JP3942710B2 - 管接続用パッキンの取付構造 - Google Patents

管接続用パッキンの取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば排水管や給水管等の管の接続部に適用されるパッキンの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、高層建造物等における排水経路においては、排水立て管に各階の排水横枝管を接続するために、例えば図11に示すような排水管継手50が用いられる。この排水管継手50には横枝管51を接続するための受け口52が設けられており、この受け口52の内周側には図12に示すように略円筒形状のパッキン53が取付けられる。このパッキン53の内周側に横枝管51が挿入される。この種のパッキン53に関して、本出願人は従来より様々な改良を加え、より付加価値の高いものを提供している(例えば、特願平9−61131)。
例えば、図示するようにこの従来のパッキン53は、装着後端側(図示左側)の端部に、その全周にわたって外周側に張り出すフランジ部53aと、このフランジ部53aの外周全周にわたって折返し方向に張り出す折返し部53bを有している。このようなパッキン53によれば、そのフランジ部53aを受け口52の端面に当接させておくことにより横枝管51の挿入時における当該パッキン53の押込みを防止でき、又折返し部53bにより受け口52の口元52aを弾性的に挟み込んでおくことにより、管更新時等の横枝管51を引き抜く際に当該パッキン53が不用意に抜け出してしまうことを防止することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のパッキン53にあってもなお改善すべき点があった。すなわち、上記従来のパッキン53によれば、その装着状態において折返し部53bがその肉厚t分だけ受け口52の外周面から側方へはみ出すため、この折返し部53bがコンクリートスラブCの上面に干渉しない範囲で該管継手50の施工を行う必要があった。
ここで、図11に示すように横枝管51を床下配管する場合に、近年ではコンクリートスラブCと床Fとの間の間隔が狭小化しつつあり、このため受け口52は極力スラブ上面に近づけて(より低い位置に)当該管継手50を施工する必要がある。このことから、上記したように受け口52の外周からパッキン53の折返し部53bがはみ出していると、図12に示すように当該折返し部53bの肉厚t分だけ受け口52をスラブ上面から離間させる(より高い位置に施工する)必要があり、その結果横枝管51に適度な勾配を付けることができなかったり、場合によってはその床下配管ができなくなる場合があった。
そこで、本発明は、従来のパッキンにおける折返し部の利点を損なうことなく、該折返し部に関する上記従来の問題を解決できるパッキンの取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は前記各請求項に記載した構成の取り付け構造とした。
請求項1記載の取付構造によれば、折返し部が受け口の外周側の段差部に嵌め込まれて、該受け口の外周面からのはみ出しがその肉厚よりも小さく抑制されるので、受け口の芯高さに関する許容度が増し、これにより横枝管に十分な勾配を付けることができ、又配管ができなくなるといったトラブルを未然に回避することができる。
折返し部の受け口外周面からのはみ出しはないことが望ましく、このためには受け口段差部の深さを折返し部の肉厚と同じ若しくは大きい寸法に設定すればよい。又、折返し部のはみ出し量は必要に応じて抑制されれば足り、必ずしもゼロである必要はない。はみ出しを抑制するとは、折返し部の受け口外周からのはみ出し寸法がその肉厚よりも小さい状態とすることをいう。
また、内周側の段差部に対してパッキンが抜け方向に係合しているので、その不用意な抜け出しを一層確実に防止できる。
【0005】
請求項2記載の取付構造によれば、上記作用効果に加えて、施工上の見栄えがよくなるとともに、配管施工時等において工具等の他物品がこの折返し部に引っ掛かって、一旦装着したパッキンが位置ずれしたり、外れてしまったりすることを防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の種々実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。先ず、第1実施形態では、排水管継手の受け口に横枝管を接続する際に用いるパッキンの取付構造を例示して説明する。図1は、本実施形態に係るパッキンの取付構造を示している。図中1は排水管継手の側部に設けた横枝管接続用の受け口であり、この受け口1の内周側に略円筒形状のパッキン2が装着され、このパッキン2の内周側に横枝管3が挿入されている。図2にはこのパッキン2が単独で示されている。
さて、上記受け口1の口元端部の外周面には、先端側がより小径となる段差部1bが全周にわたって形成されている。又、この受け口1の内周面にも先端側がより小径となる内周段差部1aが全周にわたって形成されている。その結果、当該受け口1の端部の断面形状は、略クランク形状をなしている。
