JP3940880B2 - プリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置 - Google Patents

プリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送ローラの送りにより、ロール紙をその端部から引き出して印字部に供給し、該紙面上に印刷を行うプリンタに関し、特に、該ロール紙の引き出しの際にロール紙に掛かる負荷を緩衝するための引き出し負荷緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
長尺の記録媒体をロール状にしてなるロール紙を内装し、これを搬送ローラで引き出して該紙面に印刷を行うプリンタが知られている。この種のプリンタにおいては、ロール紙の交換頻度を少なくするために、大径のロール紙を設置できることが好ましいが、一方で、ロール紙の径が大きくなると、引き出し時にロール紙がそこに定位しようとする慣性力によって、引き出された部分に大きな張力が作用し、その結果、搬送ローラと用紙との間に滑りが生じたり、用紙が破断するという問題がある。そのため、従来から該ロール紙に対する負荷を低減するための負荷緩衝装置を設けたものが幾つか提案されている。
【0003】
図11は、従来の負荷緩衝装置の一例を示したものである。図に示すように、負荷緩衝装置1は、ロール紙Rの設置部と印字部5との間に備えられる。負荷緩衝装置1は、筐体に回動可能に支承されたアーム2の先端に、引き出されたロール紙の部分rを巻き掛けるローラ3を備える。また、搬送ローラ6によるロール紙の送りの際のアーム2の回動に抗するスプリング4を備える。図において、搬送ローラ6がロール紙を引き出すと、その引っ張り力によってアーム2は、図中時計方向に回動され、これによって前記引っ張り力が直接的にロール紙Rのロール部分に加わることを回避する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の負荷緩衝装置においては、以下に示すような幾つかの問題点がある。
(1)搬送ローラ6がロール紙の引っ張りを開始した場合、搬送ローラ6によるロール紙の引っ張り方向と、アーム2の回動方向とが実質的に反対方向であるため、アーム2を回動させるためには大きな張力を必要とする。アーム2の回動角度によって、搬送ローラ6−ローラ3間と、ロール紙のロール部分(図中、点A)−ローラ3間の相対的な距離の比が変化し、一方側に必要以上の張力が作用する反面、他方側には弛みが生じてしまう。その結果、ロール紙Rの円滑な送りが妨げられる。
(2)負荷緩衝装置1は、アーム2の移動範囲を確保するために、プリンタの筐体内にその十分な設置領域が必要となり、これがプリンタの小型化の妨げとなっている。
(3)プリンタの量産において、負荷緩衝装置の安定した動作を保証するためには、負荷緩衝装置のロール紙及び印字部の配置に対する位置精度が重要となるが、前記従来の負荷緩衝装置はロール紙の設置とは独立に設置されるため、これを保証することが困難であり、また、設置作業に手数を要する。
(4)プリンタの設置態様によって、筐体に対するロール紙の取り付け位置を変えたり、顧客側に供給される用紙の紙面の向きを変えたいという要望があり、このような場合、従来構成の負荷緩衝装置においては、その変更に伴って柔軟にその位置変更を行うことができない。
(5)また、ロール紙の巻き残量が少なくなったことを検出するために、この種のプリンタにおいてはロール紙近傍にニアエンドセンサを設置することがあるが、前記変更に伴ってニアエンドセンサの設置位置を変更し、調整しなければならない。
【0005】
従って本発明の目的は、ロール紙の円滑な送りの妨げとならない緩衝装置を提供することにある。
【0006】
また本発明の別の目的は、緩衝装置の設置占有面積を極小化し、プリンタの一層の小型化を実現可能にすることにある。
【0007】
更に本発明の別の目的は、ロール紙の設置位置に対する緩衝装置の設置位置精度を容易に向上できるようにし、量産されるプリンタにおいて緩衝装置の安定した動作を保証できるようにすることにある。
【0008】
更に本発明の別の目的は、筐体に対するロール紙の取り付け位置を変えたり、顧客側に供給される用紙の紙面の向きを変える場合においても、その設置位置の変更が極めて容易な負荷緩衝ユニットを提供することにある。
【0009】
