
以下、各部材について詳説する。
集水体Sは、上方が開放された箱状に形成されており、その一側壁には従来同様、軒樋T’の下流端が連通され、また、中央には、貫通された集水口S1が形成されている。
ここで、集水体Sとは、本実施例で例示した集水器に限定されるものではなく、例えば、受け升、ドレン、チーズ等の集水体具の総称を意味している。なお、集水体Sの形状も丸型、角型等に限定されるものではない。
樋継手本体1は、直管の側壁に、他の直管を水平よりも僅かに下方に向けて連結した断面略L型或いは略T型のエルボ状に一体形成してなり、上方の開口を流入口11とし、側方の開口を流出口12としている。
又、樋継手本体1には、流入口11の下方に向けて開口部13が形成されるが、この開口部13には、後述の蓋体2が装着されるため、流入口11からの雨水等は、曲流されて流出口12から排出されることとなる。
そして、この樋継手本体1の背面側である樋継手本体1の直管の側壁のうち、樋継手本体1が設置された際に、家屋の壁面側と対峙する位置には、図2、3で示すように、縦長の透視部4を形成している。
ここで、透視部4とは、内部の様子が目視可能な透明又は半透明で形成したものを意味しており、本実施例では、樋継手本体1の背面側に、縦長の開口を開設し、この開口に透明又は半透明の樹脂カバーを固着した透視部4を形成している。
また、本実施例では、透視部4を縦長に形成しているが、その形状は、樋継手Aのデザインに応じて、例えば、円形、多角形等であっても良く、更に、その数を複数形成したものであっても構わない。
なお、樋継手Aの設置場所によっては、図4で示すように、透視部4を蓋体2の底面の一部に形成したものであっても構わない。
このように形成された樋継手本体1は、その流入口11を、従来と同様、集水体Sの集水口S1に外嵌するように、流入口11を嵌め込めば、樋継手本体1が集水体Sに連結して固定される。
一方、樋継手本体1の流出口12には、竪樋Tの上端部T1に内嵌する樋嵌合筒部14を形成しており、この樋嵌合筒部14を竪樋Tの上端部T1に内嵌して連結している。
また、樋継手本体1の開口部13には、これを封止可能な蓋体2が着脱自在に取り付けられる構造にしている。
この蓋体2は、上方が開放された、開口部13を封止可能な有底筒状体であって、本実施例では、開口部13の外側壁に、ネジ山13aを周方向に形成すると共に、このネジ山13aに螺合可能な螺合部22を、蓋体2の内側壁に形成することで、蓋体2を開口部13に着脱可能な構造にしている。なお蓋体2は、開口部13を封止可能にするとともに開口部13に取り外し可能な構造のものであれば、他の構造であっても構わない。
このような蓋体2の底面23の中央には、棒体3を立設して保持可能な筒状の係止受部21を形成している。
係止受部21は、上方を開放した筒状体を蓋体2と一体形成すると共に、この係止受部21に螺合させて着脱可能な係止部31を、棒体3の下端に形成したものであるが、棒体3を立設して保持可能な構造であれば、これに限定されるものではなく、例えば、係止受部21に棒体3の下端を嵌合させる構造であっても構わない。
更に、蓋体2の内底面には、これを開口部13に螺合した際に、その隙間からの水漏れを止水するためのゴムパッキン等のシール部材24を装着しておくのが好ましい。
棒体3は、その名の通り、中実または中空の単なる棒状に形成したものであるが、この棒体3の長さは、蓋体2を開口部13に装着した状態において、棒体3の上端が流入口11よりも上方に突出する程度に形成するのが好ましい。
上記の如く構成した本発明の樋継手Aの使用要領を図1〜3に基づき説明する。
先ず、本発明における樋継手本体1の流入口11を、集水体Sの集水口S1に連結固定すると共に、樋継手本体1の流出口12に、竪樋Tの上端部を連結させて固定する。
このとき、樋継手本体1の透視部4が、例えば、家屋の壁面側等のような直視し難い位置である樋継手本体1の直管の側壁のうち、樋継手本体1が設置された際に、家屋の壁面側と対峙する位置に配置されていることを確認する。
次に、蓋体2の係止受部21に、棒体3の下端を嵌合又は螺合して、この棒体3を蓋体2に立設させた状態に固定する。
そして、樋継手本体1の開口部13に向けて、棒体3を貫通させながら、蓋体2を嵌め合わせて螺合すれば、図3で示すように、棒体3が立設された状態で簡単に装着でき、樋継手Aの設置を完了する。
この設置完了後、集水体Sの上方からボール等の侵入物(不図示)が侵入しようとしても、突出された棒体3の上端部が、これを邪魔して集水体Sの内部に侵入することを阻止し、前記侵入物(不図示)が集水口S1を塞いで、詰まるのを防止できる。
また、集水された雨水等は、棒体3の整流作用によって、樋継手本体1内に雨水等が滞留することなく、流出口12からスムーズに排水されるのである。
そして、樋継手本体1内の様子を確認したいとき等は、樋継手本体1の背面側、すなわち、前記壁面側から透視部4を覗き込んで、その内部の様子を目視すれば、樋継手本体1内の様子を外部から確認できると共に、内部の汚れた様子が外部から見え過ぎずに、そのデザイン性や美観を損なうことも防止できる。
また、この際、樋継手本体1内に枯葉等が付着しているようであれば、蓋体2を樋継手本体1から取外したうえで棒体3を取外せば、その落葉等を容易に除去することができるのである。
本発明に係る樋継手Aの一実施例を示す使用状態の分解斜視図である。 図1の樋継手Aを背面側から見た状態を示す要部の分解斜視図である。 図1で示した樋継手Aの概略断面図である。 透視部4の他の実施例を示す蓋体2の概略底面図である。
符号の説明
A 樋継手
S 集水体
S1 集水口
T 竪樋
1 樋継手本体
11 流入口(雨水等の上流側口)
12 流出口(雨水等の下流側口)
13 開口部
2 蓋体
21 係止受部
3 棒体
31 係止部
4 透視部

Claims (3)

  1. 集水体の集水口に連結される流入口と、竪樋の一端に連結される流出口とを備えたエルボ状の樋継手本体の曲部近傍に、開口部を形成すると共に、この開口部を封止可能な蓋体が着脱自在に取り付けられてなり、且つ、前記蓋体の内面には、前記流入口に向けて棒体が立設されてなる樋継手であって、
    前記樋継手本体及び/又は蓋体の一部には、内部を目視可能な透視部が形成されていることを特徴とする樋継手。
  2. 請求項において、
    透視部は、樋継手本体の直管の側壁のうち、樋継手本体が設置された際に、家屋の壁面側と対峙する位置に形成されていることを特徴とする樋継手。
  3. 請求項1又は2の何れかにおいて、
    透視部は、蓋体の底面の一部に形成されていることを特徴とする樋継手。
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