【0008】
パッキン2は、受け口1の口元内周に装着される円環形状をなす口元部2aを有し、この口元部2aの奥側端部(装着先端側)に、斜め内周側に向けて張り出す環状舌片2bと斜め外周側に向けて張り出す係合舌片2cを一体に有している。横枝管3は上記環状舌片2bを押し広げながら受け口1の奥部に挿入され、これにより環状舌片2bが接続した横枝管3の外周面に密着されてそのシール性が確保されている。又、係合舌片2cは、その弾性により受け口1の内周面に密着され、これにより当該パッキン2と受け口1との間のシール性が確保されている。
上記係合舌片2cの基部側外周面には段差部2hが形成されている。この段差部2hは、上記受け口内周側の内周段差部1aに係合され、これにより当該パッキン2の抜け止めがなされる。この係合舌片2cの抜け止め作用により、例えば排水管を更新すべく受け口1から引き抜く際に、パッキン2が一緒になって受け口1から外れてしまうことを防止でき、これによりこの種の作業性を向上させることができる。
【0009】
次に、当該パッキン2の口元部2aの装着後端側の端部には、その全周にわたって外周側に張り出すフランジ部2dが形成され、このフランジ部2dの外周側からは折返し部2eが同じく全周にわたって装着先端側(図示左側)へ折返し状に一体形成されている。
当該パッキン2の装着状態において、フランジ部2dは受け口1の口元端面に当接され、これによりその内周側への排水管挿入時における当該パッキン2の押込みが防止される。又、折返し部2eはその弾性力により受け口1の段差部1bに押圧され、これにより口元部2aとの間に受け口1の端部(段差部1b)を弾性的に挟み込み、これによっても当該パッキン2の不用意な抜け出しが防止される。
ここで、当該パッキン2の折返し部2eは、受け口1の段差部1bに嵌まり込み状に位置し、これにより受け口1の外周面と当該折返し部2eの外周面がほぼ面一に揃えられている。このため、受け口1の段差部1bの深さは、折返し部2eの肉厚にほぼ等しい寸法に設定されている。
【0010】
次に、パッキン2の口元下部にはより厚肉のマクラ部2fが設けられている。
このマクラ部2fは図2(A)に示すように下部内周に沿った約90°の範囲において内周側に若干張出し状に形成されている。このマクラ部2fに接続する横枝管3を載せ掛けた状態とすることにより、当該横枝管3がパッキン2に対して同心に位置保持され、これにより当該パッキン2のシール性を長期間にわたって維持できるようになっている。すなわち、このマクラ部2fは、接続した横枝管3をパッキン2に対して同心に位置保持できるよう各部の寸法が設定されている。なお、このマクラ部2fは円弧形状のものを例示したが平坦面状(円弧に対する弦)に形成してもよい。
又、フランジ部2dと折返し部2eの外面には金属製のカバー2gが取付けられており、このカバー2gにより当該パッキン2のいわゆる見え掛かり部が覆われて防火対策が施されている。
【0011】
このように構成した第1実施形態の取付構造によれば、折返し部2eが受け口1の口元を挟み込んでいるのでその不用意な抜け出し及び漏水が防止されるとともに、当該パッキン2の外れ止めをなすための折返し部2eが、受け口1の段差部1bに嵌まり込んで受け口1の外周面からはみ出さないので、例えば配管施工時等において工具類等の他の物品が引っ掛かってパッキン2が位置ずれし、あるいは外れてしまうといった問題を生ずることがない。又、見た目にもよい。
なお、この段差部1bの高さを、折返し部2eの肉厚よりも大きな深さに形成することにより、当該折返し部2eが受け口1の外周よりもはみ出さない構成としてもよい。
【0012】
次に、上記第1実施形態には種々変更を加えて実施することができる。例えば、図3示すように受け口の様々な形態について本発明の取付構造を適用することができる。図3(A)は、口元を除いて管軸方向に内径および外径がともに変化しないストレートタイプの受け口10を示している。図3(B)は奥部ほど内径および外径が大きくなるテーパタイプの受け口11を示している。図3(C)は奥部ほど外径が大きくなり、内径は変化しない準テーパタイプの受け口12を示している。いずれのタイプの受け口10〜12であっても、口元外周に同様の段差部10a,11a,12aを設け、又内周にも段差部10b,11b,12bを設けておくことができ、外周側の段差部10a,11a,12aにパッキン2の折返し部2eを嵌め込んでおくことにより当該折返し部2eの受け口外周面からのはみ出しを抑制することができ、これにより同様の作用効果を得る。
【0013】
又、例えば、図4に示すように受け口13〜15の内周側の段差部は廃止してもよい。パッキン2の折返し部2eの挟み込みによって、当該パッキン2の抜け止め機能を十分に発揮できる場合もあるからである。なお、図4(A)は上記と同様ストレートタイプの受け口13を示し、図4(B)はテーパタイプの受け口14を示し、図4(C)は準テーパタイプの受け口15を示し、13a〜15aはそれぞれのタイプに設けた段差部を示している。