また本発明の別の目的は、前記負荷緩衝ユニットにニアエンドセンサ素子を備えることによって、負荷緩衝ユニットの設置位置の変更の場合におけるニアエンドセンサの調整を不要にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明のロール紙の引き出し負荷緩衝装置は、搬送ローラの送りにより、ロール紙をその端部から引き出して印字部に供給し、該紙面上に印刷を行うプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置であって、前記ロール紙の回転軸を中心に回動可能にされた回動板に一体に備えられ、前記ロール紙の回転軸を中心に所定角度回動可能にされたアームと、前記ロール紙のロール部分の外側で、前記アームから該ロール紙の幅方向に延び、前記ロール紙の引き出される部分が巻き掛けられるローラと、前記ロール紙の回転軸を中心とし、前記回動板の外形形状に沿った円弧状のガイドと、前記アームを付勢する付勢手段であって、その力の作用方向が前記回動板の回動方向に沿ったものとなるように、前記ガイドに沿って伸縮され、前記アームを第1の回動方向に付勢する第1の引張りコイルばね及び該第1の回動方向と逆方向の第2の回動方向に付勢する第2の引張りコイルばねを備えたものとを備えて構成される。
【0011】
本発明において前記アームの移動領域は、その大半がロール紙の設置領域内に納まる。そのため、負荷緩衝装置全体のプリンタに対する設置占有面積は極めて小さいものとなる。また、前記ローラの移動軌跡は、ロール紙の回転軸を中心とした円弧状のものとなる。このため、ロール紙の引き出し部分を支持するローラの両側における張力は、アームの回動角によって大きく変化することがなくなり、ロール紙の引き出しが円滑に行われる。
【0012】
また本発明において、前記第1及び第2の引張りコイルばねは、それぞれ、その一端が前記引き出し負荷緩衝装置側に固定され、その他端が前記プリンタの筐体側に固定されることが好ましい。
【0013】
この場合において、前記第1及び第2の引張りコイルばねの前記プリンタの筐体側に対する固定点を可変とすることが好ましい。
【0015】
更に、前記ロール紙の回転軸、前記アーム、前記ローラ及び前記付勢手段が、プリンタの筐体に対し着脱可能にユニット化されたものであることが好ましい。
【0016】
また、本発明は、搬送ローラの送りにより、ロール紙をその端部から引き出して印字部に供給し、該紙面上に印刷を行うプリンタの筐体に対し着脱可能にされたロール紙の引き出し負荷緩衝装置(ユニット)に関する。本発明に係る引き出し負荷緩衝装置は、前記プリンタの筐体に対して固定される固定基板と、前記固定基板と一体にされた前記ロール紙の回転軸と、前記回転軸を中心に回動可能にされたプレートと、前記プレートに設けられ、前記ロール紙の回転軸を中心とし、前記プレートの外形形状に沿った円弧状のガイドと、前記プレートに設けられ、前記ロール紙の回転軸を中心に回動可能にされたアームと、前記ロール紙のロール部分の外側で、前記アームから前記回転軸に対して略平行に延び、前記ロール紙の引き出される部分が巻き掛けられるローラと、前記搬送ローラにより前記ロール紙が送られる際の力により前記ローラを介して前記アームが回動される方向と逆方向に、前記アームを付勢する第1の引張りコイルばねであって、その一端を前記プレート側に固定され、その他端を前記固定基板側に固定される、前記ガイドに沿って伸縮される第1の引張りコイルばねとを備え、前記第1の引張りコイルばねは、その力の作用方向が前記プレートの回動方向に沿ったものとなるように、前記ガイドに沿って伸縮されるように構成される。
【0018】
この場合において、前記プレートは略円盤状であり、前記アームは略円盤状のプレートの径方向に延びていることが好ましい。
【0019】
また、前記第1の引張りコイルばねの付勢方向と逆方向に、前記アームを付勢する第2の引張りコイルばねであって、その一端が前記プレート側に固定され、その他端が前記固定基板側に固定されるものを備えることができる。
【0020】
この場合において、前記第1の引張りコイルばね又は前記第2の引張りコイルばねの少なくとも一方の前記他端の、前記固定基板側に対する固定点を可変とすることが好ましい。
【0021】
また、前記ガイドは、前記アームの回動に応じて前記固定点に当接する突部を備えることが好ましい。
【0022】
更に、この引き出し負荷緩衝装置は、また、前記ロール紙のロール部分の巻き量が所定量以下になった場合に、その検出を可能にするニアエンドセンサ素子を備えることができる。
【0023】
この場合に、前記ニアエンドセンサ素子は、前記ロール紙の径方向に対する位置を変更可能に取り付けられることが好ましく、複数の定位置の何れかに選択的に取り付けられるようにしても、また、所定移動範囲内の適宜位置に取り付けられるようにしてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に沿って説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るロール紙の引き出し負荷緩衝装置を搭載したプリンタの内部構造を示す側面図である。本図では、その内部構造のみが示され、プリンタの外形を構成する筐体が省略されている。
【0025】
プリンタ10は、POS端末等と共に使用されるレシート印刷用のプリンタであり、その内部にロール紙Rを収納する。ロール紙Rの収納部からロール紙の搬出口11を連通する紙経路上には、印字ヘッド12、用紙切断機構13、複数の搬送ローラ14、ガイドローラ18が設置される。ホストからの印字命令に従って、搬送ローラ14が適宜駆動され、ロール紙Rがそのロール部分から順次引き出される。搬送ローラ14の送りと共に、印字ヘッド12が駆動され所望の文字、記号等がロール紙R上に印刷される。ロール紙Rにおける印刷された領域は、搬出口11に向けてさらに搬送され、その後端部が用紙切断機構13の位置まで来たときに、これによって切断分離され、搬出口11から単票のレシートとして利用者に供給される。
【0026】
プリンタ10は、また、切断分離されたレシートの回収機構15を備える。所定時間搬出口11にレシートが放置されたままの状態にある場合、ホストからの命令に基いて搬送ローラ14(プラテンローラ、すなわち印字ヘッド12に対向配置された搬送ローラは除く)はレシートを逆送させ、プリンタ10内部へ引き込む。引き込まれたレシートは、回収経路16に搬入され、回収トレイ17内へ順次回収される。
【0027】
前記プリンタ10は、更に、ロール紙の負荷緩衝装置20を備え、これはロール紙Rの引き出し時にこれに掛かる負荷を軽減するよう機能する。以下、プリンタ10に搭載された負荷緩衝装置の詳細について説明する。
【0028】
(第1の実施形態)
説明に際し、図1と共に、図2〜図4を参照する。図2は本実施形態に係る負荷緩衝装置の分解斜視図、図3は同じく組立状態の斜視図、図4はその内部構造を示す断面図である。
【0029】
負荷緩衝装置20は、これらの図に示すように、円盤状の固定基板21、アーム22aを備えた回動板22及びローラ23を有する。固定基板21は、プリンタのフレーム10aの面に本負荷緩衝装置20を固定するためのものである。ロール紙Rの回転軸24は、この固定基板21と一体にされ、固定基板21をプリンタのフレーム10aに固定することによって、該回転軸24も該フレームに固定されることとなる。ロール紙Rは、この回転軸24に軸支され、回転可能にされる。また、固定基板21には、その外周位置に、後述する引張りコイルばね25の一端を固定するための固定ピン21aが形成されている。
【0030】
前記回動板22は、固定基板21に対応する円盤状を成し、その一側に、ローラ23を支持するアーム22aを一体に備える。回動板22の中心には、前記ロール紙Rの回転軸24を貫通させる円孔22bが形成され、該円孔22bを回転軸24に挿通することによって、回動板22を固定基板21に対し回動自在に保持する。回動板22を取り付けた後、固定リング26を回転軸24に取り付けることによって、固定基板21に対する回動板22の抜けを防止する。
【0031】
前記回動板22は、固定基板21側の周囲に、その円形の外形形状に沿うガイド片22c及び固定ピン22dを有する。そして、このガイド片22cの外側に、2つの引張りコイルばね25a、25bが配置されている。各引張りコイルばね25a、25bの一端は、回動板22に形成された固定ピン22dに係止され、他端は、固定基板21に形成された固定ピン21aに係止される。各引張りコイルばね25a、25bは、その引っ張りに対抗する復元力を生むよう機能されるもので、従って、回動板22が固定基板21に対し任意角度回動され、前記固定基板21の固定ピン21aと回動板22の固定ピン22dとの間の距離が離れることによって、該回動板22の回動を戻す方向に作用する。ここで、前記引張りコイルばね25a、25bは、前記ガイド片22cに沿って伸縮されるので、ばねの伸縮量をかせぐことができるとともに、その力の作用方向が、回動板22の回転方向に沿ったものとなり、力の分散が小さく、効率的に引張りコイルばねの力が回動板22に伝達される。なお、本構成によれば、コイルばね25a、25bの伸縮量延いてはばねの復元力は、回動板22の回転角に比例することになる。
【0032】