【0014】
さらに、図5(A)〜(C)に示すように受け口16〜18の外周面に突条16b〜18bを全周にわたって形成することにより、口元外周に段差部16a,17a,18aを設ける構成としてもよい。なお、この場合も内周側の段差部を廃止することができる。又、同様に図5(A)はストレートタイプの受け口16、図5(B)はテーパタイプの受け口17、図5(C)は準テーパタイプの受け口18を示している。
又、図6(A)〜(C)に示すように受け口19〜21の外周面に同じく突条19b〜21bを全周にわたって形成することにより段差部19a〜21aを設けるとともに、口元内周に沿って突条19c〜21cを形成することにより内周段差部19d〜21dを形成する構成としてもよい。なお、同様に図6(A)はストレートタイプの受け口19、図6(B)はテーパタイプの受け口20、図6(C)は準テーパタイプの受け口21を示している。
【0015】
次に、パッキン2にマクラ部2fを設けた構成を例示したが、例えば図7(A)に示すように同種の機能を果たすマクラ部19bを受け口19の段差部19aの内周側に設ける構成としてもよい。この場合、図7(B)に示すようにパッキン20の口元部外周面に設けた凹部20aに上記マクラ部19bが嵌まり込み、これにより当該パッキン20の周方向の位置決めがなされる。なお、このパッキン20にも環状舌片20bおよび係合舌片20cが設けられている他、フランジ部20d、折返し部20eが形成され、折返し部20eは受け口19の外周面に設けた段差部19aに嵌まり込んで、該受け口19の外周面とほぼ面一に揃えられている点は前記と同様である。又、受け口20の内周面にも内周段差部19cが形成され、この内周段差部19cによりパッキン20の抜け止めがなされる点についても同様である。その他、図中20fは金属製カバー、3は横枝管を示している。
【0016】
さらに、排水管継手に一体に設けた受け口の他、別体で用意する受け口にも同様に適用することができる。図8はこの別体型の受け口30を示している。この受け口30は取付フランジ31を有しており、この取付フランジ31をボルトで固定することにより管継手本体34の所定位置に取付けられる。この受け口30の口元端部の外周面にも同様の段差部32が全周にわたって形成されており、図示は省略したがこの段差部32に、パッキン(図示省略)の折返し部が嵌め込まれ、これにより当該折返し部32の受け口30の外周面からのはみ出しが抑制され、若しくははみ出さないようになっている。又、この受け口30の内周面にも、内周段差部33が形成されており、この内周段差部33にパッキンの段差部を引き掛け状に係合させておくことによっても当該パッキンの不用意な抜けを防止できるようになっている。
【0017】
また、排水管継手あるいは上記別体型の受け口30をいわゆる消失模型鋳造法により製作する場合には、消失模型の段階から例示した段差部1b(または10a〜19a、32)を成形するための段差部を形成しておくことができる。この消失模型については図示を省略した。なお、鋳造段階で段差部を成形するのではなく、切削等の後加工により所定の段差部を形成してもよい。
【0018】
次に、上記実施形態では、パッキンの折返し部が受け口外周面からはみ出さない場合を例示したが、本発明は必ずしもはみ出しを禁止するものではなく、以下述べるように一定の範囲でのはみ出しは許容される。すなわち、図9に示すようにパッキン40の折返し部40aは受け口42の外周面から若干はみ出していても、このはみ出しがコンクリートスラブCの上面に干渉しないのであれば何ら問題ない。図9では、受け口42がコンクリートスラブCの上面に干渉して、これ以上下げることができないのに対して、パッキン40の折返し部40aとコンクリートスラブCとの間には隙間ができていることによりこのことが明確に理解される。なお、図9中、42aは、受け口42の口元外周面に設けた段差部であり、44は横枝管を示している。又、この場合のパッキン40も、上記折返し部40aの他、口元部40b、フランジ部40f、環状舌片40c、係合舌片40dを有している。受け口42の内周面には同じく内周段差部42bが形成され、この内周段差部42bに、パッキン40の外周面に形成した係合段差部40eを引掛け状に係合させることにより、当該パッキン40の不用意な抜け出しが防止されるようになっている。又、パッキン40のフランジ部40fと折返し部40aの見えかかり部には同様の金属カバー40gが取付けられている。
このように、パッキンの折返し部を、受け口の外周面からはみ出さないように段差部の高さを設定する構成の他、若干はみ出しても当該排水管継手の施工上何ら支障がない(折返し部がコンクリートスラブの上面に干渉しない)のであれば、若干のはみ出しは許容され、従って、段差部42aの高さは必要に応じて設定すればよい。
【0019】
最後に、例示した各実施形態では、排水管継手の受け口に横枝管を接続する際に用いるパッキンの取付構造を例示して説明したが、本発明は、例えば排水横枝管同士の接続、排水立て管同士の接続、給水管の接続等あらゆる管の接続に広く適用することができる。