前記回動板22に備えられたアーム22aの先端には、ローラ23が回転可能に固定されている。このローラ23には、図に示すように、ロール部分から引き出されたロール紙Rの部分(以下、引き出し部r)が巻き掛けられる。ロール紙に対する摩擦抵抗を最小限に抑えるために、ローラ23は、その軸方向に肉薄の円形羽根23aを備え、ロール紙Rの紙面に対する接触面積を最小にするよう工夫されている。ローラ23は、初期状態(回動板22の初期位置)、すなわち、引張りコイルばね25が作用していない状態において、ロール紙の回転軸24と印字部上流のガイドローラ18を結ぶ線Lよりも上方に位置している。ロール紙の引き出し部rがローラ23に巻き掛けられることによって、ロール紙に必要な所定の張力を維持しながら、迂回されたロール紙の搬送路が形成される。
【0033】
ここで、負荷緩衝装置20の各構成部分は、プリンタ10への実装前に一つにユニット化され、該ユニットの状態でプリンタのフレーム10aに固定される。そのため、ロール紙の回転軸24とローラ23の相対的位置関係が精度良く保たれ、プリンタへの取り付け時における取り付け位置の誤差等に起因する問題が回避できる。
【0034】
次に、前記負荷緩衝装置20の動作について説明する。ホストからの印字命令に基づいて、搬送ローラ14により、ロール紙の引き出し部分rの搬送が開始されると、ロール紙のロール部分には、これを引き出そうとする引っ張り力が作用される。ここで、該ロール紙のロール部分はその慣性力によりこれに直ちに追随することができないが、該引っ張り力によって、負荷緩衝装置のローラ23が略下方に引っ張られ、これにより回動板22が引張りコイルばね25aに抗して所定角度回動され、ロール紙が送られる。この際、ローラ23は、ロール紙の回転軸を中心にして所定角度回動されるので、ローラ23の両側におけるロール紙に掛かる張力は、バランス良く配分され、一方の張力が高くなり、他方の張力が低くなるということがない。このため、ロール紙を安定して送り出すことが可能となる。
【0035】
前記搬送ローラ14のロール紙の引っ張りにより、負荷緩衝装置の回動板22が回動されると、前記引張りコイルばね25aが伸びて、回動板22を逆方向に回動させるよう機能する。すなわち、搬送ローラ14がロール紙の引っ張りを止めると、または搬送ローラ14の送り速度が加速後定速になると、引張りコイルばね25aの復元力により回動板22が元の方向に回転する。これによって、ローラ23に巻き掛けられたロール紙の引き出し部分rが、ロール紙の円周方向に沿って引かれる。そして、この力によって、今度は、ロール紙のロール部分がその繰り出し方向に徐々に回転されることとなり、ロール紙が円滑に繰り出される。このとき、前記ローラ23は、それを支持する回動板22がロール紙の回転軸24を中心に軸支されているため、ロール紙の円周方向に沿ってロール紙の引き出し部分rを引っ張る。従って、ロール紙に対し効率的に回転力を与えることができ、スムーズなロール紙の繰り出しが保証される。
【0036】
なお、前記実施形態においては、負荷緩衝装置のローラ23の位置を、線分Lよりも上方に位置させ、ロール紙の引き出し部分rを上方に迂回させた例を示したが、ロール紙の装着向きを反転し(すなわち、ロール紙の引き出し側が上に来るようにする)、前記ローラ23を線分Lよりも下方に位置させ、ロール紙の引き出し部分rを下方に迂回させる構成を取っても良い。この場合は、負荷緩衝装置の他方の引張りコイルばね25bが回動板22の回動に対し機能する。すなわち、前記負荷緩衝装置20は、ロール紙Rの2種類の装着向きに対応することができる(図8、図9参照)。すなわち、ロール紙に対する印字ヘッドの位置関係や紙経路等のプリンタの構造に対応することができる。また、ロール紙の印字面がその内側に位置するか外側に位置するかに応じて対応することができる。例えば、サーマル紙やプリプリント紙においては印字面が予め定まっているので、このような場合に有効である。
【0037】
(第2の実施形態)
図5は、本発明の他の実施形態に係る負荷緩衝装置を示す分解斜視図である。本実施形態において先の実施形態と同じ部分には、同じ符号を用いその説明を省略する。本実施形態が先の実施形態と異なる点は、回動板22の付勢手段を、ロール紙の回転軸24に装着した捩りコイルばね30とした点である。図に示すように、捩りコイルばね30の一端は回動板22に形成した孔31に係止され、他端はロール紙の回転軸24の先端の溝32に係止される。捩りコイルばね30の外側には、筒状のカバー33がねじ34により回転軸24に装着され、これによってロール紙Rと捩りコイルばね30が干渉しないようにしてある。初期状態からロール紙Rが搬送ローラ14によって引かれ回動板22が回動すると、捩りコイルばね30が捩られて回動板22を初期位置に戻すように作用する。該動作により、第1の実施形態の場合と同様に、ロール紙Rは円滑に引き出されることとなる。
【0038】
(第3の実施形態)
図6〜図10は、本発明の更に他の実施形態に係るロール紙の引き出し負荷緩衝装置を備えたプリンタであり、図6は該引き出し負荷緩衝装置を搭載したプリンタの内部構造を示す斜視図、図7はその分解図、図8はその側面図を示している。なお、本実施形態に係るプリンタは、基本的に図1に示したプリンタ10と同様の構成を有しており、ここではその基本的な説明は省略する。
【0039】
これら図に示すように、本実施形態に係るプリンタ60は、その筐体61で形成される収納空間内に、ロール紙Rを収納可能にする。筐体61の壁面には、ロール紙Rを回転可能に保持する回転軸62が固定される。筐体61の壁面には、回転軸62の基端を挿入し固定するための複数の孔61a〜61cが形成されており、使用態様に応じて、該孔61a〜61cの何れかに回転軸62を固定することができるようになっている。
【0040】
プリンタ60は、前記回転軸62に対し装着される、負荷緩衝ユニット70を備える。本実施形態において負荷緩衝ユニット70は、アーム71aを備えた回動板71、ローラ72、引張りコイルばね73、及びロール紙のニアエンドセンサ素子としてのフォトインタラプタ74を含んで構成されている。
【0041】
回動板71は、先の実施形態における回動板22と略同様の円盤形状を有し、ローラ72を支持するアーム71aを一体に備える。回動板71の中心には、前記ロール紙Rの回転軸62を貫通させる円孔71bが形成され、該円孔71bを回転軸62に挿通することによって、回動板71を筐体61側に対し回動自在に保持する。回動板71を取り付けた後、固定リング75を回転軸62に取り付けることによって、回転軸62に対する回動板71の抜けが防止される。回動板71を装着後、回転軸62には、ロール紙ホルダ76が装着され、ここにロール紙Rが嵌め入れられる。
【0042】
また、プリンタの筐体61には、回転軸62の先端側をその孔で支承すると共に、ここに装填されたロール紙Rのガイドとしての支承板63が備えられる。支承板63には、これに対し僅かにスライド可能なスライド板64が取り付けられており、ここには、支承板63の孔と僅かにずらして配置された孔64aが形成され、回転軸62の先端がこれらの孔に挿入されたときに、孔64aの周縁が回転軸62の先端の溝に係合するようにされる。支承板63は、筐体61に対し回動可能に取り付けられ、ロール紙Rを回転軸62に装填するときは開かれ、使用時には閉じられる。
【0043】
前記回動板71は、図8に示すように、筐体61側の周囲に、その円形の外形形状に沿うガイド溝71cを有する。そして、このガイド溝71c内に、2つの引張りコイルばね73a、73bが配置されている。各引張りコイルばね73a、73bの一端は、回動板71に形成された固定ピン71dに係止され、他端は、筐体61側に固定される固定ピン77に係止される。先の実施形態と同様に、各引張りコイルばね73a、73bは、その引っ張りに対抗する復元力を生むよう機能されるもので、従って、回動板71が筐体61に対し回動され、前記筐体側の固定ピン77と回動板71の固定ピン71dとの間の距離が離れることによって、該回動板71の回動を戻す方向に作用する。
【0044】
なお、回動板71延いてはローラ72は、前記2つの引張りコイルばね73a及び73bの張力の釣り合い点で、筐体61に対するその静止状態(すなわち角度)が決まる。筐体61の壁面には、これら引張りコイルばねの一端を固定する固定ピン77の取り付け孔61dが回転軸62を中心とする円弧上に複数形成されており、これによって固定ピン77の取り付け位置が移動できるようになっている。
【0045】
図9は、図8の例とは別の取り付け孔61dを用いて引張りコイルばね73a及び73bの取り付けを行った例を示している。このように、固定ピン77の取り付け位置を変更することによって、2つの引張りコイルばね73a、73bの張力の釣り合い点が変わり、従って回動板71及びローラ72の取り付け角度を調整することができる。なお、回転軸62を孔61b又は61cに固定した場合には、この目的のために、それぞれ取り付け孔61e又は61fが用いられる。
【0046】
前記回動板71に備えられたアーム71aの先端には、ローラ72が回転可能に固定されている。ローラ72の構成は先の実施形態におけるものと同様なので、ここではその説明を省略する。ロール紙の引き出し部rがローラ72に巻き掛けられることによって、ロール紙に必要な所定の張力を維持しながら、迂回されたロール紙の搬送路が形成される。
【0047】