例えば、図10には、ほぼ直管形状の管継手45に当該パッキンの取付構造を適用した場合が例示されている。この形態の管継手45は、その両端が管接続用の受け口とされ、取付用のフランジ部を有しないノンハブパイプP,Pを一直線に接続する場合に用いられる。この管継手45の両受け口は、前記例示した形態と同様外周側と内周側にそれぞれ段差部45a、45bを形成してなる略クランク形状に形成されている。外周側の段差部45a,45aには、それぞれパッキン46の折返し部46aが嵌め込まれてそのはみ出しが抑制され、内周側の段差部45b,45bにはそれぞれパッキン46の段差部が引掛け状に係合され、これにより当該パッキン46の不用意な抜け出しが防止されるようになっている。又、当該管継手45の管軸方向ほぼ中央の内周面にはリブ45cが形成されている。このリブ45cは、接続するノンハブパイプP,Pの挿入量を規制するためのストッパとして機能する。
このような形態の管継手45に本発明に係るパッキンの取付構造を適用することによっても前記と同様の作用効果を得ることができる。又、この種の管継手45の受け口は、特に仕上げ処理がなされない場合があり、このために切断時のバリ等がそのまま残されている場合がある。この場合に、上記パッキンの取付構造を適用することによりバリ等がカバーされるので、その見栄えがよくなって商品価値が高まるばかりか、指先等に怪我をしたりすることもなくなるのでその取扱い性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図であり、パッキンを装着し、かつ横枝管を接続した排水管継手の受け口の縦断面図である。
【図2】パッキン単体の図であって、(A)は正面図、(B)は(A)の(B)−(B)線断面図である。なお、(B)では金属製カバーが省略されている。
【図3】別形態の受け口の縦断面図であり、(A)はストレートタイプ、(B)はテーパタイプ、(C)は準テーパタイプを示す。
【図4】内周側の段差部を廃止した受け口の縦断面図であり、(A)はストレートタイプ、(B)はテーパタイプ、(C)は準テーパタイプを示す。
【図5】外周側に突条を設けることにより外周側の段差部を設けた受け口の縦断面図であり、(A)はストレートタイプ、(B)はテーパタイプ、(C)は準テーパタイプを示す。
【図6】外周及び内周の双方に突条を設けて段差部を設けた受け口の縦断面図であり、(A)はストレートタイプ、(B)はテーパタイプ、(C)は準テーパタイプを示す。
【図7】受け口側にマクラ部を設けた例を示す図であって、(A)は受け口単体の縦断面図、(B)はパッキン20を装着し、横枝管3を接続した状態の受け口19の縦断面図である。
【図8】別体型の受け口の一部断面側面図である。
【図9】パッキンの折返し部が受け口外周面から若干はみ出し状態を示す図であり、パッキンを装着し、横枝管を接続した受け口の縦断面図である。
【図10】本発明の別態様の実施形態を示す図であり、直管タイプの管継手の縦断面図である。
【図11】排水管継手の施工例を示す側面図である。
【図12】従来のパッキンの取付構造を示す図であり、図11の(12)部の拡大図である。
【符号の説明】
1…受け口(一体型)
1b…段差部(外周側)
2…パッキン
2d…フランジ部、2e…折返し部
3…横枝管
10〜21…別形態の受け口
10a〜21a…段差部(外周側)
16b〜21b、19c〜21c…突条
20…パッキン
20a…凹部、20d…フランジ部、20e…折返し部
30…別体型受け口
C…コンクリートスラブ

Claims (3)

  1. 管接続用の受け口にパッキンを取付けるための構造であって、
    前記受け口の口元をその内周側に小径となる方向の断面クランク形に形成して、該口元に外周側の段差部と内周側の段差部を設ける一方、前記パッキンに、外周側へ張り出して前記受け口の端面に当接させるフランジ部を設け、該フランジ部に、折返し方向に張り出して前記受け口の口元を挟み込む折返し部を設けて、前記受け口の外周側の段差部に前記パッキンの折返し部を嵌め込んで該折返し部の前記受け口の外周面からのはみ出しを抑制するとともに、前記受け口の内周側の段差部に当該パッキンを係合させてその抜け止めをする構成としたことを特徴とする管接続用パッキンの取付構造。
  2. 請求項1記載の取付構造であって、前記外周側の段差部の深さを前記折返し部の肉厚に一致させ若しくは該肉厚よりも大きくして、該折返し部が前記受け口の外周面から少なくともはみ出さない構成としたことを特徴とする管接続用パッキンの取付構造。
  3. 請求項1又は2に記載した取り付け構造であって、前記内周側の段差部に周方向一部の範囲で内周側に張り出すマクラ部を設け、該マクラ部を前記パッキンに係合させて該パッキンの前記受け口に対する周方向の位置決めをする構成とした管接続用パッキンの取付構造。
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