本実施形態に係る負荷緩衝ユニット70は、更に、フォトインタラプタ74を備える。フォトインタラプタ74は、回転軸に装着したロール紙Rのニアエンドセンサ素子、すなわちロール紙の終りが近づいたことを検知し、通知するための素子として機能される。フォトインタラプタ74は、取付金具78を介して、前記回動板71に位置調整可能に取り付けられる。取付金具78は、図7及び図8で示すように、長尺板状の部材で、その両端の取り付け部78a、78b間に、フォトインタラプタ74の固定領域を備える。
【0048】
一方、回動板71の面には、取付金具の一方の取り付け部78aを回動可能に係止する軸部80、及び他方の取り付け部78bをその取り付け位置が変更できるようにする調整取り付け部81が形成されている。調整取り付け部81には、前記軸部80を中心とした円弧状のねじ溝81a及びそれに沿って配置された複数のねじ孔81bが形成されており、取付金具78の取り付け部78bは、固定ねじ82によって、ねじ溝81aの任意の位置、または何れかのねじ孔81bに固定される。回動板71に対し、取付金具78を介して取り付けられたフォトインタラプタ74は、その機能面がロール紙Rの径方向に延びるスリット83からロール紙Rの側面を臨めるようにされる。前記ねじ溝81aに対し取付金具78の一端を固定することによって、フォトインタラプタ74は、回転軸62からの自由な位置で固定することが可能となる。また、前記ねじ孔81bの何れかに取付金具78の一端を固定することによって、フォトインタラプタ74は、回転軸62からの段階的な位置で固定できるようになる。
【0049】
図8に示すように、本実施形態に係る負荷緩衝ユニット70は、更に、ペーパーエンドセンサ素子としてのフォトインタラプタ84を、回動板のアーム71a先端に備える。フォトインタラプタ84は、その機能面がローラ72に巻き掛けられるロール紙に向けて配置され、ロール紙Rが全て使用され、その終端がここを通過したときに、これを検知し、ロール紙Rが終わりである旨の信号を出力する。フォトインタラプタ84は、負荷緩衝ユニット70の設置態様、すなわちローラ72に対するロール紙の巻き掛け方向や角度に応じて、その取り付け位置を調整することができる。
【0050】
(第4の実施形態)
図10は、前記負荷緩衝ユニット70のプリンタ筐体に対する他の設置態様を示す側面図である。この例は、回転軸62に対するロール紙Rの装填向きを反転させた場合の使用例を示している。すなわち、ロール紙の紙端rは、下側から引き出され、ローラ72の上方に掛け渡され、印字部へ送られる。図8に示した設置状態から、本図に示す設置状態に変更するために、以下の手順が取られる。最初に、負荷緩衝ユニット70を回転軸62から取り外す。この作業は、引張りコイルばねの固定ピン77を外し、ロール紙ホルダ76及び固定リング75を取り外すことによって行われる。次いで、回転軸62を筐体61の孔61aから外し、孔61cの位置に取り付ける。そして、この回転軸62に対し負荷緩衝ユニット70を装着し、固定リング75及びロール紙ホルダ76で固定する。回動板71の適当な取り付け角度に応じて、固定ピン77の取り付け孔61fの一つを選択し、引張りコイルばね73の一端をここに固定する。最後に、ペーパーエンドセンサ素子としてのフォトインタラプタ84の取り付け向きを調整して、設置位置の変更が完了する。
【0051】
以上の手順において重要なことは、負荷緩衝ユニット70の取り付け位置の変更に応じて、ニアエンドセンサ素子としてのフォトインタラプタ74の取り付け位置の変更及び調整を行う必要がない、ということである。本実施形態によるプリンタにおいては、ロール紙の回転軸に対するにフォトインタラプタ74の取り付け位置の変更は、負荷緩衝ユニット70の設置位置の変更をもって完了される。
【0052】
なお、回動板71には突部71eが設けられ、引張りコイルばね73a、73bをガイドし、ガイド溝71cと共にばねの外れを防止している。また、突部71eは、回動板71が回転したとき固定ピン77に当接するよう構成され、回動板71が所定量以上回転しないようストッパとしての機能をも有している。
【0053】
以上、本発明の一実施形態を図面に沿って説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用を行うことができる範囲が含まれる。前記実施形態において、回動板22、71は円盤状のものを用いたが、ローラ23、72をロール紙の回転軸24、62を中心に回動させるものであれば、他の形状のものであって良い。
【0054】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、以下のような効果が得られる。
(1)本発明においてアームの移動領域は、その大半がロール紙の設置領域内に納まる。そのため、負荷緩衝装置全体のプリンタに対する設置占有面積は極めて小さいものとなり、プリンタの小型化の妨げとならない。
(2)ローラの移動軌跡は、ロール紙の回転軸を中心とした円弧状のものとなる。このため、ロール紙の引き出し部分を支持するローラの両側における張力は、アームの回動角によって大きく変化することがなくなり、ロール紙の引き出しが円滑に行われる。
(3)ロール紙の回転軸、アーム、ローラ及び付勢手段を、プリンタの筐体に対し着脱可能にユニット化することにより、ロール紙の設置位置に対する緩衝装置の設置位置精度を容易に向上でき、よって量産されるプリンタにおいて緩衝装置の安定した動作が保証される。
(4)本発明において負荷緩衝装置は、ユニットとして構成されるので、プリンタの設置態様によって、筐体に対するロール紙の取り付け位置を変えたり、顧客側に供給される用紙の紙面の向きを変えたいという要望に、柔軟に応えることができる。
(5)ロール紙の取り付け位置の変更に伴ってニアエンドセンサの設置位置を変更し、調整する必要がなくなり、これによってロール紙の取り付け位置の変更が容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るロール紙の負荷緩衝装置を搭載したプリンタの内部構造を示す側面図である。
【図2】本実施形態に係る負荷緩衝装置の分解斜視図である。
【図3】本実施形態に係る負荷緩衝装置の組立状態の斜視図である。
【図4】本実施形態に係る負荷緩衝装置の内部構造を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る負荷緩衝装置を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の更に他の実施形態に係る引き出し負荷緩衝装置を搭載したプリンタの内部構造を示す斜視図である。
【図7】図6の分解図である。
【図8】図6の側面図である。
【図9】図8の例とは別の取り付け孔を用いて引張りコイルばねの取り付けを行った設置態様を示す側面図である。
【図10】図6の負荷緩衝ユニットのプリンタ筐体に対する他の設置態様を示す側面図である。
【図11】従来の負荷緩衝装置の一例を示した図である。
【符号の説明】
R ロール紙
10 プリンタ
10a フレーム
11 搬出口
12 印字ヘッド
13 用紙切断機構
14 搬送ローラ
15 回収機構
16 回収経路
17 回収トレイ
18 ガイドローラ
20 負荷緩衝装置
21 固定基板
21a、21b 固定ピン
22 回動板
22a アーム
22b 円孔
22c ガイド片
22d 固定ピン
23 ローラ
23a 円形羽根
24 回転軸
25a、25b 引張りコイルばね
26 固定リング
30 捩りコイルばね
31 孔
32 溝
33 カバー
34 ねじ

Claims (17)

  1. 搬送ローラの送りにより、ロール紙をその端部から引き出して印字部に供給し、該紙面上に印刷を行うプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置において、
    前記ロール紙の回転軸を中心に回動可能にされた回動板に一体に備えられ、前記ロール紙の回転軸を中心に所定角度回動可能にされたアームと、
    前記ロール紙のロール部分の外側で、前記アームから該ロール紙の幅方向に延び、前記ロール紙の引き出される部分が巻き掛けられるローラと、
    前記ロール紙の回転軸を中心とし、前記回動板の外形形状に沿った円弧状のガイドと、
    前記アームを付勢する付勢手段であって、その力の作用方向が前記回動板の回動方向に沿ったものとなるように、前記ガイドに沿って伸縮され、前記アームを第1の回動方向に付勢する第1の引張りコイルばね及び該第1の回動方向と逆方向の第2の回動方向に付勢する第2の引張りコイルばねを備えたものと、
    を備えたことを特徴とするプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  2. 前記第1及び第2の引張りコイルばねは、それぞれ、その一端が前記引き出し負荷緩衝装置側に固定され、その他端が前記プリンタの筐体側に固定されることを特徴とする請求項1記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  3. 前記第1及び第2の引張りコイルばねの前記プリンタの筐体側に対する固定点を可変としたことを特徴とする請求項2記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  4. 前記ロール紙の回転軸、前記アーム、前記ローラ及び前記付勢手段が、プリンタの筐体に対し着脱可能にユニット化されたものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  5. 搬送ローラの送りにより、ロール紙をその端部から引き出して印字部に供給し、該紙面上に印刷を行うプリンタの筐体に対し着脱可能にされたロール紙の引き出し負荷緩衝装置であって、
    前記プリンタの筐体に対して固定される固定基板と、
    前記固定基板と一体にされた前記ロール紙の回転軸と、
    前記回転軸を中心に回動可能にされたプレートと、
    前記プレートに設けられ、前記ロール紙の回転軸を中心とし、前記プレートの外形形状に沿った円弧状のガイドと、
    前記プレートに設けられ、前記ロール紙の回転軸を中心に回動可能にされたアームと、
    前記ロール紙のロール部分の外側で、前記アームから前記回転軸に対して略平行に延び、前記ロール紙の引き出される部分が巻き掛けられるローラと、
    前記搬送ローラにより前記ロール紙が送られる際の力により前記ローラを介して前記アームが回動される方向と逆方向に、前記アームを付勢する第1の引張りコイルばねであって、その一端を前記プレート側に固定され、その他端を前記固定基板側に固定される、前記ガイドに沿って伸縮される第1の引張りコイルばねと、
    を備え、
    前記第1の引張りコイルばねは、その力の作用方向が前記プレートの回動方向に沿ったものとなるように、前記ガイドに沿って伸縮されることを特徴とするプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  6. 前記プレートは略円盤状であり、前記アームは略円盤状のプレートの径方向に延びていることを特徴とする請求項5記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  7. 前記第1の引張りコイルばねの前記固定基板側に対する固定点を可変としたことを特徴とする請求項5又は6記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  8. 前記第1の引張りコイルばねの付勢方向と逆方向に、前記アームを付勢する第2の引張りコイルばねであって、その一端が前記プレートに固定され、その他端が前記固定基板側に固定されるものを備えたことを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  9. 前記第2の引張りコイルばねの他端は、前記第1の引張りコイルばねの前記固定基板側の固定点に固定されることを特徴とする請求項8記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  10. 前記ガイドは、前記アームの回動に応じて前記固定点に当接する突部を備えることを特徴とする請求項5〜9の何れかに記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  11. 前記ロール紙のロール部分の巻き量が所定量以下になった場合に、その検出を可能にするニアエンドセンサ素子を更に備えたことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  12. 前記ニアエンドセンサ素子は、前記ロール紙の径方向に対する位置を変更可能に取り付けられたことを特徴とする請求項11記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  13. 前記ニアエンドセンサ素子は、複数の定位置の何れかに選択的に取り付けられることを特徴とする請求項12記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  14. 前記ニアエンドセンサ素子は、所定移動範囲内の適宜位置に取り付けられることを特徴とする請求項12記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置。
  15. 請求項1〜14の何れかに記載のプリンタにおけるロール紙の引き出し負荷緩衝装置を備えたプリンタ。
  16. 前記ロール紙から引き出された用紙の終端を検出する紙端センサを、前記引き出し負荷緩衝装置のローラ近傍に備えたことを特徴とする請求項15記載のプリンタ。
  17. 前記プリンタの筐体上に、前記引き出し負荷緩衝装置の設置位置を複数備えたことを特徴とする請求項15又は16記載のプリンタ。
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